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vol.220 夢か悪夢かリニアが通る (2024.7&8)
【井澤宏明氏のシリーズ『夢か悪夢かリニアが通る』 長文なので部分引用】

 住宅地の真上を通るリニア中央新幹線の高架橋によって静穏な生活が破壊される――。山梨県南アルプス市の沿線住民6人(提訴時は8人)がJR東海を相手どり同市内のリニア建設工事の差し止めを求めて甲府地方裁判所に起こした裁判は5月28日、2019年5月の提訴から5年を経てようやく判決が下されました。リニア差し止め訴訟は静岡県や東京都でも続いていますが、これらに先駆けた初の司法判断に注目が集まりました。  井澤宏明・ジャーナリスト

 マスコミの囲み取材に応じる志村さん。「3年ほど裁判が続きましたが」と記者から声をかけられると、左の手の平を広げ「5年ですね。現在6年目です」と訂正する場面もあった。提訴から5年がたち、放送局や新聞社内の異動や配置換えで、当時のことを知る記者は1人もいないようだ

 「主文 原告らの請求をいずれも棄却する」――。新田和憲裁判長の声が法廷に冷たく響きました。「次の事件がありますのでご退室を」。呆気にとられる原告や傍聴人を、裁判所職員が追い立てます。【以下の掲載は略します】

  判決は日照被害について、「リニア路線の直下又は至近の土地に対し、相当程度の日照阻害が生じることはやむを得ない」としながらも、JR東海が「基準に基づいた相応の補償を講じるとしていること」を挙げ「工事自体を差し止める必要があると認めるのが相当であると判断される程度の違法性が存在するとは認められない」と断じました。【以下の掲載は略します】

長文の最後に 『住民らは控訴を決めました。闘いは東京高裁に移ります。』 と書かれて終りました。
 
山梨県南アルプス市のリニア中央新幹線工事について

2024-06-10 県民のリニア工事差し止め訴訟を甲府地裁は退けた
 この時には 甲府地方裁判所は「請求にはいずれも理由がない」として原告側の訴えを退ける判決を言い渡しました。・・とNHK甲府が報じました。

2024年5月28日 リニア中央新幹線 工事中止などを求めた住民の訴え棄却 甲府地裁(UTYテレビ山梨)
 リニア中央新幹線のルート予定地に住む南アルプス市の住民が、JR東海に工事の中止などを求めた裁判で甲府地裁は原告側の訴えを棄却する判決を言い渡しました。
 この裁判はリニアのルート予定地に住む南アルプス市の住民らが騒音などで健康や生活に悪影響が生じるなどとしてJR東海を相手取り、工事の中止や慰謝料の支払いなどを求めたものです。
 28日の裁判で甲府地裁の新田和憲裁判長は、リニア走行時の騒音について会社による相応の対策が予定されていることから工事を差し止める必要があると判断される程度の違法性は認められないなどとして、原告側の請求をいずれも棄却しました。
 原告側は、控訴する方針です。

2023-03-25 南アルプス市民のリニア訴訟
 樫田秀樹氏と、南アルプス市藤田地区リニア対策協議会の記事も掲載しています。

井澤宏明氏の関連記事にリンクしています
 リニア初の建設差し止め訴訟 山梨県南アルプス市(2019年5月30日 週刊金曜日)
 
関連記事

 


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令和6年度リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会総会の開催について
2024年07月12日
記者発表資料
 「リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会」では、リニア中央新幹線の早期整備に向け、取組を進めています。このたび、次のとおり、令和6年度総会を開催いたしますので、お知らせします。

1 日時 令和6年7月22日(月曜日)午後2時から午後3時まで
2 場所 ロイヤルホールヨコハマ 3階「セレナーデ」(横浜市中区山下町90)
3 主な出席予定者
  橋本和也 神奈川県副知事
  本村賢太郎 相模原市長
  県内選出国会議員
  神奈川県議会議員(議長、建設・企業常任委員会委員、沿線選出議員)
  関係団体(東海旅客鉄道株式会社等)
4 概要
  第1号議案 令和5年度事業報告
  第2号議案 令和5年度決算報告
  第3号議案 令和6年度事業計画(案)
  第4号議案 令和6年度予算(案)
  第5号議案 総会決議(案)
5 その他
  本総会は会員を対象としており、一般の方は参加できません。
  報道機関による取材は、総会開始から終了まで全て可能です。
  【以下引用は略します】

参考 リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会
 目的
  リニア中央新幹線の早期建設と県内への停車駅設置を図ることに努め、もって県土の均衡ある発展を図ること。
 設立 平成2年6月4日
 会員
  神奈川県知事、県内全市町村長、県商工会議所連合会会頭、県商工会連合会会長で構成(会長:神奈川県知事)

問合せ先 神奈川県県土整備局都市部交通政策課 リニア中央新幹線グループ
 
神奈川県期成同盟について
リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会
1.期成同盟会の概要
 リニア中央新幹線の早期建設と県内停車駅設置の実現を目指して、神奈川県、県内全市町村、県商工会議所連合会、県商工会連合会で構成する「リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会」では、沿線の各都府県と連携を図りながら、国等への要望活動を行うとともに、広報活動に取り組んでいます。
 設立 平成2年6月4日
 目的 リニア中央新幹線の建設促進と県内停車駅設置の実現を促進すること
 会員 神奈川県知事(会長)、県内全市町村長、県商工会議所連合会会頭及び県商工会連合会会長

2.期成同盟会の主な活動内容

【多数の記事が掲載されていますので、このサイトを記録しました。】


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2024年07月18日 18時29分 リニア開業目指す団体総会 “静岡県内での早期着工”を確認(NHK山梨)
 リニア中央新幹線の開業を目指す県や市町村などでつくる団体の総会が、静岡県知事が代わってから初めて開かれ、静岡県内での早期の着工を引き続き求めることが確認されました。

 リニア中央新幹線の開業を目指す「リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会」の総会は (2024年7月)18日、県や市町村、JR東海の関係者などおよそ190人が出席し、静岡県知事が代わってから初めて開かれました。

 総会では、JR東海に対して静岡県での工事について早期に着工することを引き続き求めるほか、国に対しては静岡県が懸念する課題を解決するための調整を図るよう求める決議が採択されました。

 また、JR東海が岐阜県の工事現場周辺での水位の低下を把握したにもかかわらず、岐阜県への連絡が遅れたことなどを踏まえ、問題が発生した際の迅速な情報共有と徹底した調査をJR側に求める決議が初めて採択されました。

 このほか、移動の利便性の向上や災害時の安全の確保を目的に、リニア中央新幹線の整備に合わせて高速道路などの拡充を図っていくことも確認されました。
 決議はJR東海に示すとともに、今後、要望書として国にも提出する予定だということです。

【NHKは短い記事で重点を明確に報じられました。】
静岡県の前知事川勝平太氏は今回の総会決議をどの様にお考えでしょうか。
 『国に対しては静岡県が懸念する課題を解決するための調整を図るよう求める決議』
国が課題を解決するとは、リニア中央新幹線事業の部分変更が想定されているのでしょうか。
リニア中央新幹線建設促進期成同盟会
2023年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会を確認しました(2023.5.31) 都府県ごとの期成同盟会リストは別で『沿線情報』として掲載されています。
今年2024年(令和6年)の都府県別記事が掲載されるのを待ちますが、山梨県の令和5年記事を確認し掲載しました。

リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました (2023.7.19)
 リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会は、令和5年7月19日(水)に令和5年度リニア中央新幹線県設促進山梨県期成同盟会総会を開催し、リニア中央新幹線の早期実現などを求める決議を採択しました。

 決議文はこちら(171KB)

都府県ごとの期成同盟会は リニア中央新幹線建設促進期成同盟会 の『沿線情報』に掲載されています。2023年度の県別情報にリンクしておきます。

東京都以外に神奈川県~愛知県、それに三重県と奈良県が含まれています。静岡県の掲載はありません、記事に該当する記録がまだ無いからと思います。

神奈川県 リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました(2023.7.27)
 リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会は、2023年7月27日(木)に令和5年度リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会総会を開催し、東京・名古屋間の静岡工区の早期整備を図ることなどを求める決議を採択しました。
 総会決議

長野県 リニア中央新幹線建設促進長野県協議会が令和5年度リニア中央新幹線建設促進長野県協議会総会を開催しました(2023.7.21)
 決議文はこちら (260KB)
 要望書はこちら (873KB)

岐阜県 リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会が令和5年度定期総会を開催しました(2023.7.18)
 令和5年度決議

愛知県 リニア中央新幹線建設促進愛知県期成同盟会が2023年度総会を開催しました(2023.8.10)
 決議文はこちら (168KB)

三重県 リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました(2023.10.24)
 10月24日、リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会令和5年度総会を開催しました。
 本総会では、リニア中央新幹線の県内停車駅位置及び三重・奈良・大阪ルートの早期確定に向けて、県内の関係者が一致協力して取り組むことを決議しました。
 また、東海旅客鉄道株式会社様から、リニア中央新幹線計画の近況についてご説明いただきました。
 令和5年度総会決議(決議案)

奈良県 リニア中央新幹線建設促進奈良県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました(2023.9.6)
 決議はこちら (130KB)

【下記に 山梨県 の全文を掲載しておきます】
令和5年7月19日 リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会
決 議
 超電導リニアによる中央新幹線(以下「リニア中央新幹線」という。)は、東京・名古屋・大阪間の時間距離を大幅に短縮し、関東、中部、近畿の各地域間の交流 ・連携を一層強化するとともに、21世紀の我が国の新たな国土の大動脈として、経済社会を支え、成熟型社会の形成やゆとりある生活の実現、災害に強い国土づくりに大きく貢献できる社会基盤である。
 本県においても、リニア中央新幹線の開通により、世界文化遺産である富士山エリアをインバウンドの柱とした観光交流の推進や新たな産業の創出などが期待されている。
 現在、JR東海によって南アルプストンネル(山梨工区)工事や第四南巨摩トンネル(西工区及び東工区)工事の他、釜無川橋梁に続き笛吹川・濁川橋梁が着工するなど、明かり区間の工事についても着実に進められているところである。
 リニア中央新幹線の早期実現に向け様々な取り組みが進められている中、県においても、「リニアやまなしビジョン」に基づき、県民生活の豊かさに直結させていくため、各種施策を展開しているところである。
 今後も、JR東海と連携し、地域住民への丁寧な説明を行い、事業進捗への理解を得るよう努めるとともに、着実な事業の進捗が必要となる。
 一方、南アルプストンネル(静岡工区)工事は、水資源や自然環境への影響があるとして、静岡県から着工に同意を得られない状況にある。
 よって、我々は、リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会の事業目的の趣旨に則り、リニア中央新幹線の早期実現に向け、とりわけ次の事項について一致協力して強力な運動を展開するものとする。

 1 JR東海は、東京・名古屋間について、早期開業に向け、工事実施計画に基づき、着実に事業を進め、早期整備を図ること。特に、静岡工区については、静岡県との課題を解決するための協議を迅速に進め、早期着手を図ること。また、国は、有識者会議において、科学的、客観的に検証し、静岡県が危惧する課題が早期に解決するための調整を図ること。
 2 南アルプストンネル(山梨工区)において進められている先進ボーリング調査は、工事の安全確保や作業員の命に直接関わる極めて重要なものであり、地下水の流出量を科学的事実として把握するために不可欠であるため、JR東海は、速やかに県境までの調査を実施すること。
 3 JR東海は、本体工事の発注に当たり、県内企業の受注機会の拡大に配慮するとともに、本体工事以外の取付け道路等関連工事についても、道路管理者等に委託し、地方自治体からの直接発注とするなど、地域の活性化に資するよう努めること。
 4 JR東海は、建設工事を進めるに当たり、安全対策の徹底を図り、事故の発生防止に万全を期するとともに、沿線地域に対して丁寧な情報開示や説明に努めること。
 5 JR東海は、リニア建設による生活環境の変化に対する不安について、沿線住民の理解が得られるよう誠意を持って対応すること。
 6 JR東海は、リニア駅の建設に当たっては、駅利用者の利便性や駅周辺の景観との調和など十分配慮した施設とすること。
 7 JR東海は、リニア駅の交通結節点としての機能が十分発揮されるよう、駅への停車本数をできる限り増やすこと。
 8 JR東海は、山梨リニア実験線における実用化確認試験を着実に実施するとともに、超電導リニアの体験乗車の開催に当たっては、リニア中央新幹線の早期開業に向け、沿線住民を含めた多くの県民が乗車できるよう配慮すること。
 9 リニア駅周辺の基盤整備等は、主として地方が行うことになり、地方に大きな財政負担が生じるため、国は、補助制度の創設や弾力的な運用なども含めて、十分な予算措置、地方負担に対する適切な財政支援を講ずること。
 10 リニア駅と県内各地との円滑な移動を確保し、リニア中央新幹線開業の効果を全県に波及させるため、国は、地方が行うリニア関連交通インフラ整備に対し、補助制度の創設なども含めて、十分な予算措置、地方負担に対する適切な財政支援を講ずること。
 11 リニア建設工事に伴う公共施設の移転整備等は、限られた期間に完了する必要があり、沿線市町が計画的に行っている事業に影響を与えるなど、大きな財政負担が生じるため、国は、補助制度の創設なども含めて、十分な予算措 置、地方負担に対する適切な財政支援を講ずること。
 
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JR東海 岐阜県 ニュースリリース

2024.06.27 「『中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【岐阜県】平成26年8月』に基づく事後調査報告書(令和5年度)」の提出及び縦覧について
 当社は、「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【岐阜県】平成26年8月」に基づき、事後調査を実施しております。
 本日、岐阜県内での中央新幹線建設工事に関して令和5年度に実施した事後調査の結果等について、岐阜県環境影響評価条例の規定に基づき、報告書として取りまとめ、関係自治体に提出しました。今後、以下のとおり縦覧します。
1.提出した資料及び提出先
 ・提出した資料
  「『中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【岐阜県】平成26年8月』に基づく事後調査報告書(令和5年度)」
 ・提出先
   岐阜県知事並びに多治見市長、中津川市長、瑞浪市長、恵那市長、土岐市長、可児市長及び御嵩町長
2.縦覧期間
 ・令和6年6月 29 日から令和6年7月 29 日まで
   ※ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除きます。
【以下引用は略します】

2024.01.23 中央新幹線岐阜県駅(仮称)ほか新設工事における環境保全の更新について 
2023.06.27 「「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【岐阜県】平成26年8月」に基づく事後調査報告書(令和4年度)」の提出及び縦覧について
2022.11.30 中央新幹線長島トンネル新設工事における環境保全(名古屋方) の一部更新について
2022.11.07 中央新幹線長島トンネル新設工事における環境保全について (工事施工ヤード(大井非常口)造成)

リニア中央新幹線
岐阜県
 工事の安全・環境の保全・地域との連携
岐阜県庁
 リニア推進課
 リニア推進事務所

瑞浪市と同様な市町村でのリニア関係記事も確認は後日に。

2024年06月 リニア水位低下、岐阜県瑞浪市で説明会がありましたので報道記事から記録しました。
2024年06月12日 16時49分 共同通信 【速報】JR東海報告遅れ「非常に遺憾」と岐阜知事
 岐阜県の古田肇知事は12日の記者会見で、リニア中央新幹線工事現場の井戸で基準値超の有害物質が検出されながら、JR東海から県への報告が遅れたことに「情報の迅速な共有は不可欠で、非常に遺憾だ」と述べた。
 
2024年6月14日 21時19分 農業用ため池異変時の対策提示を リニア水位低下問題で中津川市がJRに求める(中日新聞)この記事は会員限定です
 瑞浪市大湫(みずなみし おおくて)町のリニア中央新幹線のトンネル掘削工事現場付近で井戸などの水位が低下した問題を受け、中津川市は市内のトンネル掘削予定地付近に点在する農業用ため池について、異変が生じた場合の対応策を提示するようJR東海に求めた。14日の市議会定例会の一般質問で、市が明らかにした。
 市によると、JRが工事現場ごとに作成している環境保全計画書には湧水、井戸、河川といった水源に影響が出た場合の対応は示されているが、ため池では記載がない。5月に着工した約4・7キロの駒場トンネル(同市駒場、千旦林)は大規模なひょうたん池、神谷池をはじめ多くのため池近くを通るため、JRに対応策の提示を求めたという。...
 
2024年6月12日 20時45分 瑞浪の水位低下で「まずは湧水を止める」 古田肇知事、JRに慎重対応求める(中日新聞)この記事は会員限定です
 瑞浪市大湫(みずなみし おおくて)町でリニア中央新幹線のトンネル工事が原因とみられる共同水源などの水位低下が起きた問題で、古田肇知事は12日の定例会見で「まずは(工事で出た)湧水を止める。それから地下水位の低下を止めることが大切だ」と述べ、工事主体のJR東海に慎重な対応を求めた。
 この問題を巡り、4日に同社の丹羽俊介社長と面談した際の内容については、「対策をもっと早くすれば良かったと(丹羽社長に)申し上げた」と明かした。
 リニア中央新幹線のトンネル工事では、恵那市で4月に基準値を超える六価クロムが検出されていたが、JR東海は6月11日に県に報告。水位低下の問題に続いて県への情報共有が遅れ、知事は「昨日(...
 


 


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2024年7月15日 19:10 リニアトンネル工事現場 国のモニタリング会議が視察 環境保全策など確認 山梨県(YBS NEWS 山梨放送)
 リニア中央新幹線・南アルプストンネル工事の静岡工区の着工に向けた動きです。

 国のモニタリング会議のメンバーが15日、山梨県早川町内の工事現場を視察に訪れ、現状を確認しました。

 トンネル工事の現場を視察したのは、静岡工区の環境保全対策などを審議するモニタリング会議のメンバーです。

 南アルプストンネルの工事は静岡県の川勝平太前知事の要望などもあり、ボーリング調査が県境手前で止まっていましたが、今年5月に再開しました。

 メンバーは工事の進展や手法のほか、想定を超える湧水が発生した場合の環境保全策などを確認しました。

 リニア静岡工区モニタリング会議 矢野弘典 座長
 「ボーリング調査によっていわば初期の段階ですが工事が始まってまもなく静岡工区にも到達するということでありますから何か起こったときに最善・最速で答えを出す努力をしようという姿勢を地域の人や多くの人に見せてほしい」

 南アルプストンネル工事を巡っては、県と静岡県、JR東海が6月、掘削工事を進める3者合意を締結した一方、岐阜県では工事に伴う井戸の水位低下が問題となっています。

 JR東海はボーリング調査について今後、県境を超えて静岡県側を300m掘り進める考えです。
 

国土交通省 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議について
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認することを目的として、「リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。

リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議
 第1回 2024/02/29 開催案内  議事録  配布資料

 第2回 2024/03/29 開催案内  議事録  配布資料

 第3回 2024/06/12 開催案内  議事録【未掲載】 配布資料
 
国土交通省 鉄道 を開くと リニア中央新幹線 関係記事が確認できると思います。

令和6年(2024年)7月9日 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議委員が 高速長尺先進ボーリングの視察を行います
 この記事が「新着情報」に掲載されていました。

開いた「鉄道」サイトでは「主な施策」サイトに「リニア中央新幹線の整備」のカテゴリーがあり、リニア中央新幹線について のタイトルで記事が案内されています。項目は・・・

 1.リニア中央新幹線の概要

 2.手続の経緯

 3.財投を活用した全線開業の前倒しについて

 4.リニア中央新幹線静岡工区の大井川の水資源・南アルプスの環境保全について

 5.リニア中央新幹線開業に伴う東海道新幹線利便性向上等のポテンシャルについて

 6.リニア中央新幹線静岡工区のモニタリングについて

これらの分野に分け、それぞれに {○リニア中央新幹線の概要 及び 整備計画について →詳細はこちら} のように状況や意見などで内容を説明する方法だと思います。

 {リニア中央新幹線について} の6項目、その記事をしっかり読んでみたいです。
JR東海の事業として進められているリニア中央新幹線の状況を、国土交通省はどのように考えておられるのだろうか。南アルプス山系を直進することに以前から私は疑問に感じています。


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2024年7月11日 18:51 JR東海、山梨のリニア工事で環境調査「大きな影響なし」(日本経済新聞)

JR東海は11日、リニア中央新幹線の山梨県内の工事をめぐり、2021〜23年度に実施した環境影響調査結果をまとめたと発表した。水資源や動植物などへの影響について「現時点で工事による大きな影響は確認されていない」(中央新幹線建設部の市瀬達夫担当課長)という。

調査結果は山梨県環境影響評価条例に基づき、3年ごとに中間報告書として県や沿線市町に提出している。今回は3回目。県内11カ所の工事における環境保全措置の実施状況なども記載している。12日から8月13日まで各役場などで縦覧できる。

工事で影響を受ける希少植物10種を移植したところ、うち2種が移植地で枯死や消失を確認したため、今後も再移植をして生育調査を継続するという。また早川町塩島地区(南)にある発生土仮置き場の地下水から環境基準を超えた重金属セレンが検出されたため、原因を現在調査しているという。

『7月12日から8月13日まで各役場などで縦覧できる』 との事です。
上野原市から早川町までリニア中央新幹線事業のお役所で閲覧出来るなら有難いです。

なお、日本経済新聞は 2024年7月12日 1:49 [会員限定記事] として記事を掲載しています。
 リニア工事、山梨の環境調査報告 上記の11日 18:51 記事に何か追加かと思います。
 
7月11日に日本経済新聞が報じた「各役場などで縦覧できる」を12日には役場の案内記事を確認できませんでしたが、16日以後に色々試してみたいと思います、3年に一度の事ですから。

山梨県内の報道機関で記事を一通り確認したのですが、日本経済新聞が報じたのと同様な記事は見つかりませんでした。
とにかく何処かの役場で8月13日までにJR東海の報告を読んでみたいと思っています。
 


 


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2024年07月10日 富士川町 リニア工事影響 閉校の高校体育館無料貸し出し(NHK山梨)

 富士川町ではリニア中央新幹線の工事で町の体育館が撤去され、町民の活動の場の確保が課題になっていることを受け、先月から閉校になった高校の体育館が無料で貸し出されています。

 無料の貸し出しが行われているのは、おととし3月末で閉校になった県立の旧増穂商業高校の体育館です。
 富士川町の町民体育館は、建設が進められているリニア中央新幹線が通過する予定地にあるとして、5年前に撤去されました。
 一方、町によりますと、新たな体育館の具体的な整備の予定はなく、町民の活動の場の確保が課題になっています。
 このため、町は旧増穂商業高校の体育館を県から借り受け、先月25日から希望する利用者への貸し出しを始めました。
 貸し出しは無料で時間は午前8時半から午後10時までです。
 利用には町の教育委員会への申し込みが必要で、すでに社会人のバレーボールの練習などで利用されているということです。
 町の教育委員会は「町のみなさんのスポーツ環境の整備のため、一時的に確保した。新たな体育館建設の計画も進めていきたい」としています。
 
興味深い記事でした。
富士川町ホームページ の関連記事は確認したいです。

 『町民体育館は、建設が進められているリニア中央新幹線が通過する予定地にあるとして、5年前に撤去されました』 について、町長や富士川町議会、町内の組織などが、どのように対処されたのか知りたいです。
 町の教育委員会は「町のみなさんのスポーツ環境の整備のため、一時的に確保した。新たな体育館建設の計画も進めていきたい」としています。」とのことです。
 『新たな体育館建設』の経費はどこの組織が対処するのでしょうか?
  富士川町 2024年7月1日現在 人口 14,057人 世帯数 6,316世帯

リニア中央新幹線工事で住宅の処理、廃棄などについて、すでに多数の記事もあります。
リニア事業が始まって以来、記録を続けてきたのだから、今後も様々な意見を拝読しながら可能な限り学習を継続しようと思います。


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日刊ゲンダイにインタビュー記事 樫田 秀樹 (ご自身の Facebook に掲載されています)

 6月27日の日刊ゲンダイに私へのインタビュー記事が載りました。メディアとしては、やはりキャッチーな見出しをつけるわけですが、確かに、JR東海の計画するリニア計画(品川・名古屋・大阪)はサグラダファミリアのようにいつ完成するのかまったく予想がつかない。
 JR東海は今年3月に品川・名古屋が2034年以降になると公表したが、おそらく無理。それで間に合うかとの問題もあるし、そもそも現時点で7兆円(品川・名古屋)+α(建設資材や燃料代、電気代、人件費の値上がり等々)もの金が確保できていない。
 JR東海は労働組合との話し合いで「開業が遅れれば、遅れた分、建設のための自己資金を貯めることができるから、いいのだ」との主旨の話をしているが、え、つい昨年までは「2027年に間に合う」と言っていたよ。
 そして、名古屋・大阪の工事は、品川・名古屋の工事が終わってからになるが、そのお金も自己資金でやるとなると、何十年待つのだろう。昨年度の純利益は約3600億円。内部留保が約4兆円あるから、確かに、何十年か待てばリニアの建設資金が確保できるけど、最終的な大阪開業の時期はまったく明らかにされていない。

【最初の部分だけ掲載します】

この記事は 日刊ゲンダイ で全文読み易く掲載されました。
2024年07月01日 開業までさらに60年…リニア計画は「日本のサグラダ・ファミリアです」取材歴20年のジャーナリストが看破 (日刊ゲンダイ)

記事の裏だって伝えたい 樫田(かしだ)様の著名なホームページです
 


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『山梨県の長崎幸太郎知事は18日の記者会見で・・・』と朝日新聞が書いていましたので、長崎知事の迅速なサイトを確認、OKでした。
山梨県庁の やまなし in depth このサイトで知事発表が判りました!

2024年6月18日 定例記者会見(2024.06.19)
 2 リニア工事で山梨県、静岡県、JR東海の三者が合意――静岡県の懸念に対応した措置を取り、一日も早い開業に向け役割を果たす

 知事は、昨年から進めていた南アルプストンネル県内工事における、山梨県、静岡県、JR東海の三者での合意事項がまとまったことを発表した。

 これまで静岡県より県境付近の掘削によって静岡県内の水が流出する懸念が示されていたことから、県では、工事の早期完了のため、新たに流動した水の回復措置等について協議を重ね、本日、三者合意に至った。

 合意事項では、静岡県は山梨県側に流出した水に対して所有権を主張しないことを前提としながら、工事により新たに流動する水量を静岡県とJR東海が協力して推定作業を進める。そのうえで、健全な水循環が損なわれる場合、静岡県とJR東海で調整し、回復措置を図ることとしている。

 知事は、「今後もリニア中央新幹線の開業に向け、県として果たすべき役割を果たしていく」と述べた。
 
山梨県知事トップページ 総てはここから始まります。

山梨県 知事記者会見(この全体記事から毎年別サイト、月別記事などを拝読できます。)

知事定例記者会見(令和6年6月18日火曜日)
 発表事項 リニア中央新幹線南アルプストンネル県内工事における三者合意について

  参考資料(PDF:1,012KB) 三者合意の状況を1枚の記事画像で説明されています。


 この記者会見記事には、記者からの質問と知事の返答も掲載されています。この点が「やまなし in depth」での記事とは違います。

朝日新聞で気付いた事が長崎知事のご報告で確認できてほっとしました。
静岡県とJR東海でこの件をどの様に報告・掲載しているか、いつか、そのうち・・・としてこの件はここまで。

2024年6月19日 10時45分 リニア、山梨工区のトンネル掘削合意 静岡・山梨・JRの3者(朝日新聞)

 山梨県の長崎幸太郎知事は18日の記者会見で、リニア中央新幹線南アルプストンネルの山梨県内での工事をめぐり、静岡側から山梨側に流出する可能性がある水量の推定作業と並行して、ボーリング調査や本坑の掘削工事を進めていくことで、山梨県、静岡県、JR東海の3者で合意したと発表した。

 発表によると、静岡県は、山梨側に流出した水について所有権を主張して返還を求めないことを確認。その上で、山梨県側へ自然の状態で流れている水に加え、ボーリング調査や掘削工事などの人為的な要因によって新たに加わった可能性のある水量を、工事を進めながら、静岡県とJR東海が推定する。

 そして、工事などによって山梨側に流れる水が増えることが、健全な水循環に悪影響を及ぼすと判断された場合は、静岡県とJR東海で調整して回復措置を取ることとした。

 南アルプストンネルの山梨工区については、川勝平太・前静岡知事が、地下水への影響などを理由に、JR東海に対して、県境から300メートル以内で掘削を行わないように求めていた。ボーリング調査は、8日現在で、県境まで339メートルまで進んでいた。

 長崎知事は会見で、「この合意により、県内の南アルプストンネルの工事が着実に進み、静岡県の懸念にも応えられる」と胸を張った。

 JR東海広報部は、山梨県内のトンネルの掘削工事については「ボーリング調査により山梨県内の地質や湧水(ゆうすい)の状況を把握した後、先進坑や本坑の掘削工事を進めていく」とコメント。さらに、静岡県側についても「地質や湧水の状況を把握することが、流域関係者の不安解消につながると考えており、早期に県境を越えて静岡県内についてもボーリング調査を実施していきたい」としている。(三宅範和、米沢信義)
 
2024年6月19日 リニア計画新段階へ 山梨工区工事、静岡県境まで容認で3者合意(有料記事です)(朝日新聞)
 リニア中央新幹線の「山梨工区」のトンネル工事について、静岡県は18日、静岡県境まで認めることで山梨県、JR東海と3者合意したと発表した。地質などを調べるボーリング調査を皮切りに、工事の準備を進めるための先進坑や、最後の本坑掘削までトンネル工事全体を認める。これまで静岡県が認めてこなかった工事が動き出し、リニア計画は新たな段階に入る。(大海英史、青山祥子)

「トンネル工事、着実に進む」と山梨県知事 ・・・
 山梨工区は現在、静岡県境の手前約340メートルの地点まで「高速長尺先進ボーリング」が進む。細い穴を開け、水が大量に流出するおそれがある破砕帯などを調査している。  
 
 一方、川勝平太前知事はボーリングで県内の水が山梨側に流出するおそれがあるとして、県境まで300メートル以内は調査を認めてこなかった。

 


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2024年06月10日 16時47分 リニア工事差し止め裁判 原告側 1審判決を不服として控訴(NHK山梨)
 リニア中央新幹線のルートに予定されている南アルプス市の住民がJR東海に対し、一部区間の工事の差し止めなどを求めた裁判について、原告側は訴えを退けた1審の判決を不服として8日、控訴しました。

 この裁判は、JR東海が開業を目指すリニア中央新幹線のルートに予定されている南アルプス市の住民が、開業すれば生活環境が悪化するとして5年前、JR東海に対して市内のおよそ5キロの区間の工事の差し止めと損害賠償を求めたものです。
 先月、甲府地方裁判所は「請求にはいずれも理由がない」として原告側の訴えを退ける判決を言い渡しました。
 原告側はこの判決を不服として8日、東京高等裁判所に控訴しました。
 原告団の志村一郎代表は、「1審は、住民の意見がまったく反映されていない理解し難い判決だったので、再度、東京高等裁判所で審議してもらいたい」としています。
 一方、JR東海は「控訴状を受け取っていない」としています。
 
2023-03-25 のブログ記事 南アルプス市民のリニア訴訟
 この記事に 藤田地区リニア対策協議会  平成28年10月16日の関係者各位への文章 を記録してあります。
 2016年(平成28年)11月11日に記録した記事です。他にも関連情報は記録してあるはずなので可能な限り追録したいと思います。・・・と書いても私には何もできず・・・

このブログ記事に書いていた3点を掲載しておきます。

2023.03.17 リニア、山梨県の南アルプスのリニア差止訴訟、いよいよ来年判決か…?「記事の裏だって伝えたい」(樫田秀樹)

井澤宏明様の記事で リニア初の建設差し止め訴訟 山梨県南アルプス市(2019年5月30日 週刊金曜日)の記事が今も読めます。

日本工業経済新聞の記事で リニア南アルプス市説明会(2014/11/22 山梨建設新聞)が掲載されています。
 『JR東日本は、リニア中央新幹線建設に向けた事業説明会を南アルプス市で20日に開催し、市内の工事計画や用地取得・補償などについて理解を求めた。』・・・と始まる記事ですが私には理解困難です。
 『説明後、参加者からは、磁界の影響、ルートの決定過程、騒音・振動対策、用地取得の考え方、南アルプスを通すトンネル工事の安全対策などに質問が出た。ルートの緩衝帯に側道を付けてほしいという要望があり、JR東海では「地元自治体が行うことになる。リニアに支障がなければ話をさせていただく」とした。』・・・と終っています。


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