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風林火山博を来年1月から、山梨県民情報プラザで開催
日本経済新聞 2006.05.29

山梨県を舞台とする来年のNHK大河ドラマ「風林火山」の放映と連動した官民協働の集客イベント「甲斐の国 風林火山博」の事業概要が5月29日、決まった。開催期間は2007年1月20日から1年間で、会場は甲府市中心部の県民情報プラザ。「大河ドラマゾーン」「観光物産ゾーン」「うまいものゾーン」の3施設を設置し、関連イベントの開催と合わせて20万人の入場を目指す。

風林火山博は大河ドラマの放映を「山梨県の自然や物産、歴史・文化を全国に発信する好機」ととらえ、民間が中心となり観光客を誘致するイベント。観光関連産業の振興をテコに県内経済の活性化も狙う。

5月29日に甲府市の甲府商工会議所で、企画・運営主体となる実行委員会と、支援組織である推進会議の設立総会が開かれ、実行委会長に山梨中央銀行会長の吉ザワ信一氏、推進会議会長に甲府商議所会頭の荻野浩氏を選出した。

風林火山博、来年1月から開催
朝日新聞 2006年05月30日

甲斐の国風林火山博実行委員会の事務局。官民合わせて3人が常駐する(甲府市中央1丁目の甲府銀座ビル)

県と甲府市の補助金を受けて開催する「甲斐の国風林火山博」の概要が29日、明らかになった。来年1月から放映されるNHKドラマ「風林火山」に合わせて、07年1月20日から1年間、甲府市丸の内1丁目の県民情報プラザで開催される。大画面を使って川中島の合戦を体感できるコーナーや、撮影に使われた衣装の展示コーナーなどが設けられる方針だ。

風林火山博は、観光客を誘致して経済の活性化につなげることなどを目的に、県内の民間企業経営者ら約130人でつくる実行委員会が主催する。総事業費は2億5千万円で、県と甲府市が6千万円ずつ補助金を出す。県と市はそれぞれ、事務局に1人ずつ職員を派遣し、官民共同で事業を進める。

メーンは県民情報プラザ地下1階に設ける「ドラマゾーン」。入場料は大人600円、子ども300円を予定しており、年間の入場者数20万人、入館料計9千万円を見込んでいる。展示するのは、撮影に使った衣装や小道具のほか、ドラマの登場人物紹介やストーリー解説のパネルなど。大画面を使って川中島の合戦を体感できるコーナーも設ける予定だ。

入場料をとることについて、県は「展示を充実させるために必要」と話す。

また、同プラザ1階では、物産品や土産物を販売する「観光物産ゾーン」や、山梨の郷土料理をその場で食べられる「甲斐の国うまいものゾーン」を設置。甲冑を着て写真を撮れるコーナーの設置も検討する。

同実行委員会の入倉要専務理事は「風林火山博で、郷土を誇りに思う県民の気持ちも醸成したい」と期待を寄せている。



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2006年5月26日の日本経済新聞 は、JR甲府駅に新名所「煉瓦ひろば」・明治の名残伝える、と記事にしました。

 JR甲府駅に明治の名残の新名所――。JR東日本は甲府駅の中央線下り1番線ホームに、明治36年(1903年)の駅開業当時のレンガ倉庫の一部や陸橋の柱、旧駅の釣鐘などを集めた新スポット「かふふ駅煉瓦(れんが)ひろば」をオープンする。甲府駅の開業日である6月11日に、「ひろば」前で完成記念セレモニーを開く。
 「ひろば」はベンチを置いて利用客にくつろいでもらうほか、歴史的遺物の展示によって「新たな観光資源」(林康雄・JR東日本八王子支社長)に育てたい考えだ。
 「かふふ」は甲府(こうふ)の旧仮名遣いで、甲府駅が長らく「かふふえき」として親しまれたことから、職員の提案をもとに新コーナーの名称にした。展示するのはいずれも甲府駅にまつわる遺物で、駅南口にあった旧レンガ倉庫が区画整理事業に伴って解体・撤去されることになったのを機に、その一部(壁面)をホームに移築し、ホームでの待合スペースとして活用することにした。

◆このニュースは何度かあちこちで読んでいます、そして出かける時に駅で確認しようと思っていましたが、最近は早朝-深夜のスケジュールになることが多くて、いつも車で飛び出してしまいます。

のんびりと東京へ行く時にでもデジカメ記録も忘れないようにします。写真掲載はその後で。
・・・写真を添えてホームページの記事にしました甲府(かふふ)驛煉瓦ひろば(掲載 2006.06.26)

6月11日に、「ひろば」前で完成記念セレモニー、これはホームページにも書いておきましょう。



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2006年5月27日の朝日新聞 によると、「グランパーク」を管理する管理会社「甲府新都市開発」(塚原諒一社長)が経営維持が困難な状態に陥り、民事執行法の適用を甲府地裁に認められたことが5月26日、わかった、との事です。この会社が場外舟券場の誘致を計画している事は、以前の甲府再成勝手連の記事などが知っていて、その関連リンク集 「習志野市ボートピアについて」 をこのブログに転載してあります。

グランパークは97年11月に県内最大規模の複合商業施設としてオープン。地域活性化を目的に国、県、甲府市が補助金を出し、総事業費約69億円をかけてつくられた。同社によると、土日を中心に年間400万人の利用客があるという。
 05年には敷地内のビルに場外舟券場を誘致する計画が浮上し、今年、地元住民らが約1万2千人の反対署名を甲府市に提出。3月の市議会では、推進派からの請願1件、反対派からの陳情3件が出され、いずれも継続審議となった。

と記事には書かれていますので、とりあえずブログに載せておく事にしました。



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2006年5月19日の読売新聞 によると、新しい県立図書館を含むJR甲府駅北口の「新学習拠点」の建設・運営について、県は5月18日、民間業者に対する入札公告をした。施設の設計から運営までを民間業者に一括委託するPFI方式で、予定価格は230億7100万円。11月に入札を行い、業者側の提案を100点満点で採点。2007年6月までに落札者を決める。

採点項目は計60項目で、配点は0.5~4点。外観や館内などの「設計」、利用促進策などの「運営計画」、業者側の「長期収支計画」の3分野に重点配点した。入札価格は、予定価格を1億円下回るごとに1点を加算。提案点との合計が最も高い業者が落札する総合評価方式とした。

オープンする2009年から39年にかけて、落札価格を平準化した対価が支払われる。資料収集など図書館の司書業務は県職員が行う。
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県立図書館や500人収容のホール、レストランなどの複合型施設ということは決まっているようですから、500人が集まるような「運営計画」も事業者には求められるでしょう。
私が知る限りでは、県立文学館、甲府市社会教育センター、総合市民会館、県民文化ホールなどに同規模のホールがあります。
利用料金の比較などはわかりませんが、県内からの集客なら無料駐車場の規模、県外を含めればJR駅至近ということが利用者の判断材料になる可能性もあります。

図書館の開架書庫や閲覧室などのスペースや機能がどのようになるか、図書館の開館日、開館時間なども気になります。

私には複合型にせねばならない必然性(街全体の活性化との整合性)がいまひとつ理解できていませんので「新学習拠点」の計画書を探して読みたいと思っています。



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ちょっと口惜しいニュースが流れました。
YBSニュース(5月8日)ですが、
『金田一耕助シリーズで有名な作家・横溝正史の都内の書斎が、山梨市に移築されることになった。山梨市に移築されることになったのは、横溝正史が晩年まで執 筆に使っていた、世田谷区の住宅に隣接する離れの書斎。老朽化のため解体が決まっていたが、この話を聞いた都内で古書店を営む幡野武夫さんが、故郷の山梨 市に移築することを提案した。きょうは長男の亮一さんから、山梨市の中村市長に目録が手渡された。』

この話は過日も報じられていて、それがとうとう実現したということですね。

横溝正史は実は甲府の方が縁が深い、それは甲府市湯村にアトリエがあった竹中英太郎を世に出した「編集長」だったからです、と私は思っています。それ故にこのニュースを口惜しいという感覚で捉えました。

1920年(大正9年)創刊で1950年(昭和25年)まで続いた「新青年」という博文館が出版した雑誌がありました。その二代目編集長が横溝正史で、白井喬二に紹介されて博文館で挿絵を描いていた竹中は横溝正史に見いだされて「新青年」で江戸川乱歩の「陰獣」の挿絵を担当したのです。1928年(昭和3年)のことでした。

山梨市に移築される横溝正史の書斎には多くの資料もあると思います。竹中英太郎に関る未発見の資料がでてきたら、これはすごい事になります。

文化って一人がいくら活躍したって成熟するものでは無い、大勢の人々がその一人にひきつけられ坩堝のように熱を加え続けてかき回しているうちに、そこから発散するものが更に人々を引き寄せていくのだと思います。

江戸川乱歩の世界 は少年の頃に私が生息していた場所に縁があり、「新青年」 なんて知りませんでしたが、少年探偵団、怪人二十面相、明智小五郎、小林少年のシリーズは、楽しく読んだものです。

横溝正史は本は読まずに映画で見た方が多かったかも知れません。探してみると 横溝正史メモリアル なんてサイトもある、インターネットを使うようになっても、先へ先へと進むばかりで、昔の思い出を手繰ることはやってこなかったなぁと、改めて気が付いたところです。

今になってここ甲府でまた縁が復活した事に人の世の因縁というようなものを感じる今日この頃です。



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「映画の都・甲府」の記事を書きながら、竹中英太郎記念館への2度目の訪問の事を書きたくなりました。

2006年4月末に、今度は道に迷う事なく到着です。
記念館への詳細な道案内は 襟裳屋さんのサイトにある地図のページ をご覧になる事をお勧めします。地図上の緑色のマークをクリックすると、その場所の写真が見えるので、大変分かりやすい地図です。
このページがありますから、ICT甲府のホームページやブログでは簡単なご案内で済みます。

9月訪問から半年以上も過ぎているのに館長の金子 紫(ゆかり)様は覚えていてくださいました。その故にとてもアットホームな気持ちになった事は、こういう展示施設を訪ねて初めての経験です。

Takenaka060401 他のホームページでも紹介されていますが、個人宅(竹中英太郎画伯のアトリエ)が改装された記念館の内部はこじんまりして、落ち着いた照明が展示された絵画や書籍、雑誌類を照らしています。
1階は絵画が主に展示され、2階は2つのセクションに分かれていて、奥の部屋には挿絵原画が壁に、それが使われた雑誌などがガラスケースに納められています。

 
竹中英太郎記念館
階段を上がった部屋には画伯の写真も展示されているのですが、壁にかかった絵の中に映画、「戒厳令の夜」に使われた絵画があります。

この映画と絵画の経緯については、金子館長から直接お話を伺いながら拝見するのが一番最適です。



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甲府市緑が丘スポーツ公園のプールでもロケが行われた映画 「LIMIT OF LOVE 海猿」 が5月6日から全国公開されますね。甲府市では甲宝シネマで6日~12日に上映です。

海猿-ウミザル-というテレビドラマがあったのは知っていましたが、ちらっと見たくらいかな、海のレスキュー隊のドラマらしいと思った覚えがあります。

以前の「甲府再成勝手連」ホームページに連繋した「ジオログ」で、2006年2月7日(火)の記事がありましたので、ここに転載しておきます。

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【映画「幸福な食卓」ロケ 甲府など「舞台」】
産経新聞さんが報じています。2月7日の記事です。
『2007年1月に公開される映画「幸福な食卓」(小松隆志監督)の撮影が、2月初旬から甲府市など県内24カ所で行われる。舞台となる学校や商店街、神社 のほか、シーンの間に挟み込む「実景」と呼ばれる景色にも県内の街並みが使われる。約2時間の映画の半分が甲府、韮崎、市川三郷など県内で撮影したシーン となりそうで、映画を見た人がロケ地を訪れる経済効果も期待される。』
映画のロケ現場など見た事はないですが、昨年秋の甲府映画祭りでも中心での撮影がありました。
「映画の都・甲府」っていうのもいいですね。
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以前、刑事物のテレビドラマで甲府中心街の裏春日と呼ばれる弁天通りや春日通りの場面を見た事があります。
映像になると随分奇麗に見えるものだと感心しながら見覚えある看板などをチェックしていました。

「映画の都・甲府」、それは街のたたずまいに時代の息吹を感じられる街ということでもあるように思います。

「桜座」で名画上映なんてやってくれたら出かけてみたいです。
実は、「戒厳令の夜」、これはビデオが無いらしい。
映画のスペック
私が関心を持っているのは、「絵画--竹中英太郎」だからなのです。



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町田市議の吉田つとむさんが
>本会議場の議員席には、パソコンのラン接続端子がありました。
と書かれています。( 吉田つとむさんのブログ記事
これは富山市議会の議場かと思えます、掲載されている2枚の写真でマイクスタンドの形状からの推測です。
長岡市議会写真 ではそれらしい設備は机上に見えませんね。しかし、富山市議会ホームページ では議場でパソコン活用の記事は見当たりませんので、実用状況は不明ということか。

甲府市議会でもパソコンを持ち込めるようにならないかという話を野中議員がなさっておられたと記憶しています。
そこに至る前に、まずは本会議のインターネット中継かも知れません。



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