ICT工夫
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リンク先確認のために久しぶりに開いた森ゆうこ議員のページで、安倍独裁の下で進む農業破壊 という記事に気付きました。この件は全く知りませんでした。
衆議院を確認・・・「主要農作物種子法を廃止する法律案」の審議経過情報 から以下の通りメモしておきます。

【平成29年=2017年】
衆議院議案受理年月日   平成29年 2月10日
衆議院付託年月日/委員会 平成29年 3月 7日 / 農林水産
委員会審査終了と結果   平成29年 3月23日 / 可決
本会議審議終了と結果   平成29年 3月28日 / 可決
賛成会派
   自由民主党・無所属の会; 公明党; 日本維新の会
反対会派
   民進党・無所属クラブ; 日本共産党; 自由党; 社会民主党・市民連合

参議院議案受理年月日   平成29年 3月28日
参議院付託年月日/委員会 平成29年 4月 5日 / 農林水産
委員会審査終了と結果   平成29年 4月13日 / 可決
本会議審議終了と結果   平成29年 4月14日 / 可決
公布年月日/法律番号   平成29年 4月21日 / 20

農林水産省 第193回国会(常会)提出法律案
平成29年2月10日 主要農作物種子法を廃止する法律案
概要(PDFファイル) | 法律案要綱(PDFファイル) | 法律案(PDFファイル) | 理由(PDFファイル) | 参照条文(PDFファイル)
この法律は平成30_2018年4月1日施行です。その時に下記は法令データ提供システム(電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ)からは消滅するでしょう。
主要農作物種子法(昭和27_1952年5月1日法律第131号) 最終改正:平成18_2006年6月7日法律第53号
「稲、大麦、はだか麦、小麦及び大豆」について『都道府県が、種子生産ほ場において生産された主要農作物の種子の発芽の良否、不良な種子及び異物の混入状況等について審査する』ことは無くなるのでしょうか。
外資系企業が種子を供給する場合など、遺伝子組換え問題への対応も変化するのでしょうか。

2017.03.30 JAcom 農業協同組合新聞記事は参考になりそうです・・・【種子法廃止】種子の自給は農民の自立

農林水産省記事の「理由」には『最近における農業をめぐる状況の変化に鑑み、主要農作物種子法を廃止する必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。』 と書かれているだけです。
「概要」のPDFファイルを画像として引用しておきます。
JAcom が論じている国会審議の会議録(誰がどんな賛成意見を述べたか)なども確認しておきたいです。

主要農作物種子法を廃止する法律案の概要

環太平洋経済連携協定(TPP)の危機が無くなったかと思っていたら、そうは問屋が卸さなかったようです。
山梨県の関係例規も今年2017年度中には廃止あるいは改正が行なわれるでしょう。
山梨県例規集
農業立国山梨県がどのように対応していくか、私は農業関係など無知ですが注意していこうと思います。山梨県議会がどこまで地方主権を駆使して県民を守り通せるか、私にはわかりません。
県議会で誰がどのような意見を述べるか、その情報はどのように県民に伝えられるか、それにも注意していることが大切です。



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ポレポレ東中野 | アクセス地図 | 上映予定 に「2017年9月2日公開~9月下旬」と記載されています。ポレポレが上映する意義は大きいです。(2017年7月22日確認、7月25日再確認、ホームページにも掲載されました、上映時刻は下記の通り)

9/02(土)~15(金) 16:50
9/16(土)~22(金)  9:30
9/23(土)~29(金) 10:20/11:40
※9/30 以降上映未定

2017.05.2 地域連携映画上映会『ひいくんのあるく町』開催! 1000人を超える来場者で満員御礼!!
4月29日、本学主催【地域連携映画上映会】が山梨県西八代郡市川三郷町で行われ、卒業製作作品『ひいくんのあるく町』が上映されました。
当日は、2回の上映の他、スタッフ・出演者を招いてのトークもあり、1000人を超える来場者で満員御礼。
・・・先月より新聞・地元TV取材を受け、地元での感心が高まる中、当初来場を800人を想定していたにも関わらず、はるかに上回る来場者で会場は一時大混乱。・・・
 素晴らしいご報告が掲載されている記事です。益々のご活躍をお祈りいたします。(5月3日追記)

市川三郷町 のホームページで広報されています。
広報「いちかわみさと」2017年4月号の裏表紙(PDFファイル版)にも掲載されています。

地域連携映画上映会・映画「ひいくんのあるく町」 | Facebook
日時:2017年4月29日(土)
 第1回開映 14:00~
 第2回開映 17:00~
 (開場は開映10分前、スタッフによる舞台挨拶あり)
会場:中央公民館(市川大門町民会館)(市川三郷町市川大門1785)
主催:日本映画大学
協力:市川三郷町
後援:市川三郷町教育委員会
入場料は無料です。会場は市川三郷町役場本庁舎の傍です。
「ひいくんのあるく町」は日本映画大学第3期卒業制作 ドキュメンタリー 47分/DCP
(※ DCP デジタルシネマパッケージ

地域連携映画上映会・映画「ひいくんのあるく町」上映とスタッフトーク(大学プレスセンター 2017/04/06)から以下引用・・・

日本映画大学(神奈川県川崎市/学長:天願大介)は(2017年)4月29日(土)に、地域連携映画上映会を、映画の舞台となった山梨県西八代郡市川三郷町で開催する。
上映作品ドキュメンタリー映画「ひいくんのあるく町」は、監督の青柳拓さんが出身地である市川三郷町の名物男「ひいくん」と彼をあたたかく見守る町民たちを描いたもので、2016年度の卒業制作として制作された。当日は、上映のほかに監督やスタッフ、出演者のトークも行われる。入場無料、事前予約不要。
ひいくんのあるく町

大学プレスセンター・株式会社大学通信・会社概要 は初めて知りました。今後のためにお気に入り登録(ブックマーク)しておきます。



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リニア中央新幹線の情報ブログ に移行しました。2017.04.28 「リニアトンネル工事、山梨側は視察、長野側は着手、奇しくも同じ日に」



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リニア中央新幹線の情報ブログ で同じ記事を書いています・・→ 2017.04.27 「ストップ・リニア!訴訟」の第4回口頭弁論 4月28日」



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4月14日に記事を書きました・・・ 東富士にオスプレイ6機が飛来予定、4月27日~28日(カテゴリーは「沖縄」に戻しました)

東富士演習場へのMV-22オスプレイの飛来情報について(平成29年4月13日 南関東防衛局)
 本日、米側から、米海兵隊のMV-22オスプレイ6機が、4月27日(木)及び同月28日(金)、東富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。

南関東防衛局の広報はその後も時々確認していましたが、4月26日現在、記事の更新はありませんので、山梨県の北富士演習場まで来ることは無いと思います。
今日のチェックの時に開いてみた 低空飛行解析センター の記事で東京新聞記事を知りました。

MV22オスプレイの重大事故率増加 米海兵隊の全機平均上回る(東京新聞 2017年4月17日)
リードは次の通り・・・(数字の表記変更は引用者です)

 米海兵隊は、各地で運用する新型輸送機MV22オスプレイについて、10万飛行時間当たりの重大(クラスA)事故率が最近5年間は3.44件だったと、本紙の取材に明らかにした。2012年10月の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備前の事故率は1.93件。日本政府は安全性を示す指標の一つと説明してきたが、1.8倍に増加した。(辻渕智之)

未確認ですが、東京新聞の取材記事なので他紙では報じていないと思います。
「1.93」という数値については例えば 「防衛省・東北防衛局がおくる日本の防衛Q&A」テ-マ:オスプレイ② 安全性 の中で中村局長の話として記載されています・・・
 『海兵隊のオスプレイについて言いますと大きな事故の発生率は、10万時間当たり1.93件と言うことになっております。』
防衛省 2012年9月19日・MV-22オスプレイ事故率について(PDFファイル 294 KB) 資料源:米側資料(2012年5月8日提供)として MV-22B:1.93 が記載されています。
防衛省の取組 > 日米安全保障体制 > オスプレイについて がトップページです。「MV-22オスプレイの沖縄配備について 別添5」が上のPDFファイルです。

東京新聞掲載画像

東京新聞の取材報告記事を読んで気になったことを記録しておきます。「1.93」はそのまま信頼できる数値だったのか否か・・・(強調は引用者、引用画像の「見直す可能性」がポイント)

本紙の取材に、米海兵隊側は「事故率は海兵隊の他機と大差なく、安全性や信頼性に特別な変化はない」と強調した。また、今回より前のデータについて、事故評価をしている米海軍安全センター側に「誤りがあり、再計算中」と明かし、見直す方針を示した。普天間配備前の事故率など、日本政府が「米国防総省から提供された数字」(防衛省)と依拠してきた事故率に修正が迫られる可能性も出てきた。

Windows というOS やそれを使うパソコンでも新製品、新機種発表当時はトラブルが多くて次第に落ち着いてくるという経験をしています。オスプレイも事故率は下がっていくものだと考えてよいはずです。1.93 と 3.44 の意味を考えねばなりません。
1)1.93 が 3.44 に上昇した原因はこれこれだと説明してオスプレイ配備については見直すことになる。Windows Vista 導入の失敗体験と似たようなものですね。
2)1.93 は間違えた値で 3.44 より大きな値だったが、このように下がって来て 3.44 になった、さらに下がるので良いとの説明になるなら、1.93 で国民を説得し拙速導入した責任は誰が取るのかという事になる。
どっちにしても腹を切る人が何人か出てくるでしょう。

機種が違いますが、防衛省・自衛隊:CV-22オスプレイについて(2015年8月更新?)には、2014年9月末時点でCV-22の事故率は 7.21 という数値が記載されています。

「自殺率日本一の山梨県」と報じられてきた事に私はこのブログで異議をとなえました。福島県の子供たち甲状腺がんの発生率に問題は無いと言われ続けてきました。山梨リニア実験線のリニアモーターカーは時速500キロでも静かで揺れも無く安全安心だと言われています。そしてリニア新幹線には10兆円の経済効果があるとも・・・
数値で説かれる場合には根拠の確認をすることから始めるのが天邪鬼な私のサガです。
今回のオスプレイ事故率の件は 北富士演習場関係のWebページ で整理しておく予定です。



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平和のつどい/ドキュメンタリー映画「ザ・思いやり」上映会
 日時:2017年5月20日(土) 14:00~
 会場:山梨県上野原市文化ホール(もみじホール)2F会議室
 入場無料
 主催:上野原9条の会
山梨9条の会 では未だ案内されていませんが 「九条の会」(メールマガジン 2017年04月25日 第254号)で知りましたので早目に記事にしておきます。】


ドキュメンタリー映画「ザ・思いやり」公式サイト
防衛庁長官だった金丸 信氏<1977_S52年11月28日~1978_S53年12月7日>の発言から「思いやり予算」と呼ばれるようになったそうで、その実相を描いたドキュメンタリー映画。
内容について「法学館憲法研究所」には、 日本が負担する在日米軍の駐留経費、通称「思いやり予算」に疑問を呈した映画がこの『ザ・思いやり』です。 という記事があります。

映画の公式サイトに解説記事があります・・・ 「思いやり予算」って何?
Wikipedia 思いやり予算 は2016年までフォローしています。

1978年6月~12月の間で 国会会議録を確認すると「思いやり」に言及された発言がありました。
◇ 昭和53_1978年06月06日 衆議院 内閣委員会から引用しておきます・・・

○上原康助委員 【編注・この当時は日本社会党】
 もう時間もだんだん迫ってまいりましたので、あと一、二点お尋ねしておきますが、これも新聞の報道によりますと、また先ほど防衛庁長官も官房長もお話があったのですが、国会の事情が許せば何か十三日ごろからNATO諸国、二十日ごろ米国を訪問をして、ブラウン国防長官といろいろ防衛問題なり在日米軍基地の問題について意見交換をするということのようです。
 そこで、今度の訪米の目的は一体どういうことなのかということ。これも後ほどお尋ねがあると思いますから、そう多くは触れませんが、その中でも、何かアメリカに弾薬を備蓄するという構想まで、ドル減らしの一役かもしれませんが、いろいろ取りざたされているわけですね。酒屋のおじさん転じて弾薬の商人になるということは金丸長官には余り似合わない御商売のように思うのですが、あるいは基地の肩がわり費用ということで三百億ぐらいは日本が負担すべきだということも長官から御発言があったとかなかったとか。地位協定の歯どめなり安保条約が軍事面で変質していくだけでなくて、経済的にも大きく拡大解釈をされている感じを受けるのですが、そこいらの問題についてどういうふうにお考えになってアメリカ側とお話をなさろうとしておられるのか。もう少し政府のはっきりした方針を明らかにしていただかないと、誠意を持ってやろうとしていることに対してまで、ますます国民の誤解を招く面もなきにしもあらずと私は思うのです。
 そういう意味で、全体的中身については時間がありませんので触れませんが、また後の方の御質問との関連もありますから、この際、基本的な姿勢、いま私が申し上げたようなこと等についてどういうふうに考え、政府はどうなさろうとしているのか、ぜひ公式の場で明らかにしておいていただきたいと思うのです。
○金丸国務大臣
 爆弾一万トン、新聞の記事で私は見ましたが、私が考えていることではございません。
 なお、今回アメリカを訪ねるということ、あるいはNATO、ベルギー、ドイツ、そちらを視察いたしまして、アメリカへ行きたいという、その目的は、特定の目的ではありませんが、日米関係は不可欠だ。不可決である以上、いわゆる日米関係の首脳ができるだけ話し合いの機会というものをつくるということは、日米関係を一層緊密にするということでございます。
 なお、分担金三百億という問題は、戦闘機五、六機と言ったから三百億という計算を記者諸君がいたしたと思うのですが、戦闘機は高いのもありますし、安いのもあるということですから、その辺は、私は金額的な考え方で言ったのではないのですが、ただ、日米関係が不可欠である以上、円高ドル安というこの状況の中で、アメリカから要求されるのでなくて、信頼性を高めるということであれば、思いやりというものがあってもいいじゃないか、ひとつ施設庁長官、考えてみろ、ことに大平答弁等もあるわけでありますから、そういうようなことについても考えてみてくださいというような話をいたしたわけでありまして、私は、その交渉で向こうへ出かけるわけじゃありません。
 なお、その分担金等の問題について、いろいろ私も施設庁長官にも指示いたしておりますので、施設庁長官からも御説明を申し上げるようにいたしたいと思います。

◇ 昭和53_1978年06月08日 衆議院 内閣委員会・・・

○中川秀直委員 【編注・この当時は新自由クラブ】
(前略)
 次の問題に移らしていただきます。
 大臣、この二十日ごろにアメリカのブラウン国防長官と御会談の予定と伺っておりますが、その会談のテーマに恐らくなるであろうと私どもが推察をしていることに、おとといの委員会でも質疑がありました在日米駐留軍の経費の問題、この問題が出てくるだろうと思うのです。私どもは、日本の防衛を確保するためには、日米安全保障条約によるアメリカとの集団的防衛体制というものはどうしても不可欠なものである、こう考えています。
 しかし、国際環境の変化とともにその防衛の能力と責任における日米間の非対称性といいますか、ある意味では片務性というもの、これはアメリカにとってもかなり耐えがたいものになってきているんじゃないかという気が強くいたします。したがって、日本は必要かつ可能な範囲においてアメリカと責任、負担を分かち合わなければならない、こう思う。そういう方向でやはり在日米駐留軍経費の問題は考えなければいけない。単に円高でこうなっちゃったから、相当損したからというだけではない、もっと幅の広い発想が必要なんじゃないかという気がするのです。大臣、ブラウン長官との会談に臨まれる基本方針、この問題についての御方針、いかがでございますか。
○金丸国務大臣
 ブラウン長官と六月二十日の日にお会いすることになっておるわけでありますが、その目的は、日米安保条約は不可欠であるということ。
ややもすれば、アメリカ訪問もあるいはアメリカから日本を訪問する関係の政治家あるいは軍人、こういう人たちも儀礼的な面もないばかりじゃない。
しかし、日米安全保障条約が不可欠である以上、この問題が儀礼的であったんでは、それは信頼性を高めるわけにはいかない。
そういう意味で、アジア離れやその他諸問題があるわけでありますが、ひとつそういう問題にはだで触れながら十分な話し合いをして、日米関係の信頼性を高めるというようなことに重点を置いて、私はブラウン長官ばかりでなくて、私は素人ですから、技術屋でないから、あるいは制服でないから、そういう面を視察してみても、いわゆるそういう技量を持った人たちが会えば、見れば、その効果はあると思うのですが、そういう意味で、私は政治家ですから、ブラウン長官とかあるいは上院、下院の委員長とか、あるいは国務長官とか、あるいはカーターの補佐官とかそういうような人たちと十二分に話し合いをしてみたいということです。

 いま分担金の問題も出たわけでありますが、分担金の問題につきましては、先生のおっしゃられることも私にはわかります。わかるけれども、地位協定というものもあるわけでありますから、その地位協定を逸脱していくことはいかがかと思う。
ことに大平発言等もありますから、それも踏まえながら、ただこの私の考え方は、きょうこの時点における分担金の問題についてはアメリカが日本に要求するということでなくて、日本がそういう問題について、円高ドル安という問題もこれあることだから、ひとつ思いやりある配慮をするということが日米関係を高からしめるという考え方を私は持っておるわけであります。

 ですから、この分担金の問題について私はあれこれ向こうさんと話し合うという考え方は持っております。あるいは向こうが持ち出すかもしらぬ。だけれども、それはアメリカが考えることでなくて、日本がいわゆる思いやりということで考えるべきじゃないかというような話をしようと私は思っておりますが、日本の今日の安全が、あるいは独立が保てるような日米安全保障条約、これは不可欠だ、私は信念的にそう思っています。
ですから、それには深い思いやりというものが必要だという、こういう考え方の中で分担金の問題については対処していかなければならぬじゃないか。それにはいわゆる与野党、先生方にも十分な御理解を得なくちゃならぬ、私はこう考えておるわけであります。
○中川(秀)委員
 当面の問題については、私はこの分担金の問題、大臣のおっしゃること、よくわかります。私は、それでひとつ大いにがんばって、いろいろな、はだで感じ合える隔意ない対話をしてきていただきたいと思うのですが、しかし将来の問題を少しさらに考えてみますと、その思いやりというものが、先ほどお話ししたように、日本も必要かつ可能な範囲において責任と負担を分かち合う、こういう、より本質的な問題をいずれ絶対に考えるべきときが来るだろうと思う。
(以下略)

◇ 昭和53_1978年07月04日 衆議院 決算委員会・・・

○金丸国務大臣
 私はブラウン長官と会いまして、会談の内容につきましては、日米関係は不可欠であると――アジア離れをしておるということも耳にするけれども、アメリカはこれに対してどのような考え方であるかという問題、これに対しては歯切れのいい言葉で、いわゆる日米関係は不可欠である、それがアジアの安定であると、非常に歯切れのいい再確認をいたしました。
 次に、防衛分担金という問題につきまして、これは私から言い出したわけでありますが、いわゆる日米関係が不可欠ということであるならばこの信頼性を高めることは必要である。その信頼性を高めるということは、いわゆるドル安、円高というとき、思いやりという気持ちがあればこそこの信頼性が高まる。しかし、それはアメリカから要求されることでなくて、日本自体が考えるべきことだと私は思う。
(以下略)

昭和53_1978年08月16日 衆議院 内閣委員会・・・

○金丸国務大臣
(前略)
 なお、駐留軍経費の問題については、私から思いやりの立場で地位協定の範囲内でできる限りの努力を払いたいと考えており、現在具体的数字を挙げて約束することはできないが、ブラウン長官の訪日までに防衛庁の考え方をより詳細に説明できるよう努力する旨述べましたところ、ブラウン長官はこれを高く評価し、特に米側から要望はありませんでした。
(以下略)

金丸氏の発言を読むと「思いやり予算」には円高ドル安という時代の背景もあったのでしょうか。そうだとすると円安ドル高の時勢では実質は同じでも金額的には変化しているのかも知れません。そして「思いやり」の中味はどうなのかという事も気になります。 「思いやり」は日米地位協定で十二分に尽されているではないかと言えるかも。
映画「ザ・思いやり」が2015年に制作されていたことすら知らずにいましたので、時間があれば見ておきたいと思います。
リニア中央新幹線だけじゃなく「思いやり予算」も山梨県民が尊敬する金丸信氏のお仕事だと理解できたことは収穫でした。
あっ、ついでに書いときますが、私、これまでもこれからも一匹子羊でして「共謀」する人は誰もいませんので念のため。

映画タイトルをブログで見ても意味不明かも知れないので記事タイトルを変更しました。「思いやり」から「おもてなし」へとキャッチフレーズが移行したので、山梨県も今はリニア新幹線事業の「おもてなし」に注力しているようです。



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山梨県13市、8町、6村、合計27市町村
◇ マーク はホームページを開いて話題の「弾道ミサイル落下時の行動等について」の記事だと分かるサイトです。
◆ マーク は当該記事はあるが、ホームページを開いてそれと認識できないケース。山梨県庁と韮崎市が該当します。
マーク無し 私にはホームページで確認できなかったサイト。
【以下、2017年4月24日 20:00 再確認まで、この記事は 「弾道ミサイル落下時の行動に関する日本国政府指令」(2017年4月21日記事の続報として書きました)】

山梨県 「武力攻撃やテロなどから身を守るために」を開けば良い。(情報共有精神の欠如)
「注目情報」で「弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について」と修正済みを4月25日に確認しました。ホームページに常時表示の告知です。
◇◎ 甲府市 | Twitter 甲府市役所 | Facebook 甲府市役所
富士吉田市
都留市 4月25日確認
◇◎ 山梨市
大月市
韮崎市 「全国瞬時警報システム(J-ALERT)について」(2017年4月24日)、日付からこれだろうと思って開きました。(J-ALERT には空襲警報を含むのか、私は未確認)
南アルプス市
北杜市 「暮らしの情報」4月25日確認
甲斐市
笛吹市
上野原市 「行政・新着情報」2017年4月25日 弾道ミサイル落下時の行動について、確認しました
甲州市
中央市
市川三郷町 弾道ミサイル落下時の行動について (4月25日)
富士川町 2017年4月26日 弾道ミサイル落下時の行動について、確認しました
早川町
身延町 4月25日確認
南部町 4月25日確認
昭和町 4月25日確認
道志村 「新着情報」4月25日確認
西桂町 「新着情報」弾道ミサイル落下時の行動について 2017年04月25日 更新、確認しました
忍野村 2017年4月26日 弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について、確認しました
山中湖村 弾道ミサイルが落下する可能性がある場合の行動について(2017年4月25日 総務課) 確認しました (北富士演習場がある地域です)
鳴沢村
富士河口湖町 4月25日確認
小菅村
丹波山村

◎ 甲府市サイトは市民向け、観光向けに分かれていますが、そのホームページに記載があり、市民向けページにも同じ記載があるので優れています。山梨市も同様です。甲府市では Twitter と Facebook も活用されています。
甲府市ホームページが現在のスタイルに更新された時に、緊急時広報体制はどう扱われるかを心配していたのですが、甲府市Web担当部署はその杞憂を払ってくれました、素晴らしい対応です。
このミサイル警報が想定されている時期に観光に出かける日本国民はいないと思いますので、今回は市民向けだけでよいと思います。
今後もこのスタンスを忘れず、観光来県中の方々にも関係する事案の場合は市民向けと同時に観光ホームページの方でも告知なさる事を期待します。

4月25日北鮮の軍事記念日が焦点になっているようですが、とにかく、日本海、東太平洋での日米軍事行動が終息するまで、上掲サイトの記事は常にトップから見えるように維持なさっていただきたいと思います。

行政の方々はとっくにご承知と思いますが、山梨県内在日北鮮系組織への警戒態勢も整っていると思います。

全国都道府県市町村を確認してみたいですが時間が無いので原発所在地をちょっとだけ確認しました。
北海道宮城県茨城県新潟県滋賀県愛媛県 には当該記事が出ていました。
鹿児島県は「緊急情報」をクリックすれば記事が見えます。 青森県佐賀県も同じ。「防災カテゴリー」です。ホームページに「新着リスト」がある時はそれを使うのが良い。
福島県福井県、 は見つかりませんでした。
【福島県では、2017年4月21日更新弾道ミサイル落下時の行動等についてお知らせします。(危機管理課)・・・すでに新着情報の過去記事になっていることを4月25日に確認しました。】
 【福井県では「災害・防災情報」を開けば 2017/04/24 【福井県】弾道ミサイル落下時の行動等について、がありました。】

ちなみに核兵器を使わずに日本に核被害を与えるなら北鮮ミサイルの標的は自ずから明らかです。秋田県沖に落ちる向きが変わるのだと思えます、ピンポイント制御の能力が既にあるなら。

安保法制下で非常時・戦時対応について山梨県内で情報の扱われ方について考察する意味でカテゴリーは「安保法制」

 政府は21日、都道府県の危機管理担当者を集めた説明会で、北朝鮮の弾道ミサイルの着弾を想定した住民避難訓練を行うよう要請した。政府は3月、秋田県男鹿市でミサイル着弾を想定した住民避難訓練を行っていたが、全都道府県に要請したのは初めて。避難先をあらかじめ決めずに住民が臨機応変に対応する訓練や退避が間に合わない住民がいるケース、自動車運転中の避難などを例示。また、内閣官房ウェブサイト「国民保護ポータルサイト」にミサイル落下時に取るべき行動を掲載し、各自治体に住民への周知を求めた。

遅れて気付きましたので 北朝鮮ミサイル 着弾想定の住民避難訓練 都道府県に要請(毎日新聞 2017年4月21日) から引用しておきました。Webサイトの周知を求められた山梨県自治体の対応状況をはからずも確認してしまったのです。(2017年4月26日追記)



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手話通訳が配置されます。(以下は主催者さんからの追加情報です 2017.05.20)
 今回、第1回の映画(10:00~12:00)と舞台トーク(12:15~13:15)に「手話通訳」を配置することに決まりました。
 聴覚障害者の方は、映画の場合、洋画は文字スーパーがあるので見られますが、邦画はほとんど無理のようです。「標的の島」に「バリアフリー素材」はないか、配給会社に問い合わせましたが、残念ながらその用意はないということでした。
そこで、「山梨県立聴覚障害者情報センター」に相談したところ、映画にも手話を付けることができるということで、お願いすることになりました。
「障害者差別解消法」が施行されてから1年以上たちますが、講演会等では「手話通訳」も付くことも増えてきましたが、文化芸術分野の現場ではなかなか進んでいない現状もあるようです。
・・・・ということで、これが前例になって山梨県内でも文化芸術分野でのバリアフリー化が進むことを ictkofu も願っています。

昨日4月21日、弾道ミサイル落下時の行動に関する日本国政府指令が公開されました。
「日本国が標的になる原因を作ったのは、どこのどいつだ!」ということで早目の告知にしました。
上映日が近くなる頃に再掲します。公式サイトには全国各地での上映予定が掲載されています。東京では「ポレポレ東中野」で上映中です。

標的の島 風かたか
ドキュメンタリー映画「標的の島 風かたか」三上智恵監督最新作
日時 : 2017年6月10日(土)10時から3回上映されます。(119分)
会場 : 山梨県北杜市長坂コミュニティホール(JR長坂駅隣り)
料金 : 前売 1000円 当日 1200円 高校生以下無料
主催 : にらいかない北杜・・・前売券取扱所と上映時刻の案内

映画 『標的の島 風(かじ)かたか』 公式サイト | 『標的の島 風かたか』 Facebook

標的の島 風かたか

このブログでは紹介チラシの部分掲載です、映画の公式サイトからダウンロードできるPDFファイルを是非ご覧ください。

標的の島 風かたか

ご覧になった方の感想文がありました・・・「標的の島 風かたか」を観て(Miho Aida 2017年3月31日投稿)

三上智恵監督作品 | 三上智恵 Facebook
「標的の村」
「戦場ぬ止み」(いくさばぬとぅどぅみ) | 「戦場ぬ止み」監督が描く 辺野古基地問題の“不都合な真実”(日刊ゲンダイ 2015年7月29日)

これまで「標的の村」や「戦場ぬ止み」などの上映会や講演会を開催して来られた北杜市の皆さんが、その都度「◯◯◯上映実行委員会」ではなく統一した団体名にしようということで、琉球・沖縄の信仰に関係する「ニライカナイ」から 「にらいかない北杜」 と命名されたとのことです。
「ニライカナイ」という信仰(この記事の内容は私が知っていた意味に近いのでご案内しておきます)

「にらいかない北杜」さんの会合、4月25日(火)午後7時~ 高根環境改善センター1階和室。チラシ・チケット配布を含めたミーティングとのことです。ご関心ある方はご参加くださいますよう。



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2017年4月21日 大本営アベ総統閣下からのお知らせです。

弾道ミサイル落下時の行動

弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A

問1 ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか。
(答)
北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する場合、極めて短時間で日本に飛来することが予想されます。
例えば、平成28_2016年2月7日に北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射された弾道ミサイルは、約10分後に、発射場所から約1,600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。
なお、弾道ミサイルの種類や発射の方法、発射場所などにより日本へ飛来するまでの時間は異なります。
問2 なぜ頑丈な建物や地下街などへ避難するのですか。
(答)
ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには屋内(できれば頑丈な建物)や地下街など(地下街や地下駅舎などの地下施設)への避難が有効だからです。
問3 自宅(木造住宅)にいる場合はどうしたらよいでしょうか。
(答)
すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下街などがあれば直ちにそちらに避難してください。それができない場合は、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
問4 建物内に避難してから気を付けることはありますか。
(答)
爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
問5 弾道ミサイルの情報が伝達されたとき、自動車の車内にいる場合はどうすればよいですか。
(答)
車は燃料のガソリンなどに引火するおそれがあります。 車を止めて頑丈な建物や地下街などに避難してください。周囲に避難できる頑丈な建物や地下街などがない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部を守ってください。
問6 車から出ると危険な場合はどうしたらよいですか。
(答)
高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機してください。
問7 ミサイルが着弾した後は何をすればいいですか。
(答)
弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。 そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めてください。また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。
問8 近くにミサイルが着弾した時はどうすればいいですか。
(答)
弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが、次のように行動してください。
● 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。
● 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉してください。

山梨県内住宅地に設置されている防災放送のスピーカーから「空襲警報発令」の大音量サイレンが響き渡る、そのテストも必要です。
ごちゃごちゃ説明は無用、「ミサイル警報発令」を繰り返すだけで十分。終ったら「警報解除」の繰り返しで良い。
お年寄りの方々が昭和20年の体験を思い出して子供や孫達に話して聞かせるのも良い、子供たちも心の準備が出来ます。



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リニア中央新幹線の情報で同じ記事を書いています・・→ 2017.04.20 「リニア変電所対策の実例があります、長野県豊丘村」



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