ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

背後に注意!…深沢砂防ダム

2023-11-29 06:59:00 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県上伊那郡箕輪町(かみいなぐん みのわまち)を流れる天竜川水系の深沢川に築造されているダムを目指します。アクセスは県道203号から箕輪西小学校の南側の道を進み正全寺(しょうぜんじ)の手前を右折していくとあるようです。

到着しました。藪の中を進んで、ようやく撮れた「御尊顔」がこちら。

ダムの下から落水部を見上げます。

ダムの下の副堰堤の様子。

堰堤本体に嵌め込まれた銘板。「深沢砂防ダム」。高さ=15.0m、長さ=91.5mで、昭和52年(1977年)11月竣工。

でも、上に示したアクセスだと右岸のダム横に辿り着きます。その様子がこちら。

特に立入禁止の表示がないのでダム上に行ってみます。ダム上、中央に来ました。落水部はこんな感じ。

そこから下を覗き込みます。

深沢川下流方向の景色。

ダム上、中央から右岸側を見るとこんな感じ。

右岸の上流側から見た様子。

上流方向の景色。


実は、この深沢砂防ダムの下流には「金原砂防堰堤」なるものがあります。詳細は判別できませんでした。ちなみに金原(かねはら)はここの地名で、下流の上古田(かみふるた)地区は赤そばの里として知られます。


さて、ここからは余談。深沢砂防ダムの下の藪を掻き分けていたとき、突然「ウォウォウォ!」と犬の吠える声。振り返るとシェパードがワシの目の前に!さすがに驚いて「うわっ!」と声が出ました。幸いなことに犬の少し後方にいた飼い主が制止したので噛まれずに済みました。おそらくこんな人がいない藪の中なのでリードをはずしていたんだと思います。つまりは放し飼い状態。

ところが、そこに人(=ワシ)がいた。犬からすればクマか何かの「獲物」と思ったんでしょうね。だから音も立てずワシに近づき吠えた。いや〜、シェパードの恐るべき接近力です。まさか背後からシェパードが忍び寄ってきたとは夢にも思いませんでしたしね。だから「うわっ」と声が出たんです。

一方、飼い主の方も恐縮しきり。

「いや〜、まさかそこに人がいるとは思わなかったからね」
「ええ、まあ、そうですよね」
「ところで、こんなところで何をしてるんだい?」
「ああ、ダムを下から見ていたんですよ」
「ほぅ。でも、このあたりはクマが出るから気をつけなよ」
「ひえぇぇぇ。そうなんですか」
「うんうん」

山の中では想定外のことが起こるものです。それにしても驚きました。
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