ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

数年後には第2も…戦沢第1砂防ダム(堰堤)

2023-11-15 06:59:29 | 長野(ダム/堰堤)

どーも、ワシです。今回は長野県木曽郡南木曽町吾妻(なぎそまち あづま)を流れる木曽川水系の戦沢(せんさわ)にある堰堤を目指します。アクセスは表現しにくいので下に地図を載せておきますので参考にしてください。

南木曽駅の南を流れる戦沢に沿った道を登っていくと、その突き当たりのところに目的地があります。これが「ご尊顔」ですが、木が邪魔してうまく写りませんでした。

堰堤本体に嵌め込まれているプレート。「戦沢第1砂防ダム」とあり、完成は1999年3月。しかし高さが14.5mなので分類上は砂防堰堤となります。

本体に近づいて落水部を見るとこんな感じ。

左岸側に階段があったので登り、堰堤の横にきました。そこから見た様子。

堰堤の上を進み、中央の落水部を覗き込みます。

そして、落水する様子。

戦沢の上流方向を眺めると細かい土砂で埋め尽くされているのがわかります。

一方、下流側の景色はこんな感じ。

堰堤中央から左岸側を撮ったもの。


(今回の場所の地図)中央に見える「➕」印のところが戦沢第1砂防ダム(堰堤)です。


なお、令和8年には「戦沢第2砂防堰堤」が完成予定らしい(参考)。それは一体どこに作るんでしょうね。ここからさらに上流かな? また「戦沢」の由来も気になります。
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額付川沿いの堰堤たち(4/4)…額付本谷第6谷止工

2023-11-14 06:56:38 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回のヌスビト沢の堰堤たちからさらに額付川に沿って遡ります。しばらく行ったところで見つけたのがこちら。

本体に嵌め込まれたプレートには「額付本谷 第6号 谷止工」とあり、令和2年度に築造されたもののようです。

近づいてみます。谷止工は砂防堰堤の小さなものなので、見た目は砂防堰堤そのもの。

流れ落ちた水は見るからに美味しそう。

左岸の堰堤横から見た様子。歩いてみましょう。

堰堤中央の落水部を覗き込みます。

そこから上流側を見るとこんな感じ。

一方、下流側の景色。

堰堤中央から左岸を見るとこんな感じです。


なお、地図を見るとさらに上流には規模の大きい堰堤があるんですが「男滝入口」付近から先は登山道なので向かうのを断念しました。もしかすると、その堰堤は昭和45年(1970年)に築造された高さ18.5mの「焼入砂防ダム」なのかもしれません。というのも、額付川に築造された砂防堰堤で高さ15.0mを超えるものはそれしかなく、下流にはそれに該当するものは見当たらなかったからです。(参考

額付川の由来が気になります。珍しい名称なので、命名の由来となった物語や言い伝えがあるんじゃないでしょうか。一応検索しましたが、わかりませんでした。ご存じ方がおられましたら教えてください。
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額付川沿いの堰堤たち(3/4)…ヌスビト沢の堰堤たち

2023-11-13 06:56:27 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。前回の額付川第2砂防堰堤からさらに上流に進んだところで、ふと山側を見ると木の間に堰堤らしきものが…。しかも比較的大きなものが3つも!これは見ないわけにはいきません。早速近づきます。

白色の堰堤の間に黒色のそれがサンドウィッチのように並んでいます。


まずは最下段を見学。一応これも透過型の堰堤で、申し訳程度に鋼製スリットが並んでいます。

本体に嵌め込まれたプレート。「ヌスビト沢 第5号 鋼製スリットダム」。令和元年(2019年)に築造。

鋼製スリットがなんだか寂しそう。

上流を見ると、「黒い奴」がすぐそこに…。

下流側を眺めます。これを下っていくと額付川に流入します。


続いて、「黒い奴」に近づきます。なんとか落水部近くに来ましたが、木が生い茂っていてイマイチ。

本体に嵌め込まれたプレートを発見。昭和45年度の額付復旧治山事業によるもので、名称は「No.1 コンクリート谷止」。いやいや、谷止工にしては大きすぎます。砂防堰堤と呼んでも良いくらい。

「黒い奴」の堰堤を左岸から見るとこんな感じ。


さて、いよいよ最上段に位置する「主役」の登場です。これは先の二つに比べると桁違いにデカい。

近づいて堰堤の下から見上げます。

そこから下流側を見るとこんな感じ。

右岸側に移動し、そこから見た様子。

本体の右岸側にプレートが嵌め込まれています。「ヌスビト沢 第2号 コンクリート谷止工」。これも令和元年に築造されたもののようです。いやいや、どこが谷止工やねん!立派な砂防堰堤ですってば。

右岸の横から見た様子。中央へ進んでみます。

中央の落水部の様子。

そこから上流方向を眺めます。相当な崩れっぷりです。

下流側を見下ろします。「黒い奴」も頑張って土砂を凌いでいますね。でも限界のようです。

右岸、上流側から見た様子。これも、もう限界に近い状態でいつ決壊してもおかしくないですね。


これらをまとめると、位置関係は以下のようになります。

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ヌスビト沢 第2号 コンクリート谷止工(2019年)

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No.1 コンクリート谷止(1970年)

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ヌスビト沢 第5号 鋼製スリットダム(2019年)


ここからわかるのは1970年にまず「黒い奴」が築造され、その後なんらかの土砂崩れが発生したため2019年に「第2号」と「第5号」が建設されたという事実。それにしても、第2号、第5号と記されているということは第1、第3、第4号もある(あった)んですかね。土砂崩れによって消失してしまったんでしょうか。さらに気になるのは「ヌスビト沢」という名称。この沢沿いにかつてヌスビト(盗人)が住んでいたんでしょうかね。由来が知りたいなあ。
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額付川沿いの堰堤たち(2/4)…額付川第2砂防堰堤

2023-11-12 06:57:26 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、前回の「額付第1砂防堰堤」からさらに遡っていくと左カーブのところに堰堤らしきものを見つけました。それがこちら。

堰堤の上には諸元を示すプレートが。「額付川第2砂防堰堤」と書かれていて、2011年12月に完成したとあります。

残念ながらこれ、正面から見ることはできませんが、右岸上流側から見るとこんな感じ。落水部に鋼製スリットがある透過型の砂防堰堤であるのがわかります。


調べてみると、正確な竣工日は2011年12月26日で、こちらのサイトから堰堤の正面を見ることができます。

気になったのは、堰堤の名称のことです。下流の「第1」が1981年に完成後、この「第2」が築造されたのですが、なぜ名称を統一しなかったのでしょうね。つまり、「第1」には「川」がないのに「第2」には「川」の字が入っているからです。番号が付いたものであるなら「額付川」か「額付」の部分は統一しないとおかしいんじゃないかな。それとも「第1」の時に「川」を付け忘れたので「第2」の時は付けた?

うーん、それだったら、ちょっと笑うなあ。
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額付川沿いの堰堤たち(1/4)…額付第1砂防堰堤

2023-11-11 06:59:39 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回から長野県木曽郡南木曽町(なぎそまち)を流れる額付川(ひたいつけがわ)に沿って遡っていきたいと思います。アクセスは国道256号沿いにある「蘭(あららぎ)キャンプ場」の看板のあるところから入っていきます。

額付川に沿う道を進んでいくと、最初に現われるのがこの築造物です。透過型の砂防堰堤で、まだ新しい感じ。

堰堤本体に嵌め込まれたプレートには「額付第1砂防堰堤」とあり、2021年2月に改築されたとあります。ん?改築?ではもともとの築造はいつなんでしょうね。

右岸の上流側から見た様子。

これが堰堤の上。歩いてみますか。

堰堤の上には諸元と改築履歴の記されたプレートが。これを見ると2016年から3度にわたり改築工事が行なわれているようですが、ここにも最初の竣工年月が記されていません。

堰堤中央にきました。落水部にある鋼製スリット。

そこから見た額付川の上流方向の様子。

そして、下流方向を眺めます。これを下っていくと蘭川(あららぎがわ)に合流します。


改築のデータは判明したものの、もともとはいつ築造されたのでしょうね。調べてみるとこの砂防堰堤には砂防カードなるものがあり、それによれば最初に完成したのは昭和56年(1981年)とのこと(参考)。あんなに改築履歴を細かに記載しているのだから最初の築造年も記せばよいのにね。
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畑の奥に…木戸沢第一砂防ダム(堰堤)

2023-11-10 06:53:16 | 長野(ダム/堰堤)
畑の奥に…木戸沢第一砂防ダム(堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県木曽郡南木曽町吾妻(なぎそまち あづま)で偶然見つけた堰堤について書いてみようと思います。アクセスは国道256号から蘭(あららぎ)郵便局方面へ向かう途中にあります。

国道から下ってきた最初の右カーブのところに突如現われたのがこんな「お姿」。ぬぉぉぉぉぉ。

クルマを停めて近づいてみます。石積みのように見えますが、よく見れば単なる模様でした。

堰堤の下から下流側を眺めるとこんな感じ。

すぐ下流のところには副堰堤があります。

ざっと見たところ、本体の右岸側に堰堤名を示すものはありません。そこで、左岸側に移り、本体に近づいてみることに。左岸の堰堤下から見るとこんな感じ。

で、プレートはないかなぁと探すと…ありました。「木戸沢第一砂防ダム」。平成7年(1995年)7月に完成したものですが、高さが14.0mとあるので正式な名称は砂防堰堤となります。なお、堰堤名はここを流れる沢の名称に由来するものなのでしょう。


残念ながら堰堤の横に行く道は見つからず。上流側がどうなっているのかも確認できませんでした。この堰堤は改めて国土地理院の地図で確認すると確かにそれらしき表示はあれど名称までは載っていません。もちろんグーグル先生の地図にも出ていません。

それにしても、当該堰堤は畑の奥にドーンとあるので初見だと驚きます。
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長者畑川の堰堤たち…長者畑砂防堰堤

2023-11-09 06:50:48 | 長野(ダム/堰堤)
えー、どーも、ワシです。今回は長野源木曽郡南木曽町吾妻(なぎそまち あづま)を流れる長者畑川に築造された堰堤を探します。アクセスは国道256号沿いにある「冨貴畑高原温泉郷」の看板のあるT字路を入っていきます。

その道を進んでいくと、滝見温泉 滝見の家が見えてきます。

なるほど、滝が見える場所なのか…で、長者畑川に近づいてみるとこんな堰堤がありました。

まあ、小ぶりな堰堤です。その名称は不明。

この上流にはもっと大きな堰堤があるようなので行ってみました。ところが長者畑川の左岸からは何も見えません。そのため、いったん下り、今度は右岸沿いの道を登ってみることに。

細い道をそこそこ進んでいくと、おっ、これがそうかな?

堰堤横から見た様子。なんとか行けそうなので木を避けながら行ってみます。

堰堤の中央にきました。見下ろすとこんな感じ。なんと水の美しいことか!

下流側を眺めます。

一方、上流側を見ますが、木だらけで何も見えません。

堰堤中央から右岸側を見るとこんな感じ。いかに堰堤に木が被さっているかわかりますね。


それにしても、この堰堤名はなんでしょうか。右岸側にそれらしき表示はありません。地図で確認してみると、グーグル先生の地図では「長者畑第1砂防ダム」と表記されています。

帰宅後、改めて調べてみました。この資料によれば当該ダムは木曽川水系の長者本谷川に高さ10.0m、長さ101.0mの築造物として昭和39年(1964年)に建設されたとあり、名称は「長者畑砂防ダム」。なお、同資料では「長者本谷川」と記されていますが、この川の名称は「長者畑川(ちょうじゃばたがわ)」なので(参考)、堰堤名はそれにちなんで命名されたのでしょう。しかしながら河川法の定義に照らし合わせると、これは高さが15.0m未満なので実際には「長者畑砂防堰堤」と呼ぶのが正しいと思われます。念のため国土交通省のサイトを見ると、名称は「長者畑砂防堰堤」となっていました(参考)。

さすがは国土交通省。わかってますな。
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臨時例会

2023-11-08 10:50:14 | 脳みその料理
どーも、ワシです。えー、これまで使用していたパソコンにとうとう「お迎え」がきました。2011年から12年間よく頑張り、最後は蝋燭の炎が消えるかのように静かに息を引き取りました。大往生です。でも、「死因」はバッテリー劣化のようなのでそれを交換すればまだまだ働いてくれるかもしれません。とりあえずはパソコンがすぐに使えないと困るので新型のMacBook Proを購入。さあ、再びブログ生活を始めますぞ!

…てなわけで、先週ウチで飲み会をしたのでその時に作ったアテをご紹介。モツ煮、豚ロースの角煮、春雨サラダ、だし巻き、肉団子のフライ、もやしのナムル。

この豚ロースの角煮は、いわゆる低温調理で作ったもの。摂氏70度で3時間「煮ました」。

モツ煮はこれからの季節の定番。圧力鍋だと調理時間は短くて済みますが、肉のもつ「味」が抜けてしまうのでこれも3時間コトコト。

肉団子に衣をつけてフライにするとなかなかの美味になりますね。


今回の例会はワシの姉が六年ぶりに来訪したことを受け、急遽開いたもの。そのため、ドクターM以外は都合がつかないという返事。そこで日頃お世話になっている近所のTさんをお招きし、年寄り4人で面白おかしく盛り上がりました。
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ヨーグルトムースケーキ(ブルーベリー編)

2023-11-01 10:58:31 | 脳みその料理
どーも、ワシです。久しぶりにヨーグルトムースケーキを作りました。ケーキの上にかかっているのはブルーベリーです。先日ドクターMから大量のブルーベリーをいただいたので、それを活用。このブルーベリー・ソースは鍋にブルーベリー、砂糖、レモン汁、少量の牛乳を入れて煮詰め、ゼラチンで固めたものです。


しばらくはブルーベリーを使ったデザートが続きそうです。わはは。
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