ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

なかなかの細道の先に…木川ダム

2021-09-02 09:34:11 | 山形(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は山形県西村山郡朝日町立木(あさひまちたてき)にある最上川水系の木川(きかわ)ダムを訪れます。朝日川を堰き止めて建設されているのにダム名は木川ダム。その名称の由来を調べてみると、どうやらダムのすぐ上流に「木川沢」という沢があるのでそこから取られているのではないかと思われます。アクセスは以前訪れた上郷(かみごう)ダムの横を走る国道287号を最上川の上流へ向かい、次に最上川へ合流する朝日川に沿うように走る県道289号を進んでいくと到着します。この県道はなかなか細いので要注意。

見えてきました。あれですね。



「山形県企業局木川ダム」と、しっかり宣伝。



実は県道を進んでいくと最初に目にするのが木川ダムの管理所なんです。ダムよりも左岸の少し下流にあります。





ダムへ近づきました。上部はこんな感じで、



これが下部の様子。強烈な水しぶきが上がっていました。



ダム横、上流側から見るとこんな感じ。



上流側の景色です。



では、ダム上に進んでみましょう。ダム本体には「木川堰堤」のプレートが嵌め込まれています。1958年10月竣工とあり、当時は堰堤と呼ばれていたようですね。



ダム上、中央の柱に貼られている水利使用標識。これを見ると発電用のダムのようです。で、ここで取水された水は直線距離にして約6.3km下流にある朝日川第一発電所(山形県西村山郡朝日町太郎)へ送られ、発電に使われます。また、木川ダムでは一定の水流量を維持するため、貯水側から真空ポンプで水を吸い上げて自然流下させるサイフォン式を採用しているそうな。ほほぉ。



ダム上、中央から見た貯水側の景色。水が茶色く濁っているのは前日降った大雨のせい。



一方、下流側はこんな感じ。写真左上に見える建物が管理所。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



山間の狭い場所に作られた感じのダムですが、居心地は良かったです。ただ、ここへ行くまでの道が細いのが難点。神経、すり減るわぁ。
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