ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ダム上も…白水川ダム

2021-09-08 07:05:51 | 山形(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は山形県東根市泉郷(ひがしねしいずみごう)にある最上川水系の白水川(しろみずがわ)ダムを目指します。アクセスは国道48号沿いにある東根市立高崎小学校(東根市観音寺)付近から村山野川方面へ向かい、さらにそれを越えて進むと白水川にあたるので今度は白水川の左岸に沿って登っていくと目的地の左岸に到着します。

ダム横へ行く前に、まずダム下へ行ってみます。ここのダム下はちょっとした公園になっていてゆったり寛ぐことができます。



白水川ダムは横長なのでダムの真下から撮ると画面に収まりません。



では、ダム横へ行ってみましょう。まず見えてくるのが白水川ダムの管理所の建物。





駐車スペースは貯水側にあるのでダム横を過ぎてから止めます。そこからダムを見るとこんな感じ。



そこから歩いてダム横へ向かいます。すると、草陰に重厚な石造りの案内板が! でも雨や雪に晒されて文字がかすれてしまっています。



それでも、なんとか読んでみましょう。概要説明を要約すると、白水川地域の年間降水量はさほど多くないものの、この地域では短時間に集中して雨が降ることが多いらしい。また降雪も2mにも及ぶことがあるそうな。1904年6月の洪水を契機に白水川の改修工事が行なわれてきましたが、その後水害が度重なり、遂には1969年8月の集中豪雨で堤防が決壊し、家屋と田畑に多大な被害が発生。また1976年には各所で浸水被害があったそうです。その一方で降水量の少ない年には下流の灌水設備が整っていないため旱害が発生しやすく、それが果実生産の不安定な要因になっていたそうな。そこで治水と灌漑用水の確保を目的として1979年に白水川ダムが建設されたとあります。



白水川ダムの目的:洪水調節、流水の正常な機能維持、灌漑用水の供給



諸元表の一部。



近くにはおむすびのような形の岩に嵌め込まれた「白水川ダム」のプレート。



で、ダム上に向かおうとしたらゲートが。立入禁止なのでしょうか。



近づいて見ると車両が進入禁止のマーク。ならば歩行者は良いのかというとゲートに鍵が掛かっていて、いずれにしてもその先に行くことはできません。なんやねん、まったく…。



仕方がないので、その場所(左岸)から見た貯水側の景色を撮ることに。



下流側からダムを見るとこんな感じ。



ダム下には素敵な広場があるんですから、ダム上からの素晴らしい(であろう)眺めも見たかったなぁ。
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