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読売新聞山梨版 2012年9月28日記事、明野処分場…「漏水なし」原因究明終結 と報じました。

鈴木氏は電気工学の観点から、検知システムの作動は、遮水シートに空いた微細な穴を電気を帯びた物質が通り抜けたことが原因と報告。「穴は漏水するほどのものではなく、システムも十分に機能していた」とした。
材料工学が専門の沢氏は、何らかの原因でシートに穴が空き、埋め立ての進行で徐々に荷重が増えて数か月後に穴を通して通電したと分析した。

(財)山梨県環境整備事業団の広瀬正三専務理事は「大筋で県側の説明を裏付けてもらえた。システムは正常に機能しており安全性も確保できている。適正な処分場運営に努めたい」と話したそうですが、検知システムが作動した時には、その都度同じ検証を繰り返さねばならないことになるのではないか。
すなわち、この検知システムに信頼性があるのかという新たな問題が発生したように私は感じました。
下手するとSPEEDI情報隠しのような問題が出ないとも限らない。
Internet Explorerの脆弱性のように、その都度パッチ(修正プログラム)を適用し続けねばならない。Windowsと一心同体のInternet Explorerの宿命で、不具合なソフトは削除するというような方法がとれない。同じことが明野処分場で生じているような気がします。
Internet Explorerの脆弱性を指摘したハッカー(クラッカーでは無い)にマイクロソフトが損害賠償請求したことは無かったと思います。



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