ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Log20081231

2008年を表わす漢字が「変」でしたが、2009年は「変な事」から抜け出して「チェンジ」の「変」になって欲しいと思います。

甲府市について考えると2008年は中心市街地活性化計画、新庁舎計画、環境政策としての新しい処分場、指定ごみ袋制定など、変わる方向が定まった年だったように思います。これらについて私がこのブログで「変だな」と書いたことは私の知識が乏しいから「変だ」と思っただけで、現場に精通している方々にはちっとも「変じゃない」方向として定まったものと理解しています。新春1月中旬には甲府市ホームページが「変わる」とアナウンスもされています。甲府市も「チェンジ」の年になると思います。

山梨県については不勉強でよくわかりませんが、リニア中央新幹線計画が動き出したことはひとつの方向付けができたのではないかと思います。甲府南部に駅ができると都市計画の全体が変貌する可能性がありそうですが、今後も情報には注意していきたいと思っています。

経済環境はこのままだと悪い方向に変化しそうな気がしますが、変化を先延ばししたとも言える総選挙の結果で大変化があるのは確実だと思います。

そんなことを考えながら流し読みしていた各紙サイトで、西松建設が違法献金か、政治団体隠れみのに4億8千万円(読売新聞 2008年12月31日)を読みました。著名な大手会社ですし私も何かの記事に書いた気がしますので山梨県や甲府市の事業に影響しなければよいのですが。

12月は暮れになって2月の山火事の時に書いた記事にアクセスが急増しました。大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)に発生した山火事は31日午後でも鎮火していないようで消火活動に従事するヘリコプターが往復しているのが見えます。関係者のご苦労は大変なものと思います、無事に任務を終えられることをお祈りします。

Windowsのセキュリティ修正に関する記事にアクセスが続く事からは、この修正プログラムになにか問題が出ているような気がしますが確認できません。暴力団関係記事へのアクセスは新事務所建築中という報道からのものと思います。検索エンジンから以前の記事に入って来られる読者が多いことは相変わらずです。私のブログがトップページから通して読まれるような性質のものではなく、情報の保存箱になっている、それは自分用に使う保存箱でもあるのですが、そういう事だと考えています。

昔からある新聞というマスメディアがインターネット上で情報保存媒体としての役割はほとんど無くて、上にリンクしたインプレス社のようなインターネット・メディアの保存記事が役立ちます。新聞は報道記事とそれに関する解説・論説記事で仕事が成り立っているジャーナリズムですが、私が巡回するインターネット・メディアは事実報道が大半で、解説・論説はブログが際立ちます。新聞社系統では日経BPのサイトが報道と解説・論説を両立させていると考えています。それ故に時には新聞本紙部門との争いもあるような内輪話が載っていた事もありました(^o^)

ちゃんと確認していませんがアメリカでは伝統ある新聞紙が廃刊になりインターネットにシフトしているようです。この情報もブログの走り読みからです。この事はGoogleのような新しい広告媒体のあり方にも大きく関係していて、個人がアクセスしている状況を集めて個人が関心をもつ方向を集約しているWebページの隠れた機能が増大する方向も示しています。セキュリティ・オタクでもある私が今後も関心を持ち続ける分野です。

私のWebページは技術的にはW3Cの基本に準拠していますが目まぐるしく進む最新技法からは遅れています、2009年はこれを「チェンジ」したいと考え基本を崩さずに応用技を学ぶ、それが私の「変な」課題です(^o^)

読者の皆さまの2009年が良い年でありますよう、心からお祈りします。



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081230a甲府市中心商店街でコリド桜町の角に「風月庵 椿」という甘味処があります。
名前から分かるように老舗の和菓子店「風月堂」の姉妹店です。

後2日で今年も終わるという今日、外出のついでに遅い昼食をとりたいと足を向けました。さすがに歳末30日ともなると車も人も多い街です。
「甘味処」でお昼というのも変ですが、「風月庵 椿」には週替わりのランチ定食があり、私のように日頃は「食事」というより「餌」ですませている身の上にはありがたいものです。

 

今日はお餅入りのうどんでした。
081230b

お餅はとてもなめらか。風月堂店頭でも販売されているものとの事でした。添えられていた茄子の煮つけもとても美味しかったです。


食事をしながら壁にかかっている俳句に気が付きましてお尋ねしたら、風月堂の女主人溝口さと子様の作とのことです。

081201

「・・・便りなし」と終わる句は何故こうなるのだろうと考え込みました。
これは作者にお会いして解説をお願いしたいと考えておりましたらちょうど溝口様が「椿」においでになりました。「山茶花」には淋しいイメージをお感じになっておられるからとのことです。

確かに花を見ていつも美しい、華やかだと感じるものではありません。私の場合、「くちなしの花」は渡哲也の歌とダブって、「♪いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ」・・・私の山梨甲府に至った旅路のはてまでついてくるのです。

「桜」と言えばお花見となるでしょうが、「散る桜 残る桜も 散る桜」という言葉も私は感じます。「♪貴様と俺とは同期の桜・・・」、学生時代の愛唱歌。

081202_2溝口様は句会に参加されていて、毎年年末の句会では書道の先生がおいでになり会員の句を筆書きしていただけるのだとのことです。もう1句が風月堂の店頭に貼られているとお聞きして確認しました。

鏡餅をうたった句ですが、これは洒脱な感覚に溢れています(^o^)

ちなみに溝口さと子様は風月堂の伝統を継承されている方ですが、私が甲府に来てネットサーチを繰り返している時に気付いていました。

YaYaYa TVのサイトに 藤谷清六の談話室 があり、その中で風月堂溝口さんのインタビュー動画を視たことがありました。
私がこのサイトを初めて見た時は未だISDNしか使えなかったので、甲府では既にこんなサイトがある、これはインターネットの活用という点からかなり進んだ都市だと感じた事を鮮明に覚えています。

このホームページからお名前を知った藤谷清六さんの脚本・演出なので12月6日に桜座で「基板」という芝居を見物しました。「基板」のテーマはまさにパソコン、インターネット・オタクの私にピッタリでした--YaYaYaTVサイトにページがあります。

この記事のトップに載せた風月庵「椿」の文字は、私も時々おじゃまする癒し系のスナック、「あまんじゃく」のマダムの筆とのことです。「あまんじゃく」さんはメニューも筆書きですから、なるほどと思いました。

甲府異邦人の私が最初はインターネットを通じて知り、リアルの場でもお話をさせていただくようになる方々がどこかで繋がっています。不思議です。



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2008年12月28日午後出火した大蔵経寺山の山火事でも甲府市メールマガジンが活躍しています。バックナンバーから確認しました。2008年2月、大蔵経寺山の山火事について書いた記事にもアクセスが増えています。ちなみに「能泉湖」とは昇仙峡の上流にある人造湖(荒川ダム、甲府市の水源)です。
野中一二さんのブログに今回の山火事について記事があります。

★★★ 甲府市防災防犯メールマガジン ★★★
★★★ 第134号 平成20年12月29日 ★★★
■ 火災に関する情報 ■
◎甲府市からお知らせします。
昨日から、桜井町地内で山林火災が発生しています。
ヘリコプターによる消火活動の取水のため、能泉湖を使用いたします。
頻繁に通過しますがご了承ください。

★★★ 甲府市防災防犯メールマガジン ★★★
★★★ 第133号 平成20年12月29日 ★★★
■ 火災に関する情報 ■
◎甲府市からお知らせします。
昨日から、桜井町地内で山林火災が発生しています。
ヘリコプターによる消火活動を行うため、緑ヶ丘スポーツ公園陸上競技場を使用いたします。
頻繁に離発着しますがご了承ください。


2008年12月27日の毎日新聞山梨版に「甲府市防災防犯メールマガジン:苦戦、加入者423件のみ」という記事がありました。このメールマガジンは知っていたのですが私は登録していません。甲府市ホームページから再確認してみました。というのは以前認した時にやまなしくらしネット(山梨県電子申請ポータルサイト e-tetsuzuki99.com)に入って気が付いたのです。「メールマガジンの申込みが行えます。」というリンクから開いて知りました。2008.07.15の甲府市ホームページが変わったがその時に記事です。
今、甲府市サイトの「防災情報 」や「くらしの情報」を開いても、このメールマガジンについてはよくわかりませんが、「甲府市防災防犯メールマガジン」を配信していますという記事は残っています。パン屑ナビから見ると、Home - くらしの情報 - 防災情報 - 新着情報 ですね。甲府市ホームページから「くらしの情報」を開いた時に 防災情報-新着情報とたどればよいのだと分かります。

SSL_IE6_etetsuzuki99

e-tetsuzuki99.com のドメインはNECが登録して e-application ASP sales group の管理下にあるようです。 ASP とは Application Service Provider の略語として使われる事が多いので、これもそのように了解しました。
https というのはセキュリティを考えたサイトだということを意味しています。Internet Explorer の場合にもブラウザの下欄枠右に錠前のマークが出ます。これをクリックすると「証明書」が表示されます。
やまなしくらしネットの利用環境ページは確認しておいた方がよいでしょう。Windows と Internet Explorer 使用を前提として構築されていると思えます。Internet Explorer では e-tetsuzuki99.com を「信頼済みサイト」に登録して閲覧・利用する事が重要なポイントです。

Ssl_fx_etetsuzuki99

Firefox で見ると証明書は図のようになります。ホームページのアドレスからは判断できなくてもNECサーバーであることが証明されています。ASP や SSL、証明書についてはきちんと説明できるだけの知識が私にはありませんのでコメントは差し控えます。

今日確認したバックナンバーでは以下の記事が見えました。「くらしねっと メールマガジン」の一覧リストでは色々なメールマガジンのバックナンバーが読めますから便利です。
このサイトのCopyright(c) に書かれている「Yamanashi consolidated municipal association」はやまなしくらしネットの利用規約「個人情報の取り扱い」に書かれている山梨県市町村総合事務組合の英文表記とは異なるのですが、個人情報管理者としてのこの組合の事だろうと思います。サーバーやサービス維持についてはNECがテクニカルな管理をしていると私は理解しました。e-tetsuzuki99.comで検索すると秋田県や静岡県でも使われているようです。

★★★ 甲府市防災防犯メールマガジン ★★★
★★★ 第131号 平成20年12月24日 ★★★
■ 防犯情報 ■
・・「定額給付金」の給付をよそおった「振り込め詐欺等」にご注意を・・
 「定額給付金」については、まだ市民のみなさんへのご連絡や給付を行う段階ではありません。
 ご自宅や職場などに、甲府市や総務省の職員などをかたり、銀行口座番号、暗証番号等を問い合わせる電話がかかってきたり、郵便が届いたら、迷わず、甲府市や最寄の警察署に連絡を。

2008年1月末に初めて記事を書いた甲府北口にICT拠点誘致、12月14日には甲府駅北口前図書館の記事で書きましたように、この高度情報化拠点計画で誘致する候補だったNECが参入にためらっているという話があり、それでは別な情報関連の競合大手企業が来るかと考えると、それは無いだろうと私は感じています。山梨県電子行政の基幹ともなる電子申請サイトがNECであり、甲府市の「こうふDO計画」もNECです。私もPC98国民機以来、NECとのお付き合いは長いです。



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2008年12月26日、ネットを巡回していて読売新聞大阪版で府幹部、知事からの「公開対象」メールを次々削除 一斉送信メール、府が「公文書」判断という記事に気が付きました。本紙の社会カテゴリーにも大阪府幹部が知事メール相次ぎ削除、「公開対象」報告受けと記事があります。
読売新聞以外では情報が未だ見えないのですが、おもしろいテーマだと思いました。大阪府ホームページは久しぶり、NPOについて調べた時以来かな、今後は時々確認してみたい。

私は紙のメール(手紙、葉書)とはほとんど縁が無くなっているので、電子メールは当たり前のように分類保存しています。クライアントさんなどとの交信は少なくとも領収書の保存期間と同じ程度には保存する事にしています。メールからテキストファイルにコピーしてバックアップしておく場合もあります。自分なりにペーパーレスを実現していますので、それなりに環境に貢献していると・・・だからPDFファイルが嫌いです(^o^)
しかし、御用納めの日にこんなニュースが流れるとは。大阪府の幹部さん達はお正月も心が休まらないでしょうね。

引き続き検索してヒットした記事から、読売新聞では大阪府幹部がメールを削除した事を伝えていましたが、橋下知事自身も削除していたと分かりました。
下にリンクした朝日新聞の記事(12月26日12時44分)では、『府情報公開条例ではメールも電磁記録の一種として公開対象になっており、これまでも一部のメールは行政文書として公開している。 』というそのメールは何処に保存されていたのかが不明です。『全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「重要なのは、あて先が不特定多数か否かではなく、目的だ」と指摘。「幹部1人に指示したメールでも組織として用いたら公開対象になる。廃棄は究極の情報隠しだ」と批判した。 』とも書かれています(12月26日22時14分記事)
上にリンクした読売新聞大阪版には、『総務省も「メールを自治体が組織的に利用しているのなら、公開対象になりうる」との立場だ。』、『堀部政男・一橋大名誉教授(情報法)は「庁内の意思伝達が紙からメールに変わっただけで、大阪府が行政文書と解釈したのは当然。先例となって、メールの保存期限などを示した規定を設けるべきだ」と指摘している。』と書かれています。
私はLANにあるメールサーバーの実務を知りませんので一元集中的なメール保存についてはわかりません。同報送信の指示メールなら「BCC」ではなく受信者全員に配信先が分かるように「CC」を使うでしょう。メールサーバー管理者という職務が重要になるのかも知れません。

◇ 朝日新聞、橋下知事、公開請求後に庁内メール削除 情報隠しの声も(2008年12月26日22時14分)『橋下知事は「個人対個人のメールは組織共用文書(行政文書)ではない。組織共用のメールは残している」と説明。削除理由については「面倒くさいから消しちゃおうという軽い判断。残せという話になれば、ごめんなさいするしかない」と述べた。』
◇ 共同通信、橋下知事メールは「公開対象」  大阪府幹部に戸惑い(2008/12/26 16:53)『橋下知事は26日、記者団に「メールの段階から全部公開しなければいけないのか、メールを元にして出来上がった資料の公開でいいのか、議論させてもらいたい」と語った。』
◇ 産経新聞、橋下知事、メール情報公開に懸念 「メールはメモ書きと同じ」(2008.12.26 11:49)『「電子メールが公開対象となるのであれば、使わないようにしないと。そうなると今のスピード感持って仕事はできない。メールはメモ書きと同様のものと思う」と述べ、メールの使い方について検討するとした。』
◇ 朝日新聞、橋下知事、指示メール「削除ありうる」 公開請求が膨大(2008年12月26日12時44分)『府情報公開室は、府の行政文書管理規則ではメールを保存対象の行政文書と規定していないため、削除しても問題ないとしている。だが、府情報公開条例ではメールも電磁記録の一種として公開対象になっており、これまでも一部のメールは行政文書として公開している。』



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2008年12月24日、国土交通省サイトで中央新幹線東京都・大阪市間の調査について全国新幹線鉄道整備法第5条第1項に基づき、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構及び東海旅客鉄道株式会社に対し、平成20年12月24日付けで、下記のとおり調査を指示しました』
という報道資料を確認していました。早いニュースでは24日中に、多くは25日の記事として関連情報が読めました。
国土交通省のページでは以下のように書かれています。

1.調査事項
 全国新幹線鉄道整備法の趣旨にかんがみ、ルート、駅等に関し、地域と調整を図ることを前提とし、
 下記(1)~(4)の各事項について調査を行うこと。
  (1) 輸送需要量に対応する供給輸送力等に関する事項
  (2) 施設及び車両の技術の開発に関する事項
   (調査に当たっては、安全・防災対策に関し、関係省庁との調整を図ること)
  (3) 建設に要する費用に関する事項
  (4) その他必要な事項

2.今回の指示に係る調査報告書の提出時期
  1.に基づく必要な調査を終え次第、提出すること。

3.その他
  本調査については、両者協議のうえ調査の実施計画を提出するとともに、協力して調査を実施すること。

私はこの記事を読んだ時に、「今回の指示に係る調査報告書の提出時期」が定められていない事を訝しく感じました。2025年開業を目指すということが繰り返し報じられていたように思います。調査結果によってその後の具体的計画が決まっていくのですから、逆算日程からはじき出した調査のデッドラインを決めておかねば計画策定ができない、それなのに何故期限を切らないのかということです。
JR東海のニュースリリースでは「可能な限り早期に報告できるよう努めてまいります。 」としています。

幸いな事にこれについては疑問が解消しました。読売新聞長野版に、「これまでに建設された新幹線の調査指示の場合、報告提出期限が設定されたが、今回は長野県が直線ルートに反対していることに配慮し、期限設定が見送られた。」とありました。
信濃毎日新聞では、「調査指示に先立ち、自民党のリニア特命委員会は都内で開き、調査指示の内容について国交省の説明を受けた。堀内光雄委員長は会合後、JRと長野県などとのルート調整について、地元の意向を重視する必要性を強調。「あまり長引くようなら、党としての取り組みを辞さない」と話し、場合によっては特命委が仲裁に乗り出す可能性も示した。」と書かれています。朝日新聞「今月16日に同新幹線に関する政府与党合意が得られるまで、4項目の調査指示を先送りしていた。」と書いていました。

山梨県選出の堀内光雄議員のお名前は存じていますし、リニア開通に熱心に活動されている事もニュース等で知っています。国土交通省の指示はおそらく関係先との擦り合わせの済んだ結果として「期限を切らず」となったと理解しました。後はセレモニーとアリバイ作りが繰り返されて、長野県に対しては別件の大型事業が動くこととなりリニアは「直線」、山梨県すらもしかすると素通りの可能性もあるのか?--日本経済新聞によれば、『JR東海はリニア開業で、首都圏―中部圏の所要時間を約40分と、新幹線「のぞみ」より約1時間短縮することを目指している。その前提となるのが南アルプスを貫通する直線ルートだ。』

中間駅は地元負担としてリニアに停車して貰うためには、乗降客予測シミュレーションが必須です。私も今後のニュースに注意していきたいと思っています。建設費約5兆1000億円で日本が息を吹き返す事を祈りたいと思います。私はリニアに乗ることは無いでしょうが、ニュース検索- リニア中央新幹線をセットしておきます。おそらく既に決まっているはずの「報告のデッドライン」をどのメディアがスクープするかミモノでしょう。

2008年12月25日、山梨リニア実験線の延伸工事で残り3工区を公告、2009年春にも着工(日経BP)
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は12月18日、山梨リニア実験線の延伸工事のうち、同機構が担当するエリアで未発注だった延長約4.4kmの区間を、三つの工区に分けて一般競争入札で公告した。建設現場は山梨県笛吹市付近で橋の建設が中心だ。
  公告したのは以下の三つの工事。工区延長が1655mで工期が27カ月の「山梨リニア実験線、浅川橋りょう他」、工区延長が1986mで工期が30カ月の「同、小山高架橋他」、工区延長が765mで工期が31カ月の「同、金川橋りょう他」だ。開札日はすべて2009年3月3日で、2009年度早々から工事を始める予定。 



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日本経済新聞(2008-12-26) 『「大分キヤノン」(大分県国東市)が今月、公共職業安定所(ハローワーク)で公開した期間社員の求人票に、労働組合に入らないことが雇用条件と、求職者が誤解する恐れのある記載があったことが25日、分かった。記載は同社とハローワークが協議して決めたもので、厚生労働省が「不適切」として大分労働局に指導し、削除させた。  同省職業安定局は「詳しい経緯は調査中だが、ハローワークは本来こうした記載がないよう指導する立場にあり、対応に問題があった」と話している。労働局に対するこうした指導は異例で、雇用を巡る不安が広がる中、ハローワークや企業の配慮を欠いた対応に批判の声が上がりそうだ。』 という記事がいくつかのブログで紹介されていましたので追記しておきます。但しどのような記載なのかは記事からは不明でした。


私のデジカメがキャノンじゃなくてよかったと心から思う。先日、携帯電話と子供の危険について書いた時に、「保坂展人のどこどこ日記」を参照していた。そのブログに2008年12月23日記事で「キヤノンの「請負労働者切り」の詭弁こそ問題だ」とあり読んでみた。

テレビなどでも「派遣」と「請負」の区別をつけずにコメントしている人たちが多い。キヤノンは06年に「偽装請負」で問題となってから、表向きはキヤノンが生産工程に指揮・命令・監督を加えない「完全請負」に見えるように巧妙な工夫を凝らしてきた。従って、 キヤノンの工場内に別会社(下請け会社)あって、キヤノンは発注伝票を出して、製品を受け取るだけという仕組みに近づけた。だから、キヤノンが行なったのは伝票に記してきた「発注数」を「1000→100」と減産しただけであって、「解雇」は下請け会社が勝手にやったことで、まったく関知しないという理屈だ。

私は「派遣」と「請負」の区別は分かっているつもりだったが「請負」の仕組みがこのような状態だとは全く知らずにいた。
昔、学卒で生産会社に入り自分の専門だった生産管理を担当したので、外注工場というシステムを含めた生産計画にも関わった経験を思い出している。外注さんの技術力、生産力があるから我々の生産計画が可能だという意識を叩き込まれた。もちろん品質管理の一環としての受入れ検収は厳しいから、ミクロンの精度が上がらない事で外注課や設計課も交えて外注さんとやり合うことも多かった。だが、キャノン大分の「請負」というのは単に社内生産できるものを別会社にすることでコスト切り下げを狙うだけの、まさに悪しき呼び名としての「資本家」のやり方に過ぎないと思える。
キヤノン、大分生産子会社で1177人削減(日刊工業新聞 2008-12-06)など、「キャノン 大分」で検索すれば多数のブログ記事などが読める。このブログ記事のタイトルに「デジカメ」を入れたのは大分キヤノン株式会社 主要製品情報による、他の製品については生産拠点を調べるつもりはない。

おそらく請負会社従業員の長年の経験に基づく技術力は社内要員と同等かそれ以上だろうし、請負契約解消の一方で期間従業員を募集しているとのことだから、これから品質はかなり落ちてくると考えねばならないかも知れない。生産ラインの管理がいかに細かく考えられていても、一度こういう事があった生産会社の製品は何かしら品質に問題がでることに注意すべきだと私はいつも思っている。設計ミスとか材質不良のような物理的原因がはっきりしていれば、マネジメントが並んで頭を下げて終わりにしてもよい。私もそれで納得する。

不思議なもので機械の品質は見た目や規格だけじゃわからない、パソコンでも相性みたいなものがあって同じ仕様のメモリーのはずなのに、A社製品ならエラーが出てB社とは相性がいいというような場合がある。私はそこに「物が作られる時にビルトインされる作る人の命」が活きているような不思議さを感じる。もちろんメモリーの場合なら使われている素材の分子レベルまで考えれば相性があるという理由が解明されるかも知れないが、それでもひとつひとつの製品には作る人の魂がこもっているのだと信じる事にしている。

従業員のモラール(士気、モチベーションのこと、モラルとは別な単語)は生産現場だけでなく、あらゆる組織での重要な問題だから、モラールを上げるも下げるもマネジメント次第ということも私は昔叩き込まれた。苦しい時期には社員を集めて社長自ら現状と見通しなど話をしたことを思い出す。現場からたたき上げて上場会社にまで育てた人だったので独特の癖はあっても素晴らしい人だったと記憶している。
年末の仕事納めでは仕事場をいつもよりきれいに掃除して「場」への感謝の念を表わしプレス機などの上にお供えが飾られる事もあったような気がする。経団連会長の御手洗氏も作業者が働く現場を視た事が幾度となくあるだろう、そこで何を感じたのだろうか。

昔、アメ車のドアパネルを外したら内側からタバコの吸い殻が出て来たという話を思い出す。奢れる者は久しからず、キャノンも同じ道を辿るかも知れない。彼等は Japan As Number One からとっくに凋落している日本がこれから行く道の尖兵なのかも知れないとも思う。



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Sekkei_shinsa2nd甲府市議会議員野中一二さんのブログで[街づくり] 新県立図書館設計の入札結果が公表された事を知りましたので、山梨県庁サイトの新県立図書館整備事業を確認しました。左の図は総合審査点内訳として添付されていたPDFファイルを画像化したものです。

今後も関心をもって見ていきたいと思っています。
下記は先日、甲府市SNSに書いた記事なのですが、図書館に関係するのでこちらにも書いておきます。

 

過日、桜座で講演をされた百武ひろ子さんのブログを私の巡回先に入れています。
週に1回、日曜日の更新なので焦らずに訪問できます。
「管理しないという勇気」
http://processdesign.blog.so-net.ne.jp/2008-12-21
2008-12-22 00:06 の記事(アップロード時刻がちょっと遅れたようです)
ボランティア活動の基本的な精神が伝わって来ました。

先日は「先生の喜び」という記事が駅前図書館に関係していたので
http://processdesign.blog.so-net.ne.jp/2008-12-14
コメントさせていただいたら、なんとレスをいただきました、嬉しいな(^o^)

>図書館もいいですね。図書館だけでなく、本を読みながらお茶を飲める雰囲気のいいスペースや庭、それとちょっとしたミュージアム・ショップ的なものがあると甲府に訪れた人も利用できていいでしょうね。
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今、県立図書館の玄関には色々なリーフレットが置かれていますが、甲府駅にある甲府市観光協会のブースは中に入らないと観光案内リーフレットがあることすらわかりません。
新駅前図書館はまさに、情報発信拠点という意味を発揮できると思っています、例えNECが来なくてもね。

この設計コンペの評価の中に「ユニバーサルデザイン」という要素があります。これは甲府市新庁舎計画にも関係する事で、図書館ではどのように考えているか資料を参考に確認したいと思っています、そして「甲府市新庁舎計画に思う-2」をまとめないといけない、これは甲府市SNSのメンバーさんから情報をいただいていますので・・・でも、ワタシでも師走なんで時間がとれるかどうか。



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この記事は以前の「甲府再成勝手連」があったYahoo!ジオシティーズのジオログに書かれていたものです。その時の日付で転載しておきます。いただいていたコメントは転載しませんのでご了承ください。
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甲府市国母に計画されているボートピアについて、考える素材として調べています。

習志野市(千葉県)に計画されている場外舟券売場について
これは「稲城市は東京都三市収益事業組合の構成市」ということで、習志野市ボートピアの運営を要請されている事から、稲城市議会で質疑があったということです。
 国母の計画をまったく知らないので、こんな事が甲府市では関係するかどうかは分かりません。
稲城市・多摩市・あきる野市が上の3市。

(株)テックエステートはTECの関連会社、ホームページは無いようです。
 TECさんと言えばプラントの会社として有名ですね。

”ボートピア習志野”を知るページ
 これは市民サイドで作っているホームページのようです。

場外舟券売場をつくらせない習志野市民連絡会
 これはタイトル通りのホームページ

ボートピア工事受注希望事業者募集
 習志野商工会議所のホームページ、地元の利益を図る付帯決議に則っているようです

「ボートピア習志野」建設計画に物申す!
 これは「習志野市議会議員 中村ようこの市議会だより」の中にありました。賛否両方の陳情書が掲載されています。

日本共産党習志野市市議会議員入沢俊行さんのホームページ
 ボートピアについての記事がかなりあります。

ボートピア習志野情報
 「習志野市議会議員 ふせ健太郎のホームページ」にある記事です。最終更新日〈2004/05/31〉でもう更新はされていないようです。

公営競技はどこへ行く
 メルマガのバックナンバー紹介ページですが、公営ギャンブルには関心が無い勝手連なので、読んだことがありません

とりあえずはこんなところ。

2005-12-22 19:08:00 当初この記事の投稿日時です。これを 2008.12.22 19:08:00 に変更して再投稿します。この記事のアドレス が変わるか否がテストの目的です。



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2008年12月20日の読売新聞山梨版で米兵アルバム65年ぶり祖国にという記事を読みました。
『第2次世界大戦中に元日本兵がフィリピン・ルソン島のバターン半島で拾った米兵捕虜のものとみられるアルバムが、米・ニューメキシコ州にある「バターン記念館」に渡り、約65年ぶりに祖国に帰還した。アルバムを拾った渡辺時雄さん(90)(忍野村忍草)は19日、報告を受け「こんなにうれしいことはない」と喜んだ。』とのことです。この返還に仲立ちをなさったのは甲府市千塚にお住まいの小石孝夫さんと米国出身のロベルタさんご夫妻で、お二人のお名前は甲府空襲などについて調べた時に存じております。「甲府空襲と学童疎開」の記事に書いたように一度お目にかかっております。

この「バターン記念館」は、Bataan-Corregidor Memorial Foundation of New Mexico, Inc.(バターン・コレヒドール記念財団?)が運営しているもので、今回の素晴らしい出来事を報じる現地の2008年12月1日記事がWWII prisoner's photo album returns to New Mexico rootsと分かりました。このページからリンクされている写真集は順にクリックしていくと様子が分かります。現地でのご夫妻や退役軍人さん達の写真7葉がコメントと共に見られます。
 The photo album was found by Lt Tokio Watanabe in a bunker on Bataan. While moving cannon down the Bataan Peninsula to take a position at the southern portion of the Pennisula to fire at Corregidor, Watanabe passed the American troops making the “Death March”.
The Koishi's explain that Tokio Watanabe ? the soldier who found the photo album ? used the front portion of the book for his own photos, of which there are approximately 100 photos.
When Mrs. Koishi shows a picture of an American soldier with a horse, veteran Bill Overmier tells her the 200th Coast Artillery Regiment did not take their horses overseas. Ernest Montoya jokes, “We ate them on BATAAN!”
軍隊用語を正確に知りませんが、バターンに派遣された「第200砲兵連隊」というのがこの記念館に関係しているようです。New Mexico National Guard については州兵(Wikipedia)が参考になりますが米軍について私は第二次大戦中も現在も明確にはわかりません。
アルバムから見つけた名前を検索発見されたのはTHE NAMES PROJECTかも知れません。ベテランというのは退役軍人のことで、最近では日系三世のシンセキ氏がオバマ次期政権の退役軍人省長官に内定したことが記憶に新しいです。

上記12月1日の本文記事からリンクされて現地報道と思いますが、Search on for owner of WWII photo album(第二次大戦アルバムの持ち主を探して)という動画入りの記事
Death March prisoner's album returned(死の行進捕虜のアルバムが戻った)というこれも動画入り記事が読めます。
エキサイト 翻訳を使うと機械翻訳で日本語に概訳して読めます。

このアルバムの事は山梨日日新聞で2008年11月16日の記事、『米兵のアルバム“帰還”へ』(リンクは切れています)から知っていました。同紙でも2008年12月20日に渡辺さんに米軍が勲章授与 戦時中のアルバム66年ぶり“帰還”がありましたが、私は読売新聞の記事から上のような事を調べました。読売新聞記事で『バターン記念館では、かつて「死の行進」を強いられた元米兵を含む約70人が起立して2人を出迎えた・・・』まで読み進んだ時にはもう涙がでてきてしかたありませんでした。アルバムは持ち主に代わって I shall return! を果たしたのか、それを迎えた戦友の方々、ここまでのご苦労を続けられた渡辺さんや小石さんご夫妻に深い感銘を受けました。 戦争と平和はいつも考えていなければならない問題です。派遣切りがある日本は今戦時下にあるとすら思う今日この頃です。内乱が起こらないのが不思議なほど・・・日本国民の死の行進を指揮しているのは誰・・・『後に続くものを信ず』と散華された山梨県出身の若林東一大尉の言葉を忘れずに・・・



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Sock and Awe(靴下と畏怖)、久しぶりにパソコン上でゲームやりました。「あのイラク人記者はとんでもない野郎だ。なにしろ2度も的を外したんだ」という米国内の意見もあるそうで・・・・(^o^)
靴を投げつけられ、ザイディ記者が拘束された直後、「靴のサイズは10だな」と語り、その後、こう続けている。 「結構、身をかわすのがうまいだろう。もちろん、君たち(記者)の質問に対してだが……」
ダイヤモンドオンラインで麻生首相には、靴投げつけも笑いにするブッシュほどの余裕もないを笑いながら読みました、憂鬱な歳末にささやかなクリスマスプレゼントです。
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記事の筆者上杉隆(ジャーナリスト)さんは国家のリーダーにとっては、「風刺」も「批判」も等しく、政権運営に必要な「情報」に他ならないである。欧米のリーダーにはそうした余裕があり、危機の時こそユーモアのセンスを忘れないという「矜持」がある。とお書きになっています。私も「風刺」や「批判」のようなブログ記事を書くときも余裕とユーモアを忘れないようにしたいと思いますが・・・ムズカシイなぁ



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