ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Log20110131 2011年1月31日にナガラテレビで仕事していたら、14時40分頃に「民主・小沢一郎元代表を強制起訴 政治資金規正法違反の罪 」というメッセージが画面に表示されました。

UPDATE:小沢元代表を強制起訴、政治資金規正法違反罪で - Google ニュース この検索リンクがいつまで有効かわかりませんが、初めてリンク設定を試みます。検審起訴(強制起訴)については既にいろいろ書いていますのでとりあえずリンクのみ。法的な表現としては「検審起訴」の方が「強制起訴」よりも的確だとの記事を読みましたので今後も使いたいと思っています。

日本国民の皆さんにおかれましては、Google ブログ検索 小沢一郎 強制起訴 でヒットする記事を読みながら、テレビもご覧になる事をお勧めいたします(^o^)

小沢元代表を強制起訴 1月31日 15時41分 NHKニュース記事には 『起訴状などによりますと、』 と書かれていました。「起訴状」 はこの時に記者が閲覧出来たか、あるいは読み上げられた全文を控える事ができたようです。「など」 とは記者発表の時に担当者が話した内容を意味するのかも知れません。検審の議決書はインターネットで読めました。問題になったのは検察が対象とはしていない4億円問題も検察審査会は対象として起訴相当の議決をしたということでした、思い出したので記しておきます。
NHK記者がすでに読んでいる起訴状もすぐにネットに掲載されると思いますので、それを待ちたいと思います。
いつ、どこで、誰により、どのように国民に公開されるか、そこにポイントがあると私は思います。「市民目線からは許し難い」とした第1回の議決書に即して、先ずは起訴状が市民の目線に届く事からこの国民的裁判は始まらねばならないでしょう。--2010.05.03 検察審査会議決とマスメディアの姿



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◇ 山梨県公式-山梨県知事選挙 投開票速報ホームページ
◇ 甲府市公式-山梨県知事選挙・甲府市長選挙の投開票ホームページ
山梨日日新聞 on Twitter 【速報】知事選で横内氏、甲府市長選は宮島氏の当選が確実に。(1月30日・20時8分頃のツイート)

投票速報 甲府市長選 31.63% (19時30分)、山梨県知事選 32.73% (20:00 発表 中間)
開票速報のページが更新されるのは甲府市は21時30分、山梨県は22時からですが、当確はもう出ているようです。
市議会議員選挙-
 上野原市-開票速報はPDFファイル とのことです。市内向けには第三セクターのCATVがあります。
 【追記-上野原市について私の記事に入って来られた検索から、上野原市の通常ページで開票結果 が出てきましたが、これは日付はありませんが古いものです、今回はPDFファイルです】
 中央市-中央市ホームページ、投開票速報は私にはみつからないのでパス。
 【追記-山梨県知事選挙及び中央市議会議員一般選挙開票結果 が確認できました、トップページから入れます。】

【確定】
 山梨県知事選挙-横内正明 : 240,058(当選)、大久保令子 : 49,294 投票率 : 42.29%
 甲府市長選挙-長田正弘 : 9,984、宮島雅展 : 46,407(当選) 投票率 : 36.66%
市議会議員選挙も同時に行なわれた上野原市の知事選投票率は 79.32%、同じく中央市は 64.59% でした。

Twitter の時代なのですね。
つい先日、とても気になった甲府市湯村での迷子犬について、ゴンちゃん騒動 というブログに Twitter 発信者の方が経緯を記録なさっています。私は多数の方のツブヤキ連鎖が起っている状況をブラウザで見ていました。その結果迷子犬のゴンちゃんは飼い主さんの元に戻ったとのこと。
以前だと掲示板サイトが使われたのを見たことがありますが、Twitter がこのように使われて良い結果となり、それをまたブログで報告されているカラヤンさんは素晴らしいです。



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The Journal のサイトで2011年1月28日、マスコミは、なぜ小沢が怖いのか と題して二見伸明(ふたみ・のぶあき)さんがお書きになった記事を読みました。目次からタイトルをみて、今、ネット界で話題のマスコミ論かと思って開いたのですが、これはもっと広い視野からの小沢一郎論だと読みました。

『マスコミが重大視しているのは、小沢が一貫して「政権交代したら官邸の(記者)会見はオープンにする」と主張し続けていることである。』 これが記事タイトルの意味を端的に表わしているでしょう。何故重大視するのかということが縷々書かれています。【(括弧内)は引用者が追記】
1990年代の政治について色々出てきます、でもその頃の政治事情など関心が無かった私にはピンとこないので情けないです。

『小沢は論理の男だ。しかし、それだけだろうか。』 と次のエピソードに続いていますが、「論理の男」という表現には納得しました。民主党代表選のときのスピーチはそれを示していたと私は思っています。
「それだけだろうか」 に続く部分を私テキには「古い手法、古い政治家」だと考えてしまいます。義理人情浪花節を私は否定はしません、私は体育会系ですから押忍の世界で今でもそういう雰囲気の中にあります。それと「論理」とを整合的に昇華できるかどうかにかかっていると思っていますが、自分のような単細胞ではすごく難しいです。「論理」一本で押し通し、義理人情のセンパイに最終調整して貰うという方法しかありません。
二見さんは、『新しい理論・構想を持ちながら、居酒屋で酒を飲み、カラオケを歌う小沢のような「古い」政治家のほうがはるかに魅力的だ。』 という言い方で小沢一郎さんを評価しておられるようです。こう言われたら私ももっと小沢一郎さんについて知りたくなります。ふと感じるのですが、甲府に来てから知り合った方々の中にもこういうタイプの方がおられるような気がします。

この記事にもその時の事が書かれていますが、2009.12.13 天皇陛下の会見設定、社説を読む を書いた時は、私は「小沢叩き」側だったのです。 だからインターネットって良いものです(^o^)
私としては小沢さんの政策に含まれる「在日外国人に地方参政権付与」については未だ納得していません。小沢さんの構想の中で、それを許容するようになる日本社会の姿、双方の国民のレベルはどのように想定され描かれているのかという大局を知りたいと思っています。50年か100年か小沢さんは先を見ているのかも知れません。

2011.01.26 お先真っ暗闇な小沢一郎氏の「検審起訴」(強制起訴) に書いたことの関連ですが小沢一郎さんの「検審起訴」については、森ゆうこ参議院議員のブログで 2011年1月27日-最高裁から説明を受けました。と 、2011年1月28日-起訴議決は無効だ! 最高裁と検察審査会は今すぐ情報を開示せよ・・! で状況が分かります。



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先日からいくつもニュースが出ている イオンモール甲府昭和 ですが、2011年3月17日(木)オープンですね。
「ショップリスト」で130店が掲載されていて、かなりの数に「山梨県初」のマークが付いていました。ブランドや店の名前は私は全く知らないに等しいのですが、「サブウェイ」は分かります。ドトールとかタリーズ、スターバックスなどと同様にちょっとコーヒーという時に使っていました。

ふと気になったのが「楽市楽座」です。ココリの「甲府楽市」のことは既に書きましたが、イオンモールでは「シネマ&アミューズメント」のカテゴリーに入っているので確認してみました。株式会社ワイドレジャー で広報ページ-【新店舗オープン】楽市楽座イオンモール昭和甲府店 3/17 OPEN!! が出ています。「楽」 とは 「もっと遊べ、日本人。」 という意味らしいです、信長もビックリ(^o^)
雰囲気は、埼玉県川口とか奈良県大和郡山のページが様子が分かりそうです。イオンモール甲府昭和のオープンが春休みに続きますから、お子さんがあるご家庭では大変な事になりそうですね(^o^) 春休み明けに子供たちの話題が「楽市楽座、どうだった?」になりかねない。

昭和町の土地区画整理とイオン進出は、甲府市中心市街地活性化事業に大きく影響するということは以前からの話題でした。
つい先日、甲府市中心部でお仕事をなさっている女性とお話ししている時にイオンモール甲府昭和の話がでました。その方が東京まで買いに行っているお店がやって来るということで、たいへん喜んでおられました。
私はこの二、三年でもアイメッセに行った時など常永とか飯喰という辺りを通りかかる事があったのですが、いつも時間が無いから次の機会にしようと、未だ現地を見たことがありません。それでもネット情報からだけで記事は書いてしまいました。2008年の後半以後は甲府市中心市街地活性化事業の追っかけになってしまいましたので、昭和町について記事は書かなかったと思います。

◇ 2008.07.20 待ちぼうけ、街づくり、大型SC
◇ 2008.01.18 昭和町SC関連の都市計画案承認 この記事で経緯を簡単に整理しています。
◇ 2007.09.20 昭和町SC問題、県の回答-2
◇ 2007.09.15 昭和SC問題、県の回答
◇ 2007.06.23 昭和SC計画 縮小案に知事難色
◇ 2007.06.20 昭和町SCが15%縮小計画を提出
◇ 2007.05.30 昭和SC調査で県の調査費は
◇ 2007.05.24 基本を忘れた昭和町SCへの対応
◇ 2007.05.23 昭和町SCと都市計画
◇ 2006.12.26 隣町の大型SC

【何を書いたか忘れていましたが、開いてみた最初の記事に追記した私のコメントをここに転載しておきます。2006年暮れ、それ以後、私の見方、考え方は変っていないです、そして状況も変っていないじゃないかと感じたのは、現実を見る目が欠ける私に進歩が無いからでしょう、我ながら情けないです】
 私がこれまで見ていた活性化問題は、お店の努力とかのレベルじゃなくて、街づくりに対する考え方が県と市でずれてるからじゃないかってところです。
イオン計画はオモシロクナリソウだって注目してます(^o^)
ついでにですけどね、考え方がずれてるってのは、北口の図書館問題で分かりますよね。全国に誇れる県立図書館だけにしときゃいいものを。
生涯学習施設なら、全県内どこにも立派な公民館てのがあるんじゃないんですか? 教える方が出向けばよいだけのことでしょう。
私が公民館ってのは木造平屋裸電球、ガタピシする引き戸ってイメージをぶっ壊されたのが、自治基本条例の会合で訪れた公民館、そしてそれ以上にびっくりしたのは、そこに到達するまでの道路のひどさ(^o^)



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産経新聞の2011年1月26日記事で、自民総裁に遅刻要請、自衛隊OBらの賀詞交歓会 次官通達盾に式次第検閲
『要請を受けて谷垣氏は0時40分に会場に到着し、約5分間挨拶した。すでに松本大輔防衛政務官と民主党議員ら約10人の登壇・挨拶は終了し、主な出席者の紹介も終えていた。』 という状況はありのままを伝えていると思う、この部分を偽ることはできないだろう。

産経新聞が指摘した「通達」については、防衛事務次官通達「隊員の政治的中立性の確保について」に関する質問主意書(平成22年12月1日 佐藤正久)と防衛事務次官通達「隊員の政治的中立性の確保について」に関する質問に対する答弁書(平成22年12月10日内閣総理大臣 菅 直人) が防衛省サイトに掲載されている。

通達の原本画像はジャーナリスト 田中稔さんの「これが本日、問題となった防衛事務次官通達」 という記事に掲載されている。賀詞交歓会は東京・市谷の防衛省近くのホテルで開かれたとのことだから、この通達に配慮したということなら、「2 部外行事への隊員の参加に係る対応」に該当すると判断されたのだろう。
しかし、『5  この法律(第九十四条の六第三号を除く。)において「隊員」とは、防衛省の職員で、防衛大臣、防衛副大臣、防衛大臣政務官、防衛大臣補佐官、防衛大臣秘書官、第一項の政令で定める合議制の機関の委員、同項の政令で定める部局に勤務する職員及び同項の政令で定める職にある職員以外のものをいうものとする。』自衛隊法 第二条) ということだから、「日本郷友連盟」「隊友会」「全国自衛隊父兄会」の3法人が自衛隊施設の外で開催する賀詞交歓会に出席する「隊員」が、そこで自民総裁の話を聞くことは政治的行為だがその他来賓民主党議員の話を聞く事はそれに当たらないと考えていることになりそうだが、公務員の考え方は私には理解できないことが多い。
ちなみに、ジャーナリスト 田中稔さんの twitpic.com/photos/minorucchu には、『1959年生まれ。中大法卒。日米防衛利権の構造等を調査報道。永田町で記者歴20年。某首相秘書を経験。共著書に『三菱重工の正体 国策防衛企業』『「憂国」と「腐敗」日米防衛利権の構造』等。』 ここからご活動のスタンスは推測でき 「通達」画像の記事には、「大した内容じゃないね。」と書かれている。防衛問題について深い取材を続けておられるらしいので、その状況から比べれば「大した内容じゃない」という判断なのだろう。

しかし何気ないセンテンスでもそれを解釈し適用する権限を与えられた人々による権力行使を警戒して国民が萎縮していく場合があることも考えねばならないと、私はいつも思っている。「2010.04.06 「ヤクザ雑誌」規制? 福岡県暴力団排除条例」からリンクした記事で宮崎 学さんはお書きになっている-『条例施行前から「コンビニで売ってはいけない雑誌とコミックのリスト」が出て、既にそのリストにない本まで撤去されとる。コンビニ側の自主規制や。』(2010年4月1日 福岡県相手に裁判起こした。)

「通達という性質上、一般の国民の行為を規制する効力を有しないことは当然である。」(菅直人氏の答弁書) 自衛隊員に「食事の前には手を洗え」という通達ならその通りだ(^o^)
「暴力装置」は国民を守る為に国民が存在を認めているのであり、時の政権を守る為にあるのではないと私は考えているのだが、菅直人政権の人々はどのように考えているのだろうか。
野党時代にはこのような問題にはどのように対応していたか、それを指摘する記事も多数あることは通達のタイトルを手がかりに検索すればいくつも見つかる。
思い出したので追記しておくが、昨年の参院選の時にいろいろ読み漁っていて、文部科学省からの通達を無視してきたような民主党系の組織が山梨県内にあることがよく知られているらしい。菅直人氏はいかに考えておられるのだろうか。



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2011年1月25日 掲載のゲンダイネット記事、腰が引けたのか 何をモタつく3人の指定弁護士

『検察審査会の2回目の「起訴相当」議決は9月。指定弁護士が決まったのは10月だから、すでに3カ月近く経つ。当初は「遅くても、通常国会前」といわれていたのに、国会は始まってしまった。小沢サイドは「さっさと起訴してくれ」とばかり、事情聴取を拒否しているのに、何をモタモタしているのか。』 とゲンダイは書いている。

小沢氏に対する起訴議決の足場がガラガラと音を立てて崩れつつある。 と冒頭に書かれている2011年1月25日の「オリーブの声」は、ゲンダイが書いたような問題の内容を明確に示している。
天木直人さんの いつまでたっても小沢一郎を強制起訴できない弁護士検察官(2011年01月24日) は、強制起訴(検審起訴)が菅直人民主党にブーメランになるとわかっているから、政治に顔を向けている弁護士検察官は何時までたっても小沢一郎を強制起訴できないという考えを示しているようだ。
植草一秀さんの 小沢一郎氏の「政治とカネ」問題再検証(2011年01月24日)は、これまで繰り返し説かれてきた事が簡明に記されている。特に検察が起訴した裁判が既に破綻している事や、2月7日に始まる石川知裕氏の裁判が既に成り立たなくなっていることなどは、インターネットから情報を得ている人々にはよく知られている。新聞紙とテレビしか見ない有権者は自分達が実態を知らないのだということを知らない。でも彼等が大多数として日本の国の姿を決めていく。【原口一博が本誌に激白“政界再編”待ったなし 週刊朝日2/4増大号に関するブログ記事】

「与謝野氏入閣は朝日新聞の進言。読売も歓迎」と菅首相側近(2011年1月24日 NEWSポストセブン) が、『内閣改造翌日の各紙の社説を見ると、読売新聞は、〈与謝野氏が言うように、国の命運を左右するような課題には各党が「政争の場を離れて」取り組むべきだ〉と書き、朝日新聞は与謝野氏起用を〈目指す目標を明確にし、人事を通じ実行する態勢を整えようとした意図は理解できる〉と評価したうえで、小沢一郎・元代表の政治倫理審査会出席問題について、〈この問題を早急に処理しない限り、「最強の態勢」もつかの間の掛け声に終わるほかない〉と「小沢切り」を促す書き方をしている。』 と書いている、私が社説を読み比べて、2011.01.02 読み比べてネット時代を考える、元旦の社説 を書いた時に感じた事が、こんな形で現われたのだと感じている。

私は2月7日から始まるという石川知裕裁判を待ち望んでいる。いつ、誰が、どこから、どのような方法で裁判の過程を詳細に伝えてくれるか、それを待っている。【石川知裕議員激白 検察調書のいかがわしさ 日刊ゲンダイ2011/1/24】

ながらテレビしていて相変わらずなコメンテイターや菅直人一派が登場した時などに別パソコンで開いてしまうBGM、【何から何まで真っ暗闇よ、筋の通らぬことばかり、右を向いても左を見ても、莫迦と阿呆の絡み合い、どこに男の夢がある】(Youtube 動画)



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2011年1月24日に The Journal に掲載されていた 小沢氏の国会招致には絶対条件がいる (平野貞夫の「永田町漂流記」) という記事を読んでいて、以下の部分が理解できなかった。考えてみれば私は「政治倫理審査会」についてなんの知識も無く、「政治倫理」という日本語を見て感じていただけだったことに今更のように気が付いたのだ。

小沢氏の国会招致には絶対条件がいる
 岡田克也幹事長が小沢氏の政倫審への出席議決を断念した理由は、制度の基本的仕組みを理解していなかったことにある。政治倫理綱領第四項の「政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し努めなければならない」という宣言規定が、審査会での審査対象となり、世論から疑惑をもたれている小沢氏に対し、疑惑を解明して責任を明らかにせよ、と迫ることができると誤解していたようだ。
 審査会の審査対象になるのは、行為規範に規定した要件であり、政治倫理綱領という宣言規定は対象となっていない。これは世論の無責任な疑惑から議員を守るためである。審査会が取り上げるためには、行為規範の要件に著しく違反していることを明らかにした文書で申し立て、あるいは疑惑はないとの疎明文書で申し出することが必要である。

平野さんが書かれたことについてソースをおさえておきたいと思い、Wikipedia 政治倫理審査会の記事を手がかりにした。このページからリンクされている Wikisource で衆議院について3つの記事がある。

衆議院政治倫理審査会規程
  第一条 政治倫理審査会(以下「審査会」という。)は、政治倫理の確立のため、委員の申立て又は議員の申出に基づき、議員が行為規範その他の政治倫理の確立に資するものとして議長が定める法令(以下「行為規範等」という。)の規定に著しく違反し、政治的道義的に責任があると認められるかどうかについて、これを審査するものとする。
 第二条 前条の審査の申立てをするには、審査会の委員の三分の一以上からすることを要する。
 2 前項の申立てをする場合においては、申立書に議員が行為規範等の規定に著しく違反していることを明らかにした文書を添えて、これを審査会の会長に提出しなければならない。
(以下略)
規程第一条、第二条に、「行為規範等」  と書かれているが、この「等」とは法令でよく使われるように思う。

行為規範 (衆議院)
政治倫理綱領 (衆議院)

これらはいずれも衆議院議決: 昭和60年6月25日ということで、これに関連する議事録は 国会会議録検索システム から読み出すことが出来る。

第102国会 昭和60年06月25日衆議院 議院運営委員会議事録によると、以下のように小沢一郎氏の説明があるので、部分引用しておく。

○小沢委員長 これより会議を開きます。
・・・・・・
次に、「衆議院政治倫理審査会規程案」につきまして、要旨を御説明いたします。
第一に、審査会は、委員の三分の一以上の申し立てに基づき、議員が行為規範に著しく違反し、政治的道義的に責任があると認められるかどうかについて、これを審査するものといたしております。

昭和60年06月25日衆議院 本会議 議事録 にも次のような説明がある(部分引用)

○水平豊彦君 ただいま議題となりました政治倫理綱領案、行為規範案及び衆議院政治倫理審査会規程案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
・・・・・・
次に、衆議院政治倫理審査会規程案につきまして、要旨を御説明いたします。
 第一に、審査会は、委員の三分の一以上の申し立てに基づき、議員が行為規範に著しく違反し、政治的道義的に責任があると認められるかどうかについて、これを審査するものといたしております。

議院運営委員会での小沢一郎委員長の説明と同文。「規程案」に「行為規範等」と書かれていても、「等」は法令制定時の常套句であり、恣意的拡大解釈を許容するものでは無いことを国会で説明していると理解すべきだろう。本会議ではこの説明に続いて採決されて原案通りに可決している。この制定後に、『その他の政治倫理の確立に資するものとして議長が定める法令』に該当するものが制定されたのかどうかまでは私には調べられなかった。
平野さんが 『審査会の審査対象になるのは、行為規範に規定した要件であり、政治倫理綱領という宣言規定は対象となっていない。』 とお書きになったことから見ると、現在は「行為規範」があるだけだと思う。

ちなみに参議院では同じ説明を、国立国会図書館議事録データベースではなく、議院運営委員会の記録記事から読むことが出来た。

2011年1月22日の朝日新聞社説 『小沢氏の姿勢 国会を台なしにするのか』 について平野さんは強く批判されているが、私がもし小沢一郎問題を新聞、テレビ情報だけで見ていたら、昔のようにこの朝日社説にもうなずいていたかも知れない。朝日新聞は「何について」説明を求めたいのか、具体的に書いているならその記事を知りたいと思う。「政治とカネ」は使い勝手の良いフレーズに過ぎないのだから、まさか「政治とカネ」について説明しろとは書いていないだろう。
植草一秀さんの 2011年1月24日記事、小沢一郎氏の「政治とカネ」問題再検証 に対抗できるような記事があると少しは参考になるのだが・・・



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2011年01月22日の朝日新聞山梨版に、甲府市長選あす告示 県都の再生課題多く との記事がありました。
『昨夏、アーケードの屋根が新しくなり、秋にはすぐ近くに複合ビル「ココリ」がオープンした。市はアーケード改修に約1600万円、ココリに約9億2千万円の補助金を拠出。』という情報は感謝です。こういう数字がすぐに分からなかったので助かりました。

でも、朝日新聞が「アーケード」とお書きになるのはいささか疑問です。私も2011.01.07 甲府 丸の内 オリオン・スクエア商店街 に書いたように、単なるアーケードの整備と思っていましたが、「ORION SQUARE」という名前の一つのショッピング mall が誕生した。そこに「オリオン・スクエア メインホール」 と呼ばれるホール機能を位置づけられた「施設」として整備されたと理解して、そのように伝える事が大切だと思いました。それを判断するのはそこを利用する皆さんです。

『「行政としてやるべきことはやった」と言い切る。』、これについては甲府市当局のどの部署のどんな地位の人の言葉なのかを伝えないと、検察リークと同じに思われます。
一方では、『「V字形回復は難しくてもせめてL字形に。今を下げ止まりとしたい」。市商工振興課の小林和生課長は理解を求める。』 と明確にソースを示しています。 『昨年11月の週末3日間の中心街の歩行者量は約16万7千人。過去10年で最少だった09年から15・4%増えて、減少傾向に歯止めがかかったようにもみえる。小林課長は「ココリなどハード面の整備が人の呼び込みにつながった」と解説し、あと3年で05年並みの約19万人まで増やす、と意気込む。』 甲府市の配置転換は何年毎にあるのかも記者クラブとしてはご存じでしょう。3年後の記事に期待したいと思います。その時に甲府市当局のどなたがどのようにお話しになったという記事になるかです。

『「テナント募集中」の張り紙は長い間風雨にさらされて、文字がはげている。』 あちこちで見ているオリオンメインホールの写真より、こちらこそ写真が大きな効果を生みます、証拠となる写真が無いとマスコミが常用する 小沢一郎の「政治とカネ」 のように甲府市叩きの「キャッチフレーズ」としか読者には理解されません。

朝日新聞甲府支社のお手元に残してあるなら、平成12年~の「甲府TMO事業」の当時にどのような記事が書かれたか、そのフォローもなさってみたら如何でしょう。私は探してもネットでは見つからないので諦めています。

ジャーナリズムは広い世界から見た現実をよくご存じで、将来を予測する技を持った人々が大勢いるはずなので、ココリもオリオン・スクエアも、甲府市新庁舎、県庁防災新館、新県立図書館も、更には国民文化祭のようなソフト事業すら、その計画が固まる前に問題点を洗い出し、読者に問いかけることが出来るはずです。できちゃったものを後からとやかく言うなら誰でもできるでしょう。
出来る前にとやかく言っても当事者達には通じない、そして出来ちゃった後がひどい事になっている、その原因は何処にあるのかという問題提起が出来るのもジャーナリズムです。
私は他人の言葉を記事にするのではない、「地方版社説」を読みたいと思っています(^o^)



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BSフジLIVE PRIME NEWSでダイジェスト映像が配信されている2011年1月19日、「IT先進自治体首長が説く安心プラチナ社会」を見ることができました。(この動画は放送後10日分のみ配信とのことです)、予告では「IT先進自治体首長が直言!ネットワーク化で高齢化に適した安心プラチナ社会の将来像」BSフジ 1月19日(水) の番組表】 動画配信は前編と後編に分かれていますが、前編に道志村が登場しています。後編は岩手県遠野市の「ねっと・ゆりかご」、「ICT活用で少子化対策」です。

プラチナ構想ネットワーク PLATINUM-NETWORK.JP は2010/03/30 にドメイン登録されています。2010年8月24日設立、発起人代表:小宮山宏さんで、『「プラチナ」には、エコ(グリーン)、健康(シルバー)、IT(ゴールド)など、さまざまな輝きをもった一ランク上の暮らしという意味をこめています。』とのことです。小宮山さんがBSフジ番組に出演されています。こちらの自治体会員の中に、大田昌博さん(道志村村長)のお名前も見えます。山梨県では北杜市の白倉政司市長も参加されています。
三菱総合研究所 MRI サイトに置かれた、プラチナ社会研究会 『個別事業の情報に関しましては、会員様向けに提供しております。』とのこと。小宮山宏さんは三菱総合研究所の理事長です。

道志村については、道志村のブロードバンド基盤整備 で検討していましたので、大田村長のお話の筋は理解できました。
1.97%がブロードバンド・ゼロ地域、2.住民間の情報格差、3.防災無線難聴地域の存在、4.災害時の孤立化への不安、5.独居老人の増加 という問題を解決する方策として光ファイバーを活用した行政情報提供システムを構築し、村内各戸に告知端末とテレビ電話が導入されたものです。
なお、道志村でのテレビ視聴状況は 1/3 の世帯が個別アンテナで、2/3 は共聴組合を作って(コミュニティ・アンテナ CATV)で東京波の受信が可能だそうです。これには公的な補助金も利用できるでしょうし、テレビを買い替える負担を考えればデジ・アナ変換も助成されているかも知れませんが、私はそこまでは知りません。県内波の中継として道志中継局はあります。
大田村長の話では、テレビ電話も将来的には外部との通話が可能になる事も考えられているようです。光回線がNTT仕様で構築されたから、それも可能だと言えるでしょう。
村内でのインターネット活用について、この番組では話には出てきませんでしたが、おそらく既存の企業や遠隔医療システム、さらに今後「プラチナ」技術をもって参入してくる企業での活用が中心になると思えます。上掲問題の2~5を解決する為にブロードバンド導入が必要だった、それが次のステップに向かう道を付けたと言えるでしょう。
Webページでいろいろ書いたことですが、私は道志村のICT基盤構築施策は長期的に良い成果を生み出すような気がしています。
2011-01-22 山梨県道志村のTV電話。 相模原市の方がブログにお書きになっていました。

上野原市は1月23日に市議選告示、30日投票となるそうです。NPO法人上野原インフォメーション 身近な情報(掲示板)をROMしていて、市民の皆さんが考えておられることはある程度は知ることができます。
私は上野原市の情報通信基盤整備事業の経緯として2010年10月までは追いかけてみましたが、その後は時間も無いので更新していません。今回の市議選に立候補される方々のホームページが公開されているかどうかも未確認なのですが、上野原市のICT基盤整備の目的から考えれば、これまでの政策に賛成であるにせよ批判するにせよ、既にホームページが公開されていないような人が立候補するのはおかしいだろうということを市民の皆さんはお考えになるでしょう。
そして市民が政策を論じ合う場を選挙にはいったら投稿遠慮と考えるのは、ICTとはいかにあるべきかに思いが至っていないように私には思えます。
上野原市のこの事業は、まず箱物を作ってしまった、出来ちゃったものは、これからいかに活用するかを考え続けていくしかない、そういう状態だと私は感じています。詳しくは知りませんがおそらく明野処分場問題などと同じ状況にあるのかも知れません。



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ダービーハット

2009.09.05のブログ記事に書いたダービーハットに出かけました。仕事しながらダービーハットのライブ・スケジュールを見ていて「平山すみえPiano de Night」があると知ったので、支度を何もしていない夕食は今日はここにしようと・・・
到着したのは19時半を過ぎていました、平山さんのピアノは佳境に入っていて料理を待つ間に懐かしい曲がジャズアレンジで流れてきます。生演奏はほんとに久しぶりです。「これは『枯葉』じゃないか、こんなアレンジで聞いたのは初めてだ・・・」とかちょっとびっくりするような演奏でした。ジャムセッションのアドリブのような感じ・・・

ダービーハット ダービーハット

ダービーハット
久しぶりに野菜サラダをたっぷりいただきました、最近は食事が不規則かつ片寄っていて、そんなことも体調に影響していると自覚はしているのですが、分かっていて改めないのが私の悪い癖です。
金沢兼六園の「きんつば」が珈琲と一緒に供されてビックリ! 先日なにかの旅番組で兼六園の雪景色を見ていたので、これも巡り合わせだとシアワセを感じました。
ラストナンバーは「To Love Again」でした、映画「愛情物語」のテーマ曲です。タイロン・パワーとキム・ノヴァクですが、私はませていたのでキム・ノヴァクの映画を追いかけてこの曲に出会った。DVDを探してみようか・・・

Dervyhat21 平山さんは甲府にキャバレーが十数軒もあった時代に、そのバンドでもお仕事をされておられたそうです。当時東京から甲府に来る歌手の伴奏はほとんど初見で演奏する状況だったそうで、なんでもこなせる匠の技が培われたようにお話を伺いました。 木島睦夫さんが倒れられた 【ダービーハットホームページをご参照ください】 後を継がれてこちらでライブを続けておられるとのこと。
今日は日野原さんが外出されていてお話は伺えませんでしたが、美味しい食事と音楽と珈琲の三位一体、久しぶりに贅沢な時間を過ごしました。



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