ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




日程 2014年3月29日(土)~30日(日) 10:00~17:00
会場 甲府駅北口広場(よっちゃばれ広場)
『原則雨天中止ですが、その判断は前日28日(金)17時に気象庁が発表する天気予報を受け、事務局が安全性などを考慮した上で行います。その後、開催の可否について18時頃にFacebook上で公表します。』
【予告】春のマルシェが開催されます(3/29.30)(NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会)

武田通り方面の17番ブース脇から入場して、藤村記念館へ向かう道の左手には、春らしく色彩豊かなお店が並びます。 そのまま明治期の建物前まで進むと、古道具や古書、食器類を楽しむ事が出来ます。 さらに奥へと足を運べば、大道芸を見る事が出来るかもしれません。
甲府を散策するコースの一部に選んで頂けると幸いです。 この場所で一日を満喫して頂く用意もあります。 是非お越しください。

春のマルシェ案内図

この度、山梨県のフリーマガジンChuSmaの創刊10周年を記念して、3月29日と30日に「春のマルシェ~Le Marché Du Printemps」を開催する事になりました。(Facebook 1月15日のメッセージ)

上記のメッセージもマルシェ案内図も Facebook から戴きました。甲府駅北口「よっちゃばれ広場」や「藤村記念館」については、NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会公式サイトから分かります。
私は県内のフリーマガジンを手に取ることがほとんど無いので北口委員会サイトでこのイベントを知りました。コンパクトな出店者情報が追加されている広報スタイルは Facebook ならではの仕掛けだと感じました。なるほどこういう使い方もあるのか。
年度末最後の追い込みですが早目に終らせて私も春の訪れを愉しみたいと思っています。



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◇ 長野県-環境影響評価法対象事業 中央新幹線(東京都・名古屋市間)
このページでPDFファイルがダウンロードできます。

◇ 長野県知事意見 riniajyunbitijiiken.pdf 10ページ、403 KB
『山梨県、静岡県、長野県の3県10 市町村では、南アルプスにおける将来の自然遺産登録を目標に、ユネスコの生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)及び世界ジオパークへの登録を目指しているため、関係する市町村の意向を踏まえ、本事業の実施がユネスコエコパーク及び世界ジオパークの登録に影響がないよう十分留意すること。』 と最後に記されています。

◇ 知事意見の概要 gaiyou.pdf 3ページ、212 KB
3ページ目で事業のプロセスを分かりやすく画像化しています。1、2ページで意見書の内容が要約されています。

◇ 長野県環境部長の指摘事項 riniajyunbisiteki.pdf 3ページ、219 KB
19項目箇条書きのテキストですが、『「長野県レッドデータブック」の改訂版が出されるため、今後、工事中に新た にリストに追加される種が発見された場合は、適切に対応すること。』 が書かれています。山梨県にもレッドデータブックがありますが、最近は確認していません。

◇ 長野県環境影響評価技術委員会の指摘事項 gijyutusiteki.pdf 3ページ 212 KB
18項目の箇条書きです。

◇ 市町村からの意見概要 siryosoniken.pdf 6ページ 221 KB
技術委員会審議資料で見たような気がしますが、公開用にあらためて作成されたようです。

◇ 公聴会公述意見概要 25-5-3-1.pdf 6ページ 185 KB
これも平成25年度第5回技術委員会(2013年12月26日)の資料として既に出ていたものです。

長野県内各紙で21日に報じていますので、詳細は略します。後日自分のホームページで整理しておく予定です。
今回のリニア中央新幹線計画の推移を見ていて私にはどうしても理解できないことがあります。それは、事業を行なう者が環境影響評価をしている点です。この事は新山梨県環状道路北部区間の説明会、公聴会からも気になったことですが、なにせ自分は行政素人なので仕方ないと自嘲のみ。
私がリニアに関する環境問題があることを知ったのは2011年10月の リニア環境影響評価方法書 が初めてでしたが、環境影響評価という制度、法制、プロセスには何も理解が無いままに過ごしてきました。このシステムはおかしいという直感を今は感じています。その点をカバーしながらリニアの記録は整理しておこうと思っています。
長野県知事意見書の概要に掲載されていた図が、これまで見た同種の図の中でも一番良いと思ったので引用して残します。全体像を見ながら考えるのが私は好きです。

環境影響評価手続きの流れ

読売新聞長野版2014年3月21日記事によると 『阿部知事は、知事意見とは別に、県内駅に停車する列車本数の確保や、工事に関する地元への丁寧な説明など、地域住民に配慮するよう求める要望書も提出。「単に基準を満たすだけでなく、極力環境負荷を減らす努力をしてほしい」と述べると、山田社長は「県と意思疎通を図りながら誠実に対応したい」と応えた。』とのことです。
放射能汚染の基準値は、日本人の環境を福島原発人災以前に戻す必要なく原発利権を守るためのものだというのと似たような構造がリニアには無いことを祈りたい。

ソース失念ですが、JR東海は評価書を4月には出す、その90日以内に国土交通大臣が認可するとか。すなわち7月に計画確定らしいです。意見書を恭しく受取り後ろ手でゴミ箱行きでもよい、評価書にパブコメは無いからナンデモアリでしょう。唯一の障害になるかも知れない国会議員は「寝ていてくれれば良い」、リニア推進の方々は内心そうお考えかも知れない。なにしろ安倍晋三さんという強い味方がいてくれる。

長野県知事の意見には計画の変更を求める内容もあります。仮にその通りに実施されるとして、その変更された計画に環境影響評価は必要なはずです。意見に沿った準備書の再提出を求める、それができないならリニア中央新幹線計画を地域としてはご破算とする。私ならそう書きます。コンピュータのプログラム構造を変更する時にはセキュリティについても再検討するのと同じです。セキュリティを再検討しないなら、そんなプログラムは実用できない。



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審議会開催のお知らせ から2014年3月20日の審議会総会で答申されることが分かりました。
リニア中央新幹線環境影響評価準備書の諮問は 2013年10月29日の第7回総会で第一部会に付託することが決定されています。部会議事録はネット非公開です。第7回総会速記録から分かりましたが総会傍聴は30人可能のようです。事前申込の必要性は環境局ページからは見つからないので問合せは必要です。

平成25年度 第12回東京都環境影響評価審議会総会(報道発表 3月13日)
 1 日時 平成26年3月20日(木曜日)午後3時開始
 2 場所 都庁第二本庁舎31階 特別会議室22
 3 審議
 (1)答申
  「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書
 (2)受理報告
 (3)その他
  ※ 審議項目は予定されているものであり、変更されることがあります

都内各紙・放送メディアで3月20日夕刻、21日朝刊に注目です。
知事の審査意見書等(平成25年度)(このページで公開されるでしょう)

2014年3月20日の総会で決まる答申が舛添要一都知事の意見書原案になるものと思えます、3月25日が意見書送付の締切日ですから。
2月25日に開催された公聴会(都民の意見を聴く会) についての記録記事は東京都環境局のページからは確認できませんでした。しかし知事意見書には公聴会での意見も考慮されることになっています。
それに加えて対象事業実施区域の区市長 (港区、渋谷区、品川区、大田区、目黒区、世田谷区、稲城市、町田市、多摩市、八王子市) からの意見書が提出されていればそれも考慮せねばならないでしょう。20日の答申で25日提出ですから、おそらく東京都舛添要一知事意見書はデキレースという俗語が使えるかも知れません。

公式記録が見つからない公聴会については、
東京都主催のリニア中央新幹線環境影響評価準備書についての公聴会各公述人意見概要(2014年02月25日 奈須りえ)
・・・「下記のように、意見を述べましたのでご報告いたします。」 と別ページで報告されています。

別件ですが・・・
◇ 町田市-リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)の事業概要書が縦覧できます(更新日:2014年3月17日)
中央新幹線(東京都・名古屋市間)における大深度地下の公共的使用に関する特別措置法に基づく「事前の事業間調整」の実施について(2014.03.14 JR東海)
『「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法(以下「大深度法」という。)」第12条には、事業概要書を作成し、道路、河川、鉄道、通信、電気、ガス、上下水道など公共の利益となる事業を施行できる事業者(以下「対象事業者」という。)を対象に、事業の共同化や事業区域の調整など事業間の調整を行うことが定められています。 今般、中央新幹線(東京都・名古屋市間)における大深度地下部分について、大深度法第12条に基づく「事前の事業間調整」を行いますので、お知らせします。』

私は東京都については、リニア中央新幹線 東京都 ページで記録だけしていますが、事業の問題点に関する都民の関心は薄いだろうと思っています。



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2013年11月20日に岐阜県恵那市市議会のリニア中央新幹線対策特別委員会が山梨県都留市・大月市・笛吹市を視察した報告書が、2013年12月~14年1月に公開されています。
目的は、【リニアが及ぼす環境への影響等諸問題について】 とのことで、『現地では、実際にリニア実験線が走行している状況等を確認しました。今回の視察は、まちづくりの観点ではなく当市に及ぼす自然環境、生活環境への影響等について予測される諸問題を中心に行いましたが、当委員会では、今後も少しでも市民の不安解消に繋がるようJR東海や市に対し、要望・意見提言等を行っていきたいと考えております。』 とのことです。
私は大月市笹子町山間部に設置されている非常口の視察記録と都留市大平地区土地改良事業に活用したリニア残土処理の詳細に関心を持ちましたが、以下に報告の最後の部分を引用しました。

○今後の課題等まとめ

山梨県立実験センターにおいて、時速500kmで走行する実験線の状況を確認したが、騒音を外から体感し、思ったより騒音の大きさを感じた。当市においても岡瀬沢地区及び、武並町藤地区においては地上部を走行することから、防音壁で対応することが予想されますが、状況によってはJR東海側にフード対策を講じるよう要望する必要がある。

非常口においては、視察時に常時、煙(JR東海側の説明ではほこり)が吹き出していた。ほこりにしては止むことなく吹き出していたことから、JR東海側の説明には疑問が残るとの意見があった。非常口は、当市においては住宅地に近い所に設置される予定となっているため、騒音・粉塵等の安全性に十分な配慮が必要となるが、非常口の施工方法等JR東海側からの詳細な説明がないため、早期に施工方法等についてJR東海側からの説明を受けたい。

高架橋については、騒音・振動の影響が懸念されるほか、日影による日照問題の影響も予測される。振動、低周波音については、JR東海では、個別に対応する等の措置を取ることとしているが、日照問題については、沿線住民の生活環境や農作物への影響が考えられることから、長期的な検証のもと、対策を講じられるよう要望していきたいと考える。

また、工事車両の通行による周辺住民の生活環境への影響や通勤、通学時の安全性の確保等課題は多く、工事用道路の設置を行う等、生活環境への影響を十分配慮するとともに、地域住民への詳細な説明、問題が起きた時の迅速な対応を取るよう強く要望していきたい。

そのほか、残土処理の問題や地下水・水資源の減水、枯渇問題、磁界による健康への不安、電波障害等々、住民の不安は大きいことから、今後、工事が始まる前に、これらの諸問題に対して、JR東海側の説明責任を強く要望をするとともに、約束事が反故されないよう市には協定書を結ぶ等の対応を取っていただきたいと考えております。

生活環境、自然環境面については、少しでも市民の不安解消につながるよう、当特別委員会としても今後も引き続き調査・研究を行うとともに、まちづくり、アクセス道路等の観点からも、更に調査・研究を進めていく。

リニア沿線各地自治体議会の記録を精査する余裕は全く無いのですが、2013年9月リニア準備書公表以来ざっと確認してきた段階で気付いた恵那市市議会の視察報告、前記事の分に続いて大変ありがたく思っています。
沿線各地の自治体議会では恵那市と同様な視察が行なわれているのではないかと思います。特別委員会が設置されている甲府市でも都留市、大月市、笛吹市との情報交換は当然行なわれているでしょう。
私は誰でも何処からでも確認できるネット記事しか読まないことが多いので新聞紙面などで報じられていても読んでいませんし、その情報をソースにしても関係都県、全国、海外とも共有できないだろうと思っています。
このような大規模公共事業では情報の安定した保存が可能な行政発信が一番大切なのではないか、それが長年ネットに馴染んできた私の考え方です。
保護対象の生物生息地に関する情報だけは秘匿されても、リニア中央新幹線計画には未だ特定秘密指定に該当する案件は無いはず。



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岐阜県恵那市議会リニア中央新幹線建設特別委員会行政視察報告書
平成24(2012)年7月26日~27日に山梨県笛吹市を視察されて、【山梨リニア実験線工事の進捗状況について工事現場見学】 と 【山梨リニア実験線工事に伴う、笛吹市における経過と諸問題について】 の二点について8ページの報告書を公開されています。
その冒頭と最後の部分を引用させていただきます。

【 目 的 】

現在「山梨リニア実験線」の延伸工事区間である笛吹市において、高架橋、トンネルの整備を進めている現状を視察し、実際に自分達の目で見ることで当市でも敷設されるリニア中央新幹線の具体的なイメージをつかむこと。また、この事業を進めるにあたり、用地の買収から建設工事において笛吹市で出ているさまざまな諸問題を見聞する事で、当市においても想定される諸問題について具体的な方策を行う上で参考となる。

【 ま と め 】

・ リニア本線が走る現場を目の当たりに見てきたが、思ったより道路と民家が接近していた。そのため現実に走るときの騒音、振動、磁界が住民に与える影響が心配であった。

・ 実験線のほとんどがトンネルであるが、明かり区間と称されている箇所についても、騒音、磁場等の影響を少なくするため、コンクリート製のフードで覆われていた。そのため明かり区間であってもリニア新幹線を見ることはできない可能性が高いと感じた。

・ 工事をおこなう中でトンネルを掘った後に出る影響として、水道水の問題、農業用水の問題が出てきている。その対策をしっかりと見極める必要がある。

・ 残土処理については、行政側はどんな利用ができるかメニューを持っていること。そして地域が埋め立て候補地を出す場合に、その土地の利活用を相談する必要があると感じた。

・ 工事に伴い多くの関係車両が走るため、子供の通学、農作業への対策が必要である。現地では農作物、住民の保護対策で1 時間に1回散水等を行い、砂ほこりを少しでも抑える努力をされていた。また交通安全対策として、登校時間には工事車両を走らせないことや、各辻には警備員を配置し、児童生徒の通学の安全対策に努めていた。

・ 笛吹市は通過地点であり、中間駅が予定されている甲府市へのアクセスをどうするかが大きな課題であった。

・ 地元への経済効果については意外と少なくびっくりした。建設業者が2社下請けとして入っているが、下請事業者になるには機構から提示された厳しい要件をクリアしないと難しいとのことであった。

・ 飲食関係は地元を利用するのではなく、各事業者がそれぞれで物流のシステムを構築し、材料の調達を行い作業員に食事を提供しているため、直接地元を利用することはないとのこと。工事に伴い作業される方は多く見えるが、市にお金を落とす仕組みにはなっていないと思われる。

恵那市市議会視察団と笛吹市当局との質疑応答の内容など山梨県内行政サイトからは気付かなかった情報を他県から知ることができたのもインターネットのお蔭です。



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中央新幹線(東京都・名古屋市間)に係る環境影響評価準備書に対する神奈川県環境影響評価審査会の答申について(記者発表資料 掲載日:2014年3月12日)
このページで公開されたPDFファイルから抜粋しておきます。(改行などは編者によりますので原文は必ずご確認ください。)

7 審査結果について

当審査会は、平成24年3月1日、本件事業の環境影響評価方法書に対する意見を知事に答申した。

この答申を踏まえ、平成24年3月5日、知事は事業者に対し、適切な調査項目、調査手法及び調査地点を選定し、その予測及び評価について十分に検討した環境影響評価準備書を作成するよう、意見を述べている。

しかしながら、知事へ送付された準備書については、車両基地や変電施設の位置が明確に示されていないため、環境影響が及ぶ範囲が確定していないなど、具体性に欠けるものがあり、予測及び評価について必ずしも十分に検討した内容ではなかった。

このため、当審査会は、事業者に対し準備書に関する補足説明及び資料の提出を求め、事業者からは一定程度の回答を得たところである。しかしながら、審査に必要な十分な資料が提出されたとは言い難く、また、一部の重要な資料は審査会の終盤になって提出された。

このような状況の下、当審査会としては、与えられた情報の範囲で、できる限りの審議を尽くし、審査結果をとりまとめたところである。

そこで、事業者が環境影響評価書を作成するに当たっては、事業の大きさに伴う社会的責任の大きさ、更に、環境影響評価制度がこれまでの経験から地域での環境保全のコミュニケーション手段として発展して来ていることを十分に認識した上で、この審査結果を踏まえた知事意見を十分に勘案し、適切な対応を図るとともに、その結果等について評価書に記載する必要がある。
なお、評価書の記載については、丁寧かつ分かりやすい表現に配慮する必要がある。

長野県環境影響評価技術委員会は2014年3月12日の委員会で知事意見の原案となる意見がまとめられ、翌13日に亀山委員長から阿部知事に直接手渡された。・・・とのこと、大鹿村から「美しい村」の議員日記 に詳しいです。
ちなみに山梨県では知事意見の原案が環境影響評価等技術審議会に示され、それについて審議会が意見を述べたという報道がありました。おそらく審議会の役目について条例の規定が異なるのかと思いますが私は未確認です。
【追記 2014.03.17】 長野県、山梨県、神奈川県の環境影響評価条例を確認してみましたが、『技術委員会の意見を聴くものとする。』、『審議会の意見を聴かなければならない。』 、『審査会の意見を聴かなければならない。』 という文言でしたので「意見を聴く」方法について運用上で解釈の違いかと思えます。私の経験では組織内で上の者が下の者たちの意見を聴く場合にはまず皆に意見を言わせることから始めていたと思います。その上で上長の考え方を話して会議が続く。行政組織ではどういうものなのか全く知りません。

リニア中央新幹線計画に関しては2月、3月と続けて色々な情報が出てきました。それらを整理して発信しておられるのは、東濃リニア通信(東濃リニアを考える会)リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?ブログです。
特に、南アルプス・・・さんからは、まさに原発建設のリスク(地震・津波・放射能廃棄物処理 etc)に警鐘を鳴らしてきた専門家の方々と同様なリニアへの警鐘が響いていると思っています。

私は時間が無いのでとりあえず神奈川の資料だけメモしておきます。上記部分には実験線建設から中央新幹線方法書に始まる山梨県内の経緯について、私が確認しておきたかったプロセスが書かれていたので引用させていただきました。私が感じている点を、南アルプス・・さんは、「それって何回目なんですか!?・・・・・結局、何にもわからないじゃないですか!!事業認可前に計画を知らせなきゃ、何の意味もないでしょ!!」 と。
しかし、これがまかり通る日本を取り戻した人々がいる、リニア中央新幹線はどうせ安倍晋三政権一味の国土交通大臣が予定通りに認可して始まるでしょう。誰ガ何を言おうが、それができる下準備を着々と進めてきた。原発再稼働も同じ。彼らを選んだのは国民ですから仕方ない。
しかし原発と違ってリニアは線路が100m欠けても走れない、ババ抜きゲームです。地元がババを引かないように、どちら様もご用心。そして愚かな選択のツケは沿線だけではなく全国民にかぶさる、それは原発人災と同じ。



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3.11映画祭|東日本大震災に関する全32作品、一挙上映 >> 3.11映画祭について
 この度、東日本大震災復興支援プラットフォーム「わわプロジェクト」(運営:一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN)では、2014年3月9日(日)~30日(日)の22日間の会期にて、「3.11映画祭」(会場:アーツ千代田 3331)を開催いたします。  本映画祭では、さまざまな道のりで復興へ向かう人々や、原発事故に翻弄される人々の日常を追った作品など、それぞれの監督が多様な視点から捉えた東日本大震災に関するドキュメンタリー映画を一挙に上映いたします。(以下略)

主催 わわプロジェクト 一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN
日程 2014年3月9日(日)~30日(日)
会場 アーツ千代田 3331内 特設ギャラリー 東京都千代田区外神田6-11-14
上映作品一覧

私は 原発関連映画のリンク集 を設定していましたが、やはり知らない作品が多いです。都内に出かける予定はあるのですが、秋葉原まで足を延ばせるかどうか・・・

今はデジタル機器のお蔭でお金と時間があれば誰でも記録動画を残すことができるようになりました。ゲイジュツである必要は無い。YouTube などはそれを発信する典型的なツールになりました。
リニア中央新幹線、いつ頃から計画進行の記録動画が残されているか、今も残しているか、これからもその予定はあるか・・・とりあえず推進当事者の山梨県庁さん達に問いかけておきます。



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巡回先の 「リニア中央新幹線、ウラン鉱床を通るのか? そして電磁波」 を見て、以前に読んだことがある樫田秀樹さんの記事を再読しました。

それでハッ!と思い出したのですが、過日のJR東海リニア準備書説明会での質疑応答などで、変電施設について何かあったろうか?
私は山梨県準備書を整理した時に、環境影響評価関連図(山梨県)の記載では、関連図5(都留市の保守基地、変電施設・既設が示されている)、関連図10(実験線終点、変電施設、御坂町竹居の非常口が示されている・既設)、関連図16(富士川町、変電施設、保守基地を示す) のように地図から読み取れるポイントだけはメモしていたのです。

都留市の変電所については樫田さんが書いた 『リニアは山梨県で97年から走行実験を重ねているが、89年に実験線の誘致が山梨県に決まると、実験線近くの東山梨変電所には、東京電力の柏崎原発(新潟県)から400本以上の送電塔と高圧線が敷設され、50万ボルトという超高圧電力が送られた。』 に一致するものかどうか、私は現地を全く知りません。この内容を裏付ける山梨リニア公式情報も知りません。

笛吹市のリニア変電施設について、送電線はどのようなネットワークになっているのか、それは知りません。
富士川町ではどういう送電線建設で変電施設が造られるのか説明されているかどうか、それは準備書に書かれていると思いますが私はそこまで精読していません。

環境影響評価に関係する付帯設備のようなものとしては、残土処分場が話題になっていますが、変電施設と送電ネットワークの新増設、東京電力との関係について、樫田さんの記事を再読しながら思い出しました。

リニアの電磁波問題はリニア車両と線路だけの問題では無いような気がします。
私は転居する時には近くに送電線が無い場所を選んできました。それはパソコン通信をやる時のノイズを避けるためでした。今はネット通信も進歩しているようなので関係無くなったと思えますが、身内の子育てママ達には送電線には気を付けな、と話すこともあります。
パソコンそのものから発する電磁波については、私はどうやら既に免疫らしい・・・気にしません(^o^)



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いろいろな想いが頭を駆け巡る3月11日でした。14時頃からテレビ朝日のスーパーJチャンネル震災特集をナガラミしていたのですが、あの時の津波の映像も出てきて仕事が手につかなくなりました。
テレビ朝日は14時46分より前に追悼式の中継に切り替わり、私もパソコンデスクの前で立ち上がって黙祷いたしました。

私は2012年には、「ここに来れば福島の人に会える」を、2013年には、「3.11 2周年慰霊の日」を書いていました。
今年はキャプチャー画像も天皇陛下のお言葉も掲載しませんが、「宮内庁 天皇皇后両陛下のおことばなど」 のページから拝読することができます。

日本経済新聞が テクノロジー > 新技術 & 科学 > 科学記者の目 > 「南海トラフ地震対策の死角 時間差発生で混乱も」(2014/3/11)を掲載していたのに気付いて読みました。この記事の最後に書かれています・・・『東日本大震災の最大の教訓は、巨大地震・津波を一部の専門家が警告していたのに政治や行政が真剣に受け止めず、結果的に「想定外」になってしまったことだ。対策に想定外がないか、絶えず洗い出す姿勢が問われている。』
私は無関心だった原発問題に初めて気付いたのが3.11だったので、その時からこのブログも様変わりしてしまったと思っています。リニア中央新幹線計画に疑念を持ち続けているのも、まさにこの科学記者さんが説く姿勢と同根だと感じます。
2月大雪に見舞われた時に、その様子と震災・人災被災地とを重ね合わせてしまったのも同じ思いからでした。

私は3.11を過去形で語ることはこれからも無いでしょう。今、目の前にあるものは、その継続なのだと思っています。



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内閣府大臣官房東日本大震災三周年追悼式準備室の広報ページ を引用しておきます。過去形は現在進行形に修正しました

開催趣旨: 東日本大震災は、被災地域が広範に及び、極めて多数の犠牲者を出すとともに、国民生活に多大な影響を及ぼしている未曽有の大災害であることから、発災3年を機に、国として、被災者を追悼する式典を開催するものです。

3月11日午後2時46分、黙祷

福島原発事故_東京新聞_20140310

「原発関連死1000人超す 避難長期化、続く被害」(東京新聞 2014年3月10日 )

原発立地自治体議員が政府に公開質問状
公開質問状(7項目)について
私が特に注目したのは、項目7-『日本政府は、なぜ福島第一原発における事故原因が、津波による全電源喪失だけであると断じて、国会事故調査委員会の報告書を否定しているのか、その科学技術的な根拠と、東京電力が全データを公開せずに事故の真因を証明していない理由を明確に答えよ。』



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