ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

アート、アート!…神室ダム

2021-09-22 07:07:21 | 山形(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は山形県最上郡金山町有屋(もがみぐんかねやままちありや)にある最上川水系の神室(かむろ)ダムを訪れます。アクセスは国道13号からダムと繋がる金山川と並行して走る県道73号を登って行くと到着します。

建設計画の当初、ダムの名称は金山ダムだったそうですが、北海道空知郡南富良野町に同名の金山(かなやま)ダムがすでに1967年に完成していたため混同を避けるため名称を変更することに。そこでこのダムの水源が神室山(かむろさん:標高1,365m)であることから神室ダムと命名されたようです(参考)。でも読み方が違うし(「かねやま」と「かなやま」)、所在地も別の県なんだから名称変更しなくても良かったんじゃないかな…と個人的には思ったり。

まあ、そんなこんなでダムが見えてきました。あれですね。存在感が凄い!



まずはダムの下へ。幅が広すぎて画面に収まりません。



なのでパノラマで撮ってみました。



ダム横に来ました。そこから見るとこんな感じ。



ダム横のちょっとした広場にはダムの諸元や建設の歴史などが記された案内板があります。これによれば洪水調節、流水の正常な機能維持、上水道用水の確保を目的とする多目的ダムとして1974年に予備調査が開始され、1993年10月に完成したそうです。



また、このダムの目的と構造の説明図もあります。



ダム横にあるこの建物が管理事務所(管理所)。あ、確認するのを忘れました。てへ。



建物の入口前には堂々たるレリーフ。作者はわかりません。



その場所からダムを見るとこんな感じ。



近くには「山形県 神室ダム」と刻まれた石碑や、



貯水湖名でしょうか、「神室湖」と刻まれた石碑があります。



では、いよいよダム上を歩くことにしましょう!



見ると、ダム本体の親柱に相当するところに丸太を模したようなモノ。なんかオシャレですなぁ。



ん? 壁画? なんのことだろう。



…と思いきや、ダム上の欄干に公募で厳選された17点の作品が展示されていました。では展覧会のスタートです。ご覧ください。
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ここでちょい休憩。ダム上の中央に来ました。「神室湖」の様子をどうぞ。



一方、ダムの真下はこんな感じです。60.6mの高さはあまり恐怖を感じません。



下流側の遠景です。いい眺めですね。



ささ、展覧会の続きです。
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お楽しみいただけましたか? これらを見ながらダム上を歩いたので対岸(右岸)へ来るまでだいぶ時間がかかりました。で、振り返るとこんな感じ。



右岸、「神室湖」側から見たダムの様子。



いや〜、壁画に目を奪われて気づきませんでしたが、ダム上の通路も実に凝った作りです。



なかなかの「アート」なダムでした!
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