ICT工夫
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株式会社バイノス
「バイノス」は、当社が発見したトレボキシア藻網 Parachlorella属の新種の藻です。
「バイノス」は約20種類の放射性物質を吸着する性質があり、北里研究所や東邦大学医学部、山梨大学医学部第三内科にて実証実験を行っております。

中途半端なWebニュース記事が目についたので記事が書いていた、「株式会社日本バイオマス研究所」 で検索するとすぐにヒットしました。ネットで簡単に確認できる社名すら間違えている記事ってのは企業の公式サイトを確認していないのかも知れません・・・

東日本大震災:新種の藻類「バイノス」、福島の除染で活用へ 放射性物質に高い吸着力 /山梨 毎日新聞 2012年09月12日 地方版
こちらは、『バイノスは約5年前、ベンチャー企業の日本バイオマス研究所(千葉県柏市、現社名「バイノス」)が発見し、汚泥浄化用に製品化。』 と。

◇ PLOS ONE Absorption of Radionuclides from the Fukushima Nuclear Accident by a Novel Algal Strain [Research Article, published 12 Sep 2012] このページらしいですが、私には理解不能。サイトのトップページから Biotechnology というキーワードに当りを付けて中を覗いたら見つかりました。
PDFファイルがダウンロードできます-journal.pone.0044200.pdf(748 KB 二段組み 9ページ)
下記研究機関に所属する方々のお名前も列記されています。

北里研究所
東邦大学医学部
山梨大学 医学部・ 医学系大学院

株式会社バイノスのサイトで、「2011年12月18日 郡山市にて除染実証実験を行いました。」 の記事(PDFファイル)写真で最終廃棄物の状況も紹介されていました。
「脱水ケーキ 含水率80パーセント 290000Bq」 は 「団地内の仮置き場」 に納められたようです。この先は福島県、国の仕事でしょう。原発事故由来の放射性物質は無主物だと東京電力は所有権放棄し、税金でご自由に処分して結構ですとなっているはずです。
福島県など汚染された土地に留まらざるをえない方々がほとんどなら、このような技術に税金を投入して皆さんの、子供たちの、安全を守るしかないはずです。しかし原子力ムラは真逆のことをやって汚染を全国に拡散させている。それに群がる利権集団、これにシンクロナイズする自治体。故に「絆」=「糸¥」

震災がれきも一般ごみに混ぜて焼却してバグフィルターが機能して安全だなどと言わずに、こういう先進技術の実証実験台になればよい。
「薄めれば安全」なのは、その次の時間には身体から排出されていくような毒だけだと思いますが、内部被曝の問題は食物や医学の知識が無い私には理解が難しいです。

・・・ということで、これは山梨情報ではなくて、 ITニュース



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