ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

この先に…南沢砂防ダム

2023-10-28 10:40:56 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県伊那市を走る国道361号と並行して流れる小沢川を遡って行きます。小沢川は与地という場所で北沢と南沢に枝分かれします。どちらへ向かおうかと悩みましたが、北沢へ向かう道が通行止だったため、今回は南沢方面へ。

国土地理院の地図を見ると、南沢にはいくつか堰堤があり、その上流に大きな堰堤らしきものがあることがわかりました。そこで南沢鉱泉方面へ向かい、途中から南沢に沿った道へ行こうと決意。

ところが、その道というのがこんな感じでクルマで行くことはできません。仕方なくここからは徒歩で向かいます。ちなみにここから先は11月からは冬季通行止になって行けないようです。


しばらく歩くと堰堤らしきものが見えてきました。その本体には「伊那市平沢3号床固工」の銘板が嵌め込まれています。平成26年(2014年)9月竣工。


近くには道を塞ぐように木がはみ出しています。いや〜、荒廃しているねえ。


さらに奥へ進みます。すると、今度は「伊那市平沢4号床固工」の銘板が嵌め込まれているものを発見。竣工年月はピンボケのため不明。



さらに奥へ。歩くのさえツラくなるほどです。でも、耳をすますとその先に水の落ちる音が!


どうやらこれのようです。でも、写真ではなんだかわかりませんね。

でも、その近くに「南沢砂防ダム」と刻まれた石碑が。

裏側に回ってみると、当該ダムは高さ24.0mで、昭和62年(1987年)11月に竣工したことが記されていました。


こうなると、もうダム横へ行きたくなります。見れば、この道を登って行くと到着しそう。自らを奮い立たせ進みます。


おー、ようやく見えてきました。

本体の右岸側に「南沢砂防ダム」の銘板を確認。その記述内容は下の石碑と同じです。

ところが、ダム上に行くことはできません。むむむむ。

仕方がないので、右岸の上流側から眺めます。


いや〜、ここへ来るまでなかなかの苦戦を強いられました。ちなみに下流で見た床固工の「1号」と「2号」は直接見ることができませんでしたが、地図で確認すると「3号」の下流にあるようです。ただ分かるのはこれら4つの床固工は南沢砂防ダムが完成した後に手掛けられたもののようです。

それにしても、この悪路。もうヘトヘト。ワシは一体何をしてるんだか…。
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