ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

川中の三人衆!…三郷堰頭首工

2021-09-04 07:47:51 | 山形(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は山形県東村山郡中山町(なかやままち)長崎にある三郷堰(さんごうぜき)頭首工を訪れます。アクセスは山形自動車道の寒河江(さがえ)インターチェンジの南側の、最上川と交差するあたりにあります。

到着しました。これが下流側から見た「ご尊顔」。毅然と立つ三人衆といった感じ。



しかしながら三郷堰頭首工があるのは最上川の左岸側のみ。ご覧のように右岸のほうにはありません。



下流側の様子。訪れた日は前日からの大雨の影響でめちゃくちゃ増水していました。



頭首工に近づいて見上げると、これまた凛々しいお姿。



上流側から頭首工を見るとこんな感じ。



上流側の様子。かなりの雨量だったと思われます。



実は、この頭首工、最上川の中程のところに作られていて、本当の河岸から頭首工を見るとこんな感じなんです。おそらくかなり増水するとこの河岸近くまで達することがあるのでしょう。でも通常の川幅はこのように狭いので頭首工をこの場所に作り、万一増水した時のことを考慮して本当の河岸から鉄橋の通路を頭首工へ繋げているのだと思われます。



河岸の鉄橋の袂には「三郷堰頭首工」のプレートが嵌め込まれています。1983年3月に完成したのでしょうか。



その通路はご覧のように鉄柵があって立ち入ることはできません。でも、説明書きの文字がポップなフォントを使っているのが親しみやすいですね。



このアングルも、なかなか格好よろしい。



「三郷堰」という名称についての説明はありませんが、地図で確認してみるとこの場所は中山町、寒河江市、天童市という3つの自治体の境界に位置していることからそのように命名されたのかもしれません。付近にも三郷という地名は見当たらないので、たぶんそうだと思います。
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