ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

訪問者を見張る…三春ダム

2022-05-23 06:53:41 | 福島(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は福島県田村郡三春町西方(みはるまちにしかた)にある阿武隈川水系の三春(みはる)ダムを訪れます。アクセスは県道57号沿いにある「さくら湖(三春ダム)」の看板のあるところを入っていくとダムの右岸に、またやはり県道57号から「三春ダム左岸」方面へ行くと文字通りダムの左岸にそれぞれ到着します。

上のリンク先に書かれていますが、このダムの予備調査が開始されたのは1968年で、ダム本体工事に着手したのは1988年11月30日。1994年5月25日にはダム湖名が「さくら湖」に決定。1997年7月27日に「資料館」がオープン。そして予備調査から30年が経過した1998年3月8日に三春ダムは竣工したそうな。1972年の時点ではここが大滝根川(おおたきねがわ)を堰き止めて築造する計画だったためダム名を「大滝根ダム」とする案もあったようですが、その案はいつの間にか立ち消えになり、結果的にその名称は三春ダムになっています。三春ダムと命名された理由は、おそらくこの場所が三春町だからということなのでしょう。

【三春の由来】(参考)(参考

さて、三春という名称は珍しいのでその由来について調べてみました。どうやらこの地では梅桃桜の3つの花が同時に咲いて春が来るというところから三春になったという説と、中世に見張という役所?があって、それが「みはる」に転じたという説もあるようです。でも、なぜ「みはる」が「三春」という表記になったのかは不明。

まあ、そんなこんなで三春ダムに到着です。左岸から見た「ご尊顔」がこちら。ちょっとオシャレですね。



左岸の貯水側から見ると、こんな感じ。



これがダム上です。行ってみましょう。



「さくら湖」の左岸側には立派な取水塔があります。



ダム上、中央から見た「さくら湖」の様子。



ダムの真下は、こんな感じ。



そして、下流側の遠景。



対岸(右岸)に来ました。振り返ると、こんな感じ。



こちらの空き地には日時計があります。センスが感じられますね。



右岸にある、この建物は「三春ダム管理所」。資料館も兼ねているようです。





その付近からダムを見ると、こんな感じ。



これは何の石碑なんでしょうか…。



ぎょ、魚族増殖之碑とな! どこからともなく魚たちが続々と現われそう…。ひぃ。



訪れたのは夕方近くで、敷地内に入り、ダム上をウロウロしていたら突然アナウンスが…。もうすぐ閉館するので速やかに外に出ろと。周囲を見渡しても見学者はワシだけなので、きっとワシをターゲットにしたダイレクト・メッセージだったんだと思います。ええ、急ぎ足でクルマを駐車した左岸に戻りましたとも。
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