ネット巡回していて気付いた・・・「緊急事態条項が通ってしまった未来からの伝言」 法学館憲法研究所 2016年2月22日記事 by 内山 宙さん(弁護士)から最後の部分を引用しておきます。
もし、タイムマシンがあって、一度だけ好きな時に戻れるというなら、2016年の選挙の前に戻りたい。そして、お願いだから選挙に行ってくれと、これが最後の民主的な選挙になってしまうから、選挙に行ってくれと叫びたい。常時緊急事態の今では、そんなことすら叫ぶことができないから。
※ このお話は、緊急事態条項が通ってしまったらどうなるかシミュレーションしてみたものです。
この記事で引用されている<自民党憲法改正草案98条・99条>のソースは、 自由民主党サイトの自民党の活動 > コラム > 「憲法改正草案」を発表 にあります。
『日本国憲法改正草案(全文)PDF形式(767.9KB)日本国憲法改正草案 Q&APDFファイル(4932KB)「自主憲法の制定」は自民党の使命 わが党は、結党以来、「憲法の自主的改正」を「党の使命」に...』
日本国憲法改正草案 平成24年4月27日 は草案PDFファイルにリンクしただけのページです。
PDFファイルは、https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf、ファイルサイズの記載が違いますが、どちらも同じファイルです。
ダウンロードして手元にあるのは 作成日:2012年5月17日 801 KB のファイルです。
2016年7月の参院選では自由民主党山梨県連が立てた候補の応援に県選出の現職議員達が参集するでしょう。彼等は地元有権者に対して「日本国憲法改正草案」についても逐条説明をし、質問にも丁寧にに答えてくれると思います。
「子育て」とか「福祉」や「地域活性化」などしか語らないような公約も応援演説も全く意味が無い。平和で安全な日本国であってこそ観光立国であり地域産業なのです。そのことを一番判っているのは彼等自身なのですから。
2015年9月17日~19日の安保法制特別委員会から本会議に至る国会の体たらくは、緊急事態宣言における国会審議の予行演習だったと判るはずです。
平和、安全を維持するためには知性は要らない、腕力があれば良い、子供たちはそれを学んだかもしれません。
水島朝穂さんの2016年1月25日記事は必読、「なぜ、いま緊急事態条項なのか――自民党改憲案の危うさ」