ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ちょっとー!表示板!表示板!…岩井堂砂防堰堤

2023-10-13 06:58:52 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回の岩井堂沢砂防堰堤から松本市方面へ下ってきたカーブのところに「岩井堂砂防堰堤」というのがあるようです。名称が似ていますが、今回のは「沢」が付いていません。もちろん、これもグーグル先生の地図に載っているので場所はそちらを参考にしてください。

この堰堤も道路から少し入ったところにあるので見つけにくいです。草を少しかき分けた場所からでも、こんな感じ。「おや? 何かあるぞ!」とわかる程度。

さらに堰堤に近づきます。すると、こんな表示板が…。「岩井堂沢砂防堰堤」。あれれ、前回見た堰堤と同じ名称じゃないですか!高さも長さも、そして竣工年月も前回のとは異なりますが、一体どういうことなんでしょうか。

なんとも解せぬまま、堰堤の下へ。おっ、堰堤本体の壁面がシャレとる!そして落水部には鋼製スリットが設置されていないようですが、その代わりに細い切れ込みが入っています。これは半透過型の砂防堰堤なのかもしれません。

目の前の壁面をふと見ると、その隙間にヤモリが…(写真中央)。おー、遊んどる、遊んどる。

先ほどの表示板の名称が気になります。そこで堰堤本体に嵌め込まれているであろうプレートを探します。すると右岸側の上部にそれを発見。ところが木が邪魔して部分的にしか分からず。でも、見れば「堂砂防」と文字が繋がっており、「沢」の入る余地はありません。従って、先ほどの表示板の表記は誤りであり、正式名称は「岩井堂砂防堰堤」であることがわかりました。そのほかの表記や数値は表示板と同じなので平成13年(2001年)10月竣工の砂防堰堤ということになります。



残念ながら堰堤の横に行く道は分からず、上流側がどうなっているのかは不明。

それにしても表示板の表記はちゃんとして欲しいものです。堰堤本体のプレートを確認すれば済むことなのに、それをしないから間違った表記になってしまう。役人は人々の税金で養われているんです。それを日頃から心に刻んでいればこんな横着なことはできないはずなんですけどねえ…。
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