The Journal が流している民主党代表選挙集会のライブ中継(撮影・配信は民主党本部)を見ている。14時の開始時には視聴者は2,100人程度だったが、どんどん数字が伸びて小沢一郎演説終了時に12,500人、14時26分、菅直人演説開始時には12,900人、演説終了14時41分には19,370人、そして議員投票が行なわれている最中の14時54分に22,240人。
小沢一郎さんのスピーチは未来に向けた政策の骨格を示して目指す日本の姿を描き出したものだった。「日本改造計画」が既に出ているのだから今回の演説は 「新・日本改造計画」 の梗概(レジュメ)を述べられたのだろうと感じた。
菅直人さんのスピーチは「世の不条理に立ち向かい戦うことが原点である民主党」という「野党」党首としてのスピーチのように感じた。「元気な日本」にして子孫に引き継ぐというご自身の夢を語った。民主党現職議員総数「412人による全員参加の内閣」にすると述べられた。
多士済々のベクトルは決してまとまらない。そういう組織のリーダーシップをどう取るかが問題だという以前に、「この指とまれ」 という 「指」 を示した小沢一郎さんのスピーチこそがこの代表選に求められ、国民も求めていたのではないかと感じた。民主党員としてその「指」は認めないなら勝手気ままに多士済々ぶりを発揮して「世の不条理」に立ち向かう人であり続けるしかないだろう。
私は小沢一郎さんを望む。【視聴者 36,170人、2010.09.14 15:15 】
東京第5検察審査会の2回目の審議結果はどうなるだろうか。こんども小沢一郎さん「起訴相当」となるだろうか。
代表選の結果で小沢一郎さんは敗退したので遠慮無く「起訴相当」になると検察特捜としては裁判過程で村木厚子さん事件のような事例が明るみに出て困るかも知れない。
あるいはこのチャンスを活かして小沢一郎さんの政治生命を断ち、菅直人政権の安泰を計るためにこそ、検察審査会の「起訴相当」を必要とする人々がいるかも知れない。
菅直人政権の行方よりもこっちの方について、マスメディアがどのように報じていくか、報じないか、私はそこに興味がある(^o^)
民主党サイトで「2010年9月民主党代表選挙の結果に関する公告」(2010/09/14) からPDFファイルを確認してみた。
山梨県は1区、2区、3区で総計と同じ並びのデータが以下の通りだった。岩手県はともかく沖縄県の状況は納得できる。ポイント数より投票数で見た時、党員・サポーターの39%は沖縄県の今後にも心を配ったのかも知れないと感じる。
ついでに追記だが、昨日書いた第5検察審査会の件について、一兵卒としての小沢さんが起訴相当となって起訴されても検察が見送った事案を裁判所が有罪に出来ないだろう、それで小沢さんは「みそぎが済んだ」ことになり次の機会を待つ・・・というようなことをテレビ評論家が語っていた。なるほどと思ったが、仮にこのような推移になったとしたら、マスメディアは何を報じ、検察垂れ流しマスメディア情報しか知らずに 「政治とカネ」 を語り続けて代表選に臨んだ人々はどんな弁明をするだろうか。
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