県内紙サイト見ていて驚きました。
なんとあの柿沢弘治さんが横内知事の非常勤の特別顧問に就任された。
何度も記事を読み返し別人かとも思いましたが、元外務大臣なら間違い無い。検索して確認もできました。
東京で柿沢さんの地元に住んでいたこともあります。新自由クラブは終わった後でしたが、この方のお名前は強い印象で記憶の中にありました。近年の状況は全く知りませんでしたが、北杜市に来ておられたのですね。
とりあえず記事にリンクしておきます。
特別顧問に柿沢・元外相 読売新聞山梨版
今回の人事では、県政全般に提言を求めるため、新設の特別顧問に元外相の柿沢弘治氏(73)を据えた。
特別顧問に就任する柿沢氏は北杜市に家を購入しており、家族によると、東京と山梨を行き来する生活を送っている。横内知事は記者会見で、柿沢氏が国内外に豊富な人脈をもつことや山梨に愛着をもっているなどと指摘し、「山梨の活性化でアドバイスをもらうには最適な人」と述べた。(2007年3月24日 読売新聞)
柿沢元外相を特別顧問に 毎日新聞山梨版
柿沢氏は東京都出身で、参院議員1期、衆院議員7期を務めた。現在は東海大教授(国際政治)などを務める一方、06年7月から八ケ岳山麓(ろく)の北杜市長坂町に住民票を移し、地元市民団体の代表として地域活性化や自然との共生を目指す活動をしている。
衆院議員時代、建設省(当時)の課長だった横内知事と都市政策の協議をした縁で交流が続いており、横内知事は「国内外の豊富な人的ネットワークを生かした提言をいただきたい」と就任を要請した。柿沢氏は取材に「山梨の魅力を世界に伝える国際的な観光振興のお手伝いをしたい」と意気込みを語った。
産経新聞山梨版
新 設の特別顧問(非常勤)には元外務相の柿沢弘治氏を就任させ、横内正明知事が独自性を打ち出した格好。発令は4月1日付。
県が人事内示、柿沢元外相を特別顧問に 山梨日日新聞
特別顧問は非常勤で、地域経営戦略を中心に県政全般について助言を受けるのが設置の目的。国内外にネットワークを持ち、横内知事と二十年来の親交があるという柿沢氏の起用を決めた。
柿沢氏は東京都出身。参院議員や衆院議員を約三十年務め、○三年の衆院選落選後、政界を引退。現在は北杜市長坂町に移住し、八ケ岳南ろくの地域活性化を目指して活動している「八ケ岳連邦共和国」代表を務めている。柿沢氏は「人脈を生かし、自然景観や果実など山梨ブランド確立の手伝いをしたい。週に一回程度は登庁し、若手職員と意見交換をしたい」と話している
研究所の紹介記事には、研究内容として、
(1) 東アジア共同体の創設に向けて、日本の採るべき理念、政策、プロセス等の検討。東アジアの多様性を見極めつつ、共通の理念と利益、運命共同体としての未来性を提示したい。
(2) 21世紀都市論。都市インフラ整備というハード重視の20世紀都市政策が、都市の砂漠化をもたらしたことを厳しく反省し、人と自然、伝統と文化の調和した21世紀の都市像を構築したい。
東海大には首藤信彦さんもおられる。あの日本IT社会草分けのお一人唐津一さんもおられた。
柿沢さんのご子息は都議会議員か、2001年らしいが土地を離れると関心が薄れてしまいます、知りませんでした--「柿沢未途 都議選当選」
・・・この記事は色々書き足したい事になりそうです。オイオイ里心かよ(^o^)
しかし、この何年間か山梨関係のサイトをしばしば見ていたけど、柿沢さんのお名前を見ても県民になっておられる事に気付かなかったのだ。
清里ノルウェーDAY 2006 2006年12月9日
2007年6月2日 八ヶ岳高原サイクリング2007 予告記事
甲府ライオンズクラブ 2006年1月27日記事
NPO法人 八ヶ岳南麓景観を考える会・・・2006年3月記事-当会の呼びかけで、7団体が集まり、県と市が協働で、「八ヶ岳南麓風景街道の会」(柿沢弘治代表)を結成。
産経新聞山梨版 が4月1日就任される柿沢さんのインタビュー記事を掲載していました。
2月に知事に就いた横内正明知事が、独自色を演出するのに新設した特別顧問(非常勤)に4月1日、元外相の 柿沢弘治氏が就任する。知事に「県とかかわりが深く、多方面にわたる見識と国内外の豊富なネットワークを生かし、県に提言してほしい」と要請され、受け入 れた。柿沢氏は政治生活で築いた財界とのパイプを生かした施策案を構想している。果たして、山梨についてどんな印象を持ち、どのように活動しようとしてい るのか、抱負を聞いた。(花岡文也)
--山梨とのかかわりは
「約40年前から夏休みなど長期休暇に清泉寮のコテージを使わせてもらい、八ケ岳近郊の自然を満喫していました。長男(東京都議の未途氏)に政治を託し新 たな生活を送ろうと、数年前には北杜市長坂町に居を構えました。また20年ほど前から日本ソムリエ協会の関係で、ワインの産地の勝沼地区をよく訪れていた ことも、山梨を選んだ理由です」
--八ケ岳近郊で地域活性化の取り組みもしていると聞きます
「4年ほど前、『八ケ岳連邦共和国』という地域組織を立ち上げました。山梨から長野へと続く自然豊かな場所を、県という枠を超えて振興させようとの思いで した。北杜市にはホテルやペンション、乗馬クラブなどさまざまな施設がありますが、必ずしも連携がうまくいっているとはいえません。そこで、訪れる人に周 遊してもらえるよう、ポイントカードづくりなどに取り組みたいと考えていました」
--そんな時に、特別顧問への就任依頼があったのですね
「もともと横内知事とは、彼が旧建設省(現国土交通省)にいる時に私が都市整備の必要性を訴えて国会議員になり、国土づくりなどを話し合っていました。彼 が国会議員になった後も、自民党の建設部会などで一緒に取り組んできました。1カ月ほど前に東京で食事をしたときに『外相の経験を生かし山梨の国際観光の 振興をお願いしたい』と依頼を受けたので、『(日本ユニセフ協会大使として平和への提言をする)アグネス・チャンさんのような役割をすればいいのですね』 と引き受けました」
--横内知事の印象は
「国土づくり、国づくりにビジョンがあり、知的で誠実な人です。私もそうでしたが横内知事は元官僚のため、手堅さはあるがお堅いイメージを持たれやすい。 ただ、私は型破りだったので、横内氏が県民にアピールしたり、イメージを膨らませたりするお手伝いをしたいと思っています」
--特別顧問としてどのように活動しますか
「知事からは依頼後、県政全般でアドバイスをと求められました。財界とも関係が深かったことを生かした国際会議の誘致や環境ビジネスの促進、バイオ技術を 使っての県有林整備などを提案できたらと思います。『かんかん山梨』と名付けた考えがあり、観光の『観』、環境の『環』などの促進を、(武田信玄公に仕え る)山本勘助の『勘』としてやっていけたら。ただ、私は陽気な勘助としてやります」
--山梨で気になっている点は
「八ケ岳や勝沼など、自然や特産品で素晴らしいものが多い。ただ甲府市は街並みを見ると不ぞろいで、過去にあった街の魅力を失っている気がします。とはい え山梨を訪れるときは特急電車を使うことが多く、窓越しに見る風景などは、新幹線の旅とは違うローカル列車の薫りが感じられて心地よいです」
--知事職はどのような仕事だと思っていますか
「国会議員は衆参両院合わせて約700人おり、発揮する力は700分の1となる。一方の知事は各地で唯一のトップであり、地方分権の中で重要性は増してい ます。さらに、これからはリサイクル推進や地域特性の発揮が求められているので、そうした仕事を支えられたらと思います」