ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Log20120531 2012年5月は原発震災に関連した講演会などが多くて、私も久しぶりに幾つか参加できました。3.11以来の山梨県内の動向をいつかまとめて整理しておくつもりです。

最近、トレンドマイクロ .SJDC ドメインについて記事のアクセスが毎日複数あることに気付いていましたが、おそらくサーバーのアクセスを確認している管理者さん達が、この訝しいアクセスについて調べておられるのでしょう。
子供が出かける先を親が事前あるいは事後に安全・安心を確認している、そういう親心なわけです。道路が広くなれば車も増える、トレンドマイクロ .SJDC はそういうものだと考えることにしています。
同様な機能を果していると思えるアクセスは他にもありますが、私は.SJDCと同様にとりあえず対応は放置しています。

毎年四半期毎にブロードバンド・インターネットの加入数が総務省関東総合通信局から発表されています。それを見ていると山梨県ではCATVインターネットのピークは平成19(2007)年末の23千がピークで、以後は漸減傾向にあるようです。
同じ期間でブロードバンド全体の伸びは167千から207千と4万増加、FTTHが53千から134千に8万という大幅な伸びです。 ADSLは90千から47千にピーク時に比して半減しています。
山梨県-2011年12月末現在、ブロードバンド  207,990  の内訳は、光(FTTH) 134,881(65%)、ADSL 47,301(22%)、CATV 21,815(10%) という住み分けです。
インターネット界てはテキスト発信に併せて動画も多くなっているのは、接続回線の全国的な傾向を反映しているものです。
その活用形態のひとつが、前記事にした「やまなしFree Wi-Fi」 だと理解しています。回線インフラという箱物が出来た後に、活用するのはソフトの問題であり、ここでもソフトが先か箱物が先かという問題は変らないものです。地域力の発揮状況がインターネット界でも見えてきていると私は思いながら全国巡礼をしています。

その他のアクセスは、このような意味で情報発信の地域力と相関関係にあるように感じています。一目瞭然でコメントは必要無いでしょう。

最近は時間が無くてろくに確認もできないのですが、6月は地域議会の定例会が開催されます。昨年の6月議会の事は思い出したくもないのですが、新年度最初の議会ですから、時間が取れる限りは、「昨年度以来の問題のその後」 について確認しておきたいと思っています。



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このプロジェクトが始まっていることは、次のページから知りました・・・
◇ 富士の国やまなし観光ネット、やまなしFree Wi-Fiプロジェクト(やまなし観光推進機構)
◇ シナプテック株式会社、やまなしFree Wi-Fi プロジェクトの推進について やまなしFree Wi-Fi

プロジェクトに参加された方の記事は 「やまなしFree Wi-Fi」 などで検索すればヒットすると思いますが、私が気付いたのは
◇ 笛吹市の観光ホームページから、笛吹市内Wi-Fiスポット(2012年3月29日更新)
◇ 山梨市の佐藤農園に、2012年5月7日 「やまなし Free Wi-Fiプロジェクト」に参加しました。佐藤農園に、Wi-Fi端末が設置されました。

無線LAN接続機能があるノートパソコンを持って外出した時に、インターネットと接続する方法のひとつは、「公衆無線LAN」のアクセスポイント(ホットスポット)を捜して、自分が契約しているプロバイダーと接続することです。私も時々利用しています。
「やまなしFree Wi-Fi」 がインターネット接続の無料環境を提供してくれているなら、ありがたいと思いました。

出かける予定があったので時間をとってテストしてみました。「公衆無線LAN」アクセスポイントの現況を私はほとんど知りません。テストした後で調べてみたことを 「やまなし Free Wi-Fi プロジェクト」 として記事にまとめてみましたので委細についてはご参照ください。

ユーザー認証画面から新規登録するにはメールアドレスの登録が必要ですが、これは折り返し返信があり、それに従ってアクセスすることで登録完了になります。
それ故に、新規登録するメールアドレスはその場で携帯電話で受信できるメールアドレスにしておく必要があります。この段階では一般インターネットに接続されていないので、パソコン用のメールアドレスは受信できません。
このあたりのことは、甲府市総合市民会館での甲府市インターネットフリースポットのメール認証と同様でしょうが、未だ使ったことはありません。

ユーザーの新規登録だけなら自宅のパソコンから登録できます。あらかじめ登録しておいてから現地アクセスポイントに出かけると便利かも知れません。
冒頭に書いた公式サイトはWi-Fiルーターを設置するお店を募集することに重点が置かれているようで、私の探し方が悪いのか、客として出かける側がどのようにアクセスして情報を得られるかが分からないままに、私はテストに出向いたのでした。

インターネット接続には時間制限があります(1回10分、1日2回まで)。
従って、このプロジェクトのポイントは、「光ステーション」という閉じたネットワーク中で、参加された各店、施設、地域が来客に対して、どのような情報を提供するかにあると考えられます。

例えば、スーパーやまと 甲府銀座店さんに出かけた時に、チラシに書かれているのと同様な、本日のお買い得品などの情報がスマホなどで読み出せれば、買い忘れ無くゲットできるような気がします。

このプロジェクトは、NTT東日本|公衆無線LANアクセスポイント「光ステーション」 の営業活動と連携していると思えます。出先にあるアクセスポイントでインターネットに接続したいユーザー多ければ、有償登録ユーザーも増えると思えます。

外国人観光客を意識したサービスである場合には、参加各店、各組織ではそれに対応した言語でのページ作りも必要かも知れません。

外国人観光客が何を求めてネット接続したいのか、私にはわかりませんが、もしも、訪問先の情報では無く、観光施設やワインなど山梨特産品の一般情報を求めているなら、インターネット接続時間に制限があることは障壁となると思えます。
富士の国やまなし観光ネットの外国語版サイトをアクセス無制限のサイトとして「光ステーション」に認知されるシステムにしておく必要がありそうに思えます。

このプロジェクトが成果を上げるには、まず、利用方法の説明をどのように広報するか、そこがポイントになっているように感じました。

Wi-Fi倶楽部Greenflashcafe

朝日通り商店街には、 「やまなしFree Wi-Fi」と、もうひとつ別なプロジェクトが活動しているようです。グリーンフラッシュ・カフェ のウィンドウに貼られたポスターを見て、お店に入りました。同じデザインなのですが、SSID : WIFI-NTT-TRIAL に疑問を感じたからです。
マスターにご指導いただきながら接続に成功して開いたページが図の「Wi-Fi 倶楽部」でした。時間がなかったのでアドレスだけマークしたのですが、自宅からでもこのページは開きます、しかしこの続きは現地のアクセスポイントに接続しないと動かないようです。
これが任天堂DSでも使えるエリアネットワークで、朝日通り商店街では過日のハナミズキ祭りなどの折にも活用されて賑わったとのことです。
このお店は朝日通り角にあるスーパーオギノの向い側になりますので分かりやすいです。ホームページの他にグリーンフラッシュ・カフェのブログもあり、Macintoshを使いこなしておられるようです。
かねてから朝日通り商店街の活性化活動に私は関心をもっていますが、最近は時間が無くてフリーマーケットにも出かけられません。この Wi-Fi 活用には大変興味がありますので、再訪問したいと思っています。



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震災がれき(災害廃棄物)処理 新潟県から環境省への再質問 2012-05-21 を公開記事から編集して掲載しました。
とりあえずこの部分だけを整理したのは、内容が優れているからです。災害廃棄物広域処理に対する新潟県対応の経緯は以下の公開記事があります。

◇ 2012年04月06日-環境大臣に対し、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条第1項に基づく広域的な協力の要請」に対する検討結果を提出しました。

◇ 2012年05月11日-災害廃棄物の広域処理の必要性及び放射能対策に関する質問」に対する環境省からの回答がありました。

◇ 2012年05月21日-環境大臣に対し、東日本大震災により生じた災害廃棄物の放射能対策及び広域処理の必要性に関する再質問を行います。

5月21日付け再質問の内容を一読して私は驚きました。柏崎刈羽原子力発電所がある新潟県ですから当然かも知れません。
◆ 2012年03月07日-凸版印刷、放射性物質を吸着するゼオライト機能紙を開発 というプレリリースが出ていました。
 放射性物質であるセシウムを吸着するゼオライトだそうですが、たっぷり吸着したものは放射性廃棄物となるのでしょう。バグフィルターと同様かと思います。放射能は消えない、移転するだけだと言われています。
◆ ベントナイトについては、株式会社ホージュン 放射性廃棄物 のページが見つかりました。

山梨県内では、甲府市、中巨摩、峡南、峡北、大月市、富士吉田市、上野原市、山中湖村 の8組織でも山梨県庁を介して新潟県と同様に環境省とのやり取りが行なわれているだろうと思いますので、時間があれば確認したいと思っています。まさに平成版川中島でしょうか、でも今回は共通の敵と戦っていますね。


◇ 広島県福山市の市議会議員落合真弓さんのブログで2012年05月29日、がれき処理についての新潟県知事の環境大臣宛の再質問 として5月21日の記事に言及されていました。新潟県知事から環境省への質問はおそらく全国の広域処理関連自治体から注目されているものと思います。新潟県庁の「リサイクル・ごみ」ホームページで広報されるであろう環境省からの回答は、そのような全国の自治体に対する回答でもあると解されるでしょう。
2012年4月11日に長野、鳥取、三重、広島、徳島、高知の6県の知事が震災がれきの広域処理に関して、環境省に共同の要請書を出しています。この結果がどうなったか、私は確認できていませんが、新潟県への回答には注意していきたいと思っています。【2012-05-29 追記】



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2012年5月26日(土) 14:00から甲斐市敷島総合文化会館で開催された明野処分場シンポジウム―赤字と安全のゆくえ― に参加することができました。【主催 : みどり・山梨

明野処分場シンポジウム
坂野 斎さんは所用により欠席され「明野処分場シンポジウムによせて」という書面が配付されました

シンポジウムのスタートは梶山正三弁護士の「明野処分場の課題と今後」という基調講演でした。講演というより問題を把握するに必要な廃棄物埋立事業の本質的な解説をしていただけたと私は理解したのですが、これは目からウロコでした。何しろ環境問題には知識が乏しく、ごみの埋め立てと言えば東京夢の島を思う程度の私です。
廃棄物処分場とは10万年後の世界に引き継ぐ核廃棄物最終処分場の短期決済版みたいなものだとしか私は考えていなかったのです。ですから管理型というのはプールのようなコンクリートの器を埋めていくものだろうなどと、冷汗ものです。

梶山さんのお話から私が理解したのは、埋め立てるということは、有害物を時間をかけて環境に排出していく方法なのだということです。人智を尽してそれをコントロールし、モニタリングしながら、環境が変化しないように少しずつ自然の中に出していく方法が埋め立て事業らしいと一応理解しました。
しかし、明野処分場にはそのモニタリングシステムが完備していない、欠陥を前提としたフェイルセーフ(失敗しても安全は確保)という考え方が欠如しているようです。それでは原発で言われていることと同じではないですか。約5.5年と短期間での埋立終了で終るのではなく、10年、30年、50年というスパンの事業のようですが「最期」は想定外として、誰も責任をとらない仕掛けになっているのか。

漏水問題(電気的検知システムの不具合)を追求するだけになって、廃棄物埋立とはどういうことなのかという観点から、本質的な問題を提起しないような住民運動ではいけないというご意見のように私は感じました。

事業者と行政の体質に目を向けるべきである、というご指摘もありました。「安全管理委員会」とは何のために設置された、どのような組織なのかを考えずに、住民運動が安全管理委員会に期待を抱いているのはおかしいというご指摘もあったように思います。これについて私は全く同感です。

以前からIT関係などフォローしている時に、梶山さんが書かれたことを使わせていただけば、「ご用学者」+「ご用市民」+「味付け要員」(異見ある国民をなだめる調味料)で構成される政府の***審議会だといつも思っていました。甲府に来てネットから情報を得ているうちに地方行政もそれに習っているらしい事を知りました。でもメンバー表を見てもどのような方々か私は知りませんので審議会の最終提言・報告を見て判断しているだけです。いつも行政の想定通りになっていますよ。これを「アリバイ工作」とネティズンは呼びますね。

明野処分場シンポジウム

いのち・むすびばからの意見発表もありました。震災がれき広域処理問題ですが、これは私も色々書いている事なので省きます。
明野処分場は県内の産業廃棄物を受入れるという協定になっているので、福島の汚染廃棄物を全国拡散する環境省工作が進行中 に関わる問題は、明野協定が変更されない限り持ち込まれることはないそうです。

しかし、山梨県、(財)山梨県環境整備事業団及び北杜市の三者で締結された協定書ですから、北杜市長が認めれば前二者の望むように改訂出来るものでしょう。2008年11月16日に当選された現市長白倉政司さんは2012年11月に改選を迎えます。今年の北杜市市長選挙は震災がれき広域処理への明野対応についても決定的な意味をもつことになるものだと思います。

2012年5月29日(火)12時~13時 場所:参議院議員会館地下1階B107会議室
明野処分場シンポジウム

今回、「いのち・むすびば」から紹介されたので、この事を私は知ったのです。『当連合会は、本件事故の被害者に対する人道的援助の第一次的責任は国にあることを踏まえ、包括的な援護立法を制定すべきであると考え、生活再建支援制度の創設、国による被害者の健康管理調査と無償医療の実施及び被害者の自己決定権の尊重等の提言を行っております。』 日本弁護士連合会の2012年05月29日分広報記事
「福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク」に、2012.04.14 自主避難者支援 恒久的な対策立法を急げ という記事があります。
「被害者同士を対立させる」ような国家政策の犠牲となっている人々が確かにおられるのです。人として当り前の選択権、自己決定権を奪われ、それを行使するに罪悪感すら伴う、そういう状況に置かれているのは、福島県の方々だけでは無いことを山梨県の皆様も考えるべきだと思います。

これこそは、フォトジャーナリストが記録した明野処分場問題写真集だろうと思います。
明野処分場シンポジウム

明野処分場問題も震災がれき処理も、狭い地域が関係するだけの事では無いはずです。「環境」にも市町村境界はおろか町内会(自治会)の境界があるかのように対応している行政に対して、なんら疑問を抱いていない人々が大半かのように思える山梨県なのでしょうか。
会場ロビーに展示されていた多数の写真は、まるでピューリッツァー賞候補作品のように私には見えました。



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2012年5月23日の読売新聞山梨版で、暴力団トラブルと「縁切った」  甲府で安全宣言 との記事が出ているのに気が付きました。
「甲府市中心街みかじめ料縁切り同盟」は22日、「甲府市中心街安全宣言」を発表した。とのことです。

甲府市中央の銀座通りで開かれた「安全宣言大会」には約100人の商店主が集まった。あいさつした甲府市の宮島雅展市長は、今年4月に同市が暴力団排除条例を施行したことに触れ、「中心街に活気が戻ることを期待している。今後ともスクラムを組んでがんばりましょう」と呼び掛けた。
甲府署は昨年5月の山梨一家の分裂以降、夜間に署員を中心街に配置して抗争の警戒を続けてきたが、甲府商工会議所などからの要請で今年4月には中心街を巡回する方式に変更した。同署の中嶋元昭・組織犯罪対策課長は「小康状態にあるものの、暴力団同士の対立は終わったわけではない。これからも警戒を続ける」と話している。

以下は、『暴力団山梨一家の分裂、抗争を警戒中につき・・・』 というタイトルで 2011.06.08 に掲載したものです。それを削除せずに、いつか復活させる時が来ることを想定して、非公開設定にして保存していました。


山梨県警察本部-『山梨の暴力団情勢』山梨一家の分裂、抗争を警戒中 警察では情報収集及び関係箇所に対する警戒を強化しています!(6月7日)

指定暴力団稲川会傘下の山梨一家が稲川会から離脱するグループとそれ以外とで対立している様子が見られます。警察では情報収集及び関係箇所に対する警戒を強化しています。
ついては、暴力団員の出入りなど関連情報がある場合は、警察本部又はお近くの警察署まで情報をお寄せ下さい。また、警察官が警戒中の場所に興味本位で近づかないこと、警察官から避難等の指示を受けた場合の速やかな対応等にご協力下さい。

関係箇所とは何処でしょうか、複数あるのでしょうね、それらの地域に県外から来た人の車などが知らずに近付くと、敵対組織の襲撃と間違われて弾丸が飛んでくるようなことがあるといけません。
警戒中の警察官から職務質問を受けたりして不快な思いをするかも知れません。
放射能汚染と二重苦で大変ですが、何ごとも情報は的確に開示することが大切な気がします。

【風評】 山梨県はどこが危険か分からないので暴力団抗争の終結宣言が出るまでは観光も遠慮しよう・・・?

「関係箇所」かどうか不明ですが、私がこれまで書いていた記事には以下のようなものがあります、その後については全く知りません・・・
2008.02.09 組事務所石和移転、地元の対応策
2008.02.11 東油川広域暴力団追放対策協議会
2008.02.18 山梨一家は笛吹から国母へ?

2011.06.08 00:01 この記事はいずれ削除する予定です


私は中学生の頃、どこかすさんでいる子供だったようです。級友のお父さんがご心配くださったのでしょうか、お宅におじゃまするたびに 「存在するものには意義がある」 という言葉など、色々な話をしてくださったことを、その後も折りにふれて思い出しています。
社会人になってから何かトラブルに出会うたびに 「それが何故存在するのか」 を考えるようになったのは、そういう子供時代の刷り込みがあったからだろうと思います。
全ての「存在」には、それが「存在する意味」を考えるきっかけを与えてくれるという「意義」がある。考える事なくその存在を排除すれば一件落着ではない。
Windows95 が始まった当初から私は Internet Explorer が嫌いでした、その存在と台頭が疎ましかった、インターネット社会をねじ曲げていく元凶のように考えていました。しかし Microsoft Windows® というインフラが世界に定着している状況下で Internet Explorer® をどのように使いこなしていくべきかという考察に、私はシフトして来ました。
原発村と原子力研究の関係も似たようなものかも知れません、原発村が「存在する意義」は確かにあるのです。【2012-5-25 追記】



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北斗米 ゆきのつや 北斗米「ゆきのつや」の産地は北海道 (※)
特徴―ゆめぴりか・ななつぼし・おぼろづき・あやひめ・きらら397 の5品種の種もみを1つの田んぼに混ぜて育てた栽培方法で病害虫にも強く、農薬・化学肥料の使用回数も減らすことができました。
北斗米とは、大雪山の澄んだ水と魚カスを主体とした有機肥料をたっぷり使い、さらに安全を求め農薬を最小限に抑えて栽培しています。

お米のストックが切れて、いつもの和穀菜汁 魁に出かけました。私は2か月間に3回くらいお米を買うペースですが、1回に2~3kgにして、お店が用意している色々な銘柄から選んでいます。とは言っても大抵は「今日のお勧めは何ですか?」という問いかけで始まるのですが。今回は北斗米「ゆきのつや」を選択したのです、ふとオリンピック五種競技イメージしたのかも知れません。

北斗米 「ゆきのつや」 は植物が本来持っている力を引き出す栽培方法で育てたお米だとのことです。「混植栽培」と書かれている記事もあります。
★ お米を収穫してから混ぜる「ブレンド」ではなく、種もみの段階で混ぜ合わせて植える。
★ 異品種間の競争による相乗効果が生まれ、根の張り方から競い合い、元気に育ち、倒状にも強くなる。
★食味のいいもの、病害虫に強いもの、収量の多いもの、粘りが強く、つやがあるものなどの品種の特徴が充分に発揮される。
★ 有機肥料をたっぷり使っているので、農薬も減らせるし、玄米で混ぜるより美味しくなる。

(※)【北斗会】 ~ 有機栽培米研究グループ
 『北斗会』 は、米どころ 北海道上川郡東神楽町 を中心に70名の農家が参加して作られた、有機栽培米の生産者の会です。会の結成は平成3(1991)年ですが、有機栽培は昭和63(1988)年より本格的に取り組んでいます。毎年研修会を何度も行い、各地の視察や情報交換しながら無農薬栽培をめざしているグループです。
主な栽培品種は「ほしのゆめ」「ななつぼし」「きらら397」「混植米(ゆきのつや)」です。
東神楽町サイトのリンク集に東神楽町米麦改良協会があります。

株式会社 大地を守る会から Youtube 動画、米レポ 11.6.29 北斗会(北海道旭川市・東神楽町) などもありました。
東神楽町は旭川空港をかかえています。

東神楽町は大雪山連峰のふもとに広がる上川盆地の肥沃な土壌を生かし、北海道でも有数の米どころとして知られ、稲作を中心とした農業が盛んです。(概要|町の情報|東神楽町
北海道庁の農業ホームページ初めて開きましたが、泊原発があるのでずっと測定を続けていたのでしょう、「<参考>過去3年(H19~21年)の北海道の精米等における放射性物質モニタリング結果」も記載されていました。

福島の事故により、原発が破綻した時には大地がどのように汚染されるかがはっきり分かりました。営々と築かれて来たであろう農業は壊滅だろうと思っています。
発電をやめている原発も休火山みたいなもので、廃炉が決定されても死火山になるまでの何十年かの間に天変地異が襲いかかれば、何が起るかわかりません。溜まっている放射性廃棄物も後世に引き渡すだけらしい。
そんな状況の中で美味しい安全なお米つくりに励む方々の様子を、北斗米「ゆきのつや」を手がかりに知る事ができました。
「混植栽培」 いろいろと考えさせられるヒントをいただきました。



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ドキュメンタリー映画 「フクシマからの風 第1章・喪失あるいは蛍」 山梨県上映会
 日時 : 2012年5月27日(日) 開場12:30 開演13:00 (上映時間は100分) 【入場無料】
 会場 : 中央市立玉穂生涯学習館 2階 視聴覚ホール (中央市下河東1-1 TEL : 055-230-7300)
 主催 : まちづくり時習塾
中川登三男 プロデューサーが来県され交流会があります。

「まちづくり時習塾」 については、中央市市議会議員の名執義高(なとり よしたか)さんのサイトで情報が取れました。「プロフィール」をご確認ください。
なお、「議会レポート」で 「2011年12月1日、6月議会一般質問 内部被ばくから子どもたちを守る その後」 という記事が掲載されています。
2011年6月議会での一般質問要旨は、「議会報告」 をスクロールすると 『「内部被ばく」 から子どもたちを守る』 が拝読できます。9月議会ではリニアについてのご質問も掲載されていました。
これまで私の視野は狭くて甲府市しか見ていなかったのですが、これからは少し広げていこうかと思った記事たちでした。

その他、「まちづくり時習塾」で検索すると、ご関係者の方々の記事がヒットします。

フクシマからの風



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明野処分場シンポジウム―赤字と安全のゆくえ―
 日時 : 2012年5月26日(土) 14:00~16:30
 会場 : 敷島総合文化会館(甲斐市島上条1020 TEL : 055-277-4111)

報告者
 梶山 正三(弁護士)・・・梶山正三ゴミ弁連会長が震災ガレキのそもそもを徹底検証する(イベント広報記事)
 坂野 斎 (BANNO Itsuki) (山梨大学工学部電気電子システム工学科助教)
 中茎 佳奈子 「いのち・むすびば」事務局
 篠原 眞清(北杜市市議会議員)
 野沢 今朝幸(笛吹市市議会議員)
 大崎 喜久江(明野処分場対策協議会)
司会・川村 晃生(かわむら てるお)(みどり・山梨

マンガで解説

関連記事
震災がれきと放射能~「広域処理」と山梨の子供の安全を考える~(「4月3日のひろば」 「広域がれき処理」問題研究チームのブログ)
4月3日のひろば~原発のない未来に向けて “はじめのいっぽ” 踏み出しませんか?
震災瓦礫と地域の自立、他地域への思いやり 2012.04.05
明野処分場のストレステスト 2012.03.21
明野処分場審理で住民側弁護士の答弁 2012.02.09
明野処分場に未解明な技術問題? 2012.02.04
財団法人 山梨県環境整備事業団 | 安全管理委員会 開催記録と資料
 平成24年3月23日第6回安全管理委員会の添付資料で「坂野山梨大学助教からの意見書」など関係資料がアップロードされています。

私はこういう案内記事を書きながらいつも思います。
震災がれき広域処理に賛同し、山梨県でも受入れようという、はっきりした意見をネットで読みたい。
明野処分場は安全であるという見解をお持ちの方の、はっきりした意見をネットで読みたい。
そういう方々を対等に交えたシンポジウムが開催されると良い。



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「がれき」ってホントに安全?~そこが知りたかった!がれきの真実~@富士吉田市

甲府などで開催しておりました がれきについての学習会 を富士吉田市でも開くことになりました。
*汚染地に住む人たちを支援すると共に、汚染の拡散を防ぐための取り組みを行っています。
ぜひお近くの方はご参加ください。予約は不要です。

 【日時】 2012年5月25日(金) 13:15(開場) 13:30(開始)~ 15:00
 【場所】 富士吉田市民会館 会議室1
 【お話】 中茎佳奈子「いのち・むすびば」事務局
 【資料代】 300円
 【主催 】 いのち・むすびば ←【お問い合わせ連絡先】

2012年5月22日の日本経済新聞記事で、千葉の放射性廃棄物の最終処分場、県内に国が設置で合意 と出ていました。

環境省の横光克彦 副大臣と千葉県の森田健作知事は21日に県庁で会談し、県内で発生した高濃度の放射性セシウムを含む廃棄物の最終処分場を県内に設置することで合意した。7~9月をめどに、県内の国有地を中心に候補地を選ぶ。
横光副大臣は会談で3年以内の運用開始を目指すと言及。「ある意味では迷惑施設になってしまうので建設は至難の業」とした上で、10月以降に説明会を開くなどして「全力で住民の理解を得る」と話した。会談で具体的な候補地の地名は出なかった。

成田空港闘争以来の長期戦になるだろうと思います。「千葉県の指定廃棄物は4月末時点で約900トンで、今後も増える見通し」なら、福島原発の近傍に大きな最終処分場を構築することが求められているのです。もちろん東京電力と国の原発村が事業主体です。落とし物は持ち主にお返しすることが礼儀なのに、道徳教育を自分達に都合がいいようにねじ曲げて来た人々だから、いざという時には教育など役に立たず、こんな事になる。

北九州市での震災がれき処理が始まっています。誰がどのような情報を公開していくか、それを監視していかねばならない。昔と違ってネットという道具を駆使して、水俣などこれまでの環境問題事案と共通する10の手口に、注意していかねばなりません。メディア報道よりも、市民の発信を開いてみることが肝要です。



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2012年3月5日に東京・文京シビックホールで「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件」緊急講演会が開催されました。私もこの開催情報は知っていたのですが、なにしろ確定申告時期の年度末3月なので参加はできませんでした。
山本美保さんの家族を支援する会の掲示板に随時コメントを寄せられる方のサイトを拝見して、詳細な報告が掲載されていることを知りましたので、ご案内しておきます。

「山本美保さん死亡」の発表に対する多数の不審点は解決されていません!! ('12 3/5 「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件」緊急講演会 配布資料より)
このページの末尾に講演会記録が11本の記事としてリストされています。
◇ 編者・あおいのママさんの別ブログで、特定失踪者 山本美保さん カテゴリーとして過去の記録が整理されています。

前記事に書いたのですが、言説の欺瞞性(だまし、あざむく言葉の使われ方)を見抜くことは大切なことだと私は思っています。時には騙し欺いているつもりも無く語られている場合もあります。世の中は必ずしも 1+1=2 にはならないものだということくらい、デジタルオタクの私でも分かっています。むしろデジタル思考にどっぷり浸かっているからこそ、アナログ世界の実相にも気が付く、と言ってしまえば奢りかも知れませんが。

「誰も責任は取らない」ような相手との社会的闘争のひとつの姿を、この山梨県で見られるのが山本美保さん事件ではないか。
これは単に山梨県警の問題では無く、この優秀で強力な組織すらも操れるモノが確かに存在していることを感じねばならないと私は思っています。そういうバケモノが実は原発震災の元凶でもあるに違いない。と、結論はそこに至るのです。
バケモノをそれと知らずに育てて来た、時には知りつつ利用して来た我々(とあえて言わねばならない)が、自ら変ろうとする流れが3.11をきっかけとして始まっています。
本来なら原発事故被災地から総員退艦を命じるべき艦長が、艦と運命を共にせよと施策している欺瞞を見抜かねばなりません。震災がれき(災害廃棄物)の広域処理の真実がどこにあるかを既に多くの方々は見抜いて社会的闘争の最中にあります。
このような潮流が山本美保さん事件の真実も明らかにすることを私は信じていたいのです。

ひとつだけ、かねてから気になっていることがあります。前日の記事でメモしましたが、Aileen Mioko Smith さんの言葉の中に、「被害者同士を対立させる手口」というのがありました。甲府に来て美保さん事件のことを知って、それまで無関心だった拉致問題について初めて資料を読んだ時に、その気配を私は感じたのです。魑魅魍魎の蠢く政治の世界は私にはわかりませんが・・・



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