「加藤一二三」という男、ありけり。

2017-09-30 00:00:39 | しょうぎ
7月にNHKのEテレで放送された時に見逃し、9月の再放送を見る。引退までの約半年を取材したもので、冒頭の方で昨年12月24日の藤井聡太四段のデビュー戦の場面がある。29連勝の最初の1勝目だ。クリスマスイヴの夜にクリスチャンの加藤一二三九段に黒星をプレゼントした一局だ。

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長く将棋を観ている者としては、この番組で紹介された「変人ぶり」の内容にそう違和感は感じないのだが、「ネコ事件」とか「待った事件」を隠蔽したのはどうかな、と思わないでもない。将来、現総理大臣の回顧番組をNHKが制作する際に、「モリカケ」問題を失念するようなものだろうか。

ところで、この対局の最初の数手が映されたのだが、気になったことがある。加藤九段のお得意の指し方である「駒ちょんちょん」を藤井四段がマネをしているように見えた。

個人的に教えている将棋教室で、初心者に最初に教えるのが「駒ちょんちょん」をしないことなのだが、そのうち「待った事件」を起こさなければいいな、と感じた。

加藤九段は100歳になったら、過去の自分の棋譜を並べて回想してみたいと語っていたのだが、むしろ100歳以上の参加する百王戦とか新設したらどうだろう。名前にちなみ123歳まで頑張ってもいいかもしれない。


さて、9月16日出題作の解答。

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さして好手もなく、ダラダラと続き、とってつけたような収束。

動く将棋盤は、こちら(スマホ対応していません)。


今週の問題。

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嫌われ者の双玉問題。

ヒントは、「ミサイルにはミサイル」です。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見を記していただければ、正誤判定いたします。
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集団反日幻想の謎を解く

2017-09-29 00:00:43 | 市民A
平昌冬季五輪のHPの世界地図から日本列島が消し去られた事件だが、事実としては、よく言われるように

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1. 日本列島が消されてしまった
2. サハリンが消されてしまった
3. 朝鮮半島が実際よりも拡大されている
4.ニュージーランドも消されている

という表面的現象が起きている。基本的に幼稚園児的としか思えない。

日頃から、日本が嫌いなのだろうから、1の単純な動機はわかるが、2はサハリンも日本の一部だと思っていた人物が犯行に及んだのだろう。そして3は、まったく笑ってしまうのだが、実は3については、もっと精神医学的に根が深い問題がありそうなのだ。

ところで、この地図、韓国も日本も地図の右端の方に位置するのだが、例えば日本で一般的な世界地図を思い出していただければ、日本が地図の真ん中に位置していて、右端は米国で、左端の方が欧州だ。

ということもあり、太平洋の島嶼国家は日本問題より先に島を書く場所が存在していない。4のニュージーランドも消えているし、改訂図でも復活できなかった。自動的に失格だろうか。南洋の島からは冬季五輪に来るはずないと思い込んだのだろうか。

ということで、韓国で使われる世界地図というのも調べてみると、やはり韓国や日本が右端にあるようだ。しかも、日本と韓国が並ぶ場合、韓国の方が日本より大きいように修正しているようだ。地図の美容整形だ。

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では、なぜ、母国が端にある地図を使うのかというと、たぶん端の方はゆがむので日本と韓国大きさの差がはっきりしないからなのだろう。

ところで、日本だって面積小国で資源も少ないのだが、「土地も資源もないのだから、なんとか頑張ろうじゃないか」と思うのだが、そもそも韓国にはそういう発想がないのだろう。「私は悲しい被害者です」といっても事実助ける人間はいない。

たぶん、歴史の中に「成功体験」がなく、世界の中でどうやって生き残るかの自信がないのだろう。
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追憶(2017年 映画)

2017-09-28 00:00:36 | 映画・演劇・Video
同名(邦訳)の映画が70年代にあり、たぶん数十年後に誤って観てしまう人もいるだろうと思うが、今年公開された日本映画の方で、追憶というコトバが意味するのは、「殺人」。約20年前、少年3人が巻き込まれた殺人事件があった。成り行きでヤクザ者を刺したのは、少年たちだった。身代わりとなった女性をめぐる物語が別途一つあり、少年3人は「秘密」を胸に、その後別々な人生を送る。

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そして、三人のうち一人(A)はあろうことか刑事になる。残る二人はそれぞれ中小企業の社長になるが、一人(B)は社業傾き、もう一人(C)を探し出し、金策を頼む。

Aが偶然Cに出会った翌日、BはCから何度目かの借財をする。その後、Bは殺され、捜査線上に、Cが浮かび、さらにAが浮かんでくる。

これからは、ミステリーではよくあるパターンだが、Aは捜査からはずされ、むしろ容疑者カテゴリーに入るのだが、北陸地方の海岸の町で単騎捜査を始めることになる。

ということで、海辺を走る刑事といえば船越英一郎ということになるが、彼は別の場所を走っているので本作には登場しない。高倉健の後継者と呼ばれる岡田准一(A)が犯人を捕まえるつもりで捜査を進めるのだが、逆に同僚の刑事から追いかけられることになり、刑事同士の第三の殺人事件が発生する前に、唐突に真犯人(と思われる容疑者)が判明する。唐突感があるのは、真犯人の布石がまったくないことだが、本作がミステリーではない、という監督の主張なのだろうか。

なお、Aのダメ母役を演じるのが、りりィだが、本作が遺作となった。もともとシンガーソングライターでもあるが、亡くなる数年前になり次々に女優として出演を続けていた。もっと美しい役が最後に回ってくれば良かったのにと残念に思う。

本来、すばらしい大作なのだが、どうもそういう主旨のことが書けないうちにページが尽きてしまいそうなので、あきらめて別の角度で考えると、ずっと昔に重大な罪を犯しても結局捕まらなかったというカテゴリーの人は、きっとこの映画を観て感動し、「もう過去のことは忘れよう」と決意し、明るい気持ちで再び人生を歩き始めるのだろう。

しかし、各種映画サイトのコメント欄を読んでも、そういう衝撃的コメントはどこにも見つけることができないわけなのだ。
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先制攻撃しにくい背景

2017-09-27 00:00:29 | 市民A
米国の世論が北朝鮮への武力行使に関して妙な二分を示しているように感じる。

まず、ギャラップの調査では、武力行使については賛成が58%、反対が39%。

ワシントンポストとABCの合同調査では、先制攻撃については、賛成が23%、反対が67%となっていて、米国が先制攻撃をした場合、東アジア全体が危険になると考えている人が69%となるそうだ。つまり先制攻撃に反対する人は、「先制攻撃をすると東アジア全体が戦場になるから反対」と思っていることになる。

逆にいえば、米国または日韓が先に攻撃されたら、武力行使は必須となるということだろう。

一方、共和党支持者の多くは、すぐに実行すべし、という意見が多く、この問題では大統領は支持されていないし、民主党支持者はこういう状況に強気で押し込んだ大統領を支持しない、ということのようで、結局、誰も大統領を信じていないことになる。とはいえ、開戦してしまったら、大統領の資質がどうあれ、当面は勝つまで続けるということにしかならない。

ということで、どちらかというと挑発しているのは米国なのかもしれないし、日本でも先日、あるマスコミの方と話したところ、「今やるしかない」と思っている日本人は多いのではないかと、分析が一致した。


そして個人的には、米国が先制攻撃しにくいのは、背景に中国と北朝鮮の間の軍事同盟の存在があるのだろうと推測している。

1961年に二国間で結ばれた「中朝友好協力相互援助条約」は第二条で、「一方の国が他国から武力攻撃を受けて、それによって戦争に陥った場合は、直ちに全力で軍事上の援助を行う」と参戦の条件を定めている(原文は、ハングル、中国語)。

つまり、北朝鮮が攻撃された場合は味方をするが、北朝鮮が自分から攻撃を始めて戦争が始まった場合は援助しなくてもいいとも読めるわけだ。

次に、本条約の有効期限だが、10年ごとの自動延長で、期限満了の1年前が条約終了の通告期限になっている。具体的には3回目の10年が、現在進行中で、2020年9月9日までにどちらかが通告すると、2021年9月9日には条約は効力を失う。ただ、自動延長しないとの通告を行った時点で、その後の有効期間は実質的無効状態となることがある(例:日ソ不可侵条約)。

(参考:東京五輪の閉会式は2020年8月9日である)

この自動延長の期間10年というのが、長いのか短いのか判断は難しいのだが、極東のもう一つの大きな軍事同盟である日米安保条約は、現在は自動延長になっているのだが、僅か一年前の相手側への通知で、いつでも契約解消が可能になっている。核兵器の自国での開発期間が最速1年といわれているのと、一致している。
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急に選挙とは・・

2017-09-26 00:00:40 | 市民A
選挙となって、今回は住所のある場所の選挙区が変わることになっている。1票の格差解消のため今までの選挙区の一部が隣の選挙区に編入された。

内心、つまらなくなったと思ったのは、今までの選挙区は、いわば小物議員だった反面、誰が勝つかわからないところもあったのだが、編入された選挙区は、江田憲司氏の地盤で、最初から勝つに決まっている。

で、負けるに違いないと思われている自民党のF議員(副大臣)が、脱党して希望の党に移籍してしまった。おそらく都内で立候補するのだろう。ということで、さらに無風化してしまった。

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たまたま、散歩して隣の区に足を踏み入れたのだが、F氏の自由民主党の時の色褪せたポスターが残っていた。どうするのだろう。党名だけ張り替えるのだろうか。

ところで、その無風候補者の江田氏だが、黒塗りのワゴン車で、この地区の自治会長氏の自宅へ現れた。選挙区が変わったのであいさつに来たのだろうか。あるいは、何かを頼みに・・といってもその方のご一家は、毎日、お線香の匂いが立ち上っている宗教に所属しているのだが。
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書けない漢字

2017-09-25 00:00:46 | 市民A
来月受験するある試験が、筆記問題だけなので、いくつかの予備校の有料、無料講義に行っているのだが、ある予備校で『重要漢字演習』という問題をもらってきて、書いてみたところ、50題のうち、15題間違えた。その中のいくつかは、正しいと思って書いたら、×だった。〇の中にも正解に辿り着くために1分以上考えたものもある。たぶん任意の50題でもこうなのだから、完全なノーミスは期待すべきもない。たぶん誤字1字でマイナス1点だろうから、気が重い。

では、その15題。

1. てったい
2. しじょうしんとうせんりゃく
3. こきゃくしこう
4. がいぶろうえい
5. みりょくてき
6. しんちょくかんり
7. せいさんけいかくじゅんしゅ
8. まかなう
9. はんざつか
10.えつらんしゃ
11.ひんぱんにこうしん
12.しにせ
13.かいり
14.ぜんぞうてき
15.たいぐう


今から練習しても、忘れそうなので、直前に覚えることにしておくが、直前に覚えるべきことが、既に多すぎるのだけど。
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芝浦ブランド知っています?

2017-09-24 00:00:12 | 美術館・博物館・工芸品
芝浦ブランドというのを知ったのは、先日、品川の小さな博物館めぐりをしていた時だ。

品川駅港南口から5分のところに、東京都の食肉加工場と市場がある。ここに小さな食肉に関する博物館がある。実際、小さい。

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もし行くのなら、ビルの正面玄関からではなく、駅に近い方にある車両入り口から入ると、受付でビルの通用門までの道(といってもまっすぐ50メートル程度歩くだけ。歩道を歩くか構内を歩くかの違いだけ)を教えてもらえる。

その50メートルを歩くと、ロースカツの匂いが漂っている。近くにある場内食堂からなのか、まったく本質的に異なる場所からなのだろうか。

エレベーターで上がると、会議室を改造したような博物館があり、撮影は禁止だが、従業者に対する社会的差別に関するコーナーがある。そして、解体方法についての説明があったり、肉の美味しい調理法が説明されたり。

そして、今展開中なのが、「芝浦ブランド」だそうだ。築地がブランドと言い出したからのようだ。基本的に、鮮魚における築地の役目は、たまに調理されたものがあるが、通常は加工しないでそのまま出荷している。むしろ、芝浦の方がずっと加工度が高いわけだ。
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海老原辰夫詰将棋手筋集4

2017-09-23 00:00:12 | しょうぎ
海老原辰夫詰将棋手筋集4が届く。5手詰で100題。

短手数だと、どうしても既視感が生じたり、運が悪いと「同一作あり!」と糾弾されたりすることがある。

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本作、実は前半部で結構苦戦した。なんとなく感覚が合わずに第一感が入らない。

後半になってわかってきたのは、パターンがあること。五手詰は先手の指し手が3手となるが、初手で、敵味方の駒が利いている場所に捨て駒を打って、同〇というように取らせて質駒化する。3手目はその反対側から「王手!」と飛車か角行を打ち、王の逃げ方を間違えると質駒を取って、5手駒余り状態にして、別の場所に敵玉を追って、5手目にとどめを刺す。(念のため、初手と五手目も「王手!」です)

普通はわざわざ質駒を作ったら、その駒を取って再使用するのだが、それでは7手以上になる。取らない質駒というのが老舗の技ということなのだろう。


さて、9月9日出題作の解答。

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掲出図を取り違えたため、謎の5五歩になってしまった。盤上の2六に攻め方の歩を置けば5五歩は有効になる。本図なら不要だった。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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地下トンネルの両側から攻められる独裁者の図。といっても片側は待ち伏せだけだけど。

わかったと思われた方はコメント欄に、最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
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さんまのペペロンチーノ風

2017-09-22 00:00:00 | あじ
サンマの缶詰でパスタ料理を作ってみた。

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サンマの他の素材は、ニンニクと唐辛子。オリーブオイルを多めにニンニクを炒め、茹でたパスタとサンマの水煮と赤唐辛子と炒め、ゆで汁を段階的に投入し、湧きあがったら完成。

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ミニトマトを2個トッピングして完成。

予測通りの味になる。以上でも以下でもない。サンマ好きでなければ、どうかな。
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スモールビジネス・マーケティング(岩崎邦彦著)

2017-09-21 00:00:46 | 書評
中小企業白書を読んでいると、廃業する企業の半分ぐらいが黒字のまま、店をたたむような状況になっている。つい数年前は、破綻とか貸しはがしというような理由が多かったのだが、この差はなんだろう。というか、アベノミクスが方向違いの政策になっている可能性がある。

企業の生産性が改善し、収益力が回復した時には、経営者が高齢化して後継者を得られないとか、労働力不足で、せっかく業績が回復しても大手から順に採用をするので、小企業や小型の中小企業には人間がいなくなって、新規事業を始めるわけにもいかない。

今から教育無償化して優秀な人材を育てても、なにしろ人間の数が少ない。

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一方で、中小企業の生産額も従業員数も日本全体の50%以上あるという、まさに中小企業大国なのだが、それが原因で、日本の生産性はかなり低い。

おそらく2018年、2019年あたりは大量の中小企業が廃業するだろう。あまり対応する方法も見当たらない。

というのもおそらく、中小企業、特に小企業が期待される規模というのは、かなり少ないのかもしれない。

本著「スモールビジネス・マーケティング(岩崎邦彦著)」は、残れる中小企業の条件をマーケティングの立場で書かれた名著といわれる。

細かくは読んでもらうとして、キモとなる戦略が、「スモールビジネス・マーケティング」で、ターゲット顧客は「小さな店が好きな人」だそうだ。

大きな店が好きな人がいれば小さな店が好きな人もいる、その少数派が小企業の顧客になるということだそうだ。

そして、品揃え、口コミといった双方向的関係性を保つことが重要ということだそうだ。
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本能寺の変に新事実、まだ決定打にはならないか

2017-09-20 00:00:12 | 歴史
なぜ、明智光秀が織田信長を本能寺で殺したのかは、日本史の中でも解けない大きな謎だ。

もっとも、光秀が討たなくても秀吉が信長を暗殺したかもしれないし、誰も暗殺しなくても徳川家康が最後に勝ち残って、教科書は途中1ページ修正だけになったかもしれない。

そして、本能寺の変(1582年6月2日)の19日後、秀吉は光秀を滅ぼしてしまい、光秀の味方が誰もいなくなってしまったので何もわからないまま事件の真相は闇に包まれた。

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最近、本能寺の変の10日後に光秀が、信長に追放された足利義昭の支持者である紀州の豪族土橋重治にあてた書簡が発見された。

文書には懐中用に小さくたたまれた跡が残り、密書だったことがわかる。内容は、「信長を征伐したので、これから足利義昭が京都に戻ってくる。」ということで、だから私の味方になるようにということなのだろう。

この文書が、変の前なら動かぬ証拠だが、変の後では、やや光秀の主張に信憑性が欠けるようにも感じる。紀州の豪族にしても光秀の話の裏が取れるはずもない。


ところで、当時の状況だが、足利義昭は京都を追放された後、毛利家の保護のもとで広島県の鞆に鞆幕府というものを設置していた。



その場所には2014年に行ったことがあるのだが、海辺の小高い丘の上になっている。

また、天皇家と信長も緊張関係になっていて、信長は安土城に天皇を強引に連れて行こうとしていた。天皇家も信長が消え安土城が消滅することを願っていたのだが、財政困窮で信長の集金力に頼っている身ではいかんともしがたい状況だった。

つまり、信長の周りは、敵だらけだったわけだ。

といっても、天皇も毛利家も義昭でさえ、本能寺の事後、知らんぷりしたわけだ。天皇としては、拉致されそうだった信長がいなくなって一安心。さらに安土城が焼失。毛利家は秀吉との戦いで疲弊して、京都進軍の余力なし。家康は不意を打たれ、這う這うの体で三河に辿り着くも、旧武田領内の反乱や北条勢との戦いに追われ、結局、どさくさで大領地を手にする。望外の大成功をおさめ満足。ホンボシかもしれない義昭も毛利が動かなければ、単騎ではいかんともできない。

要するに、計画に精密さや事前準備、戦後体制のビジョンがなかったのだろう。

むしろ、生き返って平壌京に現れてほしいな。
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給食が不味いって

2017-09-19 00:00:48 | 市民A
神奈川県大磯町の中学で「給食不味い事件」が発生したようだ。

給食を始めたのが昨年から。見た感じは、どうみても給食ではなく仕出し弁当。さらに薄味ということで、成人病用の弁当のような感じだ。

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アンケートをとった結果、「とにかくまずい」ということのようだ。アンケートする前に判っているだろうに、と言いたい。


先日の横浜の市長選でも、二大テーマが「カジノ」と「中学の給食」だった。横浜では、基本が弁当で、給食を希望する場合、「ハマ弁」を注文すると学校に届けられるのだが、苦肉の名案だったはずだが、利用率は3%以下という散々な状態になっている。要するに不味いのだろう。

さらに周辺情報だが、給食業者は東京の業者でかなり手広くデリバリーしているようだ。業者Aに払っている委託料が大磯中の二つの中学760人分で、年間3300万円の委託料を払って、そのうち一部を父兄が月4900円を払っているとされている。

委託料というのは材料費込みなのかどうか不明なのだが、父兄が払っている金額は4900円×760人×10月分位?=3700万円ということで委託料より多い。何かがおかしいのだろう。

この業者Aだが、いずれの利用者も「まずい」と言われているらしい。業者にしても入札で規定の年数の契約をするのだから、後の保証もないのに大型設備投資するわけにもいかないし、固定契約したら、あとは経費を減らして儲けるしかなくなる。


そして、主題の給食の味だが、「ごはんは温かく、おかずが冷たい」ということらしい。冷たいカレーとかシチューとかメニューが不思議だ。別の場所で作っているのだろうか。

実は、工場で加工する食べ物というのは、どうしても旨くない。味が均一になってムラがないというのが食べなのだろう。

しかも、大磯というのは神奈川でも有数の金満地区。こどもの舌も肥えているはず。


実は、岡山の会社にいた時に、近くに飲食店がなかったので、今回の給食のような仕出し弁当を食べることになったのだが、結局、毎日同じものを食べているような錯覚に陥っていき、結局、1ヵ月でコンビニ弁当になった。

といっても、仕出し弁当を美味しそうに食べる人もいるので、全く不思議なのだ。

ところが、最近、コンビニの種類がどんどん少なくなって、結局、3種類になってしまうのかもしれないが、5種類くらい選択肢がないと、ほんとうにお昼が楽しくなくなってしまう。


で、どうすればいいかだが、ふりかけのような「トッピング持込自由」とかアイデアで出ているようだ。

大磯の土地柄、山盛りシラスをご飯にかけて、オカズは全部食べないということになりそうだ。残ったオカズを捨てずに地元名物の高座豚を学校で飼育したらどうなのだろう(豚さんが食べてくれたなのだが)。


PS:さらに給食に異物混入が続いているとも報道されている。そう考えると、まったく異なる(例えば、業者側が解約を期待しているとか)方向の話かもしれない。
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二ホンドウ漢方ミュージアム

2017-09-18 00:00:55 | 美術館・博物館・工芸品
品川付近の小さなミュージアム探訪の一環で、高輪口より徒歩3分のところにある二ホンドウ漢方ミュージアムへ行ってみた。

実は、ミュージアムというので、一つの博物館と思っていたが、漢方ミュージアムの中が4つに分かれていて、漢方ギャラリー、漢方スクール、漢方ブティック、薬膳レストランの4つのセクションに分かれている。

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とりあえず、スクールにもブティックにも縁がないし、直前にインド料理を食べて来たのでレストランにも用がないのでギャラリーだけ歩いてみる。漢方薬に使われる数十種類の生薬が展示されていて、効能が解説されていたり、ストレス指数、体脂肪、骨チェックの無料測定コーナーがある。

五十肩に効能があると明示されているものは見当たらなかった。

朝の目覚めが悪いというのもなかった。

失言が多いというのも薬がないようだ。

薬膳レストランは賑わっているようだった。
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千秋文庫へ

2017-09-17 00:00:25 | 美術館・博物館・工芸品
都心の博物館で未参の一つが九段にある千秋文庫。秋田の大名である佐竹藩のお宝を家老が預かり、美術館を創って、そこに収めたということになっている。

一方、最近(7月下旬)秋田県を襲った大洪水の際、県知事は宮城県のゴルフ場に行き、救援を待つ県民のことをしばし忘却し、プレー後、宴会に興じ、翌朝遅く帰路につき、対策会議の終了後、県庁に帰着した。佐竹知事は、大名であった佐竹氏の傍流だった。

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その佐竹家の歴史を調べてみると、源氏本流に近い血筋でありながら、1000年にわたって苦闘を続けていた。関東一円で大きくなったり小さくなったりして、やっと常陸の国(茨城)を中心とした大藩になったと思ったら、関ヶ原の戦いに際して挙動不審の点あり、と家康に動かぬ証拠の佐竹=上杉密約文書を突き付けられ、「おそれいりました」ということになり、秋田の小藩に追い出される。もっとも、茨城に入ってきたのは水戸徳川家であるのだから、家康にいっぱい食わされた感が漂う。

仮に密約が本物であれば、上杉家から流出したのだろう。上杉も米沢に追い出される。密約はもう一通あるはずで、佐竹家が秘蔵していたのではないだろうか。

何を密約したかというと、西軍に属していた上杉を攻撃するように家康は佐竹に命じ、自分は関ヶ原に向かったのだ。だから、東西で戦闘が行われるはずだったのに、佐竹と上杉は手を握っていて、本格的な戦争は行わないで戦力温存に努めていた。八百長戦争。要するに関ヶ原で東軍が負けると思っていて、その報を確認してから、佐竹・上杉連合に組みなおして江戸になだれ込もうと思っていたのだろう。残念、作戦失敗。

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ところが、千秋文庫で待っていたのは古文書の展示ではなく、雪舟展。

実は、腑に落ちないのは、雪舟の画にしては、筆が詰まっているような感じがするのだ。水墨画は筆の運びが命だが、どうも勢いがない。しばらくしてキャプションを読んでいてわかったのだが、雪舟本人が書いたのではなく、藩のお抱え絵師が、他藩より借り受けた雪舟画を模写したものらしい。

なぜ、そういうコレクションがあるかというと、まず狩野派のことになる。狩野派は全国からの絵師に江戸で門戸を開いていたのだが、狩野派ブランドを守るために絵師に独創性を禁じ、もっぱら模写を教えていたそうだ。流派保存の一般定跡だ。そして、研修が終わり全国に戻った絵師は、狩野派○○と名乗り、全国で模写を続けていた。

ということで、何となく割り切れない気持ちで建物から出る。建物の外観は8階建てだが、展示エリアは2階まで。3階から8階まではどうなっているのだろう。

なお、この美術館の非常口だが、ドアに巨大な鍵がついている。金庫のようにダイヤル式になっていて、例えば右に三回転して7に合わせて、左に二回転で2に合わせて・・・というような仕組みだ。ビル火事になって逃げなければならない時に、この方法ではほぼ助からないだろう。助からなくても、どうせだめならとダイヤルを回すかもしれない。実際には番号設定してなくてダイヤルは使ってなく、引くだけで開くはずの扉が開かなくなってしまうのかもしれない。
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進学校で友達を探す棋士

2017-09-16 00:00:09 | しょうぎ
先日、藤井聡太四段の進学問題に関して、森内九段も中高一貫の進学校を卒業したのだが、周りが受験で疎外感があったのではないだろうか、というようなことを書いたのだが、たまたまA新聞に森内九段が登場して、出身校のサレジオ学院のことを書かれていた。

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その中で、高校生活は楽しかったことと、大学への推薦入学の決まった同級生と遊んでいたと書かれていた。なるほど、そういうことだったのか、と膝を叩くことになった。また修学旅行の日が、ある棋戦の決勝三番勝負の三局目にあたっていて、なんとか旅行に行くために2連勝したとなっていて、後で精査すると、新人王戦のようだ。相手は飯田さん。記事を読んだら悔しさが蘇ってしまうかもしれないが、神奈川県民しか、この記事は読めないはずだ。


さて、9月2日出題作の解答。

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終局は金の横滑り。

動く将棋盤はこちら


今週の問題。

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何しろ根気が必要。あちこちに駒の配置が分散しているが、動かない駒は2二歩のみ。
終盤に、非限定とか手延ばし手順があるが大目に・・

判ったと思われた方はコメント欄に、最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。
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