ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

たぶん堰堤だろうな…寺谷池

2023-06-13 06:59:44 | 鳥取(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、今回は鳥取県西伯郡大山町東坪(さいはくぐん だいせんちょう ひがしつぼ)にある真子川(しんじがわ)水系の寺谷池を目指します。これはダム便覧に記載されているもので、池の名称は寺谷川を堰き止めて築造したことによるものと思われます。アクセスは広域農道沿いの「フットボールセンター大山」の看板のついたカーブミラーのある交差点を西方向(花街道)へ。そして最初のT字路を入ります。しばらく行くと斜め左に入る細い道があるのでそこを入っていくと目的地に到着します。

そんなわけで、なんとか左岸に到着しました。なかなかの山奥です。

これが左岸から見た、いわゆるダム上になります。

写真では分かりにくいですが、左岸側に洪水吐があります。

ダム上、中央から見た寺谷池の景色。

一方、下流側はこんな感じ。木しかありません。

右岸の下流側の斜面が崩落しています。

対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

右岸、下流側から見た様子。


現場には案内板はありません。そこでネットで詳細を調べてみました。ダム便覧を見ると寺谷池(てらたにいけ)の高さは15.0mで、長さは95.0mと書かれています(参考)。だからダム便覧に記載されているのかもしれません。ところが、鳥取県の農業用ため池データベースによれば、まず名称は「てらたにいけ」ではなく「てらだにいけ」となっていて、高さは13.9mで長さは95.0mと記載されています(参考)。もし後者のデータを信用するなら寺谷池はダムではなく堰堤なので便覧のラインナップに入れるのはおかしいことになります。なぜならダムと定義されるには高さが15.0m以上なければならないからです。高さが1.1m足りないのですから堰堤となるわけですね。

それにしても、ここまでくると気軽にドライヴというのではなく、もう冒険のレヴェルだなあ。自らを笑います。
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