ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

額付川沿いの堰堤たち(1/4)…額付第1砂防堰堤

2023-11-11 06:59:39 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回から長野県木曽郡南木曽町(なぎそまち)を流れる額付川(ひたいつけがわ)に沿って遡っていきたいと思います。アクセスは国道256号沿いにある「蘭(あららぎ)キャンプ場」の看板のあるところから入っていきます。

額付川に沿う道を進んでいくと、最初に現われるのがこの築造物です。透過型の砂防堰堤で、まだ新しい感じ。

堰堤本体に嵌め込まれたプレートには「額付第1砂防堰堤」とあり、2021年2月に改築されたとあります。ん?改築?ではもともとの築造はいつなんでしょうね。

右岸の上流側から見た様子。

これが堰堤の上。歩いてみますか。

堰堤の上には諸元と改築履歴の記されたプレートが。これを見ると2016年から3度にわたり改築工事が行なわれているようですが、ここにも最初の竣工年月が記されていません。

堰堤中央にきました。落水部にある鋼製スリット。

そこから見た額付川の上流方向の様子。

そして、下流方向を眺めます。これを下っていくと蘭川(あららぎがわ)に合流します。


改築のデータは判明したものの、もともとはいつ築造されたのでしょうね。調べてみるとこの砂防堰堤には砂防カードなるものがあり、それによれば最初に完成したのは昭和56年(1981年)とのこと(参考)。あんなに改築履歴を細かに記載しているのだから最初の築造年も記せばよいのにね。
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