「日銀の黒田東彦総裁は15日、東京都内の本店で開いた支店長会議で、景気の先行きについて『海外経済減速の影響が続くものの、国内への波及は限定的となり、緩やかな拡大を続ける』との見方を示した。景気の現状は『基調としては緩やかに拡大している』と指摘した。消費税増税の影響には言及しなかった」(2020/01/15共同)。
この記事を掲載するWWWページの下段には、「関連記事」として以下の5本の記事がURL付きで表記されていた。すなわち;
「ユアーズ破産 負債総額1億5000万円」
「パチンコ業界苦境、20年間で4割閉店 出玉規制ファン離れ加速」
「『ポルシェ』の中古車販売が倒産 負債総額15億円」
「マルイ撤退、好立地なのになぜ?」
「しまむら、営業利益8%減 3~11月期連結決算、販売不振影響」
どの記事内容とも特定企業または業界の経営不振傾向を内容とする記事であって、日銀総裁の職掌としての景況判断に考慮されるのであれば「不況」へと誘導されるべき情報ばかりである。それなのに総裁判断は「緩やかな拡大を続けている」という。
そういえば、12日朝に放送されたNHK「日曜討論」で安倍首相も「安倍政権が発足して以降、経済の緩やかな回復が続いています。戦後最長とも言われる経済の回復をしっかりと維持していくことが求められているんだろうと思います」と例によって自画自賛ばかり。もとより政治家の発言はすべからく手前ミソを原則とするのである以上そのまま信ずるには躊躇しなくてはいけない。まして、ほかならぬあの安倍氏だ。
彼らに反して、内閣府が1月10日発表した昨年11月の景気動向指数(CI、2015年=100)の速報値は、一致指数が前月比0.2ポイント下落の95.1に低迷。また、同じく10日に総務省が発表した昨年11月の家計調査でも、2人以上世帯の消費支出は実質で前年同月比2.0%減。1世帯あたり27万8765円と、2カ月連続の減少となっており、明らかに消費増税が個人消費を直撃して買い控えを誘発しているらしい。かくて、日銀総裁、首相のお二人の見立てはまったく信用ならない。こういう認識で、国家のかじ取りをされるのだからかなわない。
こういう政治と民との世情認識の乖離は、旧ソ連時代の「プラウダ」や毛沢東時代の「人民日報」が掲げる「記事」と「民生」の間の乖離に酷似しているのだが、この国もクレムリンや北京中南海なみの悪しき強権・暗黒政治の跋扈する時代に入ってしまったのかもしれない。
この記事を掲載するWWWページの下段には、「関連記事」として以下の5本の記事がURL付きで表記されていた。すなわち;
「ユアーズ破産 負債総額1億5000万円」
「パチンコ業界苦境、20年間で4割閉店 出玉規制ファン離れ加速」
「『ポルシェ』の中古車販売が倒産 負債総額15億円」
「マルイ撤退、好立地なのになぜ?」
「しまむら、営業利益8%減 3~11月期連結決算、販売不振影響」
どの記事内容とも特定企業または業界の経営不振傾向を内容とする記事であって、日銀総裁の職掌としての景況判断に考慮されるのであれば「不況」へと誘導されるべき情報ばかりである。それなのに総裁判断は「緩やかな拡大を続けている」という。
そういえば、12日朝に放送されたNHK「日曜討論」で安倍首相も「安倍政権が発足して以降、経済の緩やかな回復が続いています。戦後最長とも言われる経済の回復をしっかりと維持していくことが求められているんだろうと思います」と例によって自画自賛ばかり。もとより政治家の発言はすべからく手前ミソを原則とするのである以上そのまま信ずるには躊躇しなくてはいけない。まして、ほかならぬあの安倍氏だ。
彼らに反して、内閣府が1月10日発表した昨年11月の景気動向指数(CI、2015年=100)の速報値は、一致指数が前月比0.2ポイント下落の95.1に低迷。また、同じく10日に総務省が発表した昨年11月の家計調査でも、2人以上世帯の消費支出は実質で前年同月比2.0%減。1世帯あたり27万8765円と、2カ月連続の減少となっており、明らかに消費増税が個人消費を直撃して買い控えを誘発しているらしい。かくて、日銀総裁、首相のお二人の見立てはまったく信用ならない。こういう認識で、国家のかじ取りをされるのだからかなわない。
こういう政治と民との世情認識の乖離は、旧ソ連時代の「プラウダ」や毛沢東時代の「人民日報」が掲げる「記事」と「民生」の間の乖離に酷似しているのだが、この国もクレムリンや北京中南海なみの悪しき強権・暗黒政治の跋扈する時代に入ってしまったのかもしれない。







