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文部科学省、2012年9月5日広報、「いじめ、学校安全等に関する総合的な取組方針」の策定

(趣旨)
 次代の我が国を担う子どもの育成を図っていく上で、その生命・身体を守ることは極めて重要であり、これまで以上に学校、教育委員会、国、さらには家庭や地域も含めた社会全体が一丸となって、いじめや学校安全等の問題に取り組んでいくことが必要です。
 このたび、このような考え方を踏まえ、これまでの取組を見直し、文部科学省として、当面、いつまでに、どのようなことに取り組むのかを示す「いじめ、学校安全等に関する総合的な取組方針」を策定しました。

(ictkofu 補足修正版)
次代の我が国を担う子どもの育成を図っていく上で、その生命・身体を守ることは極めて重要であり、何よりも原子力発電所事故による子供たちの内部ひばくの防衛には、政府一丸となって取り組んでいきます。
福島県をはじめとして原発震災により汚染された全国各地で、子供たちと保護者の皆さんが心配なさることすら排斥しているかの如き「いじめ」、それを引き起こす地域行政の施策や社会の風潮に対しては、それが基本的人権の侵害事案であることを踏まえ、「安全・安心を願う人々が いじめられる 」 ことが無いように断固たる施策で対処いたします。
これらの対応が平行することで、学校における「いじめ問題」も家庭や地域も含めた社会全体が問題に対応できる理解と基盤が整うものであると考えております。
社会全体に「いじめ」が蔓延る中では学校のみ取り上げても決して解決するものでは無いことを、国民の皆さまにご理解いただきたいと存じます。

○通学路安全対策の推進、調査研究【新規】
 ・「通学路安全対策アドバイザー」を派遣(約280名)し、専門的な見地からの指導・助言の下、合同点検や安全対策を検討(約500地域)
 ・総合的な安全対策を効果的に推進するため、先進事例調査、活動内容調査、事業効果分析等を実施

通学路の安全については、9月5日夕方の山梨県内ニュースでも報じられたようです。いつもの如く文部科学省からのご指示があったので調査したら、1000箇所が問題を指摘され、そのうち700箇所は至急の対策が必要との報道だったと思います。
道路、歩道などの改良をするには時間も費用もかかります。デマンド交通の考え方を導入して、スクールバスならぬスクールタクシーのようなシステムを危険地域に設定する、その運賃は公費負担で処理する。それが一番安上がりで直ちに実行できるものだと思います。マイカー乗り合わせのような方法は万一のリスクに対処できません。営業車両によるのが最善の方法です。
これはハードの公共事業では無く、ソフトの公共事業と位置づけて、迅速に子供たちの安全を守ることが必要です。指示待ち組織が発想転換できないなら、そんな組織は解体するしかないのです。

それにしても危険箇所が700。新山梨環状道路を通学路にしたら良いかも知れません、そのつもりで創るのかな・・・いやいや、そうじゃない、単に税金の使い方を間違え続けてきただけでしょう。



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