ICT甲府
世の中が左になびけば右に立ち、右に行くなら左を観る、へそ曲がりの天邪鬼、ワタクシ常に「一般人」




知事記者会見(平成24年8月21日火曜日)
『イオンモールが増築の計画をしているという話があるのですが、それについてご感想をお聞かせください。』という記者質問がありました。横内知事の答えは以下のようでした・・・【改行のみ編集】

そういう動きがあることは確かであります。私としては、現時点ではこれは反対であるということであります。
平成19年に、このイオンの店舗面積48,000平方メートルの店舗計画に対し、我々としては、それによる甲府市中心市街地への影響はもちろんでありますが、同時に周辺地域に相当な交通渋滞が発生する恐れがあると。
このことは交通予測という予測をする手法がありまして、交通予測を実際に行ないまして、かなりの渋滞が発生するということが予測されたものですから、48,000平方メートルというものを認めることはできない。そこで協議して4割カットして、28,000平方メートルに抑えてもらったという経緯があります。

イオンとしてはその後、オープンしたのが去年(2011年)の3月ですから、1年5ヶ月ぐらい経つわけでありますが、周辺に交通渋滞が生じていないというようなことで増床したいということであろうと思います。
実は渋滞が生じていないのは、イオンの努力というよりも県、それから地元昭和町の努力でありまして、道路整備の努力であります。
我々としてもあそこで相当な渋滞が生ずることを心配して、例えばいくつかの交差点の改良、道路の新設、特に高速道路規格の新山梨環状道路南部区間が平成19年以降、開通しました。その結果として、イオン周辺の従来の道路を使っていた交通量が大きく新山梨環状道路の方に転換し、その結果、あの地域の交通環境がよくなった。
そしてそれがためにイオンが28,000平方メートルで立地しても交通渋滞という状態が生じていないということであろうと思っておりまして、まさに県や町の道路整備の努力の成果が表れていると思っております。

我々としては、確かに今は交通渋滞が表れていないけれども、イオンがオープンして1年5ヶ月という期間であります。そのくらいで評価するにはあまりにも早すぎると、もっと時間をかけて、本当に交通が大丈夫かどうか、中心市街地が大丈夫かどうか、そういうものを時間かけて評価をする必要があるし、また、仮にプラスに増床するとした場合にどこか問題が生じないかということも、もちろん検討する必要がありますので、今の段階で増床することについては、私どもとしては賛成しかねるということを申し上げているところであります。

ただ、新聞報道にもありましたように、今の時点においては、これは大規模小売店舗立地法で届出をすれば、約10ヶ月で開業できると、建築基準法の建築確認も基準にのっとっていれば取れるということでありまして、県としてこれを止める法律的な権限はないわけであります。ないわけでありますが、そういうことを申し上げて企業の社会的責任ということも考えて、ある程度の時間、状況をみながら、判断していくということにすべきではないかということを申し上げたいと思っております。


2006年暮れに初めてイオン進出の記事を書きました。それ以後、私の見方、考え方は変っていないです。
私がこれまで見ていた活性化問題は、お店の努力とかのレベルじゃなくて、街づくりに対する考え方が県と市でずれてるからじゃないかってところです。
そしてイオンモールの問題として私が書いたのは、山梨県都市計画と整合性があるのか無いのかという疑問でした。

新山梨環状道路南部区間の開通による交通の流れの変化予測が、イオン渋滞予測に反映されていたのか、いなかったのか、それは新たな問題だと知事のお話から気付きます。環状道路北部区間による20号線渋滞解消予測の実態にも関係することです。

県民が合意していた都市計画に基づいて「交差点の改良、道路の新設、新山梨環状道路南部区間」が進行したなら、この事業計画実施の効果として想定する渋滞解消が、イオン進出により成り立たなくなる事をデータを示して語られていたかも知れません、私は気付きませんでした。
イオン進出によりこの地域の道路事業は焼け石に水の状態になり、税金の無駄使いになるから新規大型店進出は一切駄目だと言うのが妥当だったような気もします。

もし、イオンモール渋滞に備える為に昭和町地域の交差点の改良、道路の新設などが既存計画に追加して実施されたのなら、それはおかしいでしょう。
甲府市中心市街地活性化を常に念頭に置くなら、その財源は城東バイパスの中心街延伸や、城東通り、遊亀通りの拡幅・歩道整備などに優先して回すのが妥当だったようにも思います。

前の記事に書いたのですが、9月三連休に通りかかった軽井沢での大渋滞、大混雑には驚きました。イオンモールが提供するモノとサービスが市民に必要で魅力あるものなら、渋滞をものともせずにお客さんは押し寄せます。
それが平日のビジネスアワーでも同じかどうか、それは私にはわかりません。詳しい分析データに気付いたら見ておきたいと思っています。
舞鶴陸橋バス停の前後にゼブラゾーンを描いてしまうような人々に渋滞解消策が語れるとは、私には思えませんが。

◇ 2011.01.28 イオンモール甲府昭和の楽市楽座
◇ 2008.07.20 待ちぼうけ、街づくり、大型SC
◇ 2008.01.18 昭和町SC関連の都市計画案承認 この記事で経緯を簡単に整理しています。
◇ 2007.09.20 昭和町SC問題、県の回答-2
◇ 2007.09.15 昭和SC問題、県の回答
◇ 2007.06.23 昭和SC計画 縮小案に知事難色
◇ 2007.06.20 昭和町SCが15%縮小計画を提出
◇ 2007.05.30 昭和SC調査で県の調査費は
◇ 2007.05.24 基本を忘れた昭和町SCへの対応
◇ 2007.05.23 昭和町SCと都市計画
◇ 2006.12.26 隣町の大型SC

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