三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

1988年9月11日  

2018年10月17日 | 木本事件
■三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会の出発
 1988年9月11日、李基允さんと裵相度さんを追悼する碑を建立するための第1回準備会を大阪で開いた。この会は、3人の在日朝鮮人が呼びかけた。そのうちのひとりはわたしだった。
 準備会では、会の名称をどうするか、会の目的はなにか、朝鮮人と日本人の立場の違いを会の活動にどう反映させるかなどで、毎回、熱心な意見交換がおこなわれた。
準備会は翌年春まで毎月1回、大阪で開いた。
 会の名称が決まり、津で結成集会を開いたのは翌年4月23日で、6月4日には大阪でも結成集会を開いた。
 準備会発足後まもまく、李基允さんと裵相度さんの遺族を探すために、韓国の行政機関に問い合わせの手紙を送った。11月に、当時家族とともに木本町にいて、「事件」のあと、オモニ、妹たちといっしょに故郷の釜山に帰った裵敬洪さん(裵相度さんの二男)と連絡が取れた。
 さいしょの準備会から30年が過ぎた。三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会(以下、木本の会とする)はこの30年でなにをすることができたのか。なにができなかったのか。木本の会は、この30年、なにを経験してきたのか。

■「木本事件」の「現地調査」
 1989年1月28日―29日、第1回「木本事件」の「現地調査」をおこなった。28日の夜、宿所で地元の人たちも参加して、「木本事件」について話し合ったが、1926年に木本町でおきたことが、1989年の時点で、地元の人たちにもまだ記憶が生々しいことにおどろいた。
 この「現地調査」まで、わたしは7回か8回、熊野を訪ね、関係者や高齢の人たちに話を聞いたが、朝鮮人にたいする反感もふくめ、この地域の朝鮮人とのかかわりの深さに気づかされた。それらは、「木本事件」に根をもつものだ。
 この30年、熊野に通いつつ、熊野と朝鮮人とのかかわりは、この“根”を、地域の人たちの朝鮮人にたいする認識をあらたにするほど力強く育てることにはいたっていない、とわたしは考える。「この“根”を育てる」とはどういうことか? 地域の人たちとともに、「木本事件」の真相を明らかにし、繰り返さないためにどうするかを考え、李基允さんと裵相度さんを追悼する方法を考える。
 熊野地域とわたしたちは、深いかかわりをもったのも事実である。多くはないが熊野の人たちとの出会いが、わたしたちを励まし、支えてくれている。熊野の風景が見慣れたものになり、そこでの人びとの暮らしをおびやかす自然の脅威を心配する。だからこそ、この一見穏やかな街並みで起きた恐ろしい「事件」の真相を何十年たっても明らかにしたいと思うのである。
 
■熊野市への要請
 わたしたちは、6月4日の大阪での結成集会のとき、
   1、「事件」の再検証と、『熊野市史』(1983年3月)の書き換え。
   2、熊野市民に「事件」の真相を伝える。
   3、遺族、熊野市、建立する会の3者で、追悼碑を建立する。
   4、1990年1月3日あるいはその近い日に、三者で追悼行事を行う、
を会の参加者とともに決め、翌6月5日、結成集会に参加した裵敬洪さんと裵哲庸さん(裵相度氏の孫)とともに、はじめての熊野市との話し合いをおこない、この4項目を記した要望書を熊野市と熊野市教育委員会にわたした。
 木本の会は、1994年8月2日まで15回、熊野市と話し合いをおこなったが、この4項目を、実現させることができていない。
 1994年11月20日、木本の会は、土地の購入、石の選定などに協力者、賛同者から多くの力を得て、追悼碑の除幕式をおこなった。

■木本町から紀和町へ  紀州鉱山の真実を明らかにする会の結成 
 木本町から西に30キロほどのところに紀和町がある。毎年秋の「木本事件」の追悼のつどいと「現地調査」の翌日、紀和町で、紀州鉱山の「現地調査」をおこなった。紀州鉱山に1930年代末から朝鮮人が働き、おおぜいが亡くなったと、それまで地元の人たちの証言を得、複数の資料でも確認していた。
 1997年2月9日に、木本の会のメンバーが中心になって紀州鉱山の真実を明らかにする会が結成された。新しく会を作り、紀州鉱山への強制連行の真相をさらに明らかにする必要があるのではないかと、みんなで考えたからである。
 現在でも紀和町に行くのは、かんたんではない。朝鮮から紀州鉱山への道のりは、1930年代ははるかに厳しいものだったろう。韓国で聞いた証言はそれを裏付けてくれる。

■紀州鉱山に強制連行された朝鮮人に会いに韓国へ  
 木本の会が『1946年石原産業報告書』(1946年9月に石原産業が三重県内務部に提出した報告書。本文と紀州鉱山に強制連行された朝鮮人の名簿からなる)のコピーを1996年に入手し、そこに記載された当時の住所をもとに、はじめて生存者を訪ねたのは同年10月だった。
 さいしょは紀州鉱山に強制連行された人がいちばん多い江原道の麟蹄、12月に旌善を訪ねた。
 紀州鉱山の真実を明らかにする会を結成の3か月後、1997年5月には江原道麟蹄、旌善、平昌で紀州鉱山に強制連行された人たちを訪ねた。翌年、8月末~9月、2番目に多くの人が強制連行された慶尚北道を訪ねた。
 『1946年石原産業報告書』に記載された住所や名簿は、植民地時代のもので、姓名も「創氏改名」されていたが、行政機関の職員、地域の高齢者の助けで、出会えた人がおおい。各地の「敬老堂」には、よくお世話になった。

■紀和町から海南島へ
 紀州鉱山を経営していた石原産業は、日本軍が1939年2月、海南島に侵入してからは、日本軍とともに海南島に入り込み、海南島南部の田独鉱山で鉄鉱を略奪した。わたしたちは、1998年6月、はじめて海南島に行った。そして、日本政府・日本軍が海南島に、植民地朝鮮の刑務所から、獄中者を連行し、おおぜいの朝鮮人を殺害したことを知った。
 海南島に強制連行された獄中者は約2000人。そのうち、1000人以上が殺害されたと考えられるが、名前が確認できた人はわずかである。
 海南島では、朝鮮人だけでなく、台湾人、海南島人、大陸から連行された中国人、連合軍捕虜などが強制労働のはて、命を落とした。日本が海南島でおこなった侵略犯罪の実相はほとんど隠されたままである。

■海南島近現代史研究会
 2007年8月5日、木本の会と紀州鉱山の真実を明らかにする会のメンバーが中心になって、海南島近現代史研究会を創立した。海南島での日本の侵略犯罪は、日本政府も日本軍兵士や日本企業社員もみずからはほとんど明らかにしていない。

■この30年
 この30年、木本町、紀和町、朝鮮南部の各地、海南島の各地を訪ね歩き、そこで何があったのか、そこに住んでいた人びとになにがおきたのかを、知り、記録し、考えた。
 
                                      金靜美
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25回目と11回目の追悼集会に参加してください

2018年10月16日 | 集会
 1994年11月20日に李基允さんと裵相度さんを追悼する碑が除幕されてから24年になり、2008年3月9日に紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼するはじめての集会が開かれてから10年半あまりが過ぎました。
 李基允さんと裵相度さんを追悼する25回目の追悼集会と紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する11回目の追悼集会を開きます。
 みなさんの参加をお待ちしています。
  
     三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会
         http://www5a.biglobe.ne.jp/~kinomoto/
     紀州鉱山の真実を明らかにする会
         http://www.kisyukouzansinjitu.org/index.html

■李基允さんと裵相度さんを追悼する24回目の集会のご案内 
 と き:2017年11月17日(土) 午後2時 開会
 ところ:李基允さんと裵相度さんの追悼碑前(木本トンネル熊野市側入り口)
        JR熊野市駅から尾鷲方面に歩いて徒歩約8分です。

 追悼集会の後、「木本事件」の跡をたどりつつ、おふたりの墓のある極楽寺に行きます。


★写真パネル展
 追悼集会と合わせて、「木本事件」、「紀州鉱山への朝鮮人強制連行」などに関する写真パネルなどを展示します。ぜひ見にきてください!
 場所は、熊野市文化交流センター 多目的広場です。
    熊野市井戸町643。 電話 0597-89-3686。 JR熊野市駅をでてすぐ右です。
 [展示時間]●11月18日:13時~17時  ●11月19日:9時~16時
         
 ※追悼集会・写真パネル展とも参加費は無料です。


■紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する集会のご案内
 11回目となる紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する追悼集会を開催します。
 ぜひ、参加してください。

 と き:2017年11月18日(日) 午後1時 開会
 ところ:紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する碑前
       熊野市紀和鉱山資料館(熊野市紀和町板屋110)から徒歩2分です。

 当日、午前10時から12時まで、旧紀州鉱山地域の「現地調査」をおこないます。


【宿泊のご案内】
 11月17日夜、紀州鉱山で亡くなった朝鮮人の追悼碑に近い朝鮮人の飯場があった湯の口に宿泊し、夕食後に懇親会をひらきます。
 宿所は、熊野市紀和町にある「湯元山荘 湯ノ口温泉」です。
 宿泊を希望する方は連絡してください。
 宿泊費は、夕・朝食費をふくめ5500円ほどです。懇親会費は1500円ほどです。
   問い合わせ、宿泊申し込みは、
    pada@syd.odn.ne.jp にメールするか、090-8860-9961(竹本昇)に電話してください。
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『会報』64号・19号合併号発行のおしらせ

2018年10月15日 | 『会報』
 きょう(10月15日)、三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会『会報』64号と紀州鉱山の真実を明らかにする会『会報』19号の合併号を発行しました。
 内容は、つぎのとおりです。

      三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会
            http://www5a.biglobe.ne.jp/~kinomoto/
      紀州鉱山の真実を明らかにする会
            http://www.kisyukouzansinjitu.org/index.html
                    

  金靜美「1988年9月11日」。
  斉藤日出治「三重県木本で虐殺された李基允さんと裵相度さんを追悼する集会(2017年
 11月18日)の記録」
  竹本昇「紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する集会(2017年11月19日)の記録」。
  【新聞記事】
    汐崎信之「朝鮮人労働者の冥福祈る 旧紀州鉱山 追悼集会に50人」、『毎日新聞』
   2017年11月20日朝刊、熊野版。
    木造康博「戦中の歴史 記憶する  紀和 朝鮮人労働者を追悼」、『中日新聞』2017
   年11月21日朝刊、くろしお版。
    「徴用犠牲者を追悼 市民集会 民団三重から発参加 紀州鉱山」、『民団新聞』2017
   年11月29日)。

  殷慶基「紀州鉱山追悼式を民団の継続事業として」。
  郭政義「紀州鉱山にて」。
  申正春「被害者の恨(ハン)はいつ晴れるか  初めて集会に参加して」。
  S「個人と組織」。

  竹本昇「ピースおおさか改悪リニューアル裁判報告 3」。
  竹本昇「設置理念に則ったピースおおさかを取り戻す会について」。
  【新聞記事】
    遠藤浩二「大阪市の非開示 逆転「違法」 ピース大阪展示変更」、『毎日新聞』2017年
   9月2日朝刊。
    采沢嘉高「大阪府も逆転敗訴 ピース大阪文書非公開」、『朝日新聞』2017年12月1日
   朝刊。
    湯谷茂樹「日本軍加害展示 復活を ピース大阪撤去 市民団体を結成」、『毎日新聞』
   2018年5月3日朝刊、大阪市内版。

  佐藤正人「海南島近現代史研究会第21回定例研究会声明について」。
  日本政府に2015年12月28日の「日韓合意」の撤回を求める。
  일본정부에 2015년12월28일 ‘한일합의' 의 철회를 요구한다。

  海南島近現代史研究会第21回定例研究会(2018年2月3日)報告。
  海南島近現代史研究会第12回総会・第22回定例研究会(2018年8月18日)報告。

  日置真理子「朝鮮学校への差別に反対」。
  小田伸也「戦争法と経済的徴兵制」。
  金靜美「小川茂子さんのこと」。
  金靜美「熊野市立図書館と「木本事件」・紀州鉱山にかんする資料」。
  金靜美「黄尚徳さん」。

  【写真】2017年11月19日 追悼の場で
  【写真】2017年11月19日 紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する第10回集会のとき

     B5版 32頁。 定価 200円(送料140円)
     連絡先 和歌山県海南市日方1168 紀州鉱山の真実を明らかにする会
     郵便振替口座記号番号 00920-3-247174 
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「北側の家族に会えず亡くなった南側離散家族は7万人以上…毎年約3500人が他界」

2018年10月14日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31787.html
「The Hankyoreh」 2018-10-06 07:19
■北側の家族に会えず亡くなった南側離散家族は7万人以上…毎年約3500人が他界
 離散家族再会を申請した5人のうち1人が90代以上 
 キ・ドンミン議員「離散家族再会を加速化すべき」

【写真】光復節を機に開かれた「第21回離散家族再会行事」(第2次)最終日の8月26日午後、北朝鮮の金剛山ホテルで南側の再会団がバスに乗って先に帰る北朝鮮の家族たちと別れを惜しんでいる=写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮にいる家族と一度も会わずにこの世を去った南側の離散家族は、昨年基準で7万867人であることが確認された。国会保健福祉委員会所属のキ・ドンミン共に民主党議員が大韓赤十字社から提出してもらった資料によると、離散家族再会申請者13万2731人のうち、再会できたのは合わせて2746人で全体の2.06%に過ぎない。
 このように北側に残した家族に会うための敷居は高いが、残った時間は多くない。2014年には生存している離散家族再会申請者6万8264人のうち、12.6%の8592人が90代以上の超高齢者だった。しかし、今年8月基準では離散家族再会申請者5万6707人のうち90代以上が1万2061人で、全体の21.3%を占めている。北側の家族との再会を待っている離散家族5人のうち1人が90代以上であるわけだ。北側の家族に会えず他界した離散家族の規模は最近4年間で毎年3500人に達する。
 南北は「9月平壌の共同宣言」で離散家族常設面会所の開所に合意した。近いうちに面会所施設の復旧が行われ、2007年以降中断された大韓赤十字社の画像再会システムも再開される見通しだ。
 キ・ドンミン議員は「離散家族らの切迫した気持ちを考慮し、一人でも多く、亡くなる前に家族に会えるようにしなければならない」とし、「赤十字社の画像再会システムの運営再開などをさらに加速化すべきだ」と話した。

チョン・ファンボン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/864635.html
韓国語原文入力:2018-10-05 20:31
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「韓国女性相 慰安婦問題の速やかな解決表明=被害者と面談」

2018年10月13日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/10/11/0200000000AJP20181011001900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/10/11 13:59
■韓国女性相 慰安婦問題の速やかな解決表明=被害者と面談
【広州聯合ニュース】先月就任した韓国の陳善美(チン・ソンミ)女性家族部長官は11日、旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送る施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪れ被害者と面談し、被害者支援財団「和解・癒やし財団」の運営問題をはじめとする慰安婦問題を速やかに解決するとの方針を表明した。

【写真】慰安婦被害者と指切りしながら問題解決を約束する陳長官(右)=11日、広州(聯合ニュース)

 陳氏は和解・癒やし財団について「(問題解決に向けた)早い処理をお見せできるよう多様な方法について悩み、相談するようにしたい」と述べた。
 同財団は朴槿恵(パク・クネ)政権時代だった2015年末の慰安婦問題を巡る韓日合意に基づき、日本が拠出した10億円により設立されたが、韓国内で合意を巡る論争が続き、現在はその機能が事実上停止した状態だ。
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月、米ニューヨークで行った安倍晋三首相との会談で、財団について「国民の反対により正常に機能することができず、枯死せざるを得ない状況」としながら、「知恵を出し、けりをつける必要がある」と述べた。
 陳氏と面談した被害者4人は財団を巡る問題の解決を求めるとともに、日本政府が正式な謝罪と法的賠償をするよう努力してほしいと訴えた。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/10/10/0200000000AJP20181010002700882.HTML
「聯合ニュース」 2018/10/10 16:04
■韓国外相が北朝鮮核・慰安婦問題で答弁 国会国政監査
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は10日、国会による国政監査で、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場に対する今後の査察などに韓国の専門家を参加させることについて「米国と緊密に意思疎通している」と述べた。国際査察団への韓国専門家の参加が必要だとする議員の指摘に答えた。米政府によると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は7日に訪朝したポンペオ米国務長官に対し、5月に爆破作業を実施した豊渓里核実験場の廃棄を検証するため査察官を招く用意があると伝えた。

【写真】国政監査で答弁する康長官=10日、ソウル(聯合ニュース)

 康氏は、朝鮮戦争の終戦宣言を行った後に北朝鮮が再び核実験などを強行した場合について尋ねられると、「趣旨と善意に反する行動、挑発があれば(宣言を)取り消すことができる」と応じた。
 また、国連安全保障理事会の制裁決議を含む対北朝鮮制裁は「完全な非核化に対する確信ができるまで継続される」と述べた。
 旧日本軍の慰安婦問題に関する質問も出た。康氏は、2015年末の韓日合意に基づき慰安婦被害者を支援するため韓国に設立された「和解・癒やし財団」に日本政府が拠出した10億円の扱いについて問われ、「被害者中心という原則、そうした方向に進むべきだと考えるが、日本側と外交的な意思疎通が必要な部分がある」と述べた。
 同財団は10億円で被害者と遺族に対する「癒やし金」の支給事業を行ったが、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は慰安婦合意に対する検証を経て、日本拠出の10億円全額を政府の予算で置き換えることを決めた。財団は現在、機能停止の状態にある。
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「南北が慰安婦など日本戦争被害国際大会を開催」

2018年10月12日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31796.html
「The Hankyoreh」 2018-10-07 21:42
■南北が慰安婦など日本戦争被害国際大会を開催
 イ・ファヨン京畿平和副知事、南北合意…翌月中旬に開催へ 
 玉流館の京畿道誘致も推進…イ・ジェミョン知事の訪北は年内に

【写真】イ・ファヨン京畿道平和副知事が7日、京畿道庁のブリーフィングルームで訪北結果を説明している=京畿道提供//ハンギョレ新聞社

 太平洋戦争当時、日本の戦争犯罪被害をこうむった南北と東アジア国家の代表が参加する国際学術会議が、来月京畿道で開かれる。北朝鮮の代表的な冷麺料理店の玉流館(オクリュクァン)の京畿道支店設置も推進される。
 10・4首脳宣言11周年記念式に参加するために4~6日北朝鮮の平壌を訪問し帰ってきたイ・ファヨン京畿道平和副知事は7日、記者会見を行い「アジア・太平洋の平和繁栄のための国際大会」開催など、6個の交流協力事業を推進することで北側と合意したと明らかにした。京畿道と北朝鮮側高位関係者が合意した「アジア・太平洋の平和繁栄のための国際大会」は、京畿道で来月15日頃に開く予定であり、場所は高陽(コヤン)キンテックスが有力だ。この行事には南北の専門家と「慰安婦」被害者など戦争犯罪の被害者をはじめ中国、ミャンマー、フィリピンなど東アジアの戦争被害当事国の関係者が参加し、日本の鳩山由紀夫元首相を招請する方案も検討されている。イ副知事は「今回確定した学術大会は、南側が主催し北側が参加する初の学術大会になるだろう」としながら「北側から高位級関係者が来ると期待する」と話した。

【写真】イ・ファヨン京畿道平和副知事が7日、京畿道庁のブリーフィングルームで訪北結果を説明している=京畿道提供//ハンギョレ新聞社

 イ副知事の訪北期間に玉流館の南側支店を設置する方案も論議された。イ副知事は「玉流館の誘致は、今回の訪北期間に即席で話したのではなく、就任以後中国で北側高位関係者と数回会って議論してきた問題」と紹介した。同時に「単純な支店水準ではないだけに、現地の人と現地の食材料が来なければならず、宿泊の問題もある。北側が考える最高の立地は京畿道」だとして「玉流館韓国1号店」の誘致に強い意志を示した。ただし、大規模な現金投資が必要なだけに、対北朝鮮経済制裁対象に含まれることがあり、今のところは“協議”の水準で進めているとイ副知事は付け加えた。
 京畿道はこれと共に、黄海道地域の一つの農場を農林複合型(スマートファーム)示範農場に指定して施設を改善し京畿道が2007年に作ったがその後に交流が途絶えた開豊(ケプン)養苗場も復元事業を進めることにした。これらの事業が再開されれば、2010年5・24措置以後に中断された南北交流協力事業が8年ぶりに再開されるわけだ。
 この他に、国際プロボクシング大会南北単一チーム構成と開城(ケソン)-坡州(パジュ)平和マラソン大会など、体育・文化・観光での相互協力▽MERS・鳥インフルエンザなど超国家伝染病と結核および駆虫予防事業などの保健衛生防疫事業▽障碍者団体との協力事業も推進される。
 イ平和副知事は、これら6個の合意事項の具体的実践方案と個別的事案に対する書面合意などのため、イ・ジェミョン京畿道知事と京畿道基礎自治団体長、京畿道議会などが年内に北朝鮮を訪問することも推進されていると明らかにした。イ平和副知事は「今回の合意は、地方自治体次元で南北交流協力事業を画期的に増進し、ひいては朝鮮半島の平和と繁栄に寄与するという点で大変重要な成果と自負する」と話した。

ホン・ヨンドク記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/864759.html
韓国語原文入力:2018-10-07 17:51


https://japanese.joins.com/article/962/245962.html?servcode=400§code=420&cloc=jp|main|top_news
「中央日報日本語版」 2018年10月11日13時08分
■日本右翼の攻撃を受けて慰安婦問題を掘り下げた日系米国人監督

【写真】キュメンタリー『日本軍慰安婦問題の主戦場』。釜山(プサン)映画祭での3回の上映のうち12日の最後の上映が残っている。(写真=釜山国際映画祭)

「ほとんどの日本人は旧日本軍慰安婦問題がよいことでないことを知っているが、これ以上謝罪は必要ないと考えている。『慰安所は合法的だったし、すでに謝罪をした』という政府の言葉を信じているからだ。韓国と日本がまた和解するには歴史に関する正しい教育と理解がカギになる。これを土台に日本政府は心から謝罪しなければいけない」。
 今年の第23回釜山(プサン)国際映画祭でドキュメンタリー『日本軍慰安婦問題の主戦場』を公開した日系米国人監督ミキネ・デザキ(Mikine Dezaki)氏(35)の言葉だ。デザキ氏の最初の作品となるこのドキュメンタリーは、慰安婦被害者とその支持団体・学者だけでなく、慰安婦の存在を否定する日本自民党、極右女性団体なでしこアクション、親日派米国人トニー・モラノ氏などの深層インタビューを含んでいる点が目を引く。
 ドキュメンタリーに登場した日本の右翼は被害女性の不正確な陳述を攻撃しながら「慰安婦はいたが『性的奴隷』ではない。本人は望まなかったかもしれないが、親の借金を返すために働いたのだから韓国内の家父長制度が問題だ。米国などの慰安婦少女像設置には中国の力が働いた」と繰り返し主張する。人権問題でなく国家間の対立に向かわせるこうした盲目的で矛盾した論理は、逆説的にその底意を疑わせる。
 デザキ氏が慰安婦問題に注目し始めたのは、彼自身がこうした国粋主義者から攻撃を受けたのがきっかけになった。釜山で会ったデザキ氏は「米フロリダでアジア系移民者として人種差別と向き合いながら育った」とし「2007年から5年間、交換教育プログラム講師として日本で働く間、在日韓国人などに対する差別を見て他人事のようでなかった。日本国内では人種差別に関する認識や議論が足りないと考え、ユーチューブでそのような話をしたところ、意外にも激しい攻撃を受けた」と述べた。デザキ氏は「日本国内の人種差別(Racism in Japan)」と題した映像によって日本国粋主義勢力に個人情報が暴かれ、悪質な書き込みに苦しめられた。米日刊紙ワシントンポストがこれを報道し、映像の照会数は90万回に迫った。
 その後1年間はタイで僧侶として過ごし、日本に戻って大学院で国際関係学を専攻することになったデザキ氏は、自分のように右翼勢力から攻撃を受けた人たちに視線を向けた。代表的な事例が慰安婦証言を初めて報道した植村隆元朝日新聞記者だった。デザキ氏は「日本の右翼はなぜ慰安婦問題を伏せようとするのか気になって調べてみると、日本と韓国のメディアが相反する見方をしていた」とし「実際にどんなことがあったのかを発見しようと30人ほどにインタビューをした」と話した。「当初、日本の右翼が正しいかもしれないと思ったが、他の学者や歴史家に会って人道主義的な観点に目を向けるようになった」とし「先入観なく取材するというのは容易でなかったし、編集も難しかったが、わずか数人の観客でも私がたどった過程によって考えが変わることを望んでこのドキュメンタリーを制作した」と語った。
 デザキ氏は慰安婦問題に関する安倍政権の国粋主義フレームの背後に日本会議(天皇制復活と靖国神社参拝を促す最大極右団体)との政治的癒着があると指摘した。また米国が中国の膨張を牽制するために北東アジア最前線友好国の韓国と日本の拙速和解に圧力を加えてきたと主張した。一方では慰安婦が20万人という韓国側の数値が誇張されている可能性を提示し、「誤った数値は日本の右翼に攻撃の口実を与えかねない。慰安婦問題に関して建設的な対話をするには韓国・日本ともに自国中心のフレームから抜け出さなければいけない」と主張した。
 ドキュメンタリーには「私たちの子孫のことを考えて私たちは正しい歴史を教え、正しい教育をしなければいけない」という慰安婦被害者の李容洙 (イ・ヨンス)さんの言葉が引用される。これはそのまま韓国にも適用される。デザキ氏は7日、今回の映画祭に『記憶の戦争』を出品したイ・キル・ボラ監督と公開対談をした。『記憶の戦争』はベトナム戦争当時の韓国軍の良民虐殺を扱ったドキュメンタリーだ。デザキ氏は「韓国の人たちが見なければいけない映画」とし「攻撃を受けることを知りながらも自国の過ちと向き合うイ・キル・ボラ監督は非常に勇敢だと思う」と述べた。デザキ氏は自分のドキュメンタリーでも、ベトナム戦争当時に韓国軍も慰安所を運営してベトナム女性を強奪したとし、これは日本軍が韓国軍に残した悪い残滓だったと指摘した。
 釜山映画祭のホ・ギョン・プログラマーは今回のドキュメンタリーについて「制作の過程で日本の右翼の脅迫を受けながら監督が命がけで作った作品」と語った。これに関しデザキ氏は「社会や人に貢献できる職業を持ちたくて医師になる準備していたが、タイに行って僧侶として過ごし、瞑想を勉強することになった」とし「死に関する瞑想に集中し、人生の質は人生の長さと関係がないことを悟った。命をかけてもやるべきことはやらなければいけないと決心した。この映画をより多くの日本の人たちに見せるためにユーチューブに公開することも考えている」と伝えた。
 デザキ氏は次の作品のテーマとして日本国内の性暴力被害、難民問題などを考えている。「慰安婦について調査する過程で日本国内で男性による性犯罪がいかに多く隠されているかを知った」とし「韓国は『#MeToo(ミートゥー)運動』で性戦争が起きているが、日本は不幸にも依然として被害者が話しにくいようだ。現職男性記者の性暴力を告発した伊藤詩織氏の勇気は社会に大きな波紋を起こすものだが、拡大せずに止まってしまった」と述べた。また「隠蔽された権力関係では弱者が常に苦痛を受ける」とし「大衆がこうした事案にもっと関心を持って話せるようにすることが重要だ。対話を始めるには少なくとも知らなければいけない」と強調した。
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「「慰安婦問題いじめ」右翼団体に相談しろと言う日本政府」

2018年10月11日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/international/31805.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-10-08 22:31 修正:2018-10-09 07:12
■「慰安婦問題いじめ」右翼団体に相談しろと言う日本政府
 ニューヨークの日本領事館相談窓口で 
 右翼団体紹介して物議 
 民間団体「ひまわりJAPAN」、慰安婦記念碑設置に反対 
 「慰安婦は売春婦、報酬も十分に受けた」主張 
 歴史問題でいじめ主張自体が無理という指摘も

【写真】ひまわりJAPANホームページ初期画面より//ハンギョレ新聞社

 ニューヨークの日本総領事館が、歴史問題でいじめにあった場合、相談を要請できる窓口として右翼団体を紹介し物議をかもしていると東京新聞が8日伝えた。
 駐ニューヨーク日本総領事館は、6月から「歴史問題によっていじめ被害を受けたり被害の事実を知っている人は領事館に連絡するなり、以下の民間団体に相談することを望む」という案内文をホームページに出した。日本総領事館が相談窓口の運営を委託した民間団体は「ひまわりJAPAN」という団体だ。米国に建てる慰安婦被害者記念碑建設反対運動の先頭に立ってきた団体だ。
 この団体は、ホームページで自分たちを「2016年6月ニューヨークとニュージャージーに住む日本女性たちが集まって結成し、米国に住む日本人に正しい日本の歴史を伝え子どもたちが日本人として誇らしく生きていくよう支援する団体」と紹介した。
 ひまわりJAPANは、ホームページに他の極右団体である「なでしこアクション」が作成した日本軍「慰安婦」資料集を載せた。資料集には「慰安婦は“慰安所”で売春婦として仕事をした女性」とし「報酬も十分に受けた」という主張が含まれている。この団体が結成後に主催した初の講演会には「LGBT(性的少数者)は子どもを産むことができない。生産性がない」という話で波紋を起こした杉田水脈・自民党議員など極右が参加した。
 日本の外務省は、慰安婦問題をめぐる韓日間の葛藤が尖鋭化すると、2014年からワシントンの駐米日本大使館と駐サンフランシスコ、駐ロサンゼルス領事館などに「慰安婦問題を含む歴史問題によるいじめ」にあった場合に相談できる窓口を作り始めた。
 一方、読売新聞はこの日、複数の韓日関係消息筋を引用して、カン・ギョンファ外交部長官が先月11日、ベトナムのハノイで日本の河野太郎外相に対し、年内に「和解・癒やし財団」を解散する計画を通知したと伝えた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月25日、ニューヨークで安倍晋三首相に「慰安婦被害女性たちと国民の反対で和解・癒やし財団が正常に機能できず枯死せざるをえない状況」とし解散の方針を示唆したことがある。河野外相はこの出会いで、文大統領の早期訪日を要請したが、カン長官が文大統領の訪日は和解・癒やし財団の解散以後になるだろうと答えた同新聞は伝えた。

東京/チョ・ギウォン特派員
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/864941.html
韓国語原文入力:2018-10-08 20:47


https://japanese.joins.com/article/864/245864.html
「中央日報日本語版」 2018年10月08日11時33分
■「慰安婦問題でいじめられたら相談を」…日本政府、米国で相談窓口運営
 日本政府が米国内の自国民のために大使館と総領事館に相談窓口を運営中だと東京新聞が8日に報道した。
 同紙によると、日本政府はワシントンの日本大使館とニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴの総領事館に「歴史問題に起因する法人に対するいじめ相談窓口」を運営している。
 日本政府は慰安婦問題により米国など海外の日本人がいじめにあっていると判断し相談窓口を運営中だ。この相談窓口は歴史問題でいじめ被害を受けたりそのような被害に対して聞いたことがある人たちの相談を受け付ける。
 これは慰安婦問題に対する誤った報道で在外日本人が被害を受けているという極右団体の認識と似ている。
 特に日本政府はニューヨークの相談窓口を慰安婦像設置に反対する極右団体「ひまわりJAPAN」に委託して運営している。
 この団体はホームページに「慰安婦問題などの過去の歴史問題に関わることであれば、些細なことでも結構です」と書き相談を積極的に誘導している。
 ひまわりJAPANは「朝日新聞の慰安婦報道で在米日本人がいじめにあっている」と主張し謝罪広告を要求する民事訴訟を起こした団体でもある。
 ニューヨークとニュージャージーに居住する日本人女性らが作ったこの団体は、「米国に正しい歴史を伝え子どもたちが日本人として誇りを持って暮らせるように支援すること」を目標に掲げている。
 この団体のホームページは、韓国系と中国系アメリカ人により米国に慰安婦像が設置されることを「歴史戦」「情報戦」と表現し、日本の子供たちを巻き込んで「偏向教育、嫌がらせ、いじめ」が現れていると書かれている。
 東京新聞は、こうした相談窓口の運営と関連し批判世論が激しいとし、ニューヨークで15年以上暮らしたが歴史問題によるいじめは聞いたこともないというある在米日本人の指摘を伝えた。
 実際に相談窓口に寄せられた事例があるのかも明確でない。
 日本外務省関係者は東京新聞に「相談事例がある」としながらも、プライバシー保護のため相談件数は明らかにできないと話した。
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「米WP「日本、戦時に売春強要」…今年のノーベル平和賞、慰安婦反省につながるか」

2018年10月10日 | 日本軍隊性奴隷
https://japanese.joins.com/article/851/245851.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news
「中央日報日本語版」 2018年10月08日08時50分
■米WP「日本、戦時に売春強要」…今年のノーベル平和賞、慰安婦反省につながるか

【写真】ノルウェー・ノーベル委員会が5日(現地時間)、コンゴ民主共和国の性暴行被害女性を助けた医師デニ・ムクウェゲ氏とスンニ派極端主義武装組織「イスラム国家」(IS)の性暴力蛮行を告発した女性活動家ナディア・ムラド氏を2018年ノーベル平和賞受賞者に選定した。(ノーベル委員会ホームページ)
今年ノーベル平和賞受賞者に「戦争性犯罪」に立ち向かうコンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ氏とイラクのナディア・ムラド氏が選ばれ、旧日本軍慰安婦問題にも改めて言及されている。

 ワシントンポスト(WP)は5日(現地時間)、コンゴ内戦で性暴力を受けた女性を治療したムクウェゲ氏と「イスラム国(IS)」の性暴力を告発したムラド氏の受賞を伝え、旧日本軍慰安婦問題に言及した。
 WPは「第2次世界大戦中、日本の軍人は占領した領土で数十万人の女性を拉致し、売春を強要した」と報じた。20世紀にあった旧日本軍慰安婦問題の深刻性を過小評価したのが今日の戦争性犯罪につながっているというのがWPの分析だ。
 WPは「数世紀間の戦争で性犯罪が絶えず発生したが、20世紀に入って戦争で性犯罪がより体系的に使われた」とし、その例として旧日本軍慰安婦を挙げた。続いて「戦後、連合軍は強姦など人権じゅうりんが繰り返されるのを防ぐためいくつかの措置を取ったが、性暴力はその後も副作用としてのみ言及されてきた」と伝えた。
 研究者らは20世紀後半に入って強姦が戦争で核心武器として使われてきたという事実を認めたが、それ以降も戦争性犯罪は絶えなかった。欧州委員会(EC)によると、1992-1995年に発生したボスニア内戦でイスラム女性2万人が性暴力を受けた。1996年に発表された国連報告書も「過去のルワンダ内戦当時も民族浄化の目的で生きているほとんどすべての女性が強姦にあった」と伝えた。
 WPは依然として戦争性犯罪予防のための努力が不足していると指摘した。WPは「20年以上も紛争地域で発生した性暴力を起訴したり予防しようという体系的な努力はまだ存在しない」とし「シリア、イラク、ブルンジなど数カ国で個人活動家や民間団体がこれを解決するために努力している」と伝えた。
 一方、ムクウェゲ氏は7日、日本共同通信のインタビューで「日本をはじめとする世界の人たちが性暴力に立ち向かう責任がある」と述べた。これに関し旧日本軍慰安婦問題を念頭に置いた発言ではないかという分析も出ている。ムクウェゲ氏は2016年にソウル平和賞の受賞者として韓国を訪問した当時、「慰安婦被害者の証言映像を見たが、心に深く響いた」と語った。


http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1493042/1
「東亞日報」 October. 08, 2018 08:12
■ノーベル平和賞受賞のムクウェゲ氏、「日本をはじめ世界中の人々に性暴力に立ち向かう責任がある」
 「日本をはじめ世界中の人々に、性暴力に立ち向かう責任がある」。今年のノーベル平和賞の共同受賞者に選ばれたコンゴ民主共和国(旧ザイール)の医師、デニ・ムクウェゲ氏(63)は7日、共同通信とのインタビューでこのように話した。ムクウェゲ氏は、「ノーベル賞受賞で性暴力被害女性の苦しみを世界に伝えることができた」と強調した。
 産婦人科医のムクウェゲ氏は、コンゴ内戦の中で、残酷な性暴力や身体を傷つけられた女性被害者の治療に尽力し、今年のノーベル平和賞受賞者に選ばれた。
 日本のメディアに対するインタビューのためでもあるが、ムクウェゲ氏が「責任」を言及し、特に日本を言及したのは、日本の戦時性暴力である慰安婦問題を念頭に置いたと見える。
 日本のメディアは、ムクウェゲ氏が2016年に日本を訪問した際、慰安婦問題に大きな関心を示したことに注目している。日本の市民団体「女たちの戦争と平和資料館(WAM)」の池田恵理子名誉館長は当時、慰安婦資料館にムクウェゲ氏を案内した。
 池田氏は7日付の朝日新聞に「ムクウェゲ氏は元慰安婦の女性の状況についても熱心に耳を傾けていた」とし、「国境を越えて、国家が罪を犯して、女性が黙り込んでしまう状況を何かをしなければ、という気持ちが感じられた。この人が評価されたことは大歓迎だ」と語った。
 ムクウェゲ氏は2016年、ソウル平和賞を受賞して訪韓した際、あるインタビューで、「東京を訪れた時、慰安婦女性の証言映像を見たが、心に深く打たれた。おばあさんがコンゴで私が治療した15、16歳の少女たちと同じ話をしていた」と話した。
 「コンゴの性暴力と紛争を考える会」の米川正子さん(51)は6日、東京で行われた記者会見で、「ムクウェゲ氏には現実を知ってもなぜ動いてくれないのかとの思いがある。一人ひとりが何ができるかを考えてほしい」と強調した。会は16年にムクウェゲ氏を追った映画「女を修理する男」に日本語字幕をつけ、日本各地で上映会を開き、ムクウェゲ氏の来日講演を実現させた。
 ムクウェゲ氏は共同通信インタビューでは、自身が治療した性暴力の被害患者の中には1歳6ヵ月の女児もいたとし、「とても悲しかった。治療に臨んだスタッフの多くがトラウマを負った」と話し、性暴力の悲惨さと解決への努力を国際社会に呼びかけた。
 ムクウェゲ氏はコンゴ紛争について、世界的に需要が高いレアメタル(希少金属)をめぐる「経済戦争」と断言し、「人々と企業が利益だけを考えている。利益追求が性暴力被害者の苦しみと直結しているということから目をそらしてはならない」と強調した。また、「兵士たちが性暴力を家族と地域コミュニティを破壊するための『戦争の兵器』として利用している」と批判し、「解決のためには政治の力が必要だ」と強調した。
 ムクウェゲ氏は、性暴力被害を訴える「#MeToo(私も)」運動の拡大を言及し、「最近数年間、(以前に比べて)女性が被害を明らかにできる状況になっている。(問題解決に)希望がある」と話した。
     徐永娥 sya@donga.com
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「慰安婦合意「崩れつつある」=文大統領の国連演説評価-韓国団体トップ」

2018年10月09日 | 日本軍隊性奴隷
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100300740&g=soc
「時事ドットコムニュース」 2018/10/03-15:04
■慰安婦合意「崩れつつある」=文大統領の国連演説評価-韓国団体トップ

【写真】抗議集会で演説する韓国の団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の尹美香理事長=3日、ソウル

【ソウル時事】慰安婦問題に関する日韓政府間合意に反対している韓国の団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の尹美香理事長は3日、ソウルの日本大使館前で開かれた水曜恒例の抗議集会で演説した。尹氏は「文在寅大統領はついに、国連総会の演説で慰安婦問題を取り上げた」と評価、「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった合意について「破棄されていないものの、崩れつつある」と主張した。
 文大統領は演説で「わが国は日本軍の慰安婦動員の被害を直接経験した」と述べ、紛争下の性暴力根絶に向けた国際社会の取り組みに積極的に参加していく考えを表明していた。
 尹氏は「われわれの目的は単なる合意の破棄だけではない」と強調、日本政府による元慰安婦への法的賠償などを求め、引き続き運動を展開していく方針を示した。
 また、済州島で10日から行われる国際観艦式に「日本の艦艇がわが国海軍の反対にもかかわらず、戦犯旗である旭日旗を掲げて参加する計画だ」と批判。「そうした事態が起きないよう、われわれは一丸となって声を上げなければならない」と訴えた。


https://japanese.joins.com/article/870/245870.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年10月08日13時34分
■韓国外交長官、日本に「和解・癒やし財団」年内解散方針を通知
 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が先月初め、河野太郎外相に対し、旧日本軍慰安婦被害者を支援するための「和解・癒やし財団」を年内に解散する方針を伝えたと、読売新聞が8日、複数の韓日関係筋を引用して報じた。
 同紙は「通告があったのは9月11日にハノイで開かれた日韓外相会談で、康氏は『財団を年内に解散する』と明言し、日本側が要請している文在寅(ムン・ジェイン)大統領の来日については『財団解散後になる』と話した」と報じた。
 これに先立ち文大統領は先月25日(現地時間)、米ニューヨークで安倍晋三首相と首脳会談をした当時、「慰安婦被害者と国民の反対で和解・癒やし財団は正常に機能せず、枯死するしかない状況」と述べ、財団の解散を示唆した。
 同紙は「慰安婦問題の『最終的かつ不可逆的な解決』を確認した2015年の日韓合意が形骸化することになる」と指摘した。


https://www.yomiuri.co.jp/politics/20181007-OYT1T50134.html
「YOMIURI ONLINE」 2018年10月08日 10時58分
■韓国、慰安婦財団「年内に解散」…合意形骸化
 韓国の康京和カンギョンファ外相が今年9月、日本との政府間合意に基づき元慰安婦を支援するために設立された「和解・癒やし財団」を年内に解散すると河野外相に伝えていたことが分かった。慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した2015年の日韓合意が形骸化することになる。
 複数の日韓関係筋が明らかにした。韓国政府は財団の解散を示唆してきたが、正式に解散を通告したことが分かったのは初めて。
 通告があったのは9月11日にハノイで開かれた日韓外相会談で、康氏は「財団を年内に解散する」と明言した。その上で、日本側が要請している文在寅ムンジェイン大統領の来日について「財団解散後になる」と語った。
 これに対し、河野氏は「財団解散は受け入れられない」と主張し、文氏の早期来日を改めて求めた。康氏は財団解散の具体的な時期は明らかにしなかった。
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「サンフランシスコ市が「姉妹提携破棄」した大阪市に厳しい一針」

2018年10月08日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/international/31784.html
2018-10-05 22:37
■サンフランシスコ市が「姉妹提携破棄」した大阪市に厳しい一針
 大阪市、慰安婦記念碑を撤去しなければ姉妹提携破棄 
 サンフランシスコ市長「記念碑は性的奴隷化苦痛の象徴」 
 「市長1人が市民どうしのきずなを切ることはできない」と一針

【写真】サンフランシスコ市内に「女性の強靭さの柱」という作品名で設置された慰安婦記念碑=作家スチーブン・ワイアットのフェイスブックより

 「サンフランシスコ慰安婦被害者記念碑は、性的奴隷化と人身売買の苦痛を強要され、今も強要されているすべての女性の象徴だ」。
 日本の大阪市が、慰安婦被害者記念碑の設置に反発して姉妹提携を破棄すると、米国サンフランシスコ市の市長が4日(現地時間)、反論声明を発表した。
 サンフランシスコ市のロンドン・ブリード市長は声明で「(慰安婦)被害者は尊重される価値がある。慰安婦記念碑は、私たちが決して忘れてはならない教訓と事実を呼び覚ます」と明らかにした。ブリード市長は「市長1人が60年以上続いてきた二つの都市市民の関係を一方的に終えることは不可能だ。私たちが見るには、サンフランシスコと大阪の姉妹都市関係は両都市市民間のきずなを通じて今も続いている。サンフランシスコは二つの偉大な都市をつなぐきずなを今後も強化することを願う」とも述べた。

【資料写真】ロンドン・ブリード・サンフランシスコ市長//ハンギョレ新聞社

 これに先立って今月2日、大阪市の吉村洋文市長はサンフランシスコ市内のセントメリーズ公園に慰安婦記念碑が設置されたことに抗議して、1957年から続いて来た両都市の姉妹提携を破棄すると通知した。吉村市長は公開書簡で「(慰安婦被害の実態は)歴史研究者の間でも意見が分かれている。慰安婦の数、旧日本軍の関与程度、被害規模などが不明確だ。不正確で一方的な主張を歴史的事実として(記念碑に)書き込んだ」として「これは歴史を直視することではなく単純な日本批判に過ぎない」と主張した。
 サンフランシスコ慰安婦記念碑には「1931年から1945年まで、日本帝国軍隊が“慰安婦”と呼ばれたアジア・太平洋13カ国の数十万人の少女と女性を性的に奴隷化し苦痛を与えたという証言がある」という字句が書かれている。大阪市は、内容が不正確だと主張するのを超えて「他国の軍隊にも問題があった」として“希釈化”まで試みた。「戦時の性問題は旧日本軍だけの問題ではなく、第2次世界大戦の中で米軍、英国軍、フランス軍、旧ソ連軍などでも存在した」と主張した。
 昨年9月、サンフランシスコの市民団体「慰安婦正義連帯」は、記念碑を市に寄贈する形式で設置した。記念碑は、韓国、中国、フィリピンの少女が互いに手を握り囲まれていて、これを韓国居住の慰安婦被害者として初めて被害の事実を実名で証言したキム・ハクスンさんが眺めている形状だ。サンフランシスコ市議会は昨年11月、記念碑の寄贈を受け入れ、エドウィン・リー前市長がこれを最終承認した。大阪市はその時から姉妹提携の破棄方針を掲げて猛反発した。安倍晋三首相も「サンフランシスコ市長に記念碑の寄贈を受けないよう要請する計画」と話した。大阪市は昨年12月、リー前市長が突然死亡すると新任市長を相手に撤去ロビーに乗り出した。
 大阪市は、ロビーの効果がないと判断し、結局姉妹提携を一方的に破棄した。サンフランシスコ市の声明に対して吉村大阪市長は5日「行政的関係は終わるが、民間次元での交流は続けてもらったらいい」という反応を出した。

東京/チョ・ギウォン特派員
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/864608.html
韓国語原文入力:2018-10-05 18:16


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/10/07/0200000000AJP20181007000500882.HTML
「聯合ニュース」 2018/10/07 16:04
■マンハッタンに「少女像」登場 韓国系団体がパレード
【ニューヨーク聯合ニュース】米ニューヨークの韓国系でつくる韓人会は6日(米東部時間)、マンハッタンで「コリアン・パレード」を行ったと伝えた。同パレードの開催は38回目。今年は旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が登場し、注目を集めた。

【写真】パレードに登場した少女像=(聯合ニュース)

 少女像はニューヨークの韓人会館に設置されたもので、ニュージャージー州フォートリーにある公園への慰安婦碑設置を主導した学生たちが像を載せた台を引っ張った。
 韓人会は「少女像の特別ブース」も設け、ニューヨークの市民に慰安婦被害者のメッセージを伝えた。
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