2019年10月14日の深夜現在、山梨県庁からの広報を私には確認できませんでした。
山梨県 ホームページ(緊急時簡易版)(ホームページの臨時切替がされたようですが、ここに体験乗車に関係したリニア火災事故の顛末・対処を述べた記事へのリンクを付け加えることは可能なはずです。)
JR東海・超電導リニア体験乗車 Superconducting Maglev・・・掲載内容は以下の通り
2019年第3回「超電導リニア体験乗車」は、開催予定です。
なお、台風19号の影響によりご参加できないお客様は払い戻し対象とさせていただきます。 詳細は、お知らせ『台風19号の影響に伴う2019年第3回「超電導リニア体験乗車」の払い戻しについて』をご確認ください。
2019年10月14日 台風19号の影響に伴う2019年第3回「超電導リニア体験乗車」の払い戻しについて
2019年第3回「超電導リニア体験乗車」につきまして、台風19号の影響に伴う交通機関の障害により当日ご参加できないお客様につきましては、払い戻し対象とさせていただきます。
対象となるお申込者様宛に、後日ご返金についてのご案内を送付いたしますので、お客様ご自身にて手続きをお願いいたします。
※払い戻しは、お申込みいただいた参加者様全員がご参加できない場合に限ります。
お申込みいただいた参加者様のうち1名様でもご参加された場合は、払い戻し対象外となりますのでご承知おきください。
※搭乗日時・搭乗便・参加人数・区画数・申込者および参加者の変更(追加・一部取消を含む)はお受けできません。
火傷重傷2名、軽傷1名を出した出火事故は体験乗車に使われる車両とは異なると報じられたようですが、事業者自身から明確に状況説明されるのは世の中の常識的な対応だと私は思います。
自らの姿勢によって自分達が行なっている事業への信頼を失っていく企業・行政の姿も国民は見ているのではありませんか。
オオヤケの広報が不明なので、
リニア実験線車両基地で車両搭載装置の出火事故、今後の成行きに注目 に移行しました。
◇ 超電導リニア体験乗車実施に関するご案内(主催:JR東海) 体験乗車は10月15、16日
◇ 山梨県リニアどきどき体験乗車の実施について 体験乗車は10月17、18日
電源入れたら火花を出して火傷の重傷2名、軽傷1名を生じた車両搭載装置は、「先頭車両の床下にある空調などに電源を入れるスイッチ、リニア以外にも一般に使われている機器」 と報じられましたが
JR東海の公式発表 は不明です。
◆ リニア中央新幹線(山梨県庁サイトでリニア体験乗車イベントに関係する記事へのリンクがまとめられているページと思います。)
10月の体験乗車実施前に、今回の事故について説明すると共に、10月体験乗車に使用される車両には装備されていない設備であることを、事業者(JR東海及び山梨県庁)が事故の経過と共に明確に発表することが必要だと思います。
【追録 2019-10-11】
◇ 2019.10.11 15:25
リニア出火、山梨・静岡知事が批判 「走行中ならパニック」(産経新聞)
山梨県都留市のJR東海山梨リニア実験線車両基地で7日、停車中の試験車両から出火し作業員3人が重軽傷を負った事故について、計画路線沿線の山梨、静岡両県の知事は11日の定例記者会見で原因究明と安全対策を求めた。
山梨県の長崎幸太郎知事は「公共交通なので出火の原因は徹底的に解明して、安心して乗れる基礎を確立していただきたい」とJR東海に求めた。県主催で17、18日に行う一般向け体験乗車を中止しないことについては「JR東海から走行に問題はないとの説明があったため」とした。
今回の事件では、JR東海からの説明を県庁様の「お知らせページ」あるいは「体験乗車ページ」に記載・記録なさることが最も大切なことなのです、長崎知事ならお分かりになられるはずです。そういう情報共有の意義を理解できない方々が県庁内には多すぎるのではありませんか。
山梨県知事記者会見のページ(後日確認します)
静岡県の川勝平太知事は「もし走行中で、南アルプスの下だったらパニックだ。乗客をトンネルから避難させる非常口は非常口になっていない。外に出た所は山の中で、冬は凍え死ぬというのは論外だ」と、現状のリニア計画を激しく批判した。
静岡県知事記者会見のページ(後日確認します)
下図は私が確認できた山梨県内メディアからのネット発信です。
今回の体験乗車に申込まれて当選された皆様が、このイベントに安心してご参加になれるように、的確な情報を流せるのは、JR東海様と山梨県庁様に限られます。
山梨日日新聞 2019-10-09 ネット記事

YBS山梨放送ニュース 2019-10-08 ネット記事

2019年10月3日に報道陣向け試乗会が開催されたことを知りました。共同通信 2019/10/3 18:35 (JST)の記事です。共同通信の配信先地方紙の多くが、この記事を掲載していることも分かりました。JR東海 vs 静岡県 の話題で喧しいネット界に便乗してリニア中央新幹線の素晴らしさをアピール出来たでしょう。リニア事業批判側もネット活用をもっと研究せねばなりません。以下引用・記録です・・・
JR東海は3日、リニア中央新幹線の報道陣向け試乗会を山梨リニア実験センター(山梨県都留市)で開いた。一般向けに15~16日、体験乗車を実施した後は改良型試験車の導入のため、体験乗車は当面休止。時速500キロを体感できる機会がしばらくの間なくなる。
試乗会では、総延長42.8キロの実験線(山梨県笛吹市―上野原市)を約30分で往復。発車直後の低速走行ではゴムタイヤで走行路を滑走したが、時速150キロ前後でタイヤが収納され、リニアは磁石の力を使って浮上し時速500キロを突破した。
【台風19号】元二階派議員の山梨知事「まずまず発言」に明言せず(2019.10.15 17:45 産経新聞)
自民党の二階俊博幹事長が13日の党緊急役員会で、台風19号の被害を「まずまずに収まった」と発言したことについて、山梨県の長崎幸太郎知事は15日の会見で明確な評価を避けた。長崎知事は元二階派衆院議員。 長崎知事は二階氏の発言について、「相当の巨大台風という予測で、何百人、何千人(の死者)の事態を念頭に置いていたのではないか」とした上で「言葉としてどうだっかは私の立場では言えない」と語った。 山梨県内で死者や行方不明者がいないなど、隣の長野県などに比べて被害が少なかったことについては「本当にありがたい話。けがをした人にはお見舞い申し上げるが、目立った人的被害がなかったのはラッキー、幸運だった。巨大河川の上流にもっと雨が降っていたら分からなかった」と述べ、防災対策に全力を挙げる考えを示した。