ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




静岡県における震災瓦礫処理引き受けのその後の情報を確認している時に、山梨県東部・富士五湖の地震(記者提供資料 2012年1月30日) に気が付きましたのでリンクしておきます。
「山梨県東部・富士五湖の地震は、東海地震や富士山の活動との関連性無し」
追記-山梨県東部の地震は伊豆半島の衝突で発生 「東海地震などとは関連なし」(産経新聞中部地方版 2012.1.30)

震災瓦礫について静岡県には 静岡県における災害廃棄物の広域処理について(更新日:平成24年1月24日) が公開されていました。以下のような目次です。

1-1 背景及び現状
1-2 静岡県の基本的考え方
1-3 災害廃棄物に関する検討経緯
1-4 東日本大震災に係る災害廃棄物広域処理説明会(平成23年12月10日)
1-5 東日本大震災の災害廃棄物受入れ処理に関する申し入れに対する回答 (平成24年1月13日)
1-6 東北地方の空間放射線量 New

1-6 東北地方の空間放射線量(更新日:平成24年1月24日) が更新されたページと思います。
『文部科学省のモニタリング結果によれば、災害廃棄物の広域処理をお願いしている岩手県の空間放射線量は静岡県や愛知県と比べても高くはありません。』 として <空間放射線量(地上1mでの値)> を岩手県と静岡県が比べられるように掲載されています。
「出典:文部科学省HP放射線モニタリング情報」 と記されていますが私には文部科学省サイトの何処からこれらの値を得られるのか分かりませんでした。
それよりも疑問に感じたのは、静岡県が受入れを予定している岩手県大槌、山田両町は宮古市、釜石市に隣接している海岸地域ですから、盛岡市のデータではなく、岩手県における地表付近の放射線量の測定結果についてから、(宮古・釜石・大船渡地域)を参照されるのが妥当なのではないかと思います。1月4日~10日の測定結果で、「測定場所 大槌町役場 地上1m 0.07」 が掲載されています。

静岡県の基本的考え方 に記されているのですが、『焼却灰となっても安全に埋立処分することが可能とされる8,000Bq/kgの3分の1程度であると見込まれ、・・・』 については、昨日記事にしたので少し気になりました・・・震災瓦礫の最終処分、餅屋の意見を確認 山田正人さんと遠藤和人さんによる論文 「一次保管と最終処分」 は静岡県担当部署でもお読みになれると思いますので、この専門家の意見をどのように判断するかも県民の方々に発信されることは必要ではないかと感じました。

2011年11月22日に静岡県知事から環境大臣に提出された要望書は見つかりませんでしたが、静岡県内市町村首長からの申し入れ、それに対する回答は「1-5 東日本大震災の災害廃棄物受入れ処理に関する申し入れに対する回答」 からPDFファイルのアップロードを確認できます。
とにかく、このようなホームページを設定し、問題を整理して提供されていることは良いことだと思います。
地震の情報は有益でしたが、それで安心するかどうかは私の個人的な判断に留めます。私としては「4年以内に首都直下型地震70%」 がとても気になっています、都内・近郊に身内も仲間もいます。
ソース確認できました--3月11日以降の首都圏の地震活動の変化について | 東大地震研 広報アウトリーチ室 冒頭のコメントが信頼できると思います。ソースを確認できることがいかに大切か、お正月の最後にあらためて良い学習でした。


補足-静岡県民さんのブログ、ガレキ処理反対:★放射線量測ってます 【MISSION-2】 に気が付きました。プロフィールに「一級建築士、防災士、平成23年度小学校PTA会長」と書かれています。
私は本文に書いたように放射性物質に汚染されている震災瓦礫が、どのレベルまでの汚染なら最終処分埋立までやることが出来るのか、専門家が提起した問題に対して検討されることが絶対に必要だと思っています。岩手県盛岡市の線量と静岡を比較している理由は何か、それも説明すべきと思います。
問題に関するホームページを設定して情報発信の意義を理解している、理屈が理解できる静岡県行政だと思いますので、静岡県民の方々も行政の矛盾を突いて理詰めで問いかけていく必要もあるような気がします。

関連リンク・・・
静岡放射能汚染測定室
2月5日更新の記事で、「災害廃棄物の受け入れに関する質問書に県の回答をいただきました。」として静岡県からの回答もPDFファイルでアップロードされていましたので追記しておきます。静岡県は真剣な対応で丁寧な回答だと感じました。
震災瓦礫に想定される重金属汚染の件を静岡県が既に検討しているかどうかは不明です。
焼却後の埋立処分に問題が指摘されている件を「震災瓦礫の最終処分」の記事に書きましたが、この件も静岡県での検討結果が見えるかも知れません。(2012年2月5日追記)

◇ 2012年2月6日 静岡新聞、被災がれき、本年度中に試験焼却へ 静岡県市長会
市長会が県町村会と共に、最終処分場の確保や風評被害の補償を明記するよう求めた2度目の申し入れに対する国、県の回答については、複数の市長から不満が噴出。「1回目の回答と何ら違わない。前へ進めない」(富士宮市)などの声が相次いだ。  ただ、静岡県市長会長(鈴木尚 富士市長)は「回答に不満はあるが、これ以上は期待できない。このままでは結論が出ないということになりかねない」とし、試験焼却で具体的な課題を明確にする必要性を指摘した。



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Log20120131 新年おめでとうと言う気にはなれないお正月が終りました。
新年を迎えた私の焦点は1月8日に開催された小出裕章さんの講演会@甲府市でした。1月14日にはネット配信も始まり、小出裕章さん甲府講演の録画配信、1月14日開始 の続報を書き Youtube も確認しましたが、30日深夜で既に 27,000 を越えています。

行政がどのようなメッセージを発信するか気にかけていた全国学校給食週間は1月24日~30日で終りましたが、特に記すこともありません。甲府市が「平成23年度中学校給食メニュー」の 「平成24年1月分」を掲載した記事で、『今は食べるものに困らない時代ですが、給食を通して食べ物に関心を持ち、食べ物ができるまでには自然の恵みや多くの人々の働きがあることを考えていただけたらと思います。』 と記されているのを確認した程度です。「食べるものに困らない」のは恵まれた生活をしている大人の話、子供たちに何を食べさせるべきかお母さん達が悩まねばならない時代になったことを、私は認識しています。
内部被曝の影響(放射線感受性)は30歳が平均で年齢が高くなれば影響は少なくなるとの話を聞きました。講演後に読んだ「原発のウソ」92ページにもその事が書かれています。Youtube の講演録画では1時間9分過ぎあたりです。子供たちの感受性がどれほど大きいか、その点だけは確認しておくことが大切だと思います。「子どもは宝」とは甲府市のモットーです、教育委員会の皆さんが一番よくご存じのはず。

アクセスが多かったのは確定申告に関する情報かと思います。納税に関しては今はネットをちょっと検索するだけで分かることですが、甲府地方合同庁舎についての情報は探し出すのがなかなか困難でした。公開されています、しかし、ジグソーパズルみたいなものです。
それに引き換え、米倉山のメガソーラー情報は手に入りやすく、さすがに横内正明山梨県知事が熱心に進めるプロジェクトの情報公開はしっかりしていると感じながら記事を書きました。

小出さんの講演の直後に、2012.01.09 福島第一原発4号機の問題とデータ公開の意味 を書いたのですが、1月3日のセシウム増加について政府から公式見解が出たのかどうかは私は確認していません。最近はなんか面倒くさいというか、調べるだけ時間の無駄という気がしています。

大型で複雑なジグソーパズルも全体像が分かっているなら組み上げることは出来ると思いますが、行政情報には見つからないピースが結構あるような気がします。というより分かっている人には分かっているものらしく、情報を握るものが権力を握ると昔から言われることはICT時代だからこそ一層際立っているように感じています。見えない情報から全体を観る力を養うことは大切なのだといつも思っています。

幸か不幸か私は既に放射線感受性が低い年代に入っていますから、「食べて応援」などと上から目線のキャッチフレーズに関係なく、なんでも食べて子供たちには安全なものを与えられるようにしたいと思っている今日この頃です。
そうやって放射能を蓄積した結果、昔みた映画のゴジラのように、口から放射線を吐いて原子力村とそれに同調する連中に天誅を加えられる能力が与えられるなら言う事なしです・・・・

ちょっと補足しておきたい事がありました。明野処分場の再稼働に関する問題です。
この件は私には苦手な環境問題なのでブログには書かなかったのですが、漏水検知システムが異常を知らせた原因について、山梨大学工学部電気電子システム工学科の坂野 斎 (BANNO Itsuki) 助教から、事業団の説明は科学的では無いとの意見書が提出されていたが、取り上げられなかったという話です。原発震災に至ったプロセスにも同様なことが繰り返されたと私は考えています。山梨県の明野処分場で原子力村の過ちが繰り返されることは避けねばならない。山梨県環境整備事業団ホームページに、この意見書についても掲載されているかどうかすぐには分からないのですが、県民に対してはジグソーパズルではない情報提供を横内知事にはお願いしたいと思います。



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社団法人全国都市清掃会議(略称:全都清) から「都市清掃」という専門誌が発行されています。
「都市清掃 2012年1月号(第305号)」 の特集 「都市ごみと放射能」 に独立行政法人 国立環境研究所 の山田正人さんと遠藤和人さんによる論文 「一次保管と最終処分」 が掲載されていることを知りました。私は門外漢の専門誌ですが、おそらく自治体の担当部署などでは購読されているのではないかと思います。

この情報を知ったのは、「爆発後の日々」の 2012.01.27 記事、国の基準値以下の、1,810 Bq/kgのごみ焼却灰(飛灰)を埋め立てた処分場から、線量限度を上回るセシウムの放流水が。 からです。twitter からも、(ダイジェスト版)8,000Bq/kg以下の埋立に関する専門家による反対意見&解決策と、Todaidonとの質疑応答(メモ) を確認できました。
私としては理解出来る範囲外なので内容についてはコメントできませんが提起された問題の意味は分かります。論文の校正刷り(?)は確認しました。

私がこのブログのタイトルに「餅屋の意見」と書いたのは、横浜ママパパの放射線だより から知った 毎日新聞 2012年1月24日東京朝刊 3・11後のサイエンス:「餅屋」はどこにいる=青野由利 という論説委員の記事も読んだからです。
『危機的状況の中で、餅屋と餅屋でない人の力を最大限に役立てるにはどうしたらいいか。これもまた、サイエンスの課題である。』と締めくくられている論考ですが、「それはマスメディアの課題でしょう」、と私は考えている時に上記の「一次保管と最終処分」論文を知りました。

ちなみに、青野由利さんが言及された『日本気象学会が放射性物質の拡散予測の公表自粛を研究者に求めたのは有名な話だ。』 については 2011.04.04 情報管制の発動 に書いています。
甲府気象台でも環境放射線測定が行なわれているようですが、その発表を私は未確認です。早川さんが整理された原発爆発による放射能雲の流れを甲府気象台も捉えていたらしい話はどこかで読みましたが、見えない情報について揣摩臆測をするより、ひとり心の中に留めて全体を判断するのみ、それが3.11以後私が学習した事の一つです。

もう一つ、ついでに、日本気象学会のメッセージにある 『文部科学省等が信頼できる予測システムを整備しており・・・』 が SPEEDI のことを指しているなら、 2012年1月19日 SPEEDIは元々頼りにならないのか? という論考が「サイエンスポータル」に掲載されています。原子力安全委員会作業部会のこの件を報じたメディアが、日本気象学会のメッセージにも言及したかどうかは知りません。魑魅魍魎の世界を解きほぐす道具は私にはインターネットしかありません。



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所用で甲府市の中心部に出かけた帰り、夕方の渋滞気配を感じたので裏道に廻りました。何度か通ったことがある穴切神社-県立大-NHK甲府のルートですが、ふと思い出してNHKで右折せずに直進、アルプス通りを目指しました。この道は狭いのですが、前に通ったことがありました。
ちいさな雛人形展そこで出会ったのが ライブ工房ホサカ です。この名前で頭に浮かんだのが 「ちいさな雛人形展」、甲府に来てから何度か情報に接していた、今の季節の有名イベントですが、初訪問となりました。
2階の展示場を店長さんがご案内くださいましたが、内裏雛は男雛が向かって左、女雛が右に飾られていて、関東バージョンのその謂れについてもお話を伺いました。内裏雛一対が手の平に乗るほど小さいお雛さま、初めて見ましたが、どれもとても素敵です。お願いして1枚だけケータイ写真を撮らせていただきました。
木目込み雛の着物地がとても古い年代物ゆえに価格は人形の大小には比例しないものだそうです。そういう知識が皆無な私には驚くことばかりです。
私の雛祭の思い出は、子供の頃、実家で飾られた五段飾りの前で私がのけ者にされていたことだけ・・・

ライブ工房ホサカ ホームページには 「お客様の声をご紹介します」・・・私の感想は既に多くの方々により述べられているので繰り返しません。とにかくびっくりしました。
ちいさな雛人形たちは1階の売り場にも多数飾られています。店内には他にも沢山の小物たちが並んでいましたが、いつもながら、私は時間が無くてゆっくり出来ませんでした。いつかまた、きっと訪問して、気持ちが揺れる小物を手に入れたいと思っています。

間もなく節分です。3月3日の雛祭を祝った直後に亡くなった子供たち、4月8日の花祭りも、5月5日も迎えることが出来なかった子供たち、今も内部被曝の恐怖におののきながら生活している子ども達、今年の節分には子供たちを不幸に追い立てる鬼どもに天罰、天誅・・・



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唐突な記事タイトルですが、降下物測定の方法が変更されたことは 2012.01.09 福島第一原発4号機の問題とデータ公開の意味 に書きました。ポイントは山梨県が通常降下物(1か月間採取)のデータにテルルを含めて掲載していることです。
同様な公開データが他県にもあるかどうか、いくつか確認したのですが未だ見つかりません。というより、このようなデータこそ測定方法を変更した文部科学省のサイトに一括して掲載されるべきものではないかと思っていますが、これも私の時間が無くて未だ探し当てていません。
測定精度が100倍になるという意味は分かりましたが、何故そうなるのかという点は未だ理解できていません。おそらく測定する試料の総量が測定精度に関係するのであって、測定器の仕様としてはもともとそれだけの精度があるものだ、という意味でしょう。(測定器の校正をするメートル原器が確かに1mであることを信じた上での話です・・・そこまで疑わねばならない今の日本の状況が悲しいですが、アルファ通信問題のその後が不明なので疑惑は深まるばかり)
発表値の単位が MBq/k㎡ と書かれていると、測定できるだけの量を短時間に広い場所で集めているような錯覚を起しましたが、実際には24時間では僅かな量しか集まらないから不検出だったらしいし、採取装置とは小さなものらしい。こういう測定(サンプリング)方法を考えればホットスポットの存在は想定内なのでメッシュで実施する広域測定は必要だと私は書いていたのです。

2011.12.18 甲府市独自の放射線量の測定と過去の測定の関係 で書いていた「原発事故前の市内の通常値のほぼ範囲内」 とは何処にあるデータをベースにした発言かについては、まず、答弁内容は甲府市議会広報で確認できたので記事に画像を貼りました。

そして、これに関連する長年の測定データが確かにあるようです。それは前の記事でも参照していた文部科学省-「総合モニタリング計画」に基づく、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の発生を受けて文部科学省が継続的に実施している放射線モニタリングの見直しについて(平成23年12月22日) のPDFファイルにありました。(PDFファイルの 35/41)

3.3 その他 全国での環境放射能水準調査においては、土壌中の放射性物質の濃度を毎年、測定してきており、今後とも、従来どおり、複数地点から未耕地土壌(未攪乱土壌)を採取して分析することが重要である。このデータは、過去の核実験起源と事故起源を合理的に判別するために必要であり、これにより、Cs-134 濃度から事故由来Cs-137 濃度の推定が可能となる。

これまで長年やってきた土壌測定のデータを甲府市環境部長も知っていたからこそ、12月議会での答弁になったのでしょう。

そこで問題です、こういうデータが蓄積されているなら、航空機モニタリングで測定した値から東日本平均値を差し引くのではなく、これまで長年測定してきたその地域の土壌の状態から、震災前と震災後とを比較可能にする修正が可能なのではないかということです。それはできないのが放射能問題なのだと理解できるような知識が私にはありません・・・(しかし新潟や岐阜の高い値を含めた平均値で差し引いた方が公表値が小さくなるからだという理由が成り立つので山梨安全神話は私から消滅しました)

尚、2012.01.19 山梨県がモニタリングポストを4箇所増設する に書いた事は、山梨県の独自施策では無くお国のご指示でした。私はこのニュースに気付かなかったのですが、『平成23年度内に全国47都道府県におけるモニタリングポストの自動測定・配信システムの稼働に合わせて、インターネットを通じてリアルタイム配信方式に移行する』、とPDFファイルに記載されていました。

文部科学省指示(仕様)により47都道府県に増設されるモニタリングポストの状況については、原子力村以外の専門家の方々により注目されているであろう事を期待したいと思います。東日本平均値を差し引いた「謎」も解明されるかも知れません。

網の目のように入り組んだ情報から感じて書いていた疑問が、なんとなく一つに収斂してくるような気がしています。年度末仕事が一段落したらもう一度整理したいと思っています。
蛇足ですが、米倉山の太陽光発電工事現場では、放射能測定もやってみたのでしょうか。東京電力の顔を立てて、それはやらなかったのかも知れませんが・・・・
甲府駅北口に客寄せパンダが未だ置かれているなら、米倉山に転居させてあげるとよいかも、クリーンエネルギーがなぜ大切かをアピールすることにもなります。県庁担当部署の愚かさもアピールしてしまうことになるのは痛恨の極みとは思います。

複数の情報の整合性がとれない時に、そこには隠された真実があるかも知れない。昔はそんなことを考えるのは一握りの人だったと思いますが、今は違います、インターネットを使えるなら誰でも複数の情報を得て自ら考えることができます。
ネットを手繰っていっても、キーになるはずの情報が見えない、あるいは、公開されていてもその所在が認知し難くされているように思える時、その裏には何かある。
こんなブログ記事を書くと、どうしても以前の巡回に戻って時間を費やしてしまうのですが、福島原発の放射能,被曝,子供が心停止で突然死! 続々報告! 政府マスコミは隠蔽!(日本語訳) Arex Jones・米国TV という記事には驚かされました。内容の当否は判断しかねますが、後日のためにリンクしておきます。原子力村の住人達を指していると思いますが、「ガリレオ時代の初期の教会と大して変わらない」とはけだし名言です。



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2012年1月27日(金)10時から、米倉山太陽光発電所・PR施設完成式典が開催されます。
● 米倉山太陽光発電所PR施設~ゆめソーラー館やまなし~も1月28日(土)にオープンします。
開館時間 : 09:30~16:30(入館は16時まで)、入館料は無料、定休日は月曜日(休日を除く)、休日の翌日(この日が土、日、休日である場合を除く)、12月29日~翌年1月3日、但しゴールデンウィークは無休とのことです。・・・・(山梨県立美術館などと同様と考えれば良いです)

ゆめソーラー館やまなし_map

米倉山太陽光発電所の出力は 10,000kW です。出力 10,000kW の太陽光発電所から得られる年間の発電電力量は一般家庭約3,400軒分の年間使用電力量に相当する 約1,200万kWh を見込んでいて、これによるCO2削減効果は、年間約5,100t(一般家庭約1,000軒分の年間CO2排出量相当)を見込んでいるとのことです。
Yume_solar PR施設の愛称は2011年9月に全国から募集されて名古屋市の方の作品 「ゆめソーラー館やまなし」 が採用されたものです。

地図で分かりますが、国道140号線にある 道の駅とよとみ は県外の方にも人気スポットです。「ゆめソーラー館やまなし」 にもお立ち寄りいただけるようになると思います。公共交通の情報が分かれば追記します。

(東電との協働作業中なので原発震災による放射能汚染対策が周回遅れの上目づかいだったとまでは、いくら私でも考えたくは無い)
以前に書きましたが、発電・送配電の分離という日本再生の為の国家プロジェクトを推進し、それに備える山梨県電力ハイウェイ構想の準備も必要だと思っております。これはブログよりWebページで整理してみる予定。

資料を見ていて気付いたのですが、米倉山は県有地、甲府市立動物園の移転案を見たことがあったので私は勘違いしていました。この地域は考古博物館しか知らないのですが米倉山はそもそもどんな計画があったのか、機会があれば確認しておこうと思います。
・・・Wikipedia 米倉山太陽光発電所 がありましたが、 『バブル景気に山梨県土地開発公社が曽根丘陵にある米倉山(こめくらやま、標高380.8m)一帯を造成・開発しようとしたがバブル崩壊により開発は中止され、以後更地のまま放置されていた。その後山梨県土地開発公社の経営が悪化したことから健全化の一環として米倉山の造成地を買収し県の管理下のもと新たな活用を模索していた。』  とのことです。この記事には造成中の写真も掲載されていますので、本計画ご関係者の方が編集に関与された記事だろうと思います。
小出裕章さんの講演録画、視聴数は、24,000 を越えています 2012-01-25 16:00

小出裕章さんの山梨講演会 Youtube 録画の視聴数 15,000 を越えました、2012-01-21 02:00


山梨県企業局電気課提供-読売新聞山梨版経由
米倉山メガソーラー

『山梨県が、米倉山から北杜市の太陽光発電所(北杜サイト)までの観光ルートを構築するほか、次世代エネルギー施設の見学を中心とした観光振興を行い、経済産業省と観光庁がPRする。』



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2011年6月からの山梨県内放射線公式測定の記録


先日、甲府市中心市街地活性化事業に関係する再開発組合の解散を確認したので、山梨県公報ページはもう見る必要はないと思っていたのですが、2012年1月16日に 固定型モニタリングポストの購入に係る一般競争入札のお知らせ が出ているのに気が付いて公報も確認しました。内容はWebページからPDFファイルで読むのが良いです。

山梨県公報 2195
山梨県公報 2195

固定型モニタリングポスト(通信機器類を含む。) 4式 が発注されるので、新規に設置されるのは
◇ 峡北地域(酪農試験場
◇ 峡南地域(大気常時監視南部測定局舎)・・・ここは2011年6月22日~24日実施された10箇所測定で「戸栗川橋北詰横」と同じ場所です。山梨県庁サイトの 大気汚染の常時監視 から分かります。
◇ 富士北麓地域(富士吉田合同庁舎
◇ 東部地域(上野原市役所

山梨県衛生環境研究所はその通信ネットワークの中核になるのだと思います。研究所では既に文部科学省委託事業として放射線測定が行われていることは 3.11 以来よく知られた通りです。

ちなみにモニタリングポストについては、東京都健康安全研究センターの 空間放射線量の測定について で写真や解説図から様子が分かります。
私はこのページで 3.11 後に出てきた文部科学省測定公表値が各都道府県1か所ずつ地上十数メートルの高さで測定したものだと知ったのですが、原発震災時におけるこの測定方法が全国で話題になりました。現在では1m測定も行なわれています。
尚、この東京都のページにもある「ポケット線量計」は甲府市中央消防署の高度救助隊にも隊員数は装備されていて放射線被曝のリスクある出動の際には隊員の方々を守れるようになっているようです、可搬型の測定器もあるそうで甲府市に貸し出されたことがあることも確認できました。 甲府市がそれを何時、何に使ったのかは知りません。

原発は無い山梨県でも、南部町での定点測定は浜岡原発を監視する大切な砦になると思えます。
私は浜岡原発が停まっているというので、鎔鉱炉の火が消えて冷たくなった箱物のような感じがしていたのですが、先日の小出裕章さんの講演を聞いて、私はヤッパリ無知だったと気付きました。「崩壊熱」は止らないし使用済み燃料プールもあるでしょう、東海のナマズが動けば山梨にも大きく影響すると思えます。浜岡がこのまま停まっていても、その状況は継続するでしょう。リニア中央新幹線が開通したからといってナマズが遠慮してくれるわけではない。

何周も遅れましたが、山梨県もやっと動き出した。
子供たちを外部被ばくから守る件は福島原発で危険な変化が無い限りこれで良しとするしかないでしょう。ホットスポットの確認を行政に求めるのは無理なようですが、市民から通報されたらすぐ確認に動ける体制だけは準備しておいて欲しいと願います。
残る問題は二つ、1つは丹波山地域の森林、土壌の状況確認の結果を知りたい。文部科学省航空モニタリング結果を信じたとしても、この地域への不安は解消されていません。
二つ目は 内部被ばくに関係する学校給食です、1月24日~30日の給食週間で子供たちを守るための施策としてどんな広報が出てくるかを待ちたいと思います。子供たちが元気に成長する地域活性化の永続性を祈ります。

補足-最近になってアクセスが増えたので気になるのが、2011.11.29 (株)アルファ通信との契約解除した文部科学省 の記事です。この問題のその後は私も気になっていますが、新しい情報はネットでは見つかりませんので、アクセスが続く理由が不明です。

Youtube で 小出裕章さんの講演録画、1月19日24時、視聴数は間もなく 9,500 になります。



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河北新報 2012年01月16日、「新築マンション、室内放射線量1マイクロシーベルト超 二本松」 『マンションは鉄筋コンクリートで7月に完成した。二本松市は1階の4世帯が転居できるよう国と県に働き掛ける。国はこの石が他の建設現場に用いられていないかどうかを調べる。』
毎日新聞 2012年1月16日記事が、高線量建築資材:砕石の出荷先 200社以上か と報じていました。
日本経済新聞〔共同〕でも同日、生コン向け汚染石1000トン超 マンション放射線問題 福島の会社が出荷  がありました。

20120161756
どの局を見ていたのか分からないのですが、ナガラテレビをしている時にニュースが流れてキャプチャーしたものです。
『近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)は「構図は全く同じだ。採石場は計画的避難区域にあり、国にとっては想定の範囲内で起こっていること。砕石を含め物流がどう動いているか思いが及ばないのが歯がゆい。気の毒なのは砕石業者で、出荷時点で汚染に気づくことは不可能なため、その責任を問われるのはおかしい。国の対策は全て後手に回っており、現場にしわ寄せがきている」と話した。』(毎日新聞) 記事が消滅しても事実そのものは記録が残るでしょうから有識者のコメントだけメモしておきます。

このニュースを見ながらすぐに思い出したのは下水汚泥のその後です。
2011.06.16 セメント原料に下水汚泥を利用する業者
2011.06.17 下水汚泥の処理、通知が発せられた
私はその後はフォローしていません。上から指示があるとちょこっとデータが出て、その後はどうなったか情報は出て来ない、毎度の事ですが。下水汚泥の販売では出荷時点で汚染のレベルは知っているのです。放射能は消えずに移動するだけという典型です。

河北新報記事からは、市民の情報で二本松市が動いて最初に確認したらしいと知った時に、すぐに感じたのは 『爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺』 です。戒石銘が活きている土地なのでしょう。同じ「石」でも違うものです。意味が反対になりますが、他山の石以て玉を攻く可く甲府市の石(意志)を磨いて欲しいと願います。
言うまでもなく、震災瓦礫も根っこは同じです。情報発信には常に5W1Hを忘れないようにして結果も市民に分かるように報告出来るのが「玉」です。


NHKニュース記事で 1月16日 19時56分 経産省 地元が指摘も調査せず が出ていました。『経済産業省住宅産業窯業建材課は「何が原因なのか分からないなかで、砕石場の石には注目できなかったが、調査が遅れたという認識はなく、スピーディーに対応したつもりだ」と説明しています。』 住宅産業窯業建材課って下水汚泥の時にも確認した担当です。平成23年6月16日に下水汚泥のことを発表しておいて、その時に「想定内」を拡大できなかった税金泥棒のバカモンということです。
こんな連中をのさばらせておいて、どじょう総理、なんで消費税増税と言えるのか。・・・Google ニュース検索 汚染された建築資材
毎日新聞 1月16日 22時10分の続報から、『経産省住宅産業窯業建材課は「汚泥や稲わらは放射性物質が蓄積・濃縮するが、砕石は岩を発破で崩し、粉じんが上がれば水をかけるので、薄まるとの認識があった。今考えるともっと慎重であるべきだったかもしれない」と話した。』

The Wall Street Journal日本語版  2012/1/16 21:35 福島県二本松市の新築マンションで高線量検出 新しい情報がでていました、『内閣府原子力災害対策本部原子力被災者生活支援チームの茶山秀一放射線班長は、今回検出された量は確かに他の建物よりも高いが、避難が必要な値以下だ、と説明した。』 この内閣府原子力災害対策本部というのが、どうもイカガワシイのです。以前にも調べたけど、どこにホームページがあるのかすら不明・・・2011.10.28 原子力災害対策本部は保安院?~実態なく、違法状態か!?、これが空缶直人総理からドジョウ総理に引き継がれたまま、命を捨てる覚悟らしい総理には、残り僅かな時間中に、この本部のバカ共にホームページを設置させていただきたい。



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明日、1月17日は阪神・淡路大震災慰霊の日。1995年(平成7年)1月17日午前5時46分、この後、首都高速を走るのが怖かったし、その思いは続いている、「あんなに車間を詰めて走っていたらヤバイとは思わないのか、バカモンが・・・」とつぶやきながら私は中央道をとろとろ走る。

1995年は Windows95 がリリースされ、神戸発信の情報がネットで世界に流れた記念すべき日本のインターネット元年だったとも言える。当時は Internet Explorer 4 だったように思うが、これで Netscape を駆逐してインターネット界が様変わりしていくスタートの年でもあった。IE 叩きに力を注いだ当時を懐かしく思い出すが、対象は違ってもなんだか今の状況と似ているし、ネットワークから切り離されていてもリニアを有難がる発想リニアな人々はどっこい生きている。構成するノードが自立したネットワークとはどういうものであるべきか、それを考え続けねばならない。

「杉並からの情報発信です」 から 【APF NEWS~誰も伝えなかった東日本大震災真実の記録・映像・写真展】 2012年1月27日(金)~30日(月)、会場・新宿中央公園内のエコギャラリー新宿 を知った。仕事の予定と重なるが行けるかどうか。 APF NEWS
2012012730



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甲府市湯村の高台に かふぇ ぱざぱ という知る人ぞ知るお店があります。私の初訪問は2007年3月14日、ひっそりと隣組 と記事を書きましたが、その後は訪問記を残していなかったようです。
いつもはコーヒーと自家製ケーキをいただくことにしているのですが、本日は昼飯を食べていなかったので、昨年からメニューに追加されたピラフを選択しました。食べ始めてから思い出してデジカメしたものです。
メキシカンピラフ@湯村のぱざぱ

Pasapas108春夏秋冬、年に数回はおじゃましていますが、特に木の葉が落ちている時期はベランダに出ると甲府盆地から富士山も南アルプスも一望の素晴らしい景色です。湯村ホテルや甲府富士屋ホテルが目の高さという高台です。
夏は木立に遮られますが、それはそれで避暑地のオシャレな喫茶店でくつろいでいるような気分になります。

一つ覚えのフレーズですが There's nothing but coffee after good meal.、おいしい食事の後のコーヒーをおかわりしていただけるのもありがたい(^o^)
地図はこのブログにあります、そうそう、ワンちゃんが好きな方ならマドモアゼルとお話しが弾むと思いますよ。



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