ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




5月も今日で終わりです。月末はなにかと忙しいのでまとめて二つ、併せて30日間のアクセス状況--
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1.4月29日に山梨県社会教育課の甲府活性化が始動を記事にしていました。「大学生を主とする若者」というので自分には関係無いからか、この開始を失念していたら初日日程が変更になっていて5月30日にスタートしたようです。「ヤオロク ブログ」さんに「YYプロジェクト始動」(5月30日)、「YYプロジェクト追記」(5月31日)が出ていました。第1回推進委員会の様子が書かれているのでメモ代りにリンク残します。社会教育課は巡回先に追加しておかないと、またフォローを忘れそうです(^_^;)

2.5月29日にまとめたばかりの甲府市新庁舎計画関連、この記事でもリンクした甲府市議石原つよしさんのブログに新庁舎建設特別委員会記事がありました。5月26日開催の特別委では議場や委員会室など議会部分について論議されたとの事です。討論資料も画像でアップロードされています。ありがたい(^o^) 資料中の「議場の特別な機能」のあたりでLAN環境について議論がされるかどうか注目したいです。これは委員会室でも同様、そしてインターネットテレビ中継についても・・・大いに期待です。

5月アクセス状況は連休期間中のアクセスが少なかった(いつもの1/3くらい)です。ホームページに書くようなことをブログで済ませたこともあり、長い記事も多かった。検索エンジンで入ってこられる読者が次第に増えていることにも気が付きました。トップページも検索エンジンからですし、検索語との関連がアクセス上位のタイトルに見えています。私はその事を考慮して記事にはソースの記事やサイトへのリンクをできるだけするようにしています。新聞記事がリンク切れになるのは仕方ないです。読者が県内か県外かはログからはわかりません。私自身はほとんど関心が無いのですが、暴力団について検索して読みに来られる方が毎月コンスタントに多いというのは面白いです。
私自身のためにも「ブログ記事索引」(下の緑色のアイコン)を作っていますが、同じテーマのバラバラな記事をWebページとしてまとめる事の必要性を感じる事が多くなっています。ICT甲府の本館はOCNサーバーの容量限界があるので、別冊ICT甲府の方に集中していくことになります。



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ICT甲府の別冊ホームページで甲府市新庁舎建設 計画の経緯を整理しました。新庁舎建設計画についてはいろいろな委員会が出来ています。市議会に設置された「新庁舎建設に関する調査特別委員会」については公開されている甲府市議会議事録では委員会の議事録は含んでいません。市議会だよりを見ても書かれていませんが、甲府市議の石原つよしさんのブログに3.5 MBほどのPDFファイル(甲府市新庁舎建設基本構想の策定に係わる基本資料)が掲載されていました。上記Webページからリンクさせていただいた野中一二さんのページと共に貴重なソースをありがたく存じます。2月28日の特別委について気になったのは以下の報道によります。

2008年02月29日の 山梨日日新聞で、『新庁舎は10-11階建て想定、9月めどに基本計画』 と報じられました。

甲府市議会の新庁舎建設に関する調査特別委員会が28日開かれ、市側は新庁舎の規模として床面積約2万4千平方メートルを見込んでいることを明らかにした。現在市内に分散する庁舎と本庁舎を合わせた総面積(約2万4千5百平方メートル)と同程度で、10階程度を想定している。今後、議会や市民会議の意見を踏まえ機能や事業費などを具体化、9月をめどに建設の基本計画を策定する。
 委員15人が出席。市の庁舎建設担当職員が、現段階の構想資料として建設コンセプトや敷地内への建物配置パターン、想定規模などを示した。
 規模は、本年度当初の職員数(822人)などを指標に、国の庁舎面積基準や他県の同規模都市の平均値から試算。防災機能や市民交流スペースも勘案し、最大で2万4千平方メートル(地下駐車場を除く)とした。建設する現在地の敷地面積(約8千7百平方メートル)に駐車場スペース(180台分)を加味すると、10-11階程度となる見通しだ。
 このほか、建設中の仮庁舎として旧相生小や旧穴切小校舎を有効活用することや今回の想定からは外した市上下水道局の収容も検討していく考えも示した。

ちなみに甲府市では平成20(2008)年4月11日~5月9日、「甲府市新庁舎建設基本構想(案)」に対する意見募集を実施し、その結果が公開されました、このページ中に「甲府市新庁舎建設基本構想(PDFファイル)」も公開されていますので、これが最新の資料となります。

「甲府市新庁舎建設基本構想(案)」はパブリックコメントを経て原案通りで「基本構想」として公開されています。「構想案」以前に市議会の調査特別委員会に提示された「基本資料」にあった「市のシンボル、ランドマークとしての庁舎」という機能要請は「基本構想」からは消えています。おそらく良識ある特別委の方々の意見があったのでしょう。市民意見にあった「建物は甲府市のシンボルとしてふさわしいものにしてほしい。」は、その回答として「新庁舎の基本理念(P6)をふまえ、市民が親しみやい施設となるよう取り組みます。」に留まっていましたので、ランドマーク的な市庁舎というコンセプトは一応除外されたものと私は感じます。これは大変良かったと思います。東京都庁や文京区、練馬区、墨田区のような庁舎、まさにランドマーク的な構造物ですが、甲府市には不似合いなものと思っていました。
現在地の敷地をどのように使うか、「基本構想」には4つの案が提示されていましたが、これについては今後の建設計画の段階で明らかになるものと思います。中心市街地活性化との関係、そして最近話題の緑のカーテン、屋上緑化とも関係して最適な計画となることを祈りたいと思います。



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この件については 2008年4月6日の記事で 地域ICT振興型研究開発、眼科診療 を書いています。「甲府盆地を中心とした中山間地を支援する眼科遠隔診療システムの研究開発」です。関係先のリンクもこの時に調べました。5月2日には眼科遠隔診療システムの研究開発がスタートが山梨大学のホームページにあります。

5月28日に UTY県内ニュース『目の状態を調べる顕微鏡を医師が光ファイバーを使って離れた場所から操作し、モニター画面に表示される患者の目を診察するもので、きょうその試作機が公開されました。』と報じました。

読売新聞山梨版 記事が出ています。『2年間で計1900万円の支援を受け、実証実験などを行い、実用化を目指す。2年前から医学部の柏木賢治准教授、工学部の郷健太郎准教授が中心となり、県や県内外3社などと、試作機の研究や開発を行ってきた。今後は試作機のコストダウンや、安定的なネットワーク環境の確立などを進める。今夏には、南巨摩合同庁舎(鰍沢町)で行う眼科検診などで実際に運用する予定だ。』(読売新聞記事より)

5月29日の 産経新聞山梨版 にも、『眼科遠隔診療の実験開始 山梨大学』の記事があります。『従来、こうしたシステムは機械操作のできる人を現地に置く必要があったが、試作機では眼科医が遠隔操作できるようにした。将来的には各地のかかりつけ医などに顕微鏡装置を設置し、遠くの眼科医が患者の目の状況が緊急性を要するかどうかを画面を通じて判断し、不必要な救急車搬送などを防ぐという。』

前の記事で書きましたが、このようなシステムは山梨県内で留まるものでは無いでしょう。回線使用が可能なら全国、全世界で共通に活用できるものです。燃料電池とと並んで山梨発のビッグプロジェクトとして期待したいと思っています。



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私は有名なSNSのmixiからも甲府の情報を得ていますが、そこで見つけたHIPHOPグルーブのイベント情報です。

2008年5月30日(金) 22:00~27:00 (午後10時から翌日の午前3時)
会場・甲府SHURO(棕櫚)、というライブハウスらしい(^_^;)
入場無料です!
Shuro080530a 【プログラム】
DJ - ichiro, satoshi.ra, sakura
HIPHOP, R&B, DANCE FUNK, HOUSE
司会 - ポピ、フウタ
ダンスショーケース - D^o'Ms(山梨大学)、べべちる(山梨県立大学)、ベッカーズ(山梨学院大学)、山梨BBOYS(甲府駅北口)
ライブショーケース - T-STEELO.ENT
ダンスバトル - ヤシキVSマイケル

正直申して、このプログラム内容は全くわかりません(^_^;) まず「甲府SHURO」を検索してみて、『甲府市丸の内1-15-8 三ツ星ビル3F オリオン通り』という情報は確認できました。中心街に出かける用事があったので場所を確認できました(写真)。 SHUROとは「棕櫚」でした。オリオン通りから路地を入って右側にあるビルです。 Shuro080530b

ヒップホップ(HIPHOP)について全く無知ですから Wikipedia にリンクしておきます。関連してMC(エムシー)という専門用語!も出てきます。
私は甲府駅北口ロータリーの路上などでダンスを練習しているグループを時々見かけていました。今はロータリー工事中ですから、彼等は何処にいるのだろうなどと時々思っていました。その為に今回のイベント情報に関心を持ちました。

私のホームページやブログでこのジャンルについて今後どう展開するかは未定です。ダンスや音楽だけでなくファッションにも関係しているようで、ある年齢層だけの文化なのか、それを体験した人々はその後はどういうスタイルの生活を選ぶのか、そういった社会文化論的な展開も興味深いところです。

調べている時に気が付いたホームページにリンクしておきます。
◇ KOFU CITY HIPHOPERS.com
◇ BBOY  INSEKI さんのホームページ
◇ やまなすぃbboys、これはケータイサイトですが、連絡掲示板にもこのイベント情報が書き込まれています。



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5月27日さらに補足情報-意外な展開がありました。「中年金融マンぐっちーさんコラム盗用問題報道について」、これは植草一秀の『知られざる真実』という植草さんご自身のブログで5月27日に掲載された記事です。私は植草さんが冤罪だと思っている一人ですが、ぐっちーさんがこの植草さんの冤罪事件に関連して『極めて悪質な事実無根のねつ造記事』を書いたとおっしゃっている。ぐっちーさんvs福島中央テレビについては終結と思いますが、こちらの方は今後の展開に注目します。植草さんの冤罪事件はいくつかのブログを確認しながら日本国の金融財政政策に関係しているように感じています、それは山本美保さんの自殺断定事件と似た臭いを感じているのです・・・
「アルファブロガーへの信頼性が一気に失墜」と J-CASTニュースは中見出しに書いています。新聞とテレビという二大マスメディアしかない世の中では決して見えてこない情報の受け手としての国民、その一人としての私、いろいろと考えることは多いです。
補足の補足になりますが、やはり5月27日の記事で「痴漢冤罪について女性の立場から一言」がありました、この「貞子ちゃんの連れ連れ日記」もアルファブロガー・リストに入っていて時々訪問しています。「女性の立場」での発言は私はこれまで読んだことはありませんでした。テーマがずれていくので(^_^;) 植草さん冤罪問題は後日にします。

5月27日補足情報-(略して)「ぐっちーさんのブログ」の27日付け記事で「今回の騒動について」が書かれています。福島中央テレビサイトにもトップページからリンクされて最新版の「ホームページでの記事盗用について」(2008年5月27日)が公開されています。


素晴らしい記事があり、自分のブログに引用しながら関連記事を書く時に、どちらを使うでしょうか。
◇ 福島中央テレビ [アナウンス室] 日記にある、「日本ブランド」
◇ 「債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」というブログにある、「日本ブランド」

「福島中央テレビ」の「ブランド」を信用してしまいそうです(^o^) でも日付を見ればどちらが先か分かります、そして前者リンク先は「ウェブ魚拓」というサイトで保存されたページです。元記事は「福島中央テレビ」サイトの「アナウンス日記」に掲載されたものだということです。

5月26日の昼過ぎに見た時には、FCTホームページには既にお詫びの記事が掲載されていました。本物の筆者「ぐっちーさん」は24日にご自身のブログでこの盗用について書きはじめておられ、大量のコメントが入っています。私はこの問題を笹山登生さんの掲示板で知りました。

「日本ブランド」は共感する内容の記事です。それを盗用してブランドを語る人がいること自体に驚きを覚えます。
私もこのブログやホームページを書く時に、引用、転載、盗作・・・その境界に悩みながら書くことが多く、必然的に自分の書く部分が長くなって「引用」だと言えるようにしたくなってしまいます(^_^;) ご関係のメディアの皆さま、ご容赦ください(-_-*)

「山梨ブランド」、「甲府ブランド」についても、ふと考えさせられる「日本ブランド」記事、その盗用事件でした。
笠取山にお出でになられた皇太子殿下は、「山梨県」の山に登山されたのか、「東京都」水源林の視察にお出でになったのか、ブロガーとしての私はそれを読み取る為にインターネットを駆使したのです、情報を正確に読み取る力を付けたい、それだけの事でした。笹山さんは『本来、ネットの世界は、コモンズの世界であり、・・・』とお書きになっています。いつもながらハッとする一言が私を駆り立てる笹山さんの掲示板です。


2008年5月26日、アナウンサーブログ盗用は計15件 2か月休職処分(J-CASTニュース)
2008年5月26日、福島中央テレビ、アナウンサーのブログ記事盗用が発覚し謝罪(Internet Watch)



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【この部分は5月28日に修正】5月25日に記事を書いた後、 WindowsXP SP2 の私の環境でUSBメモリーに置いた電卓ツール calc.exe を使って autorun.inf をテストしましたが自動起動は確認できませんでした、と26日に追記しました。そしてUSBメモリーの autorun.inf そのものを自動起動書式を偽装しながらウィルスプログラムそのものが書かれているのではないかと書きましたが、その考察は間違っていました。auturo.inf はやはりテキストファイルであり、ウィルス実行ファイルを起動することができます。
但し、私のパソコンでUSBメモリーを挿すドライブでの自動再生設定は、「フォルダを開いてファイルを表示する エクスプローラ使用」の設定にしてあります。従って、USBメモリーを挿した時には、既にご紹介したIPAの記事の「図1-2 マイコンピュータ画面」のようには開かず、リムーバブル・ディスク(F)が開いて中のファイルを一覧表示する形になります。すなわち「図1-4.Windows エクスプローラ画面2」の右側だけの状態に表示するのです。この状態では自動起動しません。
フォルダー操作をして「図1-3.Windows エクスプローラ画面1」のようなエクスプローラ表示にしてから、右側の「リムーバブル・ディスク(F)」をクリックしてフィルターを開こうとすると calc.exe は自動起動しました。併せてテストしたこのフォルダーのアイコンを指定することもできました。
USBメモリーで自動起動が可能な autorun.inf の書式はCD-ROMで使う場合よりスクリプトが増えます。私はその実例が書かれた記事を読んで、手元で上記のように確認できましたが、ここでは具体時に書かないことにしておきます。

USBメモリーを挿すドライブの「自動再生」設定を全て「フォルダを開いてファイルを表示する エクスプローラ使用」の設定にしておけば、私の場合と同様に挿した途端に起動する事は無いと思います。CD-ROMと違ってUSBメモリーから音楽や動画を自動再生させる必要は無いでしょう(^o^)

ご存じのように画像、動画、エクセルやワードのファイルであってもウィルス、ワームを仕込むことは可能です。どこかで入手したそれらを不用意に開くことは絶対に避けねばなりません。Windowsパソコンの教訓-買ったままのデフォルトで使うことほど怖い事はない!


2008年5月24日夜のNHK山梨のニュースで笛吹市の学校ウィルス汚染問題の解決について続報が報じられました。私はこのケースを2008.03.07記事で「USBメモリーの使用公認は変です」として書いています。今回はこのUSBメモリーの事が中心で研究会が開かれ、私も的確な情報を得ることができました。

「学校のPCウィルス対策」 というNHKニュースは5月25日の「やまなしICT利活用研究会 情報交換のブログ」に掲載されていますのでご参照ください。

笛吹市教育委員会の窪田一男さんはインターネットにもかなり練達の方です。私は日頃ウィルスのニュースには無関心に近い--自分のパソコン、インターネット環境の安全対策をしているし、クライアントさんにも同様なお勧めをしている--、それ故に窪田さんが今回のUSBメモリを通じて侵入するウィルスについて Autorun.inf が使われているとお話された時にやっと問題のヒントが掴めました。Autorun.inf は私もCD-ROMなどを作成した時に同梱する場合があります。しかし日頃の不勉強で今回のようにUSBメモリーから入る理由が分からなかったので、これで納得しました。トレンドマイクロなどの過去記事を確認してみるとこの事は書かれていましたが、TMとのお付き合いはしていないのでサイトはろくに読んでいません(^_^;)

窪田さんがご紹介になった記事のひとつは、 「USB メモリを安易にパソコンに接続しないように!」です。これは 独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)  2007年7月3日の記事です。サブタイトルは「USB メモリなどの外部記憶媒体からウイルス感染しないために!!」
要点としてはUSBメモリーが汚染されているかどうかをチェックするにはパソコンに接続してUSBメモリーのフォルダー開き、ウィルスチェックソフトを使う必要があります、しかし、汚染されているUSBメモリーをそのまま挿入し開いたら、autorun.inf の動作でウィルスが起動してしまうというジレンマの解決法です。自動実行させずにUSBメモリーを挿して開くには左側の[Shift]キーを押しながら挿すことで防げるというものです。その後の操作についてはIPAの記事を参照してください。オペレーティングシステム(Windows Vista とそれ以外)によってUSBメモリー中の autorun.inf の動作が異なるようです。

私は何か危ないと感じた時はLANケーブルを抜いてからファイル確認などの操作を始めるようにしています。オフラインにしておけば外から呼び込む事や中味を取り出される事は防げるからです。
窪田さんのもう一つのアドバイスは、USBメモリーに autorun.inf というフォルダーを作っておくこと、中は空で良い。万一パソコンに居るウィルスがUSBメモリーに侵入感染するために autorun.inf を作ろうとしても既にあるために警告表示になる、同じ名前のファイルは作れないからです。その段階でユーザーが気付いて防御できるというものです。

このページにあるように、外部記憶装置(USB、CD/DVDドライブなど)の起動設定については使い勝手とのジレンマになりそうです。同じ事は Internet Explorer や Outlook Express にも言えることです。安全に使うかリスクを犯して便利に使うかの二者択一しかありません、マイクロソフト製品に頼ってインターネットを使っている限り(^o^)

私はここでは、『このあと▼指紋とパスワードで認証し、本人以外はデータを見ることができない外部記憶装置や▼アクセスすることはできてもデータをコピー出来ない最新のシステムが紹介され、出席者は興味深そうに聞いていました。』について補足しておきます。

サイエンスパーク(株)のNonCopy PUPPYという製品が紹介されました。指紋認証付きUSBメモリーです。製品としては 256MB と 1GB があり、標準価格は22千円から27千円程度のようです(現在、普通の1GB なら2千円以下で手に入ります)。このNonCopy PUPPYの特長は挿したパソコンへの移動、コピーができない、クリップボード機能も殺してしまうこと、パソコンはインターネットから切断されること、すなわち完全なスタンドアロン・パソコンとなってパソコンにインストール済みのソフトを使ってUSBメモリーの中を操作できる。このUSBメモリーからファイルを取り出せるのはマスター登録したパソコンのみということ。いわば自宅作業が必要な業務に適しているということになります。
そのマスター登録したパソコンでは通常のUSBメモリーは使えなくする方法もサイエンスパーク社には準備があるそうです。そのソフトとセットで使うことが最適な使用法ということになるでしょう。

(株)サスライトのSASTIKというツールの紹介もありました。耳慣れない言葉ですが、「シンクライアント」とはいわば銀行のATMのようなものと考えればよいと思います。これはUSBメモリーではありません。SASTIKの特長は誰のパソコンでもインターネットに繋がっていれば、これを挿すことでそのパソコンを自分流の使い方でカスタマイズできて、自分のサーバーにアクセスして作業ができる。終了してSASTIKを抜けば、そのパソコンには何も痕跡が残らないというものです。パソコンと自分のサーバーはSASTIK サーバーが仲介しますが、パスワード認証だけでなく挿されているハードそのものを認識するので、抜いた後に万一パソコンに何かが残留していてもそれを利用したアクセスはできないということです。使用中のパソコンにデータを取り込むことはできず、サーバー内に置かれたファイルを直接操作することになります。これは個人利用というよりサーバーを動かしているような組織で外から作業したい時に使えるツール(システム)ということになります。

なお、この日の研究会で使われたのはパイオニア(株)のEPD-C507Eというプラズマ電子情報ボード(電子黒板)でした。こんなものがあるなんて! 今の子供たちは幸せだ、隣の子とおしゃべりしていて先生から白墨が飛んでくること無い(^o^)



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特定失踪者問題を考える県民の集い2008年5月25日午後1時から甲府市西部市民センターで「拉致救出!! 特定失踪者問題を考える県民の集い」という会合がありました。
25日は白州町でお昼を挟んで「小さな森のコンサート」というデキシーランドジャズのコンサート情報をキャッチしていたので、それに出かけようと思っていたのですが、こちらのイベント情報に接しましたので切り替えて参加してみることにしました。2007年5月26日の記事にしていますが、「安倍総理@アイメッセ山梨」に出かけた時に「山本美保さんの家族を支援する会」のアピールもあってこの問題は知っていました。

定刻に始まった集会にどうやら間に合いました、プログラムは以下の内容ですが、詳細は省きます。
1.昭和58年6月4日~あの日から~ : 特定失踪者山本美保さんの妹、森本美砂さん
2.活動の経緯と今後 : 山本美保さんの家族を支援する会会長 清水仁さん(甲府市議会議員)
清水仁さん
3.調査会の取り組み : 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹さん
4.特定失踪者生島孝子さんのご親族の方のお話(東京からご参加になられてプログラムに追加)
5.私の見てきた北朝鮮 : 武蔵村山市市議会議員 天目石要一郎(あまめいし)さん
6.意見交換

お話を伺いながら私はこの問題に全く無知であったことに気が付きました。救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会の名前はニュースで見かけます。山本美保さん救出、ご家族の支援活動もこの「救う会」活動の一環としてあるのだと誤解していました。それが違うのですね。「べらぼうめぇ、国民を何だと思ってやがる・・・」と日本政府に言いたくなるような話を伺って、たまたまお出でになった自民党国会議員さんに詰め寄りたくなりましたが、会合が終わる頃には既に退席なさっておられました(^o^)
真鍋さんのお話が日本国の現状況の全てではないとは思いますが、国民が一体となって対処するという政府の姿勢について、私たちは反政府活動をしているのではない、全員を救出する為にあるべき対処方法を提起していくのだという趣旨のお話に共感しました。

最後の意見交換の時にDNA鑑定は白紙に戻して山梨県警がもう一度この問題に対応するように働きかけることが山梨県民としてなすべきことではないかと私は述べさせていただきました。支援する会のホームページに詳しいのですが、配布された資料「美保さん問題検証結果」がコンパクトに問題を示していたので画像としてご紹介します。

美保さん問題検証結果

科学的捜査は追試が出来るから科学的であり、説得力があり、その結果に証拠能力があると言えるのではないでしょうか。美保さんのDNA鑑定問題は科学性を欠いているように思えます。むしろ資料に書かれているような他の物的証拠との矛盾が大きく、それを科学的に説明できなければ、DNA鑑定の方を棄却して考え直すべきと杉下右京さんは相棒の「特命係の亀山」くんと共に再捜査に着手するでしょう、 「杉下、メシでも喰う?」と言うような政府のエラーイ人でもおられれば、いいですね(^o^)

インターネットのセキュリティ問題も考え方は同じです。人間の弱さを克服して例え自分に不利であっても真に科学的であることがICT全体に求められていると、私はいつも考えています。

過日のアイメッセではちらっと見て通り過ぎただけのパネルが会場に展示してありました。シャッターを押す時にファインダーが曇って目をこすりました。「生きることにした・・・人の命とひきかえに」、その想いをまた感じました。

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2008年5月26日、読売新聞山梨版の記事がありました。『拉致問題 山本美保さんの妹が講演』、「DNA鑑定、おかしい」
 「山本美保さんの家族を支援する会」の主催で市民ら約100人が集まった。
 冒頭、美保さんの双子の妹の森本美砂さんが1984年6月に美保さんが失踪した日からこれまでを「あの日から」と題して講演。2002年に読売新聞東京本社へ送った手紙をきっかけに始まった救出運動は、2004年に警察がDNA鑑定で身元不明の水死体を美保さんと断定したことで急速に衰退した経緯を説明し、「DNA鑑定はおかしい。姉は同世代の横田めぐみさんたちと一緒に帰国できる日を待っている」と協力を呼びかけた。また、「特定失踪者問題調査会」専務理事の真鍋貞樹氏はDNA鑑定の問題点を指摘した上で、「当時、政府の中で救出運動の高まりをよしとしない勢力があり、新潟に次いで盛り上がっていた山梨の運動を止めるために鑑定が偽装されたのでは」とする見解を明らかにした。

美保さんの拉致問題は当地ではもう忘れられているように私には思えたのですが、読売新聞は取材に来ていたのですね。
毎日新聞山梨版にも記事がありました-北朝鮮・拉致問題:「失踪者の真相解明を」 山本美保さん妹ら訴え--甲府『県警は04年3月、行方不明直後の84年6月に山形県の海岸で発見された遺体を山本さんと確認したが、支援者は署名活動などを継続している。』 DNA鑑定問題には言及されていませんので、毎日新聞だけを読んだ人々は記事から逆にこの活動について疑問に思うだけになりそうで残念です。でも取材がありWeb記事になったことは良かった。「何故活動が続くのだろう?」、その疑問を解消するにはインターネット情報しか無いことに気付いて欲しいと思います。

日本政府 拉致問題対策本部、北朝鮮による日本人拉致問題、このページからアニメ「めぐみ」のストリーミング配信に入れます(25分)



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内閣官房サイトに「地上デジタル放送への移行完了のためのアクションプラン2008」骨子に対する意見の募集(パブリックコメント)について、が出ています。2008年5月23日付け。内容は以下の通り、骨子概要はPDFファイルをテキスト化して転載しました。

2008年情報通信月間の県内イベントでも地デジ移行について展示会などがあります。7月からはテレビアナログ放送には「2011年7月放送終了」のメッセージが表示されるようになるそうです。視聴者に地デジ移行についての知識が不足している時、このアクションプランにあるような「廃棄・リサイクル対策」、「悪徳商法」などの問題が激増することは当然予想されます。だからと言って個人ではどうしようもないので、ブログやホームページに書くことしかできません(^_^;)

地上テレビジョン放送のデジタル化に伴い、平成23年(2011年)7月24日までに今のアナログ放送が終了します。
 「重点計画-2007」(平成19年7月26日・IT戦略本部決定)においては、地上放送のデジタル化についても政府を挙げて取り組むべき課題として盛り込まれたことも踏まえて、平成19年9月に、内閣官房に「地上デジタル放送への移行完了のための関係省庁連絡会議(以下「連絡会議」という。)」を設置し、関係省庁が連携して施策の取りまとめを行うこととなりました。
 連絡会議における議論を踏まえ、この度、内閣官房では「地上デジタル放送への移行完了のためのアクションプラン2008」骨子を取りまとめました。
平成20年6月23日(月)17:00(必着)。郵送による意見提出についても、平成20年6月23日(月)必着とします。

「地上デジタル放送への移行完了のためのアクションプラン2008」 骨子概要

○ 2011年7月24日のアナログ放送停波に向け、関係省庁が連携し、政府を挙げた取組を推進することが必要。
○ 連絡会議においては、移行に向けた課題を洗い出した上で、施策を取りまとめ。
○ 今後、デジタル移行を確実なものとする上でふさわしい取組体制の強化について引き続き検討する。
○ 本アクションプランについては、2008年6月を目途に見直しを行う。

1 公共施設のデジタル化
○ 国民が利用する公共的な施設のうち、利用者にとってテレビが災害時の緊急時の情報入手手段として重要な役割を果たすもの(具体的な範囲については今後検討。)について、所管省庁が、デジタル化改修状況を平成21年3月末までに把握するよう努め、完了していない施設について注意喚起を実施。
○ 各省庁は、所管の施設(含:独立行政法人)について、デジタル化改修状況を把握の上、8月まで(独立行政法人は来年3月まで)に改修計画を策定し、内閣官房で取りまとめて公表。毎年9月・3月に達成状況を確認し、内閣官房で取りまとめて公表。計画は必要な見直しを行う。
○ 地方公共団体の施設(含:住宅供給公社・都市整備公社)のデジタル化改修状況を把握し、計画策定を要請。

2 公共施設による受信障害への対応
○ 各省庁は、所管の施設(含:独立行政法人)が原因となる受信障害について、現状を把握の上、8月まで(独立行政法人は来年3月まで)に対応の計画を策定し、内閣官房で取りまとめて公表。毎年9月・3月に達成状況を確認し、内閣官房で取りまとめて公表。計画は必要な見直しを行う。
○ 地方公共団体の施設(含:住宅供給公社・都市整備公社)による受信障害の状況を把握し、計画策定を要請。
○ 国土交通省は民間航空機、防衛省は自衛隊航空機による受信障害の有無について調査を行い、必要な措置を講じる。
○ 総務省は、電力・鉄道等の公益事業者の施設による受信障害の対応について、関係省庁の協力を得て、現状把握・早期対応を働きかける。

3 廃棄・リサイクル対策
○ 総務省・経済産業省は外付けデジタルチューナー等により、アナログ放送終了後も引き続きアナログテレビが利用可能であることを 周知。
○ 総務省・経済産業省・環境省は、アナログテレビの廃棄・リサイクル時期・台数についての試算を毎年度見直すことをJEITAに要請
○ 経済産業省・環境省は、予測を上回る台数の廃棄があっても家電リサイクル法に基づく義務を果たせるよう適切に対応するよう指導。

4 悪徳商法等対策
○ 内閣府・警察庁・総務省・経済産業省において、関係省庁の連絡体制を7月末までに構築する。
○ 関係省庁において、周知広報・注意喚起を実施する。

5 国民視聴者に対する周知広報の充実
○ 全省庁において、所管団体に対して本年7月に周知広報を行うことを要請。

6 経済弱者等への受信機普及
○ 総務省・経済産業省は、低廉で簡易なチューナーの開発・流通の促進の働きかけを行う。
○ 総務省は、経済弱者に対して、一定の客観的な基準に基づく支援の在り方を検討。
○ 厚生労働省は、聴覚障害者が利用している「情報受信装置」について、地上デジタル放送対応型の新規機種の開発状況の情報提供 を行う。

7 放送基盤の整備
○ 総務省・国土交通省・農林水産省は、条件不利地域等の電波による地上デジタル放送の受信が困難な地域において、地上デジタル放送の再送信を行うことを可能とするため、光ファイバ回線を活用することを検討。
○ 内閣府・総務省・農林水産省は、離島地域における中継局整備等を行う。

8 地上デジタル放送の有効活用
○ 各省庁において、有効活用に向けた取組みを推進するとともに、有効活用事例について内閣官房において取りまとめを行い、毎年度公表する。

9 その他
○ 総務省は、アナログ放送終了の具体的手順・手法について周知を行うとともに、特定の地域においてアナログ放送を一時的に停止す るなどのリハーサルを実施することの可否についても検討。


地方公共団体の施設に関するアクションプランでは、県営、市町村営住宅などの地デジ対応が入居者ではなく自治体に求められているようにも受取れます。これは大きな問題になるかも知れません。
「低廉で簡易なチューナーの開発・流通」の状況についての広報・周知活動が家電店舗などにも求められ、地デジ対応テレビへの買い替えを勧めるだけではいけない、そんなことだけやっていると不公正取引という指弾を受けることになりかねないという問題も生じそうです。

私個人としては、これまでも繰り返し書いてきたように地デジ放送のIP配信(インターネット配信)が確実に実行されることを願っています。画像の質は問題としない場合などにはテレビをCATVで見る必要が無い、それが国が推進するユビキタス社会のひとつのあり方だと考えています。北海道のテレビを九州で見られたらこんなに良いことは無い、山梨の放送が全国でも見られたら紙媒体の大量配布も要らなくなる、環境にもやさしいのがユビキタス・ネットワーク社会のはずなのです。
議会中継などはインターネットテレビだけでも十分です。

情報発信の一極集中化がますます進んでいるように思えるのですが、インターネットで発信されるものはユビキタスに閲覧できます、しかし、東京波テレビがそのまま見られないことから生じている地方の情報格差は、その番組を見ていない場合には感じられない、インターネット情報からそれを知る事ほど残念な事はない。私はTBS_R30が見られなかったことでその体験をしたのです。テレビ東京のWBSがここで見られなくなったら、見られる場所に私は転居するしかないかも知れません。



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6月1日(日)~7日(土)は水道週間です。2008年5月22日に皇太子殿下が笠取山に登られて東京都の水源を視察されたとの記事がありました。

UTY県内のニュース 5/22 18:42

皇太子さまはきょう、東京都の水源の視察を兼ねて山梨県の笠取山に登られました。笠取山は奥秩父の県境にある標高1953mの山で、東京湾に注ぐ多摩川などの水源ともなっています。正午過ぎ、白い帽子をかぶり、リュックサック姿の皇太子さまは笠取山の頂上付近に到着されました。皇太子さまが県内の山に登られるのは、去年の10月、同じく奥秩父の県境にある雲取山に登山されて以来です。

YBSニュース 5月22日のニュース

東京都の水源林を視察されるため皇太子さまがきょう、甲州市を訪れ、新緑の笠取山を登山された。今朝早く甲州市に入られた皇太子さまは作場平登山道から標高1953㍍の笠取山の山頂に向け出発された。今回の登山は山梨と東京、埼玉の3都県にまたがる東京都の水源林を視察されるのが目的。皇太子さまは途中、尾根を挟んで多摩川、荒川、富士川の各水系を区分する分水嶺に立ち寄られ、東京都水道局の職員から森林管理の方法について説明をお受けになった。

NHK山梨のニュース 5月23日 3時1分

皇太子さまは、山梨県と埼玉県にまたがる笠取山に登り、山すそに広がる水源林を視察されました。皇太子さまは、22日朝早くから標高1953メートルの笠取山に登り、正午すぎには山頂からおよそ1キロ手前の分水嶺に到着されました。近くには多摩川の源流があり、山梨県側の南東の斜面には東京都が管理するカラマツやモミなどの水源林が広がっています。皇太子さまは水源林が地下にしみこむ雨水をきれいにしたり大量の水を地下に貯めたりすることについて都の担当者から説明を受けられました。今回の視察は国連の「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務める皇太子さまが水問題に関する自らの活動の一環として行われたものです。

これは東京ネタだなと思ったので確認したら、「皇太子さま笠取山へ 東京の水源林を視察」と報じたのが5月22日 16時40分の東京新聞で共同通信の配信のようでした。
2008年5月23日に毎日新聞山梨版も『皇太子さまが笠取山を登山』と報じていました。『同水源林は甲州市や丹波山村、東京都の奥多摩町などに広がる東京都民の水がめで、笠取山の頂近くにある富士川、荒川、多摩川の分水嶺の石標前で、東京都水道局の東岡創示局長が水源林の規模や植林による森林管理などについて説明。皇太子さまは真剣な表情で聴き入っていた。』 と報じました。

411号線で多摩川を見た
微妙に表現が異なる記事を比較しながら、私は笠取山のことを初めて知りました。独立行政法人 産業技術総合研究所から「笠取山」という記事が一番参考になりました。東京都水道局のサイトには「水源地ふれあいのみち」を説明する記事がありましたが、東京にいた時はこんなサイトを見ることもありませんでした(^_^;)
Mapionの地図からも確認できました。
私が雨粒の一つになって地上に戻る時には、この分水嶺に降りてみたい、そして3方向のどれに流れ落ちるかで次の運命を決めることになる・・・人生の分水嶺について、ふと想った記事でした。
黒平の能三番にも書いたように甲府市の水源はこの土地で水源林として大切に維持されているようです。毎年の水道週間にも「水源林植樹の集い」が行なわれます。笠取山の半分は甲州市にあるのですが水源林は東京都が維持しているということなのでしょうか。国道411号線を走った時に見た「多摩川の源流」という標識を思い出しながら、そして先日の「ざぶん展」で知った子供たちの作文のことも考えながら、このブログを書きました。



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2008年5月20日に横内知事の定例記者会見がありました。このブログでは、「北口開発計画の全貌」からリンクした甲府駅北口のイメージ画では道路の北側は空白ですが、新県立図書館建設予定の県有地です。

この県有地の活用問題はこれまでも色々あったようですが、私が知っているのは前知事のときの図書館を含む生涯学習施設の構想があったこと。それが2007年知事選の焦点の一つとなり、この構想は白紙に戻され、新県立図書館整備検討委員会が設置されて検討が続けられ、2007年8月26日には新県立図書館に関する県民フォーラムも開催され、2008年1月24日付けで委員会は『「甲府駅北口県有地」は適地である』とする最終報告を出しました。(「新県立図書館整備検討委員会第8回検討委員会」に付されたPDFファイル、22頁)

この時期に平行して「甲府北口にICT拠点誘致」という話が報じられてきました。2008年2月15日の知事記者会見の記事を読みながら私は「甲府駅北口IT拠点、知事記者会見」というブログを書きました。この時に知事が話しておられた『検討組織を作ってやっていくということになると(2008年の4月早々に全体構想を示すのは)無理ですけれど、検討して固めていって、そしてある時期に全体構想はこうだと示す、その固めていく過程においても全部オープンにしながら固めていくということで、明(2008)年度の早い時期に全体構想を決めるということです。』「高度情報エリア整備懇話会」の設置になったものと思います。

5月20日の記者会見記録からちょっと驚いたのですが、北口県有地には県立図書館と民間企業が建設し運営する建物と少なくとも二つ出来るわけです。企業から見れば県有地を借地して貸ビルを建設し、IT企業に貸したり山梨県生涯学習センターに貸したりすることになるのでしょう。いうなれば、東京港区に多い「森ビル」みたいなものになるわけですね。そう考えてみたらこの構想が私でも理解できました(^o^) 森ビル、昔の第**森ビルと呼ばれた時代、そしてアークヒルズ、六本木ヒルズ、表参道ヒルズと大規模プロジェクトをやり遂げてきた、その創業者のご出身は横浜市立大学教授と伺ったことがあります。「甲府ヒルズ」、面白いかも・・・・(^o^) 虎ノ門、神谷町、六本木・・・ちょっと裏道に入ると昔ながらの家々が残っていたりして、それなりの趣のある街でした、最近はどうなったか知りませんが・・・緑だけは沢山残っているはずと思っています。



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