ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

現場表記を尊重…桜ため池

2023-06-17 06:57:23 | 鳥取(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、今回はダム便覧で見た鳥取県倉吉市桜にある天神川水系の桜溜池を目指します。アクセスは県道34号から法万(ほうまん)方面へ向かう東伯中央広域農道に入ります。そして最初のT字路を入り、道なりに進んで行くと目的地に到着します。

…というわけで右岸に到着しました。これがいわゆるダム上になります。行ってみましょう。

上の写真のガードレールのある橋のところが洪水吐の水路で、橋から覗くと越流式の洪水吐が見えます。そして増水すると水はここから溢れ出て、

この水路を通って、あちらへ流れてゆきます。

ダム上、中央から見た桜溜池の様子。

一方、下流側の遠景を眺めます。

対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

左岸、下流側から見た様子。

同、溜池側から見るとこんな感じ。

この看板によれば、正しくは「桜ため池」のようです。


周囲に案内板がないので鳥取県による県内防災重点ため池一覧表で調べてみました。それによると桜ため池の高さは32.1mで、ダム上の長さは124mだそうです。溜池の名称はここの地名に由来するもの。国土地理院の地図ではちゃんと「桜ため池」と表示されています。グーグル先生の地図やダム便覧の表記は「桜溜池」。またダム便覧には高さ36.6m、長さ115mと記載されていてリンク先の一覧表と数値が異なっています(参考)。さらに同便覧では竣工は1973年と記されていますが、典拠が明示されていないのでそのデータを鵜呑みにするのは危険かもしれません。
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