ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

嫌な形で有名に…竹谷池

2022-02-16 06:58:01 | 三重(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は三重県伊賀市柘植町字竹谷(つげまちあざたけたに)にある淀川水系の竹谷池を訪れます。池の名称はそこの地名に由来します。アクセスは名阪国道の伊賀インターを下りて伊賀ドライブインの横の道を登って行くと到着します。

見えてきました。あれですね。でも、池ですか? ホントに。



池に向かおうと進んで行くと道が二又に分かれています。方角的には左と判断。その先はクルマで行けそうですが、万一のことを考え、歩いて進みます。



この小さな橋を渡り、



登っていきます。



おっ、登りきったところがダム上でしょうか。



正解! ダム上でした。



左岸、貯水側からダムを見るとこんな感じ。



同、下流側から眺めるとこんな感じです。



では、いわゆるダム上を歩いてみます。中央から見た池の様子。



一方、下流側の景色はこんな感じ。



対岸(右岸)まで来ました。振り返るとこんな感じ。



右岸、貯水側からダムを眺めます。



同、下流側から眺めるとこんな感じ。あれれ、左岸のほうに水路のようなものが見えますね。ということは洪水吐は左岸側にあるのかな?



そんなわけで、左岸側に戻り、洪水吐を探すことにしました。左岸側は意外に広いスペースがあります(写真の奥がダム上になります)。



そしてそのスペースの奥に橋があり、この下が洪水吐の水路になっています(写真の奥がダム上)。



その橋から洪水吐を見るとこんな感じ。一応越流式のようですが、はっきりしませんね。



で、増水すると、水はこの水路を通って下流に向かい、柘植川に合流します。



ダム便覧によると竹谷池の高さは22mとありますが、伊賀市のため池ハザードマップによると23.3mになっていて数値が違いますね。これはどういうことなんでしょうか。ダム便覧の示す数値は何に基づいているんでしょうねえ。(参考

ところで、この竹谷池は今から30年前の1992年に起きた通称「鈴鹿市ベルシティ殺人事件」の遺体発見現場として知られることとなりました(実は昨日記事にした鴉山池も関係があるのですが)。犠牲者は当時14歳の女子中学生。将来は宝塚歌劇団に入るのが夢だったそうです。もし事件に巻き込まれなかったら今年で44歳。良き家庭人になっていたかもしれません…。犯人の男は無期懲役の判決が下った約一年半後の1999年2月12日に収監先の岡山刑務所で自殺。事件の内容については書くのが辛いので省略します。興味ある方はリンク先をお読みください。

…ったく、やりきれんな。非道にもほどがある!
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