この記事は 2010年03月27日 このブログに掲載した記事の修正・更新です。
甲府市観光協会さんの記事から引用させていただきます・・・
開催期間
2023年4月9日(日) 開催時間 12:00頃から
開催場所 天津司神社(小瀬町)〜諏訪(鈴宮)神社(下鍛冶屋町)
住所 〒400-0836 山梨県甲府市小瀬町557
最寄りのバス停からの徒歩甲府駅からバス約20分山城小下車徒歩約5分
小瀬町にある天津司神社に古くから伝わる日本最古の人形芝居とも言われる伝統芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
毎年4月10日前の日曜日に、小瀬町の天津司神社から隣町の下鍛冶屋町の諏訪(鈴宮)神社まで、ご神体である9体の人形がおみゆきし、神秘的な舞が行われます。
言い伝えでは、昔この地に大洪水が起こった時に天から12の神様が舞い降り、残った9神によって里が開かれたと言われています。
ストーリー性豊かな歴史ある舞と桜との競演をぜひお楽しみください。
(掲載した画像は 甲府市広報2010年4月号のPDFファイルからの引用ですから日付が違います。)

【甲府市サイト 天津司舞(てんづしまい)(更新日:2023年1月12日)】 小瀬町に伝わる「天津司舞」は、日本最古の人形芝居とも言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。【以下引用は略します】
【甲府市観光情報】「昔、小瀬の里が開けないころ、12神が天から下り舞楽を奏したが、その後2神は天に帰り、1神は西油川の鏡池に飛び入ってなくなった。しかし残る9神が舞楽を奏し続け、小瀬の里が開かれたので、役人がこの神を模して神像をつくり、舞楽の始まりとなった」という伝説があるそうです
このことは、「天津司神社の社記」に記載されていると天津司舞(Wikipedia)が書いています。
渡辺国茂さんのサイトに「1976年4月の天津司人形」という写真集がありますが、1976年(昭和51年)ですから貴重な記録写真と思います。
甲府市サイトでは「デジカメ日記」に1999年4月4日の天津司の舞があります。
『天津司の舞・天津司神社(まつり歳時記)「客神の足跡」』 は内容も写真も豊富なWebページです(残念ながら消滅 2013-04-05 確認)。「客神(まろうど-がみ)」とは『土着の神ではなく、その社会の外から来訪して、その土地にまつられた神。きゃくじん。』とのこと【大辞林 第二版 (三省堂)】
天津司の舞は 昭和51(1976)年5月4日 文化庁指定の重要無形民俗文化財になっています。
重要無形民俗文化財 天津司舞 指定証書番号:1 指定年月日 1976.05.04(昭和51.05.04)
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 天津司舞
「天津司」とは室町時代の辞書である「新撰類聚往来」によれば、傀儡(テヅシ、クグツ)の意味である、と山梨県の 山梨の文化財ガイド(データベース)無形民俗文化財に記されています。【以下は2010年に読んだ時の記録】
データベースでは、『解説文 : 甲府市小瀬町の天津司神社で九体の人形を本殿から降し、一人一体ずつを奉じて諏訪【すわ】神社に道楽を奏しながら練行する。やがて人形は同社境内の御船と呼ぶ四方形の竹囲い(幕をめぐらす)の中で舞わされる。九体の人形は、ささら(2)、太鼓(2)、鼓、笛、鹿島、姫、鬼で、いずれも胴串に頭、手をつけ、それに田楽衣裳などをかけた等身大のものである。操法は、一人が胴串を持ち、介添として二、三人がそれを助けながら舞わし、単純な所作と「狂い」と称する荒々しい所作をくりかえす。四月十日に近い日曜日に演じられる。』
今年2023年4月9日(日)の祭日が風も無い好天に恵まれることをお祈りしたい。
天津司神社と(鈴宮)諏訪神社の位置関係は Mapfan地図 で確認できます。
山梨県神社庁では両社の神社庁番号は 1073, 1074 です。(山梨県内神社の紹介 ページから甲府市を指定して一覧リストから読み出せます)
甲府市小瀬町天津司神社春季例大祭 天津司神社 コードNo.:1074
諏訪神社について 鈴宮諏訪神社(旧村社) コードNo.:1073
当神社勧請鎮座の年号不詳。当初鈴宮神社として勧請したが、建久年中、小瀬より諏訪神社が合祀(示はネ)され、鈴宮(すずのみや)諏訪神社となる。祭典当日は、末社である天津司社より、九躰の等身大人形(国の重要無形文化財)によって、神遊の天津司舞が神前に奉納される。境内地に、天神社、三宮司神社、疱瘡神社、鹿島神社、山神社、神明神社、西之宮神社、等の末社が祀(示はネ)られてゐる。
ダイドー祭りドットコム2010 | 今年応援する日本の祭り29 | 天津司の舞 TV番組のご案内によれば、YBS 山梨放送が、5月1日(土)13:30~14:25 「1000年の時を繋ぐ ~天津司の舞~」として放送する企画が進んでいるようです!