ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Chinowa_inazumi24

甲府市太田町にある稲積神社で「夏越大祓祭」が行なわれます。6月30日 17時より
私は「茅の輪」(ちのわ)をくぐって遥か遠い生れ故郷まで一瞬で移動してきました、私にはどうしてもスターゲイトに思えてしまうのです・・・



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甲府市観光情報公式ホームページ・・・甲府市観光協会
今年、2019年の七夕祭り(甲府夏祭り)記事はパスしますが、上の公式ホームページで2019年広報は確認しました。(2019-07-05 追記)

甲府市ホームページに「第61回甲府夏祭りが開催されます!」が掲載されました。画像の原本がPDFファイルでアップロードされています。2010.07.01 確認

第61回甲府夏祭り・七夕祭り

月末の用事で甲府市中心部に出かけた時に街かどに貼ってあったポスターです。
7月1日(木)~7月7日(水)が祭りの期間で、5日(月)、6日(火)、7日(水)には銀座通りに屋台が並ぶ。今回も外資の導入でしょうか。「とりもつ隊」は無さそうです。
朝日通り商店街は7月31日(土)がお祭りです、その他はデパート、駅ビルのホームページをご参照ください。--街案内にリンク集を置いてあります。
エクランがリンク切れ、データベース確認したら eclan.co.jp は一時凍結ドメイン名とのこと、ありえない事だが?!8月31日にはドメイン登録は削除される。

参議院選挙の真っ最中ですから経済活動も停滞気味でしょうが、そこに行かなければ情報が取れないという昔のままの姿を続けることと、参院選で民主党が勝つことの相関分析は面白そうな甲府市かも知れませんが、それはまた別な話で・・・(^o^)



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The Journal で2010年6月27日に平野貞夫さんの「日本一新運動」の原点(1)が出た。平野さんのお名前はこのサイトの記事から知っているし「小沢一郎」についてお書きになることが多いので、小沢さんの「政治とカネ」問題を考える時にも参考にしていた。既にこのブログで書いたように私は昨年来の問題については小沢さんに疑問は持っていない。しかし昔の事は知らないし角栄、金丸、竹下、小沢・・・私が嫌いな流れ中に位置づけたままだ。

ところが、これも The Journal から入って読んだ宮崎学さんの「清く」「正しく」「美しく」という基準 を読んで私の中で小沢嫌いの何かが吹っ切れそうな気がする。
宮崎さんは最後に書いている-『結論すると、「正義」の名の下で「不正義」が行われる現代社会の中で、今まで金科玉条のようにしてきた常識や基準をまず疑うことから始めよう……これが今回の参院選の私の「気分」である。』

平野さんは 『日本改造計画』(小沢一郎著・1993年5月)を、改めて読んでみた。人間の「生き方」について重要な記述がある。 と一部を引用し、『その思想の根っ子に、「個人の自立による真の民主主義の確立」と並んで「共生」という発想があった。』と導いている。

そんなら私と同じじゃないか。

私は自分に世間的な「常識」があるとは思っていないが「基準」は持っている、しかしそれは正義だ不正義だという言葉で計ろうとする基準では無い。そのプログラムで計画した通りにシステムが動くかという工学的に検証可能な基準であり、その前に、そのシステムの組み方がそういう検証可能なプログラムが動くシステムとして組まれているかどうかということ。

それを社会科学的にひろげて考えた時には、上記の言葉を使えば「個人の自立による真の民主主義の確立」(ネットワークの構成要素たり得る個人の確立)と「共生」(ネットワークを構成して個以上の機能を実現できるシステムの稼動)という「基準」に即して判断をしていると自分では思っている。

参院選で小沢一郎さんが何故山梨に来たのか、何故金丸信氏の墓参りをしたのか、それは今の私には謎としか言えない。思想をまっとうするためには民主党を選挙に勝たせる、その一点に絞り込んだ行動なのかも知れない。しかし、選挙に勝ったあとの小沢一郎さんは今度こそ自らの基準で進まれるのだろうか。

先日から気になってサーチしたり読んだりしている参院選の山梨争点「教育」に関する問題を、反論が未だ分からないから一方的に考えると、小沢一郎さんが確固たる日本改造の道に進みはじめたその時に、山梨県民主党では小沢一郎さんの同志たり得る人はおられないように思えてならない。
つい先日、些細な新聞記事から私が山梨民主党に感じた疑問は、解消していない。

中央集権による支配では無く、それぞれの地域における個の自立と共生、山梨では自然との共生も当然だと思う。それが可能なシステムが既に山梨に存在していて、それが先日から書いている「山梨の独自性」なのだろうか?

山梨県民主党とその支持者の方々が「教育」争点を含めて小沢思想への適合度を徹底的に自問自答し発信できないなら、小沢一郎さんが中心となる民主党の同志たり得ないように今は感じている。

また逆に、その時がきた時に小沢さんの方から山梨民主党は兎にも角にも既に自分の同志だと迎え入れるなら、私と小沢一郎さんの基準の違いを再検討することになるのかも知れない。平野論説や日本一新運動の今後に注意していきたいと思う。

「2010.06.26 KB976576 は更新されました」の最後でついでにコメントしておいた藤原和博さんのインタビュー記事がもうひとつ、宮崎学さんの記事と同じ Infoseek 内憂外患 にありましたのでメモしておきます。参院選】教育問題という名の「社会問題」を直視せよ~和田中元校長 藤原和博氏に訊く、この3~4ページ目で「学校支援地域本部」のことが語られていました。この全国システムが山梨でも構築されて別な名称になっているのか、それともシステムそのものが山梨独自なのかは興味が湧きました。時間がある時にでも調べみたいと思います。



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中部横断道の無料区間で中央道との接続区間の料金について不明だったので、サイトの更新を調べていて、平成22年6月25日の国土交通省報道資料から国土交通省ホーム >> 政策・仕事  >> 道路  >> 高速道路の無料化社会実験ホームページ を確認しましたので、前の記事にも追加記載しておきました。

6月27日の山梨日日新聞サイトで「高速道路無料化実験あすスタート」の見出しに気付いてページを開いたら、『中部横断道の双葉JCTはIC機能がないため、双葉JCT-白根IC間を走行する場合、中央道のICを利用するしかなく料金が発生する。双葉サービスエリア(SA)ETC車限定のスマートIC利用は200円、韮崎ICは250円、甲府昭和ICは350円などとなる。』とのことでした。さすが地元の山梨日日新聞記者さんはポイントを押えてくださいました。

ということで、一件落着です。
偽装メールで潰された前原さんは相変わらずインターネットの活用には弱そうですね。というか、ご本人がどうとかではなく、政策秘書とか私設秘書とか彼をサポートできる人々の仕事かも知れない、大臣として担当している仕事について分かりやすい情報がネットでも出ているか確認することが必要なんじゃないかな。

民主党の唱えた政治主導もたかが知れていることも分かりました。高速道路「無料化の社会実験」だと言うなら韮崎/双葉-増穂を無料にしなくちゃ意味が無い。官僚がどう理屈を付けようが「実験」とはそういうものですよ。

ネットの活用の点で同じことですが、前の記事にしておいた『民主党と日教組』については、サーフィンを続けたらインターネット上では日教組・輿石議員への批判記事が多く出てきました。山梨県連も含めて民主党はこれに対してネットでも対応、反論しているか、もう少しサーフィンを続けてみます、こんなゴミ拾いみたいな作業の時間があればだけど・・・選挙期間中はWeb更新できないなら、それなりに探しやすいとも言える・・・



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「教育」が争点という山梨のことをもう少し確認したいとサーフィンしていて知った図書でしたが、著者の阿比留瑠比さんはハンドル(ペンネーム)かと思っていたのですがご本名でした。オンライン書店ビーケーワンの著者紹介によると、『〈阿比留瑠比〉1966年生まれ。福岡県出身。早稲田大学政経学部卒業。産経新聞記者。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などの担当を経て、官邸キャップとなる。著書に「阿比留のブログ」がある。』

Amazon.co.jpでは内容紹介が--
『現在、民主党内には日教組の政治組織に所属する議員が8名もいる。 そのうち一人は、民主党の事実上のトップ・小沢一郎幹事長の右腕、輿石東・参議院議員会長。彼が与党の参議院議員会長にまで上り詰めた裏には、日教組、つまり教職員の違法な政治活動があった。 そしてついに北教組事件では明確な形で日教組と民主党がつながった――「政治とカネ」どころじゃない「政治とカネと教育」の問題を炙り出す』

南西通り方面に出かけた時に通りかかって朗月堂書店に立ち寄りました、現物を見てみたいと思ったからです。朗月堂の店内構造はまだよく知らないので、うろうろ探して棚に行きつきました。
ざっと目次を見ただけですが、ホームページ、ブログ、掲示板などで目にしたようなテーマがずらーっと並んでいました。阿比留瑠比さんのブログをきちっと読んではいませんが、前回6年前の参院選の頃から追いかけているテーマだとは分かりました。購入しようかどうか迷ったのですが、私の場合、自分の専門以外の本は買わないことにしているしツンドクも溜まっているので、とりあえずは見送りました。インターネットから得られるテキスト情報は必要に応じて引用も楽なので、この件でここに書くならホームページやブログで確認した方が私には手慣れた作業になります。

そんな事を思いながら目を移すと朗月堂の販売ランキングという掲示が目に止まりました。1位は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』・・・という長いタイトルの本、2位は『パスポート 150の英語語源単語帳』、そして3位がこの『決定版 民主党と日教組』でした。(1、2位は朗月堂のページで書名を確認できました)
3位は週間ランキングで月間ランキングには入っていません、5月末発刊ですから当然ですが6月のランキングは興味深いです。

しかしこの件をブログでとりあげるについて、ちょっと困っているのは、このような問題提起に対して反論に相当するようなインターネット情報が見えて来ないのです。議論が成立していない状況はこれも先に書いたように山梨の独自性なのか? 私には未だわかりません・



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「2010.06.15 地デジ、リニアについて記事を修正しました」でリンクしておいた参議院ホームページの情報ですが、「高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法の一部を改正する法律案」の審議経過情報は、「審査未了」となっていました。次の国会で引き続き審議されることになったようです。

前の記事では、『平成23(2011)年7月24日以後は完全にデジタル移行する放送の設備に今年22(2010)年12月31日までは補助するというのは分からなくもないけど、さらに5年ほど延長(H27-2015-.3.31まで)すると言うのは、まさに「字面を追っているだけではその法律が何を定めているのかよく分からず」です。』と書きました。

地デジ移行が延期(アナログ併行期間が延長)されるかどうかは政治次第でしょうね。東京スカイツリーが完成すれば難視聴地域の変化もあるかも知れません。
『2011年7月24日をもって地上アナログテレビ放送が終了するのに備え2008年7月14日に着工された。竣工予定は2011年12 月、試験放送などを経て開業は2012年春の予定。』Wikipedia)だそうです。 東京スカイツリーの役割が考えられていたなら、着工も開業も2011年6月末に合わせるべきだったはずです。それが地域の事情(いつもながらの反対運動とか)でできないなら、国策としての地デジ移行日程を含めて全体的な計画を練り直すべきだったでしょう。私はこの開業までのズレに意図的なものを感じてしまいます。
2011年7月24日を大がかりに売り込んでいく、その後でまた個宅アンテナ方向の改装工事とか、共聴組合もケーブルも使わずにすむようになったとか・・結局、この大騒ぎで儲かったのは業界だけとか(^o^)

当初の計画では共聴組合・施設も含めて関連業界への補助は2010年度末まで待たずに完了すると思っていたのでしょうか。しかし山梨県上野原市の事例があるように、地域での対応はさまざまで、全国的に当初計画では達成困難という状況が把握されたものと思います。

先日、上野原市についての記事でUBC(上野原ブロードバンドコミュニケーションズ)でデジタルからアナログ変換した信号を既存の共聴組合に配信してその加入者がテレビもそのままで放送を視聴できるようにすればよいと書きました。CATVが普及している地域ではデジタル、アナログの両方が送信できる体制を作り上げておけばよいのです。(上野原市の場合、デジタルで見たいならUBC加入、しばらくはこれまで通りで様子を見るなら共聴組合)

電波については現在は送信アンテナから両方が送信できているはずですから、そのまま継続すればよいわけで、7月24日以後アナログ送信装置を取り壊す必要は無いはずです、引き続き併用(併行送信)することで新規投資が必要にはならないでしょう(と書いても、私はテレビ電波の送信技術などは全く知りませんから、たんなる素人の考えです)。

ユビキタス社会では有限な資源である電波を空けて活用する必要があるからという説明が地デジ移行の主要理由の一つだったと思いますが、その活用の形は泥縄で募集していたのではありませんか。

参院選の争点から離れて記事にしましたが、ETC特需と地デジ特需のデータが何処かにあるかも知れませんが私は知りません。マクロ的な経済効果というような記事はどこかで見たような気はします。ポイントはミクロの効果であり、法人税を下げて消費税を上げる前に国策によるミクロへの効果について語るべきだと私は考えています。

前に読んでいたのですが、その時に確認情報が取れなくてこのブログに記載しなかったこと--2010年4月23日琉球新報 アナログ放送、7月5日から横長画面で放映 地デジ推進協が方針
NHKや民間放送事業者などでつくる全国地上デジタル放送推進協議会は22日、7月5日からすべてのアナログ放送をデジタル放送と同じ横長の画面で放映する方針を明らかにした。従来のアナログテレビで見ると、画面の上下に黒い帯が生じる。総務省の検討委員会で表明した。
2011年7月24日にアナログ放送が終了することを帯の部分を使って随時告知し、デジタル放送への切り替えを促すのが狙い。 7月4日の午後5時59分から1分間、アナログ放送を停止し、地デジ移行のお知らせ画面を表示する計画も明らかにした。(共同通信)
2010年4月26日 CNETの記事-「アナログ放送も7月から16対9へ--総務省の地デジ推進検討委員会で方針」も読めます。

具体的な画像が2010年03月29日付けの池田信夫さん記事にあったのでリンクしておきます--始まった「いやがらせ放送」、この画像にある「アナログ」表示のことは以前にどこかで書いたと思います。池田さんのこの記事も一度は読んでいて、そのブックマークが所在不明になっていたのが出てきたので再確認できました。また忘れるといけないのでブログにメモしておきます。

「全国地上デジタル放送推進協議会」についてはホームページを確認できないのですが、  「マルチメディア・インターネット辞典」に記事がありました--以下の通り
2002年7月17日に地上放送のデジタル放送への円滑な移行と普及・発展を図るため、一般放送事業者、日本放送協会、総務省、32の各地域地上デジタル放送推進協議会が設立した団体の名称。デジタル放送のチャンネル検討等を行ってきた地上デジタル放送共同検討委員会は、目的を達したことから、 2002年6月14日に終了した。詳細情報はURL(http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020717_2.html) で知ることができる。全国地上デジタル放送推進協議会は2002年8月1日に、「地上デジタル放送の今後の進め方について」を公開した。詳細情報は URL(http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020801_4.html)で知ることができる。
【総務省の記事はリンク切れですが保存版がありそうなので確認して別記事にしたいと思います】



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◆ 2013年 第32回 甲府空襲 戦争と平和・環境展、7月4日(木)~9日(火) 会場 : 山梨縣県民会館 1・2 号室 主催: 甲府空襲 戦争と平和・環境展実行委員会 055-222-1541 [山梨県教職員組合(日教組) 甲府市丸の内3-33-7 教育会館3階]


Kofu_airstrike_2010またその日が巡ってきます。甲府に来て甲府空襲のことを知ってから私の歳時記になっています。2009.06.29 第28回甲府空襲 戦争と平和・環境展が昨年の記事です。この記事から前の記事にリンクしてあるのですが、私にとって2009年のこの甲府空襲展はそれ以前とはことなるものでした。その記事で私は次のように書き残した---

甲府空襲で中心市街は全滅、岡島百貨店と元の甲府会館(松林軒ビル)-今はビジネスホテルに建て替えられた場所-だけが残った、「甲府空襲と学童疎開」のページに掲載した焼け野原の模型が空爆後の街の姿だと私は思っていました。
見学会とシンポジウムで山梨県の旧県庁(現在は教育庁と県警本部)、議事堂、旧図書館(第1南別館)は空襲で残った建物だったと気が付きました。この昭和初期の建築物についてはこれまでも読んではいたのですが、「二つのビルを残して焼き尽くされた市街地」というイメージにとらわれて、私には正しい認識が出来ていなかった事に気が付きました。
正確な歴史認識の下で未来を見ていくことは大切だと思います。このテーマはこんなブログで片言に語れるもんじゃないけど、少なくともみんなが見るものには誤解を招かない情報を伝えたいとWebページ制作に関わる者としていつも思います。

今年の開催情報を求めて昨年の記事を読み返しながら連合山梨サイトを訪問してみて情報を見付けたので、部分画像として引用させていただきます。今年も大月や富士吉田でも同様な企画がありますので、それは連合山梨の広報ページからご覧ください。連合山梨HOME > 連合山梨のご紹介 > 構成組織一覧 に気が付き、「甲府空襲 戦争と平和・環境展実行委員会」の電話番号も確認できました。甲府空襲を調べていて気付いたWebページには小学生達の見学記録もあります。

◇ 朝日小学校-6年生平和教育平成19年7月5日,県民会館で開催された「甲府空襲展」
◇ 富士川小学校-甲府空襲展をやっていました
◇ 富士川小学校-平成21年度3年生
甲府市立小学校のサイトで記録を探せばもっとあるかも知れません。私が気になったのは、「焼け野原の模型」を子供たちも見たのだろうか、見たとしたらそれをどのように記憶したのだろうかということです。
◇ 昭和町立押原小学校(山梨県)公式ブログ ~7月6日(金) 歴史の惨禍と知恵に学ぶ『6年生が校外学習に出かけました。・・・甲府市街地の建物は2つが残っただけ。この空襲を境に国内への爆弾投下が激しくなり、原爆の惨禍へつながったとも言われています。』 子供たちが「焼け野原の模型」を見学している写真が掲載されています。

私は甲府空襲の被災が実際どうだったのかは知りません。この模型を見た時に思い出したのは、大伯父から聞かされた敗戦後の池袋の光景です。池袋駅西口(立教大学のある方向)に立つと焼け野原が広がり、家のあった要町に入ったところで止っていた、近所の銭湯の煙突が駅から見えたという話なのです。ネットできちんと調べれば多分委細は分かるでしょう、立教大学はミッション系ですから直撃を免れたはずですが、大伯父の目に入っていたのかどうかはわかりません、とにかく一面の焼け野原ということでした。

甲府空襲で焼け野原の模型をそのまま歴史の事実と思い込んだのは、こういう訳です。小学生達が見学した時にもこの模型があったなら、引率の先生方はこれをどのように解説なさったのでしょう。旧県立図書館取り壊しのニュースに接した時、あれははじめから無かったも同じだと子供たちは感じたのでしょうか。

歴史を誤解させるような展示物は子供たちに見せるべきではない、それが何かを象徴する抽象的な展示であるなら、そのことをきちんと教えねばならない、私はそう思っています。

私は甲府空襲について山梨平和ミュージアムの展示や資料-甲府空襲の実相で学ばせていただきました。子供たちもこの平和博物館でもきっと多くの事を学んでいることと思います。私はもし時間が取れたら、今年は大月や富士吉田の方に足をのばしてみたいと思っています。

山梨NPO情報ネットに昨年同様な広報ページが出ています-「第29回 甲府空襲・戦争と平和・環境展」 ご案内、登録日時:2010-06-26
「甲府空襲・戦争と平和・環境展」の見学記録ではありませんが、関連検索で見つかった記事をメモしておきます。今後もみつかれば追記します。2010-06-29
◇ 相川小学校-2004年度「平和集会」 甲府空襲について学習しました。--相川小ニュースは良い記録だと思います
◇ 相川小学校-2006年度「平和集会」 甲府空襲、大型紙芝居「もうひとつのたなばた」の上演
番組審議会議事要録 平成20年9月16日 (1)UTY報道特別番組「甲府空襲・63年目の証言」

「平和集会」というタイトルでの学校行事があることを初めて知りました。「平和」という言葉をどのように解釈するか、「平和」のために私たちは何を知り、どのように考え、それを日常生活でも活かし、万一の時はいかに行動すべきか・・・この難しい問題を身心未熟な子供たちに教える先生方のご苦労が察せられます。保護者の皆さんも子供たちが教えられたことを聞き取り、自らも学ばねばならないと思えます。「道徳」も「平和」も同じように難しい問題です、前者はウエから語られることが多く、後者はウエに対抗して語られることも多い。

甲府空襲以前に昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲(Wikipedia)の大惨事があり、日本本土空襲(Wikipedia)からは地方都市に空爆が激しくなった時期なども分かります。昔は「先生のお話はゼッタイ」と小中の子供たちは思った(私はそうだった)が今はそんな時代じゃないですね。我が子が学校で何を教わっているかを保護者も注意せねばならないと思います。



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大工哲弘さんのブログ記事、2010年06月23日「65回目の追悼式」にリンクさせていただきます。

「祈ることは忘れないことである。忘れないことが霊を慰めることである」、今日も良い言葉を知りました。合掌

琉球新報
沖縄タイムス

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2010年6月22日に日本記者クラブ主催で党首討論会が開催された。例によって、日本記者クラブ討論会の全文がどこかにないかと探した。

産経新聞では 2010/06/22 14:16 で【9党党首討論詳報】(1)から(10)までの10ページを使って www.iza.ne.jp サイトで掲載していた。そのことを先に書いたように野中一二さんの記事から知った---
 『2010-06-21 [言いたい放題] いよいよ参議院選挙公示が近づいた。もありました。言及されていた「山梨評論」さんのホームページでは山梨県民主党と教育の関係が書かれているようですが、サイトにある膨大なページを読む時間も無く・・・。私が感覚的に書いた、2010.06.19 山梨県民主党の体質に疑問?と関係があるのかどうか、なんとか理解してみたいと思います。』
産経新聞のブログ版は『日本記者クラブ主催の9党党首討論会が22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで開かれ、菅直人首相(民主党代表)は「強い経済、強い財政、強い社会保障を作り上げる中で、人々が助け合いながら孤立化しないで生きていける社会を目指したい」と述べた。』で始まっている。私は最後まで一通り目を通したがテープ起しを読んでいるようで、全体像を掴むには何度も読み直さないとならないと思っていた。

ところが、sankei.jp.msn.com 本紙版では内容はそのままに編集されてかなり読みやすくなっていると思う。各パートの最終ページに次のパートがリンクされているが、今後の参考にするために10パートのトップページのリストを残しておこうと思う。
産経新聞しか確認できなかったが、これがあれば党首討論会のソースとしては十分だろうと思う--
【9党党首討論詳報】(1)首相「孤立しない社会目指す」 谷垣氏「自信に満ちた国つくる」
【9党党首討論詳報】(2)山口氏「税金の無駄なくせ」、志位氏「消費税は大争点」
【9党党首討論詳報】(3)渡辺氏「『官』内閣が天下り容認」、舛添氏「企業団体献金禁止を」
【9党党首討論詳報】(4)平沼氏「このままでは社会保障が破綻」
【9党党首討論詳報】(5)山口氏「民主党と連立組まない」
【9党党首討論詳報】(6)菅首相「ムダ削減、あきらめていない」
【9党党首討論詳報】(7)平沼氏「消費税引き上げは4~7%の間で」
【9党党首討論詳報】(8)首相「鳩山氏を支えきれずおわび」
【9党党首討論詳報】(9)谷垣氏「民主党政権の背骨どこにあるのか」
【9党党首討論詳報】(10完)首相「『脱小沢』で進めたのは5%ぐらい」

6月23日各紙社説が取り上げるはずなので確認したいと思う。
朝日新聞社説--「党首討論―増税の説明にもっと理を」
毎日新聞社説--「社説:消費税論議 財政再建の知恵競え」
読売新聞社説--「9党首討論会 負担伴う政策も率直に議論を(6月23日付・読売社説)」
日本経済新聞社説
産経新聞 コラム・オピニオン

産経新聞のブログ版の方を読んでみて、やはり消費税は参院選の焦点になったと感じた。日本経済新聞では「消費税では論戦深まらず 9党首討論」が出ていて、ページの末尾には『9党首の「消費税」「参院選の目標議席」に関する主張』というテーブルも掲載されている。「消費税議論の主な主張」の部分は日本経済新聞の記者が感じたものであり、その通りかどうかは発言のソースを確認することが必要だ。23日に出てくる各紙社説についても、それがソースのどこから出てくる見解なのかを確認せねばならない。

だから今回の産経新聞の仕事は役に立つ。私と産経新聞との基本的な考え方は異なると思っているが、中立、公平、公正などと標榜するメディアが実はそうでは無いことが分かってきた。スタンスを明確にして論陣を張るジャーナリズムからなら、私と立場が異なるにせよ学べるものもあると思っている。

私はみんなの党の渡辺喜美さんの「消費税は地方に」という発言で思い出したことがある、それはアメリカ各州の売上税だ。
日本の消費税制度には穴がある。それを現状のまま放置して増税はおかしいと私は思っている。時間があれば書きたいと思う。

同じく渡辺氏の発言に次のようなものがあった--「要は、消費税を増税しても、景気がよくなるなどという『おまじない経済学』の人たちが、与党、野党、民主党、自民党にいるわけだから、こういう官尊民卑の思想、つまり、役人が使い道を決めれば、国民より賢い使い方ができるんだ。こういう思想を打破する。それはみんなだけだ」、これも大きな問題だと私は思っている。東洋経済サイトに司令塔なきゲリラ戦に陥った公約の“脱官僚”――『官僚のレトリック』を書いた原英史氏(政策コンサルタント、元行革担当相補佐官)に聞くという記事が出ていた。

今回は巡回先の野中一二さんのブログから大きな収穫をいただいた。私はこの党首討論会がある事すら知らずにいたのだ。山梨県甲府にいてもインターネットさえ使えるなら、なんの問題も無いと実感した今日の作業だった(^o^)



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山梨県立美術館の県民ギャラリーCで開催中の絵画展に出かけました。竹中むつ絵絵画教室の生徒展は私が甲府に来てから今回で4回目の訪問です。玄関掲示板に掲載されていた案内を撮りましたが、いつもの通り時間がなくて他の展覧会パスでした。

竹中むつ絵絵画教室生徒展

昨年は甲府市総合市民会館での開催でしたが、山の都アリーナで開催されていた「ハワイ日系人歴史絵巻展」と合わせて充実した時間を過ごせたことを思い出します。

絵画教室生徒展 絵画教室生徒展

絵画教室生徒展
絵画教室生徒展

ここに掲載したのは6歳の子供さん(上左)、6年生(上右)、そして中学1年生お二人です。小学生の晶文くんや中学生になった萌絵ちゃん(下左)と雅貴くん(下右)はこれまでも見ているお子さん達ですが、会場でも出逢ったことはありませんので絵からこの子達のイメージを勝手に描いています。

幼稚園の頃から小学生、中学生の時期まで、時には高校以後も、その子を継続して指導する人々がいます。芸術やスポーツの分野でそういうケースが多いと思います。子供自身も気付かない未だ隠れている力を見出し、引出し、育てている人々とのお付き合いをしていると、1年に数回しか会わない子供たちの成長ぶりに接して感動することが多いです。
竹中むつ絵先生の教室に通う子供たちの成長も私には驚異です。保護者の方はもちろん、むつ絵先生や教室の先輩たちの温かい指導があるのだろうと思います。

子供たちの教育はまずは保護者の考え方、そして指導者によって決まるものですから、まっとうな教育空間を維持するためには、時には指導者が保護者すらも教え諭す必要があるケースに直面するものです。そういう場面にであう時、私も傍らで学ばせていただいています。



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