ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

偶然発見!…上山沢第1砂防堰堤(ダム?)

2023-06-24 06:58:21 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、今回は長野県木曽郡南木曽町読書(きそぐん なぎそまち よみかき)にある木曽川水系の与川(よかわ)砂防ダムを目指します。アクセスは国道19号沿いにある「与川入口」という表示の書かれたT字路を入り、与川に沿った道を進んで行きます。そして与川道らんかん橋あたりから今度は上山沢(かみやまさわ)沿いに進んで行くと到着するようです。

ところが、もう少しで目的地というところで思わぬ「収穫」が…。道沿いにはこんな案内板があったのです。


「上山沢第1砂防堰堤」? いやいや、こんなの、地図に出てないよ。

改めて案内板を読むと、この砂防堰堤は2012年に改良工事が行なわれて、元々堰堤中央に隙間(スリット)が空いているところに鋼製のシャッターが設置されたそうな。それにより出水期にはシャッター(横桟)を付けて下流域への土砂の流出を防ぎ、非出水期には横桟を撤去して無害土砂を下流へ供給するものらしい。(参考

案内板の横には「上山沢第一砂防ダム」と刻まれた石碑があり、

その裏側には平成10年(1998年)3月建立と記されています。これは石碑の建立時期であるとともに上のリンク先の記述を読むと当該堰堤が同年に築造されたことがわかります。ただ、残念なのは諸元が記されていないので「堰堤」なのか「ダム」なのか判断がつきかねる点です。というのも、案内板では堰堤と表示されているのに対し、石碑ではダムと書かれているから。これが困惑する原因なんですよね。紛らわしいっちうねん!

で、肝心の築造物なんですが、横から見るとフェンスがあって近づくことができません。

また、左岸、下流側から眺めようにもご覧の通り木に隠れてほとんど見えず。「ご尊顔」は上の案内板の写真を見るしかありません。

最後にここの場所を示した地図を載せておきます。写真中央のカーソルのところが当該箇所で、やや右のところが当初目指していた与川砂防ダムになります。


次回はいよいよ「本丸」へ突撃します。
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