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テレビ静岡・【リニア】大井川流域のトップが山梨県内の橋梁工事現場を視察 進捗状況や水質について説明受ける 静岡 2023年09月30日(土)
 大井川流域にある10市町のトップが30日 山梨県を訪れ、リニア新幹線の通過が予定されている橋の工事現場を視察しました。
 島田市や川根本町など大井川流域にある10市町のトップが訪れたのは、山梨県を流れる釜無川に架ける橋の工事現場で、ここをリニアが通過する計画となっています。
 30日はJR東海の担当者から工事の進捗状況について話を聞くとともに、濁水処理設備を使った排水処理の方法や水質・水温などこれまでに行った調査結果などについて説明を受けました。
 島田市・染谷絹代 市長: 流域が一番気にしているのは水資源の保全。流域の理解が深まるよう説明できるようにJRにも求め、国とも県とも連携してきたい
 参加した市長や町長は視察に先立ちリニアにも試乗していて、30日に得た知見を今後の県内での議論に活かしたいとしています。
FNNプライムオンライン(静岡)が表示していました・【リニア】大井川流域のトップが山梨県内の橋梁工事現場を視察 進捗状況や水質について説明受ける 静岡(FNNプライムオンライン/テレビ静岡)

FNNプライムオンライン(山梨) と 静岡新聞 では関連記事を確認できませんでした。

山梨県の釜無川(カマナシ川)にかかるリニア橋と静岡県南アルプスのトンネル工事の技術的関連を私は理解できませんが、リニア工事の遅れは南アルプストンネル工事だけでは無いと感じています。しかし残念ですが東京~愛知での工事状況、詳細な確認を私には出来ません。知り得た情報を記録するだけ。

【追録です】
2023年9月26日 リニア中央新幹線 地域の環境保全議論取りまとめへ 有識者会議(NHK)
 両者(JR東海と静岡県)の仲裁に入る形で国が設けた有識者会議は、去年6月から生態系など環境保全に関する議論を進め、26日、取りまとめ案を示しました。


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都留市川茂地区平松
 リニア中央新幹線の工事差し止めをめぐり、沿線住民らが工事を認めた国を訴えている「ストップ・リニア!訴訟」。訴訟を担当している東京地裁の裁判官3人が、すでにリニアが走っている山梨実験線の沿線住民から騒音や低周波、日照などの被害を聞き取る現地進行協議に、9月12日に同行した。実際には裁判所の書記官から牽制されて、少し離れて後ろからついて回った。
ご紹介した記事の始まりです。以下は引用者の一存で長文記事を読み易く分割しました。
 4カ所の現場を回ったが、特に「むちゃくちゃやん!」と口を突いて出たのは都留市川茂地区平松。集落から200㍍弱のところに、リニア実験線の高架が通っている。
 ここは沿線2㌔に防音フードがない「明かり区間」。
 山のトンネル出口付近には防音フードがかかり、リニアが通るたびにゴオッという音が反響する。
 その後、車両が高架を通る間は10秒ほど、ゴーーーーーとかジャーーーーとかいう音が続く。
 雨が入ると、キーーーーという金属音が混じる。騒音計で測ると77~100デシベル。

 住民は「二重サッシを閉めても室内でテレビの音が聞こえない」。これが午前9時から午後6時まで10~15分置きに続く。橋脚から振動が伝わり、フローリングの床に寝ていると跳び起きてしまうという。
 子どもがいる方は、「子どもたちが試験勉強ができないので、土日は身内の家に行っている」という。リニアのせいで、一家がばらばらに暮らすような事態が起きている。

 実験線は5両編成。営業線になれば17両。午前9時から午後11時まで120往復走る想定だ。「そうなったら、とても暮らせないですよ」

 住民らは昨年(2021年)10月、JR東海にトンネル開口部と同様に、防音フードを付けてほしい、と要望した。
ほぼ1年にわたる検討の結果、JRが9月4日に示した結論は「高架線の橋脚の強度が足りない」「大規模な補強は周辺の環境評価、工期、経済性を総合的に検討した結果、実施できない」とのゼロ回答。

 さらに、同じ説明書で追い打ちをかけるように「フードを設置しない区間においては降雪対策として、(雪を溶かす)散水消雪設備が必要」と提案した。
「散布した温水を自然勾配により集めるために線路高が一番低いところ」「できるだけ本線に近く平らでまとまった土地」「市からは一種農地を避けるように言われている」とし、3条件にあうところとして、川茂・平松地区の民家が建っている土地を赤線で囲み「土地をお譲りいただきたい」とした。

 騒音には対策を取らない上、雪を溶かす水を貯める場所が必要だから、立ち退いてほしいというのだ。

 9月4日の説明会後、実際にJR東海から委託を受けた人たちが集落を回り始めているという。 でも、橋脚の下には水田も畑もあり、集落の人たちの暮らしは土地とは不可分だ。

 70代の女性は「市内で一番品質のいい米が取れるといわれたんよ。(騒音が)このままではここにいられない。でもここを出てどこにいけというの?考えりゃ考えるほど眠れないよ。JRはこっちが音を上げるのを待ってるとしか思えない」

 実験線の沿線で、これほどの被害が生じていること。JR東海の計画が想像以上に行き当たりばったりであること。これはもっとたくさんの人に知って欲しい。

 リニアでは最近、静岡の川勝知事のパフォーマンスや舌禍にばかり批判が集まっているようだが、JR東海の計画のずさんさ、それによって現に苦しんでいる実験線沿線の人の声をこそ、社会に届けなければいけないと思う。

 今回の東京地裁の現地進行協議について、フリーランスでリニア問題を追う樫田秀樹さんからお誘いいただいて、有給を取って参加した。
 NHKと山梨日日、地元テレビ局YBCのほかは、フリーランスの記者ばかり。後半、読売新聞甲府支局の記者が一人加わったが、全国紙の記者の姿はほかになかった。新聞社が地方取材網を削った弊害がクリアに見えた取材だった。

 東京地裁担当も、提訴でも判決でもないタイミングで、裁判官が地方で何を見聞きするのかには、関心がないようだ。
 こうしてメディアが退潮し、地方の切実な声が大企業の論理の前にかきけされてしまうことが本当に怖い。何かの形で、朝日新聞に書くことができないか、静岡や甲府に働きかけたいんだけど、さて理解があって、縦割りの壁を越えてくれるデスクが見つかるかどうか……。

都留市 川茂(カワモ) 大原(オオハラ) 地区と書かれていても国道しか通らないのでビンと来ません。地図で見るとリニア実験線の北側かと思います。
業者が「このような大規模な補強は・・・実施できない」と結論されている件を、都留市庁では(山梨県庁と共に)市民の方々の苦労をどの様に理解し対応なさっていかれるのか、ネットなどで今後の地域状況も確認しておきたいと思います。


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2023年9月29日 リニア中央新幹線 県内の本線の7割を超える用地を取得 駅予定地は概ね取得 山梨県(UTYテレビ山梨)
  リニア中央新幹線の用地取得について、山梨県は県内の本線全体の7割を超える地権者と売買契約したことを明らかにしました。 これは、29日の9月定例県議会で県が明らかにしたものです。
  県は、リニア中央新幹線本線の県内のほぼ全ての用地取得を請け負っていて、JR東海と結んだ協定でその受託期間は今年度末までとなっています。
  県によりますと、8月末時点で全体の7割を超える地権者と売買契約したということです。
  また、甲府市大津町に建設される山梨県駅予定地の用地取得はおおむね完了し、今は埋蔵文化財調査や駅舎の設計を進めています。
  駅周辺の用地取得はこれからだということです。
さらに県内7か所のトンネルのうち6か所、長さにして9割で工事の発注が済んでいます。
  このうち富士川町の第一南巨摩トンネル約800mについては10月、本線トンネルとして初めて貫通する見通しであることをJR東海が発表しています。
本文に書かれているように、2023年9月29日の山梨県9月定例県議会で県庁の担当部局から発表された内容と思えますので、この報道を記録しておきます。
山梨県議会ホームページ
令和5年9月定例会(代表・一般質問項目一覧)

山梨県議会 2023年6月定例会(~7月6日) 山梨県議会はこのように記録が明確で、実に素晴らしい組織なのです。
この報道に書かれたこと、『県は、リニア中央新幹線本線の県内のほぼ全ての用地取得を請け負っていて、JR東海と結んだ協定でその受託期間は今年度末まで・・・』 私はこの件を知らずにいました、不勉強です。
東京~愛知のリニア関連地域では用地設定はどの様に処理されたのか、確認せねばならないと思います。
県内の用地取得を考えると、3月に記事にした 南アルプス市民のリニア訴訟 で山梨県庁の立場はどうなるのか? リニア事業の実相が分からなくなる未熟な自分だと思うしかない・・・困ったもんです
今回の県議会、議員さんとのやり取り記録などが拝読できるのを待ちましょう。


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2023.09.21 リニアトンネル工事、10月中旬に初の貫通 山梨県内で(日本経済新聞)
 JR東海は21日、リニア中央新幹線の建設工事で山梨県内のトンネル1本が10月中旬に貫通する見通しと発表した。東京・品川―名古屋間の全長286キロメートルのうち、同県内の実験線を除いて本線トンネルが貫通するのは初めて。リニアは静岡県の反対で同県工区が着工できていないものの、全長の9割の工区で契約を終えており、工事の実績も上がりつつある。
 今回貫通するのは山梨県富士川町で建設中の「中央新幹線第一南巨摩トンネル」で、貫通時点の全長は710メートル。リニアが実際に走行する本線のトンネルとなる「本坑」の掘削を進めていた。JR東海は貫通を予定する10月13日に現地で貫通式を開く。
2023.09.21 リニア第一南巨摩トンネル貫通へ(山梨日日新聞)


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2023年9月22日 静岡県の川勝知事、リニア発生土置き場「静岡市と連携」(日本経済新聞)
 静岡県の川勝平太知事は22日の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡工区で発生する土の置き場について「静岡市と連携しながら(影響の)シミュレーションなどをしたい」と述べた。大井川上流を発生土の置き場とする前提で議論することについては「否定する理由はない」と話した。
 発生土の置き場を巡っては、JR東海が国の有識者会議や県の専門部会で影響や対策について説明している。県は発生土の置き場の山中の岩盤から崩れる「深層崩壊」に懸念を示すが、専門部会では土の置き場所で大きな違いはないとの推定結果が提示されている。
 静岡市の難波喬司市長は「災害影響はまず河川管理者の県が示すべきだ」との立場を明らかにしている。川勝知事は22日の会見で、難波市長との連携に意欲を示したうえで「国や環境省のコミットが重要」と語った。
 静岡市の難波喬司市長は「災害影響はまず河川管理者の県が示すべきだ」との立場を明らかにしている。川勝知事は22日の会見で、難波市長との連携に意欲を示したうえで「国や環境省のコミットが重要」と語った。 

 【以上 部分引用です、新聞ページをご確認ください。】
2023年9月23日 計画地の災害想定 静岡県、リスク提示へ リニア残土置き場 難波氏指摘受け(静岡新聞)
 川勝平太知事は22日の定例記者会見で、リニア中央新幹線トンネル工事の残土置き場に関する議論を巡り、静岡市の難波喬司市長が静岡県の環境影響評価の考え方に疑問を呈したことについて「もっともな発言」と述べ、理解を示した。2022年11月まで県のリニア問題の責任者を務めていた難波市長の見解を踏まえ、残土置き場が計画される大井川上流部での大規模な土砂災害発生を想定し、対策を検討する考えを強調した。
 難波市長が、燕沢を残土置き場にすることを前提に議論することを「否定する理由はない」と発言したことについては、知事は「難波さんの言う通り、否定する理由はない」と発言。「(燕沢は)不適」とするこれまでの発言を修正した。一方、燕沢付近で大規模な深層崩壊が起こるとの市リニア協議会委員の指摘を理由に「安全性への懸念は持っている」とし、県専門部会で議論を続けるべきとの考えを維持した。
【 部分引用です】 


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専門家さんが9月19日について記事を書かれておられます・・
2023/09/22 01:34 リニア、9月19日、甲府地裁による原告の居住地への現地検証が行われた。やる気のある裁判所は今後、証人尋問、最終準備書面、そして来年には判決か?(記事の裏だって伝えたい by 樫田秀樹)
【山梨県南アルプス市の住民(原告)に関する件です。樫田様のサイトはリニア中央新幹線事業の実相を知る為に貴重です。】

南アルプス市民のリニア訴訟
 これは平成28年10月16日に掲載された訴訟に関する文章を全文引用させていただいた記事です。
 リニア訴訟は他にも多数ありますが、私に詳細な内容はわかりません。それでいつも思っています 【どんな判決になろうとも、ダメなものはダメ と決めるのは人間では無く 南アルプス山系 ではないかと・・・】

リニア中央新幹線 工事差し止め訴訟で裁判官などが現地視察
 『リニア中央新幹線のルートに予定されている南アルプス市の住民が、JR東海に対し、工事の差し止めなどを求めている裁判で、甲府地方裁判所の裁判官などが、15日、試験走行のための実験線の沿線で現地視察を行いました。』
 『これまでの裁判で原告側が裁判官による現地視察を求め、15日と今月19日の2回の実施が決まりました。』
NHK 2023年09月15日 17時03分
裁判官がリニア高架橋視察 甲府の工事差し止め訴訟
産経新聞 2023年9月15日 18:01
 『リニア中央新幹線が通る予定の山梨県南アルプス市の沿線住民らが、騒音や日照問題を巡る説明や補償が不十分だとして、JR東海に一部区間の工事差し止めや慰謝料を求めた訴訟で、甲府地裁の裁判官らが15日、同県内のリニア実験線高架橋を視察した。』
 『原告団によると、新田和憲裁判長ら地裁関係者、原告団、JR東海の担当者ら計約20人が参加。リニア実験線高架橋の外観や、音や振動といった環境を確認した。』
リニア住民訴訟 裁判官が現地視察
山梨日日新聞 2023年9月15日 18時05分
工事差し止め求めるリニア住民訴訟 甲府地裁の裁判官が現地視察 山梨県
YBS 2023.09.15 19:41
『今後も現地視察が行われる予定で、南アルプス市内の原告住民の土地や建物を視察する予定だ。』
リニア中央新幹線 沿線住民の工事認可取り消し要求 裁判官らが現地視察
『9月19日には、南アルプス市内の原告住民らの所有地などを視察する予定です。』
UTY 2023年9月15日 19:16
Yahoo! 配信 9/15 UTYテレビ山梨
 リニア中央新幹線 沿線住民の工事認可取り消し要求 裁判官らが現地視察
 Yahoo!記事の読者コメント配信ページ
リニア工事差し止め訴訟 裁判官ら実験線を視察
朝日新聞 2023年9月16日 11時00分
 『視察は笛吹市と都留市の計4カ所であった。いずれも実験車両が地上走行している「明かり区間」。原告や被告も参加し、現地の状況や実験車両が通過する様子を外から確認した。』
 『原告が工事差し止めを求めている約5キロの区間も地上走行が予定されている。原告はリニア開業後の公害として、車両通過に伴う騒音や振動による健康被害などを挙げる。』
 『JR東海は請求棄却を求めており、取材に対し「係争中なのでコメントは差し控える」としている。』

リニア中央新幹線についてこのブログで書いた記事は多いですが、いくつかご紹介いたします
2023-07-01 リニアはなぜ失敗したか(緑風出版)
2023-05-31 山梨県からの高速長尺先進ボーリングの静岡県への影響、その3
2023-05-04 リニア裁判の裁判官がリニア実験線を現地見分した報告
 東京地裁が初めて山梨県の実験線を確認した件です。
2023-03-29 歴史をつなぎ 未来をつくる リニア中央新幹線(JR東海サイト)
 山梨リニア実験線大解剖 というページかあります。

このブログに「リニア中央新幹線」カテゴリーを設定していますのでクリックされてご確認ください。
 リニア中央新幹線は「直線」 2008-12-25 の記事がブログに書いたのが最初のリニア記事でした。
 山梨に来て間もない頃で地域の事など何も知らずに書き始めたブログ、今だに変わらずかな・・・


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2023年9月20日 21:43 リニア早期開業へ要望 沿線経済団体連合会が総会(日本経済新聞)【部分引用です】
 愛知や岐阜など9都府県の経済団体でつくるリニア中央新幹線建設促進経済団体連合会は20日、東京都内で2023年度の総会を開いた。リニアは静岡県の反対で県内の着工ができず、27年を目指す東京・品川―名古屋間の開業が困難になっている。同連合会は早期の全線開業に向けた要望活動を進めることを決議し、国土交通省幹部や財務省、JR東海に提出した。   
 自民党のリニアに関する特別委員会で委員長を務める古屋圭司衆院議員は挨拶で、静岡の経済団体が連合会に加盟していないとして「経済界も静岡の団体に連合会加入を働きかけてほしい」と述べた。 

 取材に応じた連合会の嶋尾正会長(愛知県商工会議所連合会会長)は静岡の経済界への働きかけについて「宿題をもらったという感じだ。タイミングを見ながらやっていきたい」と話した。
2023/9/20 23:02 リニア開業へ協力確認 9都府県の経済団体、静岡工区の早期着工も求める(産経新聞)【部分引用です】
 9都府県の経済団体で構成するリニア中央新幹線建設促進経済団体連合会は20日、東京都内で総会を開き、各団体が協力して早期の全線開業に向けて活動を続けることを確認した。静岡県の川勝平太知事が反対する静岡工区の早期着工などを求める決議も採択した。   
嶋尾正会長(愛知県商工会議所連合会会長)は総会で、地元との調整が難航する静岡工区について「関係者間の理解が進み、一刻も早く着工されることを願う」と話した。  

 連合会には東京、神奈川、山梨、長野など9都府県が参加し、静岡県の経済団体は加盟していない。自民党リニア特別委員会の古屋圭司委員長は「静岡の経済界にも(加入を)働きかけてほしい」と語った。

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会
9都府県は東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・愛知・三重・奈良・大阪。
 リニア中央新幹線ホームページ(同盟会サイト)
 静岡県は 2022年7月14日付で同盟会構成員となりました。
 リニア同盟会、静岡県が正式加盟 愛知知事「歓迎」(日本経済新聞 2022年7月14日)
リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会(今回の組織)
 リニア中央新幹線の建設促進(名古屋商工会議所)
  名古屋商工会議所は、沿線9都府県の経済団体にて構成される「リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会(会長:山本名古屋商工会議所会頭)」の事務局としてリニア中央新幹線の早期実現に取り組んでいます。
  1995年に設立されました(当時の名称は「リニア中央エクスプレス建設促進経済団体連合会」、2009年に改称)

今回の件は報道に注意して確認・記録を続けようと思います。

2022/10/20 18:11 リニア早期整備へ要請 東名阪などの経済団体連合会(産経新聞)【部分引用です】
 9都府県の経済団体で構成するリニア中央新幹線建設促進経済団体連合会は(2022年10月)20日、東京都内で総会を開き、早期の全線整備に向け「一致協力して強力な運動を展開する」との決議を採択した。総会後、決議に基づく要請書を国土交通省に提出した。
 山本亜土会長(名古屋商工会議所会頭)は、総会で三大都市圏を短時間でつなぐことで、巨大な経済圏ができるとした上で「効果は東京―大阪間が早期に全線整備されてこそ、最大限発揮される」と強調した。

 要請書では、未着工の静岡工区について、関係者との協議を積極的に進め、早期着手を図るよう求めた。
 静岡県の川勝平太知事が、環境に悪影響があるとして静岡工区の着工を認めておらず、当初計画の令和9年の東京・品川―名古屋間の開業が困難となっている。JR東海は大井川上流にある東京電力系の田代ダムの取水を抑制して流量を維持する案を県に提示し、理解を求めている。要請書を受け取った古川康国交政務官は「地元の皆さんと連携して取り組んでいきたい」と話したという。

 連合会には静岡県の経済団体は加盟していない。


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早期着工求め決議、奈良県リニア同盟会が総会
2023年9月6日 18:25 日本経済新聞
 リニア中央新幹線建設促進奈良県期成同盟会は6日、奈良市内で2023年度の総会を開いた。37年に全線が確実に開業できるように、同県区間を含む名古屋以西区間の早期着工の実現などを目指す決議を採択した。
 「奈良市付近駅」や「三重・奈良・大阪ルート」の早期確定に向けて、今年から名古屋・大阪間の環境影響評価に着手することや、同駅の位置は交通結節性や地域の将来的な発展可能性を十分考慮することなどを求めて活動することも決議した。
 総会ではJR東海が計画や工事の進捗状況、奈良県内の駅候補地の課題などについて説明。冒頭であいさつした会長の山下真知事は、7月に山梨県のリニア実験線に試乗した様子などを披露し「改めて早期の全線開通への思いを新たにした」と話した。
 
リニア奈良県区間の早期着工に向け決議、近く地質調査へ
2023年9月7日 10時15分 朝日新聞
 奈良県や39市町村、経済団体などでつくる「リニア中央新幹線建設促進県期成同盟会」(会長・山下真知事)の総会が6日、奈良市内で開かれ、県区間を含む名古屋以西での早期着工を目指すと決議した。事業主体のJR東海も、県内での地質調査を今年度にも始める意向を明らかにした。
 総会では、名古屋―大阪間の環境影響評価に今年から着手することや、中間駅として計画されている「奈良市付近駅」の位置について交通結節性や地域の発展可能性を考慮するよう求めていくことも決議された。【長文なので以下略します】

 「奈良市付近駅」を巡っては、これまでに複数の自治体から地元誘致の動きがあったが、県は昨年度、県内3カ所を有力候補地として絞り、JR東海や国に打診している。具体的には、京都府との府県境にあるJR平城山駅付近(奈良市)▽八条・大安寺周辺のJR新駅付近(同市)▽JR大和路線と近鉄橿原線が交差する付近(大和郡山市)の3カ所だ。
  総会に出席したJR東海の執行役員は、候補地3カ所を中心に、今年度から地質調査をする方針を明らかにし、「現実的にどのようなものができるか、検討し始めている」と話した。
 県はリニア開業に併せて、「奈良市付近駅」から関西国際空港に直結する「関空接続線」構想も目指していたが、事業見直しを進める山下知事が、費用対効果を理由に今年度の関連予算の執行を停止している。(阪田隼人) 
決 議 令和5年9月6日 リニア中央新幹線建設促進奈良県期成同盟会
 リニア中央新幹線は、我が国の三大都市圏を東海道新幹線・北陸新幹線と異なるルートで超高速で結ぶことにより、大規模災害発生時に備えたリダンダンシーを確保するとともに、本県を含むこれまで国土軸に含まれていなかった地域の活性化を図り、均衡ある国土の発展を目指す国家的プロジェクトである。
  【途中をパスして最終メッセージ・・・】
 以上を踏まえ、本県の自治体、経済団体及び関係者が一致協力し、以下の事項の実現に向け、強力な運動を展開するものとする。
 1 (1)約50年前からの決定事項である「奈良市附近駅」設置の実現に向け、駅位置及び「三重・奈良・大阪ルート」を早期に確定させるべく、骨太の方針に記載されたとおり、本年から名古屋・大阪間の環境影響評価に着手する こと。
   (2)「奈良市附近駅」の位置は、リニア中央新幹線の整備効果が観光・経済面など県内全域に広範に及ぶよう、交通結節性や地域の将来的な発展可能性といった諸要素を充分に考慮したものとすること。

 2 リニア中央新幹線の整備効果は、全線開業してこそ最大限に発揮されるものであることを踏まえ、14年後の2037年に東京・大阪間全線が確実に 開業できるよう、本県区間を含む名古屋以西区間の工事に早期着工すること。

 3 名古屋・大阪間の車両基地は、大阪のターミナル駅の近傍である奈良県内へ設置すること。
以上、決議する。(奈良県庁が掲載)

人流・物流におけるリダンダンシーの確保、災害に強い人流・物流システム 国土交通省の記事 「国民の安全・安心の確保」 も参考にされたと感じます。
 
奈良県 リニア中央新幹線
 リニア中央新幹線建設促進奈良県期成同盟会
 リニア中央新幹線をめぐる経緯
 リニア中央新幹線計画について
 奈良県における取組

奈良市 2021年3月23日
リニア中央新幹線概要と誘致の現状
 奈良県のリニア新駅候補地は、計画当初から「奈良市」です
日本経済新聞と朝日新聞の奈良県記事に気付きましたので、初めて奈良県のリニア中央新幹線記事を探してみました。
期成同盟会メッセージの発表記事が判ったのは良かったですが、奈良県の方々が品川~名古屋の工事状況をどの様に理解なさっておられるかは判りません。名古屋~大阪の状況まで確認することは私には困難なので、とりあえずメモとして記録いたしました。
 
リニア開通見越した事業展開、14年後の奈良の姿を見据え - 奈良県2023年度予算案
2023.02.15 奈良新聞社
 リニア中央新幹線開業に向けた奈良県事業予定のイメージ図(奈良県提供)
 
  


 
   


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conomichi(コノミチ)を検索してJR東海サイトを確認できました。
conomichi コノミチ
 コノミチの先には、あたらしいワクワクがある。
コノミチ 未知なる道を楽しみたい人と 未知なる価値を見い出したい地域をつなぎ、 ともに考え、ともにつくる。
 conomichiは、人々と地域の様々な道がゆるやかにつながり、新たな価値が共創される、そんな世の中を目指します。
(EVENT 欄には山梨県、長野県、岐阜県、三重県の名前も出ています。)

コノミチについて このページから読めたこと・・・
 今まで知らなかった場所へ出かけて、その地域の風土や歴史・文化にふれ、 その地域の人々と活動すること。
 そこには好奇心を満たしてくれる 体験があふれています。
 また、訪れた人々と活動することで今まで気づかなかった魅力や価値を再発見し新しいムーブメントを起こしたいと 願う地域があります。
 キーワードは、「co-creation(共創)」と「michi(未知・道)」。訪れる人と地域が、未知なる道を一緒に歩んで、 互いに豊かになっていく。そんな姿から 【conomichi(コノミチ)】と名付けました。
 未知なる道を楽しみたい人と 未知なる価値を見い出したい地域をつなぎ、ともに考え、ともにつくる。
 conomichiは、人々と地域の様々な道がゆるやかにつながり、新たな価値が共創される、 そんな世の中を目指します。
 このページの構造は複雑なので全文確認は後回しですが、リニア中央新幹線 の関係は書かれていないように思えます。でも記事で山梨県~三重県を対象地域としている点からはリニア開通後に事業拡大かと感じました。

JR東海の事業に気付いたのは Facebook で紹介された毎日新聞の記事でした、
福島第一原発処理水の海洋放出について多数の記事を見ている時に、JR東海の conomichi(コノミチ)事業が書かれた記事を知りました。
地域課題、身近に感じて JR東海、沿線体験サイト開設 関係人口創出で自治体とタッグ/長野(毎日新聞 2023年9月2日記事)
 JR東海は、東海道新幹線や建設が進むリニア中央新幹線の沿線自治体などと連携し、イベントや企画の体験を通じて各地の課題を知ってもらうためのサイトを開設した。ただ観光で訪れるのではなく、特定の地域に継続的に関わる「関係人口」の創出を図る。
 サイトは「conomichi(コノミチ)」で、企画内容を掲載し、参加者を募集している。
(この記事は有料記事なので冒頭だけ引用)
これは何だろう? リニア中央新幹線事業に関係するのだろうか?
JR東海サイトを確認するのはいつもの事です・・・

他社の記事を探すのはいつもの癖です・・・
 JR東海とジェイアール東海エージェンシー、地域と連携して関係人口を創出するためのサイト「conomichi」をオープン 日本経済新聞(2023年6月29日)

 JR東海グループが地域と連携して関係人口を創出するための新サイト「conomichi(コノミチ)」をオープンします 株式会社 PR TIMES(2023年6月29日)

 関係人口創出サイト「conomichi(コノミチ)」の連携パートナーを拡大していきます! 信濃毎日新聞(2023年07月2日)

JR東海は2023年6月末、報道機関に綿密な情報送信をしたように感じます。
その報道記事に気付かなかったのは情けないけど、JR東海から conomichi(コノミチ)事業を説明されているだろう地域行政からの地域民への発信も確認したいと思っています。
リニア中央新幹線の開通後に沿線各地の conomichi(コノミチ)事業はどのように変化するか、未来の姿を思いつつ、「あたらしいワクワク」・リニア事業の情報確認を続けたいと思います。


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住民の声、司法に届かず(夢か悪夢かリニアが通る! vol.44 2023 9&10 by 井澤宏明氏)
なお、井澤様はこの記事の最後に 「原告側は7月28日、東京地裁判決を不服として東京高裁に控訴しました。」 とお書きになっておられます。
私はこのブログで ストップ・リニア!訴訟判決と判決後の報告集会 令和5年7月18日 東京地方裁判所 民事第3部の判決について書いていましたが、井澤様の記事が詳しい状況をお書きになっておられますので、リンクさせていただきました。

最初の記事は (2016.07&08) vol.1 暮らし直結! 夢か悪夢か、リニアが通る! でした。
今回は vol.44 ですが2か月毎にお書きになる記事のリスト、私にとっては宝物の一つです。

私はリニア中央新幹線に関心を持った時に井澤様の記事も知り、自分のサイトにリンク集を設定したのです。
夢か悪夢かリニアが通る!(井澤様のタイトルをそのまま記録ページのタイトルにしたのです)


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