ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




 駿河湾産サクラエビの不漁をきっかけに注目されている富士川水系の河川環境で、雨畑ダム下流の雨畑川や、同川が流入する早川下流(いずれも山梨県早川町)で底生生物(水生昆虫類)の数が激減しているとみられることが、山梨県の民間研究者の調査で(2021年11月)27日までに明らかになった。底生生物はアユと並び河川環境の良しあしを示す指標とされ、研究者は近年の環境の変化に警鐘を鳴らしている。
 地域自然財産研究所の篠田授樹(SHINODA Sazuki)さん=山梨県都留市=が1994年と2020年にほぼ同一箇所の29地点で、25センチ四方の枠を河床などに置き、枠内にいる底生生物の調査を行った結果を比較して判明した。(以下引用は略します、記事の末尾は以下の通りです)
■通称「カワムシ」生息状況 国、支流は調査せず
 国土交通省はおおむね5年ごとに行う「河川水辺の国勢調査」で、早川と富士川の合流地点から下流の富士川本流3地点で釣り人が「カワムシ」と呼ぶ底生生物の生息状況の調査をしている。ただ、支流では未実施だ。篠田授樹さんの調査データは学術的にも貴重とみられる。
 (静岡新聞)取材班が同省関東地方整備局に情報公開請求して得た、2015年に委託先のコンサル会社が実施した最新の調査結果では、前回実施の10年と比較したうえで「富士川水系における底生動物相には大きな変化は生じていないものと考えられる」と結論付けている。
 一方、篠田さんのデータからは、雨畑ダムの堆砂やポリマー汚泥の不法投棄などで変貌が伝えられる同じ富士川水系の雨畑川や早川の河川環境の変化がうかがい知れる結果となった。
Yahoo!ニュースで読者コメントが複数ありました。皆さんはこの件について問題点を認識しておられると思えるコメントでした。
私がこのブログで記録したのは 2019-09-09 雨畑川の汚染事案、山梨県の問題が県外から報道されている・・・これで過去記事をまとめておきましたが、2020年になってコロナ禍問題となり、2020-10-25 雨畑川に残る〝謎の泥〟富士川流域治水活動の未来に期待、この記事だけ書きました。Webサイトで情報を整理するつもりでいましたが、コロナ禍という自分が無知な分野に取り組んだら雨畑問題の整理は何もせずに年末です。
オミクロン株で2022年がどうなるか、国土交通省が関与する中部横断道の北区間やリニア中央新幹線事業の行く末も判りませんが今回の静岡新聞ニュースを記録しておきます。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




◎ 文化庁・文化遺産オンライン・雁ノ穴(がんのあな)
 雁穴丸尾中ニアル二個ノ熔岩隧道ト十六個ノ熔岩樹型トヨリ成ル隧道ノ一ヲ崩レ穴ト云ヒ長サ五十七メートル中央ニ天井ノ隧落セル所アリテ南北ノ二穴ニ分タル南穴中ニハ光蘇發生ス他ノ隧道ハ流レ穴ト云ヒ延長前者ニ三倍スレトモ大部分ハ熔岩溝ヲナシ其隧道ヲナセル部分モ穴ノ位置淺カリシ為メ天井ノ隧落セル所多ク其残部ハ二個ノ天然石橋ヲナセリ熔岩樹型ハ概ネ井戸型ノ直立樹型ニシテ横臥樹型ハ少シ中ニツキ棍棒山ハ大ナル立木ノ周圍ニ熔岩停滯凝固シテ高サ約五メートルノマメロン型熔岩丘ヲナセルモノニシテ中央ニ口徑一メートル深サ七メートルノ圓筒型竪穴ヲ存シ樹型トシテ珍ラシキモノナリ
◎ 富士吉田市教育委員会 市内にある国指定文化財15件、国指定文化財構成要素2件をご紹介します。  このページの末尾に「雁ノ穴」が紹介されています。
 種別:天然記念物
 名称:がんのあな
 指定年月日:昭和7年10月19日
 所在地:富士吉田市上吉田字雁ノ穴5605
 所有者:富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合
 富士山の雁ノ穴丸尾にあります。雁ノ穴は、崩れ穴および流れ穴と称する2個の溶岩洞穴と、16個の溶岩樹型群の総称です。雁ノ穴丸尾は、噴出の際に多量のガスを発散させたため、溶岩が多孔質で軽く、また井戸状の竪穴が多いなど、他の溶岩洞穴にはない特色を示しています。
◎ 2019.02.08 “ノーマーク火口”全国21の火山に富士山も監視強化"(NHK)
「富士山」で将来、噴火の可能性が否定できない火口が新たに確認されました。 「雁ノ穴火口」と呼ばれ、山頂から北東におよそ10キロ離れた自衛隊の演習場の中にあります。存在は以前から知られていましたが、最新の調査で約1500年前にも噴火が起きていたことがわかってきたのです。  この火口、従来の想定火口域の外側にあるため、監視カメラも無く防災計画もない“ノーマーク火口”です。
◎ 富士の国やまなし観光ネット・雁の穴(がんのあな)( 山梨県公式観光情報)
明日をまもるナビ・NHK
いつか必ず噴火する!?徹底検証 富士山噴火(1)(2021年9月15日)
  ・富士山は“いつか必ず噴火する”
  ・17年ぶりに改定された噴火想定
  ・富士山ハザードマップの改定ポイント① 溶岩流
  ・富士山ハザードマップの改定ポイント② 火砕流
  ・どこから噴火するかわからない富士山
  ・溶岩流到達地域の対応は?
◎ 想定される影響は?徹底検証 富士山噴火(2)(2021年9月15日)
  ・111の活火山とさまざまな火山災害
  ・恐ろしい噴石の被害
  ・火山灰が首都圏を襲う
◎ 火山灰の脅威に備える 徹底検証 富士山噴火(3)(2021年10月21日)
  ・火山灰をもたらす噴火とは?
  ・300年前の宝永噴火〜そのとき何が起きたのか?
  ・富士山噴火の火山灰シミュレーション
  ・やっかいな火山灰 3つの特徴
◎ 火山灰が首都圏に!そのとき何が起きるのか? 徹底検証 富士山噴火(4)(2021年10月21日)
  ・火山灰が首都圏に そのとき何が起きるのか?
  ・火山とともに暮らす 桜島の知恵
  ・火山灰が降ったらどうするか
2021年11月27日の山梨県内メディアの報道で知りました・・・
富士山噴火ハザードマップ改定後初めて県などが実動訓練(2021年11月27日 16時56分 NHK甲府放送局)
 ことし(2021年)3月に富士山噴火を想定したハザードマップが改定されて以降初めて、県や富士山周辺の市町村などが連携して、住民の避難の対応を確認する実動訓練が行われました。(以下、引用省略)
 実動訓練は、県や富士山周辺の10の市町村などが参加し、富士吉田市の市街地に近い、雁ノ穴火口から噴火が起きるという想定で行われました。
 このうち、富士吉田市ではおよそ600人が参加し、避難の準備などが必要になる噴火警戒レベル4が発表されたという情報が防災無線で流れると、住民たちは溶岩流が到達しないと予想される地域にある小学校に次々に避難しました。
 そして、避難所となる小学校では、市の担当者らがひとりひとりの体温を測るなど、感染防止対策をとりながら避難者を受け入れていました。
さらに、27日は噴火警戒レベルが「5」に引き上げられ、避難所に入れない住民が出たことを想定した訓練も行われ、自衛隊の車両などで別の自治体に避難させていました。

 県などによりますと具体的な噴火口を想定した訓練は初めてだということで、得られた成果や課題を分析したうえで、自治体の避難計画に反映していきたいとしています。
富士山噴火を想定 富士山ハザードマップ改定後、初の実動訓練 山梨(2021.11.27 19:05 UTYテレビ山梨)
 富士山のハザードマップ改定後、初めてとなる富士山噴火を想定した実動訓練が、27日行われました。
訓練は、午前10時に噴火警戒レベル4の発表。
正午には、レベル5に引き上げられ、富士吉田市の市街地から数キロの雁ノ穴火口から噴火したという想定で行われました。
このうち、避難所が開設された富士吉田市の小学校には、約200人の住民が車や徒歩で避難しました。
 さらにその後、噴火が発生し、警戒レベル5に引き上げられると、避難所の収容想定人数を超える見込みがあるとして、一部の避難者が自衛隊車両やバスに乗り、市外へ避難場所を移しました。
 富士吉田市の訓練は、これまで国中地域への広域避難を行っていましたが、ハザードマップの改定で、噴火口の場所ごとに想定される被災地域が具体的に示されたため、市内や近隣市町村への段階的避難に変更して行われました。

県は、今回の訓練を検証し、今年度中に策定する予定の新しい広域避難計画などに反映したいとしています。
富士山噴火に備え避難訓練 山梨(2021.11.27 15:15 YBSニュース)
 ことし3月の富士山噴火ハザードマップ改定版の公表後、初めての実動訓練が富士吉田市などで行われた。
富士吉田市の雁ノ穴火口付近で噴火したという想定で行われ、地元住民など約600人が参加した。
訓練では住民を避難所へ受け入れたり避難所がひっ迫したことを想定して隣接する自治体に住民を移動させる手順などを確認した。
具体的な噴火口を設定した実動訓練は今回が初めてで県などでは訓練で出た課題を検証する方針。
YouTube・2018/09/12 「雁の穴」 探索 2018(現地の状況が動画で紹介されています。下の画像は動画から引用させていただきました。)
雁ノ穴
自分は未だ資料全体を読んでいませんので、今後時間があれば確認しようと単純にリンク集として記録しただけです。リニア中央新幹線事業について検討している東京~大阪の方々にも富士山噴火の予測に関する情報は必要かと思いますのでリンク集にしておきました。
NHK記事から引用


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




産経新聞 【コロナ直言一覧表(新聞紙面)
2023年、最初の3点です。2022年8月で終ったのかと思っていましたが継続されました・・・
2023.02.02 【コロナ直言(27)】異論許さぬ空気感に潜むもの 神戸大大学院教授・國部克彦氏
 《新型コロナウイルス感染者の国内初確認から3年が過ぎた。医療に政治、経済。この間、混迷が各方面で広がった》
(中略)
 政府は専門家に(コロナの扱いを)引き下げた方がいいかを議論させるのではなく、引き下げる方針を決めてから対応を委ねている。専門家は科学的な面で知見を持つが、その知見を社会にどう生かすかについて全くの素人だ。また議論に参加している専門家が極めて限定的なのも問題といえる。さまざまなリスクがある中、どこに焦点を当てるのか。人によってリスクの許容度も異なる。市民など幅広い階層の人を議論に加え、十分なコミュニケーションをとることが本来、望ましかった。(聞き手 木下未希)

2023.02.01 【コロナ直言(26)】子供たちは「ポストコロナ」に適応できるか 国立成育医療研究センター社会医学研究部長・森崎菜穂氏
 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月8日、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられるのを機に、学校生活も日常に戻る。「ポストコロナ」ムードにうまく適応できない子供が出てくると懸念している。感染リスクや学校生活での感染対策について、子供自ら考えられるよう、分かりやすい情報提供が求められる。
(中略)
 子供たちは学校で決められた指示に従う生活が3年間続いた。青少年期に自分で考え、判断して行動する経験が不足したことで、将来の社会生活に影響が出てくる恐れもある。(聞き手 石川有紀)

2023.01.31 【コロナ直言(25)】遅きに失した5類移行、理念なき議論やめよ 大阪公立大教授・城戸康年氏
 《政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる。コロナは現在、1~5類の分類とは別に危険度が2番目に高い2類相当の「新型インフルエンザ等感染症」に規定されている》
  (中略)
 病院の「ゼロコロナ政策」を緩和する方法の一つは、元気な人の診断・治療を薬局に開放すること。医療へのアクセスは格段によくなり、病院の負荷や医療需要は減るだろう。薬局で診断薬を販売し、陽性の場合は薬までセットにすることで、病院に行く必要がなくなる。限られたベッドという資源をいつ、誰に分配すべきか。いま求められるのは医療の民主化だ。(聞き手 前原彩希)
 2022年8月今回のテーマは「世界から考える共存」(22)~(24)、(2022.08.23 にブログで単独掲載しました・米国、英国、中国でのコロナ禍対策の現状
2022.08.04 【コロナ直言(24)】QRコードで行動管理 中国のダイナミックゼロコロナ対策とは 在住医師、藤田康介氏
 世界的に感染が拡大しつつあるサル痘も含め、今後コロナ以外のさまざまな感染症が流行することが想像できる。そうした事態に備えるという意味でも、検査体制や制度を今からきちんと整えておくことが大切なのではないか。(聞き手 小川原咲)
2022.08.03 【コロナ直言(23)】ノーマスクが日常に、感染増に動じぬ英国民 在英ジャーナリスト・小林恭子氏
 英国では感染拡大期に首相と医療の専門家らが毎日会見し、感染状況のデータに基づいて国としての方向性を示した。日本政府も科学的データを根拠とした上で、適切な対策を取ることが大切なのではないか。(聞き手 小川原咲)
2022.08.02 【コロナ直言(22)】全数把握やめた米国 関心はすでに経済に 在米医療ジャーナリスト・片瀬ケイ氏
 日本も「第7波」で終わるとはかぎらないし、今後も新たな感染症が出てくる可能性はある。だからこそ米国をはじめ他国での対策について、日本国民が便利で安心と感じるものは積極的に取り入れる改革が必要ではないか。どういう仕組みがいいかは、実際の医療に携わる医師や看護師らの関係者や、幅広い年代の国民に聞くべきだ。より柔軟に対応できる仕組みが求められている。(聞き手 木下未希)
2022.05.20 【コロナ直言(21)】感情でなく科学的根拠で判断を 埼玉医科大総合医療センター・岡秀昭教授
2022.05.19 【コロナ直言(20)】脱マスクはなぜ必要?子供へのリスク直視を 大阪大特任教授・大竹文雄氏
2022.01.27 【コロナ直言(19)】蔓延防止に効果なし、「同調圧力」に屈せぬ 奈良県知事・荒井正吾氏
2022.01.22 【コロナ直言(18)】犠牲どう許容、今こそ「痛み」議論を 神戸大教授・岩田健太郎氏
2020.01.21 【コロナ直言(17)】社会の「最適解」 国民的議論を 医療ジャーナリスト・森田洋之氏
2021.11.27 【コロナ直言(16)】給付、打撃受けた人に絞れ 野村総研・木内登英氏
2021.11.26 【コロナ直言(15)】「氷河期」格差 広げぬ給付を 早稲田大教授・橋本健二氏
2021.09.06 【コロナ直言(14)】行動変容、心理学的手法を 筑波大教授・原田隆之氏
2021.09.05 【コロナ直言(13)】酒提供 明確なゴール示して 旭酒造社長・桜井一宏氏
2021.09.02 【コロナ直言(12)】季節性インフル並み「5類」にせよ 開業医・長尾和宏氏
2021.06.24 【コロナ直言(11)】有事法制で病床確保せよ 大阪府知事・吉村洋文氏
2021.06.18 【コロナ直言(10)】飲食店規制はナンセンス 一律要請やめよ 山梨県知事・長崎幸太郎氏
2021.06.16 【コロナ直言(9)】知事のコロナ対応「ノミの天井」 兵庫県明石市長・泉房穂氏
2021.06.15 【コロナ直言(8)】判断と責任、国に委ねるな 和歌山県知事・仁坂吉伸氏
2021.05.21 【コロナ直言(7)】ワクチンロードマップを作れ 順天堂大大学院・堀賢氏
2021.05.19 【コロナ直言(6)】「強制力ある措置」切り札に 国際医療福祉大大学院教授・松本哲哉氏
2021.05.03 【コロナ直言(5)】法の見直しで柔軟対応を 三鴨廣繁氏
2021.05.02 【コロナ直言(4)】ワクチン開発 国が支援を 岡田賢司氏
2021.04.30 【コロナ直言(3)】民間病院活用へ法改正急げ 米村滋人氏
2021.04.29 【コロナ直言(2)】有事の視点欠如 災害対応で臨め 藤和彦氏
2021.04.28 【コロナ直言(1)】国の「ゼロコロナ」戦略は無謀 医師にインセンティブを 木村盛世氏


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




【ブロガーのメモ】 2021年9月9日 “ブレークスルー感染” に注意(NHK)
“ブレークスルー感染”とは? 2度のワクチン接種を終えて、免疫を獲得したあとに新型コロナウイルスに感染することを“ブレークスルー感染”といいます。日本語では「突破感染」または「ぶちぬき感染」。れっきとした医学用語で、免疫という防御をぶちぬいて突破して感染することから、このように言われています。
 視聴者のみなさまからも、「なぜ、ワクチン接種後に感染するの?」「対策はどうすれば良いの?」といった質問を多く頂いています。
 そこで、ワクチンの専門家で、川崎医科大学教授の中野貴司さんとともに、メカニズムや対策について詳しくお伝えしました。
【上記で始まる記事を知りましたので、後日の為にメモしておくことにしました。2021-11-22】

内閣官房・内閣官房新型コロナウイルス感染症対策
新型コロナウイルス感染症対策本部(第81回) (持ち回り開催)(令和3年11月19日)【PDFファイル】
 資料1 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(案)
 資料2 ワクチン・検査パッケージ制度要綱(案)
 資料3 新型コロナウイルス感染症対策本部幹事会の構成員の官職の指定について(一部改正案)
 参考資料 「新型コロナウイルス感染症対策本部幹事会の構成員の官職の指定について」の新旧対照表(案)

(全体像の冒頭だけ引用します)
基本的考え方
 〇 ワクチン、検査、治療薬等の普及による予防、発見から早期治療までの流れをさらに強化するとともに、最悪の事態を想定して、次の感染拡大に備える。
 〇 このため、デルタ株への置き換わりなどによる今夏のピーク時における急速な感染拡大に学び、今後、感染力が2倍(※)となった場合にも対応できるよう、医療提供体制の強化、ワクチン接種の促進、治療薬の確保を進める。
 〇 こうした取組により、重症化する患者数が抑制され、病床ひっ迫がこれまでより生じにくくなり、感染拡大が生じても、国民の命と健康を損なう事態を回避することが可能となる。今後は、こうした状況の変化を踏まえ、感染リスクを引き下げながら経済社会活動の継続を可能とする新たな日常の実現を図る。
 〇 その上で、感染力が2倍を大きく超え、例えば感染力が3倍(※)となり、医療がひっ迫するなど、それ以上の感染拡大が生じた場合には、強い行動制限を機動的に国民に求めるとともに、国の責任において、コロナ以外の通常医療の制限の下、緊急的な病床等を確保するための具体的措置を講ずる。
  (※)「感染力が2(3)倍」とは、若年者のワクチン接種が70%まで進展し、それ以外の条件が今夏と同一である場合と比較し、新たな変異株の流行や、生活行動の変化などによる、「今夏の実質2(3)倍程度の感染拡大が起こるような状況」のことである。 【以下、項目の見出し】
1.医療提供体制の強化
	(1)病床の確保、臨時の医療施設の整備(数値は11月11日時点のもの)
	(2)自宅・宿泊療養者への対応
	(3)医療人材の確保等
	(4)ITを活用した稼働状況の徹底的な「見える化」
	(5)さらなる感染拡大時への対応
2.ワクチン接種の促進
	(1)1回目・2回目接種
	(2)追加接種
3.治療薬の確保
4.国民の仕事や生活の安定・安心を支える日常生活の回復
	(1)誰もが簡易かつ迅速に利用できる検査の環境整備
	(2)電子的なワクチン接種証明のスケジュール・活用方法
	(3)感染状況を評価する新たな基準の考え方
	(4)新型コロナの影響を受ける方々への支援
	(5)今後のさらなる対応
	
pdf画像
【画像クリックで別ページに拡大表示の設定をしています】
pdf画像
厚生労働省・厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
第72回2021年11月12日 資料2-6―1 副反応疑い報告の状況について
 1. 年齢・性別別の推定接種回数及び副反応疑い報告全体の頻度等について
 2. 死亡として報告された事例について
 3. アナフィラキシー疑いとして報告された事例について
 4. 心筋炎関連事象疑いとして報告された事例について
 5. 血小板減少症を伴う血栓症(TTS)について
 6. 論点のまとめ
【編注】厚生労働省の関連ページ・新型コロナワクチンの副反応疑い報告について
副反応でお亡くなりになった事例が10万人に1人、100万人に1人であろうと、ご本人はもとよりご家族の皆様にとっては憤りを何処にぶつけたらよいのか眠れぬ日々が続く事になる。青信号を待って安心して渡った横断歩道なのに車にはねられ命を失うのと変わらない。運が悪かったですませられることでは無い。コロナ禍対策を審議することは大切だが副反応被害の発生が予測されるなら、どう配慮すべきかも考え発信するべきだと自分は思う。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




厚生労働省・第26回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料 令和3年11月15日(月)、このページから 『 04【資料2】新型コロナワクチンの接種について』 の部分画像です・・・
厚生労働省資料
3回目、最短6カ月も容認 新型コロナワクチン、公費で―厚労省(時事通信)
ワクチン3回目接種 2回目から“6か月以降”も 前倒し可能に(NHK)
ワクチン3回目、12月1日から 交差接種も容認 厚労省(産経新聞)
12月に3回目接種へ、厚労省分科会が承認 ワクチン「交互」もOK(朝日新聞)
3回目接種の前倒し 現場の混乱が想定されると困惑 新型コロナワクチン 山梨(UTYテレビ山梨)・・・最初に気付いた記事でした。情報が不足していたので官邸を確認、無いので厚生労働省を確認して「厚生科学審議会」で「予防接種・ワクチン分科会 new 11月15日」、これだ!と開いてOKでした。だからネットはありがたい。
時間があればしっかり確認して、今後の情報にも注意しながら身内の者たちに知らせてやろうと思っています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




公益財団法人日本修学旅行協会・2020(令和2)年度実施 全国修学旅行調査(中学校・高等学校)速報版
 教育旅行年報「データブック2021」の発行と予約特価販売のお知らせ
『教育旅行年報データブック2021』予約特価販売 申込フォーム があります。定価 1,000円+送料 とのことです。修学旅行に関する「公益財団法人」があるとは全く知りませんでしたが、さすが、一冊千円とは安いです。
2021.11.15 昨年度 全国中学校修学旅行行き先 山梨県が全国で3位に(NHK甲府放送局 11月15日 07時29分)
 全国の中学校の修学旅行の行き先を調べた調査で、昨年度、山梨県が全国で3番目に多かったことが分かりました。 修学旅行の調査や研究を行う「日本修学旅行協会」は、毎年度、全国の中学校を対象に修学旅行の行き先などを調べています。【以下引用は略します】
NHK山梨が伝えています・・・山梨県観光振興課は「グリーン・ゾーン認証制度などで安心安全をアピールできたことなどから、山梨県が選ばれたのではないか。修学旅行は1度行き先になると何年も続いて来てもらえる傾向があるので、引き続きアピールしていきたい」としています。
2020年コロナ禍発生からしばらくして山梨県は「グリーン・ゾーン認証制度」を打ち出した、これが全国中学校にもすぐ理解されてその年の修学旅行先に選定されたとお考えらしい。県庁さんは国政施策を越えた山梨県独自の「グリーン・ゾーン認証制度」を全国の子供達にも分かり易く発信すると良いです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




2021.11.12 第49回(令和4年)信玄公祭りの日程が決まりました!!  『信玄公祭りの武田信玄公、山本勘助役は現在選考中です。 決定次第お知らせいたします。』 信玄公祭り実行委員会事務局(やまなし観光推進機構内)
2021.11.11 「信玄公祭り」来年4月に3年ぶり開催へ(NHK甲府放送局)
 新型コロナウイルスの影響で開催が見送られていた県内最大級の催し「信玄公祭り」は、来年(2022年)4月、感染対策を徹底したうえで、延期されている信玄公生誕500年記念のイベントとあわせて3年ぶりに開催されることが決まりました。【以下、引用略】
開催日程は 2022年4月8日(金)から10日(日)の3日間、延期されている信玄公生誕500年記念のパレードなどとあわせて行われる予定ですが、感染状況によっては、中止や延期する可能性がある(NHK記事から)
信玄公祭り~世界最大の武者行列~ 毎年4月最初の土曜日、武者行列を中核に金曜日~日曜日に開催されます。
信玄公祭り公式_Twitter
富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報
甲府市・武田二十四将騎馬行列、2021年は中止されましたが、2022年は信玄公祭りに合わせて開催予定が広報されるでしょう。毎年4月12日(武田信玄の命日)に開催されます。
甲府市・信玄公のまち 古府を歩く


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




国の第6波への備えへ・方針は?
なんと保健・医療体制の更なる強化だそうだ。

これまでの「病床・宿泊療養施設確保計画」を「保健・医療提供体制確保計画」として充実させること。それは、感染力の強い変異株のため、今夏の感染拡大では、増加する自宅療養者へ対応しきれなかったので、病床や宿泊療養施設の確保を中心とした医療体制だけでなく、保健所等による療養調整を含めた総合的な保健・医療提供体制を構築するとのこと。つまり、より多くの病床等を確保しておけ、しかも、それを国に提出しろと。
これを知って驚いた。
【以上は記事の冒頭です】
私は医学無知ですからコロナ禍の医療についても全く理解できませんので、ワクチン接種が始まれば従う、それだけのことです。
でも、この記事を読みながら、これまでの国の施策について専門家の方々には疑念もあるのだと感じました。
自分には分からない事ばかりですが、書かれている内容を自分なりに整理しておきたいと考えましたので、以下のように表示させて戴きました。
この方針は第5波までの経験を全く活かしていない。
これ以上保健・医療体制を強化することは到底無理な話だ。保健所も医療機関も限界だったではないか。更にどうやって強化しようというのか。
しかも、この夏の水痘なみの感染力であるデルタ株の2倍の感染力(正気か?)を想定してとは!

第5波までの経験で得られたことは、この新型コロナウイルス感染症対策は、
 早期発見早期治療、
 重症化後の対策から 重症化させない対策への転換、
 治療しないで自宅・ホテル宿泊療養から 治療して自宅へ。
 そして、医師の管理下におくことが最適だとわかったのではないか!

新型コロナウイルス感染症の特徴は
一過性のウイルス増殖期とそれに引き続く全身に波及した強い炎症期、つまり重症化。
 ウイルス増殖期にウイルスをたたく、
 早く見つけて、早く治療して全身の強い炎症・重症化へ向かわせないことが肝要、
そのための地域連携。

それらのことが全く活かされていない。
 重症化後の対策では、医療資源を大量に消費し、病床等はどれだけ用意しても用意しきれない(スタッフの問題が大きく重症化に対応できる医療資源の更なる確保は困難)。
 それには経口抗ウイルス薬の使用がキーとなるはずなのに、そこに対する記述は乏しい。

早期発見早期治療の基盤は
 検査体制の飛躍的な充実だが、これは? 一体何時になったら充実?ずっとずーっと前から言われているけど、、、
 ウイルス量を頻回に測定して、ウイルス増殖期かどうか、
 抗ウイルス薬の効果が望めるのか、それとも抗炎症薬等が主体とならざるを得ないのか、、、

また、感染力が強ければ従来株の治験から得られた濃厚接触の定義では無理なこともわかったのに、それには触れない。
 従来株とは違って、感染力の強い変異株では些細なことで感染したではないか。
 感染力の強い変異株、しかもデルタ株の2倍?の感染力に似合った濃厚接触者の拾い上げと対策を徹底して感染者を出来るだけ減らす・広げないことも必要、
 それには頻回かつ広範囲の検査が必須。
だから検査体制の飛躍的な充実は欠くことが出来ないはずなのに、それには言及しない。

更に第5波の終息には季節性の変動もあるだろうが、ワクチン接種の効果も大きかったはずだが、それにもあまり触れていない。
 ワクチン接種の効果と減弱、
 ブースター接種の必要性、
 若年者へのワクチン接種等も考慮すべきなのに全く、、、

コロナ対策を真面目にやって疲弊した保健所や医療機関を更に追い詰める対策。
 数(病床等)が足りなかったからということで、責任逃れの単なる数合わせ!
 沢山専門家?もおられるはずなので、少しはこの夏までの経験を活かした総合的な(まともな)な方針をたてて欲しい。
私がこれまで一都三県などの感染例情報を確認しながら困ったことは、感染者とその接触者について情報があっても、発表された感染者自身がいつ、どこで、どんな状況で感染したのかという情報がなかなか見つからないことです。公表されるのは発表済み感染者の濃厚接触者だけ。
もちろん、行政には分かっていても個人情報に関わるから公表しないケースが多いだろうことは想定しています。
全国的に飲食店への営業規制が厳しかったのは、最初の感染場所として飲食店が多かったからでしょうか。
それは飲食店(の店員さん達)が感染源ではなく、無症状感染者が集まる場所で感染者が多数発生したというデータが、2020年初期段階で政府が確認できたからだろうと思っています。
しかし自分が無症状感染者かどうか確認できる(PCR検査など)施設の展開は無く、地域の保健所などで実施されただけのように私は感じました。東京では民間のPCR検査施設に行列ができているニュースを時々見たのですが料金も高額だったようです。
世界各国では全国民に対してどのような対策をとってきたのか、そこまで調べる知識も気力も私にはありません。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




 2021.11.08 コロナ対策 医療ひっ迫度重視の「5段階レベル」で 分科会了承 (NHK 2021年11月8日)
新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会が開かれ、これまで対策を検討する元としてきた「ステージ」の考え方を改め、医療のひっ迫の度合いをより重視して、5段階のレベルに分けて対策を行うとする新たな考え方の案が了承されました。
ワクチン接種や治療薬の開発が進むなど、状況が変わってきたとして、医療のひっ迫が起きない水準に感染を抑えることで、日常生活や社会経済活動の回復を促すべきだとしています。
政府の分科会は11月8日会合を開き、新型コロナ対策を検討する元となる新たなレベル分類の考え方の案を示しました。
案では、都道府県ごとの感染状況を感染者がいない状況を維持できている「レベル0」から一般医療を大きく制限しても新型コロナの医療に対応できず、「避けたいレベル」としている「レベル4」まで5つの段階に分け、それぞれ求められる対策を示しています。(以下引用は略します)
他にも報道を確認しました・・・
2021.11.08 コロナ新指標を了承 医療の逼迫状況重視 分科会 (産経新聞 2021/11/8 13:26)
2021.11.08 新型コロナ対策で5段階の新指標 政府の分科会、医療逼迫度を重視(朝日新聞 田伏潤 2021年11月8日 12時19分)
政府から発信を確認できました。
新型インフルエンザ等対策推進会議 このサイトに令和3年度の新型コロナウイルス感染症対策分科会情報が掲載されていて、11月8日の第10回分科会からの発表です。
新たなレベル分類の考え方
Ⅰ.新たな考え方
 〇従来のステージ分類の考え方は、ワクチン接種が行われていない時期における新規陽性者数と医療逼迫との関係の検証を基に新規陽性者数を含めた様々な指標の目安を設定したものであった。
 〇そうした中、最近になり、国民のワクチン接種率が70%を超え、医療提供体制の強化や治療薬の開発が進んできたことで、新規陽性者数の中でも軽症者の割合が多くなり、重症者としての入院病床の利用も半分以下に減少してきている。
 〇したがって、新型コロナウイルス感染症との向き合い方について、新たな考え方が求められる。
 〇すなわち、医療逼迫が生じない水準に感染を抑えることで、日常生活の制限を段階的に緩和し、教育や日常生活、社会経済活動の回復を促進すべきである。
 〇⼀方で、地域の状況を個別に見ると新規陽性者数と医療逼迫との関係は都道府県によって大きく異なり、新規陽性者数の目安を全国⼀律には設定できない状況になってきている。
 〇このことから、各都道府県が、各地域の感染の状況や医療逼迫の状況を評価し、必要な対策を遅滞なく講じる必要が出てきた。
 〇今回の新たな提言ではレベルを5つに分類するが、具体的に目指すべきは、安定的に⼀般医療が確保され、新型コロナウイルス感染症に対し医療が対応できている状況(レベル1)であり、その維持のためには、以下(1)-(3)の対策を進めることが必要になる。
 (1)ワクチン接種率の更なる向上及び追加接種の実施
 (2)医療提供体制の強化(治療薬へのアクセス向上を含む)
 (3)総合的な感染対策の継続
   ①個人の基本的感染防止策
   ②検査体制の充実及びサーベイランスの強化(国民の感染状況把握のための抗体検査等)
   ③積極的疫学調査の徹底(感染源調査及びワクチン・検査の戦略的実施等)
   ④様々な科学技術の活用(二次元バーコード(QRコード)、COCOA、健康観察アプリ、二酸化炭素濃度測定器(CO2モニター)等)
   ⑤飲食店の第三者認証の促進
 〇なお、医療提供体制の強化に関しては、常に医療機関と自治体が認識の⼀致に努め、最悪の状況も念頭に事前準備を行い、感染拡大の状況などを踏まえて、段階的に進める体制を構築する必要がある。
Ⅱ.新たなレベル分類
 〇今回の5つのレベル分類の考え方は、感染の状況を引き続き注視するが、医療逼迫の状況により重点を置いたものであり、都道府県ごとに感染の状況や医療逼迫の状況等を評価するためのものである。
 〇各レベルで必要な対策を機動的に講じるタイミングについては、各都道府県が“予測ツール”(※1)及びこれまで用いてきた様々な指標(※2)の双方を用いて総合的に判断する必要がある。
  (※1)公開されている予測ツールやその他の推計。なお、予測に際しては、感染者数が少ない場合や予測時点が遠い場合には、精度が低くなることにも注意が必要である。
  (※2)新規陽性者数、今週先週比、PCR陽性率、病床使用率、重症病床使用率、入院率、自宅療養者数及び療養等調整中の数の合計値、重症者数、中等症者数、感染経路不明割合等のその他の指標の推移。中等症者数の状況については、各自治体のデータや国立感染症研究所の推計値等を参考に、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードにおいて公表していく予定である。
続けて5レべルの解説がありますが、それぞれ長文なので部分引用にします。
レベル0(感染者ゼロレベル)
 〇新規陽性者数ゼロを維持できている状況である。
 〇大都市圏では感染が持続していても、都道府県によっては新規陽性者数がゼロの状況が在り得る。

レベル1(維持すべきレベル)
 〇安定的に⼀般医療が確保され、新型コロナウイルス感染症に対し医療が対応できている状況である。
 〇このレベルを維持し、マスク着用など「Ⅰ.新たな考え方」において示した(1)-(3)の対策を継続すれば、教育や日常生活、社会経済活動の段階的な回復も可能になる。

レベル3(対策を強化すべきレベル)
 〇⼀般医療を相当程度制限しなければ、新型コロナウイルス感染症への医療の対応ができず、医療が必要な人への適切な対応ができなくなると判断された状況である。
 〇レベル3に移行すると“強い対策”を講じる必要が出てくる。
 〇このレベル3は、“強い対策”を講じるという意味においては、これまでのステージの考え方の概ねステージ3の最終局面及びステージ4に当たる。

レベル4(避けたいレベル)
 〇⼀般医療を大きく制限しても、新型コロナウイルス感染症への医療に対応できない状況である。
 〇具体的には、このレベル4では、各自治体の最大確保病床数を超えた数の入院が必要となってくる。この段階になると集中治療の再配分等も現場で検討せざるを得なくなる。
Ⅲ.強化された対策の解除(引用は略します)
 〇レベル3で強化された対策については、「緊急事態措置解除の考え方」(令和3年9月8日提言)で示した以下の“医療逼迫に関する指標”に基づき解除を行う必要がある。
 (1)新型コロナウイルス感染症医療の負荷
 (2)⼀般医療への負荷
 (3)新規陽性者数
自分が全く無知な分野なのですが、この薬を飲んでいればコロナ禍の発症は避けられ、他人にうつす事も無く新型コロナウイルスは消えてしまうような薬が、目薬を買う程度のお金でいつでも手に入るようになることを願いながら、難しい行政発信を確認し続けているのです。
【蛇足】 新型インフルエンザ等対策有識者会議に、新型コロナウイルス感染症対策分科会 2020.07.06 第1回~ 2021.02.25 第25回 が掲載されています。
本文に書きましたが分科会の 2021.04.08 第1回~は 新型インフルエンザ等対策推進会議の中で掲載されています。令和3年度末までは続くでしょう。行政には行政なりの考え方があるのだと思うことにしています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




2021年11月7日、たまたま「シンゲンランド」という名称を報道で知りまして検索したら冒頭のような日本経済新聞記事が読めました。山梨県知事の長崎様が昇仙峡でこのプロジェクトのテストをなさった?ニュースも知り、自分がコロナ禍の情報確認に集中していて県政の状況をまるで知らずにいたと気付いたのです。しかし今回は情報源の確認が実に困難でした。株式会社電脳交通が詳しい情報を発信していたり、アマゾンが関与していると思える land-yamanashi.com サイト体裁の酷さに驚きながら、こんな記事になりました。私には理解できないプロジェクトですし、もう年末も近くこの件をフォローする記事は書けないと思います。

2021年10月29日 甲府盆地を「シンゲンランド」に 周遊パスで実証実験(日本経済新聞)
山梨県やJTB甲府支店、観光関連事業者などで構成し、次世代移動サービス「MaaS(マース)」の実現に取り組む「やまなし観光MaaS推進協議会」(会長・雨宮正英山梨交通社長)は11月、甲府盆地をテーマパーク「シンゲンランド」に見立てた実証実験をする。昇仙峡や博物館、温泉など観光スポットを定額で行き来できる「シンゲンパス」を発行する。
(以下引用略します)11月の土・日・休日の10日間が対象で、甲府・笛吹・山梨・甲州の4市を巡る臨時の周遊バスをルートによって1日14~16本運行する。武田神社(甲府市)や、ほったらかし温泉(山梨県山梨市)、桔梗(ききょう)信玄餅工場テーマパーク(同県笛吹市)など人気スポットへの交通料金が定額になる。  シンゲンパスは臨時周遊バスや一部路線バスなどを利用できる1日乗車券と昇仙峡ロープウェイの往復乗車券、県立の5つのミュージアムで利用可能な入場券がセットで2000円。専用アプリでデジタルチケットを購入して利用する。昇仙峡ロープウェイの往復乗車券とミュージアム入場券だけでも通常約3400円のため、大幅な割安になる。  土曜と日曜は日本を代表するワインの産地、山梨県甲州市勝沼のエリアを対象とした乗り合いタクシーを運行する。タクシーのチケットを加えたシンゲンパスは1日7000円だ。  協議会事務局は「今回限りの実験に終わらせず、来年以降も定期的なイベントとして続けていきたい」としている。
初めて知ったプロジェクトでしたので、この記事から得た情報からネットニュースなどを確認してみました・・・
2021.11.03 「やまなし観光MaaS」実証事業始まる アプリで周遊観光促進へ(NNNニュース_日テレNEWS24)
これは山梨県や県内の交通・観光事業者らでつくる協議会が構築したもので、対象エリアは昇仙峡を含む甲府市と峡東地域だ。システムでは専用ホームページから昇仙峡の観光スポットやワイナリーなどの施設情報、目的地までの最適なルートを検索できる。   また、「シンゲンパス」を購入することが可能で、昇仙峡エリアと峡東地域をつなぐバスの乗車券や県立美術館やロープウエーの利用券などとして使うことができる。   また事業のスタートに合わせて、昇仙峡に導入した最先端の乗り物「PiiMo」の試験走行も行われた。「PiiMo」は自動追従機能を備え実証事業の期間中は散策に活用できるという。    新型コロナの打撃を受けた事業者からは今回の取り組みに期待の声が上がっている。実証事業は今月中の週末と祝日に行われる。
2021.11.04 次世代の交通サービス「やまなし観光MaaS」実証事業始まる(NHK甲府放送局)
スマートフォンのアプリなどを使い、バスやタクシーなど複数の交通手段を組み合わせて目的地まで移動する次世代の交通サービス「やまなし観光MaaS」の実証事業が3日からはじまり、甲府市の昇仙峡で開始の式典が開かれました。
2021.11.4 その名も「シンゲンランド」 武田信玄の地元・山梨の観光地をつなぐMaaS事業(SankeiBiz)
 山梨県内の人気の観光エリアをテーマパークのように気軽に巡回しやすくするための実証事業が、11月中の休日限定でスタートした。景勝地やワイナリーなど人気の観光資源が集まる甲府市と峡東3市(山梨市・笛吹市・甲州市)一帯を「シンゲンランド」と名付け、ICT(情報通信技術)を活用した交通サービス「MaaS」(Mobility as a Service)として、バスやタクシーで各観光地をシームレスにつなぐ移動手段を構築した。紅葉で知られる昇仙峡エリアでは、渓谷沿いの公道を走る車いす型の新型モビリティを国内で初めて導入し、マイカーなしで楽しめる観光スタイルを充実させたい考えだ。
山梨県庁や関連行政(甲府市・山梨市・笛吹市・甲州市)の発表を確認せねばなりません・・・
山梨県庁のホームページ、見つかりませんでした。
広報(広報誌・広報番組・発表資料)令和3年度の新着情報 を開いても、それらしいタイトルは無い
2021年2月16日 やまなし観光MaaSの整備について(山梨県観光文化部観光振興課) 令和3年2月18日に第1回協議会を開催する通知ですが、議事録はありません。協議会は第1回で終ったのか、そうか県庁では観光部がキーパーソンだ!と気付いて、山梨県観光文化部、各課を開いてもそれらしい情報は無い・・・
甲府市
山梨市
笛吹市
甲州市
そしてテレビ東京(ワールドビジネスサテライト)の記事に気付いた・・・[WBS]自動走行車に乗合タクシー!山梨で観光客アップに向け実証実験[やまなし観光MaaS推進協議会]
行き着いた情報・・・2021年11月1日 山梨県広報誌「ふれあい」
県からのおしらせ(令和3年11月号) 『マイカーなしで、山梨を楽しもう!「シンゲンランド」を期間限定オープン』
シンゲンランド・・・カレンダー・・・利用規約
運営者情報
  運営:やまなし観光MaaS推進協議会事務局
  事務局名:やまなし観光MaaS推進協議会事務局
  電話番号:055-236-7088
  受付時間:11月3日から28日までの10:00~17:00
電脳交通、やまなし観光MaaSの運行支援にタクシー配車システム「電脳交通®」を提供開始(2021年11月04日 株式会社電脳交通)
 株式会社電脳交通(代表取締役社長:近藤洋祐、本社:徳島県徳島市、以下 電脳交通)は、山梨県が推進する「やまなし観光MaaS整備事業」の一環として、11月より開始される実証実験にMaaSサービスの一部としてタクシー配車システム「電脳交通®」を提供し、現地の円滑なタクシー運行支援を行います。
 鉄道などの一次交通と、現地移動に必要な二次交通を円滑に結び、利用者の利便性に貢献すると同時に現地タクシー事業者の運行管理をサポートいたします。
電脳交通の地域交通ソリューション(株式会社電脳交通)
山梨県の会議で使われた資料かも知れません(PDFファイルから部分画像です)
山梨県庁資料


コメント ( 0 ) | Trackback ( )


« 前ページ