NHK山梨 富士山登山鉄道構想 県が住民説明会で行ったアンケートの結果(2024年02月08日 07時09分)
富士山のふもとと5合目とを鉄道で結ぶ「富士山登山鉄道構想」をめぐり県が住民説明会で行ったアンケートの結果がまとまり、構想への「理解が深まった」「少し深まった」と答えた人はあわせておよそ64%だったことがわかりました。
事業化に向け、県が検討を進めている「富士山登山鉄道構想」について、県は去年(2023年)11月から富士吉田市など、ふもとの6つの自治体で説明会を開催し、あわせてアンケート調査を行いました。
その結果をまとめたところ、出席者1180人のうちおよそ42%が回答しました。
具体的に構想への理解が深まったか聞いたところ、「深まった」「少し深まった」が64.6%、「深まらなかった」「あまり深まらなかった」が35.4%でした。
そして国内外から多くの登山者が訪れ、環境保全などに課題が残る富士山の現状について、改善が必要だと思うかを尋ねたところ、「必要」が79.7%、「必要でない」が20.3%でした。
また、出席者からは富士山の噴火やなだれへの対策、鉄道構想の採算性などについて疑問が出ていたということです。
結果について県は「富士山の抱える課題への理解が深まり、手段は登山鉄道か電気バスか意見は分かれるが、何らかの対策が必要だという認識は持っていただけた」としていて、今後も説明会を重ねたいとしています。
一方、地元の富士吉田市では今月中旬(2024年2月)、自治体や観光関係の団体が集まり、富士山の観光を巡る課題などについて意見を交わすことになっています。
富士山のふもとと5合目とを鉄道で結ぶ「富士山登山鉄道構想」をめぐり県が住民説明会で行ったアンケートの結果がまとまり、構想への「理解が深まった」「少し深まった」と答えた人はあわせておよそ64%だったことがわかりました。
事業化に向け、県が検討を進めている「富士山登山鉄道構想」について、県は去年(2023年)11月から富士吉田市など、ふもとの6つの自治体で説明会を開催し、あわせてアンケート調査を行いました。
その結果をまとめたところ、出席者1180人のうちおよそ42%が回答しました。
具体的に構想への理解が深まったか聞いたところ、「深まった」「少し深まった」が64.6%、「深まらなかった」「あまり深まらなかった」が35.4%でした。
そして国内外から多くの登山者が訪れ、環境保全などに課題が残る富士山の現状について、改善が必要だと思うかを尋ねたところ、「必要」が79.7%、「必要でない」が20.3%でした。
また、出席者からは富士山の噴火やなだれへの対策、鉄道構想の採算性などについて疑問が出ていたということです。
結果について県は「富士山の抱える課題への理解が深まり、手段は登山鉄道か電気バスか意見は分かれるが、何らかの対策が必要だという認識は持っていただけた」としていて、今後も説明会を重ねたいとしています。
一方、地元の富士吉田市では今月中旬(2024年2月)、自治体や観光関係の団体が集まり、富士山の観光を巡る課題などについて意見を交わすことになっています。
UTYテレビ山梨 富士山登山鉄道構想 住民説明会の参加者対象アンケート調査結果まとまる 山梨(2024年2月8日 19:21)
山梨県が進める富士山登山鉄道構想について、住民説明会の参加者を対象にしたアンケート調査がまとまりました。
構想は富士スバルライン上にLRT、次世代型の路面電車を整備するもので、県が事業化を目指しています。
県は去年11月から1月にかけて富士山周辺の6市町村で住民説明会を行い、長崎知事自ら構想は富士山で課題となっているオーバーツーリズムへの解決策の1つだと説明しました。
この説明会の参加者を対象にしたアンケート結果が公表されました。
約1180人のうち492人が回答し、環境保全面などで課題のある富士山の現状の改善について「必要」としたのは79.7%、「必要でない」は20.3%でした。
また構想に対し「理解が深まった」「少し深まった」はあわせて64.6%、「深まらなかった」「あまり深まらなかった」はあわせて35.4%でした。
山梨県 長崎幸太郎知事:「64%の理解だと、まだしっかりと説明し意見交換、議論を交わしていくプロセスの重要性は引き続きある」
一方、構想に反対の立場を示している富士吉田市が去年10月から1月に行ったアンケートでは全国から1万4千人あまりの回答があり、構想に対して「賛成」「どちらかといえば賛成」はあわせて37%。
「反対」「どちらかといえば反対」はあわせて63%でした。 このうち、富士吉田市民に限っては約1500人中86%が「反対」「どちらかといえば反対」でした。
これに対して長崎知事は2月1日の会見で「反対の意思を明示した上で行われたアンケートは回答を誘導するもので公平公正なものではない」などとして「全く意味がない数字」という見解を示しています。
山梨県が進める富士山登山鉄道構想について、住民説明会の参加者を対象にしたアンケート調査がまとまりました。
構想は富士スバルライン上にLRT、次世代型の路面電車を整備するもので、県が事業化を目指しています。
県は去年11月から1月にかけて富士山周辺の6市町村で住民説明会を行い、長崎知事自ら構想は富士山で課題となっているオーバーツーリズムへの解決策の1つだと説明しました。
この説明会の参加者を対象にしたアンケート結果が公表されました。
約1180人のうち492人が回答し、環境保全面などで課題のある富士山の現状の改善について「必要」としたのは79.7%、「必要でない」は20.3%でした。
また構想に対し「理解が深まった」「少し深まった」はあわせて64.6%、「深まらなかった」「あまり深まらなかった」はあわせて35.4%でした。
山梨県 長崎幸太郎知事:「64%の理解だと、まだしっかりと説明し意見交換、議論を交わしていくプロセスの重要性は引き続きある」
一方、構想に反対の立場を示している富士吉田市が去年10月から1月に行ったアンケートでは全国から1万4千人あまりの回答があり、構想に対して「賛成」「どちらかといえば賛成」はあわせて37%。
「反対」「どちらかといえば反対」はあわせて63%でした。 このうち、富士吉田市民に限っては約1500人中86%が「反対」「どちらかといえば反対」でした。
これに対して長崎知事は2月1日の会見で「反対の意思を明示した上で行われたアンケートは回答を誘導するもので公平公正なものではない」などとして「全く意味がない数字」という見解を示しています。
知事記者会見(令和6年2月8日木曜日)
富士山登山鉄道構想にかかる動画の公表等について
『このたび「富士山登山鉄道構想」に関する問題提起動画と解説動画、それにパンフレットにつきまして公開することといたしましたのでご説明いたします。』
富士山登山鉄道推進グループ 富士山登山鉄道構想
世界遺産富士山の顕著な普遍的価値の保存と適切な利用を推進するための手段として、富士山登山鉄道構想の可能性を検討しています。
富士山登山鉄道推進グループ 「富士山登山鉄道構想」説明会について
「富士山登山鉄道構想」について県民の皆さまにより深く知っていただくための説明会を実施しました。
【県庁の記事は長文で保存されています。】
【追録】富士山登山鉄道構想
この記事の最初にあります『富士山登山鉄道構想PR動画(3分19秒)』 県庁の構想を明瞭に示す動画です。
もう一つ、2月8日の知事記者会見サイトで『参考資料(PDF:1,284KB)』がありますが、その中に「富士山登山鉄道構想説明会 来場者向けアンケート結果」と画像があります。報道記事に書かれている「出席者1180人」による回答の内容が詳しく表示されいます。
富士山登山鉄道構想にかかる動画の公表等について
『このたび「富士山登山鉄道構想」に関する問題提起動画と解説動画、それにパンフレットにつきまして公開することといたしましたのでご説明いたします。』
富士山登山鉄道推進グループ 富士山登山鉄道構想
世界遺産富士山の顕著な普遍的価値の保存と適切な利用を推進するための手段として、富士山登山鉄道構想の可能性を検討しています。
富士山登山鉄道推進グループ 「富士山登山鉄道構想」説明会について
「富士山登山鉄道構想」について県民の皆さまにより深く知っていただくための説明会を実施しました。
【県庁の記事は長文で保存されています。】
【追録】富士山登山鉄道構想
この記事の最初にあります『富士山登山鉄道構想PR動画(3分19秒)』 県庁の構想を明瞭に示す動画です。
もう一つ、2月8日の知事記者会見サイトで『参考資料(PDF:1,284KB)』がありますが、その中に「富士山登山鉄道構想説明会 来場者向けアンケート結果」と画像があります。報道記事に書かれている「出席者1180人」による回答の内容が詳しく表示されいます。