ICT工夫
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肥田舜太郎先生が 2017年3月20日午前8時2分、肺炎のため埼玉県川口市内の病院で逝去されたことを知りました。心からご冥福をお祈りいたします。

肥田舜太郎先生 私は2012年9月23日に山梨県甲府市にある コラニー文化ホール(山梨県民文化ホール)で開催された 『311以降を生きる』~内部被ばくから子どもを守るために~ 映画「核の傷 : 肥田舜太郎医師と内部被曝」の上映と肥田舜太郎医師の講演会に参加しました。

集会予告は 「核の傷」上映と肥田舜太郎氏講演会@甲府市 9月23日、参加記録は 内部被ばくから子どもを守る@肥田舜太郎医師講演会 に書いています。
講演会終了後にロビーで撮った先生の写真です。

映画 『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』 公式サイトから「予告編」にリンクしておきます。

私が10日も過ぎてから肥田先生のご逝去を知ったのは「澤藤統一郎の憲法日記」を開いて 「肥田舜太郞医師の証言に感動した元裁判官の新聞投稿」(2017年3月30日記事)を読んだからです。読んだと言っても冒頭に「肥田舜太郎さんの遺志生かせ」と書かれていてビックリ、すぐネット検索して確認、そのままこの記事を書かずにはいられませんでした。
あらためて澤藤さんの記事を読みながら「ストップ・リニア!訴訟」にも想いを馳せました。

このブログや自分のホームページで原発震災について沢山の記事を書きました。それまで知らなかったことを知り、気付かなかった事に目を向けるようになりました。そして何事についても自分は問題に気付いていないのではないかと自問自答するようにもなりました。リニア中央新幹線事業を観ている今、この学習はとても役立っています。



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この記事の続報を 2017-08-16 酒折連歌賞、第19回(2017年度)の応募締切は9月30日 に掲載しました。

2017.03.30 にUTYテレビ山梨 が報じました。委細は 酒折連歌賞公式サイト 及び 山梨学院大学広報ページ で発表されると思います。

問いの片歌は、次の5つの句です。募集期間は4月1日から9月末まで
 「百年を考えている夏目漱石」
 「森へ入る儀式のように小声で歌う」
 「手を洗う水に季節の移ろいを知る」
 「十字路で迷子になった小さな羊」
 「ニホニウム113をはじまりとして」



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パン食べて和菓子を学ぶ小学生(玄洋庵文庫 2017.03.29) を拝読して、またまた文部科学省か・・・と思いながらネットを確認していたら、日本会議支配下になったと話題の放送局に記事がありましたので抜粋・記録しておきます。
あっ!と気付いて確認してみた、大臣・副大臣・大臣政務官(2016年8月現在)
山梨県出身の赤池誠章議員は平成26_2014年9月4日~平成27_2015年10月9日に政務官でした、在任中の発信情報を私は確認していません・・・(歴代文部科学大臣政務官

「道徳」教科書の初検定 8社すべてが一部修正し合格(NHK 2017年3月24日 16時06分)(記事公開日に「年」が無記載なので追加しておきました、こういうスタイルで公開される記事は記録性が無くリンク切れになるものです、それが国策放送局であっても)

来年(2018年)4月から評価を伴う「特別の教科」となる小学校の道徳の教科書に対する初めての検定が行われ、作成した8つの会社の教科書が、一部の記述を修正したうえで、すべて合格しました。

今回の教科書検定は、来年4月から評価を伴う「特別の教科」に格上げされる小学校の道徳が24点、高校の日本史など213点が対象となりました。
このうち、道徳は、作成した8つの会社すべてがいじめの問題を内容に盛り込み、一部の記述を修正したうえで合格となりました。

小学1年生のある教科書では、申請段階では、物語に友達の家のパン屋を登場させていましたが、「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「パン屋」を「和菓子屋」に修正しました。
これについて、教科書会社は「日本文化であることをわかりやすくするため和菓子屋に修正した」と話しています。
道徳の検定では「家族愛」や「生命の尊さ」など22の項目を国が盛り込むよう定めていて、教科書会社の中には、「家族愛」を記述するにあたり、母子家庭の増加など家族が多様化するなか、国が求める家族像とのバランスが難しかったと取材に答えたところもありました。
道徳教育に詳しい中央大学の池田賢市教授は「特定の家族像とか家族愛を取り上げて教えることは、実態とかけ離れていると言わざるをえない。学校現場では、道徳の教科書に書かれた価値観だけでなく、子どもの実態に即して教えるべきだ」と話していました。

一方、高校の「地理歴史」や「公民」の教科書に対しては、3年前から新たな検定基準が設けられ、通説が定まっていない事柄はそのことを明記するほか、政府の統一的な見解などがある場合はそれを取り上げるよう定めています。
今回、これに基づいてつけられた意見は合わせて11件ありました。このうち、1937年に中国・南京で起きた南京事件の犠牲者数について、4点の日本史の教科書に意見がつきました。
ある教科書では「死者の数は戦闘員を含めて、占領前後の数週間で少なくとも10数万人に達したと推定される」という記述に意見がつき、教科書会社は「おびただしい数の中国人を殺害し」と修正したうえで、犠牲者の数が諸説あることを盛り込んで合格しました。
また、関東大震災の混乱の中で殺害された中国人や朝鮮人の数も、日本史の2点の教科書で同様の意見がつきました。
さらに、島根県の竹島や沖縄県の尖閣諸島など領土に関する意見は20件に上り、いずれも政府の立場を説明させるなどの修正が行われました。

道徳教育と検定基準
道徳の教科化は、子どもたちの内心を評価することはできないなどの理由で、戦後一貫して見送られてきました。しかし、全国で深刻ないじめの問題が相次いだことや、ほかの教科と比べて軽んじられているなど、多くの課題が指摘されたことを受けて、今から2年前に教科化が決まりました。
小学校では、来年4月から今回、国が検定した教科書を使った授業が毎週1回行われ、子どもたちに対して記述式の評価が行われることになります。ただし、そこで行われた評価は入試では活用してはならないと定められています。

教科書に最近の話題や人物
今回、合格した教科書には、AI=人工知能についてや、お笑い芸人で芥川賞を受賞した又吉直樹さんの作品など、最近の話題や活躍した人物の記述も数多く盛り込まれています。
人工知能については、「倫理」のある教科書で1ページの特集が組まれ、どこまで人工知能に判断を委ねるべきかや、人間にしかできないことは何かを問いかけています。
英語の教科書でも、人工知能が搭載されたロボットが人間と戦うSFアクション映画の記述が掲載されました。
また、ことしで施行から70年を迎える憲法については、前回の検定よりも記述が大幅に増えました。ある「政治経済」の教科書では、憲法改正の論点などについて紹介しています。
このほか、「現代文」の教科書では、お笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞したことを紹介したものや、又吉さんが祖母との思い出をつづったエッセーを題材に盛り込んだものもあります。
また、道徳の教科書では、「夢を実現するためには」という見出しでプロ野球選手の大谷翔平選手が紹介されているほか、元AKB48の高橋みなみさんがいじめ問題に関して子どもたちに向けたメッセージが掲載されています。

文科相「質の高い授業を期待」
松野文部科学大臣は、「各学校において、今回の検定を経た教科書を活用して『考え、議論する』道徳を進めるなど、児童や生徒の興味・関心に応じた質の高い授業が展開されることを期待したい」とするコメントを発表しました。

いくつかの新聞記事にリンクしておきます・・・
【主張】道徳に初教科書 楽しく普遍的価値を学べ(産経新聞 2017.3.25)
(社説)道徳教科書検定 考えて議論する授業の土台に(読売新聞 2017年03月25日)
クローズアップ2017:教科書検定 道徳、修正細部まで(毎日新聞 2017年3月25日)、パン屋さんの件は東京書籍が1年生の教科書で取り上げた題材・・・と書かれています
「考える道徳」遠く 小学教科書、初検定(東京新聞 2017年3月25日)
【社説】道徳の教科書 心を型にはめぬよう(東京新聞 2017年3月25日)
教科書、強まる文科省関与 「パン屋」→「和菓子屋」 「公園」→「和楽器店」(朝日新聞 2017年3月25日)

原発人災後の給食問題以来ですがリンクしておきます。文部科学省 4.教科書検定の方法、この辺からパンクズナビで確認できるでしょう、まともなサイト構造なら・・・
気が向いたら教科書検定制度や審議委員達についても調べてみたいと思いますが、バカバカしい連中の仕事振り確認に貴重な時間を費やすのもモッタイナイなぁ・・・

さて、山梨県内各自治体の教育委員会は、2018年4月から使われる道徳教科書のどれを選択するでしょうか。その選択過程と結果は全ての県民に向けて明確に情報公開されるでしょうか。「情報公開は徳目では無い!」・・・なるほど・・・
それより気になるのは、如何なる教科書であれ、道徳を子供たちに説く人々に、子供たちの学力ならぬ「道徳力」を評価する知性と心があるか否かという事・・・そいつを言ったらオシメェよ・・・か
子供たちは教室より、学校の外でそれと気付かずに学んでいるものだと考えると、イジメ問題などの根本は観えているはずなのです。文部関係者はじめ全ての政財官界人は自分達のどこに問題があるのか分かっているはずです。分からないなら「道徳教育」は彼たちにこそ必要じゃないですか。



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防衛大臣記者会見概要(3月28日 平和安全法制が施行されてからの1年を振り返って)  平成29_2017年3月28日(08時37分~08時43分)
首相官邸・防衛大臣 稲田 朋美 (いなだ ともみ) 
【引用中の改行編集、強調、(年月)の補足は引用者です。】

Q:明日(2017.03.29)で安全保障関連法が施行されてから一年となりますが、これについて大臣の受け止めと、また、改めてなのですけれども、安全保障関連法についての意義をお願いします。

A:わが国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増している中において、一国のみで自国を防衛することはできないというふうに思います。
その中において、この平和安全法制は、平成27_2015年に国会で成立をし、昨年の3月(2016.03.29)に施行して一年経ったわけですけれども、大変意義深いものだというふうに思っています。
【編注・自衛隊法等の一部を改正する法律で改正される法律の一覧(2016-03-22 ICT甲府ブログ)】
昨年の施行から一年間、必要な教育訓練を重ねつつ、駆け付け警護や宿営地共同防護といった新たな任務などの付与、さらには自衛隊法第95条の2の規定に基づく米軍等の部隊の武器等防護の運用開始など、具体的な取組みが進んでいるということは、国民の命と平和な暮らしを守るというわが国の防衛、そして、平和安全法制の目的を実現していく上で極めて重要だというふうに思っています。

Q:中国や北朝鮮の挑発行為が続いている中で、今後、安保法制に基づいてどういう活動をされていく考えがありますでしょうか。

A:安保法制に基づいてというか、いつも申し上げておりますけれども、
 一つはわが国自身の、例えば北朝鮮に対するミサイル防衛システム、そういったわが国自身の防衛力をしっかりと整備をしていくということ、
 さらには日米同盟の重要性、発展・深化、これはこの平和安全法制の下でしっかりと確立をしていく、
 さらには価値観を共有する国々との連携、
この3本の柱でしっかりとわが国の領土・領海・領空、国民の生命・身体・財産、そして平和な暮らしを守っていくということでございます。

Q:関連なのですが、南スーダンで援助関係者への襲撃が相次いでいるということで、25日に援助関係者6人が殺害される事件がありました。これについての防衛省の把握と受け止めをお願いします。
【編注・援助関係者に襲撃、6人死亡 南スーダン(CNNニュース 2017.03.27)、南スーダンで襲撃6人死亡 NGO職員、車で移動中(2017年3月27日)秋田魁新報】

A:いつも申し上げておりますけれども、ジュバは比較的平穏とはいうものの、南スーダンは非常に治安が厳しく、さらには部族間の対立であったり、武装集団の襲撃であったりとか、そういったものは続いております。
その中で、国連人道問題調整事務所及びUNMISSの発表によると、25日の朝、ジュバから地方に向かう途上で6名の援助関係者が殺害をされました。 国連は同殺害を強く非難をし、南スーダン政府に対して調査を要求していると承知をいたしております。
今、冒頭でも申し上げましたように、南スーダンの治安・人道状況というのは極めて厳しいものでありますし、日本政府としても懸念をしているところでございます。
わが国としては、南スーダン政府が国際社会と協力しながら、自国の人権状況の改善に向けた取組みを強化していくことを引き続き求めていく所存でございますし、毎日、南スーダンの情勢、さらには派遣施設隊の活動の報告を受けております。
この中でもしっかりと日本らしい活動をしている施設隊ではありますが、その安全状況をしっかりと把握して、無事に撤収作業が終わり、御家族の元に帰国されるまで緊張感をもって進めて行きたいと思っております。

Q:今回の襲撃事案によって、特にPKO5原則が崩れているとか、有意義な活動ができない状況になっているとか、そういったことはないでしょうか。

A:PKO5原則については維持されている状況です。
新たな紛争当事者が出現をしているとか、国または国準との間の武力紛争が発生しているという状況ではありません。そういう意味において、PKO5原則は維持されている状況でありますし、また、日々の報告を受けておりますことを勘案いたしましても、また、作業状況を見ましても、自衛隊の施設隊が安全を確保しつつ、有意義な活動をできる状況にはあるというふうに思っておりますが、しかしながら、緊張感をもって情勢は見極めていきたいですし、現地の状況について細心の注意を払って注視していきたいというふうに思っております。

Q:確認ですが、これまでのところ、駆けつけ警護や共同宿営地防護といったような任務は行われたということはないですか。

A:はい。
以上

自衛隊法第95条の2
(合衆国軍隊等の部隊の武器等の防護のための武器の使用)
第九十五条の二  自衛官は、アメリカ合衆国の軍隊その他の外国の軍隊その他これに類する組織(次項において「合衆国軍隊等」という。)の部隊であつて自衛隊と連携して我が国の防衛に資する活動(共同訓練を含み、現に戦闘行為が行われている現場で行われるものを除く。)に現に従事しているものの武器等を職務上警護するに当たり、人又は武器等を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第三十六条 又は第三十七条 に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。
2  前項の警護は、合衆国軍隊等から要請があつた場合であつて、防衛大臣が必要と認めるときに限り、自衛官が行うものとする。

国準=国家に準ずる組織
伊勢崎「英語で発信したら大変なことになる」➡︎ 稲田「国家or国準の間でなければ戦闘ではない」 (2017年02月09日 Dancing the Dream ブログ記事)参照してください。最近は国会も確認していないので「国準」という日本語を乱すような略語が使われていることを知りませんでした。
ついでに、【全文】自衛隊は南スーダンで「戦闘」していたのか。黒塗りの日報、公開します(2017/02/9 www.buzzfeed.com)

私もWebサイト管理上の「重要影響事態」にしばしば直面していますので「存立危機事態」に至らないよう持てる限りの力で応戦しています。しかし勉強不足を痛感して夜も眠れないのが実情です。我が日本国お役人様も国民の安全・安定・安心の為に命懸け、月月火水木金金のお仕事、お疲れさま。・・・と、私は昨年の記事に書きました。しかし休む暇も無い応戦に疲れてきたので、そろそろコッチから仕掛けて敵の攻撃基地を殲滅する方が楽かとも思います、ステルス核兵器こそ最上の手段かも知れませんが、手元にそれが無い、あっても使いこなせる知識も技術も無いので如何ともし難いのが無念。



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読売新聞山梨版記事、「甲府城に天守閣」示す絵図…県教委27日会見(2017年03月25日)

 甲府城に天守閣があったことを示す絵図が見つかったことが24日、わかった。天守閣が存在していたかどうかは明確になっておらず、意見が分かれていた。県教育委員会は27日、詳細についての記者会見を開く。

 甲府城は、豊臣秀吉の家臣だった浅野長政が1600年頃に完成させた。現在は天守台が残っているだけだが、天守閣が存在した可能性もあるため、県教委は1960年代から、文献と絵図の調査や発掘調査などを実施。しかし、天守閣の存在を記した史料は見つからなかった。

 2015年秋には、天守閣の復元を検討する委員会を発足させ、絵図などの調査を実施。16年4月には「天守閣の存在を示す史料は発見できなかった」とする調査結果をまとめたが、調査を続けていた。
 甲府城天守閣
2点の写真は2007年3月の撮影、甲府市中心商店街に設置されていた甲府城天守閣の模型です。
下の写真(解説掲示板)にあるように甲府城天守閣早期建設促進協議会が制作されたもので、かすがも~ると銀座商店街通りとの交差点角に置かれていました。

今回の新発見により建設促進協議会さんの活動再開があるかも知れません。 リニア新幹線開通時に合わせた甲府城天守閣再建計画が生れるかも・・・

山梨県教育委員会の記者会見詳細は報告されると思います・・・・
山梨県教育委員会ホームページ あるいは 学術文化財課

 甲府城天守閣

2008年3月4日 私はブログで記事を書いていました・・甲府城最古の絵図
Webサイトでは(最近は更新もしていませんが)、甲府城跡・舞鶴城公園案内、久しぶりに天守台に出かけてみたくなりました。

NHK山梨のニュース(2017年03月27日 18時10分)
16世紀末に築城された甲府城に天守閣が存在したかどうかについて調査を進めてきた県教育委員会は27日「天守閣の存在を示す直接的な資料は見当たらなかった」と発表しました。

甲府市中心部にある甲府城の跡地には天守閣の土台となる「天守台」が残っていますがこれまでの県教育委員会の調査で天守閣の存在を示す資料は見つかっていませんでした。
甲府城をめぐっては天守閣の復元を望む声が多く寄せられていて県教育委員会はおととしから全国の図書館や資料館で甲府城の絵図の調査を行い天守閣の存在について改めて調査を進めてきました。
この調査結果について県教育委員会は27日会見し、有識者で作る検討委員会の萩原三雄委員長は今回の調査で39の甲府城の絵図が見つかったものの「天守閣の存在を示す直接的な資料は見当たらなかった」と発表しました。
今回見つかった江戸時代中期以降の絵図には「天守」が書かれているものもありましたが、会見によりますとすでに存在が確認されている「月見櫓」を当時の人が天守閣と認識していた可能性が高いということです。

会見で萩原委員長は「甲府城の歴史的価値を損なわないためにも史実に基づいた整備を行うべきだ」と述べました。
甲府城「櫓を天守」と表記した絵図(UTYニュース 2017.03.27 18:55)
甲府城の天守閣復元を検討する委員会は、甲府城の櫓(やぐら)を天守と表記した絵図が新たに見つかったことを明らかにしました。 「これまで存在が明確にされておらず、意見が分かれていた甲府城の天守閣、1年9か月に及ぶ調査の結果、真相解明に大きな一歩を踏み出しました」(記者)。 天守の存在を示す絵図の存在は、復元を検討する委員会が会見をして、明らかにしました。 それによりますと、江戸初期から後期までの文献や絵図など、新たに見つかった62点の史料の中に、甲府城にあった「月見櫓」(つきみやぐら)が天守と表記された絵図が見つかったということです。 この絵図は江戸中期の軍事学者が、当時の史料から江戸初期の甲府城の様子を描いたものと推測され、委員会では月見櫓を天守または天守代わりに認識していた可能性があるとしました。 しかし、この1枚の絵図だけで天守閣が実在したかを評価することは難しいため、今後も検討を重ねていく必要があるとしました。 県教育委員会は、およそ2年かけて行われた調査を報告書にまとめます。

天守閣の存在裏付ける史料は見つからず(山梨県)(2017/3/27 21:36 山梨放送)
 甲府城の天守閣復元の可能性を探ってきた県教育委員会が今年度の調査でも天守閣の存在を明確に裏付ける史料は見つからなかったことを明らかにした。  調査では甲府城の月見櫓の上に「天守」の文字がある軍学系の絵図が新たに見つかった。  絵図の作成時期は江戸時代中期で、月見櫓を天守閣として認識していた可能性があるため、今年度も「天守閣」の有無について結論は出なかった。県は今後も調査を続けていく方針。



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山梨県甲府市のシティシャトル、「レトボン」が3月26日に運行終了でした。 山梨放送のニュース記事で知ったので記録しておきます・・・「レトボン」26日に運転終了(山梨県)(3/26 17:55 山梨放送)

 乗車無料のシャトルバスとして観光客や買い物客に親しまれてきた「レトボン」が26日を最後に20年の歴史に幕を閉じる。

 「レトボン」は1997年に甲府駅前と中心街を25分間隔で周回する乗車無料のシャトルバスとして運行が始まった。
 毎週、土曜と日曜日にJR甲府駅北口と南口を起点とする2つのコースで中心街を巡り、観光客や車のない買い物客にとって欠かせない足として親しまれていた。

 しかし、ここ数年は利用者が低迷していたほか、車体の老朽化が進んでいたことからバスを運行するLLCまちづくり甲府は26日を最後にバスの運行を終了することを決めた。
甲府レトボン

2月半ばに自分のサイトで 交通案内 を更新した時にリンク先確認したきりで、最近はサイトを訪問していないので広報されている記事を知りませんでした。
甲府シティシャトルバス『レトボン』の運行が終了します(甲府市広報ページ 2017年2月28日)
レトボン(LLCまちづくり甲府)

交通案内ページは画像を削除して終りですが、私は街づくりテーマの一環として レトボン(甲府シティーシャトル) を書いていました。街づくりの観点からレトボンの活用についても考えたし、何度か体験利用したこともあります。なんだかとても淋しい気がしますが、これも時の流れでしょう。
レトボン=レトロ・ボンネットです。一般公募で選ばれた名前とのこと・・・私の記事から転載して、レトボンちゃんにお別れのご挨拶といたします。

レトボンの運行は平成9年度商店街駐車対策モデル事業として平成9(1997)年8月16日(土)から運行が開始され、その日は中心商店街内で出発式、愛称募集の表彰式他記念イベントが実施されました。平成10年3月29日(日)までの事業期間の記録としては、運行日数76日で乗客数は21,475人だったとの事です。これは買い物客の集中する年末年始に実施された特別運行期間を含みます。


甲府市の記事から まちづくり甲府ホームページ(別サイトへリンク) を再見して、どうもオカシイと思ったので以下に引用、記録しておきます・・・ 【「耐用年数も十分経過いたしました」 というのはオモシロイ表現で、なんだか運行停止の言い訳のようにも聞こえます。 このメッセージの下に書かれている以前からの記事には何年の4月1日からなのか不明です。】

平成9年8月より運行開始されました甲府シティシャトルバス『レトボン』は、20年目に入り、耐用年数も十分経過いたしました。ご利用されるお客様の安全等を考慮し、平成29年3月26日(日)の運行をもちまして運行を終了させていただくこととなりました。長くご利用いただきありがとうございました。

甲府シティーシャトル「レトボン」は4月1日より運行体制が変更になります。 土曜日は南口ルート、日曜日は北口ルートのみの運行となりますのでご了承ください。 なお運行するバスのカラーは両日とも同じです。


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久しぶりに開いた「醍醐聰のブログ」2017年3月25日記事で、ゼロ回答ではなく、「口利きの顛末」を報告した文書~安倍夫人付き政府職員発のFAX~ を読みました。『FAXの「別紙」を見れば安倍首相の言いくるめは破たんする』 とのことです。
それでいつもの習慣でソース確認したい思って検索していたら・・・ 首相夫人付職員が「関与」 踏み込んだ見出しつけた新聞は...(J-CASTニュース 2017/3/24 19:13) この記事から各紙社説が取り上げていることを知りました。

(社説)森友学園問題 説得力ない首相の説明(朝日新聞 2017年3月25日)
社説 夫人付の職員 不自然なファクス送信(毎日新聞 2017年3月25日)、FAX画像をアップロードした記事が社説に付属しています。
森友問題審議 首相夫人の立場を整理したい(読売新聞社説 2017年03月25日 06時04分)
真相解明にはさらなる国会招致がいる(日本経済新聞社説 2017/3/24付)
「主張」籠池氏喚問 国有地売却の疑問とけぬ(産経新聞 2017.3.24 05:03)

私は年度末仕事で忙しく新聞サイトや国会審議などを見ていませんでしたので、テレビニュースの音だけ聞きながらも、何かおかしくなっているなと思っていた程度です。FAXの事は知りませんでした。
醍醐さんが記事で紹介されたFAX画像は、毎日新聞掲載画像とは異なり、下線なども引いてあるので、おそらく国会審議に関係して議員・政党などが書き直したものかもしれません。毎日新聞の画像は小さいですが全文をテキスト化して記事に転載しているのはお見事です。

そして今日読んだ記事の極めつけは、森友事件から見えてくる官僚の知恵の出し方(日々是好日日記・伊藤洋先生のブログ)でした。
リニア新幹線事業でも地域行政のお役人さま達は法令に則り国策事業のお手伝いを粛々とこなすだけの「無重力状態の平穏な日常の中」におられるようです。

以下は3月初めに『「忖度」の構造と結果責任、「リニアゲート」にも至るのだろうか』 とタイトルした記事で公開を忘れていたものですが、ついでに掲載しておきます。
水島朝穂先生の2017年2月27日記事・「トランプゲート事件」と安倍政権――終わりの始まり? を拝読しました。

米国トランプ大統領について書かれた前段は無学な私には理解が難しいことでしたが、「トランプゲート」は「ウォーターゲート」のもじりなのかと確認すると Wikipedia で ディープ・スロート (ウォーターゲート事件) がヒット。毎日新聞西山記者事件も思い出しました。

水島記事の後段でまとめられた「大阪の学校法人の国有地払い下げ問題」はテレビニュースもナガラ聞きの私には参考になりました。
巨大な「忖度」の構造が存在する との指摘は何かの組織に籍を置いて決定過程に関わったことがある人なら分かることでしょう。 ちなみに 忖度(そんたく)とはネット辞書によると 『他人の気持ちをおしはかること。推察。「相手の心中を-する」』

「その結果に対する責任」 と聞けば原発推進から福島原発人災事故に至った過程、さらにはその後の対応の現状まで考えてしまいますし、「リニアゲート」という言葉がありえる事にも思いが至ります、悲しい事ですが現実はそんなものでしょう・・・

そして、これらの事を考察するに必要な情報へのアクセスまで制約することで全ては無かったことになる日本国が到来する危機感がある・・・このような国情を子々孫々には引き継がないようにしたい・・・いつ、どこで、なにを、斬るか・・・


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山梨県市町村議会・議員名簿のリンク集 /gikai_ymn_area.htm

とりあえず県と市町村議会のリンク先を再確認して更新しました。その他の議会関係リンク集は未処理です。

甲斐市の議会事務局さんが KAI-SHIGIKAI.JP ドメインを登録なさって、甲斐市議会ホームページ を甲斐市ホームページ www.city.kai.yamanashi.jp とは別に公開されていることに気付きました。
もちろん甲斐市ホームページと議会ホームページとはそれぞれのトップページから分かり易く相互リンクされています。
そして、議会事務局は甲斐市ホームページで行政組織として案内されています。

甲斐市ホームページには「市長」「議会」「教育委員会」が分かり易く案内されていますが、選挙管理委員会が見えないので確認したら、総務部の仕事として 「選挙に関すること」 に集約されていました。

地方自治体の二元代表制の下で議会情報は行政ホームページの中で扱うべきか、切り離してサイトを構築すべきかという話を聞いたことがあります。


国政でみれば、電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ から衆参両院サイトへのリンクはありません。
衆議院関連リンク では e-Gov各府省へのリンクが設定されていますが、参議院にはこのようなリンクも無いようです。

二元代表制の理念をまっとうするなら甲斐市のスタンスも私は理解できます。しかし私は地方自治体を総体として観たい、山梨県ホームページは山梨県行政のホームページではなく、山梨県という地域のホームページであり、その中に行政と議会の二元が存在するものだと理解できます。 この意味で私は自治体ホームページの中に議会ホームページが置かれることに違和感はありません。
甲斐市行政は議会を重く見ている、それは議員を選出した地域の人々の想いを大切にしているのだと理解すると、行政と議会のサイトを切り分けたスタンスはそれを外形的に示していると考えました。
甲斐市の今後の発展に注目していきたいと思います。

リンク集ページを更新していて、北杜市、南部町、山中湖村、丹波山村の今後に注意していきたいと感じました。



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「国友学園」問題の国会審議などをテレビニュースが流しているので音だけ聞きながら仕事をしています。
この「gooブログ」には登録ユーザーが書いた一年前の記事を自動的にメールで知らせてくれる機能があり、昨年この日に山梨県議会について記事を書いていたことに気付きました。
その後の状況は分かりませんので後日のためにメモ記事として残します。

2016-03-23 22:50:22 投稿記事 来年度予算廃案になった@山梨県議会3月23日

流し読みしながら思い出しましたが、議会流会に端を発したのか山梨県議会基本条例を策定する話、私はフォローもしていませんので気が向いたら後日確認しておくつもりです。



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全てが敗者に終わるリニアプロジェクト~この歴史的失敗を回避できるか~
日時:2017年3月25日(土) 14:00~
会場:山梨県立男女共同参画推進センター(ぴゅあ総合) 甲府市朝気1-2-2
講師:橋山禮治郎さん・・・「必要か,リニア新幹線」の著者
主催:山梨革新懇
参加費:200円

「山梨革新懇」の名前は時々見かけるのですが、日本共産党山梨県委員会サイトの「県内情報」「活動紹介」カテゴリーから「ありました」記事で分かることが多いです。 今回の講演会もおそらく同様な報告記事は出ると思います。
ちなみに 全国革新懇のホームページがあり、「行事案内」ページには今回の講演会が掲載されています。ソースにリンクしていない情報は無意味だ、とまで言ったらオシマイですが・・・

3月15日頃、NHK山梨「リニア新幹線冊子 県が配付へ」というニュースが流れたそうです。私はNHKサイトから記事が消えてから知ったのでソースは読んでいませんが、35万部ほど作成し県内全ての世帯に配付するとか。『県政策企画課は「リニア中央新幹線の開業で山梨県がどう変わるのかわかりやすく示して、県民にイメージを共有してもらいたい」としています。』と締めくくられたニュースだったそうです。
このプロジェクトでは、橋山禮治郎さんやリニア新幹線事業批判の人々が説かれる問題点に一つずつ丁寧に反論し、県民の安全・安定・安心を説きながら、リニア中央新幹線の開業で山梨県内にもたらされる経済波及効果などを明確に伝える冊子になることでしょう。
山梨県総合政策部政策企画課の真骨頂を全国に示すには、この冊子を山梨県ホームページに掲載していただきたいと思います。
・・・ということで、この記事のカテゴリーは「街づくり」

このブログ記事を主催者側の方々がご覧になるかどうか分かりませんが、ついでに書いておきます。
それは、このような集会で場内の写真などを記録する時、前から撮る(参会者の顔が分かる)ような撮り方はしないことです。
リニア事業について色々な情報を確認したいと考える人は事業に反対する人々だけでは無い。仕事上から賛成・推進する位置にいながらも疑問を感じている人々は少なく無いでしょう。だからこのような講演会にも出かけてみたいと思う・・・
この点をよくよく考慮すれば場内撮影ですらどうあるべきか、自ずから分かります。関心ある人が誰でも気軽に出かけられるスタイルであって欲しい。
集会などを報じた新聞ですら紙面(サイト)掲載写真にびっくりすることがあるのです。なんだこの取材記者は!と私は思います。突き詰めて考え続けていかないと、このような貴重な講演会ですら仲間内の寄り合いで終ってしまいます。リニア推進の期成同盟会総会を笑うこともできません。



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