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令和3年7月30日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見(首相官邸)
 7月30日深夜の時点では 1時間07分01秒 の録画アップロードです。
 「※準備でき次第、会見のテキスト版をアップする予定です。」 と記載があります。・・・7月31日のお昼にテキスト公開を確認しました。
政府インターネットテレビ での放映もあります
 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見-令和3年7月30日

菅義偉 (すが よしひで)内閣総理大臣記者会見の内容を録画で聞くのは面倒なので、産経新聞さんの記事はありがたいです。首相官邸から全文がアップロードされたら、それも確認しておく予定です。


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2021.07.28 米保健当局、マスク着用の指針を再び厳格化へ-デルタ変異株の拡大で(Bloomberg 日本語版 2021年7月28日 2:43 JST)
米保健当局は、新型コロナウイルスが急速に拡散するような屋内環境ではワクチン接種を完全に済ませた人でもマスクを着用するよう勧告する見通しだ。デルタ変異株による感染拡大に対応し、マスク着用に関する指針を再び厳格化する。
 米疾病対策センター(CDC)が27日に公表予定の新指針のプレビューによれば、CDCは幼稚園から高校までの教育機関においては教職員や生徒、訪問者はワクチン接種の有無にかかわらず、屋内でマスクを着用するよう勧告する。また生徒は感染予防策を講じた上で、今秋から学校での完全な対面授業を再開すべきだとしている。【以下引用は略します】
2021.07.27 米当局、マスク着用指針厳格化-政府職員の義務化検討(Bloomberg 日本語版 2021年7月27日 6:35)
2021.07.28 米、連邦職員にワクチン義務化へ マスク着用指針も見直し(時事通信 2021年07月28日 09時20分)
以前の情報-2021.05.14 「接種完了なら屋内もマスク不要」米CDCが制限緩和…バイデン大統領「素晴らしい日」(読売新聞 2021/05/14 12:30)・・・【ワシントン=船越翔】米疾病対策センター(CDC)は13日、新型コロナウイルスの感染対策に関する新たな指針を公表し、ワクチンの接種を完了した人は、屋内でもマスクを着用する必要はないとの見解を示した。米国内では接種が順調に進んでおり、社会の正常化に向けて制限を大幅に緩和した。  バイデン大統領は13日の演説で、「重要な節目であり、素晴らしい日となった」と歓迎し、さらに接種を進めるよう国民に訴えた。【以下引用は略します】
米国CDCからのワクチン接種情報を確認し学んでおきたいと思っています。
以下は山梨県での情報・・・変異ウイルスに警戒を 30代以下が感染の中心 感染経路がわからない人が増加 山梨県内で新型コロナ感染者が連日確認 感染対策の徹底を呼びかけ(UTYテレビ山梨 2021.07.27 19:53)
 山梨県内では、新型コロナの感染者が、連日確認されています。 専門家は、感染力が強い変異ウイルスが広がっているとして、家族や知人間、それに職場での感染対策を徹底するよう呼びかけています。 7月27日、報道機関向けに行われた県の感染症対策センター「山梨県CDC」の説明によりますと、県内の感染傾向は、30代以下の若年層が感染の中心で、変異ウイルスが広がり、感染経路が分からない人が増えているということです。 特に、感染者に県外への行動歴がある人が目立っているということで、感染力が強い変異ウイルスのデルタ株が急速に蔓延しないためにも、今しっかりと対策をして欲しいと訴えました。
 7月27日の説明によりますと、分かっている感染経路は3つに絞られます。  家庭、知人、職場です。  家庭内にウイルスが持ち込まれたら手の打ちようがないため、持ち込まないことが大事ということです。  そこで、デルタ株が広がり始めている今のタイミングで大人数で集まることは控え、休憩所や喫煙所、それに食事の際の雑談でも感染対策をするよう求めています。  今からの対策で、お盆の時期くらいに効果が出てくるとしています。 ワクチン接種が進むまで、あと数か月は辛抱が必要と言えそうです。


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厚生労働省・Q&A一覧(新型コロナワクチンQ&A)
ワクチンの仕組み/ワクチンの効果/ワクチンの安全性と副反応/私は接種できますか?/接種の見通し/接種を受ける方法/対象者や優先順位/接種後の生活/その他/これは本当ですか?
厚生労働省には以下の情報もあります・・・
 新型コロナウイルスに関するQ&A(医療機関・検査機関の方向け) 令和3_2021年1月12日時点版
 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) 令和3_2021年7月15日版
 新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け) 令和3_2021年7月5日時点版

令和3年7月21日(水)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
第64回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第13回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料、このページに掲載されている 資料1-5-1 副反応疑い報告の状況について(PDF:2,969KB)の部分画像です。クリックで別ページに拡大表示します・・・
ワクチン副反応疑い報告
私は医学・医療について知識は皆無なので厚生労働省によるこの会議報告の内容について説明はできません。
このPDFファイルには 「<参考>ワクチン接種後に生じる有害事象の因果関係について」 など多数の説明・解説記事も掲載されています。
医学無知な私が求めたいのは新型コロナウイルスが自分の体内に侵入した時にそのウイルスを殺せる薬です。いつも口でふかすだけのタバコですが、それを肺まで吸い込んで鼻から吹き出してやれば死んでくれるなら良いなとか思っています。
自分が発症するのは防げるがウイルスは他人に移動する事はありえるワクチンなら、俗に言う「自己中」自分勝手な対策に過ぎないと思えてしょうがない・・・膨大な経費を使って世界中がそんな状況なのか?・・・


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「全国知事会から全国民に向けて情報発信」 とタイトルして 2021-07-19 にアップロードしたページですが、その中で書いた「都道府県からの要請にご協力を!」の更新を確認しました。長野県からの発信をこのブログページでご案内する事にしましたので、ブログのタイトルも変更しました。
令和3年7月16日 帰省や旅行などに係る都道府県からのメッセージ、私としてはこの資料に関心を持ちました。47都道府県の情報です。
『各都道府県からの情報及びHP等に基づき、全国知事会事務局が作成。内容は順次更新します。』
全国都道府県のコロナ禍関連リンク集は作ってあるのですが、全国知事会事務局さんがこれほどの資料を公開してくださるとは思ってもいませんでした。

「都道府県からの要請にご協力を!」 とメッセージされた全国知事会として、どんな要請がされているのか国民が確認するのが容易なように資料集を作成された! このスタンスこそが情報化社会のポイントです。

7月28日の確認では掲載は33府県ほどです。
帰省
旅行

全国知事会 令和3年7月11日 第25回「新型コロナウイルス緊急対策本部」会議の開催について、この資料として 「ご自身」と「家族」、「ふるさと」を守る夏に!! (PDF:87.6KB) がアップロードされています。画像にして掲載しました。


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文学の中の富士山
 富士山は、古来より詩歌や散文などの文学作品に数多く描かれてきました。
 本展では、芥川龍之介が旧制第一高等学校時代に書いた作文、太宰治の手紙、草野心平の絵画など富士山に関連した直筆資料を中心に展示。作家が表現した様々な富士山の姿を、「暮らし」「ビュースポット」「アウトドア」など身近なテーマを通して楽しめます。

◆ みどころ
 ・富士山を描いた文学作品を古典から近現代まで紹介します。
 ・太宰治が御坂峠から出した手紙、草野心平の書、武田泰淳の原稿など直筆資料を中心に展示。
 ・高浜虚子を中心に富士北麓の俳人が集った句会新蕎麦会に関連した資料、中村星湖の「少年行」原稿など富士山麓の風土に密着した資料をご覧いただけます。

 【以上展覧会情報からの引用です、情報ページには展示資料の紹介もあります。】


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特撮のDNA ~ゴジラ、富士山にあらわる~
●各地で開催されていました・・・
 2016年8月3日~これまでの展覧会 福島さくら遊学舎(福島県)
 2017年9月29日~特撮のDNA展  怪獣の匠 佐賀県立博物館・佐賀県立美術館
 2018年7月14日~特撮のDNA展ー平成に受け継がれた特撮"匠の夢"ー 明石市立文化博物館
 2018年12月19日~ 「特撮のDNA」東京展 〜『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで(東京都大田区 日本工学院専門学校ギャラリー鴻)
 2019年12月13日~ 「特撮のDNA~平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」展(大田区・同上)
特撮のDNA
山梨県で開催
会場 山梨県立博物館
2021年7月10日(土)~9月6日(月)
9時~17時(入館 16時30分まで)
観覧料 一般 1,000円 大学生 500円
(高校生以下など無料対象あり)

特撮のDNA公式 Twitter・石和温泉駅からバスをご利用のお客様 本数が限られますのでご注意を・・・ として県立博物館とJR中央本線駅からのバス便を案内しています。ここまでネット発信した案内情報を私は初見、驚きました。

2020年4月17日 「特撮のDNA 〜平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」レポート(文化庁のページ 著者・坂口 将史さん) 「特撮のDNA」プロジェクトに文化庁も関心を持っているならこれは無視できないです。

企画・制作:特撮のDNA展制作委員会 からのメッセージがありました、
特撮のDNAとは?
 「特撮」と聞けば、子どもたちばかりでなく、つい興奮を覚えてしまうオトナも多いはず。それは、映画やテレビに繰り返し登場し、私たちの心をとらえて離さなかった怪獣やヒーローたちの記憶と密接にリンクしているからにほかなりません。彼らに憧憬して育った現代日本人の体内には、いつしか特撮のDNAが芽生えていたのです……! (以下引用は略します、ページをご覧ください。)

私は「特撮のDNA」とはどういう意味なのか理解できなかったのです。それで事業者さんのサイトを読んだのですが、「特撮のDNAが芽生えていた」 からは DNA は良く知られた用語に違いないが、ネット用語では見たことが無い、コロナ禍を調べている時に医学用語で見たことはある、デオキシリボ核酸の通称。デオキシリボ核酸の英語表記DeoxyriboNucleic Acidの頭文字を並べてDNAとした。(DNAとは - コトバンク)
行きついたのは、株式会社ディー・エヌ・エーの代表取締役会長 田上 竣詞 氏のメッセージでした。
 『地球に生命が誕生してから現在まで、悠久の時間が流れる中で生物は進化を続けてきました。遺伝子を構成するDNAは、偶然と必然を繰り返しながら、次世代へと確実に受け継がれています。このDNAの持つ強靭な能力に、私は強く心を惹かれます。』 (以下略しますが是非全文をお読みください)
これで納得です、日本が生み出した特撮技術、その発展を未来に遺伝するための「特撮のDNA」を「特撮のDNA展制作委員会」さんが制作し未来を託す人々に見せておられるのだと。
ネットを活用した情報共有から生みだされるものに期待し続けてきた私の想いとつながるものも感じます。コロナ禍で仕事がめちゃめちゃになっている自分を恥じねばいけない・・・



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NHK政治マガジン
海外の状況など確認する時間も無いので読んでみたのです。やはりそうだったのか、と思って納得しました。やはりネットはありがたい。
 『7月12日、東京に4度目の緊急事態宣言が出された。新型コロナウイルスの“第5波”に、身をすくめる日本。 一方、世界最悪の感染拡大を経験したアメリカ・ニューヨークでは花火が打ち上げられ、コロナ克服を祝っていた。 次の一歩が踏み出せない日本。それでも突き進むアメリカ。  ニューヨークから帰国した記者が感じたこととは…』
と始まる長文記事の中見出し・・・
 「ワクチン打ったか、聞かないの?」
 ニューヨークは死の淵を見た
 あの経済状況と似る、今の日本
 「谷深ければ、山高し」のアメリカ
 「無限ループ」から抜け出すには
著者は NHK沖縄局放送部長、元アメリカ総局(ニューヨーク)特派員


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【追録】ワクチン接種 不安あおる誤情報やデマ どう対処する?(2021年7月15日 NHK)
 『新型コロナウイルスのワクチン接種が進む一方、ワクチンを打つことに不安感や疑問を持つ人も少なくありません。 SNSを中心に、根拠のない情報やデマが見られ、拡散されています。こうした誤った情報に対処するにはどうしたらいいのか。 15日、対策について考えるシンポジウムがオンラインで開かれました。 大手インターネット事業者が、誤った情報を否定し、科学的根拠のある情報を提供するために行っている対策などを紹介しました。』
と始まる長文記事です。「“デマ”の事例」も記載されていますが、私はコロナ禍問題で一般の SNS は読みませんのでNHK掲載内容は参考になりました。

『ワクチン接種を済ませ、ウイルスを大量に保有しながら無症状となっている人は「誤った安心感を抱いている可能性があるため、実際にはある意味で一段と悪質なウイルスの拡散者になる」(マルドナード氏)』  ワクチンで逆に「感染が広がる」意外な可能性(2020/12/16 The New York Times | 東洋経済オンライン)
2021.06.30 新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省)感染症専門医が解説! 分かってきたワクチンの効果と副反応(国立国際医療研究センター 感染症専門医 忽那 賢志) mRNAワクチンとは?/ 新型コロナワクチンの効果とは?/ ファイザーとモデルナ 2つのワクチンの副反応の違いは?
あんしんやまなしワクチン接種県民運動
新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種率向上を目指して、県民・事業者・行政が全体の運動として推進することで、安心して暮らすことかできる「やまなし」を実現する取り組みです。
更新日:2021年7月6日 新型コロナウイルスワクチンについて(山梨県)
4 あんしんやまなしワクチン接種県民運動

ワクチン接種率の向上を図るため、ワクチン接種を2回完了した方に特典付与を行う事業者を募集し、その内容を広く県民に周知します。併せて、地域における県民運動として、ワクチン接種の機運を醸成するための普及啓発活動を展開します。

協賛内容
協賛1. 特典の付与を行う事業者
 グリーン・ゾーン認証済み店舗(飲食店、旅館業等)
 小売業、サービス業等店舗・施設
 「特典例」
  ドリンク1杯サービス、ポイント付与、○%割引、グッズプレゼントなど
 「特典付与開始時期」
  高齢者へのワクチン接種が円滑に進んでいると想定される7月からの開始を目安にしていただきますよう、御協力をお願いします。
協賛2. 県民運動サポーター
 県内の事業者・団体(例:商工関係団体、金融機関、報道機関、公共交通機関など)
 「サポート例」
  取引先等への協賛の呼びかけ、従業員への接種の呼びかけ、県民運動の広報協力、ワクチン休暇の創設など

募集期間
 令和3年5月10日(月曜日)~令和3年12月17日(金曜日)
協賛申し込み方法
 Webサイト peacesmile-yamanashi.jp(電話、FAX、郵送による申込不可)
問い合わせ先
 あんしんやまなしワクチン接種県民運動事務局
 (社会福祉法人 山梨県社会福祉協議会)
 電話 055-254-8696
 Mail info@peacesmile-yamanashi.jp

詳細は、以下のページをご覧ください。
https://peacesmile-yamanashi.jp
掲載画像は peacesmile-yamanashi.jp サイトのホームページから部分画像です。説明文は山梨県庁サイトの文書のコピーです。
peacesmile-yamanashi.jp ドメイン登録は山梨県では無くて、このプロジェクトの県民運動事務局をサポートする方が個人名で登録なさったようです。

既に1年半を経過したコロナ禍に対処する為に、個々人は何をどのように理解して如何にすべきか、どうすれば家族を守れるか、それが分かり易く知らされる事が重要なポイントだと私は思って来ました。
政府施策と指示に従うだけではダメだと判ったら地域自治体それぞれが創意工夫で地域の人々を守るしか無い。
しかし昭和20年前に戻って行政が隣組を強化し住民を制御、指令に従わねば村八分、そんなやり方でコロナ禍を逃れようとするなどあってはならない。

やまなしクリーンゾーン認証制度について私は少なからず疑問を感じたのですが、今回の発信で私は驚きました、発想がまるで戦前に戻っている山梨県行政ではないのかと・・・現政府が行きたい先に先行したい天領やまなしでは無いとは思うのだが・・・


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緊急事態宣言の再発出等を受けた緊急提言
令和3年7月11日                
 全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部    
  本部長        徳島県知事  飯泉 嘉門
  本部長代行・副本部長 鳥取県知事  平井 伸治
  副本部長       京都府知事  西脇 隆俊
  副本部長       神奈川県知事 黒岩 祐治
  本部員        43都道府県知事    
1.今後の感染拡大防止対策について
2.デルタ株をはじめ変異株に対応した検査・医療体制及び水際対策の充実・強化について
3.全国の事業者への支援及び雇用対策について
4.ワクチン接種の円滑な実施について
 (1)ワクチン接種の進め方及び体制の確保
 (2)ワクチン接種関連システム
5.誰ひとり取り残さない社会の構築について

○ 感染者及び最前線で治療に当たる医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーやその家族、更には他の都道府県からの来訪者や外国人等に対するデマの拡散、偏見や差別、心ない誹謗中傷、感染者等個人の特定などにより人権が脅かされることのないよう、国においても人権を守る対策を強力に講じること。
 併せて、ワクチン接種の強制や、接種を受けていない者に対する偏見や差別、心ない誹謗中傷についても、絶対にあってはならないものであり、政府としても全国的啓発や相談窓口の設置を行うこと。
 また、地方の相談窓口の設置やネットモニタリング業務等に対する財政支援、国によるSNS人権相談窓口の設置などを行うとともに、国において感染者情報等の統一的な公表基準を定めること。

〇 在住外国人の感染が各地域で拡大し、クラスターが多数発生することにより、医療機関や宿泊療養施設にかかる負担が非常に大きくなっていることから、在住外国人に対しては、言葉の壁による意思疎通の難しさ等にも十分配慮し、改めて感染対策を呼びかけるとともに、国においても感染拡大防止につなげるための実態把握等を行うこと。
 また、職場やコミュニティにおける感染防止対策が徹底されるよう、経済団体や大使館等を通じて、きめ細かな周知を図るとともに、在住外国人を雇用する派遣事業者や派遣先についても業種別ガイドラインを策定するなど、早急に対策を強化すること。
 さらに、在住外国人に対する保健所の積極的疫学調査、入院調整、健康観察等をはじめ、宿泊療養施設又は自宅における療養、外来診療・検査等が円滑に進むよう、通訳者等の雇用や多言語化等にかかる経費について、十分な財政的支援を講じるとともに、特に地域で不足する通訳者等の人材の確保・育成を行うこと。
 また、外国人住民への適切なワクチン接種のため、コールセンターでの多言語対応などの環境整備と市区町村への財政支援も確実に行うとともに、解雇等により生活困難となっている在住外国人に対する生活・就労支援を検討すること。

○ 今回のコロナ禍によって深刻化している、孤独・孤立対策を強力に進めるため、国においては孤独・孤立対策に関する連絡調整会議や3つのタスクフォースでの議論を早急に進めて、同対策を強力に推進するための戦略、指標の整備、進捗管理の仕組みなど対策の全体像を早期に提示すること。
 加えて、いつ、誰でも孤独・孤立に陥り得るという認識のもと、特定の対象や課題に偏ることなく包括的に支援することが可能となるよう、相談窓口の整備、アウトリーチ型の支援、NPO等の支援団体・個人に対する支援、地方における人材育成への支援等の充実を図るとともに、セーフティネット強化交付金、地域女性活躍推進交付金、地域自殺対策交付金など地域の実情に応じた取組を支援するための各種交付金の財源確保や対象拡大を図ること。

○ 子どもの貧困や児童虐待、DVの潜在化のおそれや、学校が休校となる夏休みは普段以上に子どもたちの孤独・孤立が危惧される状況であることなどを踏まえ、子ども食堂をはじめ地域で子育て支援を行う団体等への支援の強化など、子どもの声を聴くことを含め、子どもたちが安心して過ごせる居場所を確保するために必要な施策を講ずるともに、ひとり親家庭や多子世帯、DV事案への継続的な支援や女性が社会とつながるための支援が確実に届く「プッシュ型」の支援を早急に検討すること。
 また、生活福祉資金貸付等の各種特例措置の継続、修学旅行のキャンセル料等への国の支援及び有意義な教育活動である修学旅行実施への配慮、インターハイ、国民文化祭、全国高等学校総合文化祭などの行事開催に向けての支援、大学生等の経済的負担の軽減や再び就職氷河期世代を生み出さないための対策のほか、新生活のスタートを切る若者への支援策を講じるなど、子ども庁創設の検討も含め、将来世代等を応援するための対策を行うこと。
 特に、アルバイト収入が減少するなど経済的に困窮している大学生・専門学生等を支援するため、高校生の就学支援より要件が厳しい修学支援(授業料等減免、給付型奨学金)の要件緩和を図るなど、支援を強化すること。

○ 生活が困難な方を支える生活福祉資金の特例貸付について、償還免除の要件を住民税非課税世帯に限定せず、借受人の収入実態等に基づき判断するなど、さらなる緩和をするとともに、償還が困難となった方への償還猶予制度の弾力的な運用などにより、貸付金の返済が生活の立て直しの妨げとならないよう対策を講じること。
 また、今後、生活が困難な方への相談や支援の中心となる生活困窮者自立支援事業の上限枠を見直すなど、継続的な支援体制が整備できるよう支援すること。
 加えて、住居確保給付金における求職活動要件の再緩和を継続すること。
さらに、収入が減少した方の国民健康保険・後期高齢者医療制度・介護保険の保険料減免について、引き続き国による全額の財政支援を継続すること。

○ 就職・就業の際に必要となる各種の国家試験等について、受験生本人に感染が確認された場合や、感染が拡大している地域が試験地となっている場合等においても受験機会が最大限確保されるよう、オンライン試験の導入や代替日の設定を行うなど、国において環境整備を図ること。

○ すべての児童生徒の平等な学習機会の確保のため、オンライン学習への切替えについての統一的な基準づくりを進め、低所得者世帯におけるオンライン学習に必要な「高校生等奨学給付金制度」等の通信費補助を拡充すること。
 また、学校現場においては、感染拡大防止のための作業負担が重い状態が続いていることから、昨年度と同水準のスクール・サポート・スタッフ及び学習指導員を配置できるよう、財政支援を行うこと。
全国知事会・令和3年7月11日 第25回「新型コロナウイルス緊急対策本部」会議の開催について 掲載された「資料1 緊急事態宣言の再発出等を受けた緊急提言 (PDF:335.9KB)」 から抜粋したものです。原文の改行設定はブロガーです。【原本は PDFファイル、全21ページ A4版印刷可能】
この記事に関連してこのブログでは 全国医療従事者のワクチン接種状況(全国知事会発表) に7月11日の全国知事会についてメモしています。
私が確認した報道記事だけですがリンクしておきます・・・
 産経新聞・五輪、感染対策徹底を 全国知事会が提言案(2021/7/11 10:35)
 共同通信・知事会、ワクチン不足の解消要求 国に不満、五輪の感染対策訴え(2021/7/11 19:03)
 時事通賃・ワクチンの安定供給要請 五輪の水際対策も―全国知事会(2021年07月11日 12時34分)
 NHK・“五輪で感染拡大しないよう対策を” 全国知事会で意見相次ぐ(2021年7月11日 16時25分)
 朝日新聞・有観客・無観客巡り応酬 全国知事会「言いにくいが…」(2021年7月11日 18時22分)
 毎日新聞・「東京五輪、全て無観客がいい」 秋田知事、全国知事会で発言(2021/7/11 14:05(最終更新 7/11 16:49))
 スポニチ・全国知事会 五輪観客巡り「秋田VS宮城」、ワクチン不足で提言も(2021年7月12日 05:30)
 日本経済新聞・ワクチン不足「政府にハシゴ外された」 知事会緊急提言(2021年7月11日 18:35更新 有料会員限定)
 読売新聞・全国知事会「ハシゴを外されて混乱」…ワクチン不足で政府に苦言(2021/07/12 11:08)
 UTYテレビニュース・長崎知事 余剰ワクチンで要望(2021.07.11 18:05) 『山梨県の長崎知事は全国知事会で職場接種のワクチンの余剰分について企業ではなく都道府県が誰に接種するか調整する仕組みを作るよう要望しました。』
 長崎知事はワクチンの職場接種について大企業優遇で中小零細は冷遇の状態だと批判しました上で企業の判断で決めている余剰分の接種対象について都道府県が調整する仕組みを作るよう求めています。
 また職場接種の申請受付けが再開された場合にはこれまでのように申請の早い順ではなく飲食業や観光業など人と接する機会の多い職種を優先するよう求めました。


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全国知事会・7月3日~7月9日までの医療従事者の皆さんの接種状況を掲載しました!
メッセージが11日に更新されていました。7/3~7/9のデータも追加されました、12日11時確認。
接種状況
ページに書かれているメッセージが更新されました、
「ご自身」と「家族」、「ふるさと」を守る夏に!!
都道府県境をまたぐ旅行などは慎重に!
 ・これから夏休みやお盆のシーズンを迎えますが、旅行、帰省や仕事も含め、都道府県境をまたぐ不要不急の移動は、感染状況を踏まえ、ご家族やご友人等とも相談し慎重にご判断を!
 ・特に、地域間の感染拡大を防ぐため、「緊急事態措置区域」、「まん延防止等重点措置区域」と「その他の地域」との移動は、原則中止・延期を!
 ・どうしても必要な用事で都道府県境をまたぐ場合でも、行先では感染しない、広げない対策を徹底しましょう!
オリンピックは自宅で応援を!
 ・オリンピックで頑張る選手や世界の国々には、家族でテレビ観戦するなど、感染拡大を招 かないよう、健康を守り楽しみながら応援しましょう!
感染予防のレベルを上げよう!
 ・感染力の強いデルタ株などの変異株を厳重に警戒し、多くの方がワクチン接種を終えるまでは、不織布マスクを着用し、「密閉」、「密集」、「密接」のいずれも徹底的に回避を!
 ・飲み会やイベント等で「大声で騒ぐこと」は、飛まつ感染につながるため、絶対にやめましょう!
 ・会食は、「ガイドライン認定店」など感染対策が十分講じられたお店で、「少人数・短時間」、「マスク飲食」、「大騒ぎしない」など感染防止対策の一層の徹底を!
 ・人流減少のため、時差出勤やテレワークの活用を!
都道府県からの要請にご協力を!
 ・不要不急の外出自粛や飲食店等の営業時間や酒類提供時間短縮の要請に最大限のご協力を!
 ・行先の保健所も含め、感染を抑えるための調査等にご協力を!
令和3年7月11日 全 国 知 事 会  
2021年07月12日 感染拡大への懸念相次ぐ 五輪はテレビ観戦で―全国知事会(時事通信 2021年07月12日 07時07分)
 『全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部が11日テレビ会議で開かれ、出席した知事からは開幕が近づく東京五輪について「開催を契機に感染が拡大することのないよう、安全な観戦スタイルを国民に呼び掛けるよう徹底してほしい」(鈴木直道北海道知事)など懸念の声が相次いだ。』
以下引用は略します。全国知事会のページでリストがありますが、テレビ会議の内容を時事通信が伝えたのです。
令和3年7月11日 『「ご自身」と「家族」、「ふるさと」を守る夏に!!』の取りまとめについて・・・【上に引用しました】
令和3年7月11日 「緊急事態宣言の再発出等を受けた緊急提言」の取りまとめについて・・・緊急事態宣言の再出発等を受けた緊急提言 (PDF:335.9KB)
令和3年7月11日 第25回「新型コロナウイルス緊急対策本部」会議の開催について
  次第 (PDF:28.2KB)
  出席者名簿 (PDF:58.2KB)
  資料1 緊急事態宣言の再出発等を受けた緊急提言 (PDF:335.9KB)
  資料2 「ご自身」と「家族」、「ふるさと」を守る夏に!! (PDF:87.6KB)
ちなみに出席者名簿を確認したら7月11日の全国知事会ネット会議には岩手、茨城、東京、福井、和歌山、愛媛の7都県が参加されなかったようです。
全国知事会の会合 長崎知事が苦言(2021.07.11 16:14 YBSワイドニュース) 山梨県地元メディアが伝えていました・・・
 新型コロナ対策について話し合う全国知事会の会議が11日開かれ、長崎知事は職域接種で余ったワクチンを公平に分配する仕組みの導入を求めた。
 会議で長崎知事はワクチンの職域接種について「国がビジョンもなく申請順で始めた結果、大企業が優遇され中小・零細企業が冷遇されている」と苦言を呈した。
 この上で「再開する場合は接客の機会が多い業種など優先順位を設定すべきだ」と訴えたほか「職域接種で余ったワクチンの使用方法が一企業に委ねられているのは問題がある」として県が介入し戦略的に分配できる仕組みの構築を求めた。
 このほか、ワクチンの供給が不透明で大規模接種センターの計画が立てられないとして見通しを早急に示すよう促がした。


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