ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2007年11月30日、13時半~17時、笛吹市の石和温泉ホテル古柏園で開催されたイベントに参加しました。10月23日にこのブログ記事、「ICT山梨地域セミナーin笛吹」として予定を確認していましたが、滑り込みで参加することができました。伊藤洋先生と是綱さんの組み合わせではやっぱり見逃せないということで、月末の仕事を途中にして飛び出したというネットオタクな私(^_^;)

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会場の8階コンベンションホールは両側が窓になっている見晴らしの良い場所で、100席ほど準備されたスペースはほぼ満席でした。

総務省サイトのICT山梨地域セミナーin笛吹の開催予告記事に書かれているプロジェクトの内容は一部変更がありましたので、当日の実際を下に記録しておきます。

『ICTが拓く地域コンテンツ共有の時代へ』 ~掘り起こそう地域の財産!活用しよう地域みんなのコンテンツ!~ というのがこのセミナーの主題です。今回のセミナーは地域コンテンツを地域住民が自由に閲覧できるシステムづくりを目的に結成される「山梨地域コンテンツ協会」(仮称)のキックオフイベントとしても位置づけられている事が広報ページに書かれていますが、その最初の会合が以下のように開催されます。

地域コンテンツワークショップCommunity Contents Workshop
2007年12月11日(火) 19.00~20:30、会場は常徳寺、406-0041 笛吹市石和町東高橋133、TEL 055-262-5003(常徳寺)、ここは、NPO法人地域資料デジタル化研究会 理事長小林是綱(こばやしぜこう)さんがご住職をなさっているお寺です。


基調講演 「地上波デジタル化と地域コンテンツの展開」 宮下重人さん(株式会社山梨放送メディア戦略室長)では、YBS山梨放送がテレビで「地域情報、コンテンツの全国配信」をしている状況について詳しい説明がありました。私はほとんどテレビを見ない人なのでホームページも見る事が無く、全く知らない情報でした。さらに驚いたのは、「YGUセミナー やまなし歴史再発見」というビデオシリーズが山梨学院大学図書館に所蔵されているとか、「YGUテレビセミナー甲州偉人伝」シリーズが県立図書館、山梨学院大学図書館に所蔵されているというお話でした。
2007年4月から「カナエルチカラ」のキャッチコピーで始まっているらしい事業展開について、もう少し知りたいと思っています。
伊藤洋先生からは、上掲のような貴重なビデオ資料のデジタル化保存や閲覧公開に際しての著作権関係の問題などについてコメントがありました。
尚、この基調講演の中で紹介されたのですが、あの「棚の隅」の小池和洋プロデューサーによるオール山梨ロケの劇場用映画「休暇」がクランクインして県内で撮影が始まっているそうです。この話題は別記事にまとめます。

事例発表-1 「コミュニティFMによる地域コンテンツの発掘」 山本昭NPO法人八ヶ岳コミュニティ放送

事例発表-2 「地域コンシェルジュによる地域コンテンツの掘り起こし」 山本あずみ(地域コンシェルジュ/財団法人キープ協会
これは11月7日に甲府富士屋ホテルで開催された「山梨総合研究所創立10周年記念事業 明日の山梨考えるフォーラム&メッセ」でも紹介された「森療時間」も含む全貌が紹介されました。長期滞在で地域コミュニティ参加プログラムである「ステイタス」というものでした。「ステイ(滞在)+(足す)」が語源だそうです(^o^)
「2007年6月2日に「長期滞在型リトリートの杜」宣言を行いました。」という北杜市のページと関係しています。「コンシエルジュ」という言葉、甲府市でもはやらせたいですね。

事例発表-3 「地域の情報共有システム 富士見村共和国構想」 橘田孝一 (NPO法人プロジェクト・あい)(長田憲明さんはご病気で欠席)
プログラムを見た時に山梨のNPOが何故長野の富士見町に関係しているのだろうかと、全く誤解していました(^_^;) 石和の富士見地域の話です。地方分権は最後に行きつくところはコミュニティに繋がる訳だと思います。エフエム八ヶ岳も、ステイタスも同じ観点から地域が内側から変わるきっかけともなっていることを感じました。 

予定時間の16時を大幅に過ぎて発表者の皆さんと伊藤先生が正面に座り、是綱さんの司会でディスカッションという事になりましたが、フロアーから二三の質問、それに丁寧な回答で17時の終了時間に近付きました。質問者の中に東京・多摩ニュータウンのNPOからお越しになった方がおられたのには驚きました。
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閉会挨拶を栗原道隆さん(総務省関東総合通信局情報通信部長)がなさったのですが、今年いくつものICT関連セミナーやフォーラムに参加してきた私として、このお役人らしからぬスピーチには感銘を受けました。「光」さえ通しておけばよいのだという箱物政策ではないソフト(コンテンツ)重視の姿勢が話の中に明確にうかがえたからです。

今回のセミナーはいつもICTの視点でしか見ていない私にとって、よりアナログなコミュニティの姿も考えること、甲府市中心市街地活性化問題にも思いを馳せるものになりました。地域コンテンツの共有と活用とは、地域の人々が互いにコンテンツ(ソフト)を共有し活用し合える環境にもっていくベクトルをどのように作り上げるかということになると思います。ICTはその重要なツールですが、最終目的では無い、そのことをもう一度認識しました。

2007.12.04  追加情報-山梨県企画部情報政策課の広報記事が出ていた事に気が付いたので念の為にリンクしておきます--リリース日:2007年11月29日



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遂に到着しました、ナスカ地上絵、エイリアンの血が騒ぎます・・・
探していて「渦巻」と「蜘蛛」らしい絵が見つかったのでアドレスを確認してリンクしましたが、航空写真ですから環境が変わると分かりにくいかも知れません。「コンドル」はかなり離れた場所にありました。

しかし、Google マップとは恐ろしいツールだなぁ、と。



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終了間際の山梨県立考古博物館「ナスカ展」にやっと出かけることができました。
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 予想以上に素晴らしかった。

会場に入るまでは例の地上絵の大きなパノラマとその解説があるだけかと思っていたのです。
自慢じゃないけど私はペルーやナスカに関する考古学などまったく知識無し!調べもせずに出かけたのです(^_^;)

ところが展示は大変学術的で、薄暗い場内を一目見てすぐに入口に戻り、イヤホンで説明が聞けるガイドツールを借りました、500円、これはまさに必要経費、説明文を読むより展示物に集中して鑑賞できるのでありがたい(^o^)

ケーナやサンポーニャの原型のような楽器もあり、場内に流れるのは多分ケーナの音色だと思います。これに気が付いたのは先日フォルクローレのコンサートを鑑賞したお蔭です。

壺などの陶器類や織物など場内まるごとフォルクローレという雰囲気にひたりましたが、ドキッとしたのは実物の子供のミイラとその分析報告、DNAから得られた結果はルーツが日本人と同じ、アジア大陸からの民族大移動との事です。ミイラちゃんの顔をじっと見て心の中で手を合わせながらその場を離れました。

戦いで殺した敵の首を飾る風習・・・展示を見ながらスポーツ大会などの優勝「トロフィー」とは戦いで打ち取った相手の「首級」を意味していることに初めて気が付いたのです。優勝カップで祝い酒なんてのは浅井・朝倉の髑髏で酒を飲んだ信長と同じことをやってる訳だ。

さて期待の地上絵は13分ほどの映画での紹介でした。鳥や虫、魚などを模した絵柄では無く、平原全体に広がる直線や四角形などの方に私は昔から関心があるのです。絵はその中に点在しているのです。私はこの壮大な幾何模様を古代ナスカ人と宇宙人(エイリアン)との第三種接近遭遇の証しと信じています(^o^) 話が飛びますが「未知との遭遇」という映画は「法華経」の「見宝塔品」の具象化ということも。

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 駐車場は満車で臨時駐車場に回されましたが、博物館駐車場-玄関に通じる入口まで来たら空きが出来たらしくて車が入ってるじゃないですか。まぁいいか、100メートル程の違いだ(^o^)

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 玄関通路前の看板を記念撮影。背景にちらっと見えるのは考古博物館名物?のナウマン象の復元模型です。今回のナスカ展に合わせて色々なイベントがあったようですが、最終日一日前では全て終了という意味の掲示です。

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 お客様多数、展示物の前を一列横隊で少しずつ次に進んでいくという状況でした。

ロビーに展示されていた「ナスカぬりえ」は子供たちの作品でした。壷や置物の下絵に色を塗るというものでしょう、現物とは全く違う自由な色使いでした。

臨時駐車場は考古博物館とは道路(国道358号線)を隔てて反対側の「風土記の丘農産物直売所」裏手にありました。そこから考古博物館側に渡る横断歩道が無い、警備員さん達の誘導に従って皆さんと一緒に車道を渡りました。ここは中央高速道路甲府南インターの取り付け交差点なので車最優先(と言うより自動車専用道路)、考古博物館と農産物直売場を歩行者が行き来する事は全く想定せずに何年も経過してきた事が分かりました。「地下道くらい造っておけよ」とつぶやいた私(^o^)

さて、これで「ミュージアム甲斐ネットワーク スタンプラリー」のスタンプは2個目になりました、あと二つの予定は決まっています(^o^)

TBS 『世界遺産 ナスカ展―地上絵の創造者たち』によると、山梨の後は、熊本県立美術館 2007年12月14日~2008年1月27日、〔東京〕国立科学博物館 2008年2月5日~2008年2月24日となっています。これは良いタイミングで、弥生美術館の高畠華宵展、2008年1月3日(木)~3月30日(日)と重なってくれます、もう一度上野で見たいと思うナスカ展、2006年の開催ページが残っていました、展示内容が写真付きで紹介されています。



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甲府市議会12月定例会は12月4日(火)に開会、13日(木)まで。質問日は7日(金)、10日(月)、11日(火)になると思えます。

『正式な会期は、定例会初日の本会議で決定されます。』と書かれているのですが、その定例会初日を11月末の時点で「12月上旬」と書いておく意味は無いですね。「予定は未定にして決定にあらず」、なことは普通の人なら誰でも分かる事ですから、もっと親切丁寧な情報発信が欲しいと思います。
『TV放映は、議会初日と質問日の3日間で、通常午後1時からCATV5チャンネル』、これは日本ネットワークサービス(NNS)のチャネルで、甲府市内のCATVはこの一社しか無いから長く住んでいる人は知っている。でもCATVというものを使った経験が無かった私には最初は意味が分からなかったです(^_^;)

これまで書いてきた中心市街地活性化基本計画はこの議会で決定するし、新庁舎問題も質疑応答されるでしょうが、その外に都市計画税アップ、子供たちの医療費無料化、高齢者医療費補助など、既にメディアで報じられた問題がいくつかあります。そのあたりは別に書いておきたいと思っています。

NNSにリンクして思い出しましたが、2011年7月からの地デジ移行問題について、そろそろ行政としても基本的な問題をおさえて置く必要があると思います。議会中継波もデジタル化される訳ですから、適合するテレビを持たない(コンバーターも買えない)人々に議会中継が見られないという問題がある訳です。インターネット中継すればテレビ回線と関係なく議会中継を見られます。これは地デジ移行後は~東京波の見られない~テレビとお別れするかもしれない私にはありがたい事です(^o^)



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ふと思った、「改称」であって「甲斐性」でも「解消」のことでもない、「甲府銀座」という呼び方を変えたらどうだろうか?

これまで見た限りだが、甲府市や山梨県のホームページで「甲府銀座」を使うのは、「甲府銀座ビル」を示す時だけのような気がする。
七夕祭りの時に、商店街名称として「銀座二丁目」などが出てくるが、かすがもーるの北角にある「銀座和真」の銀座は、「東京銀座資生堂」と同じ意味で、甲府銀座のことではない。「銀座まちの駅」の銀座は甲府銀座の意味。私がこれまで知り合った方とのお話では、「中心で、中心の・・」という言い方で十分場所の特定、意思疎通が出来ているように思う。
「甲府銀座」と呼んできた地方都市の慣習から脱却するために、この名前を変えたらどうかと思う。
この場所の昔の町名は何だったのだろう、いつ頃から「銀座」と呼ぶようになったのだろう・・・

昔の名前で出る事で、もういちど地域の個性を呼び覚まし、取り戻せないだろうか・・・



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11月28日夜のUTYニュースが伝えました---明日、29日の各紙でも詳しく伝わると思います。


横内知事が、県立図書館の建設地として甲府駅北口の県有地を前向きに検討する考えを示しました。
これは、今日開かれた県議会の全員協議会の席で示したものです。
きょうの全員協議会では、これまで、北口への県立図書館の建設に反対してきた臼井成夫さんが、北口県有地の活用策について「全国に情報を発信する情報メディアセンターのようなものを造るべきではないか、その一つの機能として図書館を造ったらどうか」と知事に質しました。
これに対し知事は、「私もその方向で検討したい」と述べ、情報発信施設の一つとしながらも図書館の北口建設に対し前向きな考えを示しました。
新しい県立図書館をめぐっては、山本前知事の時代に230億円の総事業費で甲府駅北口の県有地にホールや物品販売スペースを備えた学習拠点施設として計画されていました。
しかし、知事選で横内知事は、ホールや物品販売スペースは不要だとして白紙撤回を掲げ当選。
現在、建設地も含め図書館のあり方について検討会を設置し検討していますが場所については、まだ何も決まっていませんでした。
しかし、質問した臼井県議や出席者は、知事が、北口への図書館建設について前向きな姿勢を示したものと受け止めていて今後検討会の議論にも影響を与えそうです。


甲府市選出の臼井茂夫県議会議員が北口建設に批判的な意見をお持ちらしいことを読んでいます。『図書館は静かな環境の中で学習したり、文化や芸術に接することのできる場所に立地すべきであり、北口県有地は相応しくないと考える。新県立図書館の役割・機能については、検討委員会で十分議論をいただき、建設地は知事と我々代弁者である議会が論議して決定すべきと考える。』 これは臼井成夫さんのサイトで「活動レポート」のページ中、「山梨県議会での自由民主党代表質問」として知事との質疑応答にあります。
今回のご意見で「全国に情報を発信する情報メディアセンターのようなもの」として図書館を含めて甲府駅北口にという新しい考えを示されたのだと思います。臼井さんは私が県内サイトを探索している時に早い時期からホームページが見えていた方のお一人です。情報の扱い、ICT(Information and Communication Technology)についても造詣が深い方と拝察していますので、情報箱物としての建物を造るというお考えでは無いと思います。

それ故に、ご発案の情報メディアセンターがいわゆるオーディオ・ビジュアル装置満載の、光と音の展示場みたいなものとは思えませんが、子供たちも新旧の情報機器に接して使い方を学び、活用できる場には興味があります。その場所から日本中、世界中のデジタルアーカイブに入っていけたら素晴らしいでしょう。
「図書館」であるということは、人々が本と向き合え、本や書架から語りかけられるものを感じ取る場所です。箱物であって箱物でないのが図書館だと、私は思っていますので「情報メディアセンター」という考え方がどういうものかは、もう少し具体的に知りたいと思います。



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2007年11月28日の県内各紙は、27日に昭和町がショッピングセンターの売り場面積を当初計画の4万8000平方メートルより4割縮小し2万8000平方メートルとするなどとする回答書を横内知事に提出した、と報じました。
これは県が求めていた見直しに対する最終的な回答ということです。各紙の情報を総合すると以下の通りとなります。箇条書きの順番に意味はありません。

  1. 売り場面積 = 2万8000平方メートル
  2. 飲食店や映画館、遊戯施設を含めた集客施設の上限面積 = 6万3000平方メートルまで認定
  3. 現時点では施設の概要は固まっておらず、集客施設の実際の面積は未定
  4. バックヤードや駐車場などを含む延べ床面積 = 8万3000平方メートル
  5. 今回の合意で、県は都市計画の手続きを再開する
  6. 土地区画整理組合に対する無利子貸付金10億円を12月定例県議会で予算案に計上する
  7. 甲府市中心商店街全体では、売上高が19億円2000万円(3.8%)、来街者は95万人(3.8%)減少すると予想されている
  8. 昭和町側の準備委は2008年3月をめどに組合を設立、国と県の手続きを経て早ければ3月中に着工
  9. イオンモールは当初計画と変わらず、1万3200平方メートルを約10億円で買い上げ、6万9300平方メートルを30年間、一坪月500円で借りる
  10. 地権者は約380人

このブログでは2006年12月26日の記事で、「隣町の大型SC」から取り上げてきました。その後の記事は右側の「勝手にリンク集」にある【ブログ記事目録】から拾い出しご参照ください。
11月23日の「昭和町SCでイオンと県が最終調整」でも書きましたが、ハードを欲しがった皆さんへの「落とし所」は見事に充足された訳ですし、当初に私が問題として提起した山梨県の「甲府都市計画」との整合性(野中一二市議の掲示板に投稿、2007年2月~)もハードの縮小によりツジツマが合いました・・という事になるのでしょう。

その一方、甲府市中心市街地活性化としての問題はハードの規模や商圏なのではなく、外来資本の優秀なマーケティング戦略といかに戦えるかというソフトの勝負です。この事は甲府市中心市街地活性化事業執行の組織に置かれるタウンマネジャーにどなたが就任なさるかということに大きく関係すると思います。それは2007年7月27日の「元気な商店街創造セミナー」で加藤博さんが強く説かれていた事ですから、甲府市関係者の方々のご記憶にあると思います。

「商圏は売場面積に比例する」?という推計モデル?が適用されたようなので、その事は私の今後の勉強課題です・・・



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11月11日に、「憲法9条シンポジウム-1」と題して、「憲法九条は改正すべきか~平和主義と国際貢献を考える~」シンポジウムを聴講した記録を残しました。

その中で私は『憲法について語られることが多いのは九条改訂問題がほとんどだと思えますし、そこにあるキャッチフレーズは「自分の国は自分で守る」という考え方です。』とコメントしておきました。大切な人達を守らねばならない事態が生じた時を想定して私自身はどうすべきか腹を決めてイメージトレーニング重ねてはいても、一般理論としての答えを私は見つけていません。

『護憲派の議論で欠けるもの,あるいは不足するものの一つに,侵略に対して国家や社会をどう防衛するかという問題がある.これを補うかもしれない方法論を見つけた.』で始まるブログ記事に遭遇したのでリンクだけしておきます。「ペガサス・ブログ版」というこの関係では著名なブログのようです。

11月30日の「日本の青空、甲府上映会」については、その後のパブリシティー展開は不明です。 私は 最初に見ている から今回行く予定はありません。

本当に守るべきものが見えていない、自分だけ見えていても人に伝えられない、山梨県に来てここで護憲派と自称する人々って一体どこで何やってんだろうと思っていましたが、過日の「憲法9条シンポジウム」開催は見事なイベントだった思っています。

憲法9条シンポジウムに関する記事はこれで終わりにします。2007年私の収穫のひとつは、「日本の青空」を観ることが出来たこと。これもインターネットのお蔭です。


このところ「防衛利権」という言葉が飛び交ってテレビが賑やかです。私の友人達が自衛隊にいますが、彼らはもしかすると私を守ってくれる為に命を落とすかも知れない立場にあることを、私は何かにつけて考えています。宇都宮の駐屯地で訓練中に亡くなられた友人の葬儀からもう8年経ちました。テレビなど見ながら時々私は口走るのです、「シビリアンコントロールだと、あなた方にそれを口にできる志があるか!」



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あちこちのブログやメディア記事で話題になっているので調べてみたら、ミシュラン、ついに「ミシュランガイド東京」を発行という11月19日のプレスリリースがリンクするには最適と思いました。

「掲載レストランのリストはこちらです。」としてPDFファイルもダウンロードできます、リンクはしませんが。
フラッシュだけで作られた「ミシュランガイド東京」というページも見つかりました。http://web-cache.stream.ne.jp/www09/michelin/guide/main.html
ちなみにフラッシュはこのURLから html  を swf に置き換えるだけで、そのまんまフラッシュ。 フラッシュひとつ表示させるのに、ここまで複雑にJavaScriptを使ったサイトは初めてみました、これって三つ星?(^o^)

フラッシュサイトは、stream.ne.jp / stream.co.jp / stream.jp 社のお仕事で、ブロードバンド時代のまさに「メインストリーム」なのでしょう。行き先の分からないフラッシュ・リンクを辿る前にサイトを構築した会社を調べるとこのような会社概要でした。
山梨県情報ハイウェイが本格的に稼働し始めて、県内サイトがどんどんこのようになっていく事を想像してしまいました。わたし的セキュリティオタク的にはちょっと鳥肌モード(^o^)
www.michelin.co.jp を信頼済みサイトに登録しておいても、そのページからこのように別アドレスにあるフラッシュサイトは表示できないというのが大切なセキュリティ設定です。それを見たい時には、web-cache.stream.ne.jp を信頼済みサイトに登録することが必要です。

私、昔はミシュランのタイヤを履いてかっ飛んでいました。ミシュランと聞くと今も心が躍ります(^o^)

私の巡回先のひとつ、「北杜市アルファブログ」に「星、いくつ?」がありました。三つ星レストランの値段を調べていませんが、東京へ出かけて食事して帰ってくるだけで、私のひと月分の食費が失われるだろうと思っておりますデス。

2007-11.26 補足情報です、新党日本で田中康夫さんと協働なさっている有田芳生さんの『酔醒漫録』で、『ミシュランガイド東京』にびっくり(2007-11-23)、『書籍の作りが何とも杜撰なのだ。偽りない印象は一時代前の印刷技術のように思える。』、と元編集者の目で鋭く指摘なさっていました。
その有田さんのブログ記事にコメントされていた与作さんの記事、「ミシュランのおせっかい」は、『料理職人が精魂いれて造られ出された料理はどれも日本一である。』と締めくくられています。どこかで読んだ事がある、「あの時の握り飯にまさるものは無い」というような考え方を私は好きです。



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湯村ホテルさんのブログ、「甲州湯村温泉日記」は私の巡回先のひとつです。11月23日の記事、「これだけで・・・」の冒頭に『ご宿泊いただいて、客室でお持ちのPCをネット接続された事のあるお客様はご存知かと思いますが、当館では何も設定をしないで、いきなりネットに繋がります。』と書かれていました。

ノートパソコンを持ち歩いてインターネット接続したい時に、私は自分のプロバイダー契約から利用できる無線スポットを使う事が多いのですが、ホテル旅館のホームページを見る時にも客室からのインターネット接続環境がどうなっているは確認しています。今回の湯村ホテルさんのような内部を紹介した記事はなかなか読めませんので、これは大変貴重なブログ記事です。

ゲートウェイとかインテリジェントスイッチングHUBとかカタカナ語がありますが、記事からは、客室に自分が持ち込んだパソコンを室内に装備されたコネクターに繋げば、そのまんまインターネット接続ができる、しかも、その接続されたパソコン同志(客室間)は互いにリンクされていないので自分のパソコンの中を他人に覗かれる心配が無いという意味が分かるでしょう。

私は湯村ホテルさんホームページの「部屋」案内記事で、「全室LAN光接続用ポート設置」というのがかねてから気になっておりました。LAN(Local Area Network)というのは一つの建物・敷地(Local Area)内で外部の回線を経由せずに互いに通信できるネットワークを意味する訳です。内線電話もこの意味ではLANだと言えますが、通常はコンピュータのネットワークについて使う用語です。

LAN同志(各地の本店・支店、県庁施設など同志)を広域でつないでいるネットワークをWAN(Wide Area Network)と呼びますが、その時に施設間の接続に商用回線を借りるか自前で設置するかなどで技術も費用も違います。山梨県情報ハイウェイとはそういう外部回線を山梨県が設置して民間にも供用していることを言っているはずです。通常はNTTの回線をいろいろな技術を使って自分専用回線のように借りています。
CATV回線を使ったインターネット接続は独特な仕様があるようで、二台以上のパソコンから同時にインターネット接続する設定にてこずった経験があり、私には未だ完全に理解できていない部分です。常時接続を前提にMACアドレス認識が関係するようなのですが別な話なので省きます。

湯村ホテルさんには光回線(Bフレッツ)が入っていて、各部屋のコネクターから接続する事でインターネットが簡単にかつ安全に利用できる仕組みになっていると理解できます。【NTT東日本サイトで 「Bフレッツ ニューファミリータイプ」は、2020年1月31日をもってサービスのご提供を終了しました。 との事です。2022.04.07 追記】

家庭での個人使用なら、二台以上のパソコンで同時にインターネット接続するためには、同じようにLANを組みますが、それはパソコン同志が中を見たりファイルを転送したりすることができる事も目的にしているのが通常です。私の場合に最初のLANはNECの国民機 PC-9800シリーズのWindows95とDOS/V機のWindows95でハードディスクのファイル転送が目的でした。国民機とDOS/V機ではハードディスクの互換性が無く共用できなかったからです。そのLANを組んだ事で1台のモデムも共用してどちらのパソコンからもインターネットに入る事ができた未だISDNの時代。

しかし、組織ではパソコン同志の意図しないリンクが可能なLANは危険な訳です。ホテルで自分のパソコンをホテルの回線を利用してインターネット接続する時にどのようなセキュリティ対策がされているかは宿泊予約前に確認すべき事の一つです。



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