ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

シュークリーム(試作)

2023-10-16 06:54:36 | 脳みその料理
どーも、ワシです。今日は初めてシュークリームを作ってみました。



美味いんですが、ケーキ店で見るヤツとちょっと違うな…。改良の余地がありそう。
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削り方で変わる!

2023-10-15 07:01:55 | 脳みその料理
どーも、ワシです。少し前に看護師のN君から海外土産だという板チョコレートを数枚いただきました。ワシは基本チョコレートは単体では食べないので何とかうまいものが作れんかなと思案していたところ、そうだ、チョコレート・ケーキに使おうと思い立ちます。そうして完成したのがこちら。

上に乗っているチョコレートは固形のチョコレートをピーラーで削ったものです。見た目としてはゴツゴツしていて映えます。

ところがチョコレートがまだ余っていました。うーむ、どうするか…。ならば、ヴァリアントにしてみよう!…ってんで、今度はピーラーでなくおろし金を使ってチョコレートを削りました。そうして完成したのがこちら。


材料と味は全く同じです。土台のチョコレート・スポンジケーキも間に挟んでいるチョコレート・クリームも。ただ、見た目が違うだけ。

料理(デザート)は見た目が大事と言われますが、ホントそう思います。たとえ美味くてもね。
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松本市の一ノ瀬堰堤

2023-10-14 06:56:44 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回はグーグル先生の地図を見ていたら長野県松本市三才山(みさやま)に信濃川水系の「一ノ瀬堰堤」というのがあるのを見つけたので行ってみることにしました。アクセスは国道254号沿いにある「信州松本の地酒 岩波」の看板のあるT字路を入っていくとあるようです。

T字路を下ってすぐのカーブを曲がった先が今回の目的地で、当該堰堤は中の沢を堰き止めて築造されたもの。堰堤名はここの地名に由来します。

到着しました。これのようですが、付近には表示板もなく、よくある堰堤といった感じ。

堰堤の上を進み、中央に来ました。そして、落水部を覗いてみます。

そこから中の沢の上流方向を眺めます。

そして下流方向の景色。この先で中の沢は左から舟ヶ沢が合流し、下流で女鳥羽川(めとばがわ)となります。


あまりに地味なせいか、ネットを検索しても諸元に関する情報は何もヒットしません。もしかすると堰堤本体にデータを記したプレートが嵌め込まれているのかもしれませんが、周囲を木で覆われているため確認できず。だからここが一ノ瀬堰堤であるという確信は正直もてません。でも、近くにそれらしき堰堤は見当たらないので恐らくこれは一ノ瀬堰堤で間違いないと思います。

ちなみに同名の堰堤は静岡県静岡市清水区を流れる興津川(おきつがわ)に、また島根県浜田市を流れる周布川(すふがわ)に、さらに福岡県久留米市高良内町(こうらうちまち)を流れる高良川などにもあるようです。
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ちょっとー!表示板!表示板!…岩井堂砂防堰堤

2023-10-13 06:58:52 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回の岩井堂沢砂防堰堤から松本市方面へ下ってきたカーブのところに「岩井堂砂防堰堤」というのがあるようです。名称が似ていますが、今回のは「沢」が付いていません。もちろん、これもグーグル先生の地図に載っているので場所はそちらを参考にしてください。

この堰堤も道路から少し入ったところにあるので見つけにくいです。草を少しかき分けた場所からでも、こんな感じ。「おや? 何かあるぞ!」とわかる程度。

さらに堰堤に近づきます。すると、こんな表示板が…。「岩井堂沢砂防堰堤」。あれれ、前回見た堰堤と同じ名称じゃないですか!高さも長さも、そして竣工年月も前回のとは異なりますが、一体どういうことなんでしょうか。

なんとも解せぬまま、堰堤の下へ。おっ、堰堤本体の壁面がシャレとる!そして落水部には鋼製スリットが設置されていないようですが、その代わりに細い切れ込みが入っています。これは半透過型の砂防堰堤なのかもしれません。

目の前の壁面をふと見ると、その隙間にヤモリが…(写真中央)。おー、遊んどる、遊んどる。

先ほどの表示板の名称が気になります。そこで堰堤本体に嵌め込まれているであろうプレートを探します。すると右岸側の上部にそれを発見。ところが木が邪魔して部分的にしか分からず。でも、見れば「堂砂防」と文字が繋がっており、「沢」の入る余地はありません。従って、先ほどの表示板の表記は誤りであり、正式名称は「岩井堂砂防堰堤」であることがわかりました。そのほかの表記や数値は表示板と同じなので平成13年(2001年)10月竣工の砂防堰堤ということになります。



残念ながら堰堤の横に行く道は分からず、上流側がどうなっているのかは不明。

それにしても表示板の表記はちゃんとして欲しいものです。堰堤本体のプレートを確認すれば済むことなのに、それをしないから間違った表記になってしまう。役人は人々の税金で養われているんです。それを日頃から心に刻んでいればこんな横着なことはできないはずなんですけどねえ…。
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今後の活躍に期待!…岩井堂沢砂防堰堤

2023-10-12 07:00:12 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は長野県松本市会田(あいだ)にある岩井堂沢砂防堰堤を目指します。アクセスは県道303号から善光寺街道へ入り、登って行きます。善光寺街道の入口には「角屋前」と表示されたバス停とポストがあるのでそれが目印。堰堤の位置についてはグーグル先生の地図に表示されているのでそちらを参考にしてください。もちろん今回の堰堤は前回記事にした乱橋砂防ダムから松本方面へ向かう道沿いにあるので、そのまま来れば到着します。

到着しました。よくある小ぶりの砂防堰堤です。竣工は令和2年(2020年)8月。

しかし道路からこれが直接見えるわけじゃありません。というのも、堰堤は道路よりも下にあるからです。一応、目安としては道路端にある「砂防指定地」と書かれた角柱を探すと良いかも。でも、これも目立たないけどね。

で、そこから草をかき分けて進むと、こんな風に見えます。

そして堰堤の上を進んで、落水部を覗き込みます。ご覧のように鋼製スリットがないのでこれは一般的な砂防堰堤のタイプであるのがわかります。

そこから上流を見ると、すぐのところに古めかしい砂防堰堤が…。あとで近づいてみましたが、その名称は分からず。

一方、下流側を眺めます。

そして道路のある右岸側を見ると、こんな感じ。


完成してまだ3年目の砂防堰堤で、本体が汚れていないことからまだ「仕事」をしていないもよう。もちろん活躍しないに越したことはありませんけどね。
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左岸側からちょいと…乱橋砂防ダム

2023-10-11 07:02:30 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回の立峠沢砂防堰堤からさらに松本方面へ行ったところにあるのが今回訪れる乱橋砂防ダムです。住所は長野県東筑摩郡筑北村乱橋。実はここ、以前ネットでこのパンフレットを見つけて訪れてみたいなと思っていた場所でした。

そのパンフレットによると、これはコンクリート重力式のダムで、高さは18.0m、長さは62.0mであり、平成4年(1992年)12月に完成したとあります。ここを流れる信濃川水系の乱橋川は急流河川で周囲の地質が脆弱であることから、これまで何度も土石流が発生し災害が起きていたそうな。これを防ぐために築造されたのが当該ダムで、下流域の人々が長年にわたり熱望していたものだそうです。

じゃあ、どんなダムなんだろうか。実際に見てみたいな。そんな思いから訪れたわけです。

ダムの左岸側に到着しました。そこから見ると、こんな感じです。

近くには「乱橋砂防ダム」と記された表示板があり、ここが目的地であるのは確かです。

ただ、当該ダムは道路の下方にあるためダム横へは階段を下りて行かなければなりません。で、階段を下り切ったところがダム横になるんですが、ご覧の通りダム上は木で覆われていて、ちょっと行ける状態ではありません。


そんなわけで、ダム上を歩くことは断念。上のパンフレットに見るような「ご尊顔」を拝みたかったのですが、それも叶わず。あとで国土地理院の地図を見ると下流側から右岸に向かう道があることを知りましたが、果たして行けるんだろうか。なんとなくクルマでは無理そう。機会があれば次に訪れる際は徒歩で行ってみようと思います。
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崇高な佇まい!…立峠沢砂防堰堤

2023-10-10 06:57:35 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県東筑摩郡筑北村乱橋(ひがしちくまぐんちくほくむら みだれはし)にある立峠沢(たちとうげざわ)砂防堰堤を目指します。アクセスは県道303号から善光寺街道を立峠方面へ入り、道なりに進んでいくと今回の目的地に到着します。

いくつかあるカーブを過ぎると…おー、これですね。なんだか神聖な雰囲気!

今年3月に完成したばかりの堰堤です。

下流側から吸い寄せられるように近づいていきます。なんだかすごい存在感!

さらに近づきます。この堰堤は透過型で、中央にある鋼製スリットはこんな感じ。

そこから下流側を眺めます。まるで神社の参道のよう。

堰堤の右岸側の本体にはプレートが付けられていますが、ここからはズームしても読めず…。

堰堤の横に行けるのかな…。堰堤の下からは行けそうにないので、ぐるっと回ると堰堤へ行く道がありました。その道を進んで行くと、おおっ、これが「ご尊顔」です。下流側から見るのと少し雰囲気が違いますね。

さらに近づきます。本体に貼られているプレートをなんとか読み取ることができました。ところがプレートには「竣工 令和4年2月」と記されています。あれれ、下で見た表示板と違いますね。プレートのほうは本体の竣工時期を記したものなんでしょうか。

右岸、上流側から見た堰堤の様子。

そして、堰堤の横から見るとこんな感じ。堰堤の上を歩いてみましょう。

堰堤の中央に来ました。そこから見た鋼製スリットの様子。

そこから上流側を見ると、こんな感じ。かつて土砂崩れがあったのでしょうか。

そして下流側を眺めます。先ほど見た堰堤の下から見た感じとはまた雰囲気が違います。でも、良い眺めだなぁ。


完成したのが今年なので、まだネットにはほとんど紹介されていません。なので、マニアの方は是非訪れてみることをオススメします。
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助け合いと思い遣り

2023-10-09 11:19:56 | 脳みその日常
どーも、ワシです。えー、今年ワシは年頭から地域の衛生委員会の会長をさせられています。「させられて」というのは、まあ、委員の中でくじ引きで「当選」しちゃったからに他なりません。で、衛生委員会というのはご存知の通り地域に点在するゴミ収集場所の管理や側溝に溜まった土砂上げ清掃、そして大型危険物収集などを行ないます。

土砂上げ清掃や大型危険物収集は毎年決まった時期に行なわれる行事なのでいいんですが、ごみ収集場所の管理は意外に大変。地域の人たちから連絡があればすぐに対応しなければならないからです。例えば、カラスよけネットが破れたからなんとかして欲しいとか、ごみ収集場所に面している塀を壊すので収集場所を移動して欲しい、などなど。ネットが破れたくらいなら代用品をあてがえば済みますが、場所の移動となると役所に申請書を提出しなければなりません。

でも、一番面倒なのは公道上にゴミステーションを新設すること。ある収集場所にゴミステーションを設置して欲しいとの連絡が入りました。「ああ、そうですか。じゃあ設置します」と答えたものの、実はそこからが大変。ただゴミステーションを設置すりゃあいいわけじゃないんですね。設置する場所にもよりますが、依頼のあった場所は国道に付随する歩道上。実はこういう場合、歩道は県が管轄しているので県の道路管理事務所に設置許可申請をしなければなりません。

申請許可が下りたとして、次はステーションの製作依頼。歴代の会長に尋ねると「地域の鉄工所に頼めばいいんじゃないの?」というので複数の会社に依頼するも、すべて断られる始末。そこで地域外の鉄工所に電話してお願いすると「そういうのは地域内で解決するもんでしょ?」と、これまた断られる。まあ、要するに面倒くさい仕事はやりたくないということのようです。もちろん、こちらとしては無料でやってくれなんて思っていません。あくまで仕事としてやっていただき、それにかかる費用はお支払いしますよと言うんですが、それでも受けてくれないんですよね。なんなんだ、この不誠実な業者たちは!

どこも受けてくれない…。さて、どうしたもんか。しばらく悩んでいた時、ふと「そうだ! ネットで購入できないかな?」と閃きます。検索すると分かりますが、それこそゴミステーションはピンからキリまで色々なものがあるのを知りました。そして設置条件に相応しいものを注文。

ところが、この手の商品は重量があるためか個人宅に届けてはもらえないんです(この商品の場合は85kg)。運送会社の営業所に保管されるので注文者はそこまで受け取りに行かなければなりません。仕方ないので友人Mに手伝ってもらい、クルマに積み込み、設置場所まで運ぶことに。そしてこの商品は組立式なので副会長のN君にも手伝ってもらいながら8月の炎天下のもとで無事完成!本当ならば設置場所に居住する衛生委員に組み立て/設置をお願いするのですが、連絡が取れなかったので我々役員が止むを得ず実施した次第。もちろん我々にギャラは入りません。

そうして設置したゴミステーションがこちら。側溝の上に設置せざるを得なかったため、塀に寄りかかる形になりました。


このゴミステーション設置事案が今年の「目玉」でしたが、まだ他に解決しなければならない事案が残っていました。昨日取り組んだのが今回の件です。少し前、ある衛生委員から「底板が腐食したごみ収集場所があるのでなんとかして欲しい」との報告を受けました。現場に行ってみると、ご覧のようなありさま。確かに底板を踏み抜きそうな状態。

でも、底板の下がどうなっているのか分かりません。それらを除去してみたら、こんな風。あれれ、斜面にせり出す形で収集場所が作られていたことが判明。これじゃあ、底板を踏み抜いたら危ない。

てなわけで、地区の委員であるTさんとともにホームセンターへ直行。必要な資材を購入し、元の場所に戻って早速DIYを開始。斜面からせり出したところに横木を何本か渡し、その上に防水加工の施された合板を乗せ、ネジを打ち込んで完成させました。その完成形がこちら。

いかにも素人の仕事に見えますが、この事案もあちこちの工務店に掛け合って断られたので自分たちでやらざるを得なかったのです。これについてもタダ仕事。材料費は衛生委員会から経費として出ますがね。

地域の自治活動はまさ自己犠牲の精神がなければ成り立ちません。労働をすればそれに見合う対価が発生するのは当然ですし、それを要求する権利はあります。しかし、こと地域の自治活動に関しては例外なのです。報酬もないんだから委員をやりたくないという人がいるのも当然だと思います。でも、誰かがやらなければ問題はいつまでたっても解決しません。結局、他者への優しさで成り立っているのが地域の自治活動であり、助け合い/思いやりの精神なのだろうと思います。
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トラップに注意!…日岐沢砂防堰堤

2023-10-08 06:58:47 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県東筑摩郡生坂村北陸郷(ひがしちくまぐんいくさかむら きたりくごう)にある信濃川水系の日岐沢(ひきざわ)砂防堰堤へ行ってみます。アクセスは国道19号の下生野(しもいくの)」信号交差点を西方向へ曲がります。同交差点には「ラベンダー・ガーデン夢農場」の看板があるのでわかると思います。道なりに進み、犀川(さいがわ)を渡るとT字路になるので右折。そのまま進み、右側に日置(ひおき)神社が見えてくるので、そこのT字路を入り登っていくと突き当りが今回の目的地です。

到着しました。これのようです。舗装された道からはこんな風に見えます。

うーん、これじゃあよくわかりませんね。とりあえず近くにクルマを停めて、藪の中を歩いて進みます。

堰堤までもう少しだ…というところで無情にもフェンスが出現。というわけで、行けるのはここまで。


それにしてもこれが日岐沢砂防堰堤だという案内板などは見当たりません。でもこれはグーグル先生の地図には載っていて、その場所に来たので間違いはないと思います。ただ、確証が欲しい。そこでネットで検索してみたところ、まあ間違いではなさそうです(参考)。そのSABO-DATAによると日岐沢砂防堰堤は高さ12.5m、長さ68mで、2014年に完成したと書かれています。日岐沢とはここを流れる沢の名称らしい。

(ここへ行かれる方へ)
舗装路からフェンスまではすぐなんですが、急傾斜が大変。藪を潜り抜けるのも厄介ですが、もっと注意していただきたいのは実は足元なんです。一面に草が生えているんですが、その下がどうなっているかは見えません。側溝の上も草で覆われていたりするので軽い落とし穴状態になっています。恥ずかしながらワシはほんの僅かな距離なのにこの斜面で二度「落とし穴」にハマり、もんどり打ってコケました。これは焦ります。あると思った地面がないんですから…。お気をつけてどーぞ。
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マンゴー・ムースケーキ

2023-10-07 07:02:03 | 脳みその料理
どーも、ワシです。えー、今日はマンゴー・ムースケーキを作りました。



マンゴーを使ったデザートは、以前レアチーズケーキとの組み合わせ(参考)で作りましたが、今回はヨーグルトムースとのタッグ。その相性はどうかなぁと気になりましたが、全くの杞憂でした。うまい、うまい。

ちなみに最上段のマンゴーはスーパーで売っている冷凍モノのやつを鍋に入れ、牛乳と少しの砂糖、それにゼラチンを加え、マンゴーの形がなくなるまで煮ます。そして網で濾してからヨーグルトムースの上にかけて完成。網で濾しているのでマンゴー独特の繊維も除かれ、滑らかな口当たりになります。
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安曇野市の堂の沢砂防堰堤

2023-10-06 06:56:35 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。前回訪れた小楢沢(こならさわ)砂防堰堤のすぐ隣の南側の沢にも堰堤らしきものがあるのを知り、今回はそれを「調査」しようと思います。小楢沢砂防堰堤から下ったところのT字路を左折し、すぐのT字路を左折。左側の墓地を横目に見ながら登っていくと目的地に到着します。

見えてきました。これのようです。

ところが、右岸の堰堤の横に行ってみると、もう藪の嵐!とても堰堤の上に行くどころではありません。

ならばと、草をかき分けながら堰堤の下へ。

堰堤の下から落水部を見上げます。

それにしても、この築造物の名称はなんだろう…。堰堤の横には表示板がなかったので本体の壁面にプレートを探します。すると、ありました、ありました。ところが、堰堤の下から生えている木が名称が知られるのを拒むかのように邪魔して読ませてもらえません。どの角度から撮っても、ちゃんと写らない…。かろうじて読めたのは、おそらく平成12年(2000年)3月に竣工したであろうということくらい。むむむ。

「の沢」の文字。


こういう時ほどもどかしいものはない。といって、プレートを遮る枝は高所にあるため動かせない。あーあ、もう一息なのにな…。

途方に暮れながら、ふと足下を見ると割れたプラスチックの板が…。それらを並べてみると「答え」が現われました。この記載が正しければこの築造物の名称は「堂の沢砂防堰堤」となります。ちなみに「明科町上押野」と記されていますが、明科町(あかしなまち)は2005年10月1日に豊科町(とよしなまち)、穂高町(ほたかまち)、堀金村(ほりがねむら)、そして三郷村(みさとむら)と合併して安曇野市(あづみのし)となったので現在はありません。更に言えば現在の住所表記は安曇野市明科七貴上押野(あかしなななき かみおしの)となります。


そして、そして、さらに調べていくと「堂の沢砂防堰堤」は長野県北安曇郡小谷村(きたあづみぐん おたりむら)にもあることが判明(参考)。検索すると、まずこれが出てくるので何とも紛らわしいのです。
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自分の目で確認しよう!…小楢沢砂防堰堤

2023-10-05 07:05:07 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県安曇野市明科七貴(あづみのし あかしなななき)にある小楢沢(こならさわ)砂防堰堤を目指します。アクセスは介護老人保健施設「孝明館」を目指し、その横の道を進むと水道局の施設が見えてきます。クルマで行けるのはそこまで。ここからは徒歩で少し登ります。

右岸の堰堤横に来ました。でも、ご覧の通り、周囲には木が生い茂っていて堰堤の姿はちょっと見えるだけ。

すぐそばに表示板があります。平成24年(2012年)3月に竣工した高さ8.0m、長さ55.0mの砂防堰堤だそうで。

堰堤本体に嵌め込まれたプレートを発見。あれれ、こちらの記載では平成23年(2011年)11月竣工となっていますね。どういうことなんでしょうか。

立入禁止の表示がないので、自己責任で堰堤の上を歩きます。そして堰堤中央へ。落水部には鋼製スリットが設置されていました。

その場所から上流方向を眺めます。木々が沢を覆い尽くしています。

一方、下流側はこんな感じ。遠くにはかろうじて安曇野市の家々が見えるだけ…。

堰堤中央から見た右岸側の様子。堰堤が木々に覆われているのがわかりますね。


堰堤の全貌を撮ろうとしたんですが、堰堤の下に降りるには危険と判断し、退散しました。ちなみに小楢沢砂防堰堤については長野県が発行している「砂防カード」なるものがあります。しかし、その裏面のSABO-DATAの諸元と実際のプレートの記載内容は色々違っているので、このカード内容を全面的に信用するのは危険な気がします。(参考

やはり自らの目で確認したものでないと、いくら公的機関が発行したものであっても鵜呑みにしてはいけない典型的な例です。
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最新技術で築造!…北湯沢砂防堰堤

2023-10-04 06:58:03 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は長野県北安曇郡池田町会染(あいそめ)にある北湯沢砂防堰堤を訪れます。堰堤名の「北湯沢」の由来は何でしょうね。地名かな?確認できませんでした。ま、ともかく、アクセスは県道51号の「滝沢」信号を東方向へ曲がり、長福寺を目標にしてください。目的地はその北側の道沿いにあります。

到着しました。道から見るとこんな感じ。透過型の砂防堰堤です。

早速、近づいてみます。堰堤本体に付けられたプレート。竣工は令和4年(2022年)9月とあるので昨年完成したばかりの「新人」ですね。

透過型の設備(鋼製スリット)はこんな感じです。なかなかゴツい。

堰堤下から下流側を眺めます。

堰堤の横に登ってきました。左岸から見ると、こんな感じ。

堰堤の上を歩いて中央へ。そして鋼製スリットを見下ろします。

そこから上流方向を眺めます。何の変哲もない山林のようですが、おそらく数年前この斜面が崩れたのでしょうね。

堰堤の上から下流側を眺めます。向こうに見えるのは松川村かな?

堰堤中央から左岸側を見ると、こんな感じ。


この砂防堰堤は「ICT施工」により築造されているそうな(参考)。ICT施工とは情報通信技術(Information and Communication Technology)と土木施工を組み合わせた用語で、建設現場の省力化を図るため調査・設計の段階ではドローンを用いて撮影し、レーザースキャナーで測量を行なうことで短時間で三次元データを作成します。そして得られたデータを基に、やはりICTを搭載した建機で実際の施工が行なわれます。この技術により生産性の向上と短時間による建設が可能になるのだそう(参考)。

ほ〜、なんだかよくわかりませんが、すごい技術が用いられているんだね。
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今年還暦!…天狗岩堰堤

2023-10-03 07:02:57 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、長野県北安曇郡松川村には信濃川水系の芦間川(あしまがわ)が流れているんですが、天狗岩という場所に堰堤があるようなので行ってみました。アクセスは県道306号の「川西」信号を西方向へ曲がり、馬羅尾(ばろお)高原キャンプ場を左に見ながらさらに進んで行くとS字カーブに差し掛かる場所にあるようです。

これが今回お目当ての堰堤です。

流れ落ちる水からはマイナスイオンがバンバン放出されているのか非常に心地よい。

堰堤本体に嵌め込まれているプレート。「天狗岩堰堤」と記されていて、昭和38年(1963年)12月に竣工したもののようです。しかし高さや長さのデータは記載されていません。

…と、まあ、こんな堰堤なんですが、上記に書いた道からは見えません。藪の中をかき分けて芦間川に近づいてようやく撮ったものなんです。じゃあ、堰堤の上へ行くにはどうしたら良いか。上にも書いたようにS字カーブに差し掛かるところにこんな表示板があり、

その横に道らしきものがあるので進んでいきます。すると、堰堤の端が見えてきます。草に覆われていてわかりにくいですが、これがそう。

これを進んで行くと堰堤の中央に辿り着きます。落水部はこんな感じ。

そこから上流方向を眺めます。

落水する様子。

澄んだ水の美しさはこれで伝わるかな?

下流側の景色。

堰堤中央から左岸側を見ると、こんな感じ。


天狗岩堰堤についてはネットを検索しても出てきません。世界初の投稿かも?

ははは、自己満、自己満。
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天満沢川の堰堤(その2)…天満沢砂防ダム(堰堤)

2023-10-02 06:55:22 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。前回の続編になります。信濃川水系の小岩岳砂防ダム(堰堤)からさらに上流へ向かって登って行きます。すると、S字カーブのところになかなか立派な堰堤があるのを見つけました。

その服堰堤はこんな感じ。

堰堤の近くには「天満沢」の表示板があります。

堰堤の右岸寄りには本体にプレートが嵌め込まれています。写真では木が邪魔で読みにくいですが、「天満沢砂防ダム」と記されており、高さ14m、長さ90mの堰堤で平成6年(1994年)3月に竣工したとあります。言うまでもありませんが、これも高さが15mに満たないのでダムの定義上は砂防堰堤となります。

S字カーブを登り、堰堤の横に来ました。うん、なかなか良いねえ。

堰堤の上を歩いて中央に来ました。落水部の様子。

そこから見た上流側の景色。

堰堤下を覗き込みます。

堰堤中央から右岸を見ると、こんな感じ。

右岸、堰堤横にある表示板。これで大体の位置がわかると思います。


国土地理院の地図を改めて見直すと、ここからさらに上流に堰堤があるようですが今回の「調査」はここまでとします。
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