「破損」の意味は?

2012-03-31 00:00:38 | しょうぎ
職団戦まで約1ヶ月といったところだが、申込先の将棋連盟で不思議なことが起きたようだ。
各チームの幹事あてに妙なレターが届く。

選手名簿ご提出のお願い

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたびは第101回職域団体対抗将棋大会にお申込いただきありがとうございます。

さて今回、ご提出いただきました大会申込書を破損させるという不手際を引き起こしてしまいました。この件につきましてご報告させていただきますとともに深くお詫び申し上げます。

つきましては、大会当日にお配りしております選手名簿を作成するために御社のご参加いただく選手のお名前をチームごとにお教え下さい。

同封いたしました選手名簿にご記入いただき(大会申込書をお持ちの場合は大会申込書でも結構です)同封いたしました封筒もしくはFAXにて4月5日(木)までにご返送ください。

ご参加いただくチームのご担当者様および選手の皆様には多大なるご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが何卒よろしくお願い申し上げます。 敬具


なんらかの理由で、選手名簿を「破損」し、その結果、参加全選手の名前を記した名簿が作れない、ということらしい。

基本的には、選手名簿なんて、暫定選手名を書くチームが多いし、冊子なんかにする余計なおカネを使うぐらいなら、参加費用を下げてもらいたいのだが、長年の発注業者との慣れ合いをやめることもできないのかもしれない。

そして、もっとも奇妙なのは、「破損させるという不手際」という表現。破いただけなら繋ぎ合わせれば復元できるのだろうから、正確には「手際良く細断」とか「粉砕」というコトバを使うべきではないかと思うのだが、どうなのだろう。


さて、3月17日出題作の解答。

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▲1四銀 △同銀 ▲1二銀 △2二玉 ▲1一銀 △2三玉 ▲1二銀 △同玉 ▲1四飛 △2三玉 ▲2二銀成 △同玉 ▲1一飛成 △2三玉 ▲1四竜 △2二玉 ▲2三香 △3一玉 ▲1一竜まで19手詰

直線的な手筋が続くのは、香と飛車を使った問題だからかなあ。

動く将棋盤は、こちら

今週の問題。

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ちょっとラフな作りかもしれない。

コメント欄に、最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。
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3番の理由

2012-03-30 00:00:14 | スポーツ
3月28日、東京ドームで開幕したMLBの第1試合。マリナーズのイチローは4安打し、チームは勝利。1試合経過段階で、とりあえずリーグの単独首位である。2試合目に負けたので、同率首位に後退。

で、今までの1番打者から3番へ移動したのだが、そのあたり色々な意見があるのだが、推測すると選手の年棒の問題かもしれないと、ちょっと思うわけだ。

なにしろ、マリナーズはイチローが加入した年に、リーグ優勝してから、優勝には縁のないチームになっていた。誰も言わないわけだけれどイチローの年棒が上がる分、他の選手の年棒が下がる、つまりチーム全体としての選手の質が落ちていってしまったのではないだろうか。今のイチローの年棒は1800万ドルということで、マリナーズの年棒合計の20%ということだそうだ。

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で、結局、1番が出塁してクリーンナップで得点を取るという構造のためには、1,2番と3、4番に優秀な選手を最低各1人を確保しなければならないのだろう。

その際、イチローを1番にして、3、4番を補強するのよりは、イチローを3番にして、1番打者を補強する方が安いのだろうということが想像できるわけだ。

もっとも、そういう考え方を突き詰めれば、イチローがいない方がチーム力が上がるかもしれない、ということになるのかもしれないが、それは彼がチームを離れた翌年に証明されることになるのだから、逆にいえば、優勝した翌年こそ、彼の辞め時なのかもしれないが、それにこだわると、いつまでも辞められなくなってボロボロになってしまうのかもしれない。
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もっともらしい「社会」

2012-03-29 00:00:34 | 書評
新潮社の書評月刊誌「波」に連載が始まったジャーナリスト高橋秀実氏の『とかなんとか言語学』の第三回は、『もっともらしい「社会」』という章である。
高橋氏いわく、かつて刑事裁判や米軍基地、原発、宗教団体などをテーマに書くと、「社会派」と呼ばれたのだが、女性のダイエットや水泳教室を扱ったら、「脱力系」と呼ばれるようになった、という現実を踏まえ、「社会」とは一体何なのだ、と問いたいということだそうだ。

それで、このコトバの使われている範囲を羅列すると、学校の「社会科」「社会人」「社会常識」「社会貢献」「格差社会」「無縁社会」といったことばがあり、なんとなく、あいまいで包括的な概念に「社会」というコトバをかぶせると、イメージが固定化するような気がする。

実際は、社会とは、実態としては人の集まりを意味するコトバで、元々はソサイエティという英語の翻訳である。SOCIALという言葉は交際という意味を強く持っていて、ソサイエティは、その類縁語である。またSOCIALはSNSの最初のSである。

著者は、ここから、SOCIALの持つ広かった意味が、現代ではどんどん狭まっているというような方向に結論を追っている。

それで、勝手に個人解釈を加えると、ほんの数十年前までは、世界のどこでも「社会=国家」という捉え方で十分だったのだろうが、IT化が世界で拡大していった過程で、「社会」の意味がかなり個的なレベルでは崩壊を続けているのだろうと思うわけである。
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映画 奈緒子(2008年)

2012-03-28 00:00:03 | 映画・演劇・Video
よく、明け方に夢の中でクロスカントリーを走る夢を見る。自分的には、かなり長い夢で、妙に既視感のある山や、谷や、坂道や、二又の道で迷ったり、神社の境内で猛犬に追われたりして、目が覚めた時に、一日の終わりのような気の疲れと体の痛みに襲われるのだが、恐竜展などにいって、またも追いかけられる夢をみそうだが、さらに、何を考えたのか、ランナー関係のDVDを観てしまう。もしかしたら、「走れ!」という神からの予言なのかもしれない。「走れ!太り過ぎだ!」とか・・ダイエットの神様か?


映画『奈緒子』は、元々はコミックだったものを、主演:上野樹理、助演:三浦春馬、その他超若手の人気俳優たちが、鶴瓶という接着剤を通して、高校駅伝で優勝するまでの軌跡を追ったストーリーで、長崎の美しい海、島々が舞台である。

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ごく簡単にあらすじをまとめると、

12歳の奈緒子は、喘息の療養で長崎県波切島を訪れていた。彼女は走ることが大好きな2歳年下の雄介少年と出会うが、ある日悲劇が起こる。釣り船から転落した奈緒子を助けようとした雄介の父が亡くなってしまう。父を失った雄介は、ただ奈緒子に怒りと悲しみをぶつけるだけだった。そして6年後の東京。高校3年になり陸上部に入っていた奈緒子は、天才ランナーとなっていた雄介と偶然に再会する。

その後、二人は感情のもつれる糸を、丹念にほどいていき、波切島高校陸上部は、エースランナーの雄介とマネージャー奈緒子の活躍で、駅伝の大会での優勝を目指すことになる。

まず、最初の釣り船での悲劇の場面は、気が弱い人がみると、夜中に溺れる夢をみて、布団を濡らしてしまうとまずいので、5分間分を早送りしてからみるといいかもしれない。


結末ではもちろん、この種の感動型スポーツ映画の常として、優勝という夢は達成され、陸上部監督の鶴瓶は、2カ月後に心臓病で他界する。

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もし私が原作を書いたならば、奈緒子をトラック競技の選手にし、それを知った雄介は、フィールド競技の中でもマイナーな「やり投げ」に転向させる。そして晴天の国立競技場で行われる高校選手権の場で、雄介が投げた方向違いの一投は、ちょうどゴールに向かって疾走する奈緒子の心臓に・・・

「父上の無念、ついに晴らすことが叶いました」。といった敵討ドラマに仕立ててしまうのだけどね。


ところで、監督没後、奈緒子と雄介、さらに陸上部の駅伝ランナーたちは、それぞれ一人ずつの道を歩きだすことになるのだが、心配は要らない。駅伝ランナー役は将来有望な若手俳優たちが演じているので、10年経って、『奈緒子2』のロケで再開しても、失業者になっているものは、いないだろう。もちろん、体型キープは難しいかもしれないが、そういう時は、走る夢を観て、起床前に一汗かくのがいいかもしれない。
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意見がまとまらないことを確認する会議

2012-03-27 00:00:32 | 市民A
経産省が主催する「総合資源エネルギー調査基本問題委員会」は、第一ラウンドの終わりに近づき、数日間隔で会合を重ねている。

が、いっこうに、委員会の意見としての「エネルギーのベストミックス」に近づく気配がない。要するに中立性を担保するために、原発推進派と廃止派とを一堂に集めているからで、過去の議事録をみても、議論はまったく噛み合わないまま、両者がそれぞれの意見を展開しているだけになっている。

もっとも、推進論の中も、無資源国故の原発至上主義や、原子力の平和利用を世界に広めようという意見とか、その他、経済的、政治的な目的を含んでいる場合もある。一方、反対論の中にも、反核主義もあれば、核再利用サイクルの困難さを廃止の根拠とするものや、立地問題、経済問題など、各種の意見がまじりあっている。

3月19日の第16回では、再生可能エネルギーと原子力についての構成比の議論があったのだが、意見はバラバラである。

電源構成の中の原発比率について、ゼロ回答が7名、20%が7名、25%が2名、30%が1名ということだそうだ。中間意見が無い。

再生可能エネルギーの電源構成率については50%から15%程度までまちまちであるが、これは原発比率と裏腹の関係にあると考えられる。また、また太陽光、風力については、7月に買い取り価格が決定するということで、これが決まらないと考えにくいということらしい。世界的にみると、各国の財政悪化に伴い、買い取り価格は低下方向に向かっているらしいが、そうなると再生可能エネルギーの電源構成は、下がり方向になる。

全体に、積極的原発推進派と消去法的推進派(引き算派とも言える)、現実的反対派、根源的反対派という分類に分かれるようである。

まあ、まとめるとすると、「本来は再生可能エネルギーを安価に利用できればいいが、コストが高そうなので、エネルギーの供給不足を原発に頼ることになるのだが、日本のどこでも大地震や津波や火山の噴火のリスクがあって、それに耐えられる技術もないし、なにより適当な立地がないのが現実だから、困ったなあ」ということになるのだろうが、それでは、委員会の役にも立っていない上に、「そんなことは、最初からわかっているじゃないか」ということになるわけだ。

5月半ばまでに、様々な選択肢案を作成して公表する予定らしいが、まったく方向の違う選択肢を並べ立てたところで、誰が政策を決めるのだろうか。
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中日警察対決

2012-03-26 00:00:10 | 市民A
中国の事件で、暴漢に襲われて、瀕死の重傷を負った女子高生の事件があった。

中国警察、息のある女子高生を「凍死」 業者が田に遺棄

女子高生が襲われたのは今月11日夜。地元メディアによると、学校で大学受験の模擬試験を受けた後、帰宅途中だった。
12日夕、衣服が乱れ、血を流して溝に倒れている女子高生を村民が発見し、110番通報。女子高生は生きていたが、現場に来た警官は凍死した浮浪者と判断し、 救急車も呼ばず、地元政府に「遺体運搬車で運ぶように」と連絡した。現場では「まだ息があるんじゃないか」という村民もいたという。

その後、地元政府が手配した運搬車の運転手は女子高生を、10キロ弱離れた別の村の田んぼに捨てた。13日午前10時ごろ、村民が女子高生を見つけて救急車を呼んだ。村の警察の調べで後頭部を鈍器で殴られたことや、身元が判明。女子高生は倒れてから、気温が0度近くまで下がる屋外に計2日間も放置され、危険な状態が続いていたが、峠は越えたという。


一方、日本では、千葉県警が大失態。

長崎ストーカー:千葉県警、組織的隠蔽か 旅行を把握

長崎県西海市で、2女性を殺害したA容疑者からストーカーや暴力を受けた2女性の家族に対し、千葉県警習志野署が被害届提出の先送りを求めた直後、同署捜査員らが慰安旅行に出かけていた問題で、殺人事件に至った経緯を検証した際、千葉県警本部の複数の調査担当者らが旅行の事実を把握していたことが同県警への取材で分かった。

この中には、今月5日に被害者遺族に検証結果を報告し、謝罪した刑事部参事官のほか、生え抜きの県警警察官トップである生活安全部長も含まれるが、キャリア組の刑事部長や本部長には報告していなかったという。県警は組織的に隠蔽(いんぺい)された可能性もあるとみて、警察官を処分する監察官室を中心に再調査に乗り出した。

県警によると、旅行に参加したのは、習志野署でストーカー事件などを扱う生活安全課長をリーダーとする当直担当グループの12人。同課員3人のほか、ストーカー行為をしていた筒井容疑者の、家族に対する傷害事件の捜査に当たっていた刑事課員4人や地域課員2人など。「被害届の提出を1週間待ってほしい」などと、捜査方針について説明した同署刑事課の捜査員も旅行に参加していた。


表面的には、中国版の方は、いかにも劇場型の派手な失敗で、日本版の方は、密室的陰鬱さが漂うが、同質のところが多い。むしろ、結果から言えば日本版の方は二名が死んでいる。

警察の本来の仕事よりも、自分たちの都合で行動していることに注目すべきである。本来、事件の捜査とか事件の防止と言ったものが仕事の中心であるのに、自分たちの作った勝手なルールで行動するというのが万国共通の警察のルールなのだろう。証拠を作ったり隠したり自由自在に行う大阪府警というのもあるし、少なくても、冤罪で逮捕されないように気をつけなければいけないわけだ。

もし、中国で死体扱いから生還した女子高生が、「こんな国、嫌だ!日本に行く!」と思ったとしても、千葉県と大阪府には住まない方がいいだろう。
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丸の内に来た恐竜たち

2012-03-25 00:00:04 | 美術館・博物館・工芸品
丸の内に、かつて恐竜がいたのかどうかわからないが、丸ビル1階で恐竜展(~3月29日)が行われている。もちろんオープンスペースであるので、入場料は無料というか、写真撮影も無料。

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大型肉食恐竜のアクロカントサウルス(全長20m)の骨格模型と、翼の全長7mのプテラノドンの空中模型。さらに、壁には肉食恐竜アロサウルスの顔面レプリカが掛けられている。

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別会場でも福井県で発掘された肉食恐竜フクイラプトルが出展されているようだが、今回は、「肉食恐竜」が中心である。

草食恐竜や哺乳類を餌にして肉食恐竜は存在するのだが、生きるのに楽なのはどちらだろうか。肉食?草食?

草や樹木を食べる草食動物は、要は草木の生えているところに移動すればいいということに尽きるのだが、肉食の方は餌を捕まえなければならないので、狡猾に知能が発達しなければならないし、肉体的戦闘能力も必要だ。時には同類に食われることだってあるだろうから、友達はいない。

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さらに哺乳類なんて、体が小さいのだから恐竜にとっては、主食ではなく、食後のデザートみたいなものだったのだろう。ヒトの先祖がどういう動物だったにしろ、足が速かったはずもなく、戦闘能力があったはずもなく、種族一族郎党のほとんどが食い殺されて、食い残しみたいな種だけが、運良く地球上に生き残ったのだろう。

肉食恐竜に対抗する唯一の方法は、次々にこどもを産み続けることだけだったのだろうから、その子孫である人類たちとネズミ族は、他の哺乳類よりも生殖行為が好きになったのだろう。

恐竜のおかげだ。


一方、恐竜展が、いつも世界のどこかで繰り返し開かれるのは、われわれ人間の意識の中に、「こういう巨大生物も、いずれ滅びる運命にあるのだから、強大国家や巨大企業も同じ運命にある」という教訓的な謙虚な気持ちを惹起させるためなのかもしれないのだが、思えば、そこが丸の内の三菱村の中であることとを結びつけて考える人がいるとも思えないのである。
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花粉症と棋力ダウンの関係

2012-03-24 00:00:24 | しょうぎ
4月下旬に行われる職団戦のために、花粉症予防薬を飲まなかったら、かなり重症になり喉まで咳き込むことになり、ついに3週間前から飲み始めている。病歴数十年であって、ジルテックとかアレジオンとか過去に使っていたのだが、どうしても、ねむっぽくなってしまうのだったのだが、今年はクラリチンにしたのだが、かなり快調だ。眠くなるのは昼食後の1時間ぐらいだが、花粉症じゃない時も眠たい時間なので、クスリのせいじゃない。

ゴルフもあまり問題はないがスコアが悪いのはクスリのせいにしたいのだが、関係ないだろう。

で、いつも職団戦の前に少し指しているネット将棋に参戦すると、これがぜんぜん勝てない。勝率1割から2割位。全然手が読めない。詰みも読めない。3手くらい読むと、眠くなって面倒くさくなる。これは、クスリのせいだろう。要するに、いまやっている仕事は将棋よりも簡単ということだろう。

ということで、4月に入ったらスグに、クスリを抜かなければ間に合わない感じだ。

そういう時こそ、偶然に花見に行ったり、なりゆきでゴルフ場にいったりして、花粉症大破綻の図になりそうで、困ったものだ。


さて、3月10日出題作の解答。

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▲2九飛 △1八玉 ▲1九銀 △1七玉 ▲2七飛 △1六玉 ▲1七歩打 △1五玉 ▲2五飛 △1四玉 ▲2二飛成 △2五歩(途中図1) ▲同角 △1五玉 ▲2七桂 △2六玉 ▲4三角成(途中図2) △3六玉 ▲2五龍 △4六玉 ▲4七歩 △5六玉 ▲6五龍まで23手詰。

最初は、普通の手なのだが、中合が登場して複雑化する。▲4三角成に△2二とは、馬で金を奪って詰む。最後は、大駒の威力。

動く将棋盤はこちら



今週の問題。

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簡単過ぎるかも、でゴメン。お仕事の関係で会社引越しで、書類廃棄後のすかすかの事務机みたいだ、と自分の机を見ての感想。

最初に1八に飛車を打って、次に2八金を打って、盤の左端まで追いつめて、最後に▲8八飛成まで19手詰めというのは、間違いですから、念のため。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
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うなぎパワーの七児の母は

2012-03-23 00:00:49 | あじ
chiemi堀ちえみは、普通の女性じゃないわけだ。デビュー30年でもまだ40代の中頃。そして、10年に一回ずつ、結婚して離婚することも有名で、昨年末に3度目の結婚をして、自分では5人の子供を産んで、その他二人のこどもが旦那についてきたため、合計7人を育てているようだ。相撲部屋のおかみさんみたいだ。

今年の2月には、30周年ライブ公演まで開いている。全席指定で8000円だったらしい。こども手当がなくなりそうなので、自分で稼ぐことにしたのだろうか。

で、彼女の大好物が「うなぎ」であるということは、知る人ぞ知る、という公然の秘密らしい。鰻料理専門誌のインタビューに色々と答えている。

Q:うなぎは、年に何回食べますか。
A:週に1回、必ず食べます。

Q:どのような時に食べますか。
A:疲れている時や、肌の調子を上げたい時。

Q:行きつけのお店は
A:夫婦で大のうなぎ好きなので、文京区の石ばしとか上野池之端の亀屋一睡亭。


どうも、夫にうなぎを食べさせるのが、子作りのコツらしい。用が終わった旦那は、ポイということで3人も交換しているのだろうか。もっとも交換するのに睡眠薬や練炭を使うわけじゃないだろう。

ところで、子作りというので思い出すのが江戸時代の吉原とうな丼の関係。

江戸最大の悪所であった吉原へ向かうには4種類の交通機関があった。徒歩、馬、駕籠、船。多くは徒歩で登楼していたようだが、中には大藩の家老や坊主などのように顔を知られたくない場合は駕籠が使われたようだし、柳橋(今の浅草橋付近)から川舟を使う人もいたそうだ。

そこで登場するのが駅弁ならぬ舟弁。強精力があると言われていたうなぎが好まれていたそうだ。そして、冷えないようにうな重ではなく、丼メシに蓋をつけたのが、うな丼の基本である。

それならば、うな丼を食べる回数と吉原等の石鹸屋へ足を運ぶ回数とは相関関係があってもいいのだが、因果関係を証明しようと思っても、アンケート調査に協力してくれる人はたぶんいないだろう。
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オーシャンズ12(2005年)

2012-03-22 00:00:11 | 映画・演劇・Video
オーシャンズシリーズは、「11」「12」「13」とあるが、なぜか「12」を観る。もっとも、それぞれ独立しているので、どれから観ても大したことは起きない。さらに「オーシャンズ」という海の映画もあるが、これは何の関係もない。オーシャンズ12のオーシャンは、人名だからだ。オーシャンを中心とした盗賊団の映画だ。



各種の犯罪のプロが集まって、現金や、骨董品や、絵画を盗み出す話なのだが、こういうのは映画監督が一歩間違えれば悪漢小説になったり、暗黒小説になったり、単なるアクション映画になってしまう。なんとか成立するのは、彼らが狙うのは、カジノ王だったり、美術館だったりして、決して貧乏人の上前をはねるような姑息な犯罪をやるわけじゃない。さらに基本的に人は殺さない。

ジョージ・クルーニーとブラッド・ビットがタッグを組んでいるうえに、ジュリア・ロバーツが登場して、本物のジュリア・ロバーツのニセモノを演じるという念の入れようだ。そこのところの演技がなかなか面白い。そこに本物のブルース・ウィリスが絡むというややこしさである。



また、美人女性刑事として、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが起用されている。唇の大きな女性って、だいたいどの映画にも一人は登場するのだよね。
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「とうきょうスカイツリー」駅の違和感

2012-03-21 00:00:16 | 市民A
駅の名前を決めるのは電鉄会社の勝手でしょ、ってわけで、業平橋という駅名が、あっという間に地球上から消滅した。駅は町の文化の中心でもあるのだから、もうちょっと時間をかけて検討してもいいのではなかっただろうか。

東武電鉄は、永井荷風先生ゆかりの「玉の井」駅を「東向島」と変えた前歴もあるが、まあ、それは玉の井が私娼窟で有名になり過ぎていたからか、売防法で私娼窟を目的に駅で乗降する人がいなくなったせいか不明だが、スカイツリー問題と同根裏返しみたいな気もする。

そして、元来、高い所が好きでもないし、デザインは「注射器」みたいで、ちょっと怖い。

地元の人に聞くと、長い間、夜間も工事を続けてトラックの音がうるさかったのに、地元招待券は公務員関係者しか配られなかった、と怒りまくっている。

役に立つと言えば、地元の徘徊老人が道に迷った時に、スカイツリーを目指して歩けば、無事に回収されるのだろうと、思う。

駅名を変えると言うと、神戸空港から三宮まで走るモノレールに「京コンピュータ前」というのがあって、世界最速コンピュータの名前に付け替えたのだが、そちらは人工島で乗降客がほとんどいない駅だったし許せるが、元の駅名なんか誰も覚えていないわけだ。

ところで、元々地上波のデジタル化に合わせて作られるはずだったのに、地デジ化はとっくに完了しているのだが、どうなっているのだろう。これからテレビのチャンネル数がどんどん増えることと関係があるのだろうか。
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医学生(南木佳士著)

2012-03-20 00:00:55 | 書評
IGAKUSEI秋田大学医学部に通う学生、つまり医者の卵たちを主人公とした短編集である。それぞれの短編に、それぞれの純個的な事情を抱えた主人公が登場する。なんとなく私小説を横展開していくと、こういう文学になるのだろうかと思うのだが、本人は、文庫版のあとがきの中で、純文学ではなく大衆文学と書いているのだが、この作品を大衆小説というなら、村上春樹なんて、「娯楽小説」と呼ぶしかなく、渡辺純一は「ポルノ作家」ということになる。団鬼六に至っては、「アニマル」の類となるのだろう。

まあ、大衆小説的に解釈すると、医者になろうという子供たちって、だいたい人徳から大いにはみ出た者ばかりで、医者の息子とか、サラリーマン崩れとか、死体解剖に怯えたり、冷たい死体の感触に耐え切れずに女の温かみに逃れた結果、こどもができてしまって、「人の命を救うべき医者の卵が、堕胎しろ、とか言うべきかどうか」悩んだりする始末になる。

そして、この短編小説群だが、「スタンド・バイ・ミー」のような構造になっているわけだ。


小説の話とは大きく離れるが、知人に医者はたくさんいて、さらに時々医者と仲良くなったりする。同世代の医者たちは、多くは中学や高校の同級生たちで、まあ、色々なコースで現在に至ったというところだが、当然ながら性格を知っているので、かかりたくない人たちも多い。第一、自分よりも年下の医者と親しくしなければ、自分の老後の主治医になり得ない。

そういう意味で、ここ数年来、ちょくちょくお世話になっている自分より15歳ほど若い女医さん(旦那も医者)は、「あうん」の呼吸で、様々な検査を保険扱いで片付けてくれるので、あまり間を開けないように半年に一回は顔を出しているのであるが、そういうのも「医者と患者の友情」ということになるのであろうか。
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鞄に本だけつめこんで(群ようこ著)

2012-03-19 00:00:35 | 書評
KABAN結構有名な書評本だった記憶があって読み直してみたのだけど、正確には書評ではなくて、全24冊の本の一説を借用し、それをネタに自分のエッセイを書く、というスタイルになっている。だからブックガイドとしての役にはまったくたたない。

ということで、エッセイに対して意見を書くのもおかしいので、自分的な感想だが、全24冊のうち、実は8冊は読んだことがある。一致率としては多いのかもしれない。幸田文「父」、坂口安吾「堕落論」、川端康成「山の音」、横光利一「火」、永井荷風「墨東綺譚」、「三島由紀夫レター教室」、佐藤春夫「美しい町」、林芙美子「放浪記」。

安吾、川端、横光、三島はほとんどの作品を読んでいる。著者は唯一24冊目の林芙美子「放浪記」(つまり最後の1冊)については、作品について多くの文字数を費やしていて、一冊を読みつぶしてしまい、二冊目を買って、書棚の中でいつでも手に取れるところにおいてあって、「死ぬまで読みつづけたい」と書いている。

私も、二冊目を書棚に入れているが、それは一冊目がどこかにいってしまったからだ。著者は、本からのイメージで林芙美子のことを絶望的貧困の中で生活に追われていた女性と思っていて尾道の林芙美子文学館で本人の資料を見て、ちょっと考えが変わった、と書いているのだが、私の場合は、尾道に行く前にある程度本人のヒストリーを知っていたので、それほどの違和感は感じなかった。むしろ、彼女の人生の中に登場する様々な男女の中で、宇野千代について、その「でたらめ人生」に興味を持ったのだが、作品としてはやはり「放浪記」は凄まじい一作と、著者に同意する。

なんとなく、人生の最初の頃に「放浪記」を読むのと、もう放浪することがなさそうになった熟年になってから読む「放浪記」とは、大きく感じ方が異なるのだろうと、一般論的には思うのだが、そう思っても老齢の域に入ってから放浪するハメになる場合だって、ないわけではないだろう。(介護施設、順番待ちで入れず、とか)
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インカ帝国展

2012-03-18 00:00:29 | 美術館・博物館・工芸品
inkaインカ帝国のことを考えると、数百年かけて築いた南北4000キロにも及ぶ大帝国が、狡猾なスペイン人たちとイエズス会のために、あっけなく滅ぼされたことを思い出さないわけにはいかないが、インカ帝国を滅亡させた少し後には、日本もインカと同様の危険があったのだ、と思わないではいられない。

インカの王と織田信長が決定的に異なったのは、信長は、外国人でも日本人でも、誰も信じなかったことだろう。ともかく日本は残った。そしてインカは考古学の世界に眠った。

なにしろ驚くことが多いのがインカ。コトバも鉄も車も持たずに大帝国を築いたことだろうか。国立科学博物館で開かれている「インカ帝国展」へ行く。

今年は空中神殿とでもいうべき「マチュピチュ」が発見されて100年ということだそうだ。インカの神殿と考えられているようだが、槍のように険しい山々の頂きに築かれた石造りの空間である。規模からいって500人ほどが住んでいたと考えられているが、それならばその500人はどこに消えたのだろうか。スペイン人の大虐殺の犠牲になったのだろうか。

会場ではマチュピチュの3D映像が公開されていて。これが見ものであるが、見るだけでも秘境である。決して行くことはないだろう、と思うのだが、後で調べると、8泊で20万円程度のパックツアーもあるようなので、絶対に行けないということではなさそうだ。

インカで使われていた食器類などみると弥生式土器と似ている。縄文土器の面影はない。トウモロコシ栽培によって安定的栄養を確保していたようだ

そしてミイラが並んでいるエリアもある。気の弱い人はパスしたいが、それでは順路を進めないのだ。そして、実際にミイラの目からのジッと熱い視線を浴びてしまうのである。
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わんぱく将棋大会

2012-03-17 00:00:11 | しょうぎ
地元の将棋教室の年度のシメに当たって、地区センターで「わんぱく将棋大会」を開く。30人ほど参加して、10位までに賞状を出すことにする。3位までが将棋連盟会長名の大判免状で、4位から10位までは地元の地区センター長名である。

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一応、1時間半の間にランダムに対戦(駒落ちハンディあり)していって、その間の勝ちを5点、引き分け3点、負け2点として点数順に順位を決めていくのだが(同点なら勝数順)、この負け2点というのが曲者である。

優勝のS君は11勝1敗の57点。2位は9勝0敗の子、3位は7勝2敗2分けの子と、このあたりまでは順当だが、4位は6勝4敗、5位は7勝1敗、6位は5勝4敗1分けと微妙な成績。7位は5勝4敗、8位が6勝1敗と微妙だ。9位と10位は奇跡的に兄弟だが、9位は兄の方で3勝8敗と大きく負け越しの31点。さらに10位の弟については、なんと、・・

1勝13敗の31点。

ルールに対して非難ブーブーといったところだ。その下の5勝1敗の子より1勝13敗が上ということになった。4位の6勝4敗の子は発表を待たずして、あきらめて帰ってしまったし。

しかし、賞状に名前を書きこもうとしても、小学生の字は判別不能だ。名前なしの表彰状を先に渡して、後からじっくりと名前の漢字を聞きだして清書していくのだが、自分の苗字を漢字間違えで覚えている子もいることが判明。親は何をしとる!!といったところだ。

そして、3位までの子に渡した賞状の将棋連盟会長名のところには、最近コンピューターに敗れた元棋士の名前が書かれているのだが、それが「名人」の名前だと勘違いしている親子が結構いることに気付く。だから、やっちゃだめだったのに・・


3月3日出題作の解答。

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▲8九角 △9九玉 ▲7八角 △9八玉 ▲8七角 △9七玉 ▲9九竜 △8六玉 ▲6五角(途中図1) △7五玉 ▲9五竜(途中図2) △同角 ▲8五飛まで13手詰

「フ」の字くずれ、である。実際、あぶり出し作を大量に作る作家のことを尊敬してしまう。

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今週の問題。

20120317


王手の可能性が少ないので、比較的一本筋かな。

わかった、と思われた方はコメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
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