ICT工夫
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  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




井澤宏明(ジャーナリスト)
1967年生まれ。読売新聞記者を経て、2016年からフリー。
 新聞記者時代は、岩手県、北海道で自然保護問題などを取材。
 現在は、リニア中央新幹線建設が沿線住民の生活、自然環境にもたらす影響を継続取材。
 2019年に開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」の余波、名古屋城天守閣「木造復元」問題などを追いかけている。
岐阜県在住(いざわ ひろあき 様)
以下のページの掲載について。
 記事は所在を記録してリンクしました。読み落としも多数あるようです。
 拝読して手元におきたい記事は別ページに掲載・リンクしています。
夢か悪夢かリニアが通る!(井澤宏明氏の記事)
 にらめっこ 岐阜県各務原市蘇原新栄町3-15

vol.221 vol.50 水枯れの「悪夢」再び(2024.9&10)
 リニア中央新幹線のトンネル掘削工事によって岐阜県瑞浪市大湫町の共同水源や井戸、ため池で水枯れや水位低下が起きていることが今年5月15日、中日新聞や岐阜新聞で報じられました。山梨実験線(42.8キロメートル)で起きた「悪夢」が繰り返されてしまいました。

vol.220 vol.49 工事差し止めを棄却(2024.7&8)

vol.219 vol.48 『2027年断念』の波紋(2024.5&6)

vol.218 vol.47 迷走する御嵩町審議会(2024.3&4)

vol.217 vol.46 北海道新幹線で起きていること(2024.1&2)

vol.216 vol.45 「地盤補修」という街壊し(2023.11&12)

vol.215 vol.44 住民の声、司法に届かず(2023.9&10)

vol.214 vol.43 「リニアムラ」の住人たち(2023.7&8)

vol.213 vol.42 地元自治会が反対決議(2023.5&6)

vol.212 vol.41 美佐野は「最後の砦」(2023.3&4)

vol.211 vol.40 「重要湿地」を巡って(2023.1&2)

vol.210 vol.39 不都合な「真実」(2022.11&12)

vol.209 vol.38 「最悪」のシナリオ(2022.9&10)

vol.208 vol.37 有害残土、受け入れか否か(2022.7&8)

vol.207 vol.36 産廃本を「禁書」扱い(2022.5&6)

vol.206 vol.35 「信ぴょう性薄い」調査報告(2022.3&4)

vol.205 vol.34 初の犠牲者、そのとき(2022.1&2)

vol.204 vol.33 産廃に揺れた町で(2021.11&12)

vol.180 vol.09 水源を貫く 長大トンネル(2017.11&12)

vol.179 vol.08 あふれる残土 谷を埋める(2017.9&10)

vol.178 vol.07 ラドンに向き合えるのか 小出裕章さんに聞く(2017.7&8)

vol.177 vol.06 名古屋駅開発の陰で(2017.5&6)

vol.176 vol.05 真の文化は山を荒らさず(2017.3&4)

vol.175 vol.04 リニアに3兆円!議論深まった?(2017.1&2)

vol.174 vol.03 リニア問題 「住民の理解」って何だ?(2016.11&12)
 リニア中央新幹線の建設が本格化するのを前に、各地で行われている工事説明会。終了後、報道陣の前でJR東海の責任者がしばしば口にする言葉に、「住民の理解」があります。
 国土交通大臣が2014年のリニア建設計画認可に際して、「地域の理解と協力」をJRに求めたことを意識したものですが、理解したかどうかを判断するのは本来、住民のはず。
 ところが、理解をお願いする側のJRが、理解が「得られた」とか「進んだ」と口にするのです。

vol.173 vol.02 ウラン、本当に避けられる?(2016.9&10)

vol.172 vol.01 暮らし直結! 夢か悪夢か、リニアが通る!(2016.7&8)
 時速505キロで、東京・品川―名古屋を40分、東京・品川-新大阪を67分で結ぶ「夢の超特急」リニア中央新幹線。私たちの住む岐阜県にも、工事の槌音が迫っています。
 住み慣れた土地からの立ち退き、トンネル掘削による東京ドーム50杯分といわれる大量の土砂や水枯れ、日照被害、工事車両の騒音、振動、交通渋滞、ウラン採掘の恐れや電磁波による健康被害。沿線には、不安な日々を過ごしている多くの住民がいます。
 リニアは私たちにとって、「夢」でしょうか、それとも「悪夢」でしょうか。考えるきっかけになったら、とこの記事を書きました。
 
「にらめっこ」 懐かしいサイトです、久し振りに確認して井澤様のサイトなので記事を確認・リンクする予定です。
この記事は途中から知って拝読し始めましたので、最初から読みたいと記事一覧表を作り始めました。
【井澤宏明氏の記事ご案内】 このサイトにリンクしていますので、その他の記事もご確認ください。

この記事は第4回で終了のようでリンクしています・・・
地球・人間環境フォーラム そんなに急いで どこへ行く? ”夢の超特急”リニア沿線からの報告
 第4回 「命の水守る」闘う知事の退場(静岡県)(2024年05月16日)
 第3回 巨大高架橋が住宅地を分断(山梨県南アルプス市)(2024年03月22日)
 第2回 大井川上流に巨大盛り土計画(静岡県静岡市)(2024年01月18日)
 新連載 「重要湿地」に有害残土処分場計画(岐阜県・御嵩町)(2023年11月15日)
OurPlanet-TV1 リニアは本当に安全か? 振り回される住民たち~(2023年10月16日)
OurPlanet-TV リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告(2021年11月23日)
2023-09-01 住民の声、司法に届かず(ストップ・リニア! 訴訟の判決)
 記事の最後に 「原告側は7月28日、東京地裁判決を不服として東京高裁に控訴しました。」とお書きになっておられます。
2023-07-01 リニアはなせ?失敗したか(緑風出版)
 Ⅰ リニアが抱えた困難
  2章 迷走する残土処分場探し(井澤宏明)
 緑風出版
2023-03-25 南アルプス市民のリニア訴訟
 井澤宏明様の記事で リニア初の建設差し止め訴訟
 山梨県南アルプス市(2019年5月30日 週刊金曜日)
2023-10-16 リニアは本当に安全か? 振り回される住民たち~(特定非営利活動法人OurPlanet-TV)
 共同制作者 井澤宏明(ジャーナリスト)
2019-09-18 あいちトリエンナーレ2019 情の時代
 井澤宏明さんの連載記事 『夢か悪夢かリニアが通る!』
2021-11-23 リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告(特定非営利活動法人OurPlanet-TV)
 リニア中央新幹線の工事現場で何が起きているのか。ジャーナリストの井澤宏明さんにお話を伺う

井澤 宏明氏: フリージャーナリスト。岐阜県在住。元読売新聞記者。
 共著に「『表現の不自由展』で何があったのか」「リニアはなぜ失敗したか」(いずれも緑風出版)。
子育て生活情報誌「にらめっこ」http://niramekko.com/web/で「夢か悪夢かリニアが通る!」を連載中。月刊環境情報誌「グローバルネット」(地球・人間環境フォーラム)での連載も予定している。リニア取材では映像撮影も行っているが、編集に手が回らず途方に暮れている。


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2024/08/18 05:00 リニア水位低下 湧水対策工事再検討へ(読売新聞)
 リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている瑞浪市で、井戸などの水位が低下した問題を巡り、JR東海は、トンネル内の湧き水を減らす「薬液注入」による対策工事について、現在の計画や工法を再検討し、見直す可能性もあることを明らかにした。

 工事の参考事例としたトンネルで、路面の隆起・土砂流入が確認されたためで、16、17の両日、同市 大湫(おおくて)地区住民ら約60世帯を対象にした個別説明会を開いたほか、説明資料で経緯を伝えた。県や瑞浪市にもすでに報告した。JR東海は「同じような事態を、リニアのトンネルで絶対に起こすわけにはいかない」と慎重に進める。

 大湫地区の地下では「日吉トンネル」( 南垣外みなみがいと 工区、全長約7・4キロ)の新設工事が行われている。この工事現場で今年2月に湧水が発生。付近の共同水源、個人宅の井戸、ため池の水位の低下が確認された。

 トンネル内では約50メートルにわたり、毎秒約20リットルの湧き水が天井や壁に染み出している。JR東海は、トンネルの周囲に水を通さない薬液を2段階で注入して湧き水を減らす計画を立て、実施することにした。

 1次注入を6月6日までに実施。2次注入は同11日から始めた。現在は、岩盤の大きな亀裂を埋めるため、トンネルの天井や床などの全周をセメント系注入材でドーナツ状に囲む「カバーロック」工事を進め、続けて、湧き水を本格的に減らす「本注入」に移行する計画だった。

 JR東海によると、構造的に安定させるため、カバーロックまでは終わらせる予定。今後は専門家や工事の影響を審議する県環境影響評価審査会の地盤委員会、地域住民らとやりとりを重ねながら、工事のやり方について決める方針。
 
2024年08月17日 12時42分 リニア工事現場近くの水位低下 対策方法に問題ないか検討へ(NHK岐阜)
 岐阜県瑞浪市にあるリニア中央新幹線のトンネル工事現場の周辺で井戸などの水位が低下している問題で、JR東海は現在、現場で実施している湧き水を減らすための対策に壁面が崩れるなどのリスクがないか検討することを明らかにしました。

 この問題は瑞浪市大湫町で井戸などの水位が低下しているもので、JR東海は近くのリニアのトンネル工事現場で水が湧き出ている影響とみています。
 JR東海では湧き水を減らすため、地盤にセメントなどの薬液を注入する対策を進めていますが、同様の対策が実施された鹿児島県のトンネルで、7月、路面が盛り上がったり、壁面の一部が崩れたりする被害が確認されたということです。
 この被害と対策との関連ははっきりしていないものの、瑞浪市でも同じような被害が起きる可能性が否定できないとして、JR東海では対策の見直しも含めた検討を行うことを明らかにしました。 JR東海の担当者は「トンネルの崩落という大きなリスクがあるので、慎重に検討を進めたい」と話しています。
 一方、現場近くに住む70代の住民は「南海トラフ地震で強い揺れが予想されている地域なので、地震でトンネルが崩れることも心配している。鹿児島で起きた被害の原因をしっかり調べ、こちらのトンネルにも応用してほしい」と話しています。
 
2024/8/16 22:33 湧水止める薬液注入作業を再検討、井戸の水位低下問題 岐阜のリニア工事現場(産経新聞)
 岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線トンネル工事現場付近で井戸の水位が低下した問題で、JR東海は16日、掘削中に発生した湧水を止めるための薬液の注入作業を続けるかどうか再検討することを明らかにした。同様の手法を取り入れていた鹿児島県のトンネルで7月、壁面の一部が崩落するなどしたことを受けた対応で、専門家から意見を聞くとしている。

 同社担当者は「(崩落と)薬液の注入との関連が否定できないため」と説明した。

 瑞浪市大湫町の現場では、2月に観測用の井戸で水位低下を確認したのを受け、JRが個人の井戸などを調べた結果、15カ所で低下が判明。湧水した区間のトンネル全周を対象とした薬液の注入を5月20日から実施していた。
 
瑞浪市 JR東海リニア中央新幹線
 仮置き場について
 瑞浪市大湫町における地下水位等の推移について
  案内・JR東海 岐阜東・岐阜西工事事務所からのお知らせ(外部リンク)【この件は JR東海のサイトで 中央新幹線計画に関する公表資料等 の 岐阜東・岐阜西工事事務所からのお知らせ に記録されている。】
 リニア工事に関する問合せについて
 
岐阜県  リニア中央新幹線工事情報
 岐阜県内の東海旅客鉄道株式会社(JR東海)によるリニア中央新幹線工事に関する情報を随時お伝えします。

岐阜県市町村と県庁のリニア工事を確認して整理したいと思います。

 


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工事状況を確認しようと考えましたが、なにも出来ずに2か月経過です。続けようと思い、このサイトを決めました。
2024-06-02 11:00:00 【リニア中央新幹線、事業組織と沿線住民】
 国土交通省・リニア中央新幹線について / リニア中央新幹線建設促進期成同盟会 / リニア中央新幹線事業に関する政府の会議など / リニア中央新幹線の沿線住民による取り組み
 
2024-06-02 11:04:00 【都府県のリニア中央新幹線・JR東海ニュース】
 これは 東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県、奈良県、大阪府 でのJR東海の活動など確認しようと準備したサイトですが、東京都と神奈川県について掲載しただけで、後はこれからです。
 
2024-06-02 11:06:00 【リニア中央新幹線の工事に関係する住民】
 ストップ・リニア!訴訟原告団&リニア新幹線沿線住民ネットワーク この状況を記録したいと設定しました。
 
2024-06-02 11:20:00 【リニア工事・駅その他 JR東海のYouTube動画】
 リニア中央新幹線の工事では、様々な重機を使って山岳トンネルを掘削しているそうで、工事の重機も確認・記録したいです。

 


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2024年7月15日 リニア中央新幹線 国の有識者会議が山梨県内の工事現場を視察(NHK山梨県)

 リニア中央新幹線の開業を目指すJR東海が行う環境保全対策などをチェックする国の有識者会議が、15日、山梨県内のトンネル工事の現場を視察しました。

 リニア中央新幹線をめぐっては、静岡県が川勝前知事の時代にトンネル工事などに伴う自然環境への影響が懸念されることを理由に、県内での着工を認めない状況が続き、国は、JR東海が行う水資源などの保全対策をチェックするための有識者会議をことし2月に新設しました。

 会議は発足以降、静岡県の現場の視察などに取り組んできましたが、15日は委員3人が山梨県早川町の「南アルプストンネル山梨工区」を視察しました。

 この場所では工事で湧き出る水などの状況を把握するボーリング調査が行われていて、委員は水の量の計測方法などについて担当者から説明を受けました。

 会議は15日の視察の内容をほかの委員とも共有して、今後の議論に生かすことにしています。

 視察を終えた有識者会議の矢野弘典座長は、「順調という印象で、湧き出た水も少なく感じた。これまでの経験を生かし、工事を先に進めてほしい。大自然には人知の及ばない面があり、できるかぎりの準備をしたうえで、起こったことに全力で対応することが、現実的な事業の進め方だ」と述べました。
 
2024年07月15日 【リニア】国のモニタリング会議専門家らが山梨県のボーリング調査を視察 JR東海から調査の進捗を確認 (テレビ静岡)

 リニア新幹線の工事をめぐり、JR東海の対策を確認する国のモニタリング会議の専門家たちが7月15日 山梨県で進められているボーリング調査を視察し、JR東海から進捗具合などの説明を受けました。
 リニア新幹線のトンネル工事をめぐっては、山梨県で行われているボーリング調査について静岡県の鈴木康友 知事は6月 「掘削を進めることに基本的に課題はない」として実施を容認しました。

 竹下昇輝 記者:
 南アルプストンネルです。ボーリング調査はこちらの機械を使って行われていて、調査によって湧き出た水がこちらで計測されています

 こうした中、国のモニタリング会議は15日 山梨県でのボーリング調査を視察し、 JR東海の担当者から使用する機械や調査の進捗具合などについて説明を受けました。

 JR東海によりますと、山梨県のボーリング調査は静岡県境まで残り339mのところまで達していて、調査によって湧き出る水の量も現時点で問題はないということです。

 リニア モニタリング会議・矢野弘典 座長:
 いろんな工夫がなされて工法も新しく、これまで培ってきた経験を蓄積してそれを将来にいかそうという姿勢を感じることができた

 モニタリング会議は、迅速かつ慎重に作業を進めながらも問題が発生した場合には適切に対応してほしいと求めました。

Yahoo・同文掲載 【リニア】国のモニタリング会議専門家らが山梨県のボーリング調査を視察 JR東海から調査の進捗を確認 
 
2024年7月15日 「流水量は思ったより少ない」リニアモニタリング会議座長らが山梨工区ボーリング調査現場を視察(静岡新聞SBS)

 リニア中央新幹線の山梨工区では、静岡県との県境に向かってボーリング調査が行われています。7月15日は、国のモニタリング会議の委員と静岡県の関係者が現場を訪れ、調査の様子を視察しました。
 山梨県早川町のリニア中央新幹線山梨工区のボーリング調査の現場を視察したのは、国のモニタリング会議のメンバー3人です。

 モニタリング会議は、静岡工区の工事に伴うJR東海の環境保全の対策を継続的に確認していくために設置されたものです。

 15日、視察した場所は静岡県境から約500m手前の地下約900mの地点です。モニタリング会議の矢野弘典座長らは、ボーリング調査によって出てきた水の様子や工事によって様々な事態が起きた場合の対応策について説明を受けました。

 <リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議 矢野弘典座長>
 「(出てくる流水の量は)思ったより少ないと思います。現在のところでは順調に行っているな、というのが私の印象」

 静岡県は、これまで県境から300m以内の調査を認めていませんでしたが、5月に行われた静岡県の専門部会で「科学的な観点からリスク管理ができる」とボーリング調査を認める判断をしています。

 モニタリング会議は2024年6月、静岡工区のトンネル工事で発生する土の置き場なども視察しています。

Yahoo・同文掲載 「流水量は思ったより少ない」リニアモニタリング会議座長らが山梨工区ボーリング調査現場を視察
 
2024年7月16日 リニア工事 国モニタリング会議が山梨のボーリング現場視察(Yahoo)【静岡新聞の記事
 JR東海のリニア中央新幹線工事に伴う環境対策を評価、監視する国土交通省のモニタリング会議(座長・矢野弘典ふじのくにづくり支援センター理事長)は15日、山梨県早川町を訪れ、南アルプストンネル山梨工区工事で静岡県に向かって行われている高速長尺先進ボーリングの状況を視察した。矢野座長は、JRが静岡県と合意したボーリング湧水の管理手法を評価し、ボーリングが計画通り静岡県内に到達することに期待感を示した。
【以下、掲載は略します。】
 視察したのは矢野座長のほか徳永朋祥委員(地下水学)と東城幸治委員(進化生物学)。一行は早川町の広河原非常口から入り、静岡県境との距離478メートルの地点まで掘り進めた先進坑先端部へ移動。同所付近で実施中のボーリングの状況を確認した。JRの担当者から、現在の湧水は毎分20リットル程度に収まっていることや、トンネル工事を安全に進める上でボーリングの重要性について説明を受けた。
 矢野座長は視察後の取材で「やってみなければ分からないという面は最後まで残ると思う」と突発湧水などのリスクに言及した一方で「できるだけ準備し、万が一の事態には迅速に対応するというのが現実的な事業の進め方だ」と強調した。徳永委員も毎秒50リットルの湧水が1週間程度継続した場合にボーリングを終了し、湧水を止めるとしたJRのリスク管理に触れ、「状況によっては止める判断を持っている事業者の進め方には一定の信頼性が示されている」と評価した。
 山梨県内の工事を静岡県境まで進めることを確認した6月の静岡、山梨両県とJRの3者合意についても矢野座長は「始めないと何も進まない。当事者間でいい答えを出した」と歓迎した。
2024年2月29日 【リニア】矢野座長「ギャップを埋める論議を精力的に進めたい」 国のモニタリング会議が初会合 静岡朝日テレビの記事(Yahookの掲載) があり、次のような記事が書かれています・・・
 矢野弘典座長:「工事が開始して初めて、実測に基づく本当の意味でのモニタリングが始まると思う。必要なら国交省も入っていただき、再編成をし、早急にギャップを埋める論議を精力的に進めていただきたいと強く希望する」
 「都内で(2月)29日午後4時から始まった初めての会議は非公開で行われ、およそ2時間で終了しました。」とのことです。これが朝日新聞の記事つながりますね・・・

2024年5月9日 朝日新聞 国交省が頼ったリニア「最後のカード」 事態は動き、急展開に
 リニア中央新幹線の静岡工区着工をめぐり、川勝平太・静岡県知事とJR東海の溝は埋まらなかった。川勝氏の辞職に少なからず影響を与えたのは、川勝氏に翻弄(ほんろう)され続けてきた国土交通省が頼った「最後のカード」だった。

この「最後のカード」とは何を意味しているのか。
記事には 『リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の矢野弘典座長=2024年4月、静岡市葵区』と書かれて座長の写真が掲載されています。
私が思うに、国土交通省は矢野弘典氏にお任せして、リニア中央新幹線静岡工区に関する問題を解決するのだと。静岡工区の状況は今後も注意しようと思います。
 
リニア中央新幹線静岡工区の工事が始まるのはいつ頃か

リニア中央新幹線・南アルプストンネル工事(JR東海)
 南アルプストンネルはトンネル延長が約25km、地表からトンネルまでの深さ(土被り)が最大で約1400mであり、難工事となります。
 ここでは、南アルプストンネル工事における安全と環境保全の取り組みについてご紹介します。

地質調査による安全性の確保
 ① 高速長尺先進ボーリングの採用
 トンネル内のボーリング調査は、切羽(掘削現場の最先部)から100m程度先までの地質を確認することが一般的ですが、地質が複雑な南アルプスでは1,000m程度先までボーリング可能な高速長尺先進ボーリングを採用しています。 ボーリング機械の先端の位置を正確にコントロールしながら1,000m程度先の地質を把握し、適切な工法を検討して掘削を進めます。

 ② 先進坑の掘削
 リニア中央新幹線が走行するトンネルである本坑の掘削に先駆けて、本坑と並行な位置に、断面の小さい先進坑を掘削します。
 先進坑の掘削によって、地質や湧水の状況を把握することで、より安全に、環境への影響をより低減させながら工事を進めていきます。
 また、先進坑は最終的に作業用トンネルや避難用トンネルとして活用します。

導水路トンネルの設置による環境保全
 静岡工区では工事で生じたトンネル内の湧水を大井川へ流す導水路トンネルを設置します。
 大井川中下流域の水資源への影響が生じないようにトンネル工事を行います。
 


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vol.220 夢か悪夢かリニアが通る (2024.7&8)
【井澤宏明氏のシリーズ『夢か悪夢かリニアが通る』 長文なので部分引用】

 住宅地の真上を通るリニア中央新幹線の高架橋によって静穏な生活が破壊される――。山梨県南アルプス市の沿線住民6人(提訴時は8人)がJR東海を相手どり同市内のリニア建設工事の差し止めを求めて甲府地方裁判所に起こした裁判は5月28日、2019年5月の提訴から5年を経てようやく判決が下されました。リニア差し止め訴訟は静岡県や東京都でも続いていますが、これらに先駆けた初の司法判断に注目が集まりました。  井澤宏明・ジャーナリスト

 マスコミの囲み取材に応じる志村さん。「3年ほど裁判が続きましたが」と記者から声をかけられると、左の手の平を広げ「5年ですね。現在6年目です」と訂正する場面もあった。提訴から5年がたち、放送局や新聞社内の異動や配置換えで、当時のことを知る記者は1人もいないようだ

 「主文 原告らの請求をいずれも棄却する」――。新田和憲裁判長の声が法廷に冷たく響きました。「次の事件がありますのでご退室を」。呆気にとられる原告や傍聴人を、裁判所職員が追い立てます。【以下の掲載は略します】

  判決は日照被害について、「リニア路線の直下又は至近の土地に対し、相当程度の日照阻害が生じることはやむを得ない」としながらも、JR東海が「基準に基づいた相応の補償を講じるとしていること」を挙げ「工事自体を差し止める必要があると認めるのが相当であると判断される程度の違法性が存在するとは認められない」と断じました。【以下の掲載は略します】

長文の最後に 『住民らは控訴を決めました。闘いは東京高裁に移ります。』 と書かれて終りました。
 
山梨県南アルプス市のリニア中央新幹線工事について

2024-06-10 県民のリニア工事差し止め訴訟を甲府地裁は退けた
 この時には 甲府地方裁判所は「請求にはいずれも理由がない」として原告側の訴えを退ける判決を言い渡しました。・・とNHK甲府が報じました。

2024年5月28日 リニア中央新幹線 工事中止などを求めた住民の訴え棄却 甲府地裁(UTYテレビ山梨)
 リニア中央新幹線のルート予定地に住む南アルプス市の住民が、JR東海に工事の中止などを求めた裁判で甲府地裁は原告側の訴えを棄却する判決を言い渡しました。
 この裁判はリニアのルート予定地に住む南アルプス市の住民らが騒音などで健康や生活に悪影響が生じるなどとしてJR東海を相手取り、工事の中止や慰謝料の支払いなどを求めたものです。
 28日の裁判で甲府地裁の新田和憲裁判長は、リニア走行時の騒音について会社による相応の対策が予定されていることから工事を差し止める必要があると判断される程度の違法性は認められないなどとして、原告側の請求をいずれも棄却しました。
 原告側は、控訴する方針です。

2023-03-25 南アルプス市民のリニア訴訟
 樫田秀樹氏と、南アルプス市藤田地区リニア対策協議会の記事も掲載しています。

井澤宏明氏の関連記事にリンクしています
 リニア初の建設差し止め訴訟 山梨県南アルプス市(2019年5月30日 週刊金曜日)
 


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令和6年度リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会総会の開催について
2024年07月12日
記者発表資料
 「リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会」では、リニア中央新幹線の早期整備に向け、取組を進めています。このたび、次のとおり、令和6年度総会を開催いたしますので、お知らせします。

1 日時 令和6年7月22日(月曜日)午後2時から午後3時まで
2 場所 ロイヤルホールヨコハマ 3階「セレナーデ」(横浜市中区山下町90)
3 主な出席予定者
  橋本和也 神奈川県副知事
  本村賢太郎 相模原市長
  県内選出国会議員
  神奈川県議会議員(議長、建設・企業常任委員会委員、沿線選出議員)
  関係団体(東海旅客鉄道株式会社等)
4 概要
  第1号議案 令和5年度事業報告
  第2号議案 令和5年度決算報告
  第3号議案 令和6年度事業計画(案)
  第4号議案 令和6年度予算(案)
  第5号議案 総会決議(案)
5 その他
  本総会は会員を対象としており、一般の方は参加できません。
  報道機関による取材は、総会開始から終了まで全て可能です。
  【以下引用は略します】

参考 リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会
 目的
  リニア中央新幹線の早期建設と県内への停車駅設置を図ることに努め、もって県土の均衡ある発展を図ること。
 設立 平成2年6月4日
 会員
  神奈川県知事、県内全市町村長、県商工会議所連合会会頭、県商工会連合会会長で構成(会長:神奈川県知事)

問合せ先 神奈川県県土整備局都市部交通政策課 リニア中央新幹線グループ
 
神奈川県期成同盟について
リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会
1.期成同盟会の概要
 リニア中央新幹線の早期建設と県内停車駅設置の実現を目指して、神奈川県、県内全市町村、県商工会議所連合会、県商工会連合会で構成する「リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会」では、沿線の各都府県と連携を図りながら、国等への要望活動を行うとともに、広報活動に取り組んでいます。
 設立 平成2年6月4日
 目的 リニア中央新幹線の建設促進と県内停車駅設置の実現を促進すること
 会員 神奈川県知事(会長)、県内全市町村長、県商工会議所連合会会頭及び県商工会連合会会長

2.期成同盟会の主な活動内容

【多数の記事が掲載されていますので、このサイトを記録しました。】


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2024年07月18日 18時29分 リニア開業目指す団体総会 “静岡県内での早期着工”を確認(NHK山梨)
 リニア中央新幹線の開業を目指す県や市町村などでつくる団体の総会が、静岡県知事が代わってから初めて開かれ、静岡県内での早期の着工を引き続き求めることが確認されました。

 リニア中央新幹線の開業を目指す「リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会」の総会は (2024年7月)18日、県や市町村、JR東海の関係者などおよそ190人が出席し、静岡県知事が代わってから初めて開かれました。

 総会では、JR東海に対して静岡県での工事について早期に着工することを引き続き求めるほか、国に対しては静岡県が懸念する課題を解決するための調整を図るよう求める決議が採択されました。

 また、JR東海が岐阜県の工事現場周辺での水位の低下を把握したにもかかわらず、岐阜県への連絡が遅れたことなどを踏まえ、問題が発生した際の迅速な情報共有と徹底した調査をJR側に求める決議が初めて採択されました。

 このほか、移動の利便性の向上や災害時の安全の確保を目的に、リニア中央新幹線の整備に合わせて高速道路などの拡充を図っていくことも確認されました。
 決議はJR東海に示すとともに、今後、要望書として国にも提出する予定だということです。

【NHKは短い記事で重点を明確に報じられました。】
静岡県の前知事川勝平太氏は今回の総会決議をどの様にお考えでしょうか。
 『国に対しては静岡県が懸念する課題を解決するための調整を図るよう求める決議』
国が課題を解決するとは、リニア中央新幹線事業の部分変更が想定されているのでしょうか。
リニア中央新幹線建設促進期成同盟会
2023年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会を確認しました(2023.5.31) 都府県ごとの期成同盟会リストは別で『沿線情報』として掲載されています。
今年2024年(令和6年)の都府県別記事が掲載されるのを待ちますが、山梨県の令和5年記事を確認し掲載しました。

リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました (2023.7.19)
 リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会は、令和5年7月19日(水)に令和5年度リニア中央新幹線県設促進山梨県期成同盟会総会を開催し、リニア中央新幹線の早期実現などを求める決議を採択しました。

 決議文はこちら(171KB)

都府県ごとの期成同盟会は リニア中央新幹線建設促進期成同盟会 の『沿線情報』に掲載されています。2023年度の県別情報にリンクしておきます。

東京都以外に神奈川県~愛知県、それに三重県と奈良県が含まれています。静岡県の掲載はありません、記事に該当する記録がまだ無いからと思います。

神奈川県 リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました(2023.7.27)
 リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会は、2023年7月27日(木)に令和5年度リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会総会を開催し、東京・名古屋間の静岡工区の早期整備を図ることなどを求める決議を採択しました。
 総会決議

長野県 リニア中央新幹線建設促進長野県協議会が令和5年度リニア中央新幹線建設促進長野県協議会総会を開催しました(2023.7.21)
 決議文はこちら (260KB)
 要望書はこちら (873KB)

岐阜県 リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会が令和5年度定期総会を開催しました(2023.7.18)
 令和5年度決議

愛知県 リニア中央新幹線建設促進愛知県期成同盟会が2023年度総会を開催しました(2023.8.10)
 決議文はこちら (168KB)

三重県 リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました(2023.10.24)
 10月24日、リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会令和5年度総会を開催しました。
 本総会では、リニア中央新幹線の県内停車駅位置及び三重・奈良・大阪ルートの早期確定に向けて、県内の関係者が一致協力して取り組むことを決議しました。
 また、東海旅客鉄道株式会社様から、リニア中央新幹線計画の近況についてご説明いただきました。
 令和5年度総会決議(決議案)

奈良県 リニア中央新幹線建設促進奈良県期成同盟会が令和5年度総会を開催しました(2023.9.6)
 決議はこちら (130KB)

【下記に 山梨県 の全文を掲載しておきます】
令和5年7月19日 リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会
決 議
 超電導リニアによる中央新幹線(以下「リニア中央新幹線」という。)は、東京・名古屋・大阪間の時間距離を大幅に短縮し、関東、中部、近畿の各地域間の交流 ・連携を一層強化するとともに、21世紀の我が国の新たな国土の大動脈として、経済社会を支え、成熟型社会の形成やゆとりある生活の実現、災害に強い国土づくりに大きく貢献できる社会基盤である。
 本県においても、リニア中央新幹線の開通により、世界文化遺産である富士山エリアをインバウンドの柱とした観光交流の推進や新たな産業の創出などが期待されている。
 現在、JR東海によって南アルプストンネル(山梨工区)工事や第四南巨摩トンネル(西工区及び東工区)工事の他、釜無川橋梁に続き笛吹川・濁川橋梁が着工するなど、明かり区間の工事についても着実に進められているところである。
 リニア中央新幹線の早期実現に向け様々な取り組みが進められている中、県においても、「リニアやまなしビジョン」に基づき、県民生活の豊かさに直結させていくため、各種施策を展開しているところである。
 今後も、JR東海と連携し、地域住民への丁寧な説明を行い、事業進捗への理解を得るよう努めるとともに、着実な事業の進捗が必要となる。
 一方、南アルプストンネル(静岡工区)工事は、水資源や自然環境への影響があるとして、静岡県から着工に同意を得られない状況にある。
 よって、我々は、リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会の事業目的の趣旨に則り、リニア中央新幹線の早期実現に向け、とりわけ次の事項について一致協力して強力な運動を展開するものとする。

 1 JR東海は、東京・名古屋間について、早期開業に向け、工事実施計画に基づき、着実に事業を進め、早期整備を図ること。特に、静岡工区については、静岡県との課題を解決するための協議を迅速に進め、早期着手を図ること。また、国は、有識者会議において、科学的、客観的に検証し、静岡県が危惧する課題が早期に解決するための調整を図ること。
 2 南アルプストンネル(山梨工区)において進められている先進ボーリング調査は、工事の安全確保や作業員の命に直接関わる極めて重要なものであり、地下水の流出量を科学的事実として把握するために不可欠であるため、JR東海は、速やかに県境までの調査を実施すること。
 3 JR東海は、本体工事の発注に当たり、県内企業の受注機会の拡大に配慮するとともに、本体工事以外の取付け道路等関連工事についても、道路管理者等に委託し、地方自治体からの直接発注とするなど、地域の活性化に資するよう努めること。
 4 JR東海は、建設工事を進めるに当たり、安全対策の徹底を図り、事故の発生防止に万全を期するとともに、沿線地域に対して丁寧な情報開示や説明に努めること。
 5 JR東海は、リニア建設による生活環境の変化に対する不安について、沿線住民の理解が得られるよう誠意を持って対応すること。
 6 JR東海は、リニア駅の建設に当たっては、駅利用者の利便性や駅周辺の景観との調和など十分配慮した施設とすること。
 7 JR東海は、リニア駅の交通結節点としての機能が十分発揮されるよう、駅への停車本数をできる限り増やすこと。
 8 JR東海は、山梨リニア実験線における実用化確認試験を着実に実施するとともに、超電導リニアの体験乗車の開催に当たっては、リニア中央新幹線の早期開業に向け、沿線住民を含めた多くの県民が乗車できるよう配慮すること。
 9 リニア駅周辺の基盤整備等は、主として地方が行うことになり、地方に大きな財政負担が生じるため、国は、補助制度の創設や弾力的な運用なども含めて、十分な予算措置、地方負担に対する適切な財政支援を講ずること。
 10 リニア駅と県内各地との円滑な移動を確保し、リニア中央新幹線開業の効果を全県に波及させるため、国は、地方が行うリニア関連交通インフラ整備に対し、補助制度の創設なども含めて、十分な予算措置、地方負担に対する適切な財政支援を講ずること。
 11 リニア建設工事に伴う公共施設の移転整備等は、限られた期間に完了する必要があり、沿線市町が計画的に行っている事業に影響を与えるなど、大きな財政負担が生じるため、国は、補助制度の創設なども含めて、十分な予算措 置、地方負担に対する適切な財政支援を講ずること。
 
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2024年7月15日 19:10 リニアトンネル工事現場 国のモニタリング会議が視察 環境保全策など確認 山梨県(YBS NEWS 山梨放送)
 リニア中央新幹線・南アルプストンネル工事の静岡工区の着工に向けた動きです。

 国のモニタリング会議のメンバーが15日、山梨県早川町内の工事現場を視察に訪れ、現状を確認しました。

 トンネル工事の現場を視察したのは、静岡工区の環境保全対策などを審議するモニタリング会議のメンバーです。

 南アルプストンネルの工事は静岡県の川勝平太前知事の要望などもあり、ボーリング調査が県境手前で止まっていましたが、今年5月に再開しました。

 メンバーは工事の進展や手法のほか、想定を超える湧水が発生した場合の環境保全策などを確認しました。

 リニア静岡工区モニタリング会議 矢野弘典 座長
 「ボーリング調査によっていわば初期の段階ですが工事が始まってまもなく静岡工区にも到達するということでありますから何か起こったときに最善・最速で答えを出す努力をしようという姿勢を地域の人や多くの人に見せてほしい」

 南アルプストンネル工事を巡っては、県と静岡県、JR東海が6月、掘削工事を進める3者合意を締結した一方、岐阜県では工事に伴う井戸の水位低下が問題となっています。

 JR東海はボーリング調査について今後、県境を超えて静岡県側を300m掘り進める考えです。
 

国土交通省 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議について
 リニア中央新幹線静岡工区の水資源、環境保全に関する有識者会議の報告書で整理された対策について、科学的・客観的観点から、その状況を継続的に確認することを目的として、「リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議」を開催します。

リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議
 第1回 2024/02/29 開催案内  議事録  配布資料

 第2回 2024/03/29 開催案内  議事録  配布資料

 第3回 2024/06/12 開催案内  議事録【未掲載】 配布資料
 
国土交通省 鉄道 を開くと リニア中央新幹線 関係記事が確認できると思います。

令和6年(2024年)7月9日 リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議委員が 高速長尺先進ボーリングの視察を行います
 この記事が「新着情報」に掲載されていました。

開いた「鉄道」サイトでは「主な施策」サイトに「リニア中央新幹線の整備」のカテゴリーがあり、リニア中央新幹線について のタイトルで記事が案内されています。項目は・・・

 1.リニア中央新幹線の概要

 2.手続の経緯

 3.財投を活用した全線開業の前倒しについて

 4.リニア中央新幹線静岡工区の大井川の水資源・南アルプスの環境保全について

 5.リニア中央新幹線開業に伴う東海道新幹線利便性向上等のポテンシャルについて

 6.リニア中央新幹線静岡工区のモニタリングについて

これらの分野に分け、それぞれに {○リニア中央新幹線の概要 及び 整備計画について →詳細はこちら} のように状況や意見などで内容を説明する方法だと思います。

 {リニア中央新幹線について} の6項目、その記事をしっかり読んでみたいです。
JR東海の事業として進められているリニア中央新幹線の状況を、国土交通省はどのように考えておられるのだろうか。南アルプス山系を直進することに以前から私は疑問に感じています。


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2024年7月11日 18:51 JR東海、山梨のリニア工事で環境調査「大きな影響なし」(日本経済新聞)

JR東海は11日、リニア中央新幹線の山梨県内の工事をめぐり、2021〜23年度に実施した環境影響調査結果をまとめたと発表した。水資源や動植物などへの影響について「現時点で工事による大きな影響は確認されていない」(中央新幹線建設部の市瀬達夫担当課長)という。

調査結果は山梨県環境影響評価条例に基づき、3年ごとに中間報告書として県や沿線市町に提出している。今回は3回目。県内11カ所の工事における環境保全措置の実施状況なども記載している。12日から8月13日まで各役場などで縦覧できる。

工事で影響を受ける希少植物10種を移植したところ、うち2種が移植地で枯死や消失を確認したため、今後も再移植をして生育調査を継続するという。また早川町塩島地区(南)にある発生土仮置き場の地下水から環境基準を超えた重金属セレンが検出されたため、原因を現在調査しているという。

『7月12日から8月13日まで各役場などで縦覧できる』 との事です。
上野原市から早川町までリニア中央新幹線事業のお役所で閲覧出来るなら有難いです。

なお、日本経済新聞は 2024年7月12日 1:49 [会員限定記事] として記事を掲載しています。
 リニア工事、山梨の環境調査報告 上記の11日 18:51 記事に何か追加かと思います。
 
7月11日に日本経済新聞が報じた「各役場などで縦覧できる」を12日には役場の案内記事を確認できませんでしたが、16日以後に色々試してみたいと思います、3年に一度の事ですから。

山梨県内の報道機関で記事を一通り確認したのですが、日本経済新聞が報じたのと同様な記事は見つかりませんでした。
とにかく何処かの役場で8月13日までにJR東海の報告を読んでみたいと思っています。
 


 


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2024年07月10日 富士川町 リニア工事影響 閉校の高校体育館無料貸し出し(NHK山梨)

 富士川町ではリニア中央新幹線の工事で町の体育館が撤去され、町民の活動の場の確保が課題になっていることを受け、先月から閉校になった高校の体育館が無料で貸し出されています。

 無料の貸し出しが行われているのは、おととし3月末で閉校になった県立の旧増穂商業高校の体育館です。
 富士川町の町民体育館は、建設が進められているリニア中央新幹線が通過する予定地にあるとして、5年前に撤去されました。
 一方、町によりますと、新たな体育館の具体的な整備の予定はなく、町民の活動の場の確保が課題になっています。
 このため、町は旧増穂商業高校の体育館を県から借り受け、先月25日から希望する利用者への貸し出しを始めました。
 貸し出しは無料で時間は午前8時半から午後10時までです。
 利用には町の教育委員会への申し込みが必要で、すでに社会人のバレーボールの練習などで利用されているということです。
 町の教育委員会は「町のみなさんのスポーツ環境の整備のため、一時的に確保した。新たな体育館建設の計画も進めていきたい」としています。
 
興味深い記事でした。
富士川町ホームページ の関連記事は確認したいです。

 『町民体育館は、建設が進められているリニア中央新幹線が通過する予定地にあるとして、5年前に撤去されました』 について、町長や富士川町議会、町内の組織などが、どのように対処されたのか知りたいです。
 町の教育委員会は「町のみなさんのスポーツ環境の整備のため、一時的に確保した。新たな体育館建設の計画も進めていきたい」としています。」とのことです。
 『新たな体育館建設』の経費はどこの組織が対処するのでしょうか?
  富士川町 2024年7月1日現在 人口 14,057人 世帯数 6,316世帯

リニア中央新幹線工事で住宅の処理、廃棄などについて、すでに多数の記事もあります。
リニア事業が始まって以来、記録を続けてきたのだから、今後も様々な意見を拝読しながら可能な限り学習を継続しようと思います。


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