ネットを確認していて YouTube が掲載したこの記事を知りましたので原本は何処かと調べて Smart FLASH 光文社 と判り記事を拝読しました。YouTube の読者コメントは未読です。
光文社記事には文中でリンク設定されています・・・
2023.06.24
JR東海、株主総会で「リニア2027年開業は難しい」と無念の回答…高田延彦は「工事進めて」と私見表明(FLASH編集部)
光文社原本のこの部分を YouTube 読者の皆さんは知らずにおられると思います。
しかし、この記事の内容からもJR東海から株主への説明は静岡問題に限られていたようです。
『JR東海の宇野護副社長は、「静岡県の理解が得られておらず、2027年の開業は難しい状況。早期開業に向けて、地域との連携や環境保全などを重視し、全力で取り組んでいく」 と説明した。』
リニア工事には静岡県工事以外に問題は無いかのように株主さんにも伝わったでしょう。マスコミのリニア報道も似たようなものか、だからリニア待ち国民が静岡叩きになるのも当然か・・・
静岡以外に品川~名古屋間の工事遅れについて確認するのは面倒ですが、都県市区町村のリニア担当部局は承知なさっておられると思います。
今回の光文社記事は 台風7号 が各地に及ぼした状況を踏まえて書かれたように、私は感じました・・・
『東京・品川~名古屋間の2027年開業を目指しているリニアだが、全長286kmのうち9kmの静岡工区で着工されておらず、開業は大幅に遅れる見通しとなっている。静岡県の川勝平太知事が、「水問題」や、工事で発生する土の置き場などを盾に着工を認めないためだ。SNSには
《今回の台風や雨は静岡のせいではないが、代替手段となるリニアの工事を止めている某知事のせいでこの阿鼻叫喚が未来にも続くんですよね》
《うちの子が新幹線の中に閉じ込められた。なんとか昨日帰れたけど、本当心配でしょうがなかったです。こういうことがあるからリニアが必要なんじゃないか?東海道新幹線は本数も利用者も他の新幹線とは全然違うし。川勝知事は邪魔すんな》
などの恨み節も。この声は、知事に届くのか――。』
と書かれて光文社記事を終っています。記録として掲載しましたが中途半端な記事ですみません。
リニア中央新幹線計画が始まった頃、東京-愛知で山梨~長野ルートではABCの3通りがありました。その中で C(南アルプス)ルートが決まったのです。(A 木曾谷ルート、B 伊那谷ルート)
南アルプス通過についてJR東海は、国内各地の大規模な鉄道トンネル工事を綿密に研究され、南アルプス山系の内部構造も実地検討など繰り返されたのではないか、山梨県リニア実験線もトンネルの構造や高速走行テストにも役立ったろうと、勝手に考えています。
山梨~長野の南アルプス通過はリニア実験線が導いたのかな?
(関連記事、東京新聞です)
2020年8月30日
<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>(上)JR信じ20年 「約束違う」 2020年9月01日
<考えるリニア着工 なぜ決まったCルート>(下)コロナ禍で需要不透明 テレワーク定着、再検討を私は、山登りの経験も、山岳に関する知識も、まったくありませんが、とりあえず記録です・・・