ICT甲府
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない




Log20120930 なんだか色々あった9月でした。
早いもので今年度の半期終了、歴年で残りは3か月です。

強い台風17号は30日午後7時ごろ、愛知県東部に上陸したとのこと。気象庁によると、甲信や東北を縦断して10月1日朝に三陸沖に抜ける見通しと、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 が伝えていました(時事通信の配信ですが)。
福島事故原発に影響が無いことを祈りたい。今夜は台風情報から目が離せないかも知れません。
23時現在、甲府市はさっきまでの強い風が止んでいます。既に通過したのでしょう。
しかし嵐の前の静けさかも知れない、下半期の始まりに象徴的なお天気。

常時アクセスが多いのは、2011.07.01 放射能汚染された食品について山梨県の対応が変です

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2012年9月30日、「ストップ・リニア 沿線住民の集い」
ストップ・リニア 沿線住民の集い

長野、岐阜、東京・神奈川、そして山梨から170名ほどの方が参集されました。「必要か、リニア新幹線」の著者、橋山禮治郎さんも参加されていてフロアーからメッセージがありました。

本日の最後に 「リニア新幹線は要らない」甲府アピール の原案が提案されて採択されました。この全文は リニア・市民ネット などで掲載されると思いますので、ここでは最後のセンテンスだけ引用しておきます。

私たち、中央新幹線沿線住民は、自然環境と安全な生活を脅かす計画推進の旗振り役である期成同盟会から、県や市など関係自治体が脱退し、住民に寄り添うよう求め、そして国交省、JR東海に対し、リニア中央新幹線計画の凍結を求めます。

リニア中央新幹線の問題点は既によく知られていることだと思います。311以来、リニアを推進する体制・構造が原発問題と同じようだと気付いた方も多いはずです。
それでも何故変らないのか、私は不思議に思っていましたが、今回の集会に参加してみてその理由が見えたような気がします。

1..リニアは特定地域の交通機関の問題、東京~大阪の沿線地域の問題であり、広域な全国的な問題では無いという認識(いうなれば、どこかの街に新機軸の大型SCが進出するという話のレベル、その新機軸に関心はある、完成したら行ってみようかの話)
2.自治体が推進母体となっていて、多数の民間団体がそれに協働し推進している
3.自治体やマスメディアから流される情報から読めるのは、「地域が発展する」という「学者、有識者」の話なので受入れる
4.それにより一般市民は、「リニアはもう決まった話だよね」 と考えている、だから反対意志がある人でも最早何を言っても無駄として諦めている
5.リニア事業にともなう土地買収などと関係する人が身近にいることで批判的な意見は口を噤む
6.情報の開示がきわめて不十分だが、既に無関心になった人々は、それすらも気付いていない

この構造は原発問題と同じだと思います。
本日の沿線住民の集いというのは、リニアについて考えている人々が初めて一堂に会したものだそうです。
私はこれまでブログなどで各地の会合情報を読んだことはありますが、本日は多数の資料が配布されました。

各地では既に、「こんなはずでは無かった」 と 「リニアによる発展の夢」 から醒めた方々がおられるようです。地域の政治家の中にはそういう人は未だ少ないかも知れません。
さしあたり、「もう決まった話だよね」 から脱却して市民がもう一度考えてみるきっかけは、どうやらマスメディアが覚醒することから始めねばならないようです。垂れ流しや売文ではなく、ジャーナリズムの基本に立ち返ることが望まれます、これはリニアに限りません。
マスメディアではそれが出来ないらしい状況は原発問題に見えていますが、ネティズンはその点を既に分かっていても、ネットを遊び道具に使うだけの人々には知られていないと思えます。

そして、リニア中央新幹線を鉄道企業の事業問題としてでは無く、国政の問題として国会でもう一度キチンと審議させる方策を考えること、それは 「リニア311」 が発生する前に市民が成し遂げておかねばならない課題だと私は思います。さしあたり、「リニア311」 は山梨で発生する確率が高いでしょう。


ほくと未来ネットワーク 2012年10月01日記事 いよいよ、リニア沿線住民の声が集まり、つながり、大きくなろうとしている。/STOPリニア沿線住民の集い、こちらから Youtube 動画が見られます。どちらも1時間10分程です。
Youtube ストッフ?・リニア沿線住民の集い9・30@甲府(1) ―各県の運動団体からの現地報告
Youtube ストッフ?リニア沿線住民の集い9・30@甲府(2)―シンポジウム

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日時 2012年9月30日(日) 午後6時~9時すぎ
第1部  午後6時~7時半
 講師 矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)
 演題 「文科省の線量計のウソと真実」(仮題)
 IWJ のネット中継は 福島Ch1

この情報は 2012年9月26日 ふくしま集団疎開裁判広報記事から。
『矢ヶ崎さんは、この間、福島県に設置された文科省のモニタリングポストを実態調査した結果、放射線量の値を低く見せる操作が行なわれていたことが確認できたので、近く開く記者会見でこの事実を報告する予定です。被ばくの当事者である郡山の皆さんには会見に先立ってこの重大な事実をお話したいと考えています。』

既にご承知の方も多いと思いますが、この6月にアルファ通信は国を相手に提訴しています。
アルファ通信のリアルタイム線量測定システム契約破棄に関する提訴メモ
問題の経緯はこの記事で整理されています。私は2011.11.29 (株)アルファ通信との契約解除した文部科学省 を書いています。矢ヶ崎さんの講演はこれとも関連しているように思えます。
裁判の様子(証拠調べ)が確認できたらWebページでまとめてみようと思っています。

以前から書いていますが、この件は山梨県が放射能汚染については安全だという話にも影響します。

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9月になった頃に利根川水系のダムが渇水だとニュースをみた覚えがあります。ああ、これで八ッ場ダム推進派は活気づいているだろうなと思ったのですが、特にサーチすることもしませんでした。

久しぶりに確認した 八ッ場あしたの会で、2012年9月29日記事 減少が止まらない東京都水道の一日最大配水量 に気が付きました。
私はこの「八ッ場あしたの会」のデータ処理は信用していますので、東京都水道局のソースは確認していません。以下をメモしておきます。

今夏のような渇水年で取水制限が10%あっても、給水制限につながらないのはそのためです。
 一方、東京都が今年3月に発表した水需要予測では2015年度には592万?/日まで急増することになっています。現実を無視した架空の予測が八ッ場ダムを推進するために罷り通っています。
上記のような現実が広く知られるようになれば、マスコミの渇水報道で不安を覚える人もいなくなるでしょうし、水源確保のためのダム建設という国交省の広報も説得力を失うでしょう。

そう言えば、新山梨環状道路北部区間建設推進の根拠となっている国道20号線の渋滞状況時系列データはどっかにあったかな?

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読売新聞山梨版 2012年9月28日記事、明野処分場…「漏水なし」原因究明終結 と報じました。

鈴木氏は電気工学の観点から、検知システムの作動は、遮水シートに空いた微細な穴を電気を帯びた物質が通り抜けたことが原因と報告。「穴は漏水するほどのものではなく、システムも十分に機能していた」とした。
材料工学が専門の沢氏は、何らかの原因でシートに穴が空き、埋め立ての進行で徐々に荷重が増えて数か月後に穴を通して通電したと分析した。

(財)山梨県環境整備事業団の広瀬正三専務理事は「大筋で県側の説明を裏付けてもらえた。システムは正常に機能しており安全性も確保できている。適正な処分場運営に努めたい」と話したそうですが、検知システムが作動した時には、その都度同じ検証を繰り返さねばならないことになるのではないか。
すなわち、この検知システムに信頼性があるのかという新たな問題が発生したように私は感じました。
下手するとSPEEDI情報隠しのような問題が出ないとも限らない。
Internet Explorerの脆弱性のように、その都度パッチ(修正プログラム)を適用し続けねばならない。Windowsと一心同体のInternet Explorerの宿命で、不具合なソフトは削除するというような方法がとれない。同じことが明野処分場で生じているような気がします。
Internet Explorerの脆弱性を指摘したハッカー(クラッカーでは無い)にマイクロソフトが損害賠償請求したことは無かったと思います。

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2012年10月6日(土)に天皇陛下がご来県あそばされます。(山梨県警サイト
中央部から潜入してくるかも知れない人々による、テロもどきにも警戒しておいた方がよい、かも知れません。

山梨県内でも脱原発に関する活動が活発になってきました。そこに陛下のご来県です。
私はふと山本美保さん自殺説垂れ流しを思い出しました。
あれは成功した、山梨県民は御しやすい、脱原発の動きを止めるのは簡単だ・・・美保さんのケースと同様に中央がそう考えている、かも知れない、と、私は思いました。
三億円事件の記憶がある方々は、ローラー作戦という言葉も思い出されるでしょう。
過日のオウム指名手配犯連続逮捕の時に流れた防犯カメラ映像、あの当時には無かったネットもそうですが、彼等のインフォメーション・テクノロジーは格段に進んでいるし、それに伴う監視システムもおそらく国民の想定外に進化していると私は思っています。
この記事が杞憂であることを願っています。

311以来、国民の身を案じてくださる陛下を、爽やかな秋晴れの下、日の丸の小旗でお迎えしたいと思っております。


広報こうふ掲載_送迎時刻表
2011.11.03 両陛下のご来県、11月13日~14日 を書いていました。

「山本美保さん失踪事件の謎を追う―― 拉致問題の闇」 荒木和博 著、草思社 2012年7月31日刊 230頁、定価 本体 1,800円+税
山本美保さん失踪事件の謎

甲府市もやりますね、実に知能的な情報公開じゃないかな、参謀はどこにいる?

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ふくしま集団疎開裁判 の 2012年9月28日記事から、私が参考になると感じた部分を引用・編集して掲載します。正確な全文は記事を必ずご参照ください。
引用・編集箇所は、「1 口頭弁論手続きによる放射線被害等に関する専門知識補充の必要性」 の 「(3)、ところで、」 以下の部分です。
改行や文字色は編者が勝手に処置しました、判読しやすくする為です。


(3)、ところで、抗告人側科学者・医師らも、山下俊一氏が指摘する 「放射能は『正しく恐れる』ことが大切」 「チェルノブイリの教訓を過去のものとすることなく、『転ばぬ先の杖』としての守りの科学の重要性を普段から認識する必要がある。」 点では全く異論がない。問題はその先にある。

一方は 「もともと放射線の被ばくはどんな微量でも体によくない。年100シーベルト以下だからといって安全な筈がない」 と言い、
他方は 「年100シーベルト以下なら大丈夫」 と言う。
 【編注・原文のまま記載しましたが、100ミリシーベルト の誤植かと思います】

一方は 「内部被ばくで低線量の放射線で切断されたDNAの修復作用によりがんが発生する」 と言い、
他方は 「放射線で切断されてもDNAには修復作用があるから直してしまう」 と言う。

事故直後の安定ヨウ素剤の配布について、
一方は 「(配布しなかったのは)取り返しのつかない『行政の愚かな措置』」 と言い、
他方は 「小児甲状腺ブロックは不要」 と言う。

福島県の子どもたちの甲状腺検査結果について、
一方は 「警告を発していると見るべき」 「甲状腺が望ましくない環境影響を受けているおそれを強く示す」 と言い、
他方は「原発事故に伴う悪性の変化はみられない」 「しこりは良性と思われ、安心している」 と言う。

以上のとおり、山下俊一氏の見解は抗告人側科学者・医師らの見解と真逆(まぎゃく)である。この真っ向から矛盾対立する2つの見解の当否を吟味する必要がある。
そのためには、両者の見解を裏付ける根拠・前提にさかのぼって明らかにし、これらについてその食いちがいの理由やその当否を問うべきである。
そのためには抗告人らが従前主張していた参考人の審尋(民訴187条)方式では不十分であり、山下俊一氏と抗告人側科学者・医師らを口頭弁論期日において証人調べすることが必要不可欠であり、とりわけ両者の見解とその根拠の意味とちがいを明確にするために、両者の対質尋問を実施することが最良の方法と考える。


ふくしま集団疎開裁判サイトには、「本裁判に対する科学者の意見・声明」 が多数アップロードされています。
この裁判が他人事(ひとごと)だと私には思えないので、首都圏にいる身内の子供たちの為にも注目しています。

別件ですが、東京二十三区清掃一部事務組合の災害廃棄物焼却でアスベスト汚染が出たことが報告されていることは、山梨県議会議員、甲府市議会議員諸氏も既にご存じのことと思います。12月議会では震災がれき広域処理引き受けについて、明野処分場を使いたい意向についても、何らかの判断が出ることを期待しています。

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山梨学講座1 2012年9月28日(金)から始まった 第3回 「猫町古本市」 に出かけてきました。
古書市は初日の早い時間にでかけるのが良いと聞いたことがありますが、中心街に所用で出かけたので午後遅い時間になりました。

これは掘り出し物と言えると思います。「山梨学講座1-山梨の人と文化 時代に輝いた人・埋もれた人を追って」 山梨県生涯学習推進センター編、2003年9月 やまなしふるさと文庫刊

やまなしふるさと文庫の「歴史・民俗学の本」カテゴリーに紹介ページがあります。
「山梨学講座6  風土が生んだ文学と芸能」 まで刊行済みのようですが、これが「1」なので、山梨学勉強中の私には最適な入門書だと思いました。
講演とシンポジウムを収録したもので、「柳沢父子と城下町の文化」という魅力的なタイトルも見付けたので買うことに決めました。

毎度の事ながら、今日も時間がなかったのでゆっくりは出来ませんでした。「猫町古本市」会場「ココチ」のある建物の1階 「バールスロー」にも立ち寄る時間がなかったので、近日中に再訪問したいと思っています。
甲府市中心街では こうふのまちの芸術祭2012 を開催中です。芸術の秋です。

しかし、その芸術の秋に放射能リスクを浴びせる無粋な連中がいるのだ、この日本にはね。

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 おびただしい被害を出し、命を傷つけ、かけがえのない自然環境を破壊しながら、この未曾有の原発事故でなぜ誰も責任を問われないのか。

 こんなあからさまな不正義、不条理が目の前で起こっているのになんの手も打たれない日本は本当に法治国家なのか。

 当たり前の正義が通る社会にしたい_そんな思いから、2012年3月に生まれた福島原発告訴団は、1324人の告訴人を集め、6月11日に第1次告訴をしました。福島に住む者、県外への避難者の怒りと思いの詰まった陳述書は検察を動かし、8月1日、私たちの告訴が受理されるところまで来ました。私たちの運動のもたらした成果であると思います。

 しかし、第1次告訴の受理は私たちにとって通過点です。

 私たちは次の段階に進まなければなりません。

 全国から告訴人を集め、怒りは福島だけではない、全国が被害者であり、怒っているのだと示す必要があります。それは、この国に生きるひとりひとりが福島の思いを受け止めること、みんなが福島を孤立させることなく、その最も深刻な被害に対し、自分の問題として、豊かな想像力と行動力で立ち向かう決意を示すことでもあります。

 日本政府は、あらゆる戦争、あらゆる公害、あらゆる事故や企業犯罪で、ことごとく加害者・企業の側に立ち、最も苦しめられている被害者を切り捨てるための役割を果たしてきました。私たちの目標は、誰かを犠牲にして成り立つ社会を根源から問い、「犠牲のシステム」の歴史に終止符を打つことです。

 私たちは、小さな違いを乗り越え、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちと連帯し、この事故を引き起こした人たちにしっかりと責任を取らせたいと思います。

 この国に生きるひとりひとりが尊重され、大切にされる新しい価値観を若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

2012.9.22
福島原発告訴団全国集会参加者一同


福島原発告訴団公式サイトから転載させていただきました。

山梨県では 「ほくと未来ネットワーク」 の2012年9月10日記事で、武藤類子さんによる福島原発告訴団説明会@山梨県北杜市 があります。
福島原発告訴団・甲信越公式サイト で情報発信されています。
そのリーフレットページで紹介されているA4三つ折りのリーフレットを、私は9月23日の肥田舜太郎医師講演会の時に入手しました。
第一次告訴については、「福島原発告訴団の告訴が、8月1日受理されました。」 という記事をご参照ください。第二次告訴は2012年11月を予定しているとのことです。

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産経新聞神奈川版 2012.9.13 記事・「冷凍ミカンの実費2710万円を業者に支払い セシウムの影響で給食中止 横浜市教委」 がソースです。
『市教委は(9月)13日、当初支払う予定だった代金約3380万円のうち実費に当たる約2710万円を8月末、業者に支払ったと市議会に報告した。業者側の販売利益はなく、市教委は冷凍ミカンの廃棄処分を要請。』
私がこのニュースに気付いたのは、リンクしている「横浜ママパパの放射線だより」からです。

この問題の発端は 2012年5月8日、「横浜ママパパの放射線だより」にまとめ記事があります-「横浜市給食 冷凍ミカン 放射性物質検出」 今回の支払いと廃棄処分については、引き続き記事になるでしょう。以下は私が確認できた公式記事のリンクです・・・

◇  横浜市健康福祉局 健康安全課 平成24年5月21日 学校給食の冷凍ミカンについて
『平成24年5月10日(木)から神奈川県産の冷凍ミカンを各学校一度ずつ給食で使用する予定でしたが、川崎市、横須賀市の給食食材検査において一定の数値が検出され、保護者の方から不安の声が寄せられていることから、教育委員会で、念のため、取り急ぎ、5月については冷凍ミカンを控える献立に変更しました。
 これについて、より詳細に実態を把握するため、通常よりも検体数を増やして、冷凍ミカンの検査を行いました。
 その検査結果を踏まえ、放射線対策本部会議で別添のとおり6月以降の対応を決定しましたのでお知らせします。』

この記事に添付されているPDFファイルに、「学校給食の冷凍ミカンの検査方法及び結果について」という資料があります。
『周辺自治体が実施した検査においてミカンから放射性セシウムが検出されている状況をふまえて、厚生労働省通知 「旧ソ連原子力発電所事故に係る輸入食品の監視指導について」 等を参考にして、重点的な検査を行いました。 現在実施している食材の事前検査では、製造単位(ロット)ごとに1検体を選び出し、そのロットを代表するものとして検査を行っていますが、放射線対策本部で慎重に検討するため、今回の検査に限っては、箱ごとに結果にバラつきがある場合も考慮し、統計学的に定められた数の箱を複数開梱して採取して、検査を行いました』
この記事には、「EUの穀物サンプリング方法」にも準じたことが書かれています。厚生労働省通知についても私は知りませんでしたので、後日確認しておきたいと思います。
山梨県や甲府市での食材検査でも、このような通知に準じてサンプリングされているのだと思いますが、そういう話に私はこれまで気付きませんでした。後日各サイトを確認しておきたいと思います。何度か記事に書いたように、放射線検査でサンプリングがどんな理論的な意味があるのか、私はずっと疑問を持ち続けています。

検査方法を読んでいて、ミカンの数が多いこと、2700万円にも驚いたので横浜市の給食システムを確認しました。もしかすると学校給食会を調べた時に見ていたかも知れませんが、もう忘れています・・・
◇  横浜市教育委員会 小学校給食食材の放射性物質関連情報について
横浜市の学校給食
給食のしくみ 『横浜市では、全市統一の基準献立に基づいて共同購入した給食用物資を各学校に配送し、各校の給食室で調理しています。』

◇ 健康福祉局 > 食の安全 > 放射性物質検査

横浜市会 記者発表資料

小学校給食の「冷凍いわし」について(平成24年5月24日使用予定分)
 これについては、「甲府の給食を考える会」 の甲府市、議会への要望・請願の時にも言及されていました。
甲府市では大規模集中化された給食システムだという事を知りましたが、食材汚染問題は既に永続的な問題となっていて終ることはありません。統一献立による食材一括大量仕入れには問題があると横浜市でもはっきり分かったはずなので、専門家の方々が改革の検討を進めておられるのではないかと思います。

横浜市議会で教育委員会の報告についてどのような意見があったかは、いずれ分かると思います。
私としては、「廃棄処分とはもったいない」、子供たちには食べさせたくないが、お国が決めた基準値より低いのだから、霞ヶ関官庁の食堂で引き取らせるような智恵があってもよかったはずだと思います。その為には、神奈川県選出国会議員が働けば良い。
一所懸命にミカンを育てた方々のご苦労を無にするような事態を引き起こした責任をしっかり取らせたと、市民、県民に報告できるのが一番よかった思います。産経新聞もそんな風に「中央官庁が自腹で購入し、食べて応援した」と記事を締めくくって欲しかったなぁ。

それにしても、産経新聞の記事から横浜市サイトに入ってみたら、問題も給食についても全体像が容易に把握できたことで、久しぶりにスッキリしました。
いわゆる 5W1H  なぜ、なにを、どこで、いつ、だれが、どんな方法で、というポイントがとりあえずネットから見えたこと、その公開方法にはさらに工夫が必要とは思いますが参考にできる横浜市でした。

・・・「他都市の事例」ということで、この記事を山梨情報とします。


神奈川新聞 2012年9月14日 給食使用中止の冷凍ミカン廃棄へ、市が業者に依頼/横浜
『ことし5月、県内産冷凍ミカンから放射性セシウムが検出されたとして横浜市教育委員会が給食への使用を取りやめた問題で、市教委がミカン約60万個の廃棄処分を仕入れ業者に依頼していたことが13日、分かった。ミカンの購入代金として計約2700万円を支払ったとしている。
 市教委は5、6、7月分の献立として冷凍ミカン計約60万個を確保したが、放射線濃度の測定で1キログラム当たり3・2~8・8ベクレルの放射性セシウムが検出された。国の基準値(100ベクレル)を大幅に下回っていたが、子どもや保護者への配慮から使用を取りやめた。』

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2012年9月24日(月)、岡島ローヤル会館で開催された菅谷 昭(すげのや あきら)さんの講演会に滑り込みセーフでした。
菅谷さんが甲状腺の専門医としてチェルノブイリで支援医療活動をされた5年半(※)と、その後も訪れておられるお話を、ご自身が撮られた多数の写真と共に感銘深く伺いました。(※ 1996年~2001年
日本に戻られてから、それらの写真と共にチェルノブイリ原発事故に関する講演をしても他人事のようにしか受け取られていなかったが、311以後は我が事として感じられている状況があるとも語られました。

私の場合はチェルノブイリ情報の記事を開こうともしない「無関心」でしたから、菅谷昭さんのお名前を知ったのは、給食関連について調べている時にネット情報から得た松本市の取り組みを確認した時です。

講演後にフロアーからの質問にお答えになる時間が少しありました。福島など山梨県外から避難して来られた女性からの質問もありました、

子供の甲状腺の「のう胞」を心配する質問に、「のう胞」と「癌」とは違うとおっしゃいました。
「給食」について答えは濁されたように思います。松本市長の立場として他都市の内政に口を出すことは控えられたと私は理解しました。子供たちもその土地に生れた運命を受け止めるしかないと思います。

「子供達は疎開させる」、それを国としてやるべき、というご意見のように私は感じました。
チェルノブイリで子供を連れて畑仕事をしていた、時を経てその子が医者の道を目指したが体調が悪化して希望はかなわなくなった。そのお母さんが菅谷さんに涙ながらに「あの時、私が・・・」と語る、チェルノブイリの状況は今の福島でも同じだろう。片方が避難して一方は留まらざるをえない、双方のそれまでの関係が崩れていく辛さに直面する・・・というような話もされたと思います。

ジュンク堂書店が菅谷さんの著書を展示・即売していましたので、今回も身内の子育てママの為に1冊求めました。

「これから100年放射能と付き合うために」、菅谷 昭 著、2012年3月30日
亜紀書房刊 四六判 99ページ、税込み 1,000円
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主催された甲府ロータリークラブに心から感謝します。そしてこの講演会開催の情報を知らせてくださったネット友人にも感謝。

9月23日、24日と二日続けて内部被曝の問題をきちんと理解する手がかりを得ることができました。
この単純なことが、どうしてこうも意見が異なるのか、その理由も見えてきました。
道路の制限速度設定で、規制速度は迷わず安全サイドに決めていくはずです。何事もリスクを考えた時に理論的に曖昧なら「安全」な側に設定していくでしょう、いわゆるフェイルセーフです。パソコンやインターネットのセキュリティの検討でも私は同じように考えます。
しかし、今次大戦下において放射線によるリスク考察は「何故」こんなに混乱するのか。おかしいですよ。その「何故」こそが問題の根底にある。
「非核都市宣言」してりゃ「内部被曝軽視」は免罪だ、そして日本は「核武装」という三題話はいずれまた。

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福島の子どもたちに異変が発生、と書かれている記事。
これは福島県トップページ(Home) > 組織別 > 保健福祉部 > 健康管理調査室 > 県民健康管理調査検討委員会でアップロードされている「第8回検討委員会(平成24年9月11日開催) 」-「資料2 「甲状腺検査」の実施状況及び検査結果について」(PDFファイル 1,293 KB) を論評する記事です。

この発表について、甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」(福島民報 2012/09/12) は目を通した記憶がありますが、私は甲状腺の病気について知識は全くないので読み飛ばして終ったような気がします。
今、気が付いた上記の記事、3.11以後、最悪の健康被害の発表「女子小学生の54.1%、女子中学生の55.3%に『のう胞』か『結節』発見。38人の中から1人小児甲状腺ガン発見 を読んで肥田医師の講演を思い出しました。
山梨県内に避難して来られた福島及び関東地域からの子供たちの甲状腺検査が山梨県行政としてはどのように行なわれているか、私は知りませんが、福島県の情報から山梨県内の専門医の方々とも相談して山梨県として判断すべきことがあるように思います。
福島県の記事(PDFファイル)には検査対象者に「県外避難者を含む」となっています。福島県からは山梨県にもこの検査についての連絡は来ていると思います。

しかし、23年度、24年度の福島県内のデータのみ、22年度との比較や全国レベルとの比較が無いのは何故なのか、医学に疎い私にはわかりません・・・私が気になるのは福島県サイトの構造が戦時体制に即していない、まるで平時のサイトのようで肝心なデータがトップページからは分かり難い、そのことがむしろ気になるネットオタクの私。(2012-09-24 02:00 追記)
◇ 2012-05-02 カルディコット医師の警告「子供に甲状腺結節やのう胞があるのは、まるで普通ではありません」
◇ Jul. 19, 2012 CONFIRMED: 36 Percent Of Fukushima Kids Have Abnormal Thyroid Growths And Doctors Are In The Dark
甲状腺検査の他施設での検査拒否を依頼する検査体制に強く抗議し、早期発見・早期治療の体制を要請します(ACSIR 内部被曝問題研 2012年8月9日)


311以降を生きる なんとか開始直前に会場に滑り込みました。
700の座席は9割近く埋まっていたようです、私の予想は良い方に外れました。

311以降を生きる 実行委員長の挨拶があって、 「核の傷 : 肥田舜太郎医師と内部被曝」の上映、私はリンクしていたサイトは見ずに出かけたので、内容に驚きました。アメリカのABCC(原爆障害調査委員会)、名前は知っていましたが、これに端を発する行動パターンが現在進行形で福島県はじめ日本全国で行なわれているのだと、改めて思いました。

肥田舜太郎医師サイン会 1時間以上立ちっぱなしでのご講演のあと、読者の質問にも丁寧にお答えになりながらサイン会での肥田医師です、95歳。

内部被曝の脅威 内部被曝の脅威

ロビーに出店されていた春光堂ブースで手に入れたのは 「内部被曝の脅威―原爆から劣化ウラン弾まで」、肥田舜太郎・鎌仲ひとみ共著、ちくま新書541(筑摩書房)、2005年6月刊の第10刷(2011.10)です。
第2章と第3章が肥田舜太郎医師、第1章と第4章が鎌仲ひとみさん、第5章は2005年2月28日に肥田宅で収録されたお二人の対談です。
この本は読み終えたら身内の子育て中のママに進呈する予定で求めました。以前購入した数冊は既に届けてあります。

私は原爆のことも、映画などで描かれる核戦争も話として知っています。3.11以後、長期的問題は内部被曝だということを初めて知りました。広島・長崎の原爆被災者について内部被曝問題がむしろ隠されてきたと理解できる記事もいくつか読みました。
「猿の惑星」という有名なSF映画があります。しかし、核戦争後の地球にそれはあり得ない。生物は全て死滅する地球でしかないはずです。あの映画は内部被曝を無視するように仕向けた米国の国策映画だとすら、いまの私には言えます。

肥田医師はご講演の中で、1945年8月6日午前8時15分という時刻は、アメリカが入念に調べて広島市民が戸外にいる数が最大になる時間として選定したと言われました。黄色い猿はアメリカのモルモットだったのですね、あの時も、今も。
但し、あの当時と違うのは、自分達がモルモットにされていることに気付いた人々が増えていて、彼等の手先となって動いている人や組織が何であるかも理解しつつある。

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神奈川県川崎市の市長の部屋、川崎市長の阿部孝夫です から抜粋(改行のみ編集)・・・
(川崎市サイトの再構築によりリンク先を修正しました 2012.10.15)

市民の皆様が住んでいてよかったと思えるまちづくりに取り組みます。
その実現に向けて、
 ① 医療、福祉、子育て、教育など、人が人を支え、大切な命を尊び育む「人間都市」づくり、
 ② 暮らしの安全安心や生活環境の快適性の確保に取り組む「安心快適都市」づくり、
 ③ 地球温暖化対策を進めるとともに、環境、ライフサイエンス分野の研究開発や福祉産業といった産業を育成するなど、国際社会に貢献し、持続的に発展していく「元気都市」づくり、
 ④ 中小企業支援や、商店街、農業の振興、雇用の確保などに取り組む「安定持続都市」づくり、
 ⑤ 地域の資源など特徴と強みを活かした魅力が輝く「オンリーワン都市」づくりを進めてまいります。

「市長記者会見 平成24年9月4日(月) 午後2時」 から引用です・・・
(給食食材からの放射性物質の検出について)

司会: ただいまより、定例の市長記者会見を始めさせていただきます。本日は、市政一般となっております。
それでは、幹事社さん、よろしくお願いいたします。

幹事社: よろしくお願いいたします。

市長: 特に私のほうから話題提供はございませんので、どうぞご質問をお願いします。

幹事社: それでは、幹事社から1点質問させていただきます。8月の給食食材検査で、リンゴの缶詰からセシウムが検出されましたが、報道発表がなかった理由は、これは何でしょうか。

 【以下長くなるので、このページでの掲載は中略、「川崎市長記者会見の記録 | 給食食材からの放射性物質の検出について」 に移動しました。】

市長: ですから、不確実なおそれに対してびくびくして行政をやるというのは正しいことではありません。


私は、2011.07.02 給食食材の情報を発信している川崎市の記事で 「川崎市教育委員会 GJ ですね」 と締めくくっていたのです。当時山梨では給食の事など話題にもなっていなかったので、他都市の事例として記事にしたはずです。
川崎市では株式会社 東芝 周辺の環境放射線測定が3.11以前から行なわれている、東芝の原子力関係施設をかかえた川崎市行政は放射線についての知識と理解は深いものと感じたのです。

それでこの記者会見の情報を知ってソースを確認してみました。いやはや、なんともコメントのしようが無いのですが。
自分が注意すれば防げるものと、そうでは無いものとが世の中にはある。防げるものは防げるように知育体育徳育が教育です。
防げないものがのしかかってくる社会になりつつあることを観ぬく力を養うのも教育です。
それが観えた時に自分は如何にすべきかの判断力・行動力を養うのも教育です。
川崎市の優れた教育のもとにある子供たちが、「お母さん、お弁当にしたいよ」 と判断したら川崎市はそれを受入れなければなりません。

「スーパーマーケットに出まわっているものより・・・」と業界から糾弾されそうな大胆な発言があったり、「自分で。測定器持って行って、どのぐらい出ているか。・・・」 と言っている点では、食材の放射線測定についてキチンと学習されているのかどうか疑問です。
一般に市販されるものには検出されたが基準値以内に収まっているとして出まわっているものがあると川崎市長が認識しているのなら、それを食するしかない子供たちには内部蓄積が進んでいるとの認識もあるはずです。せめて学校給食だけはその蓄積にプラスしないように安全なものを与えたいと考えるべきでしょう。
そんな事は関係無いならオスプレイの「不確実なおそれに対してびくびくせずに」川崎市は基地として名乗り上げたらいかがでしょうか。いっそのこと臨海地域に原発誘致したらどう。

「たまたま検査してああいうふうに出たものだけを狙い撃ちする・・・」 この発言は逆の意味で私の疑問と一致します、すなわち、今次大戦のような状況の中で、食材のサンプリング測定が統計的にどのように正当化されるのか、それを説いた記事に、私は未だお目にかかっていないのです。缶詰のような工場生産の製品でも素材はどういう地域に分散しているか、そこにも問題はある。
加工段階で汚染される食中毒や食品添加物などの問題と放射能汚染との違いは明確です。
全て素材の段階で全数検査する以外に方法が無い、その経費を負担するのは東京電力しかない、経費を国民に転嫁させない為に政治は何をすべきか、そこまで考えねばならない。

しかし、この市長の応援演説で励まされた方々も多いと思いますが、周回遅れの山梨でもこれには追従しないでしょう。川崎市はお望み通り「オンリーワン」になれると思います。

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『311以降を生きる』~内部被ばくから子どもを守るために~
日時 : 2012年9月23日(日) 12:30 開場
会場 : コラニー文化ホール(山梨県民文化ホール) 小ホール
プログラム
 13:00~ 映画 「核の傷 : 肥田舜太郎医師と内部被曝」 上映
 14:30~ 肥田舜太郎医師講演会

311以降を生きる
「あまんじゃく」さんに予約しておいたチケットを受取りました。
マダムからの情報ですが、肥田舜太郎医師は来甲可能でご講演を拝聴できるようです。

あまんじゃく 最近、お店の看板を新しくしたということで記念の一枚です。
「なんの店か分からないでしょ」というのが売りのようです。
これはマダムの筆になるもの。以前にご紹介しましたが、「風月庵 椿」を書かれた能筆な書家でもあるのです。お店のメニューももちろんです。

私はお店に入るとまずお人形さんに癒されます。どこかマダムと似ています。

あまんじゃく 久しぶりの訪問でしたので、いろいろ勝手なことを喋り続けたのですが、一言釘を刺されました、「あなたは、インターネットしか見てないから知らないだけ、甲府でも山梨でも大勢の方がネット発信せずとも熱心に活動していますよ」

この鋭い一言に至るまでに私は喋りまくったのです、「小出さんの講演会に二千人を超える人々が集まったけど、ほとんどは山梨県外から来た人々ではなかったのか、私はあの時にとても期待したのだけど、その後の山梨の行政などを見ていると、まったく逆だ、県内からの声が無い、議員すら全くなにも考えていない、そんな地域で二千人が集まった、それは県外からのお客様だったのだろう・・・・」などとまくしたてたのです。生っ粋の甲府人のあまんじゃくさんに向かって、なんでも言えちゃう甘えもありますが。
実は小出さんの講演会のチケットもお世話いただいたので、2011.12.30 「あまんじゃく@甲府桶屋町通り」に書いています。

まあとにかく、マダムは私の「甲府学」、「山梨学」の先生です。「あまんじゃく」は私の癒しの隠れ家。
そして、23日の肥田さん講演会700の座席が私の想定400席に終らないことを心から祈っています、山梨県のために・・・(小出さんの講演会、県内からは500程度だったろうと、今の私は考えている、特に行政に関わる人々、小出?それ誰?)

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2012.07.20 内部被曝を理解できない議員が松本市にもいる? と題した記事で私は以下のように書きました・・・
『私がまるで関係無い桐生市と松本市の議員活動について、このブログ記事にした理由は次の通り・・・
2012年6月27日記事に書いた「震災がれき受け入れの安全確保に関する請願」 は、この松本市山崎たつえ議員と同類である甲府市議会政友クラブの議員達によって潰されたからです。
彼等は宮城県に出かけて瓦礫処理に関するDVDを貰って来て山梨県議会議員に渡して議会質問のネタにさせた。しかし、その視察について市民に報告し、彼等の政治理念をベースに瓦礫引き受けの啓蒙をするというような活動はしない。裏でコソコソ・・・が得意技かも。』
・・・6月環境水道委員会の議事録にこの視察の事が残っていることを知りました。この議事録は公式にはネット未公開です。

2012年6月甲府市議会、最終日の6月18日議事録から環境水道委員会委員長の本会議報告を確認しました。(下線や外部リンクは編者)

2012.06.18 : 平成24年6月定例会(第5号) 本文
16 : ◯環境水道委員長(輿石 修君)
◯環境水道委員長(輿石 修君) 去る6月14日の本会議において、当委員会に付託されました案件について15日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。
 請顧第24-3号 東日本大震災における震災がれきの受け入れの安全性確保に関する請願については、国から、震災がれきの受け入れ要請があった場合は、環境センターの地元を初め、甲府市民及び笛吹市民を対象とした説明会の開催を要請するなど、願意妥当であり採択すべきとの意見と、焼却灰の最終処分場が確保されておらず、また、国や山梨県から、安全基準についていまだ明確に示されていないことから、不採択とすべきとの意見があり、採決の結果、多数をもって不採択とするものと決しました。
 以上報告を終わります。

不採択とすべき意見には、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の論理展開があったとしか考えられません。
ここでは採択しておき、甲府市が震災がれき広域処理を引き受ける段階に至った時に、この市民請願も踏まえて議会として十分に検討するという結論になるのが当然でしょう。
私は委員会議事の概要は確認していますが、甲府市議会には環境水道委員会議事録の公式なネット公開をお願いしたいと思います。

ちなみに、甲府市議会政務調査費報告の平成23年度版に会派視察の報告書もアップロードされています。甲府市議会政友クラブの23年度報告には宮城県への震災がれき処理視察は含まれていませんので、2012年4月以降に行なわれた訪問と思います。
このことは、『甲議第 2号 東日本大震災における震災がれきの受け入れに関する決議について 委員会付託省略 3月26日 原案可決』 と記録されている甲府市議会議事録で確認できますが、
2012.03.26 : 平成24年3月定例会(第6号) 本文
23 : ◯斉藤憲二君
◯斉藤憲二君 甲議第2号 東日本大震災における震災がれきの受け入れに関する決議について、甲府市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出いたします。
 東日本大震災における震災がれきの受け入れに関する決議(案)

以下引用は略しますけど、ここでの提案理由説明でも宮城県を訪問し説明を受け、DVDを貰ってきたことは述べられていないからです。
その後は議長により、 『質疑はありませんか──質疑なしと認めます。──本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。──御異議なしと認めます。──本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。――御異議なしと認めます。 よって、本案は提案のとおり可決いたしました。』 という流れです。
自分達が提案した決議について可決後に現地に出かけているのではないかと思えます。そのことが視察報告として市民に読まれ、市民の話題になる前に県議会でも事態が進行させられていく。それを私は感じました。(ですから、「裏でコソコソ・・・が得意技・・・」と書いてしまうのです、ソースを公開せずにいて批判された時、風評だの誹謗中傷だのという言葉を発することができますか)

環境水道委員会報告

政務調査費の報告に年度ごとに視察報告が含まれている、それはそれとして税金の使途を示す意味ではこのWebページに載せる必要はあるでしょう。

しかし、「視察報告」として別建てのホームページを設定し、随時更新していく方が、ネットの活用としては優れていると私は思います。それによる経費の増大はほとんど無いはずです。

もしも、Webページ制作は余分な仕事だと考えている公務員がいるなら、教育をやり直す必要があるでしょう。(ついでだけど、第3回市場開放「甲府さかなっぱ市」 開催日時 2012年9月29日、時間が欠落してますよ)

視察報告も委員会質疑応答の議事録も、市民有権者が議員の活動や行政のあり方を判断する重要な材料です。本会議はシャンシャンに過ぎないことは質問要旨の先出し(時には質問内容を行政と打ち合わせる人もいるとか)に対するお決まりの答弁という姿から見えます。
2012年9月甲府市議会で、このシャンシャンを打破するような良い質疑応答があったことを知りました・・神山玄太議員、2012年09月18日 一般質問、詳細報告(1)~中心市街地の活性化について~、事前通告質問の答弁を受けた後の再質問の部分です。宮島市長がきちんと答えておられます。

地方主権を主張するなら、地方議会も国会なみの情報公開があってしかるべき。それが出来ないなら、いつまでもオカミの御機嫌をうかがいながらの地方行政でいるしかない、霞ヶ関の天領止ま無し。震災がれき広域処理にその典型を見る。

新政クラブの報告を開いてみて驚きました。野中一二議員がWeb公開されている視察報告の中で「会派視察」の内容はこの公式報告と同じでした。公式報告を提出される時にWebページにも掲載されていたのでしょう。しかし、これらの記事を確認され「生涯学習」の一助とされている甲府市民の方がどれほどおられるか、私にはわかりません。

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