ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2022年の事業について・・・小中高校生対象
 第20回「ざぶん賞2022」募集 応募期間 2022年11月10日(木)まで
 第2回」「ざぶんSDGs大賞」募集 応募締切 2023年1月22日(日)
 組織・一般財団法人 ざぶん環境・文化プロジェクト 本部 〒924-0053 石川県白山市水澄町429-1
 生命の源である「水」を入り口として生命の大切さ、環境問題や資源問題だけではなく幅広く社会全体の問題を見渡しそれらの問題解決に自分から挑戦し自助、共助の精神で行動できる若人の育成を目指して 2002 年に創設された事業です。
ざぶん展、甲府で開催中」と題して 2008-04-29 ブログ記事に書いていました。この14年前の記事を確認しながら上記情報を得ましたので追録です。(2022.09.17 大安の日に)

「ざぶん賞」の展示会を見学しました。甲府市丸の内、平和通り沿いにあるビジネスホテル東横イン1階に併設されている元麻布ギャラリー甲府で開催中です。
2008年4月27日(日)~5月5日(祝)、11時~18時(最終日は17時)

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通りすがりに「Kids eco マイ・アート展 ’08」 というタイトルの看板を見て中を覗いたら 2007年11月7日、山梨総合研究所の創立10周年記念、フォーラムとメッセで見たのと同じ積み木らしきものがあったのです。そしてまた新たな出会いがありました。

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山梨で環境教育に取り組んでいる「こどもエコライフネット」(広瀬典仁理事長)が今回の展覧会を主催しておられます。「ざぶん賞」についてはホームページの「事業の内容」などを参照してください。

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壁に並んで展示されていたのは、全国各地の小中学生たちが書いた作文に、著名なアートワーカーさんたちが絵を添えて額装された作品です。「過去の作品を紹介したページ」があります。いくつかの作文を読んでみましたが、自分のWebページの文章を反省させられるような出来栄えのものが沢山ありました。「ざぶん庫2007」という作品を収録した文庫判の図書を入手できました。山梨県からは甲府市立羽黒小学校5年の「はる乃」さん、昭和町立押原中学校1年の「風人」くん、山梨市立笛川中学校3年の「文沙」さんのお名前が入賞者に見えます。2007年は5,500人以上の小中学生が「ざぶん賞」に参加したそうです。

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風林火山博でも大活躍された百鬼丸さんはずっと以前から「ざぶん賞の実行委員」だったことを知りました。今回は「もったいない」をテーマにした切り絵を寄せられています。

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山梨総研のメッセで見たような 「木楽舎」の積み木 が子供たちを待っています(^o^)

木楽舎さんのホームページを読んで私は積み木遊びが子供たちにどんな意味をもっているのか少しわかったような気がします。

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画像が大きい(118 KB)ですが、戴いたリーフレットをご紹介します。5月5日の午後には山梨県立大学アカペラ部Bolvicによる公演もあるようです。

月尾嘉男さんが「ざぶん賞」に関わっておられることを知ったのは私にとって目からウロコが落ちた感じでした。環境問題については難しいからと逃げていてはいけないと思いました。--ということで、この記事のトラックバック先はインフォメーション・テクノロジーカテゴリー

2008-05-15 追録
http://d.hatena.ne.jp/utchi/ Utchiの”Walking Around”というブログに「桜座スクエア」というカテゴリーがあるので、よく拝読していますが、「ざぶん展」について2つの日記がありますのでご案内しておきます。
4月27日に[環境][イベント]「ざぶん展」そして煩悩の積み木 http://d.hatena.ne.jp/utchi/20080427
5月5日には[環境][イベント]エコを表現すること http://d.hatena.ne.jp/utchi/20080505/p1
5日は表彰式とか本文に書いたようなライブ等があって私も行きたかったのですが、いつもながら予定は未定、そして実行出来ず(^_^;) でも今回もインターネットのお蔭様ででかけたつもりになれました。


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2008年4月29日の毎日新聞山梨版によると、『多くの給油所は、失効前の税率が課せられたガソリンを4月1日から値下げして販売し損失をかぶったほか、原油価格が4月1日以降で1バレル当たり20ドル近く上昇。このため、給油所は税率分に加え原油の値上がり分も転嫁するとみられる。県内に給油所4店を持つ中央産業(大月市)は、5月1日に約30円値上げすることを検討中。他社も追随するとみられる。』 とのことです。先日「消費者としても納得せねばならないだろう」と書いた通りですね。山梨日日新聞の記事もありました、『ガソリン来月値上げ 「振り回され困惑」 県内 駆け込み給油で自衛も』 だそうです。

私が4月中に最安値で購入できたのは東京出張の時に120円でした。甲州街道下りの上北沢あたりです。125円程度が東京で見かけた価格表示でしたから石油情報センターの掲載記事(月次、週次調査など)に書かれている平均価格は調査方法に疑問を感じています。甲府市では130円程度の価格表示もありますが、私は125円のスタンドを見つけて時々利用しています。

『ガソリンを保管するのに必要な金属製の専用携行缶(20リットル用2980円)の売れ行きが好調で、ホームセンター「くろがねや」(甲府市)では、4月の売れ行きが例年の1・5倍という。しかし、消防機関に届け出ずに自宅で保管できるガソリンは40リットル未満と定められており、中央産業社長は「買いだめは混乱を避けるためにも冷静に判断してほしい」と話している。』と毎日新聞記事にありました。

149円/リットルのコストで専用携行缶を入手しても、30円/リットルの値上げ対策にはなりそうにありません。でも東京と山梨の価格差が5円程度はありますから、専用携行缶を車に積んでおいて出張のつど買って戻れば24回(119円/5円=24)で元が取れることになりそうです。2缶、6千円の投資をしておく(19リットルずつ使う?)かどうか悩ましい判断かも知れません、今後毎月5円程度の値上げがあるなら、県外購入せずとも2年程度で元が取れるというソロバンもはじけますが。毎日新聞さんの記事は役に立ちました(^o^)---まあとにかく君子危うきに近寄らずです、消防庁の「ガソリンや軽油の買いだめに関する防火安全上の注意事項」 PDFファイル



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山梨県庁トップページのニュースで気が付きました。担当する山梨県教育委員会社会教育課にある募集要項(PDFファイル)によれば、『趣旨 山梨県教育委員会は、大学生を主とする若者の柔軟で活力ある発想と実行力を活用し、魅力あるまちづくりや中心市街地の活性化を図るための取組をとおして、将来の地域リーダーとしての人材育成を図るため、「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進事業」を行う。この事業の円滑な推進を図るため、「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進委員会」を設置し、推進委員を募集する』とのことです。
私が知る限り甲府市内では学生も参加する2つのチームが活動しています。「やまなし夢博」を主宰した「やまなしオールスターズ」、県立大学などの学生による甲府市街地の活性化を目指して活動している「よつびし総研」です。
山梨県庁と甲府市役所の担当者さん達の甲府市活性化を目指した合同会議も行われるようになったと伝えられています。山梨県教育委員会が今回のプロジェクトを立ち上げる必然性について私は疑問を感じましたが、甲府市教育委員会も連携するのでしょうか。

将来の地域リーダーとしての人材育成』ということですが、県外から入学し卒業後は故郷あるいは大都会に出て行く学生も参加対象と考えてよいと思います。それぞれの地域で活動できる能力を甲府市を素材として養える、甲府市・山梨県の大きな器を示すことになりますね。

でもちょっと考えさせられるのですが・・・学生だけで運営されて成果を上げる学園祭があります。しかしその延長でできるようなプロジェクトとは思えません、この推進委員会が発信するプログラムを甲府市ビジネス社会が受入れるかどうかについては、私にはわかりません。

甲府市中心市街地活性化事業の成行きは昨年来ずっと注目してきました。現在の私に言えることは中心市街地活性化は文化・芸術・教育マターではなく、ビジネス・経済マターなのだと分かったことです。一過性イベントの繰り返しだけで目的を達せられるものではなさそうだということです。

今後の動向に注目していきたいと思います、インターネット発信もあるなら・・・


社会教育課では、「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進事業~ワイワイ(YY)プロジェクト」による甲府市中心市街地の活性化のために、「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進委員会」(以下「推進委員会」という)の推進委員を募集します。

○募集人員
「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進事業」における推進委員15名

○応募資格
山梨県内の大学、短期大学に在籍する県内在住学生、または県内在住18~29歳の若者

○推進委員の役割
(1)甲府市中心市街地の活性化に向けた取組の募集に関すること。
※推進委員もアイディア募集への応募は可能。
(2)実行委員として、採用されたアイディアの実施に関わること。

○応募方法
応募様式1、2を事務局(山梨県教育委員会社会教育課)に提出する。
※提出方法は、郵送、FAX、E-mailおよび社会教育課に持参のいずれかによる。
※応募様式は、県社会教育課HP、県内各大学、事務局(社会教育課)で入手可能。

○募集締切
平成20年5月21日(水)

○推進委員の選考・結果発表
(1)推進委員は、事務局による書類審査で選考される。
(2)結果は、応募者全員に郵送で発表する。

○その他
(1)第1回推進委員会は、5月28日(水)の夕方6時30分からの予定。以降の推進委員会も、夕方6時30分頃から行う予定。
(2)活性化に向けた取組のアイディア公募は、6~7月に行う予定。県社会教育課HPや県内各大学内での掲示板で告知する。

リリース日:2008年4月28日



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今日が何日で何曜日かふと忘れるほどこの数日は頭の切替(=分野の異なる雑多な仕事)に苦労していた。
気が付いたら世間様はゴールデンウィーク突入とか。なるほどそうか、このブログのアクセスログは閑古鳥、通常の3割程度になっている(^_^;)

カレンダーソフトを手繰っていたら4月29日は「昭和の日」、1989年から2006年までは4月29日は「みどりの日」だった。4月29日を「昭和の日」、5月4日を「みどりの日」とする改正祝日法が2005年5月13日に参院本会議にて可決され2007年1月1日より施行された、とカレンダーのメモ欄に自分で書いておいたのを新鮮な気持ちで読んでしまった。
昭和64(1989)年1月7日に天皇陛下が崩御され、元号が「平成」に変わった時、小渕さん(のちに首相)が出て新元号を示していたテレビ画面をおぼろげに覚えている、「平成」は気に入らなかった私。時の総理は竹下登だったが、例の一律1億円、ふるさと創生事業の人。この人に日本国の元号など決めて欲しくはなかったからだ。

「昭和の日」に変わったいきさつは記憶に無いし改めて調べる気も無いが、その祝日を前にした27日、衆院山口2区の補選で自民党が敗退して民主党候補が当選した。「激動の昭和」を支え生き抜いてきた人々に対する「うば捨て政策」への批判票だったのかも知れない。116,348 vs 94,404では僅差とは言えまい。しかし『投票率は69・00%。前回衆院選の72・45%より3・45ポイント下がった。』のはどういう理由からなのだろうか。

衆院山口2区補選で共同通信社が実施した出口調査について伝えた東京新聞の記事によると、『暫定税率復活を主張する与党側でも、自民党支持層の「賛成」は53・0%で、「反対」の47・0%をやや上回った程度。公明党支持層に至っては「反対」が61・0%に上った。 「支持政党なし」と回答した無党派では「反対」が76・1%、「賛成」は23・9%だった。』山口2区の市町村構成を考えれば、大都市圏とも言えないはずだから、これは道路(財源)は必要な地方における民意の姿を示しているように思える。

ところで、ガソリン税が原状復帰した時に店頭価格はどのように変化するのだろうか。高税率の在庫があるが値下げせざるをえなかった4月冒頭、多くのスタンドは税金に自腹を切った。5月からは在庫量との見合いで新規入荷する時期と絡んで消費者の顔色を見なければならないから大変だ。
値下げした時と同様に在庫に関らず5月始めから値上げしてもよい、それで4月の自腹分が相殺できるなら、消費者としても納得せねばならないだろう。川下の末端に経済的にも精神的にも負担をかけるだけの政治だが、川上でメタボの腹を抱えてほくそ笑む人々がいないことを祈りたい。

パソコン、インターネット関係で仕事をしていると世間様の連休は自分の仕事日という場合が多い。連休明けに多いウィルスなどにも注意して情報収集をしておく必要がある・・・ということでこの記事はインターネット・ニュースのカテゴリーに入れておくことにする・・・



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追録・2008年4月29日の日本経済新聞に「死刑囚の最期の音声を放送・テレビ朝日、朝の情報番組で」という記事が出ていました。〔共同〕(29日 19:41) とあり、これは共同通信の配信のようです。『番組はテープを放送した理由について「死刑執行に関する情報はこれまでほとんど伝えて来られなかった。日本の死刑制度の実態、問題点を検証したい」と説明した。』と書かれていました。


2007年12月1日に「小池和洋プロデュース映画・休暇」で初めて記事を書いてから、2008年元旦には映画 「休暇」、2月に山梨公開を書きました。入手したリーフレットからWebページも作っていました。予告されていた公式サイトも出来ていましたが山梨県内先行公開が4月25日で終わりと知ったので、やっと時間を作って出かけました。観光客動態調査についてブログをまとめおえて飛び出し、国母のグランパークにある東宝8というシネコンを初めて訪れたのです。時間の関係から中心街の映画館には行けませんでした。

私のWebページにはリーフレットから「生きることにした。- - - 人の命とひきかえに。」をそのまま戴いていましたが、この映画のテーマを私はそのように理解していたつもりでした。しかし支え役(死刑執行補佐)という仕事については何も知りませんでしたから映画のそのシーンは衝撃的でした。

「生きることにした・・」という意味を私はこの映画からは理解できませんでした。主人公の刑務官についてその生い立ちや生活環境などの委細を私は読み取れませんでした。死刑囚についてもその罪過や生きてきた環境も分かりませんでした。面会に来た妹が何も言葉を交わす事なく面会を終えて退出し、最期の時に妹に遺書を書くように勧められた死刑囚が何も書かずに白紙のまま刑務官に渡すシーンから兄妹の間にある重い境遇を感じたのみです。
死刑囚が絵を描き続けていることと刑務官が結婚する女性(再婚)の子供がやはりいつも絵を描いている。この対比が映画のテーマに占める意味は何だろうかと考えてみましたが、私には未だ答えは見つかりません。原作を読んでみたいという気持ちがあります。

つい先日、やり直し裁判の光市母子殺害事件で広島高裁が死刑判決を言い渡したことが頭に残っていたせいでしょうか、私はこの映画を死刑制度を考える映画として見ていました。
そして、このような制度的にであれ、誰にでも生じる病気や事故によってであれ、人はいつかは死に直面するし、その人に関わる人々の心に生ずるさまざまな思いや葛藤について、「生きることにした。- - - 人の命とひきかえに。」という言葉が意味を持っているように感じます。五月の端午の節句が間近ですが、その柏餅のカシワの葉は新しい葉がでてから古い葉が落ちることから作られた祝い菓子だということです。柏餅を食べながら裁判員として被告に死刑の判断をくだす時が私には来ないように・・・でも裁判員て選ばれたら拒否できないらしいけど。

アメリカ映画で電気椅子、ガス室での処刑シーンは見ています。縛り首というのも西部劇などにはしばしば登場しました。銃殺刑は2.26事件を扱った日本映画でもありました。しかし日本国で絞首刑がこの映画のような形式で行われるのが現実なら、ハードやソフトの設計が間違えていると感じましたね。支え役という仕事が存在すること自体が設計ミスでしょう。それは死刑制度云々以前の問題でしょうね。そのような環境の中で死刑執行命令についてとんでもない意見を述べた法務大臣がいる日本という国を考えさせられます。
私の東京時代、小菅のあたりは道も知っていて時々走っていましたが、その地域の方々のサイトで「東京拘置所のそばで死刑について考える会(そばの会)」が見つかりました。さらに、「廃止・存置より心の揺れ伝え 森達也(映画監督・作家)」というWebページには、私が映画「休暇」を見て感じたような事が書かれていました。この記事は「中日新聞2008/03/08記事より ・聞き手 大日方公男」というものです。

映画「休暇」はリーフレットから引用したテーマ以上のものを私の心に刻みつけてくれました。

このブログで2月14日に、映画「休暇」、市川三郷町の情報に書いておいた地元のシーンは私にはやはり分かりませんでした。電車のシーンも身延線とは思いましたが、車窓の風景の場所は分かりませんでした。下部の温泉街かなと感じたシーンがありましたが、それは私が湯之奥金山博物館へ出かけた時にみた街並みと似ていたからです。
グランパークの東宝8は設備にも驚きました。昔、私が通いつめていた映画館とはまるで様子が違っていました。何年ぶりかでこういう劇場で映画を見たのですが、映画少年時代に逆戻りしそうです(^o^)

なお、この映画についてはプロデューサーの小池和洋さんからのコメントも、2008年2月27日の毎日新聞山梨版インタビュー記事に載っています。

蛇足・全編山梨で撮影したことと映画のテーマとの関係は無いようですし、山梨以外では撮れない必然性も無かったと感じます。旅館での会話シーンで仲居さんが新婚旅行中の主人公家族に「ショウセンキョウに行かれましたか、今の季節も良いですよ」と語りかけ、昇仙峡の場所を知る観客にはここが山梨だと分かるのですが、その他には山梨を特定できる言葉は出てこなかったと思います。

蛇足の2・いくつかのWebページ記事を読んでいたのですが、光市母子殺人事件でも見られた「主文後回し」が示す“重さ”というブログを読んで、こんな判決言い渡しの方法を初めて知りました(^_^;) 被告の動揺を防ぐという意味があるなら、このやり方が何度が使われてその意味が一般に知られた段階で既に意味がない事です。それでもこのやり方にこだわる裁判官がいることに私はなんでも定型化することでそこに安住して自己弁護する人間の頑固さというか弱さを感じました。
私が癌だとしたらドクターからその事を私に直接伝えて欲しいと思います。私はそれを母に隠し通して見送ったのですが、母がうすうす気付いているような気配も感じてつらかった日々を思い出します。死に向き合う自分のありかたは何かにつけて頭から離れません。4月24日は享年58で逝った母の命日でした。その日にこの映画を見た、これも何かの因縁です。



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2008年04月24日、2007年山梨県内の観光客、9.6%増の4829万人、消費総額が13.2%増の4461億円と急増した 日本経済新聞甲信越版

07年の伸び率は客数(06年は2.8%増)、消費額(同5.3%増)ともに06年を大きく上回った。06年は27.3%増えた県内客数は5.7%増にとどまったが、6.7%減だった県外客数は11.7%増えた。観光目的は「自然」「温泉」が微減だったのに対し、「文化・歴史」は20.2%と4ポイント以上増え、ドラマ効果を裏付けた。  宿泊客数は4.9%増の633万人と、0.9%増だった06年より大幅に伸びた。ただ伸び率は日帰り客(10.4%増の4195万人)の半分で、平均宿泊数も1.35泊と06年並みだった。県が目指す「宿泊滞在型観光の拡充」に向け、一層の取り組みが求められる。

この件で、山梨日日新聞朝日新聞山梨版にも記事があります。23日発表の2007年山梨県観光客動態調査結果とのこと。

観光客全体のうち、県外からの割合は70.3%。東京(30%)、神奈川(17.3%)、静岡(10%)など隣接都県からで半数以上を占めた。また、外国人観光客数は前年比28%増の88万人となった。うち4割近くが中国からとみられ、富士山観光が人気という。(朝日新聞)

H19観光動態調査

この調査結果が平成15年(2003年)から継続的に観光部サイトに掲載されていることを知りました。 平成19年調査結果概要のPDFファイルから画像にしてみました。

この調査の方法について観光部さんにお尋ねしたら以下のようなことでした。

人数の調査
 県内787施設(宿泊施設を含む)に調査票を送り、入場者数などを調べている。

金額などの調査
 これはお客様へのアンケートによる。県内8地点で年間4回(春夏秋冬のハイシーズン)2日間ずつ(平日と土日の組み合わせ)、1日50名(1回分2日で100名目標)にして、お客様に直接尋ねる。目標サンプル数は3200。
質問内容はお土産の購入額などの概算で、それぞれの項目について客単価を算定して、人数調査の結果とかけあわせて全体の金額を算定する方法。
2007年度ではサンプルが3446件採れたとのことです。これは大変な努力だと思います。

こういう調査方法が採用されているので、商用だけで来県するケースはアンケートからは自ずと除外されているでしょうし、里帰りのようなケースは含めても良いように思えますので、観光客についての調査結果ということで信頼度の高いものと思いました。

私は山梨デスティネーションキャンペーンが所期の成果を上げることを願っています。そしてそれが持続的に山梨観光の活性化に結びつくことも祈ります。4月23日の日本経済新聞甲信越版には、『山梨県は2009年度に観光関連の主要団体を統合する。5月に行政や業界の代表、大学教授など十数人で検討会議を発足させ、新組織の構成や機能、運営方法などの協議を始める。』との記事もありました。ネットオタクとして今後の展開に注目したいと思っています。
ワタシ的には甲府市にある湯村の杜 竹中英太郎記念館へのご来客の行列を見る日が来ることも願っています



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山梨県庁サイトに「山梨県におけるマイバッグ等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」への参加者募集の記事が出ていました。この記事から山梨県ノーレジ袋推進連絡協議会の事務局担当部署が「環境創造課 」という2008年4月1日からの組織変更で変わった森林環境部の課だと分かりました。これは「循環型社会推進課」から変更されたようです。2008年2月1日付けの「レジ袋の削減を図るための効果的な取り組みに関する宣言」(PDFファイル)も掲載されています。画像をPDFファイルにしてあるのでテキスト引用はしません、直接ご参照ください。

2008年03月28日の記事、「レジ袋有料化6月30日から」では「いずれ公式ページではっきりするでしょう」と書いておいたのですが、これでひとまず分かりました。

協定参加の事業者募集についてのPDFファイルには、『レジ袋の無料配布中止により、レジ袋収益金が生じる場合は、リサイクル推進等の環境保全活動や地域貢献活動に使用し、その内容を定期的に公表すること(レジ袋収益金は、レジ袋販売代金からレジ袋納品原価及び消費税を差し引いた金額です。)。』という1項目もありました。
『各年度の取組内容及び数値目標の達成状況について、ノーレジ袋推進協議会に報告し、公表すること。』という項目もありますので、今後はノーレジ袋推進協議会としての独自の広報活動、ホームページの公開などが予定されているのかも知れません。
協定の締結については、『提出された応募用紙に基づき協定書を作成したうえで、応募者ごとに山梨県ノーレジ袋推進連絡協議会、各市民団体、商工会議所、商工会連合会、店舗が所在する市町村、山梨県とで協定を締結します。』とのことで、「各市民団体」とはどういう団体なのかも関心がもたれることでしょう。

しかし私としてはこういう協定を結ぶことが発意された理由がわかりません。『山梨県、関係市町村及び参加市民団体等は事業者の取り組みを支援し、マイバッグ・マイバスケット等の持参によるレジ袋削減運動を拡大します。』がそれらしいように思えます。しかし、ここで言う支援とか運動とかにどんな具体的な意味があるかはわかりません。環境問題とレジ袋有料化の関係をPRし啓蒙することでしょうか。
環境問題という多様で計数化も分かりにくい問題がレジ袋有料化という一つの経済的な手段に置き換えられて分かり易くアピールされることになります。消費者は費用便益の観点から有料レジ袋を使うかマイバッグを持参するか判断する事で、環境問題に関する自分の選択と意思も示すことになる、それだけで良いと私は思っています。
各地で類似の協定があるのかどうかは知りませんが、自由経済の企業活動においてこのような協定の意義が私の知識不足のためか今ひとつしっくり来ませんでした。



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後期高齢者医療制度のトラブル記事を読みながらいろいろと考えていましたが、「日経の全額税方式に対して読売が最低保障年金を提案」という記事が「生活設計の達人になる」ブログにありました。
消費税の税率アップについてはかねてから覚悟はしています。

だが税率改訂の前に国としてやるべきことがある、それは消費税課税方式の改訂であり、納税者=国民から消費税を預って国に納付する事業者に関する事業者免税点や簡易課税制度などを廃止することです。仕入れ原価にかかる消費税を個別計算して経理できないはずは無い訳でして、仕入先の方で本体価格+消費税を区分した送り状(請求・納品書)を発行すれば済むことです。

同時に人が生きていく基本になる商品のいくつかについては消費税免税という制度についても十分に議論することです。

自営業になってからは、決められた国民年金保険料も国民健康保険料も納期に遅れることはあっても未納が無いように納付し、自分で選択できる任意の保険や共済も万一に備えて加入してきました。

自動車の任意保険給付では医療費のような1割とか3割の自己負担契約は無く、1万円までは免責などの契約はあります。無事故を続けていれば保険料も年々割引率が高くなり、最高6割引になります。どんなに注意していても万一が無いとは言えないから任意保険の契約は続けます。自分の努力で安くなった保険料はありがたいです。

健康管理に注意しながら医者にかからず過ごしていても、常に決められた額を払い続ける国保料ですが、健康保険を使わなければ保険料が安くなる制度はできないものかと思っています。
でも加齢に伴いどうしても生じる体調の不具合は人体の構造的な問題から仕方ないかも知れません。若い時から鍛錬していてもふとした時に体調が崩れて継続できずにいるうちに過去の鍛錬の貯金が消えてただの醜い身体になってしまう、そんな悲劇が我が身にも・・・(^_^;)

年金、保険、税金、これらの制度の全体的な整合性は根本的に検討せねばならない時が来ていると思います。過去の法制にしがみつくだけの人々では新しいシステムを生み出すことはおそらく出来ないかも知れませんが・・・
贅沢に生きられる人々はそれなりの負担をし、質素に生きる人はつましい負担をする、消費税とはそういうものだと思うのですが、そこにネコババ税と呼ばれるようなシステムを組み込んでしまった人々に、年金や保険についてのシステム最適化も期待はできそうにありません。

源泉徴収などの「天引き」制度についても検討する必要があります。国民がパソコンなどを活用する「現代の読み書き算盤」に習熟し、全て自己申告で処理できるような力を高めることは必要だと思っています。これらは政治家や公務員、教育者だけに任せておけない、文系理系などと垣根を作らず情報処理にたずさわる技術者の方々が取組むべき大きな問題と思っています。---ということでこの記事はインフォメーション・テクノロジーのカテゴリーになりました(^o^)

読売新聞の記事は、「最低保障年金」を創設、年金改革で読売新聞社提言 2008年4月16日があります。総合的なホームページとして、「医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」があることを初めて知りました。自分の明日のためにリンク残します。



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Log20080416

精進湖線 国道358号 2008年8月6日正午から対面通行が可能となりました。

土砂崩落で通行止でした国道358号線(精進湖線)が4月15日の18時に開通しました。仮設道路で片側交互通行ということですが、大型車の通行も可能とのことで、とにかく良かったです。(精進湖=しょうじこ)

30日分(4月16日まで)のアクセスを確認したらやはりダントツでした。山梨デスティネーションキャンペーンに関連したD51も当然のアクセス数かも知れません。それぞれ読者の皆さまが関連サイトまで確認できたなら幸いです。

産経新聞山梨版によると、『通行開始後は警備員3人が24時間態勢で警戒、崩落場所と東側斜面に取り付けた計器が異常を示したら通行止めにする。8月から対面通行も可能にするが、完全復旧には4、5億円が必要で、約2年かかるという。』
五月晴れの日々が終わり梅雨に入ってからが少し心配ですが、山梨県庁サイトで道路交通規制情報を直接チェックしていれば良いと思います。県庁ホームページにある「国道358号通行制限について」という記事見出しから入るより更新確認には便利です。

これまで何本かブログ記事を書いてきましたが、最新情報の確認には県庁サイトが便利で、予定では4月16日開通と予告されていたので安心していました。私自身は携帯電話でのサイト閲覧はめったにしないので、道路情報のケータイサイトについても調べきれず確認しませんでしたが、自分のサイトでもケータイ対応は今後の課題として残りました。

どこかで知ったので使ってしまった「甲府精進湖線」という道路名称は、国道358号線とは別にあるようです。読者の検索で混乱させてしまったなら申訳ないことでした。国土交通省「甲府河川国道事務所 山梨県内の雨による通行規制区間(県管理)」のページからは、「国道358号」「甲府精進湖線」の両方が見えます。かなり昔の記事ですが、「この国道が県の有料道路時代、国道として存在していた道がある」と書かれたWebページや、「旧国道358号線 県道甲府精進湖線」などから違いを知りました。今の358号線が以前は有料道路だったようです、あの道で金を取ったとはちょっと信じられませんが、無料の旧道があった点では国道140号線の雁坂トンネルとは違うようです。別ルートの無い有料国道なんて道路特定財源の二重取りじゃないかとか思いつつ、時々雁坂みちを走って向う側の第四のふるさとに出かけています



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『光ファイバーで地デジ放送』と題したNHK山梨のニュース(2008年4月15日 13時32分更)があって開いたら上野原市の件でした。

上野原市内のテレビの視聴が難しい地域を解消するため、光ファイバーを使って地上デジタル放送を行う放送局が開局しました。
開局したのは第三セクターの「上野原ブロードバンドコミュニケーションズ」で、上野原市が資本金の2パーセント、600万円を出資しました。
14日は上野原市役所で総務省から放送の免許が交付されたことを記念した式典が行なわれ、市や放送局の関係者などおよそ120人が出席しました。
式では、奈良明彦市長が「開局によって市内の隅々まで高速のインターネットや美しい映像を届けることが出来るようになり、情報格差の解消につながります」とあいさつしました。
この放送局では市が4年前から敷設を進めている光ファイバー網を使用することでこれまで地上デジタル放送を見ることが出来なかった世帯も含め、市内全域のおよそ1万世帯にサービスを提供出来るようになるということです。
また、市では端末を各家庭に配備して地震などの緊急放送を行い、防災にも役立てることにしています。
光ファイバーの敷設費用、19億円は旧上野原町と旧秋山村との合併特例債が充てられるということです。

開局は2008年4月1日でした、上野原ブロードバンドコミュニケーションズホームページで広報されています。式典のことは上野原市ホームページや広報4月号、UBCのサイトには予告掲載されていませんでしたが、後日式典の様子などがどこかに掲載されると思います。NHKの記事にある「19億円」については「上野原市ブロードバンド回線に想う」で書いておきます。

上野原市サイトの「情報通信基盤整備事業ついて」ページに置かれている平成19年3月25日発行の広報(PDFファイル)Q&Aでは地上デジタル放送の受信について説明されています。上野原市内既存のテレビ共聴施設では地デジに対応できない、出来たとしても施設改修により契約者世帯に多額の負担が生じる事など、上野原市行政としてテレビ業界やインターネット業界の現状認識に基づく丁寧な説明がされていると思います。
県内各地のCATV局で地デジ対応がどうなるか私は未だ確認していませんが、CATV業者の改修経費の一部をユーザー負担する問題は契約更改や料金値上げなどで出てきそうな気がします。その点では国費でこれを賄えた上野原市民の方々は幸せかも知れません。

上野原ブロードバンドコミュニケーションズホームページは開局に向けて更新されていましたが HTML と XHTML の文法混在があったりしますので数か所を修正し必要なヘッダーを補足すれば正当な評価をえられるWebページになると思えます。わたし的には「メンテナンス情報」とか、「お知らせ一覧」などをポップアップ表示する理由がわかりません。2011年を見通しているなら Internet Explorer7 に移行していく読者である事も考慮する必要があります。Firefox や Opera で便利に使えるタブブラウザ機能が IE7 で使えるようになったのです、小さな画像ならともかく主たるページのポップアップはタブ機能を有効に使えず閲覧に不便なものになります。またポップアップに慣れている読者を陥れる悪意の仕掛けがある事もよく知られていることで、普通のホームページでは避けるべき手法です。
もっともWebページなんて環境の変化に応じてどんどん修正、更新できるものですから現在はこの程度で良いという考え方もあります。第三セクターサイトなのでこんなコメントを書きますが、私は一般企業のサイトに対してコメントは書きません。

NHKとしては地デジ対応が進んだ話は喜ばしいニュースとして扱われたことでしょう。私はこれまでも書いてきたように商用テレビ局のインターネット配信が2011年までに現実化すると期待しています。よしんばそれが実現しなくても、パソコンモニターでテレビを見ている現状を「続報、バッファローのPC地デジチューナーの使い勝手は?」などの記事から勉強して継続する予定です。



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