ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

長者畑川の堰堤たち…長者畑砂防堰堤

2023-11-09 06:50:48 | 長野(ダム/堰堤)
えー、どーも、ワシです。今回は長野源木曽郡南木曽町吾妻(なぎそまち あづま)を流れる長者畑川に築造された堰堤を探します。アクセスは国道256号沿いにある「冨貴畑高原温泉郷」の看板のあるT字路を入っていきます。

その道を進んでいくと、滝見温泉 滝見の家が見えてきます。

なるほど、滝が見える場所なのか…で、長者畑川に近づいてみるとこんな堰堤がありました。

まあ、小ぶりな堰堤です。その名称は不明。

この上流にはもっと大きな堰堤があるようなので行ってみました。ところが長者畑川の左岸からは何も見えません。そのため、いったん下り、今度は右岸沿いの道を登ってみることに。

細い道をそこそこ進んでいくと、おっ、これがそうかな?

堰堤横から見た様子。なんとか行けそうなので木を避けながら行ってみます。

堰堤の中央にきました。見下ろすとこんな感じ。なんと水の美しいことか!

下流側を眺めます。

一方、上流側を見ますが、木だらけで何も見えません。

堰堤中央から右岸側を見るとこんな感じ。いかに堰堤に木が被さっているかわかりますね。


それにしても、この堰堤名はなんでしょうか。右岸側にそれらしき表示はありません。地図で確認してみると、グーグル先生の地図では「長者畑第1砂防ダム」と表記されています。

帰宅後、改めて調べてみました。この資料によれば当該ダムは木曽川水系の長者本谷川に高さ10.0m、長さ101.0mの築造物として昭和39年(1964年)に建設されたとあり、名称は「長者畑砂防ダム」。なお、同資料では「長者本谷川」と記されていますが、この川の名称は「長者畑川(ちょうじゃばたがわ)」なので(参考)、堰堤名はそれにちなんで命名されたのでしょう。しかしながら河川法の定義に照らし合わせると、これは高さが15.0m未満なので実際には「長者畑砂防堰堤」と呼ぶのが正しいと思われます。念のため国土交通省のサイトを見ると、名称は「長者畑砂防堰堤」となっていました(参考)。

さすがは国土交通省。わかってますな。
コメント