ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

御所防災ダム(2/4)…レン滝ダム

2024-08-03 06:52:55 | 岩手(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は岩手県岩手郡雫石町南畑(しずくいしちょう みなみはた)を流れる北上川水系南畑川に築造されているレン滝ダムを目指します。アクセスは御所ダム横を走る県道172号を遡り、しばらく行ったところにあるT字路を沢内方面へ入ります。そのまま県道1号を南下し、県道234号に入るT字路を花巻方面へ。少し行くと南畑川を横切る小さい橋があり、それを過ぎたところの脇道を右へ入っていくと目的地に到着します。

【レン滝の由来】(参考
ダム名の「レン滝」はダムから上流へ直線距離にして約2.0kmのところにある滝で、それに由来するものと思われます。じゃあ「レン滝」の由来は?調べてみるとその滝へ通じる入口に「史蹟 蓮瀧大明神」なるものがあるそうで、どうやらそれに由来するようです。ただ、表記は「蓮瀧」よりも「レン滝」にしたほうが読みやすいのでそのような表記になったようですね。

脇道を進んでいくと…見えてきました。これのようです。

道の突き当たりがダム横になります。そこから見たダム上はこんな感じ。

右岸のその脇に監視所のような建物がありますが、それを示すものはありません。また案内板も見当たりません。

唯一、建物の入口にあったポストに「レン滝ダム」の表記が…。やれやれ、ひと安心です。

その建物から見たダムの様子。ご覧のように水がまったくありません。

では、早速ダム上を歩いてみることにします。ダム上、中央から見た上流方向の景色。

ダム下を覗き込むも、副ダムは水たまり状態。

そして下流方向の遠景。

左岸に来ました。上流側から見たダムの様子。

下流側を見ます。

これで終わりというのもなんなので、右岸側に戻り、ダム下に降りてみました。そこから見た「御尊顔」。

本体には「レン滝ダム」と記された銘板が嵌め込まれていますが、その下の文字は読めず。


昨日の記事で書いたようにレン滝ダムは四つの御所防災ダムのひとつで、その鶯宿ダムのところにあった案内板のデータによるとレン滝ダムは高さ=37.70m、長さ=170.00mの直線重力式コンクリートダムだそうです。ダム便覧によると竣工は1968年と記載されていますが(参考)正確な日付は雫石町のサイトによれば同年11月8日だそうです。
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