ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




愛読サイトのひとつ、池田信夫さんのブログで2009-08-25、ネット選挙を「解禁」した自民党というのがありまして、ちょっと引用させていただきます、強調は私です。

最大の問題は、すべてのウェブサイトの更新を「文書図画の頒布」として禁止するという総務省の解釈が、法的な根拠もないのに公式の解釈としてまかり通っていることだ。
これこそ官僚が立法と警察と裁判所をかねる「官治国家」の典型的な症状である。特に憲法に定める表現の自由にかかわる問題については、明文で禁止されないかぎり自由と解釈するのが当然だ。選管がOKを出さないかぎり禁止と解釈してきたのがおかしいのである。
自民党がこれまでネット選挙の解禁を妨害してきたのは、彼らの支持基盤である老人に不利だからだが、・・・以下略・・・

民主党政権になって公職選挙法がどう変わるかわかりませんが、何事につけお役人様の「解釈」がまかり通る状況から感じられる「官治国家」をとにかく改革してみたら日本という国はどうなるか、一度はそれを眺めてみたい民権右翼の私です(^o^)
30日は忙しいので期日前投票は必ずやろうと思っています。



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サマーINきたぐち20092009年8月29日(土) 雨天決行 17:00~21:30

会場は甲府駅北口の隣、甲府市歴史公園の山手御門広場です。

入場は無料、料理・飲料ブースは有料です。

イベントや飲食ブースについては画像をクリックして別ページ拡大画像からご確認ください。
駐車場はありません、近隣の有料駐車場をご利用になり、アルコールを召し上がったならお帰りは運転代行で!
できるだけ公共交通機関をご利用になるのがよろしいかと・・・

「サマーINきたぐち」については甲府市議会議員 野中一二さんのホームページにサマーINきたぐちは、「自らの街は自らで作る」と言う事から始まったお祭りです。 と始まる特集ページがありますのでご参照ください。
「サマーINきたぐち」は1999年に始まり、今回の会場となる「甲府市歴史公園」の整備で一時中断し2007年復活しましたが、昨2008年は北京オリンピックの開催期間とも重なり、「サマーINきたぐち今年は中止」と広報されました。

再復活は甲府駅北口地区整備が完了してから新しい「お祭り広場~よっちゃばれ広場」(現在は藤村記念館移築工事中、かつての駅前ロータリーの場所)で再開されると思っていたのですが、地元の方々の街づくりへの熱意が今回の開催になったのだと思います。
2009.06.18 「まちミューと電動自転車のコラボ」でも書きましたが、「つなぐNPO」の「まちミューガイドブック」でも甲府のこの地域は充実しています。

しかし、8月29日、午後8時までは皆さん何かとお忙しいかも知れませんね(^o^) 



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8月30日が総選挙の投票日なのですが、甲府市ホームページから、期日前投票制度と不在者投票についての情報が得られます。

私も仕事の上では日曜休日関係無く、8月末に予定が入りそうな状況なので確認してみました。棄権はしたくありません。

「毎日が投票日-甲府市」と記事にしたのは2007年の参院選の時でしたが、その時に「指定病院・指定施設における不在者投票」についてメモしていました、今回はこの一覧表もPDFファイルで掲載されています。インターネット活用は一歩一歩着実に進んでいます。



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Yahoo!ニュースサイトが、「楽天がパソコンから検索履歴を収集 個人情報を無断利用?」(8月21日1時29分配信 産経新聞)と掲載していました。
産経新聞の元記事は、Yahoo!が1ページにまとめた内容を3頁に分割してあるという珍妙な構成ですが、これは広告収入に関係していると推察できます。

この総選挙の時期に産経新聞が「楽天ad4U」についての記事を出した理由の方が気になります。既によく知られている事だからです。

2008年10月16日に、「行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか」、これはお馴染みの高木浩光さんが図を使いながら丁寧に分かりやすくお書きになっている。
「高木浩光@自宅の日記」(ブログ)では、2008年12月11日に「楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート」の記事があり、続けて12月13日に、「楽天CERTに対するブラウザの脆弱性修正を阻害しない意思確認」とフォロー記事があります。私は高木さんがこの記事の最後にお書きになったことを心にとどめておきたい・・・

残念ながら日本ではこれを取り締まる法律がない。いわゆる「ウイルス作成罪」(不正指令電磁的記録作成等の罪)を新設するサイバー犯罪条約関係の刑法改正案が成立すれば、ようやくそれが取り締まられ得るようになるが、この法案は長らく国会で継続審議のまま店晒しになっている。
いつになったら成立するのかわからない情勢ではあるが、成立、施行されたら、私は真っ先に、楽天株式会社らの行為を不正指令電磁的記録作成及び供用として警視庁に告発する覚悟でいるのだが、もしかして、楽天株式会社がこの刑法改正案の成立を阻害しようとしたりしないかについても注視してく必要があるのだろうか。

改めて、産経新聞だけがどうして今、この時、このテーマをまるで初出の如くに取り上げたのか・・・『楽天が同社の検索サイトにアクセスした利用者のパソコンから、他社サイトにアクセスした履歴に関する情報を収集し、広告配信に利用していることが判明した』

8月20日に植草一秀さん収監について書いた時に、「・・・産経新聞は扱いがユニークですが・・・」とメモしました。その翌日にこの記事を知りましたので、「いささか気になりますねぇ」(杉下右京モード)
植草さんの冤罪を最高裁まで通してしまう「力」、郵政「改革」をゆうちょ施設のお下げ渡し「利権」に転化させてしまう「力」、地デジを推進していく「力」、インターネット活用に向けた公職選挙法改正問題についてほったらかしにしてきた人々が今更しゃあしゃあと語れる「力」・・・・・・そう言えば甲府市には市外住民をルールを守れない人々と決め付けて自分達だけの指定ごみ袋を導入する「力」があります。・・・まあ世の中いろいろ、総選挙はそれを取り巻く環境の方に興味を抱きます。
「楽天ad4U」の技術的なことは大変参考になりますが、このブログでは書きません。

ストップ&チェンジ!山梨県防災新館整備事業【旧図書館の解体、始まりました】だけの広報や報道は文化の破壊・・・「山梨県立図書館の百年」・・・県庁第1南別館の保存、シンポジウム

甲府市指定ごみ袋住民説明会日程

ついでに・・・酒井法子事件がこれほどまでシツコク、続報だ最新情報だと繰り返しテレビネタになっているのは何故だろう。昼飯時にナガラテレビでもこれが始まるとチャンネルを切り替えるか、オフしてネット記事にしている今日この頃。マスゴミとはよく言ったものだ(^o^)



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このブログでも言及したことがある植草一秀氏に私は注目しています。

livedoor ニュースが、「私は自殺しない」と植草一秀元教授、収監で(2009年08月04日)と報じ、日刊スポーツが2009年8月3日に植草一秀受刑者「手鏡」から収監までと記事にしていました。

これも有名ブログですが、2009年8月 5日の「神州の泉」で植草一秀氏の無実を確信する法曹A氏が、刑務所事情を語った!という記事は衝撃的な内容で驚きました。甲府刑務所の事件についても新聞で目にしていますが、私は関心を持つこともなく斜め読みで終わっています。しかし事実は小説より奇なり、法曹A氏の話を読んで陰鬱な気分になりました。「私は自殺しない」という植草さんの言葉はそういう意味だったのか・・・

大手の新聞社ではいずれも数行程度の簡単なものです。正面から書けないほどこの事件の本質を知っているからだろうと、勝手に推測しました・・・産経新聞は扱いがユニークですが・・・
朝日新聞、痴漢で実刑確定の植草元教授収監 「今後も冤罪訴える」
毎日新聞、植草元教授:収監 痴漢で懲役4月確定
読売新聞、痴漢で懲役4月確定、植草元被告を収監・・2009/08/03 20:10 ・・『東京高検は3日、電車内で痴漢をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われ、7月に懲役4月の実刑が確定した元名古屋商科大大学院客員教授・植草一秀元被告(48)を収監した。  弁護団の佐藤善博弁護士は都内で記 ...』
産経新聞、植草元教授を収監 痴漢で懲役4月確定
日本経済新聞では8月3日収監の記事は検索ヒットしませんでしたが、ポスト小泉政局へ「上げ潮」狙う中川秀直(2006/2/15)(NET EYE プロの視点)という記事が残っていました。「植草一秀」vs「小泉・竹中」という構図が冤罪事件の陰にあると書かれているのを読むことが多いですが、この日経記事のような経済・財政問題は私には理解不能です(^_^;)

ちなみに植草さんのブログ、植草一秀の『知られざる真実』は、8月2日、「メディア攻撃を超え無血市民革命を成就しよう」がご本人による収監直前の記事と思えます。
2009年8月3日の植草一秀氏の刑事事件弁護団声明『刑事事件弁護団は,植草氏が刑の執行を安全に終了の上,これまでどおりの活発な活動を続けていくことを心から期待しております。』と結ばれています。弁護団がこのように書く意味を上記法曹A氏が説かれたのでしょう。その後は支援者の方による過去記事の再掲載が続いているようです。
ブログ検索 植草一秀 収監

もし私がインターネット記事、多数のブログを読んでいなかったら、「えっ、あの植草さんが・・・」と驚いた昔のままで終わっていたでしょう。現在進行形の総選挙に関しても、過ちを繰り返さないようにネットを中心に読んでいます。しかしこのブログに書く事はありません、多分・・・私は山梨異邦人ですから・・・

本文で、『「植草一秀」vs「小泉・竹中」という構図が冤罪事件の陰にあると書かれているのを読むことが多い』と書きました。しかし私は「小泉・竹中」経済・金融・財政政策がどういうものだったかを的確に理解しているとは言えません。日経ビジネスのサイトで2009年7月22日、竹中平蔵氏に「失われた10年」の真実と「不良債権処理」の極意について聞くという記事があることに気が付きました。このようなWebページは日刊紙のネット記事と異なり短期間で消滅するものではないので後日の為にリンクしておきます。
(上)編「竹中氏は日本経済の恩人である」の6ページ最後に出てくる「日本の経済は徹底したデュアルエコノミー」に続く部分をメモに留めておきます。
(下)編は2009年7月23日、低成長でも健やかに暮らせればいい?から始まっています。



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社団法人 全国軽自動車協会連合会の2009年8月14日付け報道資料で3月末現在の軽自動車の世帯当り普及台数が掲載されていました。『軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数(県別順位並び)平成21年3月末現在』のテーブルで、Excelファイルもダウンロードできるようになっています。
これは2009年8月15日 読売新聞の、「軽自動車の保有、ほぼ2世帯に1台…過去最高」という記事に気が付いて確認できました。読売新聞は『特に地方で保有割合が高い。公共交通機関が少ない地方では、車体価格や税金などが安い軽自動車が「生活の足」となる2台目、3台目として人気を集めているようだ。同連合会は「普通自動車から軽自動車への乗り換えが続いており、来年は2世帯に1台の割合を超える可能性が高い」とみている。』とコメントしていました。

業務用車両を除いて世帯当りの普通乗用車の統計値も併せて確認してみたいと思いましたが、国土交通省の統計資料では全国値のみが公開されているようでした。国土交通省総合政策局情報管理部が統計管理をしているようです。山梨県統計データバンクにはちょっと古いですが都道府県別統計が掲載されています。
それでふと思い付いて、軽自動車協会のような自動車に関係した(天下り?)組織なら公的な統計情報も手に入り易いはずだから、どこかで整理されているかと検索を試みました。
アタリ(^o^) 財団法人 自動車検査登録情報協会には関連した情報が満載のようです、インターネットのお蔭でとりあえず結果が得られましたが、全体を整合的に見る役に立ちそうにない・・・・平成21年5月末現在 都道府県別・車種別自動車保有台数(軽自動車含む)(PDFファイル 74KB)、まあ卒論書くためじゃないから、これ以上深追いする必要もない(^o^)

補足・2009年09月05日の山梨日日新聞記事に、マイカー保有台数 景気悪化で3年連続減 県内 1世帯当たり1.533台、と出ていましたので確認しました。本文でリンクした自動車検査登録情報協会で「マイカーの世帯普及台数」というページがあり、プルダウン・メニューで年度を選べば2009年3月末データなら8月20日公開で「2009_08setai.pdf」(PDFファイル 196KB)『マイカーの世帯当たり普及台数、3年連続減少― 自家用乗用車(登録車と軽自動車)は1世帯に1.086台 ―』が自動的に開いてしまいます。
『山梨は2年連続の10位。公共交通機関が少ない山梨は、全国的に高いマイカー保有台数を維持しているが、全国平均と同様に06年をピークに減少している。 山梨県自動車販売店協会によると、県内の新車登録台数は昨年7月から減少傾向。今年7月は1861台で、前年同月比105・4%となり、1年ぶりに増加に転じたものの、「先行きは不透明」(同協会)としている。』(山梨日日新聞より)



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8月13日の「あらたにす」では、朝日新聞、日本経済新聞、読売新聞が麻生さんと鳩山さんの党首討論を記事にしていました。
限られた人々しかその場に居合わせないような会合の報道と異なり、全ての内容がインターネットで録画公開されている討論について、1時間半の内容の何処に焦点を当ててどのように書かれているか、このように比較できるという意味ではまさに「あらたにす」という特異なサイトが開設された~くらべる一面~趣旨に添うものと興味深く読みました。日本経済新聞の記事は簡単な紹介でしたが、朝日新聞と読売新聞は討論の流れと論点を整理していました。
と言っても私はどうにも勉強不足で個別のテーマについて判断できる知識は乏しいし、録画を見ている最中にサーバーやメールにスパム警告が出て対応していたりすると、中抜きになって録画の巻き戻しになる・・・(^o^)

この討論会が大きな意味をもっていたことは、3紙とも8月13日の社説で取り上げていた事で分かりました。朝日新聞は09総選挙・党首対決―もっと大きな論点でと題し、日本経済新聞は09衆院選 政策を問う 両党首は国の将来ビジョンを語れ、読売新聞は党首討論 財源と安保の議論を深めよでした。

各政党のマニフェストも含めて、このようにソースが公開されていて、誰でも何時でもそれを参照しながらいろいろな意見を読んで考えることが出来る、そういう時代になった事を実感しています。これが今の私に書ける感想です(^_^;)
ユビキタスICT、この流れの中から私は逃げたくないと思っています。

ちなみに、昨日の記事を検索エンジンから訪問された読者もおられたので検索語でリンクしておきます、
Googleブログ検索 党首討論
[党首討論] gooブログ検索
Googleブログ検索 麻生 鳩山 討論
ヒットするいくつかを見ていたら、「カナダde日本語」ブログの13日記事、「衆院解散後、最初で最後(?)の鳩山vs麻生党首討論」でNHKテレビがニュースで流した事を知りました。

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20090812debateあらたにす(日経・朝日・読売)というニュースサイトで「<自民・民主党首討論>ライブ映像で中継(16:30~)」の予定が広報されていたので見ることができました。
これは、THE JOURNALの予告記事でも書かれていたのですが、こちらでは中継はできなかったようです。

勤め人の方はこの討論会中継をご存じでも執務時間に重なって見られなかった方もおられると思います。
「◆8月12日16:30より動画中継スタート・19:00ごろ全編録画を公開します」と書かれているので、今後もいつでも閲覧できるかも知れませんが、あるいは公示日の8月18日以後は閲覧できなくなるのかも知れません、こういうことについて公職選挙法の関係は不勉強です

私にはご両者のお話の内容をしっかり理解できるほどの脳味噌が無いのですが、Firefoxで別な仕事のページ(タブ)をいくつも開き、仕事しながら音だけ聞くという状態~話し手の顔の印象で内容を誤解する場合もあるし・・・(^o^)
この企画は新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)だったらしいです。

テレビを使わず「あらたにす」が動画中継したということで、政治とインターネットの関係も考えるきっかけの一つになりました。こういうのは地デジ・ハイビジョンである必要は全く無い(^o^)
私にとってはこれが今日の結論でした。あぁ、マニフェスト読まなくちゃ・・・

今日はマイクロソフトの8月セキュリティ情報公開の日でした。昼前から取りかかり、手元のパソコン達に9本の処理を完了してこの中継時間には間に合いました。



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県庁第1南別館の保存、シンポジウム 27日開催(2009.06.27) に追録した部分の再掲です。自分で撮った写真を見ていて気が付きましたが、現在の第一南別館に入っているのが、山梨県の「観光企画・ブランド推進課」、「観光振興課」、「学術文化財課」であり、彼等こそがこの建物の意味を理解し、保存・活用を図ることが出来る唯一の県庁職員だというのが、まさに歴史の皮肉だと思いました。
2009.02.17 県庁第一南別館の保存
旧山梨県立図書館と県庁第一南別館(2009-03-29 峡陽文庫)
山梨日日新聞論説委員の解説コーナー「ニュースナビゲート」 『6/4は県内の近代化遺産「県庁第一南別館」「甲府市役所4号館」の存亡の危機について保坂真吾論説委員が解説します。』
県庁内にあっても県民の財産だ (2009年7月2日 アイネット 山梨インターネット新聞)
山梨県庁舎 (2004.01.10 近代建築散策)
2009年5月8日 県庁南別館 保存に知恵絞ろう (椎名慎太郎/山梨新報)
2009年7月17日 続 旧県立図書館 今こそ広範な論議を (椎名慎太郎/山梨新報)

7月17日付け椎名慎太郎さんの論説に今頃気が付いたのですが、『このシンポの後でこの事業を所管している県管財課が私たちの要望を聴くチャンネルを開いて下さり、解体工事はひとまず先に伸びたようです。』とお書きになっているので、8月中に取り壊しが始まるというのは無くなったのかも知れません。
それにしても今朝の地震には驚きました。防災新館は必要なのでしょうね・・・優先順位、軽重判断の基準は私とは違うかも知れませんが・・・

また蛇足です・・・出先で8月11日山梨日日新聞の論説にたまたま目を通しました、上でリンクした記事にある保坂真吾さんの署名でした。「分権公約」採点~確実な実現へ次の一手を~と題された論説ですが、未だマニフェストなど読んでいない私はその解説記事のように読みました。でも明治時代からの歴史ある地元紙として、山梨において地方分権はどうあるべきとお考えなのか、その軸は私には見えませんでした。次の一手を知事会に依存する以前に、地方分権の立つべき軸足を示してその想いを県民に問いかける事もジャーナリズムの使命だろうと感じました。各党のマニフェスト、なんとかして時間をつくって読んでみなくちゃ・・・



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2009年8月8日の読売新聞山梨版が、「甲府・紅梅地区再開発後継業者決まらず」との記事を掲載しました。要点は以下のとおりです。

8月7日に甲府紅梅地区市街地再開発組合の宇佐美太郎理事長(オギノ常務取締役)やコンサルタント会社の担当者が市役所に秋山益貴・都市計画課長を訪ね、マンション分譲に関して数社との協議が続いていると報告したが業者の決定時期については言及しなかった、とのことです。
この数日、関係ブログ記事にアクセスが多いなと思っていましたが、読売新聞の記事に気付くのが遅れました。

「紅梅地区再開発ビル」というページを書いて整理していますが、いつも言うように私は地元にいても「情報距離」は遠いです。物理距離が近いのだから関係者に直接取材したらどうかというご意見もありそうですが、物理的・時間的距離に関らずその場所に惹きつけられるのがインターネットです。

企業が自社の事業情勢を市役所に報告することは通常なら無いと思います。再開発組合が市役所に報告したというのは、市民に税金の使い方の報告をしたという意味になりますね。そうなると市役所は組合に代わって市民に説明をする責任があるはずですが、行政の立場としては、むしろ、こういう組合にはそのような説明責任がある事を指導すべきだと私は感じています。しかし「透明性」とか「説明責任」とかあまりに使われ続けて、言葉の重みもすっかり軽くなってしまったような、総選挙の季節ですが・・・(^o^)

甲府中心市街地活性化事業の一環ですから「LLCまちづくり甲府」のサイトを活用する事もできます。しかし、このサイトは xhtml という文法でWebページを書いているのですが、xhtml の基本を知っている人がソースを見たら驚くでしょう。冒頭から
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
私もしばしばミスをやりますが、基本を知らないミスとボンミスでは違うのだからと、自ら言い訳しながら気が付いたら修正しています(^o^)

またまたの蛇足ですが、ふと感じたこと・・・平将門の首塚を移転しようとすると不慮の事故が多発するので近代経済都市の中心である東京大手町に昔のままに残してある、紅梅地区再開発で調べた時に発見された甲府上水道の遺構のその後が報じられないままに事業が進行した、そのタタリではないのかと・・・。
甲府北口に造成中のよっちゃばれ広場の一角には天下のNHK移転の予定地も変更されたほどの文化遺産、甲府城清水曲輪の石垣遺構が確認されたが、その後の様子は分からない、単に埋め直しておわったのだとすれば、これも北口開発事業の成行きに影響しなければいいのですが・・・
県庁敷地内にある旧県立図書館の破壊、これは山梨県に祟ることが十分に予想されること。

ストップ&チェンジ!山梨県防災新館整備事業【旧図書館の解体、始まりました】だけの広報や報道は文化の破壊・・・「山梨県立図書館の百年」・・・県庁第1南別館の保存、シンポジウム



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