http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31367.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-08-16 00:29 修正:2018-08-16 07:27
■慰安婦被害者イ・ヨンスさん「私が200歳まで生きて…」 光復節の水曜集会
第1348回定期水曜集会
「二度とこのようなことがないよう慰安婦問題の解決」
日本軍慰安婦メモリアルデーに世界連帯集会
【写真】第73周年光復節の今月15日、ソウル鍾路区旧日本大使館前で開かれた「第6回世界日本軍慰安婦メモリアルデー記念世界連帯集会、第1348回定期水曜集会」で、出席者たちがスローガンを叫んでいる=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社
「私が200歳まで生きて皆さんと共に大韓民国の慰安婦問題を解決します。二度とこのようなことがあってならないと思って、一生懸命200年間生きていきます。200年間を生き抜いてあの世に行ったら、ハルモニ(おばあさん)たちに私が皆さんと(慰安婦問題を)解決したといえるようにしていただけますか」。
日本軍慰安婦被害者を取り上げた映画『アイ・キャン・スピーク』の実在の人物であるイ・ヨンスさんが演壇でマイクを握ってこう語ると、約700人の市民が声を合わせて「はい」と答えた。同日の集会に参加するため、大邱(テグ)から上京したイ・ヨンスさんは、「昨日(14日)、皆さんの関心のおかげで望郷の園に記念日が建てられた。感謝している」とし、しきりに頭を下げた。参加者らは拍手と歓声で応えた。
第73周年光復節であり、水曜日の15日正午、ソウル鍾路区(チョンノグ)の駐韓日本大使館前で、日本軍慰安婦メモリアルデー世界連帯集会兼第1348回定期水曜集会が開かれた。体感温度が39度を上回る蒸し暑い天気にもかかわらず、イ・ヨンスさんとキル・ウォンオクさん、キム・ギョンへさんが出席し、日本政府の真の謝罪と賠償を求めた。参加者たちも「公式謝罪」や「法的賠償」と書かれた扇を仰ぎながらその場を守った。
同日は、コンゴやウガンダ、イラクなどから来た戦時性暴力被害生存者らが出席し、連帯の意思を明らかにした。イスラム国(IS)から性暴力被害を受けた北イラクのヤジディ族の被害生存者のサルワ・ハラフ・ラショシさんが最初に発言に立った。彼女は「昨日、キム・ボクトンさんが今も活動しているという話を聞いたが、その年でも活動しなければならないという点が残念でならなかったし、これからも連帯すべきだと思った」とし、「私も一人ではないし、ハルモニたちも一人ではない。沈黙せず、闘争して正義を実現していく」と話した。
日本から来た人たちの連帯の発言も続いた。藤本泰成「フォーラム平和・人権・環境」共同代表は「『私たちも青春を過ごしたかった』というハルモニの声を聞いて、胸を痛めない人がいるだろうか」としたうえで、「安倍首相は日本軍慰安婦被害者問題を否定し、植民地支配と侵略戦争を否定する。日本国民として恥ずかしく、謝罪できる日本になれるよう一生懸命活動する」と述べ、拍手喝采を受けた。在日韓国青年同盟活動家のアン・チェヒャンさんも「日本軍慰安婦問題に在日韓国人が声をあげないのは植民地支配に屈服することに他ならない。日本政府は誠意ある謝罪をして被害者と遺族に対する賠償を遂行すべき」と求めた。
出席者らは同日の集会で「1348回の返ってこない謝罪」、「ハルモニに名誉と人権を」と書かれたプラカードを持って日本政府の誠意ある謝罪と賠償、和解・癒し財団の解体を要求した。被害者の顔写真を持ってウェーブをするパフォーマンスも続いた。参加者たちは声明文で「日本政府は根拠のない2015年の韓日合意を口実にした犯罪の否定、歴史歪曲、平和の碑の建立妨害行為を中断し、被害者に公式謝罪と賠償を含めた法的責任を履行せよ」とし、「韓国政府は和解・癒し財団を解散し、日本軍の性奴隷制問題の正しい解決のためにあらゆる努力を尽くせ」と要求した。
シン・ミンジョン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/857739.html
韓国語原文入力:2018-08-15 21:54
http://japanese.joins.com/article/030/244030.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2018年08月15日09時24分
■文大統領に会った慰安婦被害女性、「北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい」
【写真】文在寅大統領が14日、忠南天安国立望郷の丘牡丹墓地で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」行事で慰安婦被害者の李容洙さんの手を握っている。(写真=青瓦台写真記者団)
旧日本軍による慰安婦問題を扱う映画『アイ・キャン・スピーク』の実際の主人公であり、被害生存者である李容洙(イ・ヨンス)さんは14日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に願いを伝えた。「北朝鮮にいる慰安婦被害者に会わせてほしい」ということだ。
李さんはこの日午後、忠南天安市(チュンナム・チョナンシ)国立望郷の丘で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日(以下、慰安婦の日)」の初めての政府記念式で壇上に上がり感想を発表した。
自身を「歴史の生きた証人」と紹介した李さんは「27年間、雨が降ろうが雪が降ろうが日本大使館の前で真相究明と謝罪と法的賠償を要求してきた」として「そうしている間に、この前、考えもしなかった話を聞いた。政府で被害者のために追悼碑を建ててくださるというので、夢のような気がした」と話した。
李さんは「おばあさんたちが被害者であれば大韓民国も被害者で、大韓民国が被害者であればわれわれは皆被害者」とし「我が若者、学生の皆さんが大韓民国の主人だ。この土地でもう二度とあのようなことが起こらないように助けてほしい」と訴えた。
また、「私は90歳を超えたが、大丈夫だ。皆さんが力を合わせれば、私は200歳が過ぎてもこの問題を解決したい」とし「私は91歳だが、活動するにはちょうど良い歳だ。我が大韓民国の皆さんがこの大韓民国の主人だ」と話した。
李さんは「このように慰安婦問題をご存知で、大統領・夫人がこの暑い中で記念碑を建ててくださったということに対する感謝、私はあの空にあるおばあさんたちに行って伝えたい」とし「誰がこの記念碑を建てたかと尋ねてくれば、わが政府、文大統領が建ててくださったと必ず伝えたい」とした。
李さんは「文大統領にひざまずいてお辞儀をしたいが、大統領に願いがある」として「慰安婦被害者は姉妹に他ならない。北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい。会わせてほしい」と付け加えた。
この日は慰安婦被害者である故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて旧日本軍による慰安婦被害事実を証言した日だ。政府はこの日を旧日本軍による「慰安婦」問題を国内外に知らせ、慰安婦被害者をたたえるために国家記念日として制定した。
今年初めての記念式は追悼碑除幕式と記念式の順に行われた。慰安婦被害者追悼碑である「安息の家」は国立望郷の丘内にある牡丹(モラン)墓地に設置されて初めて公開された。国立望郷の丘は慰安婦被害者49人が安置されたところだ。
文大統領はこの日、記念式で旧日本軍による慰安婦問題に関連して「(慰安婦問題は)われら自らと日本を含む全世界が全体女性たちの性暴行と人権問題に対して深く反省し、二度と繰り返さないというかたい覚醒と教訓にしてこそ解決される問題」と話した。文大統領は「旧日本軍による慰安婦問題は韓国・日本両国間の歴史問題にとどまらず、戦時女性に対する性暴行問題、人類普遍的女性人権問題」と強調した。
「The Hankyoreh」 登録:2018-08-16 00:29 修正:2018-08-16 07:27
■慰安婦被害者イ・ヨンスさん「私が200歳まで生きて…」 光復節の水曜集会
第1348回定期水曜集会
「二度とこのようなことがないよう慰安婦問題の解決」
日本軍慰安婦メモリアルデーに世界連帯集会
【写真】第73周年光復節の今月15日、ソウル鍾路区旧日本大使館前で開かれた「第6回世界日本軍慰安婦メモリアルデー記念世界連帯集会、第1348回定期水曜集会」で、出席者たちがスローガンを叫んでいる=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社
「私が200歳まで生きて皆さんと共に大韓民国の慰安婦問題を解決します。二度とこのようなことがあってならないと思って、一生懸命200年間生きていきます。200年間を生き抜いてあの世に行ったら、ハルモニ(おばあさん)たちに私が皆さんと(慰安婦問題を)解決したといえるようにしていただけますか」。
日本軍慰安婦被害者を取り上げた映画『アイ・キャン・スピーク』の実在の人物であるイ・ヨンスさんが演壇でマイクを握ってこう語ると、約700人の市民が声を合わせて「はい」と答えた。同日の集会に参加するため、大邱(テグ)から上京したイ・ヨンスさんは、「昨日(14日)、皆さんの関心のおかげで望郷の園に記念日が建てられた。感謝している」とし、しきりに頭を下げた。参加者らは拍手と歓声で応えた。
第73周年光復節であり、水曜日の15日正午、ソウル鍾路区(チョンノグ)の駐韓日本大使館前で、日本軍慰安婦メモリアルデー世界連帯集会兼第1348回定期水曜集会が開かれた。体感温度が39度を上回る蒸し暑い天気にもかかわらず、イ・ヨンスさんとキル・ウォンオクさん、キム・ギョンへさんが出席し、日本政府の真の謝罪と賠償を求めた。参加者たちも「公式謝罪」や「法的賠償」と書かれた扇を仰ぎながらその場を守った。
同日は、コンゴやウガンダ、イラクなどから来た戦時性暴力被害生存者らが出席し、連帯の意思を明らかにした。イスラム国(IS)から性暴力被害を受けた北イラクのヤジディ族の被害生存者のサルワ・ハラフ・ラショシさんが最初に発言に立った。彼女は「昨日、キム・ボクトンさんが今も活動しているという話を聞いたが、その年でも活動しなければならないという点が残念でならなかったし、これからも連帯すべきだと思った」とし、「私も一人ではないし、ハルモニたちも一人ではない。沈黙せず、闘争して正義を実現していく」と話した。
日本から来た人たちの連帯の発言も続いた。藤本泰成「フォーラム平和・人権・環境」共同代表は「『私たちも青春を過ごしたかった』というハルモニの声を聞いて、胸を痛めない人がいるだろうか」としたうえで、「安倍首相は日本軍慰安婦被害者問題を否定し、植民地支配と侵略戦争を否定する。日本国民として恥ずかしく、謝罪できる日本になれるよう一生懸命活動する」と述べ、拍手喝采を受けた。在日韓国青年同盟活動家のアン・チェヒャンさんも「日本軍慰安婦問題に在日韓国人が声をあげないのは植民地支配に屈服することに他ならない。日本政府は誠意ある謝罪をして被害者と遺族に対する賠償を遂行すべき」と求めた。
出席者らは同日の集会で「1348回の返ってこない謝罪」、「ハルモニに名誉と人権を」と書かれたプラカードを持って日本政府の誠意ある謝罪と賠償、和解・癒し財団の解体を要求した。被害者の顔写真を持ってウェーブをするパフォーマンスも続いた。参加者たちは声明文で「日本政府は根拠のない2015年の韓日合意を口実にした犯罪の否定、歴史歪曲、平和の碑の建立妨害行為を中断し、被害者に公式謝罪と賠償を含めた法的責任を履行せよ」とし、「韓国政府は和解・癒し財団を解散し、日本軍の性奴隷制問題の正しい解決のためにあらゆる努力を尽くせ」と要求した。
シン・ミンジョン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/857739.html
韓国語原文入力:2018-08-15 21:54
http://japanese.joins.com/article/030/244030.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2018年08月15日09時24分
■文大統領に会った慰安婦被害女性、「北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい」
【写真】文在寅大統領が14日、忠南天安国立望郷の丘牡丹墓地で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」行事で慰安婦被害者の李容洙さんの手を握っている。(写真=青瓦台写真記者団)
旧日本軍による慰安婦問題を扱う映画『アイ・キャン・スピーク』の実際の主人公であり、被害生存者である李容洙(イ・ヨンス)さんは14日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に願いを伝えた。「北朝鮮にいる慰安婦被害者に会わせてほしい」ということだ。
李さんはこの日午後、忠南天安市(チュンナム・チョナンシ)国立望郷の丘で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日(以下、慰安婦の日)」の初めての政府記念式で壇上に上がり感想を発表した。
自身を「歴史の生きた証人」と紹介した李さんは「27年間、雨が降ろうが雪が降ろうが日本大使館の前で真相究明と謝罪と法的賠償を要求してきた」として「そうしている間に、この前、考えもしなかった話を聞いた。政府で被害者のために追悼碑を建ててくださるというので、夢のような気がした」と話した。
李さんは「おばあさんたちが被害者であれば大韓民国も被害者で、大韓民国が被害者であればわれわれは皆被害者」とし「我が若者、学生の皆さんが大韓民国の主人だ。この土地でもう二度とあのようなことが起こらないように助けてほしい」と訴えた。
また、「私は90歳を超えたが、大丈夫だ。皆さんが力を合わせれば、私は200歳が過ぎてもこの問題を解決したい」とし「私は91歳だが、活動するにはちょうど良い歳だ。我が大韓民国の皆さんがこの大韓民国の主人だ」と話した。
李さんは「このように慰安婦問題をご存知で、大統領・夫人がこの暑い中で記念碑を建ててくださったということに対する感謝、私はあの空にあるおばあさんたちに行って伝えたい」とし「誰がこの記念碑を建てたかと尋ねてくれば、わが政府、文大統領が建ててくださったと必ず伝えたい」とした。
李さんは「文大統領にひざまずいてお辞儀をしたいが、大統領に願いがある」として「慰安婦被害者は姉妹に他ならない。北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい。会わせてほしい」と付け加えた。
この日は慰安婦被害者である故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて旧日本軍による慰安婦被害事実を証言した日だ。政府はこの日を旧日本軍による「慰安婦」問題を国内外に知らせ、慰安婦被害者をたたえるために国家記念日として制定した。
今年初めての記念式は追悼碑除幕式と記念式の順に行われた。慰安婦被害者追悼碑である「安息の家」は国立望郷の丘内にある牡丹(モラン)墓地に設置されて初めて公開された。国立望郷の丘は慰安婦被害者49人が安置されたところだ。
文大統領はこの日、記念式で旧日本軍による慰安婦問題に関連して「(慰安婦問題は)われら自らと日本を含む全世界が全体女性たちの性暴行と人権問題に対して深く反省し、二度と繰り返さないというかたい覚醒と教訓にしてこそ解決される問題」と話した。文大統領は「旧日本軍による慰安婦問題は韓国・日本両国間の歴史問題にとどまらず、戦時女性に対する性暴行問題、人類普遍的女性人権問題」と強調した。